JP2003129227A - Pvdによる窒化クロムのコーティング方法 - Google Patents

Pvdによる窒化クロムのコーティング方法

Info

Publication number
JP2003129227A
JP2003129227A JP2001322724A JP2001322724A JP2003129227A JP 2003129227 A JP2003129227 A JP 2003129227A JP 2001322724 A JP2001322724 A JP 2001322724A JP 2001322724 A JP2001322724 A JP 2001322724A JP 2003129227 A JP2003129227 A JP 2003129227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bias voltage
arc current
chromium nitride
droplets
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001322724A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichi Murakami
理一 村上
Daisuke Yonekura
大介 米倉
Koji Hanaguri
孝次 花栗
Toshiki Sato
俊樹 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2001322724A priority Critical patent/JP2003129227A/ja
Publication of JP2003129227A publication Critical patent/JP2003129227A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドロップレットの少ない窒化クロム膜が得ら
れるPVDによる窒化クロムのコーティング方法を提供
するこ。 【解決手段】 コーティング中のアーク電流を50A以
上、窒素を含むプロセスガス圧力を2.66Pa以下、
及び基材バイアス電圧を100〜500Vに調整するこ
とを特徴とするPVDによる窒化クロムのコーティング
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PVD(物理蒸
着)による窒化クロム(Cr−N)のコーティング方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】アークイオンプレーティング法(AI
P)により、アーク電流200A、基材バイアス電圧−
30Vで、Cr−Nをコーティングする技術が、「表面
技術」Vol.48,No.4,1997年の第446
〜453頁に記載されている。また、特開平10−14
0335号公報には、AIPにより陰極の表面に窒素含
有ガスを吹き付けながらCr−N膜をコーティングする
技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、皮膜表面上に、アークスポットからのドロップレッ
ト(溶滴)が多く、基材表面の粗度が悪化するおそれが
あった。そこで、本発明は、ドロップレットの少ない窒
化クロム膜が得られるPVDによる窒化クロムのコーテ
ィング方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、次の手段を講じた。即ち、本発明のPV
Dによる窒化クロムのコーティング方法の特徴とすると
ころは、コーティング中のアーク電流を50A以上、窒
素を含むプロセスガス圧力を2.66Pa以下、及び基
材バイアス電圧を100〜500Vに調整する点にあ
る。また、本発明のPVDによる窒化クロムのコーティ
ング方法の特徴とするところは、コーティング中のアー
ク電流を100A以上、窒素を含むプロセスガス圧力を
2.66Pa以下、及び基材バイアス電圧を100〜5
00Vに調整する点にある。
【0005】また、本発明のPVDによる窒化クロムの
コーティング方法の特徴とするところは、コーティング
中のアーク電流を50A以上、窒素を含むプロセスガス
圧力を2.66Pa以下、及び基材バイアス電圧を25
0〜350Vに調整するこ点にある。また、本発明のP
VDによる窒化クロムのコーティング方法の特徴とする
ところは、コーティング中のアーク電流を100A以
上、窒素を含むプロセスガス圧力を2.66Pa以下、
及び基材バイアス電圧を250〜350Vに調整する点
にある。
【0006】
【発明の実施の形態】PVDの一種であるアークイオン
プレーティングにより、種々の実験を行って、ドロップ
レットの生じない最適条件を見出した。図1に、本実験
に用いた小型アークイオンプレーティング装置を示す。
この装置は、真空容器からなるプロセスチャンバ1を有
し、該チャンバ1には、排気口2とガス供給口3が設け
られている。排気口2は真空排気装置(図示省略)に接
続されている。ガス供給口3から窒素を含むプロセスガ
スが供給される。
【0007】チャンバ1内には、陽極4と、ターゲット
となる陰極5とが設けられ、また、皮膜が形成される基
材6が配置されている。前記陽極4と陰極5には、アー
ク電源7が接続され、基材6には、負のバイアス電源8
が接続されている。このアークイオンプレーティング装
置には、基材6を加熱するヒータ(図示省略)が設けら
れている。ターゲット5としてクロム(Cr)を用い、
基材6として鏡面状に仕上げ加工したSUS304材の
テストピースを用い、プロセスガスとして窒素ガスを導
入しながら、基材6上へ、窒化クロム(Cr−N)をコ
ーティングした。
【0008】まず、基材6をセットした後、プロセスチ
ャンバ1内を1×10-2Pa以下まで真空排気し、次
に、プロセスチャンバ1内のヒータ表面を600℃まで
昇温して、30分間基材6を予熱した。次に、基材6の
イオンエッチングを行った。イオンエッチングは、ター
ゲット5(アーク蒸発源)からのクロムイオンを利用す
る、金属イオンボンバードを採用した。イオンエッチン
グの条件は、以下のとおり。
【0009】処理時間:1分 アーク電流:100A バイアス電圧:700V 次に、実際に基材6に皮膜を堆積させるコーティングを
行った。この際、アーク電流100A、バイアス電圧5
0V、窒素ガス圧力(チャンバ内圧力)2.66Paを
基本パラメータとし、アーク電流、バイアス電流、窒素
ガス圧力を、以下の範囲で変化させた。なお、処理時間
は、何れも90分である。
【0010】アーク電流:50A〜200A バイアス電圧:50V〜500V チャンバ内圧力:1.33Pa〜5.32Pa 〈実験1〉アーク電流とドロップレット分布 この「実験1」では、窒素圧力、及びバイアス電圧を一
定(2.66Pa、50V)にして、アーク電流を50
A、100A、150A、200Aと変化させて、アー
ク電流とマクロパーティクル(ドロップレット)分布の
相関関係を調べた。
【0011】前記各アーク電流におけるCr−N薄膜表
面の状態を、図2(写真1.1〜1.4)に示す。この
写真において、白く粒状に見えるものが、アークスポッ
トからのドロップレットである。Cr−N薄膜表面中に
クレータ状の窪みが見られるが、これらは付着したドロ
ップレットの周りにCr−N薄膜が成長した後、ドロッ
プレットが脱落した跡だと考えられる。また、Cr−N
薄膜自体の表面は、アーク電流によらず、ほぼ同程度の
粗さであることが判る。以上で観察されたドロップレッ
ト及びその脱落した跡に対して、各アーク電流で成膜し
た粒径分布を測定した。その結果を図3に示す。
【0012】何れのアーク電流で成膜した場合でも、粒
径0.5μm以下のドロップレットの頻度が極端に高い
ことがわかる。0.5μm以下の粒径では、アーク電流
50Aの場合が最も粒数が多く、アーク電流が100A
以上ではほぼ同程度であるが、150Aで、頻度は最低
である。1.0μm以上の粒径では、粒径の増加と共に
徐々に減少している。 〈実験2〉チャンバ内圧力とドロップレット分布 この「実験2」では、アーク電流、バイアス電圧を一定
(100A、50V)にして、チャンバ内圧力(窒素圧
力)を1.33、2.66、3.99、5.32Paと
変化させて、チャンバ内圧力とドロップレット分布の相
関関係を調べた。
【0013】前記各チャンバ内圧力におけるCr−N薄
膜表面の状態を、図4(写真2.1〜2.4)に示す。
1.33Paの場合、薄膜の起伏が最も小さく、圧力を
上げるに従って、起伏が大きく、粗くなっていることが
判る。チャンバ内圧力を変化させた場合のCr−N薄膜
表面のドロップレットの粒径別分布を図5に示す。何れ
の条件においても、前記「実験1」のアーク電流変化の
場合と同様に、粒径0.5μm以下の頻度が非常に多く
なっている。その中では、圧力1.33Paの頻度が最
も少なく、圧力が2.66Pa以上では、ほぼ同程度と
なっている。 〈実験3〉バイアス電圧とドロップレット分布 アーク電流、及び窒素ガス圧力を一定(100A、2.
66Pa)にして、バイアス電圧を50、100、30
0、500Vと変化させて、バイアス電圧とドロップレ
ット分布の相関関係を調べた。
【0014】この場合のCr−N皮膜の表面写真を、図
6(写真3.1〜3.4)に示す。膜の表面はバイアス
電圧300Vの場合に最も起伏が小さく、これよりバイ
アス電圧を下げた場合、バイアス電圧の減少にともなっ
て表面の起伏が大きく粗くなっている。また、バイアス
電圧500Vの場合はエッチング効果の影響により、極
めて表面が粗くなっている。このときのドロップレット
の粒径分布を測定した結果を、図7に示す。膜の表面
は、バイアス電圧300Vの場合に最も頻度が少ない。
これよりもバイアス電圧を下げると頻度が高くなり、ま
た、上げた場合も頻度が高くなっている。
【0015】従って、バイアス電圧300Vの場合が、
皮膜表面の荒れ、及びドロップレットの個数とも最も少
なくなっている。これらの現象は、連続した物理現象で
あるので、皮膜表面の荒れ、及びドロップレットの個数
とも最小になるバイアス電圧は、200Vから400V
の間にある。即ち、バイアス電圧は250〜350Vが
最も好ましい。 〈実験4〉以上の各実験より、アーク電圧、窒素圧力、
及びバイアス電圧のそれぞれにおいて、最もドロップレ
ットが少なく、皮膜表面の荒れが小さい組み合わせとし
て、アーク電流100A、窒素圧力1.33Pa、バイ
アス電圧300Vでコーティングした。
【0016】この実験における皮膜表面の写真を、図8
(写真4.1)に示す。この写真によれば、非常に綺麗
な皮膜表面になっている。以上の実験より、処理条件
は、ドロップレット分布に影響を及ぼすことが明らかに
なった。そこで、処理条件がドロップレット分布の変化
をもたらす機構について検討する。まず、アーク電流の
変化は、カソードへの入熱量の変化をもたらし、カソー
ドの蒸発量に影響を及ぼす。入熱量は、アーク電流に比
例し、アーク電流の増加にともないカソードの蒸発量が
増える。アーク電流100A以上では、カソードの蒸発
に対して、十分な熱量が供給され、アークスポットに形
成された溶融池内の溶融金属が十分に蒸発するため、ド
ロップレットの生成に大きな変化はないと考えられる。
【0017】一方、アーク電流50Aでは、カソードの
蒸発に対して十分に熱量が供給されず、蒸発せずに溶融
状態のままである割合が、100A以上に比べ多くなっ
ていると考えられる。このように蒸発量に対して、溶融
状態の割合が高いため、アーク力によって飛散する溶融
金属、即ち、ドロップレットの量が増加すると考えられ
る。従って、アーク電流の変化は、ドロップレットの生
成段階に影響を与え、生成量を決定している。
【0018】これに対し、バイアス電圧、チャンバ内圧
力の変化は、カソードに対する入熱量やアーク力に影響
を与えず、ドロップレットの生成機構には大きな影響を
与えないと考えられる。そのように考えると、アーク電
流一定で成膜しているため、生成されるドロップ量は一
定であり、バイアス電圧、チャンバ内圧力の変化による
ドロップレット分布の変化は、Cr−N薄膜上へのドロ
ップレット付着のし易さが原因となって生じる。薄膜上
へのドロップレットの付着のし易さは、機械的投錨効
果、Cr−Nとの相性などが要因として掲げられるが、
ここでは薄膜がCr−Nで統一しているため、付着のし
易さは、機械的投錨効果が主要因と考えられる。
【0019】かかる投錨効果は、Cr−N薄膜自体の表
面粗さに依存し、表面粗さが大きいほどドロップレット
が薄膜上に固定されやすい。実際、表面が粗いバイアス
電圧50、100、500V、チャンバ内圧3.99P
a、5.32Paでは、ドロップレット量が増加してお
り、薄膜の表面粗さがドロップレットの付着の容易さを
決定していると考えられる。従って、バイアス電圧、チ
ャンバ内圧力は、生成されたドロップレットの薄膜上へ
の付着のし易さを変化させていると考えられる。
【0020】以上より、アーク電流によりドロップレッ
トの生成量が決定する。その後、バイアス電圧、チャン
バ内圧力にしたがった表面粗さを持つCr−N薄膜上に
ドロップレットが飛来し、機械的投錨効果によって一部
が付着し、残りは付着しないと考えられる。以上をまと
めると、 (1) Cr−N薄膜のドロップレット分布は、処理条
件に依存して変化し、特に粒径0.5μm以下の小さな
ドロップレットに大きな影響を与える。 (2) ドロップレット数は、100A以上のアーク電
流、低チャンバ内圧力の場合に減少し、又、バイアス電
圧300Vでドロップレット量が最も少なくなった。 (3) 薄膜の表面が粗いほどドロップレット数は増加
する。これは、機械的投錨効果がドロップレット付着の
主要因として働くためと考えられる。 (4) アーク電流は、ドロップレットの生成段階に影
響を与え、バイアス電圧及びチャンバ内圧力は、薄膜へ
のドロップレットの付着段階に影響を与える。
【0021】以上より、PVDによる窒化クロムのコー
ティング方法において、ドロップレットが生じない条件
は、次のとおりである。 (イ) コーティング中のアーク電流を50A以上、窒
素を含むプロセスガス圧力を2.66Pa以下、及び基
材バイアス電圧を100〜500Vに調整すること。 (ロ) コーティング中のアーク電流を100A以上、
窒素を含むプロセスガス圧力を2.66Pa以下、及び
基材バイアス電圧を100〜500Vに調整すること。 (ハ) コーティング中のアーク電流を50A以上、窒
素を含むプロセスガス圧力を2.66Pa以下、及び基
材バイアス電圧を250〜350Vに調整すること。 (ニ) コーティング中のアーク電流を100A以上、
窒素を含むプロセスガス圧力を2.66Pa以下、及び
基材バイアス電圧を250〜350Vに調整すること。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ドロップレットの少な
い窒化クロム膜が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実験装置の概要図である。
【図2】図2は、写真1−1〜1−4である。
【図3】図3は、アーク電流とドロップレット分布の相
関関係図である。
【図4】図4は、写真2−1〜2−4である。
【図5】図5は、チャンバ内圧力とドロップレット分布
の相関関係図である。
【図6】図6は、写真3−1〜3−4である。
【図7】図7は、バイアス電圧とドロップレット分布の
相関関係図である。
【図8】図8は、写真4−1である。
【符号の説明】
1 チャンバ 5 ターゲット(陰極) 6 基材 7 アーク電源 8 バイアス電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 理一 徳島県板野郡北島町新喜来字二分1−40 (72)発明者 米倉 大介 徳島県徳島市北沖洲3−9−18−202 (72)発明者 花栗 孝次 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 佐藤 俊樹 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 Fターム(参考) 4K029 AA02 BA58 CA04 CA13 DD06 EA03 EA09 FA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーティング中のアーク電流を50A以
    上、窒素を含むプロセスガス圧力を2.66Pa以下、
    及び基材バイアス電圧を100〜500Vに調整するこ
    とを特徴とするPVDによる窒化クロムのコーティング
    方法。
  2. 【請求項2】 コーティング中のアーク電流を100A
    以上、窒素を含むプロセスガス圧力を2.66Pa以
    下、及び基材バイアス電圧を100〜500Vに調整す
    ることを特徴とするPVDによる窒化クロムのコーティ
    ング方法。
  3. 【請求項3】 コーティング中のアーク電流を50A以
    上、窒素を含むプロセスガス圧力を2.66Pa以下、
    及び基材バイアス電圧を250〜350Vに調整するこ
    とを特徴とするPVDによる窒化クロムのコーティング
    方法。
  4. 【請求項4】 コーティング中のアーク電流を100A
    以上、窒素を含むプロセスガス圧力を2.66Pa以
    下、及び基材バイアス電圧を250〜350Vに調整す
    ることを特徴とするPVDによる窒化クロムのコーティ
    ング方法。
JP2001322724A 2001-10-19 2001-10-19 Pvdによる窒化クロムのコーティング方法 Withdrawn JP2003129227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001322724A JP2003129227A (ja) 2001-10-19 2001-10-19 Pvdによる窒化クロムのコーティング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001322724A JP2003129227A (ja) 2001-10-19 2001-10-19 Pvdによる窒化クロムのコーティング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003129227A true JP2003129227A (ja) 2003-05-08

Family

ID=19139727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001322724A Withdrawn JP2003129227A (ja) 2001-10-19 2001-10-19 Pvdによる窒化クロムのコーティング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003129227A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013112830A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Kobe Steel Ltd イオンボンバードメント装置及びこの装置を用いた基材表面のクリーニング方法
JP2016504495A (ja) * 2012-11-29 2016-02-12 エーリコン・サーフェス・ソリューションズ・アーゲー・トリューバッハ 層表面の構造化方法およびそのための装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013112830A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Kobe Steel Ltd イオンボンバードメント装置及びこの装置を用いた基材表面のクリーニング方法
JP2016504495A (ja) * 2012-11-29 2016-02-12 エーリコン・サーフェス・ソリューションズ・アーゲー・トリューバッハ 層表面の構造化方法およびそのための装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ye et al. Manipulating the column tilt angles of nanocolumnar films by glancing-angle deposition
KR970003431A (ko) 개선된 질화 티타늄 함유 방지층을 형성하기 위한 연속적인 방법
Fontana et al. Triode magnetron sputtering TiN film deposition
JP4240471B2 (ja) 透明導電膜の成膜方法
JP5438892B2 (ja) 金属酸化膜の形成方法及び物理蒸着装置
JP2003129227A (ja) Pvdによる窒化クロムのコーティング方法
CN106756841A (zh) 一种刀具复合涂层的制备方法
WO2024065970A1 (zh) 氧化物硬质涂层的复合沉积方法及涂层刀具
Lardon et al. Morphology of ion-plated titanium and aluminum films deposited at various substrate temperatures
Qi et al. SEM study of fluorocarbon films by RF sputtering PTFE targets on PET substrates
JPH02280310A (ja) 電解コンデンサ用電極材料の製造方法
Martin et al. Control of film properties during filtered arc deposition
Li et al. Influence of ion energies on the surface morphology of carbon films
JPS634062A (ja) バイアススパツタ装置
JP3506782B2 (ja) 光学薄膜の製造方法
CN112575290A (zh) 一种在cbn刀具材料上涂层的方法
Tanemura et al. Fabrication of densely distributed Si nanorods by Ar+-ion bombardment
Zhao et al. The influence of ion energy on the structure of TiN films during filtered arc deposition
JP2875892B2 (ja) 立方晶窒化ほう素膜の形成方法
Suda et al. Deposition of fine carbon particles using pulsed ArF laser ablation assisted by inductively coupled plasma
JP2694058B2 (ja) アーク蒸着装置
Kim et al. Spatially resolved optical emission spectroscopy of pulse magnetron sputtering discharge
JPH1068071A (ja) 化合物薄膜の形成方法
JPH083735A (ja) 薄膜作製方法
Choong et al. High deposition rate of aluminum oxide film by off-plane double bend filtered cathodic vacuum arc technique

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070619

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070802