JP2003131030A - タッチパネル用上側偏光板、タッチパネルおよびタッチパネル付表示装置 - Google Patents

タッチパネル用上側偏光板、タッチパネルおよびタッチパネル付表示装置

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JP2003131030A
JP2003131030A JP2001324762A JP2001324762A JP2003131030A JP 2003131030 A JP2003131030 A JP 2003131030A JP 2001324762 A JP2001324762 A JP 2001324762A JP 2001324762 A JP2001324762 A JP 2001324762A JP 2003131030 A JP2003131030 A JP 2003131030A
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Hiroyuki Takao
寛行 鷹尾
Hiroshi Shibata
浩 芝田
Takamori Shoda
位守 正田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型化、軽量化したインナー型タッチパネル
に用いられる、容量変化検出用透明電極層を有する上側
偏光板であって、当該上側偏光板を用いたタッチパネル
の透明電極層間の接触性がよく、かつ加湿耐久性の良好
なものを提供すること。 【解決手段】 偏光子の片面に第1保護層を有し、かつ
もう一方の片面には第2保護層を介して容量変化検出用
透明電極層を有するタッチパネル用上側偏光板であっ
て、第1保護層が、無配向物で、正面位相差(Δnd)が
50nm以下の非セルロース系透明材料により形成され
ていることを特徴とするタッチパネル用上側偏光板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタッチパネル用上側
偏光板、さらには当該タッチパネル用上側偏光板を用い
たタッチパネルおよびタッチパネル付表示装置に関す
る。本発明のタッチパネル付表示装置は、液晶表示装
置、プラズマ表示装置、EL表示装置、CRT表示装置
等の各種表示装置に適用でき、特にタッチパネル付液晶
表示装置として有用である。タッチパネルはこれら表示
装置の表示面上に配置されて、タッチパネルを一体化し
た表示装置として用いられる。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置等の表示装置としては、操
作性の向上を図るべく、表示装置自体の表面に情報入力
部としてのタッチパネルを一体に設けたタッチパネル付
表示装置が知られている。
【0003】従来、このようなタッチパネル付表示装置
としては、図2に示すものが知られている。図2は、独
立した液晶表示装置本体8の表面に、独立したタッチパ
ネル部7が搭載された構成のタッチパネル付液晶表示装
置である。液晶表示装置本体8は、バックライト6と、
液晶4を挟んだ下ガラス2および上ガラス3と、下側偏
光板5と、上側偏光板1とを有し、下ガラス2及び上ガ
ラス3には、夫々ガラス板20または30に、液晶駆動
用透明電極層21または31が形成されている。タッチ
パネル部7は、ガラス板73と、この上面の容量変化検
出用透明電極層72と、当該透明電極層72上のスペー
サ70と、スペーサ70上に配置されて指先で押される
容量変化検出用透明電極層71が積層された操作表示面
76を構成するフィルム(稼動基板)75とからなる。
【0004】このようなタッチパネル付液晶表示装置に
おいても薄型化および軽量化が要望されており、図1に
示すように、タッチパネル部7と液晶表示装置本体とが
部分的に共有した構造のインナー型タッチパネル付液晶
表示装置が提案されている(特開平5−19233号公
報)。かかるインナー型タッチパネル付液晶表示装置に
よれば、図2における上ガラス2を形成するガラス板2
0がガラス板73を共有することができ、かつ上側偏光
板1をそのまま操作表示面76となる稼動基板として使
用しているためフィルム75を省略でき薄型化および軽
量化が可能である。
【0005】しかし、従来より使用されている偏光板の
厚み(200μm程度)は、従来のタッチパネルにおけ
る稼動基板の厚み(125〜170μm)に比べて厚い
ため、インナー型タッチパネルの上側偏光板に、従来と
同様の厚さの偏光板を使用すると、従来のタッチパネル
に比べて透明電極層71と72を接触させるのに必要な
押圧が高くなり、また押した部分に対する接触部の精度
が悪くなるという問題がある。
【0006】また一般的に、偏光板としては偏光子にト
リアセチルセルロースを保護層として設けたものが用い
られているが、かかるトリアセチルセルロースを保護層
とする偏光板をタッチパネルの最表面(操作表示面)に
配置すると、加湿耐久性が弱くなる。このような加湿耐
久性に劣るタッチパネルは、屋外においても使用される
PDA等に用いるには特に不向きであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、薄型化、軽
量化したインナー型タッチパネルに用いられる、容量変
化検出用透明電極層を有する上側偏光板であって、当該
上側偏光板を用いたタッチパネルの透明電極層間の接触
性がよく、かつ加湿耐久性の良好なものを提供すること
を目的とする。さらには当該タッチパネル用上側偏光板
を用いたタッチパネルおよびタッチパネル付表示装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示すタッチパ
ネル用上側偏光板等により上記目的を達成できることを
見出し本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち本発明は、偏光子の片面に第1保
護層を有し、かつもう一方の片面には第2保護層を介し
て容量変化検出用透明電極層を有するタッチパネル用上
側偏光板であって、第1保護層が、無配向物で、正面位
相差(Δnd)が50nm以下の非セルロース系透明材料
により形成されていることを特徴とするタッチパネル用
上側偏光板、に関する。
【0010】また、上記本発明のタッチパネル用上側偏
光板は、タッチパネルにおいて最表面となる第1保護層
に、無配向物で、正面位相差(Δnd)が50nm以下の
非セルロース系透明材料を用いることにより、加湿耐久
性を向上している。これにより保護層としての機能を奏
するとともに、屋外で使用した場合にも耐湿性がよく、
経時的な偏光度の低下を抑えることができる。
【0011】前記タッチパネル用上側偏光板において、
タッチパネル用上側偏光板の厚みが170μm以下であ
ることが好ましい。
【0012】上記本発明のタッチパネル用上側偏光板
は、厚みが170μm以下に調整されており、従来のタ
ッチパネルの稼動基板と同様の性質を有し、透明電極層
間の接触性が良好である。タッチパネル用上側偏光板
は、厚みは100〜170μmであるのが好適である。
また、上側偏光板の厚みが170μm以下と薄くなるこ
とにより、一層の薄型化、軽量化が可能である。
【0013】前記タッチパネル用上側偏光板において、
容量変化検出用透明電極層の表面抵抗率が、1000Ω
/□以下であることが好ましい。
【0014】容量変化検出用透明電極層の表面抵抗率
は、特に制限されないが、1000Ω/□以下、さらに
は100〜600Ω/□であることが好適である。表面
抵抗率が1000/□より大きい場合には、入力時に導
電層の接触による検出電圧安定性が悪くなる。なお、1
00Ω/□より小さくなると、消費電力が高くなり、電
池の寿命が短くなる。
【0015】前記タッチパネル用上側偏光板において、
第1保護層を形成する非セルロース系透明材料が、ポリ
エステル、ノルボルネン系樹脂、ポリカーボネートおよ
びポリメチルメタクリレートから選ばれるいずれか少な
くとも1種であることが、好ましい。
【0016】タッチパネルにおいて最表面となる第1保
護層を形成する透明材料は、無配向物で、正面位相差
(Δnd)が50nm以下の非セルロース系透明材料を特
に制限なく使用できるが、なかでも、上記例示のものが
好適である。特に、ノルボルネン系樹脂は、加湿耐久性
がよく好ましい。
【0017】また本発明は上記タッチパネル用上側偏光
板の容量変化検出用透明電極層と、ガラス板に積層され
た容量変化検出用透明電極層が、スペーサを介して配置
されていることを特徴とするタッチパネル、に関する。
【0018】さらには、上記タッチパネルのガラス板の
下に、表示装置が配置されていることを特徴とするタッ
チパネル付表示装置に関する。また上記タッチパネルの
ガラス板の下に、液晶駆動用透明電極層、液晶、液晶駆
動用透明電極層、ガラス板、偏光板、バックライトがこ
の順で積層されていることを特徴とするタッチパネル付
液晶表示装置、に関する。
【0019】上記インナー型タッチパネルまたはこれを
液晶表示装置等に用いたタッチパネル付表示装置は、ガ
ラス板や最表面の稼動基板(フィルム)を省略すること
ができ、その分、厚さが薄くなり、また重量が軽くなっ
て薄型化、軽量化される。
【0020】前記タッチパネルにおいて、ガラス板の代
わりに、プラスチックシートが用いることができる。ま
た前記タッチパネル付表示装置において、ガラス板の代
わりに、プラスチックシートが用いることができる。
【0021】ガラス板の代わりに、プラスチックシート
を用いることにより、より軽量化が可能である。たとえ
ば、ガラス板(厚さ0.4mm)の代わりにプラスチッ
クシート(厚さ0.4mm)を用いた場合には、ガラス
板、プラスチックシートの素材にもよるが、一般的に、
15インチ×15インチの大きさで、約40gの軽量化
が可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1を参照しながら
説明する。図1は、本発明のタッチパネル用上側偏光板
1により形成したタッチパネル部7を有するタッチパネ
ル付液晶表示装置である。
【0023】タッチパネル用上側偏光板1は、図1にお
いて示されるように、偏光子10の片面に第1保護層1
1を有し、かつもう一方の片面には容量変化検出用透明
電極層71を有する。なお、図1では、偏光子10の第
1保護層11の反対面に第2保護層12を介して透明電
極層71が設けられている。上側偏光板1の第1保護層
11は、タッチパネル部7の操作表示面76となる。
【0024】偏光子10としては、たとえば、ポリビニ
ルアルコール系フィルム、部分ホルマール化ポリビニル
アルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体
系部分ケン化フィルム等の親水性高分子フィルムに、ヨ
ウ素や二色性染料等の二色性物質を吸着させて一軸延伸
したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩
化ビニルの脱塩酸処理物等ポリエン系配向フィルム等が
あげられる。これらのなかでもポリビニルアルコール系
フィルムとヨウ素などの二色性物質からなる偏光子が好
適である。これら偏光子の厚さは特に制限されないが、
一般的に、5〜80μm程度、好ましくは10〜60μ
mである。
【0025】第1保護層11は、無配向物で、正面位相
差(Δnd)が50nm以下の非セルロース系透明材料に
より形成されている。このような透明材料としては、た
とえば、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレンナフタレート等のポリエステル、ポリメチルメタ
クリレート、ポリスチレンやアクリロニトリル・スチレ
ン共重合体(AS樹脂)等のスチレン系ポリマー、ポリ
カーボネートなどがあげられる。また、ポリエチレン、
ポリプロピレン、シクロ系ないしはノルボルネン構造を
有するポリオレフィン、エチレン・プロピレン共重合体
の如きポリオレフィン、塩化ビニル系ポリマー、ナイロ
ンや芳香族ポリアミド等のアミド系ポリマー、イミド系
ポリマー、スルホン系ポリマー、ポリエーテルスルホン
系ポリマー、ポリエーテルエーテルケトン系ポリマー、
ポリフェニレンスルフィド系ポリマー、ビニルアルコー
ル系ポリマー、塩化ビニリデン系ポリマー、ビニルブチ
ラール系ポリマー、アリレート系ポリマー、ポリオキシ
メチレン系ポリマー、エポキシ系ポリマー、または前記
ポリマーのブレンド物などもあげられる。前述の通りこ
れらのなかでも、ポリエステル、ノルボルネン系樹脂、
ポリカーボネートおよびポリメチルメタクリレートが好
適であり、特にノルボルネン系樹脂が好ましい。第1保
護層11の厚さは特に制限されないが、一般的には20
〜130μm程度、好ましくは30〜80μmである。
【0026】第2保護層12の形成材料としては、第1
保護層11に例示した透明材料を例示できる。その他
に、第2保護層の形成材料には、ジアセチルセルロース
やトリアセチルセルロース等のセルロース系ポリマーを
使用することもできる。第2保護層12の厚さは特に制
限されないが、一般的には20〜130μm程度、好ま
しくは30〜80μmである。第2保護層12の形成材
料は、第1保護層11と同じでもよく、異なっていても
よいが、同質材料とするのが好ましい。
【0027】透明電極層71は、ITO(インジウム・
錫の酸化物)、錫・アンチモンの酸化物等の金属酸化物
の薄膜や、金、銀、パラジウム、アルミニウム等の金属
の極薄膜により形成される。これらは真空蒸着法、イオ
ンビーム蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法等により形成される。透明電極層71の厚さは特
に制限されないが、一般的には5〜100μm程度、好
ましくは10〜40μmである。
【0028】本発明のタッチパネル用上側偏光板1は、
前記偏光子10、第1保護層11、第2保護層12、透
明電極層71を積層することにより形成される。これら
の積層は適宜に粘着剤層等を介して行われ、これらを積
層したものの合計の厚さ(t)が170μm以下となる
ように調整される。なお、タッチパネル用上側偏光板は
厚さが170μm以下であれば、位相差板等の他の光学
フィルムを積層することもできる。
【0029】上記タッチパネル用上側偏光板1は、その
透明電極層71が、表示装置において上ガラス2を構成
するガラス板20に積層された容量変化検出用透明電極
層72と、スペーサ70を介して配置されてタッチパネ
ル部7を形成する。透明電極層71と透明電極層72と
は対面するように、スペーサ70によって表示装置に応
じた所定の間隔で配置される。液晶表示装置では、上ガ
ラス2は、ガラス板20の上面に透明電極層72を有
し、ガラス板20の下面には液晶駆動用電極層21を有
する。
【0030】タッチパネル付液晶表示装置は、タッチパ
ネル部7を形成する上ガラス2の下部に設けた液晶駆動
用透明電極層21の下に、液晶4、下ガラス3となる液
晶駆動用透明電極層31およびガラス板30、下側偏光
板5、バックライト6がこの順で積層されている。透明
電極21には、ICチップ82が搭載されたセグメント
タブ81が接続されており、上ガラス2の下面に接着し
てある。上ガラス2の透明電極層72には容量検出部7
4が接続されている。
【0031】上記タッチパネル付表示装置では、ガラス
板の代わりに、プラスチックシートを用いることができ
る。プラスチックシートとしては、第1保護層または第
2保護層の形成に用いたものと同様の材料が用いられ
る。
【0032】
【実施例】以下に、本発明の具体例を実施例をあげて説
明する。
【0033】実施例1 第1保護層(ノルボルネン系樹脂、正面位相差
(Δnd):0nm)65μm、偏光子(ポリビニルアル
コール系)25μm、第2保護層(ノルボルネン系樹
脂、正面位相差(Δnd):0nm)65μm、容量変化
検出用透明電極層(ITO, 表面抵抗率400Ω/□)
20nmを積層した厚み(t)168μm(粘着剤層を
含む)タッチパネル用上側偏光板を作製した。このタッ
チパネル用上側偏光板の透明電極層とガラス板に積層さ
れた容量変化検出用透明電極層(ITO,表面抵抗率4
00Ω/□)20nmとをスペーサにより間隔(5m
m)で配置し、図1に示すタッチパネル部(インナー型
タッチパネル)を作製した。なお、正面位相差(Δnd
は王子計測機器社製KOBRA21−ADHにより測定
した値である。表面抵抗率は三菱化学社製ロレスターG
P MCP−T600により測定した値である。
【0034】比較例1 第1保護層(トリアセチルセルロース、正面位相差(Δ
nd):5nm)80μm、偏光子(ポリビニルアルコー
ル系)25μm、第2保護層(トリアセチルセルロー
ス、正面位相差(Δnd):5nm)80μm、容量変化
検出用透明電極層(ITO,表面抵抗率400Ω/□)
20nmを積層した厚み(t)196μm(粘着剤層を
含む)のタッチパネル用上側偏光板を作製した。このタ
ッチパネル用上側偏光板の透明電極層とガラス板に積層
された容量変化検出用透明電極層(ITO,表面抵抗率
400Ω/□)20nmとをスペーサにより間隔(5m
m)で配置し、図1に示すタッチパネル部(インナー型
タッチパネル)を作製した。
【0035】実施例および比較例で得られたインナー型
タッチパネルについて以下の評価を行った。結果を表1
に示す。
【0036】(透明電極層接触性)タッチパネル用のプ
ラスチックペンに50gの荷重をかけて、インナー型タ
ッチパネルの最表面(第1保護層表面)に押し当て、ド
ットスペーサで区切られた透明電極層間の接触性を以下
の基準で評価した。 ○:接触する。 ×:接触しない。
【0037】(加湿耐久性)インナー型タッチパネルの
最表面(第1保護層表面)部分を80℃、90%相対湿
度の条件で1000時間保持したのちに偏光度を測定
し、加湿耐久性を以下の基準で評価した。なお、評価前
の偏光度は実施例、比較例ともに○であり、偏光度の測
定は村上カラーリサーチ社製SPECTROPHOTO
METER DOT−3Cにより行った。 ○:偏光度が90%を超えるもの。 △:偏光度が70〜90%のもの。 ×:偏光度が70%未満のもの。
【0038】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタッチパネル付液晶表示装置の一態様
を示す概念図である。
【図2】従来のタッチパネル付液晶表示装置の一態様を
示す概念図である。
【符号の説明】
1 上側偏光板 10 偏光子 11 第1保護層 12 第2保護層 2 上ガラス 3 下ガラス 4 液晶 5 下側偏光板 6 バックライト 7 タッチパネル部 70 スペーサ 71 容量変化検出用透明電極層 72 容量変化検出用透明電極層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正田 位守 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 2H049 BA02 BA25 BA27 BB18 BB23 BB25 BB26 BB27 BB33 BB34 BB43 BC14 BC22 2H089 HA18 QA07 QA16 SA04 TA01 TA15 2H091 FA08X FA08Z FB02 GA01 KA02 LA06 5B087 CC02 CC12 CC14 CC15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏光子の片面に第1保護層を有し、かつ
    もう一方の片面には第2保護層を介して容量変化検出用
    透明電極層を有するタッチパネル用上側偏光板であっ
    て、第1保護層が、無配向物で、正面位相差(Δnd)が
    50nm以下の非セルロース系透明材料により形成され
    ていることを特徴とするタッチパネル用上側偏光板。
  2. 【請求項2】 前記タッチパネル用上側偏光板の厚みが
    170μm以下であることを特徴とする請求項1記載の
    タッチパネル用上側偏光板。
  3. 【請求項3】 容量変化検出用透明電極層の表面抵抗率
    が、1000Ω/□以下であることを特徴とする請求項
    1または2記載のタッチパネル用上側偏光板。
  4. 【請求項4】 第1保護層を形成する非セルロース系透
    明材料が、ポリエステル、ノルボルネン系樹脂、ポリカ
    ーボネートおよびポリメチルメタクリレートから選ばれ
    るいずれか少なくとも1種であることを特徴とする請求
    項1〜3記載のタッチパネル用上側偏光板。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のタッチ
    パネル用上側偏光板の容量変化検出用透明電極層と、ガ
    ラス板に積層された容量変化検出用透明電極層が、スペ
    ーサを介して配置されていることを特徴とするタッチパ
    ネル。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のタッチパネルのガラス板
    の下に、表示装置が配置されていることを特徴とするタ
    ッチパネル付表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のタッチパネルのガラス板
    の下に、液晶駆動用透明電極層、液晶、液晶駆動用透明
    電極層、ガラス板、偏光板、バックライトがこの順で積
    層されていることを特徴とするタッチパネル付液晶表示
    装置。
  8. 【請求項8】 ガラス板の代わりに、プラスチックシー
    トが用いられていることを特徴とする請求項5記載のタ
    ッチパネル。
  9. 【請求項9】 ガラス板の代わりに、プラスチックシー
    トが用いられていることを特徴とする請求項6または7
    記載のタッチパネル付表示装置。
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