JP2003130431A - 空調機器制御方法及び空調機器制御システム - Google Patents

空調機器制御方法及び空調機器制御システム

Info

Publication number
JP2003130431A
JP2003130431A JP2001331961A JP2001331961A JP2003130431A JP 2003130431 A JP2003130431 A JP 2003130431A JP 2001331961 A JP2001331961 A JP 2001331961A JP 2001331961 A JP2001331961 A JP 2001331961A JP 2003130431 A JP2003130431 A JP 2003130431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conditioning equipment
air conditioner
air
pattern information
operation pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001331961A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Goto
信之 後藤
Toshiaki Hirata
平田  俊明
Satoru Morita
森田  哲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2001331961A priority Critical patent/JP2003130431A/ja
Publication of JP2003130431A publication Critical patent/JP2003130431A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、住居に設置された空調機器等を管理
する空調機器管理システム及び空調機器管理方法に関
し、居住者の生活パターンに応じた空調機器等の管理を
容易に実現できる空調機器管理方法及び空調機器管理シ
ステムを提供することを目的とする。 【解決手段】空調機器を有する会員クライアント4と、
会員クライアント4に通信ネットワーク1を介して接続
され、会員クライアント4の生活パターン情報に基づい
て算出された運転パターン情報により、通信ネットワー
ク1を介して空調機器を管理する空調機器管理センタ2
とを有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住居に設置された
空調機器等を制御する空調機器制御システム及び空調機
器制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】住居内に設けられた空調機器や給排気フ
ァン、ガス機器、照明機器、家庭用電化製品等は、居住
者の必要に応じて適宜選択され、それぞれ個別に運転さ
れている。例えば、居住者は、寝室を使用する際には寝
室の空調機器等を運転させ、寝室から居間へ移動する際
には寝室の空調機器等を停止させて居間の空調機器等を
運転させる。このように空調機器は、居住者の生活パタ
ーンに基づいたほぼ一定のパターン(運転パターン)で
使用される。
【0003】多くの空調機器は、起動時間や停止時間を
あらかじめ設定できるようになっている。居住者は、生
活パターンに基づいて空調機器に運転パターンを設定し
ている。例えば、居住者は帰宅時間に居間の空調機器を
起動させたり、就寝時間に居間の空調機器を停止させて
寝室の空調機器を起動させたりしている。また、居住者
は、空調機器の操作が困難な高齢者等を住居内に残して
外出する際には、あらかじめ高齢者等の生活パターンに
基づいて空調機器等の運転パターンを設定している。
【0004】また、熱源機や空調機器は、故障等の異常
が発生した際には、例えば筐体に備えられた警告用ラン
プを点灯させることにより、居住者に警告するようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、居住者は外
出前に予定していた帰宅時間に帰宅できるとは限らず、
帰宅時間が遅くなったり、あるいは外泊したりすること
もある。しかしながら、従来の空調機器は、居住者が外
出先から運転パターンを変更することはできないように
なっている。このため、居住者が例えば単身者であれ
ば、住宅内に人がいないにも関わらず外出前に設定した
時間に空調機器が起動してしまうという問題が生じる。
また、住居内に高齢者等しかいない場合も空調機器の運
転パターンの変更が困難であり、また誤操作が多くなる
という問題が生じている。さらに、高齢者のみの世帯で
は、空調機器の運転パターン等を適切に設定することが
困難であるという問題が生じている。
【0006】また、熱源機や空調機器の故障等に早期に
対応するためには、居住者が熱源機や空調機器の警告用
ランプ等を頻繁に確認する必要があり、煩雑であるとい
う問題が生じている。さらに、確認の頻度は居住者に依
存しているため、確実に安全とはいえないという問題が
生じている。
【0007】本発明の目的は、居住者の生活パターンに
応じた空調機器等の制御を容易に実現できる空調機器制
御方法及び空調機器制御システムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、空調機器の
制御を依頼する会員クライアントの生活パターン情報に
基づいて、前記空調機器の運転パターン情報を算出し、
前記運転パターン情報に基づいて、通信ネットワークを
介して前記空調機器を制御することを特徴とする空調機
器制御方法によって達成される。
【0009】また、上記目的は、空調機器を有する会員
クライアントと、前記会員クライアントの生活パターン
情報に基づいて算出された運転パターン情報に基づい
て、前記空調機器を通信ネットワークを介して制御する
空調機器制御サーバとを有することを特徴とする空調機
器制御システムによって達成される。
【0010】さらに、上記目的は、通信ネットワークを
介して接続された会員クライアントの生活パターン情報
に基づいて空調機器の運転パターン情報を算出し、前記
運転パターン情報に基づき前記空調機器を制御する空調
機器制御サーバと、前記会員クライアントの情報を格納
する会員データベースと、前記運転パターン情報を格納
する運転パターン・データベースとを有することを特徴
とする空調機器制御センタによって達成される。
【0011】また、上記目的は、ウェブブラウザ機能を
有する通信端末から居住者の生活パターン情報を入力
し、前記生活パターン情報から算出された運転パターン
情報に基づいて、空調機器制御サーバにより通信ネット
ワークを介して制御される空調機器を有することを特徴
とする会員クライアントにより達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態による空調
機器制御方法及び空調機器制御システムについて図1乃
至図11を用いて説明する。図1は、本実施の形態によ
る空調機器制御システムの概略の全体構成を示してい
る。図1に示すように、本実施の形態による空調機器制
御システムは、空調機器制御センタ2と、通信ネットワ
ーク1を介して空調機器制御センタ2に接続される複数
の会員クライアント4(図1では2つ示している)とで
構成されている。
【0013】通信ネットワーク1は、国内あるいは国際
付加価値通信網(VAN:Value Added N
etwork)のいずれか、あるいはそれらを複合した
ネットワークである。国内及び国際付加価値通信網の複
合例としていわゆるインターネットがある。また例え
ば、携帯電話機等でのデータ転送に利用されるパケット
通信網やISDN(Integrated Servi
ces DigitalNetwork)等のデジタル
公衆電話回線をネットワークの構成要素として含む通信
ネットワークも含まれる。また、デジタルテレビジョン
放送網(無線あるいはケーブルテレビ等の有線の双方を
含む)と公衆電話回線等とをリンクさせた通信ネットワ
ークも本実施形態の通信ネットワーク1に含まれる。こ
のように本実施形態の通信ネットワーク1は、これら種
々の形態の通信放送網及びその複合体のいずれかを含む
広い概念である。
【0014】図2は、図1に示す本実施の形態による空
調機器制御システムの構成のうち、空調機器制御センタ
2側の構成を示している。図2に示すように、空調機器
制御センタ2は、空調機器制御サーバ30と、会員クラ
イアントの情報を格納する会員データベース32と運転
パターン情報を格納する運転パターン・データベース3
4とを有している。空調機器制御サーバ30は、制御部
38と通信部36とを有している。また、図示は省略し
ているが、空調機器制御サーバ30は、キーボードやマ
ウス等の情報入力装置と、コンピュータで実行されるプ
ログラムやデータを格納する記憶装置とを有している。
記憶装置としては、磁気ディスクや光ディスクあるいは
光磁気ディスク等の媒体を回転させてデータの読み出し
/書き込みを行うディスク装置や半導体記憶装置を用い
た固体メモリ等が用いられる。
【0015】図3は、図1に示す本実施の形態による空
調機器制御システムの構成のうち、会員クライアント4
側の構成を示している。図3に示すように、会員クライ
アント4は、住居8を有している。後程図5を用いて説
明するように住居8は複数の部屋を有しているが、図3
ではそのうち居間120のみを示している。
【0016】居間120には、インターネット・サービ
ス・プロバイダ(ISP:Internet Serv
ice Provider)6を経由して通信ネットワ
ーク1を介し、空調機器制御サーバ30と接続されるル
ータ14が設置されている。ルータ14は、ローカル・
エリア・ネットワーク(LAN:Local Area
Network)を介して、パーソナル・コンピュー
タ(PC)18と接続している。また、ルータ14は、
住居8の外部に設置された熱源機22の制御部24と当
該LANを介して接続している。熱源機22には、制御
部24に所定の指令を入力できるとともに通信端末とし
て機能するリモートコントローラ(リモコン)20が接
続されている。ルータ14のアナログ・ポートには、電
話機16が接続されている。
【0017】居間120には空調機器として温水式の床
暖房システム140が敷設されている。床暖房システム
140は、給湯管28を介して熱源機22に接続されて
いる。
【0018】また、後程説明する所定の手順で住居8の
居住者が空調機器制御サーバ30にログインすることに
より、携帯電話機48等の携帯用通信機器や住居8外に
あるPC等も会員クライアント4を構成する。携帯電話
機48は、ISP6’を介して通信ネットワーク1に接
続できるようになっており、GUI(Graphica
l User Interface)を備えたブラウザ
を有する表示部と入力部とを用いて所定の操作が可能と
なっている。
【0019】図4は、本実施の形態による空調機器制御
システムに用いる熱源機22の構成を示している。図4
に示すように、熱源機22は、燃焼部40と制御部24
とを有している。燃焼部40は、給水管43から供給さ
れる水をガス等の燃焼熱により暖めて温水を生成し、給
湯管28を通じて床暖房システム140に温水を供給す
るようになっている。
【0020】制御部24は、中央処理装置(CPU:C
entral Processing Unit)42
とランダムアクセスメモリ(RAM:Random A
ccess Memory)44と読み出し専用メモリ
(ROM:Read Only Memory)46と
を有している。ROM46には、住居8の部屋及び空調
機器等の構成の情報が書き込まれている。ROM46内
の情報は、部屋及び空調機器等の構成の変更に合わせて
更新できるようになっている。CPU42は端末制御用
の通信部49を介して床暖房システム140及びリモコ
ン20と接続している。また、CPU42はLAN用の
通信部48を介してルータ14に接続されている。制御
部24は、通信ネットワーク1に接続する機能を有して
おり、GUIを備えたブラウザを有するリモコン20の
表示部と入力部とを用いて所定の操作が可能となってい
る。また、熱源機22は外気温度センサ41を有してい
る。外気温度センサ41は、通信部49を介してCPU
42に接続されている。
【0021】図5は、住居8内の構成を示している。図
5に示すように、住居8は、図中右方に居間120を有
している。居間120の図中左上方には居間120の一
部として台所122が配置されている。居間120には
図中左右方向に延びる廊下124が連絡している。廊下
124の図中上方に面して、居間120の図中左方に隣
接する第二寝室126と、第二寝室126の図中左方に
隣接する主寝室128とが配置されている。また、廊下
124の図中下方に面して、居間120の図中左方に隣
接する和室130が配置されている。和室130の図中
左方には、トイレ132と、トイレ132の図中左方に
隣接する浴室・脱衣室134とが廊下124に面して配
置されている。廊下124は、居室の居間120、主寝
室128、第二寝室126及び和室130と、非居室の
トイレ132及び浴室・脱衣室134とに面しており、
住居8の全ての部屋を連絡するようになっている。図示
は省略しているが、各部屋と廊下124との間にはドア
又は襖等の出入り口が設けられており、各出入り口には
空気の流通が可能なガラリ等の空気流通口が設けられて
いる。
【0022】居間120には、外気を室内に供給する給
気口(連動給気口)132が設置されている。主寝室1
28には、同様に外気を室内に供給する給気口134が
設置されている。給気口132、134は、熱源機22
の制御部24から入力される信号により開放/閉鎖でき
るようになっている。一方、トイレ132には、室内の
空気を強制的に屋外に排出する排気ファン(換気扇)1
36が設置されている。浴室・脱衣室134には、同様
に室内の空気を強制的に屋外に排出する排気ファン13
8が設置されている。排気ファン136、138は、制
御部24から入力される信号により運転/停止できるよ
うになっている。
【0023】居間120には、床暖房システム140が
設置されている。同様に、主寝室128には床暖房シス
テム142が設置されており、廊下124には床暖房シ
ステム144が設置されている。床暖房システム14
0、142、144は、制御部24から入力される信号
により運転/停止するようになっている。
【0024】制御部24は、居住者の生活パターン情報
に基づいて床暖房システム140、142に運転/停止
信号を出力して、床暖房システム140、142の一方
を運転させ他方を停止させるようになっている。また、
制御部24は、床暖房システム140を運転させている
ときに給気口132を開放させ、床暖房システム140
を停止させているときに給気口132を閉鎖させるよう
になっている。同様に、制御部24は、床暖房システム
140を運転させているときに給気口134を開放さ
せ、床暖房システム140を停止させているときに給気
口134を閉鎖させるようになっている。さらに、制御
部24は排気ファン136、138に運転/停止信号を
出力して、一方を運転させ他方を停止させるようになっ
ている。また、制御部24は床暖房システム144を運
転/停止できるようになっている。
【0025】このように、給気口132、134及び排
気ファン136、138を生活パターン情報に基づいて
選択的に稼動させることにより、居住者が使用している
暖房された居間、寝室等の居室から、廊下124を経
て、居住者が次に移動するトイレや浴室等の非居室まで
に空気流通経路が形成される。図5では、給気口134
が開放され、排気ファン138が運転している状態を示
しており、矢印で示すような主寝室128から廊下12
4を経てトイレ132までの空気流通経路が形成されて
いる。当該空気流通経路を介して非居室が間接的に暖房
され、居住者のヒートショックを防止するために必要最
低限の温度環境(ベース空調)が確保されるようになっ
ている。
【0026】次に、本実施の形態による空調機器制御方
法について図6乃至図10を用いて説明する。図6は、
会員クライアント4と、空調機器制御サーバ30、会員
データベース32及び運転パターン・データベース34
との間の運転パターン情報を登録する際のデータの流れ
を示している。また、図7は、会員クライアント4側の
端末に表示される表示画面の一例を示している。
【0027】本実施の形態による空調機器制御方法を説
明する前提として、所定の制御部24を備えた熱源機2
2が設置された住居8の居住者は、空調機器制御センタ
2との間に、熱源機22及び空調機器等の起動、停止及
び状態監視等の制御を依頼する契約が締結されているも
のとする。上記の居住者を以下「会員」という。空調機
器制御センタ2によって会員に発行された会員ID及び
熱源機IDと、会員が任意に作成したパスワードとは会
員データベース32に登録されている。また、会員が空
調機器制御センタ2に最初に接続する際には、熱源機2
2のリモコン20を用いる。リモコン20により熱源機
IDとパスワードを入力することにより、熱源機22の
制御部24は、ROM46内に書き込まれている住居8
の部屋及び空調機器等の構成の情報を空調機器制御サー
バ30に出力するようになっている。ROM46内の情
報は、部屋及び空調機器等の構成の変更に合わせて更新
できるようになっている。なお、これ以後、熱源機22
の制御部24は、通信ネットワーク1を介して空調機器
制御サーバ30に常時接続される。このように、空調機
器制御センタ2の会員データベース32に部屋及び空調
機器等の構成をあらかじめ登録しておくことができるの
でデータの変更や更新が容易である。
【0028】会員クライアント4として、会員が所有し
ている携帯電話機48を例に挙げて説明する。まず、会
員が携帯電話機48の表示部に所定のURL(Unif
orm Resource Locator)を入力し
て所定のボタンを押すことにより、携帯電話機48は通
信ネットワーク1を介して空調機器制御サーバ30に接
続される。空調機器制御サーバ30は、携帯電話機48
のブラウザに図7(a)に示すような空調機器制御用の
トップページ(ログイン画面)102を表示させるデー
タを携帯電話機48に送出する。
【0029】会員は、あらかじめ登録されている会員I
Dとパスワードをログイン画面102上のブランクフォ
ームにそれぞれ入力して「OK」を選択し所定のボタン
を押す。これにより、携帯電話機48は、会員IDとパ
スワードを空調機器制御サーバ30に送信する(ステッ
プS1)。
【0030】会員IDとパスワードを受信した空調機器
制御サーバ30は、当該会員IDとパスワードが登録さ
れているか否かを会員データベース32に問い合わせる
(ステップS2)。会員データベース32は、会員ID
を検索して会員IDとパスワードが登録されているか否
かを確認し、登録されていれば認証データを空調機器制
御サーバ30に送出する(ステップS3)。認証データ
を受け取った空調機器制御サーバ30は、ブラウザに図
7(b)に示すようなログイン成功画面104を表示さ
せるデータを携帯電話機48に送出する(ステップS
4)。空調機器制御サーバ30は、会員IDとパスワー
ドが登録されていることを確認できなかったら、ブラウ
ザに再びログイン画面102を表示させるデータを携帯
電話機48に送出する。
【0031】携帯電話機48は、会員がログイン成功画
面104の「運転パターン登録」を選択して所定のボタ
ンを押すことにより、空調機器の運転パターン登録画面
の表示要求を空調機器制御サーバ30に送信する(ステ
ップS5)。
【0032】運転パターン登録画面の表示要求を受け取
った空調機器制御サーバ30は、ブラウザに図7(c)
に示すような運転パターン登録画面106を表示させる
データを携帯電話機48に送出する(ステップS6)。
運転パターン登録画面106は、あらかじめ熱源機22
のROM46から読み出されて登録されている住居8内
の部屋毎に、所定の形式で生活パターン情報を入力でき
る入力フォームを有している。なお、図7(c)では
「主寝室」の入力フォームのみが表示されているが、画
面を下方にスクロールさせることにより他の部屋の入力
フォームが表示されるようになっている。
【0033】図8は、運転パターン登録画面106の生
活パターン情報の入力例として主寝室128の使用状態
を示している。図8は、横軸が0時から24時までの時
刻(時)を表しており、縦軸が主寝室128の使用状態
(使用/不使用)を表している。図8に示すように、居
住者は0時から7時までと20時から24時まで、すな
わち20時から翌7時までの就寝時に主寝室128を使
用していることを示している。図7(c)に示す運転パ
ターン登録画面106の入力フォームは、図8に示すよ
うなグラフを入力できるようになっているが、部屋を使
用する時間の範囲等を数字で入力するようになっていて
もよい。
【0034】会員は、部屋毎に生活パターン情報を入力
し、全ての部屋の入力が終了したら「OK」を選択して
所定のボタンを押す。これにより携帯電話機48は、生
活パターン情報を空調機器制御サーバ30に送信する
(ステップS7)。このとき、会員の希望する設定温度
や、給気口と排気ファン等複数の機器の連動等の情報を
同時に入力するようにしてもよい。
【0035】空調機器制御サーバ30は、受信した生活
パターン情報に基づいて、CGI(Common Ga
teway Interface)等を用いて熱源機2
2及び空調機器等の運転パターン情報を作成する(ステ
ップS8)。運転パターン情報は、ベース空調や、例え
ば部屋を使用する1時間程度前から暖房を開始する予備
暖房、浴室・脱衣室134を使用した後の所定時間排気
ファン136を運転させるポスト換気等を含め、住居8
内の空調機器等の最適な運転を実現するように作成され
る。空調機器制御サーバ30は、ブラウザに図7(d)
に示すような運転パターン登録確認画面108を表示さ
せるデータを携帯電話機48に送出する(ステップS
9)。なお、図7(d)では「床暖房システム(主寝
室)」の運転パターン情報のみが表示されているが、画
面を下方にスクロールさせることにより他の空調機器等
の運転パターン情報が表示されるようになっている。
【0036】図9は、運転パターン登録確認画面108
の運転パターン情報の表示例として、図8に示す主寝室
128の使用状態から算出した床暖房システム142の
運転状態を示している。図9は、横軸が図8に対応して
0時から24時までの時刻(時)を表しており、縦軸が
各空調機器の運転状態(運転/停止)を表している。図
9に示すように、床暖房システム28は、居住者が主寝
室16を使用する1時間前の19時から翌7時まで運転
している。なお、運転パターン情報には、図9に例を示
した空調機器の時系列の運転状態の他に、空調機器の設
定温度の最適値、他の空調機器や排気ファンとの連動等
の情報が含まれていてもよい。
【0037】会員は、表示された運転パターン登録確認
画面108により各空調機器の運転パターン情報を確認
し、「OK」を選択して所定のボタンを押す。これによ
り携帯電話機48は、運転パターン登録確認データを空
調機器制御サーバ30に送出する(ステップS10)。
空調機器制御サーバ30は、登録された運転パターン情
報を会員が必要とする際に当該運転パターンを読み出す
ための運転パターンIDを作成する(ステップS1
1)。続いて、空調機器制御サーバ30は、運転パター
ン情報と運転パターンIDを運転パターン・データベー
ス34に書き込み(ステップS12)、運転パターンI
Dを会員データベース32に書き込む(ステップS1
3)。
【0038】次に、空調機器制御サーバ30は、ブラウ
ザに図7(e)に示すような運転パターン登録終了画面
110を表示させるデータを携帯電話機48に送出す
る。会員は、運転パターン登録終了画面110に表示さ
れた例えば10桁の運転パターンIDを確認する。以上
で空調機器等の運転パターン情報の登録が終了する。会
員は、前もって複数の運転パターン情報を登録しておい
てもよいし、必要に応じて運転パターン情報を登録する
ようにしてもよい。なお、会員が運転パターン登録終了
画面110で「他の運転パターン登録」を選択して所定
のボタンを押すことにより、空調機器制御サーバ30
は、ブラウザに運転パターン登録画面106を表示させ
るデータを携帯電話機48に送出するようになってい
る。この後会員は、上記と同様の手順で他の運転パター
ン情報を登録することができる。
【0039】図10は、会員クライアント4と、空調機
器制御サーバ30、会員データベース32及び運転パタ
ーン・データベース34との間の空調機器制御を要求す
る際のデータの流れを示している。なお、会員クライア
ント4は、空調機器制御サーバ30に既にログインして
いるものとする。
【0040】会員がログイン成功画面104又は運転パ
ターン登録終了画面110の「空調機器制御開始」を選
択して所定のボタンを押すことにより、携帯電話機48
は、空調機器制御開始画面の表示要求を空調機器制御サ
ーバ30に送信する(ステップS21)。空調機器制御
サーバ30は、携帯電話機48のブラウザに図7(f)
に示すような空調機器制御開始画面112を表示させる
データを送出する(ステップS22)。
【0041】会員が空調機器制御開始画面112上のブ
ランクフォームに運転パターンIDを入力して「OK」
を選択し所定のボタンを押すことにより、携帯電話機4
8は、運転パターンIDを空調機器制御サーバ30に送
信する(ステップS23)。運転パターンIDを受信し
た空調機器制御サーバ30は、当該会員の運転パターン
IDであるか否かを会員データベース32に問い合わせ
る(ステップS24)。会員データベース32は、会員
IDを検索して運転パターンIDが登録されているか否
かを確認し、登録されていれば認証データを空調機器制
御サーバに送出する(ステップS25)。
【0042】認証データを受け取った空調機器制御サー
バ30は、当該運転パターンIDの運転パターン情報を
運転パターン・データベース34に要求する(ステップ
S26)。運転パターン情報の要求を受け取った運転パ
ターン・データベース34は、当該運転パターンIDの
運転パターン情報を空調機器制御サーバ30に送信する
(ステップS27)。前述の通り、会員クライアント4
である熱源機22の制御部24は、通信ネットワーク1
を介して空調機器制御サーバ30に常時接続されてい
る。空調機器制御サーバ30は、外気温度情報が必要で
あれば、熱源機22の制御部24に外気温度情報を要求
する(ステップS28)。熱源機22の制御部24は、
外気温度センサ41から入力された外気温度情報を空調
機器制御サーバ30に送信する(ステップS29)。
【0043】この後、空調機器制御サーバ30は、熱源
機22及び空調機器等の制御を開始し、運転パターン情
報に基づいて熱源機22及び空調機器等を運転/停止さ
せる信号及び温度設定信号等を熱源機22の制御部24
に送出する。同時に、空調機器制御サーバ30は、熱源
機22及び空調機器等の状態を監視する(ステップS3
0)。
【0044】本実施の形態によれば、会員が所有する携
帯電話機48やPC等を用いて住居8外部から空調機器
の運転パターン情報を変更できるため、帰宅時間等の変
更に合わせて外出先から空調機器を起動させることがで
きる。また、GUIのウェブブラウザ上で生活パターン
情報の入力及び運転パターン情報の確認ができるため、
容易に空調機器の運転パターン情報を制御できる。ま
た、会員が住居内に高齢者を残して外出しても、外出先
から空調機器の運転パターン情報を変更できる。さら
に、空調機器制御センタ2が各戸の空調機器等の状態を
監視できるため、熱源機22や空調機器の故障等に早期
に対応でき、安全性が向上する。
【0045】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の
変形が可能である。例えば、上記実施の形態では熱源機
22及び空調機器等の制御を例に挙げたが、本発明はこ
れに限られない。図11は、上記実施の形態による空調
機器制御システムの変形例を示している。図11に示す
ように、熱源機22の制御部24は、ホームサーバ(ゲ
ートウェイ)19を介してルータ14と接続されてお
り、ホームサーバ19には複数の照明機器50(図11
では1つのみ示す)が接続されている。空調機器制御セ
ンタ2(図11では図示せず)は、通信ネットワーク1
を介して照明機器50の点灯/消灯ができるようになっ
ている。このように、上記実施の形態による空調機器制
御システムに照明機器50や家庭用電化製品等のホーム
ネットワークを接続することにより、住居8内の種々の
機器への適用が可能である。
【0046】また、上記実施の形態では、会員の生活パ
ターン情報は会員クライアント4により入力されている
が、本発明はこれに限られない。例えば、PC18や携
帯電話機48等の操作が不得意な高齢者等が空調機器制
御センタ2に口頭や書面で生活パターン情報を伝達して
入力を依頼することにより、生活パターン情報の入力を
空調機器制御センタ2で行うことが可能である。
【0047】さらに、上記実施の形態では、住居8が温
水を生成する熱源機22と、温水により室内を暖房する
床暖房システム140、142、144とを有している
が、本発明はこれに限られない。住居8が熱源機22を
必要としない空調システムを有していても、もちろん適
用が可能である。この場合、制御部24は他の空調機器
等に設けられる。
【0048】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、居住者の
生活パターンに応じた空調機器等の制御を容易に実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による空調機器制御シス
テムの概略の全体構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態による空調機器制御シス
テムの空調機器制御センタ側の構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態による空調機器制御シス
テムの会員クライアント側の構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態による空調機器制御シス
テムの熱源機の構成を示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態による空調機器制御シス
テムの住居内の構成を示す図である。
【図6】本発明の一実施の形態による空調制御方法を説
明する図である。
【図7】本発明の一実施の形態による空調制御方法を説
明する図である。
【図8】本発明の一実施の形態による空調制御方法を説
明する図である。
【図9】本発明の一実施の形態による空調制御方法を説
明する図である。
【図10】本発明の一実施の形態による空調制御方法を
説明する図である。
【図11】本発明の一実施の形態による空調機器制御シ
ステムの変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 通信ネットワーク 2 空調機器制御センタ 4 会員クライアント 6、6’ ISP 8 住居 14 ルータ 16 電話機 18 PC 19 ホームサーバ 20 リモートコントローラ 22 熱源機 24、38 制御部 140、142、144 床暖房システム 28 給湯管 30 空調機器制御サーバ 32 会員データベース 34 運転パターン・データベース 36、48、49 通信部 40 燃焼部 41 外気温度センサ 42 CPU 43 給水管 44 RAM 46 ROM 48 携帯電話機 50 照明機器 102 ログイン画面 104 ログイン成功画面 106 運転パターン登録画面 108 運転パターン登録確認画面 110 運転パターン登録終了画面 112 空調機器制御開始画面 120 居間 122 台所 124 廊下 126 第二寝室 128 主寝室 130 和室 132、134 給気口 136、138 排気ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 哲 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 3L061 BA05 5B089 GA11 GA21 GB04 JA35 KB04 LB03 5K048 AA04 BA12 DC01 DC03 EB02 EB06 FB01 FB02 FB10 HA01 HA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調機器の制御を依頼する会員クライアン
    トの生活パターン情報に基づいて、前記空調機器の運転
    パターン情報を算出し、 前記運転パターン情報に基づいて、通信ネットワークを
    介して前記空調機器を制御することを特徴とする空調機
    器制御方法。
  2. 【請求項2】空調機器を有する会員クライアントと、 前記会員クライアントの生活パターン情報に基づいて算
    出された運転パターン情報に基づいて、通信ネットワー
    クを介して前記空調機器を制御する空調機器制御サーバ
    とを有することを特徴とする空調機器制御システム。
  3. 【請求項3】通信ネットワークを介して接続された会員
    クライアントの生活パターン情報に基づいて空調機器の
    運転パターン情報を算出し、前記運転パターン情報に基
    づき前記空調機器を制御する空調機器制御サーバと、 前記会員クライアントの情報を格納する会員データベー
    スと、 前記運転パターン情報を格納する運転パターン・データ
    ベースとを有することを特徴とする空調機器制御セン
    タ。
  4. 【請求項4】ウェブブラウザ機能を有する通信端末から
    居住者の生活パターン情報を入力し、 前記生活パターン情報から算出された運転パターン情報
    に基づいて、空調機器制御サーバにより通信ネットワー
    クを介して制御される空調機器を有することを特徴とす
    る会員クライアント。
JP2001331961A 2001-10-30 2001-10-30 空調機器制御方法及び空調機器制御システム Withdrawn JP2003130431A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001331961A JP2003130431A (ja) 2001-10-30 2001-10-30 空調機器制御方法及び空調機器制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001331961A JP2003130431A (ja) 2001-10-30 2001-10-30 空調機器制御方法及び空調機器制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003130431A true JP2003130431A (ja) 2003-05-08

Family

ID=19147453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001331961A Withdrawn JP2003130431A (ja) 2001-10-30 2001-10-30 空調機器制御方法及び空調機器制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003130431A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007166045A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Noritz Corp 遠隔監視及び遠隔制御システム
KR101937174B1 (ko) * 2017-07-20 2019-04-09 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 서버의 동작 방법
WO2020044588A1 (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 三菱電機株式会社 制御システム、空気調和機、および制御方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007166045A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Noritz Corp 遠隔監視及び遠隔制御システム
KR101937174B1 (ko) * 2017-07-20 2019-04-09 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 서버의 동작 방법
WO2020044588A1 (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 三菱電機株式会社 制御システム、空気調和機、および制御方法
WO2020044394A1 (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 三菱電機株式会社 制御システム、空気調和機、および制御方法
JPWO2020044588A1 (ja) * 2018-08-27 2021-01-07 三菱電機株式会社 制御システム、空気調和機、および制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6543282B2 (ja) ネットワーク接続されたサーモスタットを管理するための方法
CA2846194C (en) Synergistic interface system for a building network
US20190024930A1 (en) Safe sandbox mode for a home device
JP7307103B2 (ja) 制御及びエネルギー管理のためのスマート照明スイッチ/サーモスタット
JP2005518616A (ja) ホームネットワークシステム
WO2005096608A1 (fr) Systeme et procede de commande a distance d'appareils domestiques en reseau au moyen du service d'envoi de messages courts du telephone mobile
WO2015080138A1 (ja) 空調システム
EP2320605A1 (en) Integral control, security and home automation system in intelligent buildings
JP6180942B2 (ja) 温水器具
WO2015011854A1 (ja) 電気機器の管理方法、管理システム、電気機器、操作端末、及びプログラム
CN107995073A (zh) 一种控制智能家居设备的装置和方法
JP2001251312A (ja) ホームネットワーク接続機器のアクセス管理装置
JP2002247657A (ja) 設備機器の管理システム
EP2493147B1 (en) Control system and pairing method for a control system
JP2003130431A (ja) 空調機器制御方法及び空調機器制御システム
JP2002222126A (ja) ホームネットワーク
JP2002247663A (ja) 設備機器の管理システム
JP2009217671A (ja) 制御装置及びその方法
US10921008B1 (en) Indoor comfort control system and method with multi-party access
JP2004150667A (ja) 設備管理装置
US20170094035A1 (en) Management method and management device
WO2022051905A1 (zh) 智能装置的网络连接方法
JP2002106935A (ja) 給湯器又は空気調和装置並びにそれらの遠隔操作システム
KR100689219B1 (ko) 세대기기의 원격 제어를 위한 유무선 신호 중계 접속장치
JP7486158B2 (ja) 情報処理システム、及び、情報処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104