JP2003127138A - 発泡スチロール等の廃棄物の減容固化装置 - Google Patents

発泡スチロール等の廃棄物の減容固化装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡スチロール等の廃棄物を、貯蔵や運搬に
便利なよう減容し固化する装置で、装置の運転を停止す
ると自動的に水の供給が停止する構造とし、種々の廃棄
物に対応して水の供給量を変えられ、安定して成形す
る。 【解決手段】 スクリュー体30の下方に水槽15を設け、
水槽15内に溜めた水Wがスクリュー体30により搬送され
る発泡スチロール等により順次連れ出されるようにし、
水槽15内に毛細管現象により水を吸い上げる水吸収ブロ
ック41を設け、水吸収ブロック41の対応面積を増減して
連れ出される水Wの量を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、魚介類や野菜の包
装容器、商品梱包の緩衝材、又は建築物の断熱材等とし
て広く利用されている発泡スチロール等の廃棄物を、貯
蔵や運搬に便利なように減容し固化する装置に関する。
【従来の技術】
【0002】発泡スチロール等の廃棄物は軽くて嵩張
り、輸送上、貯蔵上の効率化のため、なるべく廃棄物の
発生地点に近いところで減容する必要がある。そのた
め、比較的構造が簡単で、装置の運転に特別な資材や技
能を必要とせず、小型で容易に移動できるような減容固
化装置が必要とされる。
【0003】この種の減容固化装置としては、本発明者
らが特許願2001−240003号として、発泡スチ
ロール等を圧縮搬送する一本のスクリュー体と、搬送方
向終端に向かうに従いスクリュー体のスクリュー羽根の
直径を漸減し、スクリュー体を収容する圧縮室外筒と、
圧縮室外筒はスクリュー羽根の直径の漸減に合わせ断面
積が漸減し、圧縮室外筒に連設した一本の成形筒とから
なり、圧縮室入口付近に水を滴下する水供給装置を設け
たものを提案している。
【0004】この、一本のスクリュー体と一本の成形筒
による減容固化装置は、構造が簡単で小型なもので、取
り扱いが容易である。
【0005】また、特公平3−79075号に示される
ように、発泡スチロール廃棄物と水とを投入口よりスク
リュー体に供給し、投入水により過剰な発熱を抑制しな
がら発熱溶融させるものは知られている。
【0006】この減容固化装置では、廃棄物の半溶融物
を多孔板の複数のテーパ状穴から押し出して成形し、そ
の温度を検出する温度計を設け、検出温度により給水量
を制御して半溶融物を所定の温度範囲となるようにして
いる。また、投入水による蒸気は上方の排気孔から排出
され、残余の投入水は多孔板の最下部の孔から排出され
る。
【0007】このような減容固化装置は、粗砕された廃
棄物がスクリュー羽根との間で摩擦熱を発生させ、廃棄
物の温度を60〜70℃前後として部分的に溶融させ、
それ自身をバインダーとして塊の保形性を高めるもので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】廃棄される発泡スチロ
ールは、用途による製造時の発泡倍率の違い、顔料など
のスチロール以外のものが含まれたもの、未発泡の原料
が含まれたものなど、種々のものがある。魚箱に代表さ
れる発泡スチロール製の運搬包装容器は発泡倍率が50
〜60倍程度で、スクリュー羽根による装置で減容固化
するには高温になりにくいため比較的容易である。
【0009】しかし、建築物の断熱材として用いられる
発泡スチロールは、発泡倍率が低くて未発泡の原料が含
まれることが多く、顔料などのスチロール以外のものが
含まれていて、高温になりやすく、高温になると成形筒
出口で二次発泡し固まらないことがある。
【0010】また、電気製品などの商品梱包の緩衝材と
して用いられる発泡スチロールは、発泡倍率が高く、破
砕したときに砕けて粉になりやすいため、高温になると
容易に融けてしまう。
【0011】これら種々の発泡スチロールの廃棄物をス
クリュー羽根による装置で減容固化する際に成形が安定
しないことがあった。
【0012】上記の特公平3−79075号に示される
ものは、温度計により廃棄物の温度を検出して給水量を
制御するもので、装置が複雑となる。また、投入口から
水を投入し多孔板で廃棄物の半溶融物の温度を検出する
までの行程が長く、その時間差により過剰に水が投入さ
れ、廃棄物の温度が大きく高低に変化して保形性を阻害
するという問題があった。
【0013】そのため上記の特許願2001−2400
03号に示されるものでは、ほぼ連続的に過剰とならな
い程度の水を圧縮室入口付近に滴下させるが、その水量
の調節はコックの開度によるもので、廃棄物の種類に対
応して調節することは困難である。また、装置の運転停
止の都度コックを開閉しなければならず煩わしく、その
煩わしさを取り除くには装置の運転に連動する電磁弁を
設けなければならない。
【0014】そこで本発明は、装置の運転を停止すると
自動的に水の供給が停止する構造とし、種々の廃棄物に
対応して水の供給量を変えられ、安定して成形する発泡
スチロール等の廃棄物の減容固化装置を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明における
発泡スチロール等の廃棄物の減容固化装置は、発泡スチ
ロール等を圧縮搬送するスクリュー体30と、搬送方向終
端に向かうに従いスクリュー体30のスクリュー羽根32の
直径を漸減し、スクリュー体30の終端部が圧縮室外筒22
に収容された圧縮室14と、圧縮室外筒22はスクリュー羽
根32の直径の漸減に合わせ断面開口面積が漸減する減容
固化装置において、スクリュー体30の下方に水槽15を設
け、水槽15内に溜めた水Wがスクリュー体30により搬送
される発泡スチロール等により順次連れ出されるように
したものである。
【0016】請求項2の発明における発泡スチロール等
の廃棄物の減容固化装置は、水槽15内に毛細管現象によ
り水を吸い上げる水吸収ブロック41を設け、水吸収ブロ
ック41の対応面積を増減して連れ出される水Wの量を調
節するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1の発明では、スクリュー
体30の下方に水槽15を設け、水槽15内に溜めた水Wがス
クリュー体30により搬送される発泡スチロール等により
順次連れ出されるようにしたから、スクリュー体30が回
転しないと水Wが圧縮室14に供給されない。
【0018】請求項2の発明では、水槽15内に毛細管現
象により水を吸い上げる水吸収ブロック41を設け、水吸
収ブロック41の対応面積を増減して連れ出される水Wの
量を調節するから、種々の発泡スチロール等の廃棄物に
対応して水Wの供給量を変えられる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0020】本発明における発泡スチロール等の廃棄物
には、発泡スチロール単体やそれを含む混合物や、摩擦
熱により発熱して低温度で軟化するという発泡スチロー
ルと似た性状を示す高分子化合物の発泡体廃棄物が含ま
れる。
【0021】図1に示すように、減容固化装置にはほぼ
立方体の外枠1と、その上面の中央部が下方に回転して
開閉する一対の蓋2と、その下部に移動するための一対
の固定車輪3と一対の自在車輪4を設ける。また、外枠
1の側面に装置の運転操作をする制御盤5を設ける。
【0022】外枠1内には、その一側にモーター室13
と、残りの上部のホッパー11とその下部の破砕室12を設
け、ホッパー11はその上部を蓋2と連通して廃棄物の投
入口として開口し、ホッパー11と破砕室12は連通し、ホ
ッパー11や破砕室12とモーター室13は隔壁により区画さ
れている。
【0023】モーター室13には減速機付のモーター21を
設け、破砕室12に水平方向を軸芯として回転するスクリ
ュー体30を設け、スクリュー体30のスクリュー軸31の一
端はモーター21に連結され、スクリュー体30はモーター
21により回転する。スクリュー体30は、モーター21側の
反対側を搬送終端とするように回転される。
【0024】スクリュー体30は破砕室12から外枠1外に
突出され、その突出したスクリュー体30の終端部を収容
する圧縮室外筒22を外枠1から設け、圧縮室外筒22内を
圧縮室14とする。
【0025】スクリュー体30には、細長い丸棒であるス
クリュー軸31と、スクリュー軸31に螺旋状に巻き付けら
れたスクリュー羽根32と、スクリュー軸31に放射状に取
り付けた破砕杆33とを設ける。この、スクリュー体30の
スクリュー羽根32で発泡スチロール等を圧縮搬送する。
【0026】スクリュー羽根32のピッチは破砕室12内で
は一定とし、圧縮室14内では漸減する。スクリュー羽根
32の径は破砕室12内では一定形状で、圧縮室14直前で極
大とし、搬送終端で極小とし、圧縮室14内において搬送
方向終端に向かうに従いスクリュー体30のスクリュー羽
根32の直径を漸減する。
【0027】破砕杆33は破砕室12内のスクリュー体30に
のみ放射状に取り付けられ、破砕杆33の先端はスクリュ
ー羽根32の外径より突出し、破砕室12の一側に設けた櫛
刃状の破砕板34との間で発泡スチロール等の塊を細かく
破砕する。
【0028】圧縮室外筒22の出口とスクリュー羽根32の
搬送方向終端をほぼ一致させ、圧縮室14の発泡スチロー
ル等の廃棄物はスクリュー羽根32の回転により圧縮搬送
される。
【0029】圧縮室外筒22は、大きく見るとスクリュー
羽根32の直径の漸減に合わせ断面開口面積が漸減する漏
斗のような頭切り円錐形状の筒であるが、細かく見ると
その内面は細長い台形の板を連ねたような頭切り多角錐
形状とし、つれ回りを防止している。
【0030】圧縮室外筒22には、その入口と出口にフラ
ンジが取り付けられ、入口側フランジにより外枠1に取
り付けられ、出口側フランジから連設して成形筒23を設
ける。
【0031】成形筒23は略四角形断面の筒で、その角を
落とした八角形断面の内面開口であり、その全長に渡っ
て一様な内面開口の形状とし、圧縮室外筒22の終端の開
口面積より成形筒23の断面開口面積を大とした。
【0032】成形筒23の長さはスクリュー体30から押し
出された発泡スチロール等の廃棄物が充分に冷却され固
化に必要な所定長さを有し、成形筒23は放熱性の良い薄
肉の鋼板で内面は平滑に形成される。
【0033】圧縮室外筒22と成形筒23を覆うカバー24を
外枠1から設け、高温となる圧縮室外筒22と成形筒23か
ら作業者を保護する。
【0034】スクリュー体30の下方で破砕室12下部に水
槽15を設け、水槽15内に水Wを溜める。
【0035】水槽15は、上面開口で破砕室12と連通し、
外枠1に設けた給水口と水位計に連通し、水槽15内に水
Wを所定水位に溜める。これにより、水槽15内に溜めた
水Wがスクリュー体30により搬送される発泡スチロール
等により順次連れ出される。
【0036】水槽15は、深さ5cm、幅38cmで、モータ
ー室13の破砕室12側の下部から破砕室12の圧縮室14直前
までの長さにわたって設けられ、その水位は2〜4cmに
保つようにする。
【0037】水槽15内の圧縮室14寄りに毛細管現象によ
り水を吸い上げる水吸収ブロック41を設ける。
【0038】水吸収ブロック41は、幅5cm、高さ5cm、
長さ38cmの直方体形状で、厚さ2mmの鋼板を縦向とし
て多数を積層してなり、その鋼板の間から毛細管現象に
より水を吸い上げ、水槽15内の圧縮室14寄りからモータ
ー室13方向に順に並べられる。
【0039】水吸収ブロック41の対応面積は廃棄物の種
類に対応して個数で決められ、1〜6個の水吸収ブロッ
ク41を並べ、水吸収ブロック41の数を増減して連れ出さ
れる水Wの量を調節する。水吸収ブロック41から連れ出
される水Wの量は、ほぼ毎分50〜250ccとなる。
【0040】水槽15内の水吸収ブロック41を並べたモー
ター室13側の空所には水阻止ブロック42を並べ、水阻止
ブロック42の所からは水槽15内の水Wが連れ出されない
ようにする。
【0041】水阻止ブロック42は水吸収ブロック41と同
じ大きさで、断面が下向き開口のコの字形状で、水阻止
ブロック42を並べたところは水槽15に蓋をした形とな
る。
【0042】水吸収ブロック41と水阻止ブロック42の並
べ替えは、破砕室12の一側の外枠1に設けた蓋を開いて
行う。
【0043】次に作動をその効果とともに説明する。
【0044】水槽15内に廃棄物の種類に対応した数の水
吸収ブロック41を並べ、水Wを所定水位に溜める。蓋2
を開けホッパー11に発泡スチロール等の廃棄物を塊のま
ま投入する。制御盤5のスイッチを入れるとモーター21
が回りスクリュー体30が回転する。
【0045】破砕室12に達した発泡スチロール等の塊は
破砕杆33と破砕板34により細かく破砕され、スクリュー
羽根32により圧縮室14に搬送される。
【0046】このとき、スクリュー体30の下方に水槽15
を設け、水槽15内に溜めた水Wがスクリュー体30により
搬送される発泡スチロール等により順次連れ出されるよ
うにし、スクリュー体30が回転しないと水Wが圧縮室14
に供給されないから、装置の運転・停止に対応して自動
的に水Wの供給・停止が行われ、操作の煩わしさや装置
の複雑さがない簡単な構造となる。
【0047】圧縮室14に搬送された発泡スチロール等
は、搬送方向終端に向かうに従いスクリュー羽根32の直
径を漸減し、圧縮室外筒22はスクリュー羽根32の直径の
漸減に合わせ断面開口面積が漸減しているから、圧縮搬
送され成形筒23に受け渡される。
【0048】圧縮室14から成形筒23に受け渡された発泡
スチロール等は、順次後続するものに押されて進行し、
その間に冷却されて固化することにより保形性を高め、
取り扱いしやすい柱状となり、約1/25に減容されて
排出される。
【0049】このとき、水槽15内に毛細管現象により水
を吸い上げる水吸収ブロック41を設け、水吸収ブロック
41の対応面積を増減して連れ出される水Wの量を調節
し、種々の発泡スチロール等の廃棄物に対応して水Wの
供給量を変えられるから、異常高温による溶融(ゲル
化)により硬くなりすぎたりすることなく、安定して成
形できる。
【0050】廃棄物の投入作業終了後、圧縮室14に発泡
スチロール等がほぼ無くなると運転を停止する。
【0051】以上の実施例では、水槽15を破砕室12の下
部に設けた例を示したが、水槽15はスクリュー体30の下
方に設ければよく、圧縮室14の下部や、破砕室12と圧縮
室14の両方の下部に設けても良い。
【0052】また、水吸収ブロック41として縦向の鋼板
を多数積層した例を示したが、水吸収ブロック41は毛細
管現象により水を吸い上げるものであれば良く、透水性
のコンクリートブロックのようなものでも、発泡スチロ
ール等の粉により目詰まりしない程度の微細な隙間や孔
を有するもので、変形や磨耗しない程度の硬さがあるも
のであれば良い。
【0053】また、水吸収ブロック41の対応面積の増減
を並べる個数で行なう例を示したが、水吸収ブロック41
をほぼ水槽15に匹敵する広い面積の一個とし、その上を
覆う蓋を出し入れして対応面積の増減をするようにして
も良い。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、スクリュー体
の下方に水槽を設け、水槽内に溜めた水がスクリュー体
により搬送される発泡スチロール等により順次連れ出さ
れるようにし、スクリュー体が回転しないと水が圧縮室
に供給されないから、装置の運転・停止に対応して自動
的に水の供給・停止が行われ、操作の煩わしさや装置の
複雑さがない簡単な構造となる。
【0055】請求項2の発明によれば、水槽内に毛細管
現象により水を吸い上げる水吸収ブロックを設け、水吸
収ブロックの対応面積を増減して連れ出される水の量を
調節し、種々の発泡スチロール等の廃棄物に対応して水
の供給量を変えられるから、異常高温による溶融(ゲル
化)により硬くなりすぎたりすることなく、安定して成
形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発泡スチロール等の廃棄物の減容固化装置の一
実施例を示す一部を切り欠いた側面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】その平面図である。
【図4】図1の要部を示す部分拡大図である。
【図5】水吸収ブロックと水阻止ブロックを示す斜視図
である。
【符号の説明】
14 圧縮室 15 水槽 22 圧縮室外筒 30 スクリュー体 32 スクリュー羽根 41 水吸収ブロック W 水
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月13日(2001.12.
13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、魚介類や野菜の包
装容器、商品梱包の緩衝材、又は建築物の断熱材等とし
て広く利用されている発泡スチロール等の廃棄物を、貯
蔵や運搬に便利なように減容し固化する装置に関する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】発泡スチロール等の廃棄物は軽くて嵩張
り、輸送上、貯蔵上の効率化のため、なるべく廃棄物の
発生地点に近いところで減容する必要がある。そのた
め、比較的構造が簡単で、装置の運転に特別な資材や技
能を必要とせず、小型で容易に移動できるような減容固
化装置が必要とされる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡スチロール等を圧縮搬送するスクリ
    ュー体と、搬送方向終端に向かうに従いスクリュー体の
    スクリュー羽根の直径を漸減し、スクリュー体の終端部
    が圧縮室外筒に収容された圧縮室と、圧縮室外筒はスク
    リュー羽根の直径の漸減に合わせ断面開口面積が漸減す
    る減容固化装置において、スクリュー体の下方に水槽を
    設け、水槽内に溜めた水がスクリュー体により搬送され
    る発泡スチロール等により順次連れ出されるようにした
    発泡スチロール等の廃棄物の減容固化装置。
  2. 【請求項2】 水槽内に毛細管現象により水を吸い上げ
    る水吸収ブロックを設け、水吸収ブロックの対応面積を
    増減して連れ出される水の量を調節する請求項1記載の
    発泡スチロール等の廃棄物の減容固化装置。
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