JP2003126780A - 篩装置 - Google Patents

篩装置

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JP2003126780A
JP2003126780A JP2001330865A JP2001330865A JP2003126780A JP 2003126780 A JP2003126780 A JP 2003126780A JP 2001330865 A JP2001330865 A JP 2001330865A JP 2001330865 A JP2001330865 A JP 2001330865A JP 2003126780 A JP2003126780 A JP 2003126780A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】篩い後の粉状物の飛散を防止し、狭く、清潔な
環境が要求される場所での設置、使用が可能であると共
に、小さな振動源で振動が篩網全体に効率よく伝わり、
速く、効率の良い篩いが可能であって、篩い後の粉状物
等の凝集、団塊状化を防止し、更には、篩網への充分な
振動の伝達が可能であると共に、篩網上に残留した粉状
物等の除去及び篩網の洗浄を容易とするために篩網の着
脱が容易であり、騒音及び装置自体の振動を抑えられる
と共に清掃、メンテナンスが容易な篩装置を提供する。 【解決手段】枠体上部に粉粒体の供給器を設置し、枠体
中部には両側部に振動体を設置し、該二体の振動体に篩
網を着脱自在に装着すると共に、振動体に振動を与える
振動発生装置を設置し、枠体下部には粉粒体の受給器を
設置した篩装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は篩装置に関し、特
に振動発生装置により発生させた振動を直接篩網に伝達
可能で効率よい篩いを実現可能であり、篩網の着脱が容
易な篩装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来の篩装置、即ち電磁石、エアー等
によるピストンの振動或いはモーター、超音波発振器等
により篩に振動を与え小麦粉等の粉状物や粒状物等の粉
粒体等をふるう篩装置としては、特開2001−129
483、特開2000−135474、特開平11−3
12860、特開平11−128842、特開平10−
76229、特開平9−141205に開示されている
篩装置がある。
【0003】これらの篩装置には装置の下部に振動を発
生させる振動発生装置を設置し、上部に篩網を有する有
底体を設置して篩われた粉粒体等を装置外部に排出する
機構を設けたものがある。このような篩装置では、篩に
掛けられた粉粒体等は一度第一の集積部即ち有底体底部
に落下し、第一の集積部上を摺動し第二の集積部例えば
収集容器に異動して収集されるためその間に篩われた粉
粒体が凝集、団塊状になり、篩にかける意味が減殺され
てしまっていた。
【0004】又、粉粒体は装置外部に排出されるので、
装置自体の小型化がなされていても、その使用に際して
は装置の脇に排出された粉粒体等を受ける容器等の設置
場所を必要とし、広い設置場所を必要としていた。更に
は、粉粒体等の容器からの漏脱や粉煙が辺りに散る事が
避けられなかった。従って、限られた広さで、しかも清
潔な環境が要求される厨房等での使用には不向きであっ
た。
【0005】又、篩網上に残留した粉粒体等を除去する
機構、装置を設けたものがあるが、該機構、装置の設置
により装置全体として大型になることが不可避であり、
広い設置場所を必要とし、限られた狭い広さでの使用に
は不向きであった。
【0006】又、これらの篩装置は装置下部の振動発生
装置で発生させた振動を複数のスプリングにて支持され
た篩網に伝達させているので、スプリング相互の揺れの
差異により振動が篩網全体に効率よく伝わらず、又、ス
プリングに振動が吸収されてしまい、ふるい分けの速さ
が遅く、効率がよくなかった。又、このような構成にて
篩の効率を求めた場合には動力源たる振動発生装置が大
型化していた。
【0007】又、篩網の側部に振動発生装置を設置し篩
網を有する機構に直接振動を与えるものもあるが、篩網
を有する機構の一端からのみ振動を与えていると共に篩
網を有する機構を連結材に吊るして設置しているために
振動が連結材に抑制され、同様に振動が篩網全体に効率
よく伝わらず、ふるい分けの速さが遅く、効率がよくな
かった。
【0008】更に、上記装置中篩網或いは篩網を有する
機構が装置に固定され、或いは容易には着脱不可能な構
成となっている篩装置或いは篩網を有する機構が大型で
ある篩装置は、篩網上に残留した粉粒体等の除去、篩網
の洗浄、設置等が容易ではなかった。又、篩網上に残留
した粉粒体等を除去する機構、装置を設けた装置にあっ
ては篩網の洗浄、設置等の為には該機構の着脱が必要で
あり、篩網上に残留した粉粒体等の除去は容易となって
も篩網の洗浄、設置等が更に困難となっていた。
【0009】又、篩網の側部に振動発生装置を設置し篩
網を有する機構に直接振動を与える装置では篩網上に残
留した粉粒体等の除去、篩網の洗浄、設置のために篩
網、分散羽根を有する機構及び該機構を支持する連結部
材の分解、着脱が必要であり、篩網上に残留した粉粒体
等の除去、篩網の洗浄、設置は煩雑であった。
【0010】又、モーターやピストンを使用した場合に
はかなりの騒音を発し、更にこれらの振動発生装置が直
接篩装置に設置されているために篩装置自体の振動を充
分に抑えることが出来なかった。又、これらの振動発生
装置は振動や粉粒体等によって故障しやすく、メンテナ
ンスが容易ではなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】 本願発明は上記のよ
うな従来技術の欠点を解消するため、篩い後の粉粒体等
の飛散を防止し、狭く、清潔な環境が要求される場所で
の設置、使用が可能であると共に、小さな動力源で振動
が篩網全体に効率よく伝わり、速く、効率の良い篩いが
可能であって、篩い後の粉粒体等の凝集、団塊状化を防
止し、更には、篩網への充分な振動の伝達が可能である
と共に、篩網上に残留した粉粒体等の除去及び篩網の洗
浄を容易とするために篩網の着脱が容易であり、騒音及
び装置自体の振動を抑えられると共に清掃、メンテナン
スが容易な篩装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
めの第一の手段は、枠体上部に粉粒体の供給器を設置
し、枠体中部には両側部に振動体を設置し、該二体の振
動体に篩網を着脱自在に装着すると共に、振動体に振動
を与える振動発生装置を設置し、枠体下部には粉粒体の
受給器を設置したことを特徴とする篩装置である。
【0013】この第一の手段によれば篩い後の粉粒体の
飛散を防止し、狭く、清潔な環境が要求される場所での
設置、使用が可能となった。又、振動が篩網全体に効率
よく伝わり、速く、効率の良い篩いが可能となり、更に
篩い後の粉粒体の凝集、団塊状化を防止することが可能
となった。
【0014】第二の手段は、第一の手段において更に対
向する二体の振動体を連結材にて連結固定したことを特
徴とする篩装置である。
【0015】この第二の手段によれば振動の相乗効果が
発生し、小さな動力源で済むと共に、より効果的な振動
が得られ振動が篩網全体に効率よく伝わり、更に速く、
効率の良い篩いが可能となった。
【0016】第三の手段は第一又は第二の手段において
二体の振動体の夫々には、対向側面に凹部を有する結合
部を形成し、該対向する凹部に篩網両側端部を挿通自在
にしたことを特徴とする篩装置である。
【0017】この第三の手段によれば篩網への充分な振
動の伝達が可能であると共に、篩網上に残留した粉粒体
等の除去及び篩網の洗浄を容易とするために篩網の着脱
が容易となった。
【0018】第四の手段は、第三の手段において振動体
は支持体に支持された基体と基体から突設した伝振体と
該伝振体先端部に固着された結合部から構成され、枠体
中部両側部に内側面に孔を有する中空部を形成し、該中
空部に振動発生装置及び振動体を収納すると共に、孔か
ら伝振体を突出させ、両側面から突出した結合部に篩網
を挿着することを特徴とする篩装置である。
【0019】この第四の手段によれば篩にかける粉粒体
等の振動発生装置及び振動体等への飛散を防止すること
が可能となり、篩装置の清掃、メンテナンスが容易とな
った。
【0020】第五の手段は、第一乃至第四の手段におい
て振動発生装置は電磁石により構成され、振動体は湾曲
可能な支持体に支持され、振動体は電磁石に吸引される
受振体を有することを特徴とする篩装置である。
【0021】この第五の手段によれば騒音を低く抑えら
れると共に清掃、メンテナンスが容易となった。
【0022】第六の手段は、第一乃至第五の手段におい
て振動発生装置及び支持体は振動吸収体上に設置した載
置台に固着することを特徴とする篩装置である。
【0023】この第六の手段によれば篩装置自体の振
動、騒音を抑制することが可能となった。
【0024】第七の手段は、第一乃至第六の手段におい
て枠体に可動体を支承し、可動体に受給器を支持させて
受給器を昇降自在としたことを特徴とする篩装置であ
る。
【0025】第八の手段は第七の手段において枠体に押
板を枢支し、押板の先端に可動体の一端を係合させたこ
とを特徴とする篩装置である。
【0026】第九の手段は第八の手段において押板を位
置固定するロック機構を設けたことを特徴とする篩装置
である。
【0027】この第七の手段乃至第九の手段によれば受
給器の設置を容易としつつも、篩と受給器間の距離を短
縮することが出来るので、振るわれた粉粒体の飛散を防
止することが可能となると共に、篩われた粉粒体の凝
集、団塊状化を防止することが可能となった。
【0028】
【発明の実施の形態】 以下本発明の実施の形態を図に
従って説明する。篩装置1は、枠体2、振動発生装置
3、振動体4、連結材5、載置台8、振動吸収体10、
篩網12で構成され、篩装置1の上部には供給器たる容
器13が、下部には受給器たる容器14が設置されてい
る。
【0029】枠体2は振動発生装置3、振動体4、連結
材5、載置台8、振動吸収体10及び篩網12を被覆、
設置し、粉粒体等を収納する容器13,14を設置する
為のものであり、ステンレス等により形成する。枠体2
の中部両側部には篩装置1の内側に張出した底面が水平
の中空部27,27を形成し、該中空部27に振動発生
装置3、振動体4、載置台8、振動吸収体10を設置す
る。枠体2の中空部27部分の内側面272には振動体
4を中空部27から突出させるための孔22を振動体4
或いは伝振体43の形状、数量に応じて適宜数、形状に
形成する。
【0030】枠体2には脇窓21,21を篩装置1の中
空部27,27の両外側面に形成し、該脇窓21,21
部分には開閉自在の窓蓋212,212を設置すること
は推奨される。該脇窓21により枠体2により形成され
る振動発生装置3、伝振体4、連結材5、載置台8及び
振動吸収体10が格納された中空部27内の観察、メン
テナンスが容易に可能となる。
【0031】枠体2の下部には粉粒体の受給器たる容器
14を出し入れ可能な受給器収納部23を形成し、受給
器収納部23の上部に側面を中空部27,27に挟まれ
た篩網12を設置する篩収納部24を形成する。篩収納
部24は篩網12を篩装置1前面よりスライドさせて設
置可能なように前面部を篩網12の縦断面以上の大きさ
に開口させて形成する。又、篩網収納部24の該前面部
には開閉自在な扉25を設置すると共に、篩収納部24
の上部に蓋26を設置することは推奨される。勿論蓋2
6は粉粒体等を供給する容器13の排出孔131からの
粉粒体等の落下を妨げないような適宜幅に形成する。
又、受給器収納部23の前面にも受給器収納部23を閉
口する開閉自在の蓋を設置することは推奨される。
【0032】枠体2の上部両側部には中空部27の上部
に中空部27と同一空間を構成する上空部28,28を
設ける。中空部27から上空部28にかけて枠体2の内
側面272は装置外側面方向に斜傾させ、篩収納部24
の上部であって、上空部28,28に挟まれた篩装置1
の上部に粉粒体等の供給器たる容器13を設置する供給
器収納部29を形成する。又、上空部28の上面部には
容器13端部を載置し、容器13を支持するための適宜
幅を有する載置部281,281を形成する。更に、枠
体2の中部背面部には中空部27,27を繋ぐ空間を形
成し、該空間に連結材5を設置して中空部27,27に
設置された振動体4,4を連結固定する。
【0033】このように枠体2は粉粒体等の供給器たる
容器13及び粉粒体の受給器たる容器14を夫々供給器
収納部29、受給器収納部23に収納設置することによ
り少なくても三方向から被覆すると共に、篩網12を篩
網収納部24に収納することにより扉25及び蓋26と
共に四方を被覆している。又、枠体2は振動発生装置
3、振動体4、連結材5、載置台8、振動吸収体10等
の部材を中空部27,27及び中部背面部に形成した空
間に収納することにより完全に被覆し、粉粒体等の供給
器たる容器13、粉粒体の受給器たる容器14、篩網1
2及びそれらの収納部である供給器収納部29、受給器
収納部23及び篩網収納部24と分離している。そし
て、このような構成にしたことにより粉粒体は篩装置1
の外部に飛散することなく、且つ振動発生装置3、振動
体4、連結材5、載置台8、振動吸収体10等の部材に
付着することがなく、篩装置の清掃、メンテナンスが容
易となっている。
【0034】振動発生装置3は篩網12を振動させる振
動を発生させる為の装置であり、導線31を介して電流
が供給され、図示しない電源の入切を行うスイッチボタ
ン及び電流の供給、遮断を連続的に行う回路機構によっ
て制御されている電磁石である。振動発生装置3は篩網
収納部24の両側に形成されている中空部27,27の
夫々に一体づつ計2体設置する。この両側に設置された
振動発生装置3,3は同期振動させてもよいが、させな
くてもよい。尚、振動発生装置3は電磁石に限定される
ことなく、モーターやエアー等によるピストン振動装置
等を使用することとしてもよいことは勿論である。モー
ターを使用する場合には振動を伝達するカム等の振動伝
達部材を設置する。又、振動発生装置3は枠体2の中部
背面部の空間に一体設置し、連結材5に振動を与えて、
連結材5が振動体4,4に振動を与えることにより篩網
12を振動させることとしてもよい。
【0035】振動体4は振動発生装置3で発生させた振
動を得て振動し、篩網12に該振動を伝達する為の部材
であり、基体41、受振体42、伝振体43及び結合部
44から構成されている。基体41は適宜長を有する平
板状或いは棒状等に形成し、その一端が篩装置1の背面
空間部に位置するように中空部27内に篩収納部24に
平行且つ水平に設置する。振動体4は載置台8の両前後
端等にボルト等によって固定された支持体47,47上
に載置されている。支持体47は振動体4を載置可能な
強度を有すると共に篩装置1の前面背面方向に遥振可能
なステンレス等の薄板で形成されている。勿論支持体4
7は篩装置1の前面背面方向に遥振可能且つ振動体4を
載置可能な強度を有するものであれば棒状、柱状等の形
状としてもよく、合成樹脂等にて形成してもよい。
【0036】基体41は支持体47,47に固定するこ
とが望ましい。固定方法として基体41に直接ボルトや
溶接により支持体47,47を固定することとしてもよ
いが、基体41下面に、支持体47,47の内側にボル
ト或いは溶接等により基体41に固定した止具49,4
9に支持体47,47を溶接或いはボルト等により固定
設置することは推奨される。止具49は湾曲した支持体
47の戻り力に押圧されて振動体4を振動させると共に
受振体42を振動発生装置3たる電磁石から引き離し、
更には基体41が必要以上に揺振することを防止するた
めのものであり、基体41の長辺間に渡って四角柱状等
に形成する。
【0037】受振体42は振動発生装置3で発生させた
振動を直接受けて基体41に伝達する部材であり、振動
発生装置3たる電磁石に引きつけられることが可能な鉄
等により適宜厚の方体等に形成し、基体41の下面に溶
接、ボルト等により固定し、振動発生装置3たる電磁石
の磁界内であって振動発生装置3たる電磁石に電流が供
給されていない際に電磁石から適宜距離に位置するよう
に設置する。更に、受振体42は振動発生装置3たる電
磁石に電流が供給され、該電磁石にひきつけられた際に
も電磁石に接触しないように、受振体42を適宜位置に
設置すると共に支持体47に適宜の湾曲に対する強度を
持たせることは推奨される。
【0038】伝振体43は基体41からの振動を結合部
44を介して篩網12に伝達する板状または柱状等、望
ましくは円柱状の部材であり、基体41に溶接、ボルト
等により固着し、枠体2の内側面272に形成した孔2
2に挿通して設置する。伝振体43は1の基体41に対
して2体以上設置することは推奨される。又、伝振体4
3を柱状ではなく平板状に形成して1体以上を設置する
こととしてもよい。尚、枠体2に形成した孔22には弾
力性を有するゴムや合成樹脂等によって形成された中空
状のパッキン7を設置して、伝振体43の振動が妨げら
れることなく枠体2と伝振体43の衝突を防止すると共
に、粉状物の中空部27への侵入を防止することは推奨
される。
【0039】尚、伝振体43を設けずに、基体41に結
合部44を形成し、或いは基体41に直接篩網12を装
着設置することとしてもよい。
【0040】結合部44は篩網12を設置し、振動体4
と篩網12を結合する為の部材であり、伝振体43,4
3に支持されている。結合部44は合成樹脂、ステンレ
ス等により断面コの字型の柱状体に形成し、このように
形成された柱状体の凹部即ち溝441を篩網収納部24
方向に向けて枠体2正面から背面方向に水平に設置す
る。溝441は結合部44の前面443に達するように
形成するが、背面444には達しないように形成し、篩
網12の挿入多寡を防止し、適当な位置で衝止させるこ
ととしてもよい。
【0041】篩網12の設置は篩網収納部24の両側に
設置された結合部44,44の溝441,441に縁1
21,121を挿入して行う。篩網12の固定方法は特
に限定されず、結合部44を適宜の弾力性を有する材質
で形成し或いは溝441の下面又は/及び上面に適宜の
弾力性を有するシートを設置する等して溝441,44
1に縁121,121を嵌合させる等してもよいが、結
合部44,44の夫々に上面から溝441に貫通する螺
子孔442を穿孔し、把持部451を有する螺子45を
螺子孔442に螺入して縁121を溝441底面に押圧
して篩網12を固定することは推奨される。尚、把持部
451には棒状取手452を水平方向に設置することと
してもよい。
【0042】連結材5は振動体4,4を連結、固定する
為のものであり、板状或いは棒状の硬性部材で形成し、
篩装置1中部背面部の枠体2に包囲された中空部27,
27と一体となる空間にて振動体4,4を連結してい
る。連結材5と振動体4の結合はボルトとナットを使用
するが、溶接等により結合することとしてもよい。
【0043】載置台8は振動発生装置3を載置すると共
に支持体47,47を設置する為の台である。振動発生
装置3及び支持体47,47は該載置台8に固定されて
いる。
【0044】振動吸収体10は枠体2の中空部27の底
面271に適宜数設置し、載置台8を支持すると共に、
振動発生装置3の振動による載置台8の振動を吸収し篩
装置1の振動を防止するためのものである。振動吸収体
10はスプリング、弾力性を有する合成樹脂、スプリン
グを弾力性を有する合成樹脂にて被覆したもの等が使用
される。
【0045】尚、振動吸収体10と枠体2の中空部27
の底面271の間に更に載置台9及び振動吸収体11,
11…を設置し、振動吸収体10,11と載置台8,9
を二段重ねにして振動発生装置3の振動をより吸収して
篩装置1自体の振動を防止することは推奨される。
【0046】篩網12はふるいにかける粉粒体等に応じ
た適宜の形状の網目を有する上部外周が略正方形の方体
状の籠状に形成すると共に、上部外周に渡って略正方形
状に縁121を外方に張設する。縁121先端から他端
の縁121先端の長さは結合部44,44の溝441,
441の最深部間の長さと略同等に形成し、厚さは溝4
41の厚さと同等以下に形成する。この他に篩網12の
形状を半円籠状、上部外周が略長方形の方体状の籠状等
に形成してもよい。この場合であっても上部外周に上述
と同様の先端間の長さ及び厚さを有する縁121を外方
に張設する。
【0047】容器13は篩にかける粉粒体等を収納する
と共に篩網12に粉粒体等を供給する供給器たる容器で
あり、容器14は篩にかけられた粉粒体等を受け収納す
る為の受給器たる容器である。容器13と容器14は同
一形状に形成し、供給器としても受給器としても使用可
能とすることは便である。容器13及び容器14は夫々
底部に孔131,141を形成すると共に、上部外周に
渡って供給器として使用する場合に容器13を枠体2の
載置部281に載置する為の側縁134、144を外方
に張設する。容器13,14に粉粒体等を収納して運搬
する場合には孔131,141にゴム、合成樹脂等によ
り形成した孔蓋132,142にて孔131,132を
被覆する。供給器として篩網12に粉粒体等を供給する
為に使用する場合には、枠体2の上面に形成した載置部
281,281に側縁134,134を載置し、受給器
として篩にかけられた粉粒体等を受け収納する為に使用
する場合には、容器収納部23に孔蓋142にて孔14
1を被覆した状態で設置する。尚、容器13,14は載
置部281,281に載置される対向する上端部にのみ
側縁134,134、144,144を形成することと
してもよく、更に容器13,14の運搬時に把持する棒
状或いは取手状の把持部材135,135、145,1
45を適宜の対象位置に設けることは推奨される。
【0048】尚、粉粒体等を篩網12に供給する供給器
或いは篩網12にて篩われた粉粒体等を収納する受給器
としては上述のような容器13,14に限定されること
なく、供給器としては他にベルトコンベアやホッパ等を
用い、受給器としては他にベルトコンベアや袋等が使用
可能である。
【0049】又、篩装置1には受給器の昇降手段を設け
ることは推奨される。昇降手段は、容器収納部23の高
さを容器14の高さ以上に余裕を持って形成し、即ち、
容器14上端部と篩12下端部に一定の距離生じさせて
受給器たる容器14の容器収納部23への設置を容易と
しつつも、収納後に受給器たる容器14を篩12に近づ
けることにより、篩われた粉粒体の飛散を防止すると共
に、篩われた粉粒体の凝集、団塊状化を防止し、容器1
4に確実に粉粒体を収納するために有効な手段である。
昇降手段は可動体15,15、押板16、ロック機構1
7から構成されている。
【0050】可動体15は受給器たる容器14を載置す
る支持台152と支持棒151から構成されている。支
持棒151は縦断面が半円形に湾曲した部分と直線状の
部分を有する棒状体或いは板状体等に形成し、枠体2の
底面231に支持棒151,151が夫々挿通可能に形
成した二本の長孔232,232に挿通して支持棒15
1の湾曲部分の一端を長孔232線上の枠体2の底面2
31に蝶番159等にて上下方向に回動自在に枢着す
る。支持台152は支持棒151を上面及び側面から被
覆する長方形の箱状体に形成し、支持棒151湾曲部分
の頂点に溶接等にて固定する。支持台152と支持棒1
51の強固な固定を得るために支持棒151湾曲部分の
頂点に支持棒151に直交する棒状の補助材155を溶
接等により固着し、補助材155を支持台152の側面
に接触或いは貫通させて溶接等により固定することは推
奨される。
【0051】支持台152の形状は長方形の箱状に限ら
れることはなく、平板状、縦断面が半円形、三角錐等の
形状としてもよいことは勿論である。更に、二本の支持
棒151,151を被覆可能な方形の箱状体或いは平板
形状の一体の支持台152を使用することとしてもよ
い。尚、支持台152は長孔232を覆う形状及び大き
さに形成することは推奨される。又、受給器たる容器1
4の着脱を容易とするために、支持台152の支持棒1
51への固定は可動体15が最高位に位置する際に支持
台152上面が水平になり、可動体15が最低位に位置
する際に支持台152上面が篩装置1の背面に向かって
上昇した傾斜をなすように固定することは推奨される。
【0052】押板16は可動体15を上昇させるための
ものである。押板16は夫々板状体或いは棒状体にて側
辺161,161と前辺162、後辺163を有する略
方形に形成する。側辺161,161と前辺162を板
状体にてコの字型に形成し、側辺161,161の先端
部に孔を形成し、該孔に棒状体にて形成した後辺163
を挿設することとしてもよい。前辺162の上面部は適
宜幅、好ましくは5cm乃至10cm程度に形成するこ
とは推奨される。押板16は側辺161,161を枠体
2の側面に平行に、前辺162、後辺163を枠体2の
正面及び背面に平行に枠体2の底面231下面部に前辺
162を枠体2の前面に張出して設置する。前辺162
の枠体2の前面への張出のために枠体2の前面下部には
側辺161,161の挿入のための切欠部201,20
1を形成する。押板16の設置は、側辺161,161
の中間部適宜位置に孔を形成すると共に、孔を有する枢
支片169を枠体2の底面231下面部にボルト或いは
溶接等により固着して、枢止片169の孔と側辺161
の孔に枢止棒168を挿入して枠体2に押板16を枢支
する。後辺163上には支持棒151の枠体2に枢着さ
れていない一端の直線状部分を載置する。
【0053】ロック機構17はロック部材171、開放
ペダル172から構成した押板16を所望位置にて固定
するための機構であり、ロック部材171はスナッチロ
ック等を使用して押板16から突設した把持棒166を
把持固定させて押板16を固定する。ロック部材171
はロック部材171に形成された凹部に把持棒166が
挿入された際にロックが掛かり、解放レバーの押圧操作
によりロックが解放される構成にする等特に限定される
ものではない。ロック部材171は枠体2の底面231
下面部の押板16の外側の側辺161近傍に一個を固定
設置すればよいが、押板16の外側の側辺161,16
1夫々の近傍に一個ずつを固定設置してもよい。押板1
6の均一な位置固定のために把持棒166は一辺の側辺
161にのみ固着させるのではなく、側辺161,16
1の両辺を貫通させて形成設置することは推奨される。
開放ペダル172はバー173の先端にペダル174を
固定して構成され、ロック部材17のロック解放レバー
にバー173を結合させ、ペダル174を枠体2の前面
に張出して設置する。又、開放ペダル172の支持の為
にバー173の挿通孔を有する支持片176を枠体2に
固定設置する。
【0054】又、昇降手段は枠体2の側面に棒状、板状
或いは箱状の可動体を貫通させて、枠体2に可動体を支
承し、受給器収納部23に挿入された可動体先端にて受
給器たる容器14を支持、昇降させることとしてもよ
い。可動体の枠体2への支承は、可動体に孔を穿孔する
と共に、枠体2に形成した可動体の貫通孔側面に孔を穿
孔して両孔に支承のための棒を挿通させる等して行う。
この棒を支点として可動体が上下するが、解除機構を有
する逆回転防止のギア等を備えさせてもよい。
【0055】更に、上述の実施例においては可動体15
はロック機構17により押板16が固定されている時に
上昇した位置に固定されており、ロックを解除した時は
下降した位置にあるが、可動体15を通常時に上昇した
位置に設置し、受給器14を設置する際に可動体15を
下降させる構成としてもよい。この場合には可動体15
を下方からばね等の弾力体にて支持し、押板16と可動
体15をカム等で接続して押板16の前辺162の下方
への押圧により可動体15が下降する構成とすればよ
い。勿論押板16と可動体15を直接接続して押板16
の前辺162の上方への押圧により後辺163に係合し
た支持棒151を押し下げて、可動体15が下降する構
成とすることとしてもよい。
【0056】又、可動体15を昇降させるモータ等の動
力源を設置して可動体15と動力源をカム等により連動
させて可動体15を自動昇降させる構成としてもよいこ
とは勿論である。
【0057】次に本篩装置1の使用、動作について説明
する。先ず受給器たる空の容器14を容器収納部23に
設置する。詳しくは、容器14を支持台152,152
上に載置し、押板16の前辺162を踏む等して下方へ
押圧する。この前辺162の下方への押圧により枢止棒
168を支点として押板16が回動し、後辺163が上
方へ移動する。この後辺163の上方への移動により支
持棒151及び支持台152即ち可動体15が蝶番15
9を支点として上方へ持ち上げられ、可動体15上に載
置された受給器たる容器14を上昇させ、篩12へ近づ
ける。又、この際にロック部材171が把持棒166を
把持固定し、可動体15、容器14を上昇した位置にて
定置させる。
【0058】次に、粉状物を収納した供給器たる容器1
3の側縁134を枠体2の載置部281,281上に載
置して該粉粒体等を収納した容器13を容器設置部29
に設置すると共に、篩網12の縁121,121を結合
部44,44の溝441,441に篩装置1前面から挿
入して螺子45,45を締めて篩網12を結合部44,
44に固定する。尚、篩網12の設置は篩網12が手前
から挿入設置可能なので粉粒体等を収納した供給器たる
容器13の設置後でもよい。
【0059】次に振動発生装置3,3の電源を入れ振動
発生装置3,3への電流の供給、遮断を連続的に行わせ
て、振動発生装置3たる電磁石に連続的に磁力を生じせ
しめ、該磁力を消滅せしめる。振動発生装置3、3たる
2個の電磁石に生じた磁力により受振体42,42は振
動発生装置3、3に引きつけられる。この際に、振動体
4,4の夫々の一方の止具49,49は支持体47,4
7を押圧して支持体47,47を湾曲させる。そして、
磁力の消滅により振動体4,4の夫々の一方の止具4
9,49は支持体47,47の戻り応力により押圧され
て、受振体42,42は振動発生装置3,3から引き離
されると共に振動体4,4が元の位置に戻る。このよう
な動きを連続することにより連続的な振動を振動体4,
4に発生させる。かかる振動が伝振体42,42…及び
結合部44,44を介して篩網12に伝達されて篩網1
2が振動する。
【0060】そして、振動体4,4が連結材5により連
結されていることにより振動の相乗効果が発生し、より
効果的な振動が得られる。尚、かかる振動は振動吸収体
10,10…,11,11…及びパッキン7,7…によ
り吸収されて篩装置1の振動が抑制される。
【0061】このようにして篩網12が振動し始めたら
粉粒体等を収納した供給器たる容器13の孔蓋132を
抜き取り粉粒体等を篩網12に自然落下させて供給す
る。篩網12にてふるいにかけられた粉粒体等は容器収
納部23に収納された受給器たる空の容器14に直接落
下して収納される。
【0062】供給器たる容器13からすべての粉粒体が
篩12に供給されて篩われた後に受給器たる容器14に
収納されて、篩いかけが終了したら電源を切り振動発生
装置3,3を止め、ペダル174を篩装置1方向に押圧
し、バー173を介してロック部材17のロック解放レ
バーを押圧してロック部材171のロックを解放して可
動体15,15を降下させて、容器14を篩12から離
して容器14を取り出す。
【0063】尚、上述の本実施の形態は小麦粉等の粉粒
体の篩装置として記載されているが、篩装置1、篩網1
2、篩網12の網目の大きさ等を適宜大きくすることに
より土砂、砂礫等の篩装置として使用可能なこと或いは
反対に小さくすることにより更に微小な物の篩装置とし
て使用可能なことは勿論である。
【0064】
【発明の効果】 以上のように本発明請求項1記載の発
明は枠体上部に粉粒体の供給器を設置し、枠体中部には
両側部に振動体を設置し、該二体の振動体に篩網を着脱
自在に装着すると共に、振動体に振動を与える振動発生
装置を設置し、枠体下部には粉粒体の受給器を設置した
ので、篩い後の粉状物の飛散を防止し、狭く、清潔な環
境が要求される場所での設置、使用が可能となった。
又、振動が篩網全体に効率よく伝わり、速く、効率の良
い篩いが可能となり、更に篩い後の粉状物等の凝集、団
塊状化を防止することが可能となった。
【0065】又,請求項2記載の発明は請求項1記載の
篩装置において対向する二体の振動体を連結材にて連結
固定したので、振動の相乗効果が発生し、小さな動力源
で済むと共に、より効果的な振動が得られ振動が篩網全
体に効率よく伝わり、更に速く、効率の良い篩いが可能
となった。
【0066】又,請求項3記載の発明は請求項1又は請
求項2に記載の篩装置において二体の振動体の夫々に
は、対向側面に凹部を有する結合部を形成し、該対向す
る凹部に篩網両側端部を挿通自在に設置したので、篩網
への充分な振動の伝達が可能であると共に、篩網上に残
留した粉状物等の除去及び篩網の洗浄を容易とするため
に篩網の着脱が容易となった。
【0067】又,請求項4記載の発明は請求項3に記載
の篩装置において振動体は支持体に支持された基体と基
体から突設した伝振体と該伝振体先端部に固着された結
合部から構成され、枠体中部両側部に内側面に孔を有す
る中空部を形成し、該中空部に振動発生装置及び振動体
を収納すると共に、孔から伝振体を突出させ、両側面か
ら突出した結合部に篩網を挿着したので、篩にかける粉
状物の振動発生装置及び振動体への飛散を防止すること
が可能となり、篩装置の清掃、メンテナンスが容易とな
った。
【0068】又,請求項5記載の発明は請求項1乃至請
求項4に記載の篩装置において振動発生装置は電磁石に
より構成され、振動体は湾曲可能な支持体に支持され、
振動体は電磁石に吸引される受振体を有することとした
ので、騒音を低く抑えられると共に清掃、メンテナンス
が容易となった。
【0069】又,請求項6記載の発明は請求項1乃至請
求項5に記載の篩装置において振動発生装置及び支持体
は振動吸収体上に設置した載置台に固着したので、篩装
置自体の振動、騒音を抑制することが可能となった。
【0070】又,請求項7記載の発明は請求項1乃至請
求項6に記載の篩装置において枠体に可動体を支承し、
可動体に受給器を支持させて受給器を昇降自在とし、更
に請求項8記載の発明は請求項7に記載の篩装置におい
て枠体に押板を枢支し、押板の先端に可動体の一端を係
合させ、更に請求項9に記載の発明は請求項8に記載の
篩装置において押板を位置固定するロック機構を設けた
ので、受給器の設置を容易としつつも、篩と受給器間の
距離を短縮することが出来るので、振るわれた粉粒体の
飛散を防止することが可能となると共に、篩われた粉粒
体の凝集、団塊状化を防止することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明一実施例篩装置分解斜視図
【図2】 本発明他実施例篩装置断面図
【図3】 本発明一実施例篩装置中空部部分斜視図
【図4】 本発明一実施例篩装置下部部分断面図
【図5】 本発明一実施例篩装置下方から見た部分斜視
【図6】 本発明一実施例篩装置受給器昇降手段断面図
【符号の説明】
1 篩装置 2 枠体 22 孔 27 中空部 3 振動発生装置 4 振動体 41 基体 42 受振体 43 伝振体 44 結合部 47 支持体 441 溝 5 連結材 7 パッキン 8 載置台 9 載置台 10 振動吸収体 11 振動吸収体 12 篩網 121 縁 13 供給器たる容器 14 受給器たる容器 15 可動体 16 押板 17 ロック機構

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体上部に粉粒体の供給器を設置し、枠体
    中部には両側部に振動体を設置し、該二体の振動体に篩
    網を着脱自在に装着すると共に、振動体に振動を与える
    振動発生装置を設置し、枠体下部には粉粒体の受給器を
    設置したことを特徴とする篩装置。
  2. 【請求項2】対向する二体の振動体を連結材にて連結固
    定したことを特徴とする請求項1記載の篩装置。
  3. 【請求項3】二体の振動体の夫々には、対向側面に凹部
    を有する結合部を形成し、該対向する凹部に篩網両側端
    部を挿通自在に設置したことを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の篩装置。
  4. 【請求項4】振動体は支持体に支持された基体と基体か
    ら突設した伝振体と該伝振体先端部に固着された結合部
    から構成され、枠体中部両側部に内側面に孔を有する中
    空部を形成し、該中空部に振動発生装置及び振動体を収
    納すると共に、孔から伝振体を突出させ、両側面から突
    出した結合部に篩網を挿着することを特徴とする請求項
    3に記載の篩装置。
  5. 【請求項5】振動発生装置は電磁石により構成され、振
    動体は湾曲可能な支持体に支持され、振動体は電磁石に
    吸引される受振体を有することを特徴とする請求項1乃
    至請求項4に記載の篩装置。
  6. 【請求項6】振動発生装置及び支持体は振動吸収体上に
    設置した載置台に固着することを特徴とする請求項1乃
    至請求項5に記載の篩装置。
  7. 【請求項7】枠体に可動体を支承し、可動体に受給器を
    支持させて受給器を昇降自在としたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項6に記載の篩装置。
  8. 【請求項8】枠体に押板を枢支し、押板の先端に可動体
    の一端を係合させたことを特徴とする請求項7に記載の
    篩装置。
  9. 【請求項9】押板を位置固定するロック機構を設けたこ
    とを特徴とする請求項8に記載の篩装置。
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