JP2003126530A - 遊技媒体貸出装置および紙葉類搬送制御システム - Google Patents

遊技媒体貸出装置および紙葉類搬送制御システム

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JP2003126530A JP2001331780A JP2001331780A JP2003126530A JP 2003126530 A JP2003126530 A JP 2003126530A JP 2001331780 A JP2001331780 A JP 2001331780A JP 2001331780 A JP2001331780 A JP 2001331780A JP 2003126530 A JP2003126530 A JP 2003126530A
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剛 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、紙葉類の受渡しタイミングを管理
する際、後段側の搬送信号に複数の受渡し情報が含まれ
ていることに着目し、後段側の搬送信号から受渡しに必
要な複数の情報を1本化して取得することにより、信号
ケーブル数の削減を可能にした遊技媒体貸出装置および
紙葉類搬送制御システムの提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、受入れた紙葉類を識別し、該
紙葉類の有効性を確認した後、遊技媒体の払出しを許容
するとともに、前記受入れた紙葉類を後段に構築された
紙葉類回収システムの回収搬送路に送出す遊技媒体貸出
装置であって、前記回収搬送路からの搬送信号を分析
し、この分析した搬送信号の出力状態に基づいて、紙葉
類の受入れ可否および紙葉類の送出し可否を判定する判
定手段を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、例えばパチンコ
遊技場(遊技ホール)のパチンコ機あるいはパチスロ機
などの遊技機に隣設される遊技媒体貸出装置に関し、さ
らに詳しくは配線の簡素化および低コスト化を図った遊
技媒体貸出装置および紙葉類搬送制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、上述例のような遊技店内に設置さ
れている遊技媒体貸出装置は、紙幣あるいはプリペイド
カードなどの紙葉類を、プレーヤが前面の挿入口より挿
入操作して受入れ、内部の紙葉類識別部で識別して紙葉
類の有効性を確認した後、パチンコ玉やコイン等の遊技
媒体の払出しを許容している。その後、前記受入れた紙
葉類を後段に構築された紙葉類回収システムの回収搬送
路に送出す構成をとっている。
【0003】この場合、プレーヤから遊技媒体貸出装置
への紙葉類の受入れ、および遊技媒体貸出装置から紙葉
類回収システムへの紙葉類の送出しに際しては、同シス
テムからの制御信号を受けて、紙葉類の受入れ可否を判
定し、また送出し可否を判定して紙葉類を受入れ動作
し、また紙葉類を適切な受渡しタイミングで回収システ
ム側に送込んでいる。
【0004】ところで、前段の遊技媒体貸出装置と後段
の回収搬送路との両者間の紙葉類の受渡し制御に際して
は、適切なタイミングで紙葉類を受渡し搬送する必要が
あるため、後段の回収システム側の回収処理状態を的確
に検知する必要があり、このために受渡し情報に応じた
複数本の信号ケーブルを配線している。
【0005】例えば、図5に示すように、ON・OFF
のタイミングチャートで表される回収システム側の電源
監視信号と、遊技媒体貸出装置側の紙幣受入れ監視信号
と、遊技媒体貸出装置側の紙幣送出し監視信号と、遊技
媒体貸出装置側の搬送モータ監視信号との4信号にて制
御管理している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
制御管理にした場合は、遊技媒体貸出装置毎に複数本
(4本)の信号ケーブルを要して配線が混雑化し、配線工
事に多くの時間と作業労力を要してコスト高の原因にな
っていた。また、トラブル発生時に調査する場合や修理
する場合にも同様に多くの手間がかかっていた。
【0007】例えば、遊技ホールのように多数の遊技媒
体貸出装置が設置されている場合は、これらの装置の全
台に対して配線接続する必要があり、多くの部品点数を
要することに加えて多大な作業時間と労力を要する問題
を有していた。
【0008】そこでこの発明は、紙葉類の受渡しタイミ
ングを管理する際、後段側の搬送信号に複数の受渡し情
報が含まれていることに着目し、後段側の搬送信号から
受渡しに必要な複数の情報を1本化して収集することに
より、信号ケーブル数の削減を図った遊技媒体貸出装置
および紙葉類搬送制御システムの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、受入れた紙
葉類を識別し、該紙葉類の有効性を確認した後、遊技媒
体の払出しを許容するとともに、前記受入れた紙葉類を
後段に構築された紙葉類回収システムの回収搬送路に送
出す遊技媒体貸出装置であって、前記回収搬送路からの
搬送信号を分析し、この分析した搬送信号の出力状態に
基づいて、前記回収搬送路の駆動状態、紙葉類の受入れ
可否および紙葉類の送出し可否を判定する判定手段を備
えたことを特徴とする。
【0010】前記紙葉類とは、流通紙幣、価値情報を持
たせたカード類の総称である。
【0011】前記紙葉類回収システムとは、複数台の遊
技媒体貸出装置から紙葉類を共通して回収する回収搬送
路を制御管理するものであり、前段の遊技媒体貸出装置
から後段へと送出される紙葉類を回収処理する。
【0012】前記遊技媒体貸出装置とは、紙葉類が挿入
されたとき、その価値情報内で指定された遊技媒体量を
貸出す構成を有している。例えば、遊技ホールに設置さ
れるパチンコ遊技機に隣設してパチンコ玉を貸出す台間
機で構成する。
【0013】前記判定手段とは、CPUやメモリなどの
制御回路で構成することができる。
【0014】この発明によれば、回収搬送路側からの搬
送信号を分析することにより、この分析値から回収搬送
路の駆動情報と、紙葉類の受入れ可否情報と、紙葉類の
送出し可否情報とを個別に切分けて検知することができ
る。
【0015】例えば、搬送信号をパルス信号にて抽出
し、このパルス信号の波形状態を分析して各種の検知情
報を求めることができる。
【0016】このため、紙葉類の受渡し制御管理用に設
けられる複数本の信号ケーブルの配線数を大幅に減らす
ことができる。
【0017】例えば、現状では電源監視信号と、受入れ
監視信号と、送出し監視信号と、搬送モータ監視信号と
の合計4本の信号ケーブルを有していたが、このうち搬
送信号の分析結果から電源監視信号と、受入れ監視信号
と、送出し監視信号との3信号が同時に解明されるた
め、3信号を1本に集約して2本分省略できるので搬送
信号と搬送モータ監視信号との合計2本で完了する。
【0018】この結果、配線数の削減に基づいて低コス
ト化が図れ、遊技ホールのように多数の遊技媒体貸出装
置が設置される場合は、これらの全台に対する配線作業
を削減できるため、多大な配線工事時間と作業労力を回
避できる。また、遊技媒体貸出装置の調査や修理作業等
においても配線が邪魔にならず、簡単で能率のよい作業
を実現できる。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面に基づいて説明する。図1はパチンコホール等の遊技
娯楽施設に構築される紙幣回収システム11を示し、こ
の紙幣回収システム11は遊技機12間に配設される多
数の台間機13…と、多数の台間機13の背面側に共通
して沿設される回収搬送路14とから構成される。
【0020】上述の遊技娯楽施設において、遊技機12
と対をなして隣設される台間機13には、パチンコ機対
応台間機、パチスロ機対応台間機、現金機対応台間機が
あることは、周知のとおりである。以下、パチンコ機対
応台間機について説明する。
【0021】上述の台間機13は、縦長の起立状態で横
方向に一定間隔毎に整列配設され、その前面に例えば前
面上部より電源ランプ15と、紙幣挿入口16と、表示
器17と、コイン投入口18と、端数ボタンスイッチ1
9と、パチンコ玉払出し筒20と、コイン確認窓21
と、返却口22と、保守キー23等を任意の位置に配設
して、プレーヤがパチンコ玉を貸出し操作できるように
構成している。
【0022】このうち、電源ランプ15は点灯・消灯さ
せて、現在のパチンコ機対応台間機13の利用可否状態
を表示案内している。
【0023】その下部に位置する紙幣挿入口16は、紙
幣を1枚ずつ受入れ許容する縦長の開口部を有し、ここ
にプレーヤが紙幣を挿入操作して挿入された紙幣は内方
に取込まれる。
【0024】その下部の表示器17は、挿入された紙幣
の金額、あるいはICコインの金額価値の有効残度数の
情報を表示する。この表示機能を持たせることにより、
プレーヤは遊技利用状況が明確に判り、プレーヤに対す
るサービス性を高めている。
【0025】その下部のコイン投入口18は、遊技媒体
(パチンコ玉)払出し用のデータを持たせたICコインの
受付けを可能にしており、このコイン投入口18と連通
する内方にはICコイン処理装置が内蔵されている。そ
の下部の端数ボタンスイッチ19は、100円未満の残
度数表示用に設けられ、残度数を確認する場合にプレー
ヤが入力許容する。
【0026】その下部のパチンコ玉払出し筒20は、プ
レーヤが指定した払出し金額分のパチンコ玉を、このパ
チンコ玉払出し筒20を介して放出される。
【0027】その下部のコイン確認窓21は、投入され
たICコインの存在を外部からプレーヤが視認可能に透
明窓にて形成している。
【0028】その下部の返却口22には、プレーヤが遊
技を中止する場合に、遊技機12側に設けられた返却ボ
タンの押下操作に基づいて、この返却口22にICコイ
ンが返却される。
【0029】そして、最下部の保守キー23は係員専用
に設けられ、内方の回収箱の開閉操作等に用いられる。
【0030】この場合、パチンコ玉の貸出し操作には紙
幣24の使用に限らず、硬貨やプリペイドカードを併用
することもできる。
【0031】また、台間機13の背面側には紙幣の送出
し口を開口しており、取引確定した紙幣を、この送出し
口を介して後述する回収搬送路14へと1枚ずつ送出し
許容している。
【0032】次に、回収搬送路14について説明する。
この回収搬送路14は横方向に一定間隔毎に整列配設さ
れた台間機13…の背面側に沿って横向きに長く搬送路
を横設している。この搬送路は、例えば一対の搬送ベル
トなどを搬送方向に連設し、その外周囲をフレームで囲
って構成され、ここに導かれた紙幣を1枚ずつ後段のメ
イン回収部へと挟持搬送する。
【0033】また、各台間機13…と対応する回収搬送
路14の位置には受渡し口を開口しており、台間機13
…から送出された紙幣24を回収可能に接続して、台間
機13から送出される紙幣24を回収処理する。
【0034】図2は台間機13の制御回路ブロック図を
示し、台間機13を駆動制御する制御部31は、各種の
制御処理、演算処理を実行するCPU32、各処理を行
わせるプログラムを格納した不揮発性のフラッシュRO
M33、当日IDコード、暗号化ロジックなどのセキュ
リティデータ、処理動作に必要なデータを記憶し、電源
が断になると記憶情報が消去される揮発性のRAM3
4、上位のデータ管理装置35と通信可能に接続する通
信インターフェース36、各回路装置に対して入出力を
接続するI/Oインターフェース37を備える。
【0035】前記制御部31には、電源ランプ15、紙
幣処理装置38、表示器17、ICコイン処理装置3
9、端数ボタンスイッチ19、電源装置40が電気的に
接続される。
【0036】紙幣処理装置38は、台間機前面の紙幣挿
入口16から台間機後面の図示しない紙幣送出し口まで
の間を搬送処理する紙幣搬送路(図面省略)を有し、この
紙幣搬送路上に紙幣識別部と一時保留部とを備えて、こ
こに挿入された紙幣24の真偽判定、金種判定を実行
し、真紙幣であれば、その紙幣を取込んで一時保留する
とともに、金額を出力し、偽紙幣であれば逆送して返却
する。
【0037】また、紙幣の受入れ不可状態のときは挿入
口シャッタ(図面省略)を閉鎖して、受入れ規制するよう
にCPU32で制御管理している。
【0038】ICコイン処理装置39は、ICコインに
対して非接触状態で情報の送受信を行い、ICコイン情
報の読込みおよび書込みを実行する。内部にはICコイ
ンを保有でき、ICコインの発行および回収も実行す
る。
【0039】電源装置40は、外部から供給される電力
を動作電力に変換して各回路装置に供給する。
【0040】ところで、台間機13から回収搬送路14
への紙幣24の送出し制御に際しては、図3に示すよう
に、回収搬送路14からの紙幣搬送信号を取得するため
の回収搬送路側の信号ケーブルと、台間機13の紙幣搬
送路を駆動する搬送モータの駆動状態を監視するための
台間機側の信号ケーブルとの2本のケーブルを配線し
て、両信号データを取得している。そして、両信号デー
タを分析して搬送制御することにより円滑に受渡し制御
している。
【0041】この場合、台間機13のCPU32は回収
搬送路14からの搬送信号をパルス信号にて抽出し、こ
の抽出したパルス信号の波形を分析して、回収搬送路1
4の駆動状態、紙幣の受入れ可否および紙幣の送出し可
否を判定する。
【0042】例えば、図3において回収搬送路14から
の紙幣搬送信号をCPU32が分析し、OFFのときは
後段側の回収搬送路14が停止状態にあって紙幣の受入
れを禁止した状態と判定する。一方、同信号がONにな
れば、回収搬送路14側が回収可能な状態になり、紙幣
の受入れおよび送出し可能な状態になったと判定する。
【0043】また、同信号がONであっても、もう一方
の搬送モータ監視信号(台間機)の出力状態から紙幣識別
部での識別中であることを検知すれば識別可否が分るま
で送出し禁止する。
【0044】上述の搬送信号の分析時に、CPU32は
パルス信号Pの出力値を分析してハイ・ローの出力状態
をチェックするだけで、回収搬送路の電源ON・OFF
の状態を監視することができ、またこれに基づいて現在
の紙幣の受入れ可否と紙幣の送出し可否とを監視するこ
とができる。
【0045】このように、回収搬送路14からの紙幣搬
送信号と、台間機13の搬送モータ監視信号との両信号
を組合せて分析すれば、台間機13での紙幣の搬送制御
に必要な電源監視信号と、受入れ監視信号と、送出し監
視信号と、搬送モータ監視信号との4信号のデータ内容
が分り、この結果、2信号で済み、台間機1台当り2本
の信号ケーブルを配線するだけで紙幣の搬送を制御管理
できることになる。
【0046】したがって、CPU32が紙幣を受入れ可
能と判定したときは、挿入口シャッタを開口し、搬送モ
ータを駆動して紙幣の受入れを許容し、受入れ不可と判
定したときは、挿入口シャッタを閉じて紙幣の受入れを
拒否する。また、CPU32が紙幣を送出し可能と判定
したときは、搬送モータを駆動して紙幣の送出しを許容
し、送出し不可と判定したときは、搬送モータの停止状
態を保って紙幣の送出しを拒否する。このように、CP
U32はプレーヤから台間機13への紙幣の受入れと、
台間機13から、その背面側に配設される回収搬送路1
4への紙幣24の送出しとを制御する。
【0047】このように構成された紙幣回収システム1
1の紙幣処理動作を図4のフローチャートを参照して説
明する。
【0048】各台間機13毎に設けられるCPU32
は、回収搬送路14側からの搬送信号の有無をチェック
し(ステップn1)、OFFのときは回収搬送路14が電
源断で、回収停止状態にあるため、紙幣の受入れと送出
しを禁止した状態にある(ステップn2)。
【0049】これに対し、回収搬送路14から搬送信号
(ON)を受けると、CPU32は回収搬送路14が回収
許容状態にあるため、台間機13を稼動してプレーヤか
らの紙幣24の受入れを許容し、また受入れた紙幣を搬
送可能に台間機13の搬送モータを駆動する(ステップ
n3)。
【0050】この受入れ許容状態でプレーヤが紙幣挿入
口16に紙幣を挿入操作すると、挿入された紙幣は紙幣
搬送路を介して内部の一時保留部に一時保留される(ス
テップn4)。
【0051】その後、紙幣の有効性を識別するために紙
幣識別部へと搬送する(ステップn5)。
【0052】このとき、CPU32は紙幣の受入れ可否
を判定し(ステップn6)、回収搬送路14の電源OFF
の場合は、紙幣受入れ不可のため、台間機13内への受
入れを規制し(ステップn7)、回収搬送路14の電源O
Nの場合は、紙幣の受入れが可能であることを認識し、
その後、紙幣識別部で紙幣を識別したときに(ステップ
n8)、挿入された紙幣が偽紙幣や識別不良紙幣のため
に無効と識別した場合は、その紙幣を逆送して紙幣挿入
口16に返却する(ステップn9)。
【0053】一方、紙幣識別部で有効と認められた紙幣
は、台間機13の搬送モータを駆動して、紙幣を紙幣識
別部から一時保留部へと搬送する(ステップn10)。
【0054】このとき、CPU32は回収搬送路14側
への回収許可が出るまで搬送信号に対してはパルス信号
(ON−OFF)を出力させて回収許可が出たか、否かを
判定し(ステップn11)、回収許可が出ないうちは回収
搬送路14側への送出しを禁止して待機させる(ステッ
プn12)。
【0055】回収搬送路14への搬送許可が出ると、紙
幣搬送信号がON(紙幣受入れ可能)になり、CPU32
は台間機13の搬送モータを駆動して紙幣を一時保留部
から回収搬送路14へ送出し搬送する(ステップn1
3)。
【0056】上述の回収搬送路の駆動情報と、紙幣の受
入れ可否情報と、紙幣の送出し可否情報は、回収搬送路
14からの搬送信号を分析して個別に切分けることによ
り、検知することができる。
【0057】例えば、搬送信号をパルス信号にて抽出
し、このパルス信号の波形出力状態を分析すれば、搬送
管理に必要な複数の検知情報を一括して効率よく求める
ことができる。このため、紙幣の受渡し搬送制御用に設
けられる複数の情報を1通信にて管理できるため、信号
ケーブルの配線数を確実に減らすことができる。
【0058】この結果、配線数の削減に基づいて低コス
ト化が図れ、遊技ホールのように多数の台間機が設置さ
れる場合は、これらの全台に対する配線作業を削減でき
るため、多大な配線工事時間と作業労力を回避できる。
また、台間機の調査や修理作業等においても配線が邪魔
にならず、簡単で能率のよい作業を実現できる。
【0059】上述のように、搬送信号を分析することに
より、この分析値から回収搬送路の駆動情報と、紙幣の
受入れ可否情報と、紙幣の送出し可否情報とを個別に切
分けて検知することが可能になり、それゆえ紙幣の受渡
し制御管理用に設けられる複数本の信号ケーブルの配線
数を大幅に減らすことができる。
【0060】ことに、遊技ホールのように多数の台間機
が設置されている場合は、これらの台間機の全台に対し
て配線する必要があるが、1台当りの台間機に要する配
線作業時間を確実に短縮できるため、能率のよい配線作
業と簡素化した配線を実現できる。
【0061】この発明の構成と、上述の一実施の形態と
の対応において、この発明の紙葉類は、実施の形態の紙
幣24に対応し、以下同様に、この発明の紙葉類回収シ
ステムは、紙幣回収システム11に対応し、遊技媒体貸
出装置は、台間機13に対応し、判定手段および搬送制
御手段は、CPU32に対応するも、この発明は上述の
一実施の形態のみに限定されるものではなく、多くの実
施の形態を得ることができる。
【0062】
【発明の効果】この発明によれば、1つの搬送信号の分
析結果から複数の信号を同時に解明できるため、信号ケ
ーブル数の削減が可能になり、この結果、配線工事時間
を短縮でき、また作業労力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 紙幣回収システムの台間機と回収搬送路を示
す要部斜視図。
【図2】 台間機の制御回路ブロック図。
【図3】 台間機で制御管理されるタイミングチャー
ト。
【図4】 紙幣回収システムの処理動作を示すフローチ
ャート。
【図5】 従来の台間機で制御管理されるタイミングチ
ャート。
【符号の説明】
11…紙幣回収システム 13…台間機 14…回収搬送路 16…紙幣挿入口 24…紙 幣 32…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 7/08 G07F 7/08 S (72)発明者 堀 了生 愛知県一宮市奥町字野越46番地 オムロン 一宮株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BA88 BC79 CA08 3E040 AA01 AA03 BA20 CA05 FG03 FG11 FL06 3E044 AA05 BA02 BA06 FA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受入れた紙葉類を識別し、該紙葉類の有効
    性を確認した後、遊技媒体の払出しを許容するととも
    に、前記受入れた紙葉類を後段に構築された紙葉類回収
    システムの回収搬送路に送出す遊技媒体貸出装置であっ
    て、前記回収搬送路からの搬送信号を分析し、この分析
    した搬送信号の出力状態に基づいて、前記回収搬送路の
    駆動状態、紙葉類の受入れ可否および紙葉類の送出し可
    否を判定する判定手段を備えた遊技媒体貸出装置。
  2. 【請求項2】前記判定手段は、回収搬送路からの搬送信
    号をパルス信号にて抽出し、この抽出したパルス信号の
    波形状態を分析して判定することを特徴とする請求項1
    記載の遊技媒体貸出装置。
  3. 【請求項3】前記判定手段が紙葉類を受入れ可能と判定
    したとき、紙葉類の受入れを許容し、受入れ不可と判定
    したとき、紙葉類の受入れを拒否し、紙葉類を送出し可
    能と判定したとき、紙葉類の送出しを許容し、送出し不
    可と判定したとき、紙葉類の送出しを拒否する搬送制御
    手段を備えた請求項1または2記載の遊技媒体貸出装
    置。
  4. 【請求項4】遊技媒体貸出装置の制御部と、この制御部
    に信号ケーブルを介して接続される前記紙葉類回収シス
    テムとの通信接続に際して、前記紙葉類回収システムか
    らの搬送信号に含まれる電源情報、紙葉類受入れ情報、
    紙葉類送出し情報とを1本の信号ケーブルにて伝えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の遊技媒体貸出装置。
  5. 【請求項5】受入れた紙葉類を識別し、該紙葉類の有効
    性を確認した後、遊技媒体の払出しを許容するととも
    に、前記受入れた紙葉類を後段に送出す遊技媒体貸出装
    置と、 前記遊技媒体貸出装置の背面側から紙葉類を回収可能に
    接続し、前記遊技媒体貸出装置の複数台から送出される
    紙葉類を共通して回収処理する回収搬送路と、 前記回収搬送路からの搬送信号をパルス信号にて抽出
    し、この抽出したパルス信号の波形状態を分析して、前
    記回収搬送路の駆動状態、紙葉類の受入れ可否および紙
    葉類の送出し可否を判定する判定手段と、 前記判定手段が紙葉類を受入れ可能と判定したとき、紙
    葉類の受入れを許容し、受入れ不可と判定したとき、紙
    葉類の受入れを拒否し、紙葉類を送出し可能と判定した
    とき、紙葉類の送出しを許容し、送出し不可と判定した
    とき、紙葉類の送出しを拒否する搬送制御手段とを備え
    て構成した紙葉類搬送制御システム。
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JP2008206799A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Glory Ltd 遊技設備、遊技場システム、遊技媒体貸出処理装置、および紙幣搬送装置
JP2009112837A (ja) * 2009-02-23 2009-05-28 Meisei:Kk 遊技媒体貸出装置

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