JP2003130904A - パラメータの補正条件の表示方法、および、パラメータの補正条件を表示するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

パラメータの補正条件の表示方法、および、パラメータの補正条件を表示するためのプログラムを記録した記録媒体

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JP2003130904A
JP2003130904A JP2001322787A JP2001322787A JP2003130904A JP 2003130904 A JP2003130904 A JP 2003130904A JP 2001322787 A JP2001322787 A JP 2001322787A JP 2001322787 A JP2001322787 A JP 2001322787A JP 2003130904 A JP2003130904 A JP 2003130904A
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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    • G01R27/28Measuring attenuation, gain, phase shift or derived characteristics of electric four pole networks, i.e. two-port networks; Measuring transient response
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Abstract

(57)【要約】 【課題】測定者が、パラメータの補正条件を容易に確認
できるようにする。 【解決手段】測定器が測定可能なパラメータについて、
その補正条件を、当該パラメータの測定に用いるポート
と関連づけて、測定器の画面上に一括表示する。行およ
び列は、受信ポートと送信ポートである。また、記号F
および記号Rは、当該行列により指定されるポートによ
って測定されるパラメータに施された校正方法の種類を
示している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定器における測定条
件の表示方法に係り、特に誤差補正に関する情報、すな
わち、補正条件の表示に関する。本発明の表示方法は、
複数のポートを備える測定器に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】測定器は、機器全体が理想状態である事
は稀であり、一般的には、測定値と真値との間にズレが
生じる。このズレ、すなわち、測定誤差の要因の中に
は、ある時間範囲、または、ある温度範囲にわたり再現
性と予測可能性を持つものがある。このような要因に基
づく測定誤差は、除去する事が可能であるので、測定器
では校正という作業が行われる。測定器の1つであるネ
ットワークアナライザは、それらの測定誤差を除去する
ために、既知の電気的標準である、スルー、オープン、
ショート、および、高精度負荷インピーダンスなどの測
定に基づいて校正を行う。これにより、ネットワークア
ナライザは、測定値を補正して真値に近い測定結果を示
す事ができる。
【0003】ネットワークアナライザでは、レスポンス
校正法、フルNポート校正法などの校正方法がある。こ
こで、Nは自然数である。各校正方法は、測定確度およ
び測定時間などにおいて、それぞれ特徴を有しており、
ユーザは、それらの特徴を考慮し任意の校正方法を採用
する。ユーザは、測定中のSパラメータがどのように誤
差補正されているか、すなわち、どのような校正方法に
よってSパラメータの測定誤差量が予め測定され、測定
値が補正されているかを知る事ができれば、測定対象の
Sパラメータが妥当な値であるか否かを判断できるので
都合がよい。そこで、従来のネットワークアナライザ
は、測定結果を表示する画面上に、測定対象のSパラメ
ータに施された校正方法の種類を表示する機能を有して
いる。
【0004】ここで、従来のネットワークアナライザの
正面図を図1に示す。図1において、ネットワークアナ
ライザ100は、被測定物α(図示せず)を接続し反射
係数や伝送係数を測定するためのポートA,B,Cと、
測定条件や測定結果などを表示する画面110と、を備
える3ポート・ネットワークアナライザである。画面1
10には、Sパラメータの測定結果であるトレース12
0と、その校正方法を示す記号130とが表示されてい
る。記号130は、測定したSパラメータが、レスポン
ス校正法またはフル1ポート校正法により補正されてい
る時は“C1”,フル2ポート校正法により補正されて
いる時は“C2”,フル3ポート校正法により補正され
ている時は“C3”、である。従って、図1のように、
記号130が“C2”と表示されていれば、ユーザは、
測定中のSパラメータがフル2ポート校正法により補正
されていると知る事ができる。従って、ユーザは被測定
物を2つのポートに接続して測定を行わなければ正しい
誤差補正が行われない。
【0005】しかしながら、表示される校正方法は、簡
単な記号表示のみであるので、測定の際に使用するポー
トを特定する際に不都合がある。不特定数のユーザが、
ネットワークアナライザを共用する時、それは顕著であ
る。例えば、本例のネットワークアナライザ100を用
いて、ポートBにおける反射係数S22を測定する時、
フル2ポート校正法の対象となる測定ポートの組み合わ
せが、ポートBとポートAとの組なのか、ポートBとポ
ートCとの組なのか、記号130のみからは知り得る事
ができないのである。従って、校正時に、どのポートを
使用して、どのような校正方法を実施したかを把握して
いなければ、ユーザは、他のSパラメータの校正方法を
確認して、測定に使用すべきポートの組を特定しなけれ
ばならない。なお、従来のネットワークアナライザで
は、Sパラメータの校正方法を確認する為に、Sパラメ
ータをトレース表示させなければならず、手間がかか
る。また、この特定作業は、ネットワークアナライザの
ポート数が多いほど煩雑となる。さらに、複数の校正方
法が混在して実施されている場合、その作業は困難を極
める。
【0006】そこで、ネットワークアナライザにおい
て、Sパラメータの誤差補正に関する情報、すなわち、
補正条件を容易に知る方法の提供が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術の問題点を解消することを課題とするものであっ
て、その目的とするところは、測定器で測定可能なパラ
メータの校正状態を一括して表示手段に表示する事によ
り、ユーザがパラメータの補正条件を容易に知る事がで
きるようにする事である。また、他の目的は、パラメー
タに正しい誤差補正を施すために用いるポートを表示す
る事により、被測定物の誤接続を防止する事である。さ
らに、他の目的は、パラメータの補正の有効状態を表示
する事により、ユーザの測定操作ミスを防止する事であ
る。またさらに、他の目的は、パラメータのトレース表
示の如何に関わらず、補正条件を表示する事により、ユ
ーザが補正条件を知るために費やす労力を軽減する事で
ある。
【0008】
【課題を解決しようとする手段】要するに、本第一発明
は、パラメータを測定する為に被測定物が接続されるポ
ートと表示手段とを備えた測定器において、前記パラメ
ータの補正条件を表示する方法であって、前記補正条件
が記憶された記憶手段から、前記補正条件を読み出し、
読み出した前記補正条件を参照し、前記測定器で測定可
能な全ての前記パラメータにおいて、校正された前記パ
ラメータは当該パラメータの誤差補正に有効な校正が実
施された事と実施された校正方法とが、他の前記パラメ
ータは当該パラメータの誤差補正に有効な校正が未実施
である事が、それぞれ明らかになるように、それら全て
の前記パラメータの校正状態を、当該パラメータの測定
に使用するポートと関連づけて、表示手段に一括表示す
るようにしたものである。また、本第二発明は、パラメ
ータを測定する為に被測定物が接続されるポートと表示
手段とを備えた測定器において、前記パラメータの補正
条件を表示する方法であって、前記補正条件が記憶され
た記憶手段から、前記補正条件を読み出し、読み出した
前記補正条件を参照し、測定対象の前記パラメータと当
該パラメータの校正方法が校正対象とする全ての前記パ
ラメータとにおいて、校正された前記パラメータは当該
パラメータの誤差補正に有効な校正が実施された事と実
施された校正方法とが、他の前記パラメータはその誤差
補正に有効な校正が未実施である事が、それぞれ明らか
になるように、それら全ての前記パラメータの校正状態
を、当該パラメータの測定に使用するポートと関連づけ
て、表示手段に一括表示するようにしたものである。さ
らに、本第三の発明は、第一または第二発明において、
前記表示手段に一括表示する時、前記表示手段に行列形
式で一括表示するようにしたものである。またさらに、
本第四発明は、第一、第二または第三発明において、前
記パラメータが測定対象である事を、当該パラメータの
測定に用いるポートと関連づけて表示手段に表示するよ
うにしたものである。また、本第五発明は、第一、第
二、第三または第四発明において、測定対象の前記パラ
メータにおいて、誤差補正が有効である場合には正しい
誤差補正を施すために用いるポートを、誤差補正が無効
である場合には当該パラメータの測定に用いるポート
を、それぞれ表示手段に表示するようにしたものであ
る。さらに、本第六発明は、第一、第二、第三、第四ま
たは第五発明において、測定対象の前記パラメータにお
いて、誤差補正が有効である場合に、当該パラメータの
校正方法が校正対象とする全ての前記パラメータを列挙
し、列挙した前記パラメータについて、その補正が有効
である事を、当該パラメータの測定に用いるポートと関
連づけて表示手段に表示するようにしたものである。ま
たさらに、本第七発明は、パラメータを測定する為に被
測定物が接続されるポートと表示手段とを備えた測定器
において、前記パラメータの補正条件を表示する方法で
あって、前記補正条件が記憶された記憶手段から、測定
対象の前記パラメータの補正条件を読み出し、読み出し
た前記補正条件を参照し、測定対象の前記パラメータの
校正方法と該校正方法の実施に使用された前記ポートと
を関連づけて、表示手段に表示するようにしたものであ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を添付の図面に示す実施例に基
づいて説明する。本発明方法により誤差補正に関する情
報、すなわち、補正条件が表示されるネットワークアナ
ライザの正面図を図2に示す。図2において、ネットワ
ークアナライザ200は、被測定物を接続するためのポ
ート1,ポート2,ポート3およびポート4と、測定条
件や測定結果などの表示する画面210とを備え、各ポ
ートにおける反射係数および各ポート間の伝送係数を測
定する事ができる4ポート・ネットワークアナライザで
ある。画面210には、Sパラメータの測定結果である
トレース220と、その校正方法を示す記号230とが
表示されている。なお、各ポートにおける反射係数およ
び各ポート間の伝送係数を、総じてSパラメータと称す
る。Sパラメータは、文字Sに2つの数字を付し、それ
らの数字によりSパラメータ測定の為に使用される送信
ポートと受信ポートを表す。例えば、S11は、ポート
1から測定用信号を送信し、ポート1で測定用信号を受
信して得られる反射係数である事を意味する。また、S
21は、ポート1から測定用信号を送信し、ポート2で
測定用信号を受信して得られる伝送係数である事を意味
する。
【0010】第一の実施例として、本発明方法により補
正条件が表示された画面210を図3に示す。本表示例
の特徴は、Sパラメータに施される誤差補正が、どのよ
うな校正方法に基づくものであるかを記号230で表
し、ネットワークアナライザが測定可能な全てのSパラ
メータについて、関連する記号を一括して画面210上
に表示する事にある。さらに、太字などの強調表示を併
用する事により、補正の有効状態の表示、および、所望
のSパラメータを測定する際に当該Sパラメータの誤差
補正が正しく行われるように、ユーザが使用すべきポー
トの指示がなされる事も特徴である。すなわち、4ポー
ト・ネットワークアナライザが測定しうる16個のSパ
ラメータについて、実施された校正方法を、4×4の行
列で表示する。列は、各Sパラメータに関連する送信ポ
ートの番号を表している。行は、各Sパラメータに関連
する受信ポートの番号を表している。例えば、1行1列
目に表示された記号“F”は、S11がフルポート校正
法により校正された事を意味している。3行2列目に表
示された記号“R”は、S32がレスポンス校正法によ
り校正された事を意味している。1行4列目に表示され
た記号“−”は、S14の誤差補正に有効な校正が実施
されていない事を意味する。ここで、S22は、フルポ
ート校正法により校正されているが、S11、S12お
よびS21もフルポート校正法により校正されているの
で、ポート1とポート2との組におけるフル2ポート校
正法により、校正されている事が分かる。また、3行2
列目に表示された記号Rは、太字で強調表示されてい
る。これは、S32の誤差補正が有効である事を意味し
ている。さらに、送信ポートおよび受信ポートの文字1
および文字2も、太字で強調表示されている。これは、
S22の測定を行う際に、正しい誤差補正を行うため
に、被測定物が接続して使用すべきポートを指示してい
る。この場合、被測定対象物をポート1とポート2とに
接続しなければならない事を指示している。またさら
に、S22、S32、S44に関連する記号は、円で囲
まれて強調表示されている。これは、これらのSパラメ
ータが測定対象である事を意味している。
【0011】このような補正条件の表示を実現するため
の、ネットワークアナライザ200の構成を図4に示
す。図4において、ネットワークアナライザ200は、
CPU410と、記憶手段であるメモリ420と、測定
部430と、表示手段である表示部440と、記録媒体
であるハードディスクドライブ(以降、HDDと称す
る)450を備えている。CPU410は、HDD45
0から読み出された、補正条件を表示するためのプログ
ラムを実行する事により、測定部430および表示部4
40などを制御して、画面210に補正条件を表示す
る。メモリ420は、Sパラメータの補正条件を保持す
る。補正条件は、実施された校正方法と、当該校正方法
の実施に使用されたポート番号と、当該校正方法による
補正の有効状態とが、1つの情報ブロックに格納されて
いる。その情報ブロックの構成を、図5Aに示す。図5
Aにおいて、CALは、実施された校正方法の種類を示
す変数であって、オープン・レスポンス校正法(R
O)、ショート・レスポンス校正法(RS)、スルー・
レスポンス校正法(RT)、フル1ポート校正法(F
1)、フル2ポート校正法(F2)、フル3ポート校正
法(F3)、または、フル4ポート校正法(F4)のい
ずれかを示す情報が格納される。ENBLは、補正の有
効状態を示す変数であって、校正対象のSパラメータに
対して補正を有効(ON)にするか無効(OFF)にす
るかを示す情報が格納される。PORTは、校正に使用
したポート番号を示す変数であって、校正に使用したポ
ートの数だけ、ポート番号が格納される。また、レスポ
ンス校正を行った場合、初めに受信ポート、次に送信ポ
ートが格納される。例えば、ポート1とポート2とにお
いてフル2ポート校正を行った場合、数字の1と2が格
納される。また、S32のレスポンス校正を行った場
合、初めに数字の3、次に数字の2が格納される。
【0012】メモリ420では、実施された校正の数だ
け、このような情報ブロックが存在する。ここで、情報
ブロックが3つある場合の例を、図5Bに示す。図5B
において、第一の情報ブロック501は、ポート1とポ
ート2とにおけるフル2ポート校正が実施され、その校
正によって得た誤差量により、S11、S12、S21
およびS22の誤差補正が有効である事を示している。
続く第二の情報ブロック502は、S32のスルー・レ
スポンス校正が実施され、その校正によって得た誤差量
により、S32の誤差補正が有効である事を示してい
る。さらに続く第三の情報ブロック503は、S44の
オープン・レスポンス校正が実施されているが、S44
の誤差補正は無効である事を示している。なお、各Sパ
ラメータは、唯一の校正方法によって誤差量が測定され
る。従って、本例の4ポート・ネットワークアナライザ
の場合、各Sパラメータにレスポンス校正が行われた時
に、最大数の情報ブロックが共存する。その時の情報ブ
ロック数は、16である。測定部430は、ポート1,
2,3および4を備え、各ポートにおける反射係数およ
び各ポート間の伝送係数を測定する。表示部440は、
画面210を備え、CPU440に制御されて測定結果
や補正条件などを表示する。HDD450は、ネットワ
ークアナライザ200が補正条件を表示するためプログ
ラムが記録されている。
【0013】以上の構成において、ネットワークアナラ
イザ200が画面210上に補正条件を表示するための
プログラムの処理手順を、図6に示すフローチャートを
用いて以下に示す。以下、参照される図7Aから7F
は、画面210の一部を示した図である。図6におい
て、ステップP61で、補正条件を表示する領域の初期
化を行う。全成分が記号“−”である4×4の行列を表
示する。その行列の行および列のそれぞれについて、行
番号および列番号を1から4まで順に表示する。さら
に、行に受信ポートである事を表す“R”、列に送信ポ
ートである事を表す“S”、をそれぞれ表示する。この
時、補正条件は、図7Aのように表示される。そして、
ステップP62へ処理を進める。
【0014】ステップP62において、実施された校正
方法を、当該校正に使用したポートと関連づけて画面に
記号表示する。表示される記号は、全情報ブロックから
変数CALの内容、すなわち、実施された校正方法の種
類を順次読み出し、その内容が、レスポンス校正法であ
れば記号“R”を、フルNポート校正法であれば記号
“F”を、それぞれ表示する。なお、Nは、1から4ま
での整数である。また、記号を表示する場所は、校正対
象のSパラメータによって指定する。具体的には、情報
ブロックから変数PORTの内容を参照して、校正対象
である全Sパラメータを列挙し、当該Sパラメータそれ
ぞれの測定に必要な送信ポートと受信ポートとによって
指定する。例えば、図5Bの情報ブロック1が参照され
る場合、変数CALはフル2ポート校正法を示している
ので、変数PORTから2つのポート番号を取得する。
次に、取得したポート番号から校正対象となる全Sパラ
メータを列挙する。すなわち、S11、S12、S21
およびS22である。従って、1行1列目、1行2列
目、2行1列目および2行2列目の4成分に、記号
“F”を表示する。また、図5の情報ブロック2が参照
される場合、変数CALはスルー・レスポンス校正法を
示しているので、変数PORTから2つのポート番号を
取得する。次に、取得したポート番号から校正が行われ
たSパラメータを列挙する。すなわち、S32である。
従って、3行2列目に記号“R”を表示する。図5Bに
示す情報ブロック全てについて、本ステップの処理が行
われた場合、補正条件は、図7Bのように表示される。
そして、ステップP63へ処理を進める。
【0015】ステップP63からステップP67までの
処理は、測定対象のSパラメータを1つずつ選択して、
処理が行われる。ステップP63において、測定対象の
Sパラメータに関連する記号を円で囲んで強調し、当該
Sパラメータが測定対象である事を示す。S22、S3
2およびS44を測定Sパラメータとし、図5Bに示す
情報ブロック全てについて、本ステップの処理が行われ
た場合、補正条件は、図7Cのように表示される。そし
て、ステップP64へ処理を進める。
【0016】ステップP64において、測定対象のSパ
ラメータの測定に用いる送信ポートの番号と受信ポート
の番号を太文字表示にして強調する。S22、S32お
よびS44を測定Sパラメータとし、図5Bに示す情報
ブロック全てについて、本ステップまでの処理が行われ
た場合、補正条件は、図7Dのように表示される。そし
て、ステップP65へ処理を進める。
【0017】ステップP65において、測定対象のSパ
ラメータが、何らかの校正方法により校正され且つ補正
が有効であれば、当該Sパラメータの補正が有効である
事を表示する。この時、当該Sパラメータの校正方法が
校正対象とする全てのSパラメータについて、補正が有
効である事を表示する。具体的には、変数ENBLがO
Nである全情報ブロックから、変数CALと変数POR
Tの内容を順次読み出し、測定対象のSパラメータが校
正対象に含まれる情報ブロックを検索する。検索された
情報ブロックから、変数CALと変数PORTの内容を
参照して、校正対象である全Sパラメータを列挙する。
列挙されたSパラメータに関連する記号を、全て太文字
表示にして強調する。S22、S32およびS44を測
定Sパラメータとし、図5Bに示す情報ブロック全てに
ついて、本ステップの処理が行われた場合、補正条件
は、図7Eのように表示される。
【0018】ステップP66において、太文字表示され
ている記号に関連するSパラメータの測定に使用される
送信ポートと受信ポートを太文字表示にして強調する。
図中では、当該送信ポートと当該受信ポートを総じて、
補正ポートと称する。S22、S32およびS44を測
定Sパラメータとし、図5Bに示す情報ブロック全てに
ついて、本ステップまでの処理が行われた場合、補正条
件は、図7Fのように表示される。そして、ステップP
67へ処理を進める。
【0019】ステップP67において、測定対象のSパ
ラメータを新たに1つ選択して、ステップP62へ処理
を進める。選択可能なSパラメータがなければ、測定可
能なSパラメータ全てについて、ステップP63からス
テップP66の処理が完了したので、本表示処理を終了
する。
【0020】以上説示した手順により、ネットワークア
ナライザの画面上に補正条件が表示する。各ステップの
特徴は以下の通りである。すなわち、ステップ61およ
びステップ62の処理により、メモリから、補正条件を
読み出して、情報ブロックを参照し、ネットワークアナ
ライザで測定可能な全てのSパラメータにおいて、校正
されたSパラメータは当該Sパラメータの誤差補正に有
効な校正が実施された事と実施された校正方法とが、他
のSパラメータは当該パラメータの誤差補正に有効な校
正が未実施である事が、それぞれ明らかになるように、
それら全てのSパラメータの校正状態を、当該Sパラメ
ータの測定に使用するポートと関連づけて、画面210
に一括表示する。また、ステップ63により、Sパラメ
ータが測定対象である事を、当該Sパラメータの測定に
用いるポートと関連づけて画面210に表示する。さら
に、ステップ64およびステップ66の処理により、測
定対象のSパラメータにおいて、誤差補正が有効である
場合には正しい誤差補正を施すために用いるポートを、
誤差補正が無効である場合には当該Sパラメータの測定
に用いるポートを、それぞれ画面210に表示する。ま
たさらに、ステップ65の処理により、測定対象のSパ
ラメータにおいて、誤差補正が有効である場合に、当該
Sパラメータの校正方法が校正対象とする全てのSパラ
メータを列挙する。そして、列挙された前記パラメータ
について、その補正が有効である事を、当該Sパラメー
タの測定に用いるポートと関連づけて画面210に表示
する。
【0021】ユーザは、上述の手順による表示を見て、
ネットワークアナライザが測定しうる全Sパラメータ
に、どのような校正が行われたか一目で知ることができ
る。また、測定対象のSパラメータ、当該Sパラメータ
の補正の有効状態、および、当該Sパラメータの誤差補
正を正しく行うために使用すべきポートについても、同
様に一目で知ることができる。このようにして、ユーザ
は、Sパラメータの誤差補正に関する多くの情報を容易
に知る事ができる。
【0022】第二の実施例として、本発明方法により補
正条件が表示された画面210の一部を図7Gに示す。
本表示例の特徴は、第一の実施例において、最終的に表
示される補正条件を、測定対象のパラメータと当該パラ
メータの校正方法が校正対象とするSパラメータに関す
る補正条件に限定する事である。本第二の実施例は、図
4に示す第一の実施例と同じ構成において、図6に示す
フローチャートに、さらに1つ手順を追加する事によっ
て、補正条件の表示が行われる。本第二の実施例におい
て、ネットワークアナライザ200が画面210上に補
正条件を表示するためのプログラムの処理手順を、図8
に示すフローチャートを用いて以下に示す。
【0023】図8において、ステップP61からステッ
プP67までの処理は、第一の実施例で既に説明した通
りである。ただし、ステップP67の処理が終了したの
ち、新たに追加したステップP68に処理が進められ
る。ステップ68において、表示する行列の圧縮を行
う。具体的には、太文字表示された記号、または、円で
囲まれた記号が含まれる行および列を残して、他の行お
よび列を削除し、さらに、削除してできた空間は、行お
よび列を詰める事により、行列を全体的に圧縮して表示
する。
【0024】本第二の実施例による補正条件の表示は、
測定対象のSパラメータと当該パラメータの校正方法が
校正対象とするSパラメータにおいて、それらの校正状
態を、当該Sパラメータの測定に使用するポートと関連
づけて、画面210に一括表示するので、第一の実施例
と比べて、表示面積を小さくする事ができる。これまで
に説示した表示例は、Sパラメータの補正条件が一括し
て表示されていれば、如何なる変形も可能であり、いく
つかの例を以下に列記する。例えば、文字の強調手段
は、その文字が他の文字と比べて異なる事が認識できる
ようになっていれば良く、太文字の使用や円で囲む代わ
りに、色文字を使用する事もできる。また、行に送信ポ
ート、列に受信ポートがそれぞれ割り当てられても良
い。さらに、行列を任意の角度で回転表示させても良
い。またさらに、行列表示の記号および数字にこだわら
ず、図形などを用いて補正条件を表示しても良い。
【0025】第三の実施例として、本発明方法により補
正条件が表示された画面210を図9に示す。図9にお
いて、画面210は、Sパラメータの測定結果を表示す
る領域240を備えている。図9に表示される、Tr1
およびTr2はトレースを、S32およびS22は測定
対象のSパラメータを、それぞれ表している。また、S
32およびS22の右に表示される数字は、当該Sパラ
メータの測定値である。 本表示例の特徴は、測定対象
のSパラメータの誤差補正が有効である場合、当該Sパ
ラメータに施された校正方法を記号250で表し、さら
に、当該Sパラメータの誤差補正が正しく行われるよう
に、ユーザが使用すべきポートの組260を表示する事
である。記号250は、測定対象のSパラメータの誤差
補正が有効である場合に表示され、オープン・レスポン
ス校正法(RO)、ショート・レスポンス校正法(R
S)、スルー・レスポンス校正法(RT)、フル1ポー
ト校正法(F1)、フル2ポート校正法(F2)、フル
3ポート校正法(F3)、または、フル4ポート校正法
(F4)のいずれかを示す記号が表示される。また、ポ
ートの組260は、測定対象のSパラメータの誤差補正
が正しく行われるように、ユーザが使用すべきポートの
組が表示される。
【0026】図4に示す第一の実施例と同じ構成のネッ
トワークアナライザ200が画面210上に補正条件を
表示するための表示プログラムの処理手順を、図10に
示すフローチャートを用いて以下に示す。
【0027】図10において、ステップP71からステ
ップP73までの処理は、測定対象のSパラメータを1
つずつ選択して、処理が行われる。ステップ71におい
て、測定対象のSパラメータが、何らかの校正方法によ
り校正され且つ補正が有効であれば、当該Sパラメータ
に施された校正方法を表示する。具体的には、変数EN
BLがONである全情報ブロックから、変数CALと変
数PORTの内容を順次読み出し、測定対象のSパラメ
ータが校正対象に含まれる情報ブロックを検索する。検
索された情報ブロックから、変数CALを参照して、校
正方法を表示する。
【0028】ステップ72において、ステップ71にお
いて、測定対象のSパラメータが、何らかの校正方法に
より校正され且つ補正が有効であれば、当該Sパラメー
タの校正方法を実施した際に用いられたポートの組、す
なわち、補正ポートを表示する。具体的には、上記検索
された情報ブロックから、変数CALを参照して、校正
方法を表示する。
【0029】ステップP73において、測定対象のSパ
ラメータを新たに1つ選択して、ステップP71へ処理
を進める。選択可能なSパラメータがなければ、測定可
能なSパラメータ全てについて、ステップP71からス
テップP72の処理が完了したので、本表示処理を終了
する。
【0030】本第三の実施例による補正条件の表示は、
測定対象のSパラメータの校正方法と該校正方法の実施
に使用されたポートとを関連づけて、画面210に表示
するので、第二の実施例と比べて、表示面積を小さくす
る事ができる。
【0031】図6、図8および図10に示すプログラム
は、測定器が当該プログラムを実行できるように記録媒
体に記録されていれば、その記録媒体は、測定器に内蔵
されても、測定器とは別に提供されても良い。例えば、
当該プログラムを、CDROM、フロッピー(登録商
標)ディスク、コンパクトフラッシュ(登録商標)、測
定器と着脱可能な外部接続型HDDなどの記録媒体に記
録しておき、これらの記録媒体にから測定器に実装する
事もできる。また、当該プログラムは、ネットワークア
ナライザに備えられたROMに記録されて、測定器に実
装されても良い。
【0032】
【発明の効果】その目的とするところは、測定器で測定
可能なパラメータの校正状態を一括して表示手段に表示
するので、ユーザがパラメータの補正条件を容易に知る
事ができるようになる。また、パラメータに正しい誤差
補正を施すために用いるポートを表示するので被測定物
の誤接続を防止する事ができる。さらに、パラメータの
補正の有効状態を表示するので、ユーザの測定操作ミス
を防止する事ができる。またさらに、パラメータのトレ
ース表示の如何に関わらず、補正条件を表示するので、
ユーザが補正条件を知るために費やす労力を軽減する事
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のネットワークアナライザの正面図であ
る。
【図2】本発明方法を用いて補正条件が表示されるネッ
トワークアナライザの正面図である。
【図3】本発明方法の第一の実施例である画面の表示例
を示した図である。
【図4】本発明方法を用いて補正条件が表示されるネッ
トワークアナライザの構成を示すブロック図である。
【図5A】情報ブロックの構成を示す図である。
【図5B】複数ある情報ブロックの例を示す図である。
【図6】本発明方法を用いた第一の実施例における補正
条件の表示手順を示す流れ図である。
【図7A】本発明方法を用いた第一の実施例における補
正条件の表示例を示す図である。
【図7B】本発明方法を用いた第一の実施例における補
正条件の表示例を示す図である。
【図7C】本発明方法を用いた第一の実施例における補
正条件の表示例を示す図である。
【図7D】本発明方法を用いた第一の実施例における補
正条件の表示例を示す図である。
【図7E】本発明方法を用いた第一の実施例における補
正条件の表示例を示す図である。
【図7F】本発明方法を用いた第一の実施例における補
正条件の表示例を示す図である。
【図7G】本発明方法を用いた第二の実施例における補
正条件の表示例を示す図である。
【図8】本発明方法を用いた第二の実施例における補正
条件の表示手順を示す流れ図である。
【図9】本発明方法を用いた第三の実施例における補正
条件の表示例を示す図である。
【図10】本発明方法を用いた第三の実施例における補
正条件の表示手順を示す流れ図である。
【符号の説明】
100、200 ネットワークアナライザ 110、210 画面 120、220 トレース 130、230、250 記号 240 領域 260 ポートの組 410 CPU 420 メモリ 430 測定部 440 表示部 500、501,502,503 情報ブロック

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラメータを測定する為に被測定物が接続
    されるポートと、表示手段と、記憶手段とを備えた測定
    器が、前記パラメータの補正条件を表示するためのプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、前記プログラム
    は、 前記補正条件が記憶された前記記憶手段から、前記補正
    条件を読み出すステップと、 読み出した前記補正条件を参照し、前記測定器で測定可
    能な全ての前記パラメータにおいて、校正された前記パ
    ラメータは当該パラメータの誤差補正に有効な校正が実
    施された事と実施された校正方法とが、他の前記パラメ
    ータは当該パラメータの誤差補正に有効な校正が未実施
    である事が、それぞれ明らかになるように、それら全て
    の前記パラメータの校正状態を、当該パラメータの測定
    に使用するポートと関連づけて、表示手段に一括表示す
    るステップと、を含む事を特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】パラメータを測定する為に被測定物が接続
    されるポートと、表示手段と、記憶手段とを備えた測定
    器が、前記パラメータの補正条件を表示するためのプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、前記プログラム
    は、 前記補正条件が記憶された前記記憶手段から、前記補正
    条件を読み出すステップと、 読み出した前記補正条件を参照し、測定対象の前記パラ
    メータと当該パラメータの校正方法が校正対象とする全
    ての前記パラメータとにおいて、校正された前記パラメ
    ータは当該パラメータの誤差補正に有効な校正が実施さ
    れた事と実施された校正方法とが、他の前記パラメータ
    はその誤差補正に有効な校正が未実施である事が、それ
    ぞれ明らかになるように、それら全ての前記パラメータ
    の校正状態を、当該パラメータの測定に使用するポート
    と関連づけて、表示手段に一括表示するステップと、を
    含む事を特徴とする記録媒体。
  3. 【請求項3】前記プログラムにおいて、 前記表示手段に一括表示するステップは、前記表示手段
    に行列形式で一括表示するステップである事を特徴とす
    る請求項1または2に記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】前記プログラムは、 前記パラメータが測定対象である事を、当該パラメータ
    の測定に用いるポートと関連づけて表示手段に表示する
    ステップ、を、さらに含む事を特徴とする請求項1、2
    または3に記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】前記プログラムは、 測定対象の前記パラメータにおいて、誤差補正が有効で
    ある場合には正しい誤差補正を施すために用いるポート
    を、誤差補正が無効である場合には当該パラメータの測
    定に用いるポートを、それぞれ表示手段に表示するステ
    ップ、を、さらに含む事を特徴とする請求項1、2、3
    または4に記載の記録媒体。
  6. 【請求項6】前記プログラムは、 測定対象の前記パラメータにおいて、誤差補正が有効で
    ある場合に、当該パラメータの校正方法が校正対象とす
    る全ての前記パラメータを列挙するステップと、列挙し
    た前記パラメータについて、その補正が有効である事
    を、当該パラメータの測定に用いるポートと関連づけて
    表示手段に表示するステップと、を、さらに含む事を特
    徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の記録媒
    体。
  7. 【請求項7】パラメータを測定する為に被測定物が接続
    されるポートと、表示手段と、記憶手段とを備えた測定
    器が、前記パラメータの補正条件を表示するためのプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、前記プログラム
    は、 前記補正条件が記憶された前記記憶手段から、測定対象
    の前記パラメータの補正条件を読み出すステップと、 読み出した前記補正条件を参照し、測定対象の前記パラ
    メータの校正方法と該校正方法の実施に使用された前記
    ポートとを関連づけて、表示手段に表示するステップ
    と、を含む記録媒体。
  8. 【請求項8】前記測定器はネットワークアナライザであ
    って、前記パラメータはSパラメータである事を特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の記
    録媒体。
  9. 【請求項9】パラメータを測定する為に被測定物が接続
    されるポートと表示手段と記憶手段とを備えた測定器に
    おいて、前記パラメータの補正条件を表示する方法であ
    って、 前記補正条件が記憶された前記記憶手段から、前記補正
    条件を読み出すステップと、 読み出した前記補正条件を参照し、前記測定器で測定可
    能な全ての前記パラメータにおいて、校正された前記パ
    ラメータは当該パラメータの誤差補正に有効な校正が実
    施された事と実施された校正方法とが、他の前記パラメ
    ータは当該パラメータの誤差補正に有効な校正が未実施
    である事が、それぞれ明らかになるように、それら全て
    の前記パラメータの校正状態を、当該パラメータの測定
    に使用するポートと関連づけて、表示手段に一括表示す
    るステップと、を含む方法。
  10. 【請求項10】パラメータを測定する為に被測定物が接
    続されるポートと表示手段と記憶手段とを備えた測定器
    において、前記パラメータの補正条件を表示する方法で
    あって、 前記補正条件が記憶された前記記憶手段から、前記補正
    条件を読み出すステップと、 読み出した前記補正条件を参照し、測定対象の前記パラ
    メータと当該パラメータの校正方法が校正対象とする全
    ての前記パラメータとにおいて、校正された前記パラメ
    ータは当該パラメータの誤差補正に有効な校正が実施さ
    れた事と実施された校正方法とが、他の前記パラメータ
    はその誤差補正に有効な校正が未実施である事が、それ
    ぞれ明らかになるように、それら全ての前記パラメータ
    の校正状態を、当該パラメータの測定に使用するポート
    と関連づけて、表示手段に一括表示するステップと、を
    含む方法。
  11. 【請求項11】前記表示手段に一括表示するステップ
    は、前記表示手段に行列形式で一括表示するステップで
    ある事を特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  12. 【請求項12】測定対象の前記パラメータにおいて、誤
    差補正が有効である場合に、当該パラメータの校正方法
    が校正対象とする全ての前記パラメータを列挙するステ
    ップと、列挙した前記パラメータについて、その補正が
    有効である事を、当該パラメータの測定に用いるポート
    と関連づけて表示手段に表示するステップと、を含む事
    を特徴とする請求項9、10または11に記載の方法。
  13. 【請求項13】パラメータを測定する為に被測定物が接
    続されるポートと表示手段と記憶手段とを備えた測定器
    において、前記パラメータの補正条件を表示する方法で
    あって、 前記補正条件が記憶された前記記憶手段から、測定対象
    の前記パラメータの補正条件を読み出すステップと、 読み出した前記補正条件を参照し、測定対象の前記パラ
    メータの校正方法と該校正方法の実施に使用された前記
    ポートとを関連づけて、表示手段に表示するステップ
    と、を含む方法。
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