JP2003130329A - 廃タイヤ無煙ストーブ - Google Patents

廃タイヤ無煙ストーブ

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JP2003130329A
JP2003130329A JP2001367932A JP2001367932A JP2003130329A JP 2003130329 A JP2003130329 A JP 2003130329A JP 2001367932 A JP2001367932 A JP 2001367932A JP 2001367932 A JP2001367932 A JP 2001367932A JP 2003130329 A JP2003130329 A JP 2003130329A
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JP
Japan
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combustion chamber
blower
combustion
smoke
gas
Prior art date
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JP2001367932A
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Tadashi Takahashi
忠 高橋
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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃タイヤを無公害にして燃焼させ、暖房は
もとよりあらゆる熱源にして有効利用することを目的と
する。 【解決手段】 仕切り板(18)により二分される一時
燃焼室(1)の上部に廃タイヤ(16)を投入する為の
蓋(12)を設置し、前記仕切り板(18)に小さい穴
(17)を多数開口し送風機器(2)により酸素を送り
前記穴(17)から噴出すると共に石油バーナー(5)
にて点火し、前記タイヤから発生したガスは二次燃焼室
に流れ別に設けた送風機(4)から送る酸素は穴あきパ
イプ(3)から噴出し、二次燃焼を起こして完全燃焼
し、温度が規定まで上がると内蔵されたバイメタル
(6)の作用によりスイッチ(8)を介して送風機
(2)を止めガスの発生を抑制して異常燃焼を防止し温
度が規定まで下がるとスイッチがONになり燃焼温度を
一定に保ち、又煙突(9)には煙センサー(7)を設け
点火時など煙が発生した時のみ石油バーナーが自動的に
回転し、煙が消えると自動停止する装置を備えた廃タイ
ヤ無煙ストーブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はあり余る廃タイヤを
燃料として使用し、完全燃焼により無煙無臭にして、ダ
イオキシンをも抑制し、環境に優れた多目的暖房器具で
ある。
【0002】
【従来の技術】以前から廃タイヤストーブと称する物は
大小幾つか出回っているが不完全燃焼の為に煙も多く環
境にふさわしい物でなく、従って有害ガスの発生などの
弊害がありストーブとして難があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の廃タイヤストー
ブはタイヤを切断して使用していたが、その為には切断
機が必要であり、余分にお金と手間が掛かったが本発明
はタイヤを切らずに使用して、独自の方法でガス化させ
て完全燃焼により無煙、無臭にし、熱源を有効利用しダ
イオキシンをも抑制する、しかも公害にも優しい暖房機
を提供する。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記の目的を達成する為に
本発明のストーブには、一時燃焼室と二次燃焼室があ
り、一時燃焼室側に廃タイヤを数本詰め込み、一時燃焼
室の底は二重構造にしてあり、仕切り板には小さい穴が
多数あけてあり、送風機から送られた酸素は底全体から
噴出し、石油バーナーで点火する事により、ガス化させ
る。
【0005】上記発生したガスは横向に設置した二次燃
焼室に流れ、別に設けた風機により送られた酸素は、二
本の穴あきパイプから噴出し、ガスと反応して二次燃焼
を起こし、更に(図面は省略してあるが)、煙突内にお
いて三次燃焼し、完全燃焼により無煙無臭にする。
【0006】二次燃焼室(主燃焼室)には温度センサー
(バイメタル)を設けて燃焼温度が規定に達すると、
(約1000℃)バイメタルの働きにより、スイッチを
介して一時燃焼室の送風機を停止させ、ガス発生を抑制
し、異常燃焼を防止した後、次第に温度が下がり、(約
800℃)になると再びスイッチがONになり、ガスを
発生させ、以下長時間に渡りこの状態が繰り返されて、
一定の燃焼温度が保たれる。
【0007】煙突には煙センサーを設置し、点火時など
煙が発生した場合には前記石油バーナーが自動的に回転
して煙を燃やし、又煙が消えると自動的に停止する事が
可能となる。
【0008】燃焼が終盤になり一時燃焼ガスの発生が無
くなると、一次燃焼室内では、熾き燃焼に移り、酸素を
供給することで炭化した炭を更に燃焼する為残りの灰も
サラサラになり、量も少なく、(針金は残る)後始末も
簡単である。
【0009】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について実施例
をもとに図面を参照して説明する。図1は一次燃焼室
(1)と二次燃焼室(10)を示し、まず 一次燃焼室
(1)に廃タイヤ(16)を数本詰め込み、石油バーナ
ー(5)により点火する一次燃焼室(1)の底は二重に
してあり、仕切り板(18)には小さい穴(17)が一
面にあけてあり、(図面上の酸素の噴出は下からである
が下とは限らない)送風機(2)からの酸素は底全体か
ら噴出して一次燃焼によりガスを発生し、通路(11)
を経て二次燃焼室(10)に流れる。
【0010】横向に設置した二次燃焼室(10)には、
二本の穴あきパイプ(3)が設置され、(穴あきパイプ
は一本又は数本でもよい)送風機(4)からの空気は穴
(19)から噴出してガスと反応して二次燃焼を起こし
て無煙無臭になる。(図面は省略してあるが三次燃焼方
式)
【0011】二次燃焼室10には温度センサー6が設置
してあり高温約1000℃になるとバイメタルの温度変
化によりスイッチ(8)を返して、一次燃焼室(1)の
送風機(2)を停止させて一次燃焼ガスの発生を抑制し
て異常燃焼を防止し、又燃焼温度が下がり約800℃に
なるとバイメタルの収縮により再び送風機(2)を回転
させてガスを発生させ、以下この状態が長時間に渡り継
続され安定した燃焼状態が保たれる。
【0012】燃焼が最終段階に入ると一次燃焼室1のガ
ス発生が無くなり、一次焼室(1)内は炭化された炭が
残り熾き燃焼に移り、この時一時的に青白い煙が発生す
るが、自動的に石油バーナー(5)が回転して煙を燃や
し、煙が消えるとバーナーは止り、何度かそれを繰り返
し、この頃は燃焼温度が低い為に、送風機(2)は回転
しているので一層熾き燃焼は継続され、後の残り灰はサ
ラサラな状態になり針金は残るが灰の量も少なくて、後
始末も簡単である。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記説明した構成であり以下に
記載した効果がある。
【0014】廃タイヤを主燃料とし、工場等から排出さ
れるウエス、グリース等又は、プラスチィク類オイルエ
レメントなども焼却する為燃料代がかからない。
【0015】最近野山に不法投棄されている廃タイヤ及
び可燃性ごみも焼却する環境の美化に役立つ。
【0016】熱量が大であり暖房のみならず、ボイラー
の熱源に、ロードヒーティングに、又融雪機に、或いは
冬期間の農業用ビニールハウスの熱源に使用したなら
ば、経済効果抜群である。
【0017】これほどの熱源を単に焼却処分するのは勿
体ない話であり、燃料の確保、及び保管も比較的簡単で
あり、工場等の暖房には最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(A)は一次燃焼室の断面図である。
本発明の(B)は二次燃焼室の断面及び一次燃焼室の一
部の断面図である。
【図2】本発明の一次燃焼室の断面図及び送風機であ
る。
【図3】本発明の二次燃焼室を切り開いた断面図であ
る。
【図4】本発明の煙突の断面図及び煙センサーを表した
ものである。
【図5】本発明のバイメタル及びスイッチを表したもの
である。
【図6】本発明の二本の穴あきパイプの断面である。
【図7】本発明の二次燃焼室内の温度変化をグラフで表
したものである。
【符号の説明】
1・・一次燃焼室。 2・・一次燃焼室用フアン。 3
・・二本の穴あきパイプ。 4・・二次燃焼室用フア
ン。 5・・石油バーナー。 6・・バイメタル。7・
・煙感知センサー。 8・・スイッチ。 9・・煙突。
10・・二次燃焼室。 11・・ガス通路。 12・
・蓋。 13・・取っ手。 14・・光電管。 15・
・足。 16・・廃タイヤ。 17・・酸素噴出穴。
18・・二重底。 19・・酸素噴出穴。 20・・
光。 21・・煙。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月15日(2002.1.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】・本発明の(A)は一次燃焼室の断面図であ
る。 ・本発明の(B)は二次燃焼室の断面及び一次燃焼室の
一部の断面図である。
【図2】・本発明の一次燃焼室の断面図及び送風機であ
る。
【図3】・本発明の二次燃焼室を切り開いた断面図であ
る。
【図4】・本発明の煙突の断面図及び煙センサーを表し
たものである。
【図5】・本発明のバイメタル機構及びスイッチを表し
たものである。
【図6】・本発明の複数の穴あきパイプの断面を表した
ものである。
【図7】・本発明の二次燃焼室内の温度変化をグラフで
表したものである。
【符号の説明】 1・一次燃焼室 2・一次燃焼室用フアン 3・複数の穴あきパイプ 4・二次燃焼室用フアン 5・石油バーナー 6・バイメタル 7・煙感知センサー 8・スイッチ 9・煙突 10・二次燃焼室 11・ガス通路 12・蓋 13・取っ手 14・光電管 15・足 16・廃タイヤ 17・酸素噴出穴 18・二重底 19・酸素噴出穴 20・光 21・煙
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切り板(18)により二分される一次
    燃焼室(1)の上部に廃タイヤ(16)を投入する為の
    蓋(12)を設置し、前記仕切り板(18)には小さい
    穴(17)を多数開口し送風機(2)からの酸素が前記
    穴(17)から噴出すると共に石油バーナー(5)によ
    り点火して前記廃タイヤから発生したガスは、通路(1
    1)を経て、横向に設置した二次燃焼室(10)に流
    れ、別に設けた送風機(4)からの酸素が複数の穴あき
    パイプ(3)から噴出し、ガスと反応して二次燃焼を起
    こして完全燃焼し、透明化されたガスは煙突(9)によ
    り排出する廃タイヤ無煙ストーブ。
  2. 【請求項2】 煙突(9)に煙センサー(7)を設けて
    おき、二次燃焼室(10)内の温度が高くなると、点火
    時に出ていた煙が消えると、石油バーナー(5)は停止
    し、又煙が発生した時のみバーナーが働き、又燃焼温度
    が規定に達すると、二次燃焼室(10)内に設けた、バ
    イメタル(6)の作用によりスイッチ(8)を介して一
    次燃焼室(1)の、送風機(2)を停止させ、一次燃焼
    ガスを抑制して、異常燃焼を防止し、温度が下がるとス
    イッチがONになり、燃焼温度を一定に保つ様に自動化
    を可能とする請求項1記載の燃焼装置。
JP2001367932A 2001-10-25 2001-10-25 廃タイヤ無煙ストーブ Pending JP2003130329A (ja)

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