JP2003128019A - 容器のシール装置 - Google Patents

容器のシール装置

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JP2003128019A
JP2003128019A JP2001321750A JP2001321750A JP2003128019A JP 2003128019 A JP2003128019 A JP 2003128019A JP 2001321750 A JP2001321750 A JP 2001321750A JP 2001321750 A JP2001321750 A JP 2001321750A JP 2003128019 A JP2003128019 A JP 2003128019A
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container
sealing device
link
spring
heater
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JP2001321750A
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Fumihiro Ogama
文広 大釜
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、効率的かつ円滑なシール作業
ができるようにした容器のフィルムシール装置を得るこ
とを目的とする。 【解決手段】 昇降軸13端に板体12を介して取り付
けたヒーター11を備えた操作杆8と、所定の間隔で同
高水平位置で回動自在に支持し、先端を操作杆8に枢着
した複数の平行リンク3を設け、この平行リンク3をば
ね9で起上方向へ付勢した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、容器のシール装
置に関するものであり、例えば、水羊羹や、ゼリーや、
飴でくるんだ餅などを充填した容器の開口をフィルムで
シールする場合に適用するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のこの種の容器シール装置の
一例の構成を示す側面図である。図3において、50は
機台、51はこの機台50の奥部上面に立設した機枠に
装着された操作杆であり、該操作杆51には、昇降ガイ
ド52,ホルダー53を介してヒーター54が一体的に
組付けられており、上記昇降ガイド52に嵌装されたば
ね55の弾力をヒーター54に作用させるように構成さ
れている。56は操作杆51の前端に装着したハンドル
である。
【0003】次に動作について説明する。図3に示す従
来の容器シール装置は、ハンドル56を操作することに
より、ヒーター54が降下するという、いわゆる垂直上
下動作を行なうものである。この装置でシール作業を実
施する場合には、まず機台50の手前(図の左側)上面
に容器保持具aを置き、これに容器bをセットした後、
容器保持具aをヒーター54の直下へ押し込むのであ
る。そして、ハンドル56を操作することによりシール
を行なう。
【0004】次に図4は、他の従来例を示すもので、図
において、50〜56は上記図3に示すものと相当部分
を示すので、説明を省略する。この図4に示す従来の容
器シール装置は、操作杆51の基部が機枠の軸受部57
に回動自在に軸支されており、しかも普段はばね58に
よって引っ張られて、斜め方向に起上した姿勢(図の実
線位置)を保っている。この装置でシール作業を実施す
る場合には、容器保持具aを機台50上に置き、これに
容器bをセットした後、容器bの開口にフィルムを載
せ、ハンドル56をバネ58に抗して引き下げ、ヒータ
ー54を容器bに対応させるとともに、更に押し下げて
フィルムのシール加工を施すものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の容器シール装置
は以上のように構成されており、図3に示すものでは、
容器保持具の操作に予備的な設置工程及び取り出し工程
を必要とし、作業がそれだけ煩雑となり、また作業空間
が狭いという問題点があった。また、図4に示すもので
は、装置が複雑となり、操作性が損なわれるという問題
があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、装置の構成を簡素化するとと
もに、一挙動作でのシール作業を可能としたシール装置
を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る容器のシール装置は、クッションばねを外嵌した昇降
軸と、該昇降軸端に板体を介して取り付けたヒーターを
備えた操作杆と、所定の間隔でかつ同高水平位置で回動
自在に支持し先端を上記操作杆に枢着した複数の平行リ
ンクと、該リンクを起上方向へ付勢するばねとから構成
されたものである。
【0008】この発明の請求項2に係る容器のシール装
置は、平行リンクがへの字形状をなし、その折曲部をそ
れぞれ機枠の前後上端部で回動自在に支持し、後部リン
ク短杆部の下端をばねでけん引し、リンクの長杆部を垂
直に保持するように構成したものである。
【0009】この発明の請求項3に係る容器のシール装
置は、機枠の側面に前部リンクの短杆部が当接して容器
上縁に対するヒーターの作用位置を確定するストッパー
を付設したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施形態を図に基づいて説明する。図1、図2はこの
発明の実施の形態1による容器のシール装置を示すもの
で、図1は正面図、図2は側面図である。図において、
1は機台2の奥部上面に立設した一対の機枠であり、後
方への突出部1aを形成している。3は左右一対の平行
リンクであり、側面がへの字形状をなし長杆部4と短杆
部5から成り、その屈曲部6を同高水平位置で機枠1に
回動自在に軸7をもって枢着している。8は操作杆であ
り、上記リンク3の長杆部4端に軸支され水平に支承さ
れている。したがって、上記左右一対の平行リンク3と
これによって支承される操作杆8によって平行移動リン
ク機構が構成されている。9は付勢ばねであり、上記後
部のリンク3の短杆部5の先端と機枠1の側面に設けた
ストッパー10との間に張設され、短杆部5にけん引力
を及ぼしている。11はヒーターであり、板体12を介
して操作杆8に設けた昇降軸13端に取り付けられてい
る。14はクッションばねであり、操作杆8と板体12
間において、昇降軸13に外嵌し、上記ヒーター11を
作用させる時点での緩衝体としての役目をもっている。
上記ストッパー10の端面10aには前部のリンク4の
短杆部5が当接し、これによって容器bの上端開口縁に
対するヒーター11の作用位置が適正に確定される。
【0011】次に動作について説明する。図1、図2に
おいて一点鎖線で示すように、操作杆8が後方上位の空
間でリンク3の直立した長杆部4で支承されている。こ
の時ばね9は緊縮してリンク3の短杆部5をけん引し、
リンク3の長杆部4の直立姿勢を保持している。ここに
おいて、機台2上に固定した筒状の容器保持具aによっ
て容器bをセットし、ばね9の弾引力に抗してハンドル
8aを操作すると、リンク3は軸7を支点にして回動
し、操作杆8は水平を維持したまま下方へ回動移動し、
前部リンク3の短杆部5がストッパー10の端面10a
に当接したところで容器bの開口端縁に対するヒーター
11の適正な位置が確定され、更にヒーター11にクッ
ション作用が加味されることと相まってフィルムcが確
実に溶着される。なお、本発明の容器のシール装置を用
いるに際しては、容器bの寸法・形状に応じて容器保持
具aを選定することによって、容器の開口端縁を常に所
定の高さ位置に定めてヒーター11を作用させるように
すればよい。
【0012】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る容器のシール
装置によれば、ばねによって下方向へ付勢された昇降軸
と、該昇降軸端に板体を介して取り付けたヒーターを備
えた操作杆と、所定の間隔でかつ同高水平位置で回動自
在に支持し先端を上記操作杆に枢着した複数の平行リン
クと、該リンクを起上方向へ付勢するばねとから構成さ
れているので、構造が簡潔であり、一挙動作でのシール
作業が可能となって能率の向上が期待できる。。
【0013】この発明の請求項2に係る容器のシール装
置によれば、への字形状の平行リンクの折曲部をそれぞ
れ機枠の前後上端部で回動自在に支持し、後部のリンク
短杆部端をばねでけん引し、リンクの長杆部を垂直に保
持するように構成しているので、操作杆は後方上部に格
納された位置にあり、容器セット時の作業空間が広く確
保でき、作業性がよい。
【0014】この発明の請求項3に係る容器のシール装
置によれば、機枠の側面に前部リンクの短杆部が当接し
て容器上縁に対するヒーターの作用位置を確定するスト
ッパーを付設したので、シール作業が正確に遂行される
とともに、装置の安全性が保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による容器のシール
装置の正面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による容器のシール
装置の側面図である。
【図3】 従来の容器のシール装置を示す側面図であ
る。
【図4】 従来の容器のシール装置を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 機枠、2 機台、3 平行リンク、4 長杆部、5
短杆部、8 操作杆、9 付勢ばね、10 ストッパ
ー、11 ヒーター、12 板体、13 昇降軸、14
クッションばね。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッションばねを嵌装した昇降軸と、該
    昇降軸端に板体を介して取り付けたヒーターを備えた操
    作杆と、所定の間隔でかつ同高水平位置で回動自在に支
    持し先端を上記操作杆に枢着した複数の平行リンクと、
    該リンクを起上方向へ付勢するばねとから構成されたこ
    とを特徴とする容器のシール装置。
  2. 【請求項2】 平行リンクはへの字形状をなし、その折
    曲部をそれぞれ機枠の前後上端部で回動自在に支持し、
    後部リンク短杆部の下端をばねでけん引してリンク長杆
    部を垂直に保持するように構成したことを特徴とする請
    求項1記載の容器のシール装置。
  3. 【請求項3】 機枠の側面に前部リンクの短杆部が当接
    して容器上縁に対するヒーターの作用位置を確定するス
    トッパーを設けたことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の容器のシール装置。
JP2001321750A 2001-10-19 2001-10-19 容器のシール装置 Pending JP2003128019A (ja)

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