JP2003126910A - ターレット式コイル巻出装置 - Google Patents
ターレット式コイル巻出装置Info
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- JP2003126910A JP2003126910A JP2001319942A JP2001319942A JP2003126910A JP 2003126910 A JP2003126910 A JP 2003126910A JP 2001319942 A JP2001319942 A JP 2001319942A JP 2001319942 A JP2001319942 A JP 2001319942A JP 2003126910 A JP2003126910 A JP 2003126910A
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- outer cylinder
- coil
- coupling outer
- drum
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクトで、かつ巻出ドラムの連結、切り
離しをスムーズに行うことができる作業性に優れたター
レット式コイル巻出装置の提供。 【解決手段】 軸受箱２ａ，２ｂを介して支持した巻出
ドラム１ａ，１ｂを回動ベース１１に巻出ドラム１ａ，
１ｂがそれぞれ反対位置になるように２式載置し、回動
ベース１１を水平方向に回転して交互にコイル１９ａの
巻出を行うターレット式コイル巻出装置において、コイ
ル巻出１ａ，１ｂに使用する一方側の巻出ドラム１ａ，
１ｂの先端部を所定の揚所に配置した駆動装置９に連結
する。
離しをスムーズに行うことができる作業性に優れたター
レット式コイル巻出装置の提供。 【解決手段】 軸受箱２ａ，２ｂを介して支持した巻出
ドラム１ａ，１ｂを回動ベース１１に巻出ドラム１ａ，
１ｂがそれぞれ反対位置になるように２式載置し、回動
ベース１１を水平方向に回転して交互にコイル１９ａの
巻出を行うターレット式コイル巻出装置において、コイ
ル巻出１ａ，１ｂに使用する一方側の巻出ドラム１ａ，
１ｂの先端部を所定の揚所に配置した駆動装置９に連結
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、２式の巻出ドラム
を水平方向に旋回させて交互に使用するターレット式コ
イル巻出装置に関するものである。
を水平方向に旋回させて交互に使用するターレット式コ
イル巻出装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、連続ストリップラインにおいて、
高能率化を目的として２台のコイル巻出装置を設置し、
１台が巻出通板中に別のパスラインを構成する他の１台
でウェルダーまでのスレッディング作業を行い待機する
ように構成され、連続ストリップラインにおけるコイル
の切り替え時の入側ラインの停止時間を短縮させ、入側
ループ長を短くする設備が提案されている。
高能率化を目的として２台のコイル巻出装置を設置し、
１台が巻出通板中に別のパスラインを構成する他の１台
でウェルダーまでのスレッディング作業を行い待機する
ように構成され、連続ストリップラインにおけるコイル
の切り替え時の入側ラインの停止時間を短縮させ、入側
ループ長を短くする設備が提案されている。
【０００３】しかし、この従来技術では、巻出装置を２
台設置するため遠方に配置された巻出装置からウェルダ
ーまでの距離が非常に長くなり、連続ストリップライン
長もこれに合わせて、長くなっていた。
台設置するため遠方に配置された巻出装置からウェルダ
ーまでの距離が非常に長くなり、連続ストリップライン
長もこれに合わせて、長くなっていた。
【０００４】そこで、この巻出装置からウェルダーまで
の距離を短くし、連続ストリップラインの全長をコンパ
クトにするためカローゼルリールが採用されるようにな
った。
の距離を短くし、連続ストリップラインの全長をコンパ
クトにするためカローゼルリールが採用されるようにな
った。
【０００５】このカローゼルリールが特開平５−１０４
１３８号公報に開示されている。これは、２台の巻出装
置を別々に設置するかわりに、円盤状の回動ハウジング
を立設させ、この回動ハウジングの同一方向に２本の巻
胴を設置して設置スペースおよびライン長を短くしよう
とするものが提案されている。
１３８号公報に開示されている。これは、２台の巻出装
置を別々に設置するかわりに、円盤状の回動ハウジング
を立設させ、この回動ハウジングの同一方向に２本の巻
胴を設置して設置スペースおよびライン長を短くしよう
とするものが提案されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記カローゼルリール
においては、従来の２台の巻出装置を設置した連続スト
リップラインに比べて、ライン長は短くなるけれども、
円盤状の回動ハウジングに２本の巻胴および歯車等の動
力伝達機構を設置するため、回動ハウジングが複雑な構
造となる。また、巻出中のストリップをライン中心に供
給するために巻出ドラムは各々単独でライン直角方向に
スライドする機構を備えているが、スライドするための
ピストンリングを巻出しドラムに内蔵する等のスライド
機構も複雑な構造となっている。
においては、従来の２台の巻出装置を設置した連続スト
リップラインに比べて、ライン長は短くなるけれども、
円盤状の回動ハウジングに２本の巻胴および歯車等の動
力伝達機構を設置するため、回動ハウジングが複雑な構
造となる。また、巻出中のストリップをライン中心に供
給するために巻出ドラムは各々単独でライン直角方向に
スライドする機構を備えているが、スライドするための
ピストンリングを巻出しドラムに内蔵する等のスライド
機構も複雑な構造となっている。
【０００７】また、同一方向でのインライン作業とオフ
ライン作業を行うため、インラインでストリップ破断等
が発生した揚合、安全作業に問題をかかえていた。
ライン作業を行うため、インラインでストリップ破断等
が発生した揚合、安全作業に問題をかかえていた。
【０００８】また、従来のターレット式巻出装置では、
ベースフレーム上に支柱を介して可動フレームが回動自
在に支持され、可動フレームは箱状に形成され、この可
動フレームにアンコイラー軸が支持されている。そして
この可動フレームにはそれぞれ電動機と減速器が配置さ
れ、それぞれのアンコイラー軸に連結されるようになっ
ている。
ベースフレーム上に支柱を介して可動フレームが回動自
在に支持され、可動フレームは箱状に形成され、この可
動フレームにアンコイラー軸が支持されている。そして
この可動フレームにはそれぞれ電動機と減速器が配置さ
れ、それぞれのアンコイラー軸に連結されるようになっ
ている。
【０００９】そこで、本発明は上記課題を解決するた
め、コンパクトで、かつ巻出ドラムの連結、切り離しを
スムーズに行うことができる作業性に優れたターレット
式コイル巻出装置を提案するものである。
め、コンパクトで、かつ巻出ドラムの連結、切り離しを
スムーズに行うことができる作業性に優れたターレット
式コイル巻出装置を提案するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸受箱を介し
て支持した巻出ドラムを回動ベースに巻出ドラムがそれ
ぞれ反対位置になるように２式載置し、前記回動ベース
を水平方向に回転して交互にコイルの巻出を行うターレ
ット式コイル巻出装置において、コイル巻出に使用する
一方側の巻出ドラムの先端部を所定の揚所の配置した駆
動装置に連結することを特徴とする。
て支持した巻出ドラムを回動ベースに巻出ドラムがそれ
ぞれ反対位置になるように２式載置し、前記回動ベース
を水平方向に回転して交互にコイルの巻出を行うターレ
ット式コイル巻出装置において、コイル巻出に使用する
一方側の巻出ドラムの先端部を所定の揚所の配置した駆
動装置に連結することを特徴とする。
【００１１】本発明は、軸受箱を介して支持した巻出ド
ラムを回動ベースに巻出ドラムがそれぞれ反対位置にな
るように２式載置し、前記回動ベースを水平方向に回転
して交互にコイルの巻出を行うターレット式コイル巻出
装置において、コイル巻出に使用する一方側の巻出ドラ
ムの先端部を駆動装置に連結する際、カップリング外筒
を移動するシフター装置と前記カップリング外筒を支持
するカップリング外筒支持装置により巻出ドラムと駆動
装置に連結する構成とすることができる。
ラムを回動ベースに巻出ドラムがそれぞれ反対位置にな
るように２式載置し、前記回動ベースを水平方向に回転
して交互にコイルの巻出を行うターレット式コイル巻出
装置において、コイル巻出に使用する一方側の巻出ドラ
ムの先端部を駆動装置に連結する際、カップリング外筒
を移動するシフター装置と前記カップリング外筒を支持
するカップリング外筒支持装置により巻出ドラムと駆動
装置に連結する構成とすることができる。
【００１２】また、カップリング外筒支持装置は、カッ
プリング外筒を支持するカップリング外筒支持ガイドロ
ールと該カップリング外筒支持ガイドロールを支持する
ガイドロ一ル支持フレームと該支持フレームを昇降させ
る支持装置昇降ガイドおよびシリンダからなり、駆動装
置と巻出ドラムが連結後は前記カップリング外筒支持装
置を下降させることができる。
プリング外筒を支持するカップリング外筒支持ガイドロ
ールと該カップリング外筒支持ガイドロールを支持する
ガイドロ一ル支持フレームと該支持フレームを昇降させ
る支持装置昇降ガイドおよびシリンダからなり、駆動装
置と巻出ドラムが連結後は前記カップリング外筒支持装
置を下降させることができる。
【００１３】さらに、軸受箱を介して支持した巻出ドラ
ムを回動ベースにそれぞれ独立して載置させることがで
き、また、上記軸受箱には巻出ドラムを軸方向にスライ
ドする軸受箱スライド装置を配設することができる。
ムを回動ベースにそれぞれ独立して載置させることがで
き、また、上記軸受箱には巻出ドラムを軸方向にスライ
ドする軸受箱スライド装置を配設することができる。
【００１４】
【００１５】
【実施例】図１は本発明の実施例を示す巻出装置の平面
図、図２は図１のＡ−Ａ矢視図、図３は図１のＢ−Ｂ矢
視図、図４は図２のＣ−Ｃ矢視図、図５は図４に示すカ
ップリング外筒部の詳細図で、図６はそのカップリング
外筒を切り離した時の概略図である。
図、図２は図１のＡ−Ａ矢視図、図３は図１のＢ−Ｂ矢
視図、図４は図２のＣ−Ｃ矢視図、図５は図４に示すカ
ップリング外筒部の詳細図で、図６はそのカップリング
外筒を切り離した時の概略図である。
【００１６】図１において、フロワー上に水平に設置さ
れた回動ベース１１に回動ハウジングを２台設置してい
る。そして、この軸受箱２ａ，２ｂにはそれぞれ巻出ド
ラム１ａおよび１ｂが互いに反対方向に向くように設置
されている。
れた回動ベース１１に回動ハウジングを２台設置してい
る。そして、この軸受箱２ａ，２ｂにはそれぞれ巻出ド
ラム１ａおよび１ｂが互いに反対方向に向くように設置
されている。
【００１７】回動ベース１１の外周所定の位置に回動ベ
ース回転用ギャ１４が嵌合されており、この回動ベース
回転用ギャ１４によって回動ベース１１が水平方向に回
転するようになっている。
ース回転用ギャ１４が嵌合されており、この回動ベース
回転用ギャ１４によって回動ベース１１が水平方向に回
転するようになっている。
【００１８】また、回動ベース１１の巻出ドラム１ａお
よび１ｂとは反対の場所にそれぞれ回動ハウジングスラ
イド装置１７ａ，１７ｂを設置している。この軸受箱ス
ライド装置１７により軸受箱回動ハウジング２ａ，２ｂ
を介して巻出ドラム１ａおよび１ｂをそれぞれ軸方向に
スライドできるようにしている。
よび１ｂとは反対の場所にそれぞれ回動ハウジングスラ
イド装置１７ａ，１７ｂを設置している。この軸受箱ス
ライド装置１７により軸受箱回動ハウジング２ａ，２ｂ
を介して巻出ドラム１ａおよび１ｂをそれぞれ軸方向に
スライドできるようにしている。
【００１９】連続ストリップラインのインライン側に巻
出ドラム１ａでコイル１９ａの巻出を行う場合、回動ベ
ース１１を回動用駆動装置１５を駆動させてインライン
位置まで巻出ドラム１ａを回動する。そしてインライン
位置に到達したら、回動ベース１１の下方に配置した固
定ベース１２に設置した回動ベースストッパ１３を上昇
させて回動ベース１１をインライン位置で固定する。イ
ンライン位置の巻出ドラム１ａの先端前方には巻出ドラ
ム１ａを回転駆動する駆動装置９が待機しており、この
駆動装置９には巻出ドラム１ａに連結するカップリング
外筒８が連結されており、このカップリング外筒８を巻
出ドラム１ａ方向に移動させることで、カップリング外
筒８と巻出ドラム１ａを連結するようにしている。カッ
プリング外筒８の移動はカップリング外筒８の外周に固
定したシフター装置６により行う。このシフター装置６
にはシフター用シリンダ７を連結しており、このシフタ
ー用シリンダ７を作動させることで、カップリング外筒
８を移動させて巻出ドラム１ａとカップリング外筒８と
を連結する。
出ドラム１ａでコイル１９ａの巻出を行う場合、回動ベ
ース１１を回動用駆動装置１５を駆動させてインライン
位置まで巻出ドラム１ａを回動する。そしてインライン
位置に到達したら、回動ベース１１の下方に配置した固
定ベース１２に設置した回動ベースストッパ１３を上昇
させて回動ベース１１をインライン位置で固定する。イ
ンライン位置の巻出ドラム１ａの先端前方には巻出ドラ
ム１ａを回転駆動する駆動装置９が待機しており、この
駆動装置９には巻出ドラム１ａに連結するカップリング
外筒８が連結されており、このカップリング外筒８を巻
出ドラム１ａ方向に移動させることで、カップリング外
筒８と巻出ドラム１ａを連結するようにしている。カッ
プリング外筒８の移動はカップリング外筒８の外周に固
定したシフター装置６により行う。このシフター装置６
にはシフター用シリンダ７を連結しており、このシフタ
ー用シリンダ７を作動させることで、カップリング外筒
８を移動させて巻出ドラム１ａとカップリング外筒８と
を連結する。
【００２０】カップリング外筒８の連結について、図５
および図６にて説明する。図５はカップリング外筒８に
より駆動側カップリング内筒８ｂと巻出ドラム軸側カッ
プリング内筒側８ａを連結した状態を示す。巻出ドラム
軸側カップリング内筒８ａは巻出ドラム１ａに連結され
ているため、カップリング外筒８がシフター用シリンダ
７により駆動装置９側にスライドして巻出ドラム軸側カ
ップリング内筒８ａから切り離すようになっている。従
って、巻出ドラム軸側カップリング内筒８ａとカップリ
ング外筒８の内面は摺動するようにしている。また、駆
動側カップリング内筒８ｂとカップリング外筒８の内面
も摺動するようにしており、シフト用シリンダ７の押し
引きによりカップリング外筒８を摺動させた、巻出ドラ
ム１ａと駆動装置９を接続、切り離しを行う。
および図６にて説明する。図５はカップリング外筒８に
より駆動側カップリング内筒８ｂと巻出ドラム軸側カッ
プリング内筒側８ａを連結した状態を示す。巻出ドラム
軸側カップリング内筒８ａは巻出ドラム１ａに連結され
ているため、カップリング外筒８がシフター用シリンダ
７により駆動装置９側にスライドして巻出ドラム軸側カ
ップリング内筒８ａから切り離すようになっている。従
って、巻出ドラム軸側カップリング内筒８ａとカップリ
ング外筒８の内面は摺動するようにしている。また、駆
動側カップリング内筒８ｂとカップリング外筒８の内面
も摺動するようにしており、シフト用シリンダ７の押し
引きによりカップリング外筒８を摺動させた、巻出ドラ
ム１ａと駆動装置９を接続、切り離しを行う。
【００２１】図３はカップリング外筒支持装置５で、カ
ップリング外筒８を支持するカップリング外筒支持ロー
ル５ａと、このガイドロールを支持するガイドロール支
持フレーム５ｂとカップリング外筒支持ロール５ａとガ
イドロールを支持するカイドロール支持フレーム５ｂを
カップリング外筒８に接触させたり、切り離したりする
カップリング外筒支持装置用シリンダ５ｄおよび昇降時
スムースな昇降を行うようにするため、支持装置昇降ガ
イド５ｃより構成している。このように構成すること
で、カップリング外筒が移動時に傾くことがなく、精度
よく巻出ドラムにセットすることができる。
ップリング外筒８を支持するカップリング外筒支持ロー
ル５ａと、このガイドロールを支持するガイドロール支
持フレーム５ｂとカップリング外筒支持ロール５ａとガ
イドロールを支持するカイドロール支持フレーム５ｂを
カップリング外筒８に接触させたり、切り離したりする
カップリング外筒支持装置用シリンダ５ｄおよび昇降時
スムースな昇降を行うようにするため、支持装置昇降ガ
イド５ｃより構成している。このように構成すること
で、カップリング外筒が移動時に傾くことがなく、精度
よく巻出ドラムにセットすることができる。
【００２２】巻出ドラム１ａが駆動装置９に接続されて
運転中には、このカップリングガイト支持装置５はカッ
プリング外筒８の下方に待機しており、巻出ドラム１ａ
を連結または切り離す際に、カップリング外筒支持装置
用シリンダ５ｄを上昇させてカップリング外筒８を支持
する。
運転中には、このカップリングガイト支持装置５はカッ
プリング外筒８の下方に待機しており、巻出ドラム１ａ
を連結または切り離す際に、カップリング外筒支持装置
用シリンダ５ｄを上昇させてカップリング外筒８を支持
する。
【００２３】巻出ドラム１ａと駆動装置９の連結が完了
するとコイルｌ９ａの巻出を開始する。コイル１９ａの
巻出によりコイル１９ａの蛇行が発生した場合、巻出ド
ラム１ａに連結している軸受箱２ａには巻出ドラム１ａ
の軸方向に移動できるように軸受箱スライド用コロ１８
と軸受箱スライド用シリンダ１７ａを設置している。こ
のスライド装置によりコイル蛇行にあわせて移動調整で
きるようにしている。このように、この軸受箱スライド
装置１７よりコイルの蛇行等簡単に調整することができ
る。
するとコイルｌ９ａの巻出を開始する。コイル１９ａの
巻出によりコイル１９ａの蛇行が発生した場合、巻出ド
ラム１ａに連結している軸受箱２ａには巻出ドラム１ａ
の軸方向に移動できるように軸受箱スライド用コロ１８
と軸受箱スライド用シリンダ１７ａを設置している。こ
のスライド装置によりコイル蛇行にあわせて移動調整で
きるようにしている。このように、この軸受箱スライド
装置１７よりコイルの蛇行等簡単に調整することができ
る。
【００２４】また、一方の巻出ドラム１ａがインライン
で巻出中、他方の巻出ドラム１ｂは巻出ドラム１ｂの昇
降式ドラム先端軸受け支持装置上に設置されたクロップ
処理モータ１０ａと図示しないシフト装置によりスライ
ドするジョークラッチを介して連結され、ライン方向と
は反対向きに設置されたクロップ処理装置に先端不良部
を巻出することでインライン巻出と平行して待機コイル
の先端クロップ処理が同時にできる。また、軸受け箱を
それぞれ独立させたことで、構造が簡単となり、メンテ
ナンスも容易となる。
で巻出中、他方の巻出ドラム１ｂは巻出ドラム１ｂの昇
降式ドラム先端軸受け支持装置上に設置されたクロップ
処理モータ１０ａと図示しないシフト装置によりスライ
ドするジョークラッチを介して連結され、ライン方向と
は反対向きに設置されたクロップ処理装置に先端不良部
を巻出することでインライン巻出と平行して待機コイル
の先端クロップ処理が同時にできる。また、軸受け箱を
それぞれ独立させたことで、構造が簡単となり、メンテ
ナンスも容易となる。
【００２５】
【発明の効果】以上のとおり、本発明のターレット式巻
出装置においては、インライン側の巻出ドラム連結およ
び切り離し時にカップリング外筒支持装置を配設したの
で、カップリング外筒が移動時に傾くことがなく、精度
よく巻出ドラムにセットすることができる。また、軸受
箱を独立して回動ベース上に配設したので、軸受箱が小
型化し簡素化され、作業性も向上する。また、軸受箱に
蛇行調整用スライド装置を設置したので、従来、軸受箱
は複雑な構造で対応していたが、本発明では簡単な構造
で対応することが可能となる。
出装置においては、インライン側の巻出ドラム連結およ
び切り離し時にカップリング外筒支持装置を配設したの
で、カップリング外筒が移動時に傾くことがなく、精度
よく巻出ドラムにセットすることができる。また、軸受
箱を独立して回動ベース上に配設したので、軸受箱が小
型化し簡素化され、作業性も向上する。また、軸受箱に
蛇行調整用スライド装置を設置したので、従来、軸受箱
は複雑な構造で対応していたが、本発明では簡単な構造
で対応することが可能となる。
【図１】 本発明の実施例を示す平面図
【図２】 図１のＡ−Ａ矢視図
【図３】 図１のＢ−Ｂ矢視図
【図４】 図２のＣ−Ｃ矢視図
【図５】 図４に示す軸切り離し部の詳細図で軸接続状
態を示す図
態を示す図
【図６】 図４に示す軸切り離し部の詳細図で軸切り離
し状態を示す図
し状態を示す図
１ａ 巻出ドラム、１ｂ 巻出ドラム、２ａ 軸受箱、
２ｂ 軸受箱、３ａ 巻出ドラム用回転シリンダ、３ｂ
巻出ドラム用回転シリンダ、４ａ 先端ドラム軸受
け、５ カップリング外筒支持装置、５ａ カップリン
グ外筒支持ガイドロール、５ｂ ガイドロール支持フレ
ーム、５ｃ 支持装置昇降ガイド、５ｄ カップリング
外筒支持装置昇降用シリンダ、６ シフター装置、６ａ
ベアリング、７ シフター用シリンダ、８ カップリ
ング外筒、８ａ 巻出ドラム軸カップリング内筒、８ｂ
駆動側カップリング内筒、９ 駆動装置、９ａ 減速
機、１０ 巻出用モータ、１０ａ クロップ処理用モー
タ、１１ 回動ベース、１２固定ベース、１３ 回動ベ
ースストッパ、１４ 回動ベース回転用ギャ、１５回動
用駆動装置、１６ ドラム先端軸受支持用シリンダ、１
７ 軸受箱スライド装置、１７ａ 軸受箱スライド用シ
リンダ、１７ｂ 軸受箱スライド用シリンダ、１８ 軸
受箱スライドコロ、１９ａ．１９ｂ 巻出コイル
２ｂ 軸受箱、３ａ 巻出ドラム用回転シリンダ、３ｂ
巻出ドラム用回転シリンダ、４ａ 先端ドラム軸受
け、５ カップリング外筒支持装置、５ａ カップリン
グ外筒支持ガイドロール、５ｂ ガイドロール支持フレ
ーム、５ｃ 支持装置昇降ガイド、５ｄ カップリング
外筒支持装置昇降用シリンダ、６ シフター装置、６ａ
ベアリング、７ シフター用シリンダ、８ カップリ
ング外筒、８ａ 巻出ドラム軸カップリング内筒、８ｂ
駆動側カップリング内筒、９ 駆動装置、９ａ 減速
機、１０ 巻出用モータ、１０ａ クロップ処理用モー
タ、１１ 回動ベース、１２固定ベース、１３ 回動ベ
ースストッパ、１４ 回動ベース回転用ギャ、１５回動
用駆動装置、１６ ドラム先端軸受支持用シリンダ、１
７ 軸受箱スライド装置、１７ａ 軸受箱スライド用シ
リンダ、１７ｂ 軸受箱スライド用シリンダ、１８ 軸
受箱スライドコロ、１９ａ．１９ｂ 巻出コイル
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フロントページの続き
(72)発明者 西村 直俊
北九州市戸畑区大字中原46−59 日鐵プラ
ント設計株式会社内
Ｆターム(参考） 3F052 AA06 AB10 BA22 CA01 DA13
4E026 CB02 GA02 GA20
Claims (5)
- 【請求項１】 軸受箱を介して支持した巻出ドラムを回
動ベースに巻出ドラムがそれぞれ反対位置になるように
２式載置し、前記回動ベースを水平方向に回転して交互
にコイルの巻出を行うターレット式コイル巻出装置にお
いて、コイル巻出に使用する一方側の巻出ドラムの先端
部を所定の場所に配置した駆動装置に連結することを特
徴とするターレット式コイル巻出装置。 - 【請求項２】 軸受箱を介して支持した巻出ドラムを回
動ベースに巻出ドラムがそれぞれ反対位置になるように
２式載置し、前記回動ベースを水平方向に回転して交互
にコイルの巻出を行うターレット式コイル巻出装置にお
いて、コイル巻出に使用する一方側の巻出ドラムの先端
部を駆動装置に連結する際、カップリング外筒を移動す
るシフター装置と前記カップリング外筒を支持するカッ
プリング外筒支持装置により巻出ドラムと駆動装置に連
結することを特徴とする請求項１に記載のターレット式
コイル巻出装置。 - 【請求項３】 上記カップリング外筒支持装置は、カッ
プリング外筒を支持するカップリング外筒支持ガイドロ
ールと該カップリング外筒支持ガイドロールを支持する
ガイドロール支持フレームと該支持フレームを昇降させ
る支持装置昇降ガイドおよびシリンダからなり、駆動装
置と巻出ドラムが連結後は前記カップリング外筒支持装
置を下降させることを特徴とする請求項１または２に記
載のターレット式コイル巻出装置。 - 【請求項４】 軸受箱を介して支持した巻出ドラムを回
動ベースにそれぞれ独立して載置されていることを特徴
とする請求項１〜３のいずれか１項に記載のターレット
式コイル巻出装置。 - 【請求項５】 上記軸受箱には巻出ドラムを軸方向にス
ライドする軸受スライド装置を配設したことを特徴とす
る請求項１〜４のいずれか１項に記載のターレット式コ
イル巻出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001319942A JP2003126910A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | ターレット式コイル巻出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001319942A JP2003126910A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | ターレット式コイル巻出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003126910A true JP2003126910A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19137405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001319942A Withdrawn JP2003126910A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | ターレット式コイル巻出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003126910A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101030347B1 (ko) | 2009-09-30 | 2011-04-20 | 동명기계 주식회사 | 용접와이어용 강판의 연속 권취장치 |
| CN103386425A (zh) * | 2013-08-21 | 2013-11-13 | 衡阳中钢衡重设备有限公司 | 开卷机 |
| CN103658287B (zh) * | 2013-11-27 | 2016-05-25 | 江苏东顺新能源科技有限公司 | 一种蓄电池板栅冲压设备 |
| KR101758494B1 (ko) * | 2015-12-21 | 2017-07-17 | 주식회사 포스코 | 스트립 권취 장치 |
| JP2017148869A (ja) * | 2016-02-18 | 2017-08-31 | ダニエリ アンド シー．オフィス メカニケ エスピーエーＤａｎｉｅｌｉ＆Ｃ．Ｏｆｆｉｃｉｎｅ Ｍｅｃｃａｎｉｃｈｅ Ｓｐａ | 金属ストリップのための組み合わされた溶接および圧延プラント |
-
2001
- 2001-10-17 JP JP2001319942A patent/JP2003126910A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101030347B1 (ko) | 2009-09-30 | 2011-04-20 | 동명기계 주식회사 | 용접와이어용 강판의 연속 권취장치 |
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