JP2003129900A - ディーゼルパティキュラーフィルタのメインテナンスサービス方法 - Google Patents

ディーゼルパティキュラーフィルタのメインテナンスサービス方法

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JP2003129900A JP2001324129A JP2001324129A JP2003129900A JP 2003129900 A JP2003129900 A JP 2003129900A JP 2001324129 A JP2001324129 A JP 2001324129A JP 2001324129 A JP2001324129 A JP 2001324129A JP 2003129900 A JP2003129900 A JP 2003129900A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン毎に好適な、低コストの及び即応可
能のうちの少なくとも一つを達成できるDPFのメイン
テナンスサービス方法の提供。 【解決手段】 エンジン保有者とサービス提供者との間
でDPFのメインテナンスサービス契約を取り交わし、
提供者側がエンジンの稼動情報と位置情報とをエンジン
毎に無線通信回線で受信し、提供者側が稼動情報を電算
処理してエンジン毎にDPFの次回メインテナンス実施
時期を策定し、提供者が今回メインテナンス実施時期の
エンジン位置を位置情報から把握してその位置に赴き、
提供者が赴いた位置で今回メインテナンス実施時期に当
たるエンジンに対し呼びかけ信号を無線発信し、これに
応じたエンジンが報知信号を発生し、報知信号を発生し
たエンジンに対し提供者がメインテナンスを実施し、提
供者が今回実施のメインテナンス情報を前回実施のメイ
ンテナンス情報として稼動情報内に織り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルパティ
キュラーフィルタのメインテナンスサービス方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジン(以下「エンジン」
とする)は、エンジン始動時、エンジン急加速時及びエ
ンジン過負荷時等において、その排気ガス中に公害物質
なるPM(Particulate Matters:粒子状物質)を多く
生じる。PMは、燃料の不完全燃焼による遊離炭素Cな
る黒煙(スス)と、燃料及び潤滑油の未燃焼分なるSO
F(Soluble Organic Fraction)とで構成される。そこ
で、近時、PMを捕集するディーゼルパティキュラーフ
ィルタ(Diesel Particulate Filter:ディーゼル微粒
子除去フィルタ、以下「DPF」又は「フィルタ」とす
る。)をエンジンの排気管に設けて排気ガス中のPMを
捕集し、これにより大気へのPM排出を防止することが
期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルタで
のPMの捕集量が多くなると、エンジンが期待通りの性
能を発揮しない。
【0004】そこで、フィルタ交換等のメインテナンス
(保守)をエンジン保有者側で実施するとすれば、次の
不都合が生ずる。 (1)フィルタは貴金属及び希土類金属を多く含んで高
価であり、そこで洗浄等して再生可能とされている。但
し、劣化し、また損傷等して再生不能のフィルタもあ
る。一方、エンジンは、自走車両は勿論のこと、定置式
及び可搬式のゼネレータ及びエアコンプレッサ等、多種
多様の機械に搭載されてその動力源として使用される。
かかる多くのエンジンの総てにフィルタを装着するとす
れば、その数は膨大となる。従って、再生できるフィル
タであっても、エンジン保有者側各位が再生せずに(再
使用せずに)廃却したのでは、各位の経済的負担が増
し、またフィルタ数が膨大であるために有限資源の無駄
使いとなる。また、不慣れな再生ではPMの捕集能力に
ばらつきを生じてフィルタの使用寿命が低下し、期待通
りのエンジン性能が得られない。さらにまた、再生不良
のフィルタを再使用して大気中にPMが排出される虞も
ある。 (2)エンジン保有者側が高価なフィルタを交換用とし
て、各種多く在庫するとすれば、その管理及び経済上の
負担が増す。 (3)勿論、メインテナンス忘れの虞もある。
【0005】そこで、上記(1)〜(3)の解決策とし
て、メインテナンスを集中的かつ専門的に実施するサー
ビス提供者を想定してみる。この場合、次の不都合が想
定される。即ち、フィルタによるPMの捕集量はエンジ
ンの稼動状況によってエンジン毎に相違する。従って、
メインテナンス時期をマニュアル管理することは、エン
ジン数が多いことから不可能である。そこで、フィルタ
の総てに対し、例えば一律間隔の定期メインテナンスサ
ービスを提供するとすれば、上記「エンジンの稼動状況
によってエンジン毎に相違する」との実状にそぐわなく
なる(不適切なサービスとなる)。複数のエンジンが同
一個所に配置されている場合、メインテナンス対象エン
ジンの特定に時間を要し、そのため、低コストのサービ
スを提供できない。しかも、膨大な数のエンジン(膨大
な数のフィルタ)であっても、「サービス」とは、それ
ぞれに対し即応性が必ず要請されるものである。
【0006】本発明、上記想定された不都合に鑑み、エ
ンジン毎に好適な、低コストの及び即応可能のうちの少
なくとも一つを達成できるDPFのメインテナンスサー
ビス方法及び装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的達
成のため、本発明に係るDPFのメインテナンスサービ
ス方法は、ディーゼルエンジン保有者とサービス提供者
との間でDPFのメインテナンスサービスに係るの契約
を取り交わす段階と、サービス提供者側がエンジンの稼
動情報と位置情報とを契約対象エンジン毎に無線通信回
線によって受信する段階と、サービス提供者側が稼動情
報を電算処理して契約対象エンジン毎にDPFの次回の
メインテナンス実施時期を策定する段階と、サービス提
供者が今回のメインテナンス実施時期に当たる契約対象
エンジンの位置をその位置情報から把握してその位置に
赴く段階と、サービス提供者が赴いた位置において今回
のメインテナンス実施時期に当たる契約対象エンジンに
対し予め設けた固有の呼びかけ信号を無線発信する段階
と、呼びかけ信号に応じたエンジンが報知信号を発生す
る段階と、報知信号を発生したエンジンに対してサービ
ス提供者がそのDPFのメインテナンスを実施する段階
と、サービス提供者が、今回の実施したメインテナンス
情報を前回実施したメインテナンス情報として、そのエ
ンジンの稼動情報内に織り込む段階とを有することを特
徴としている。尚、上記構成における報知信号として
は、警報及び点灯のうちの少なくとも一方を例示でき
る。
【0008】上記構成によれば、次のような作用効果を
奏する。 (1)契約に基くエンジンは多くなる。従って、マイコ
ン等による電算処理が必須となる。そこで、上記構成に
も「電算処理」が織り込まれている。また、呼びかけ信
号の無線発信は受信対象を特定しない「無方位発信」で
ある。従って、応答側エンジンが呼びかけ信号が自己へ
の呼びかけ信号であるか否かの判断を行うこととなる。
この判断は、呼びかけ信号がエンジン毎に相違すること
が条件であり、しかもエンジンは機械であるから呼びか
け信号に対する応答にはマイコン等による電算処理が必
須となる。かかる電算処理によれば、DPF(以下「フ
ィルタ」とする)によるPMの捕集量がエンジン毎にそ
の稼動状況によって大きく相違しても、個々のフィルタ
に対して各個固有の、かつ適切な交換間隔を書き込み自
在に設定でき、また必要時に即座に読み出せる。従っ
て、フィルタによるPMの捕集量がエンジン毎にその稼
動状況によって大きく相違しても、上記構成によれば、
適切なメインテナンスサービスを多くのエンジンのそれ
ぞれ毎に均等に実施できる。 (2)複数のエンジンが同一個所に配置されていても、
サービス対象エンジンだけが呼びかけ信号に応じて報知
信号を発生する。そのため、当該エンジンを直ちに特定
できる。従って、低コストのサービスをエンジン保有者
に提供できる。 (3)サービス提供者は、多くの使用フィルタを一括回
収することができるようになる。従って、次の効果が派
生する。 (31)フィルタからの貴金属及び希土類金属の回収及
び再利用化を低コストで行える。再生を専門的に行える
ために、再生品質が一定化する。再使用不良のフィルタ
を再使用してしまう虞も無くせる。ここに、品質の一定
化とは、PMの捕集能力の標準化であるから、再生フィ
ルタを用いても、大気中へのPMの排出をコンスタント
に抑制できる。 (32)エンジン保有者側が高価なフィルタを交換用と
して、多種多様に在庫する必要がない。従って、在庫管
理から開放され、在庫費用も無くせる。 (33)メインテナンス忘れもなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態及び実施例】以下本発明に係る実施
例を図1〜図3を参照し説明する。図1は、日没後の無
人の建屋1内において隣接駐車した2台のディーゼル車
両2、3と、路上走行中のサービスカー4と、衛星5と
を示す模式鳥瞰図である。ここに、車両2のエンジンE
は、エンジン保有者とサービス提供者との間で予め取り
交わした「DPFのメインテナンスサービスに係るの契
約」に基くサービス対象なる契約エンジンである。一
方、車両3のエンジンEoは、契約外エンジンである。
【0010】契約内容は、基本的には「サービス提供者
がエンジンEのDPF(以下「フィルタ」とする)を有
償メインテナンスし、メインテナンス時に再生品を用い
てもよい。」というものであるが、その実施条件とし
て、図2に示す通り、車両2には、GPS6、電波受発
信装置7及び報知器8の標準装備することとしてある。
一方、サービスカー4は、GPS6s及び電波受発信装
置7sを装備する。尚、GPS6、電波受発信装置7及
び報知器8は、この車両2の駐車時のようにエンジンE
が停止しすることにより主電源が切れていても、搭載し
たバッテリ9によって作動可能としてある。詳しくは次
の通り。
【0011】車両2には、上記標準装備のほか、さらに
次のものを備えてある。図2に示す通り、車両2のペダ
ル式、レバー式及びダイアル式等のアクセル2aには、
アクセル量θを検出するアクセルセンサ2bを備えてあ
る。また、エンジン排気管2cに設けたフィルタ固定部
2dのフィルタ2eの排気ガス入り口側には、排気ガス
圧Pを検出する圧力センサ2fを備えてある。
【0012】ところで車両には、建設機械等での累積稼
動時間及び走行車両での累積走行距離のような累積稼動
情報H1を検出するいわゆるサービスメータ2gを常設
してある。尚、この累積稼動情報H1は、不図示の各種
検出センサから得られる冷却水温情報、油圧情報等でな
る稼動情報H(不図示)の一つである。本実施例では、
車両2、3をパワーショベル等の建設機械とし、従って
累積稼動情報H1を以下累積稼動時間H1とする。そし
てまた、車両には、不図示の各種センサ及び各種操作装
置からの信号を受けてこれら信号に基く各種動作指令を
予め記憶したプログラムに基き各アクチュエータに入力
し、各アクチュエータを作動させるマイクロコンピュー
タ(以下「マイコン10」とする)を常設してあるのが
普通である。そこで、そのマイコン10には、不図示の
上記各種センサ及びアクチュエータのほか、同図2に示
す通り、上記GPS6、電波受発信装置7、報知器8、
アクセルセンサ2b、圧力センサ2f及びサービスメー
タ2gを電気信号的に接続してある。尚、報知器8は、
例えば警報器であり、マイコン10からの作動指令に基
き、バッテリ9からの電力によって警報を発するもので
ある。
【0013】一方、サービスカー4には、同図2に示す
ように、上記GPS6s及び電波受発信装置7sのほか
に、さらに、マイクロコンピュータ(以下「マイコン1
0s」とする)を備える。そして、サービスカー4は、
交換用のフィルタ1e及びエアクリーナ等と、工具及び
計測器等のサービス機具とを積み込んである。マイコン
10sには、GPS6s及び電波受発信装置7sを電気
信号的に接続してある。そして、マイコン10sは、マ
ウス及びキーボード等の指令入力機b1(以下「キーボ
ードb1」とする)及び表示画面b2を備える。
【0014】かかる実施例装置を用いた方法例は、図3
に示す次のステップ1〜8で構成される。
【0015】〔ステップ1〕これは、上記した「エンジ
ン保有者とサービス提供者との間でDPFのメインテナ
ンスサービスに係るの契約を取り交わす段階」である。
【0016】この段階において、サービス提供者は、エ
ンジン保有者に対してマイコン10、10sでの情報処
理上で必要なIDコードなる保有者コードを提示する。
尚、IDコードは、保有者コードと、エンジンコード
と、サービスカーコードとである。保有者コードは、マ
イコン10sに設定され、情報出力における検索子とな
る。エンジンコードは、マイコン10、10sに設定さ
れ、電波受発信装置7、8s間での情報入出力上(交信
上)及び外部への情報出力上における検索子となる。サ
ービスカーコードは、サービスカー4が複数あるときに
のみ適用され、各サービスカー4のマイコン10sにそ
れぞれ総て設定される。これらコードは、他のエンジン
保有者、他のエンジン及び他のサービスカー4から識別
する識別子となる。尚、保有者コード及びエンジンコー
ドのマイコン10sへの設定には、標示画面b2で標示
した「契約条項設定画面(不図示)」に設定登録する。
この契約条項設定画面には、契約条項に定める各エンジ
ン固有の契約事項と、最適メインテナンスに必要な種々
の技術的データボックス及びデータ更新ボックスを設け
てある。
【0017】〔ステップ2〕これは、サービス提供者側
がエンジンの稼動情報と位置情報とを契約エンジンH毎
に無線通信回線によって受信する段階である。
【0018】即ち、稼動情報Hの一つである累積稼動時
間H1はサービスメータ2gで検出され、一方、位置情
報S1はGPS6で車両2の緯度及び経度として(つま
り、エンジンEの緯度及び経度として)検出される。こ
れら検出値H(H1、S1)は、エンジンコードと共に
電波受発信装置7から無方位発信され、無線通信回線
(本実施例では衛星5を用いた広域インタネット)を経
て電波受発信装置7sで受信され、マイコン10sに入
力する。
【0019】〔ステップ3〕これは、サービス提供者側
が稼動情報Hをマイコン10sで処理して契約エンジン
E毎にフィルタの次回のメインテナンス実施時期(年月
日)を策定する段階段階である。詳しくは次の通り。
【0020】マイコン10sは、電波受発信装置7sが
受信したエンジンコードに対応するエンジンEの記憶フ
ァイル内に今回の受信情報(稼動情報H)と受信日付及
び時刻とを記憶する。そして、マイコン10sは「今回
稼動情報Hに含まれる累積稼動時間H1−前回メインテ
ナンス実施時の累積稼動時間H1=稼動時間」を演算す
る。尚、マイコン10sは、この種エンジンEの標準的
メインテナンス実施間隔なる「標準間隔時間」を予め記
憶している。そこで、マイコン10sは、「標準間隔時
間−稼動時間=第1残存時間」を演算し、次に「第1残
存時間」を「第1残存日数」に換算する。この換算は
「(前回メインテナンス実施時の日付から受信日迄の日
数)×(第1残存時間/稼動時間)=第1残存日数」と
したものである。次に、マイコン10sは「受信日+第
1残存日数」に当る暦上の日付を「第1の次回のメイン
テナンス実施時期」としている。尚、機械が走行車両で
あるとき、上記「時間」は「走行距離」とすればよい
(以下、同じ)。
【0021】ここに、上記「第1の次回のメインテナン
ス実施時期」をもって「次回のメインテナンス実施時
期」として完結してもよい。ところが、本事例ではさら
に、前回メインテナンス実施時から今回受信時迄の稼動
時における稼動情報Hに含まれるアクセル量θの変化に
おいて、「エンジンローアイドルからエンジンミドルア
イドルへ」、「エンジンローアイドルからエンジンハイ
アイドルへ」及び「エンジンミドルアイドルからエンジ
ンハイアイドルへ」の増加変化が例えば1秒以内に生じ
たそれぞれの回数(エンジン急加速回数である)を演算
している。これら(エンジン急加速)はいずれもPMを
多く発生する事象である。そこで、ここでは事象毎に重
み付けを行っている。即ち、マイコン10sは、予め記
憶したこの種エンジンE(この種車両2)の各エンジン
急加速標準回数を元に、これらエンジン急加速回数に関
し、例えば「エンジンローアイドルからエンジンハイア
イドルへ」への急加速回数に関して「(実績回数/標準
回数)の例えば1.3倍(重みである)」と演算し、ま
た例えば「上記事象以外のエンジン回転数」に関して
「(実績回数/標準回数)の例えば0.9倍(これも重
みである)」と演算し、さらに「上記標準間隔時間/各
事象の演算値の平均値=第2残存日数」とする。そし
て、マイコン10sは「受信日+第2残存日数」に当る
暦上の日付を「第2の次回のメインテナンス実施時期」
としている。そして、本事例では、第1、第2の次回の
メインテナンス実施時期のうちでいずれか早い方を「次
回のメインテナンス実施時期」とし、これを表示画面b
2に表示する。尚、本事例では、排気ガス圧Pもまた稼
動情報Hの一つとして受信しているが、これは、例えば
エンジンローアイドル時における排気ガス圧Pを、マイ
コン10sに予め記憶したフィルタ交換手前(例えば
「1週間前」)の限界ガス圧Poと比較し、「P=P
o」となったとき、その「なった日」の例えば2週間後
である暦上の日付を「第3の次回のメインテナンス実施
時期」とするものである。ここに、上記「第1、第2の
次回のメインテナンス実施時期」は精度よく管理される
から、この「第3の次回のメインテナンス実施時期」は
急場の割り込み信号的な扱いとなる。そして、これも、
第1〜第3のメインテナンス実施時期のうちのいずれか
早い方が「次回のメインテナンス実施時期」として、こ
れが表示画面b2に表示されることとなる。
【0022】尚、このステップ3では、サービスエンジ
ニアが表示画面b2を参照しつつ、本日実施する(即
ち、今回実施する)サービス対象エンジンを順次抽出す
ることとなる。そこで、この抽出のための表示画面b2
の具体的表示例を次の第1、第2画面(いずれも図示せ
ず)によって説明する。
【0023】サービスエンジニアはキーボードb1から
第1画面の表示指令を入力する。第1画面は、総ての契
約エンジンのエンジン番号を、「次回のメインテナンス
実施時期」の早いもの順に(本日分、明日分、明後日
分、明々後日、・・・の日付順に)、その保有者名及び
稼動地名と共に表示する。このとき、エンジン毎に、現
在の累積稼動時間H1及び稼動情報H並びに前回メイン
テナンス実施時期、その時の稼動情報H、実施場所及び
留意メモ等の履歴を択一的に又は総べてを表示自在とし
てある。第1画面でのエンジン数の一括表示は20台で
あり、21台目以降の表示は第1画面をスクロールさせ
る。次回のメインテナンス実施時期は、上記の通りマイ
コン10sで演算され、第1画面に表示される。ところ
で、サービスの実施というものは、上記契約及び上記特
約の有無に係らず、実施時期を保有者側に対し予め連絡
し、実施可否の調整を行うことが望ましい。そこで、こ
の調整によって実施時期が繰り下げられ又は繰り上げら
れたとき、本例では、サービスエンジニアがキーボード
b1から第1画面上の本来の実施時期を括弧内表示し、
括弧外に「変更時期(繰り下げ時期又は繰り上げ時
期)」を加記し、これも表示している。次いで、サービ
スエンジニアが第1画面上のソート用ボタンをクリック
等すると、上記変更時期を織り込んだ実施時期の早いエ
ンジンの順に第1画面が自動ソートされるようにしてあ
る。例えばソート後の第1画面の「明日の実施エンジ
ン」には、ソート前の本日又は明後日の実施分であった
エンジンがソート前の日付と共に表示される。
【0024】次に、サービスエンジニアが第1画面上の
第2画面移行用ボタンをクリック等すると、第1画面は
第2画面に切り換わる。第2画面には、今回のメインテ
ナンス実施分(即ち、第1画面での本日実施分であり、
仮にソート済みならば、ソート後の本日実施分)の各エ
ンジン番号が、その保有者名、稼動地名及びサービスカ
ーコードと共に配列表示される。この表示もまた一括2
0台とし、21台目以降の表示は第2画面をスクロール
させる。ここに、サービスカーコードとは、上記の通
り、サービスカー4が複数ある場合に適用される。つま
り、1台のサービスカー4が1日に訪問してメインテナ
ンスできるエンジン数は、サービスカー4の移動時間等
も考慮すると、特殊事情でも無い限り、10台程度が限
度である。ここに、各サービスカ−4のマイコン10s
はそもそもスタンドアローンであるが、スタンドアロー
ンであるがために、近距離で走行する複数のサービスカ
ー4間での交信によって、サービス対象エンジンに最も
近距離に位置する他のサービスルカー4のサービス対象
エンジンへと互いに(サービスエンジニアの了承をもっ
て)書き換えできる。このような書き換えを行うため
に、第2画面では20台を一括表示し、かつスクロール
できるようにしたものである。尚、第2画面の当該サー
ビスカー対象用ボタンをクリック等することにより、当
該サービスカー4だけの及び/又はサービスカー4毎の
本日の対象エンジンを順次配列標示する画面を新たに設
けてもよい。尚、この場合、上記の通り、各サービスカ
ー4のIDコードは全サービスカー4のマイコン10s
にそれぞれ設定登録され、相互間の識別子となる。
【0025】〔ステップ4〕これは、サービス提供者が
今回のメインテナンス実施時期に当たる契約エンジンの
位置をその位置情報S1から把握してその位置に赴く段
階である。詳しくは次の通り。
【0026】サービスエンジニアが上記第2画面におい
て、第2画面上の第3画面移行用ボタンをクリック等す
ると、第2画面は第3画面に切り換わる。第3画面は、
上記第2画面に表示したエンジンの所在地(位置)を地
図上にそれぞれ表示する。ここに、エンジンEの所在地
は、GPS6が検出した車両2の緯度及び経度をエンジ
ンコードと共に電波受発信装置7と、電波受発信装置7
sとを経て入力したマイコン10sがGPS6sの地図
上に表示する。一方、サービスカー4の地図上での所在
地は、GPS6sによる検出によって表示される。尚、
表示した地図の領域内に他のサービスカー4が存在する
と、その地図上にはそのサービスカー4もまたその識別
符号と共に表示される。つまり、この場合、各サービス
カーはGPS6により検出したその緯度及び経度を電波
受発信装置7sから無方位発信することとなる。尚、地
図上での位置表示機能は、GPSが本来備える一般的機
能であり、GPS7sでは、例えば地図間の変更表示、
縮尺変更表示及び上下左右方向への所定距離だけの移動
表示等も表示自在である。補足すれば、本事例でのエン
ジンEの第3画面上での位置表示は、機械が移動形なら
ばその進行方向に尖った△マークで示し、一方、定位置
形ならば○マークで示す(形状分け)。さらに、両△○
マークを、エンジンが停止中ならば黒色とし、一方、稼
動中(駐車を含む)ならば赤色としている(色分け)。
ここに、移動形とは、トラック等のような長距離移動車
両であり、一方、定位置形とはゼネレータ、コンプレッ
サ及び建設機械等のように移動するにしても移動範囲が
限られている機械である。さらに尚、定位置形でも輸送
中のものは移動となるが、その場合は黒○マークで示さ
れる。もっともこれは、第3画面において移動するか
ら、それと識別できる。また、トラックであってもオフ
ロードトラック等は狭い現場(例えば鉱山)で稼動する
ために定位置形に含めてある。尚、サービスカー4は、
進行方向に尖った青△マークでその号機と共に示してい
る。本実施例では、上記の通り、車両2が駐車中のパワ
ーショベル等の建設機械であるから、第3画面では黒○
マークで表示される。
【0027】即ち、サービスエンジニアは、サービスカ
ー4で、第3画面を参照しつつ、サービス実施対象エン
ジンの所在地(位置)まで赴く。尚、本日のサービス実
施順は、基本的にはサービスカー4から近距離順のエン
ジンEとなるが、この距離が第3画面から順次視認でき
ることとなる。そして、この基本的順番に対し、先の保
有者からの要請等が加味されて実際の巡回サービス順路
が定まる。
【0028】〔ステップ5〕これは、サービス提供者が
赴いた位置において、今回のメインテナンス実施時期に
当たる契約エンジンに対し予め設けた固有の呼びかけ信
号を無線発信する段階である。
【0029】即ち、サービスエンジニアは、エンジンの
所在地(位置)に到着すると、第3画面上のエンジン番
号欄に併設した呼びかけ用ボタンをクリック等する。す
ると、電波受発信装置7sは当該エンジン「呼びかけ指
令」を当該エンジンコードと共に無方位発信する。
【0030】〔ステップ6〕これは、呼びかけ信号に応
じたエンジンが報知信号を発生する段階である。
【0031】即ち、上記ステップ5によってエンジンコ
ードと共に電波受発信装置7sから発信された「呼びか
け指令」は、契約エンジンを搭載する総ての車両のうち
の作動中の電波受発信装置7によって受信され、そのマ
イコン10に入力する。このうち、当該エンジンコード
に対応するエンジンを搭載した車両2のマイコン10だ
けが、入力したエンジンコードに応じて(つまり、他と
識別して)警報器8を作動させる(鳴らさせる)。つま
り、本実施例では車両2が警報を発することとなる。従
って、サービスエンジニアは、隣接駐車した車両3のう
ちからサービス対象車両2(即ち、契約エンジンE)を
車両3から区別して(即ち、契約外エンジンEoから区
別して)、日没後の無人の建屋1内であっても即座に探
し出せることとなる。
【0032】〔ステップ7〕これは、報知信号を発生し
たエンジンEに対してサービス提供者がそのフィルタの
メインテナンスを実施する段階である。
【0033】これは、説明を要さない。尚、PMの増加
原因の他の原因であるエアクリーナの目詰まり点検等は
このとき行うのが望ましい。この行為は、PMの増加を
単に防止するだけでなく、マイコン10sに予め記憶し
たこの種エンジンEの前記「標準間隔時間」の更新を不
要とするか、又は僅かな変更で済ますことができるから
である。
【0034】〔ステップ8〕これは、サービス提供者
が、今回の実施したメインテナンス情報を前回実施した
メインテナンス情報として、そのエンジンの稼動情報内
に織り込む段階である。
【0035】即ち、サービスエンジニアは、サービス完
了後に、第1画面において、キーボードb1から今回の
実施したメインテナンス情報を入力する。そして、例え
ば、第1画面上の更新用ボタンをクリック等すると、当
該エンジンEは第1画面での例えば6ヶ月後の日付欄に
自動的に移動し書き換えられるようにしてある。尚、サ
ービスエンジニアは、第1、第2画面から得られる当該
エンジンEの今回までのサービス履歴に鑑み、さらには
上記ステップ7でのエアクリーナの目詰まり点検等によ
り、当該エンジン固有の「標準間隔時間」を適宜更新自
在としてある。この更新は、上記ステップ1で述べた契
約条項設定画面のデータ更新ボックス内に書き込むこと
によって達成される。
【0036】以下、上記実施例の効果を述べる。
【0037】(a)ステップ8の説明で述べた通り、サ
ービスエンジニアは、第1、第2画面から得られるエン
ジンの今回までのサービス実施履歴に鑑み、エンジン毎
に簡単に「その標準間隔時間」等を適宜更新できる。こ
れは、マイコン10、10s等の高速処理器を用いてい
るから達成できるものである。従って、フィルタ2eに
よるPMの捕集量がエンジン毎にその稼動状況によって
大きく相違していても、個々のフィルタ2eに対し各個
固有の間隔をマイコン10sに設定自在であり、従っ
て、適切なメインテナンスを実施でき、適切なメインテ
ナンスサービスをエンジン保有者に提供できる。(3)
上記事例によれば、サービス提供者は多くの使用フィル
タを一括して回収するために、次の効果が生ずる。(3
1)フィルタからの貴金属及び希土類金属の回収及び再
利用を低コストで行える。再生を専門的に行えるため
に、再生不備が生じにくい。再使用に耐えないフィルタ
が再使用される機会もない。勿論、再生フィルタ2eの
PM捕集能力も補償でき、大気中へのPMの排出量をコ
ンスタントに抑制できる。また、エンジン保有者が高価
なフィルタを交換用として各種各様在庫する必要がな
く、従って、在庫管理から開放され、在庫費用も無くな
る。さらに、メインテナンス忘れもなくなる。
【0038】(b)サービス対象エンジンだけが呼びか
け信号に応じて報知信号を生ずるために、エンジンが同
一個所に複数配置されていても、サービス対象エンジン
を直ちに特定でき、低コストかつ即応性のあるサービス
を多くのエンジンに対し均等に実施できる。つまり、上
記事例において、車両2が必ず平地で単独駐車している
のであれば、又は、近傍に尋ねる人が必ず居るのであれ
ば、上記ステップ5、6に係る方法及びこの方法に係る
機器は不要となる。ところが、実際は本実施例のように
複数のエンジンが同一個所に配置されることが必ず生ず
る(むしろこの場合が多い)。本実施例では、車両2が
車両3と隣接駐車し、しかも日没後の無人地での建屋1
内駐車である。ところでここに、GPS6による建屋1
内にある物体の位置検出精度は、10m程のずれがあ
る。従って、GPS6だけでは、2台の隣接駐車した車
両2、3のうちのどれがサービス対象車両2であるかが
分からなくなり、両エンジン番号を日没後の暗がりにお
いて逐一確認するという手数が生ずる。これを省略でき
るのが上記ステップ5、6である。契約エンジンが他の
エンジンと共にトンネル内等の電波遮蔽物内に及び電波
遮蔽物近傍に位置するときも、同様である。つまり、上
記実施例及び事例によれば、1台のサービスカー4によ
って多くの契約エンジンを応答性よくサービスできるこ
ととなり、その分、低コストのサービスの提供となる。
また、サービスルカー4が複数台あれば、その回転性を
高効率で行える。さらにまた、上記事例では、「メイン
テナンス実施時に、エンジン保有者側の立会がなくて
も、サービス提供者はメインテナンスを行ってもよ
い。」との特約を設けたが、上記実施例及び事例によれ
ば、かかる特約を何ら支障なく実行できる。
【0039】(c)サービスエンジニアがサービス実施
時期を変更入力しても、上記ステップ3において、その
変更時期が、本来の実施予定時期と共に第1画面上に表
示される。従って、メインテナンス実施時期が無制限
に、かつ無管理状態で不本意に延長されることがないよ
うに、サービスエンジニアに対して示唆を与える。
【0040】(d)本実施例でのマイコン10sは、衛
星5を用いた広域インタネットを利用している。従っ
て、サービス提供者は、上記契約に係るホームページを
開設できる。そして、開設すれば、エンジン保有者は、
インタネットの利用可能環境において、自己等が保有す
るパソコンによってエンジン保有者IDコードを用いて
(さらにパスワードも用いるようにしてもよい)、上記
ステップ3で示した画面の表示内容を閲覧できる。尚、
閲覧は、エンジン保有者のエンジンだけに限定されるよ
うにしてある。かかる閲覧によって、エンジン保有者
は、時と場所とを問わず、自己が保有するエンジンEの
サービス履歴を把握でき、また、間接的ではあるがサー
ビス提供者との意思疎通の円滑化を図ることができ、そ
して、自己の機械の稼動管理の基礎とすることができ
る。
【0041】(e)契約エンジンEの現在位置を常時把
握できる。従って、当該エンジンE及びこれを搭載した
機械の盗難防止ともなる。
【0042】以下、他の実施例を、その効果と共に例示
列挙する。
【0043】(1)上記実施例のステップ3では、「第
1の次回のメインテナンス実施時期をもって次回のメイ
ンテナンス実施時期として完結してもよい」としたが、
これは、次の通りである。例えば上記車両2、3なるパ
ワーショベル及びホイールローダ等に搭載されたエンジ
ンに対しては、ほぼ一定の負荷サイクルが生ずる。かか
るエンジンでは、「第2の次回のメインテナンス実施時
期」を演算しても、その演算値は「第1の次回のメイン
テナンス実施時期」内に収まるのが普通である。従っ
て、かかるエンジンに対しては、「第1の次回のメイン
テナンス実施時期」だけをもって次回のメインテナンス
実施時期としてもよいという意味である。尚、この場
合、「第3の次回のメインテナンス実施時期」の策定
は、省略しないのが望ましい。
【0044】(2)マイコン10、GPS6及び電波受
発信装置7での使用電力は微々たるものである。ところ
が、それでもエンジン停止が長期間にわたると、バッテ
リ9が使用できなくなる。そこで、エンジン停止後の例
えば5日間経過時に、バッテリ9との全接続を自動遮断
する構成とするのが望ましい。この場合、マイコン1
0、GPS6、電波受発信装置7及び報知器8等はその
作動の一切を停止する。従って、エンジンが再度稼動す
るまで、サービスカー4はマイコン10と交信が不能と
なる。そこで、マイコン10は、上記遮断時に「遮断を
意味付けした信号」を電波受発信装置7から発信するよ
うに構成するのがよい。「遮断を意味付けされた信号」
は、上記第1〜第3画面上に、例えば、エンジン番号が
黄色に着色されて表示され、これにより識別可能とされ
るのがよい。このようにすると、サービスの提供にも洩
れがなくなり、バッテリ9の再使用に際して支障が生じ
ない。もっともこの場合は、ステップ5、6は生じない
から、従来通り、エンジン番号などで対象エンジンを探
すこととなる。
【0045】(3)上記事例におけるソフト部分をCD
ROM及びフロッピデスク等の記録媒体に記憶させ、こ
の記録媒体を販売してもよい。販売先は、例えば多くの
機械を保有するレンタル会社である。この場合、上記
「サービス提供者」は「レンタル会社」であり、上記
「エンジン保有者」は「レンタル者」又は「レンタル会
社自身」となる。この場合も、レンタル会社はレンタル
者に対し、上記実施例と同様の好適なサービスを行え
る。
【0046】(4)上記実施例では、報知器8を警報器
としたが、近傍の人にエンジンEの正確な位置を特定さ
せればよいのであるから、最も目立つ個所(例えば、車
両の最上部)に設けた作業灯等を適用してもよい。作業
灯が点灯すれば、日没後であれ、無人であれ、サービス
エンジニアは素早くかつ正確にエンジンEを特定できる
からである。尚、夜中では、警報よりもこの点灯の方が
望ましい。
【0047】(5)上記実施例では、無線通信回線とし
て広域インターネットを用いたが、PHS等の無線通信
回線を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る車両と、サービスカー
と、衛星とを示す鳥瞰図である。
【図2】本発明の実施例に係る無線通信回線を利用した
車両及びサービスカーの各装置ブロック図である。
【図3】本発明の実施例に係るフローチャートである。
【符号の説明】
1:建屋、2:契約ディーゼル機械(契約ディーゼル車
両)、2a:アクセル、2b:アクセルセンサ、2c:
エンジン排気管、2d:フィルタ固定部、2e:フィル
タ、P:排気ガス圧、2f:圧力センサ、2g:サービ
スメータ、3:契約外ディーゼル機械(契約外ディーゼ
ル車両)4:サービスカー、5:衛星、6、6s:GP
S、7、7s:電波受発信装置、8:報知器、9:バッ
テリ、10、10s:マイコン、b1:キーボード、b
2:表示画面、E:契約エンジン、Eo:契約外エンジ
ン、θ:アクセル量、H:累積稼動情報、H1:累積稼
動時間。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 138 G06F 17/60 138

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンに設けたディーゼル
    パティキュラーフィルタのメインテナンスサービス方法
    であって、エンジン保有者とサービス提供者との間でデ
    ィーゼルパティキュラーフィルタのメインテナンスサー
    ビスに係るの契約を取り交わす段階と、サービス提供者
    側がエンジンの稼動情報と位置情報とを契約対象エンジ
    ン毎に無線通信回線によって受信する段階と、サービス
    提供者側が稼動情報を電算処理して契約対象エンジン毎
    にディーゼルパティキュラーフィルタの次回のメインテ
    ナンス実施時期を策定する段階と、サービス提供者が今
    回のメインテナンス実施時期に当たる契約対象エンジン
    の位置をその位置情報から把握してその位置に赴く段階
    と、サービス提供者が赴いた位置において今回のメイン
    テナンス実施時期に当たる契約対象エンジンに対し予め
    設けた固有の呼びかけ信号を無線発信する段階と、呼び
    かけ信号に応じたエンジンが報知信号を発生する段階
    と、報知信号を発生したエンジンに対してサービス提供
    者がそのディーゼルパティキュラーフィルタのメインテ
    ナンスを実施する段階と、サービス提供者が、今回の実
    施したメインテナンス情報を前回実施したメインテナン
    ス情報として、そのエンジンの稼動情報内に織り込む段
    階とを有することを特徴とするディーゼルパティキュラ
    ーフィルタのメインテナンスサービス方法。
  2. 【請求項2】 前記報知信号は、警報及び点灯のうちの
    少なくとも一方である請求項1記載のディーゼルパティ
    キュラーフィルタのメインテナンスサービス方法。
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