JP2003126247A - 血液処理装置 - Google Patents

血液処理装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の向上および安全性の向上が達成され
る高機能、高信頼性でかつ安全性が高い血液処理装置を
提供すること。 【解決手段】 血液中の血漿を浄化する血液処理装置で
あって、血液から血漿を分離する血漿分離装置1、分離
された血漿を浄化する血漿浄化器、上記分離された血漿
を上記血漿浄化器に導入する血漿導入回路3、該血漿導
入回路3に設けられた血漿送給ポンプ5、該血漿送給ポ
ンプ5の入口側の圧力を測定する血漿入口圧測定器2
3、上記血漿浄化器で浄化された血漿を上記血漿分離装
置に返送する返血漿回路19、上記血漿導入回路3と上
記返血漿回路19との間に設けられて上記血漿送給ポン
プ5および血漿浄化器をバイパスするバイパス回路2
2、該バイパス回路22に設けられ、血液処理装置の作
動が異常となったとき開弁されて該バイパス回路22を
開放するバルブ21、および血漿入口圧により血漿送給
ポンプ5を制御する制御装置26を備え、該制御装置2
6は血漿入口圧が設定圧に対して所定の範囲内になるよ
うに血漿送給ポンプ5を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血漿分離装置によ
り患者の血液から分離された血漿の浄化処理を行い、か
つ浄化血漿を分離された血球と共に患者に返還する、血
液浄化器を備えた体外循環回路を含む血液浄化装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、血液を浄化するために、遠心
分離装置により血液から分離された血漿を血漿浄化器に
より浄化し、再び遠心分離装置へ返還する装置が用いら
れており、遠心分離装置から血漿浄化器に至る回路およ
び浄化血漿を遠心分離装置に返還する返還回路中に、そ
れぞれ血漿貯留バッグと浄化血漿貯留器を設け、該血漿
貯留バッグに設けた液面レベル検出装置によりバッグ内
の液面レベルが設定範囲内になるよう血漿貯留バッグの
下流部に設けた血漿送給ポンプと、血漿浄化器から浄化
血漿を送出するために設けた浄化血漿ポンプとを連動制
御する血液の処理装置が提案されている(特開昭60−
256465号公報、特開平1−104272号公報参
照)。
【0003】しかしながら、上記した血液の処理装置で
は、下記に示すような問題点があり、その解決が強く求
められていた。 ・血漿貯留バッグでの液面レベル検出では、バックのふ
くらみ、つぶれなどの形状の変化により液面レベルと血
漿貯留バッグに溜まった血漿実量との相関が安定して取
れず、バッグ形状の変化により誤った液面レベルを検知
すれば、血漿貯留バッグに溜まった実血漿量に関係なく
血漿送給ポンプが制御されるため、必要以上の血漿処理
を行う場合があった。その場合、バッグの形状またはポ
ンプ速度を手動で調整する必要があり、操作性が悪い。 ・血漿浄化処理中に何らかの異常により血漿送給ポンプ
が停止または流量低下した場合でも、遠心分離器からの
血漿流入は継続されるので、血漿貯留バッグに溜まる分
離血漿量が増大し血漿貯留バッグが破裂するおそれがあ
る。 ・一般にバッグはプライミングを行わずに使用されるた
め、バックの滅菌による残留物質が処理血漿中に溶出す
るおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、従来の遠心分離器により血液から分離された血漿の
浄化処理を行う装置が有していた上記の問題点を解決
し、a)血漿分離装置からの分離血漿流量と血漿送給ポ
ンプの流量がほぼ同流量になるよう自動制御することに
よる操作性の向上、b)装置異常時における血漿浄化処
理の安全性の向上およびc)血漿貯留バッグを使用する
ことなく血漿浄化処理を行うことによる安全性の向上が
達成される高機能、かつ高信頼性でかつ安全性が高い血
液処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意検討した結果、血漿分離装置により
血液から分離された血漿を浄化処理する装置において、
血漿導入回路に設けた圧力測定器による血漿入口圧が設
定圧に対して所定の範囲内になるように血漿送給ポンプ
の流量を自動制御することによって、血漿供給量と血漿
送給ポンプ流量とを同程度に連続制御することができ、
さらに血漿浄化処理中に血漿送給ポンプが停止する何ら
かの異常等が発生した場合に、血漿分離装置からの血漿
を未処理のまま血漿分離装置に送り出す回路を設けるこ
とによって、体外循環回路内が閉塞状態になることを回
避することができ、また血漿貯留バックでのレベル測定
を体外循環回路中の圧力測定にすることによって過剰使
用になっているバッグが不要となることを見出して本発
明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、 (1)血液中の血漿を浄化する血液処理装置であって、
血液から血漿を分離する血漿分離装置、分離された血漿
を浄化する血漿浄化器、上記分離された血漿を上記血漿
浄化器に導入する血漿導入回路、該血漿導入回路に設け
られた血漿送給ポンプ、該血漿送給ポンプの入口側の圧
力を測定する血漿入口圧測定器、上記血漿浄化器で浄化
された血漿を上記血漿分離装置に返送する返血漿回路、
上記血漿導入回路と上記返血漿回路との間に設けられて
上記血漿送給ポンプおよび血漿浄化器をバイパスするバ
イパス回路、該バイパス回路に設けられ、血液処理装置
の作動が異常となったとき開弁されて該バイパス回路を
開放するバルブ、および血漿入口圧により血漿送給ポン
プを制御する制御装置を備え、該制御装置は血漿入口圧
が設定圧に対して所定の範囲内になるように血漿送給ポ
ンプを制御する機能を有する血液処理装置を提供する。
本発明によれば、血漿分離装置からの分離血漿流量と血
漿送給ポンプの流量がほぼ同流量になるよう自動制御す
ることによる操作性の向上、装置異常時における血漿浄
化処理の安全性の向上および血漿貯留バッグを使用する
ことなく血漿浄化処理を行うことによる安全性の向上が
達成される高機能、高信頼性でかつ安全性が高い血液処
理装置が提供される。 (2)制御装置は、例えば血漿入口圧が設定圧に対して
±5mmHg以内になるように血漿送給ポンプを制御す
る機能を有する。 (3)制御装置は、例えば血漿分離装置からの血漿流量
に対して血漿送給ポンプの血漿流量を±5ml/分以内
になるように血漿送給ポンプを制御する機能を有する。 (4)本発明の一実施形態では、血漿送給ポンプと血漿
浄化器の間に血漿浄化器圧を検知する圧力測定器が設け
られ、血漿浄化器圧が設定圧を越えると、制御装置が血
漿送給ポンプを停止しバイパス回路のバルブを開放する
機能を有する。 (5)本発明の一実施形態では、返血漿回路に返血漿圧
を検知する圧力測定器が設けられ、返血漿圧が設定圧を
越えると、制御装置が血漿送給ポンプを停止しバイパス
回路のバルブを開放する機能を有する。 (6)本発明の一実施形態では、血漿送給ポンプが停止
すると、制御装置がバイパス回路のバルブを開放する機
能を有する。 (7)本発明の一実施形態では、血漿浄化器が、血漿成
分分画膜モジュールまたは血漿成分吸着器である。 (8)血漿浄化器が血漿成分分画膜モジュールである場
合、さらに血漿送給ポンプと連動制御される廃血漿送給
ポンプを備えるのが好ましい。 (9)また、血漿浄化器が血漿成分分画膜モジュールで
ある場合、上記廃血漿送給ポンプにより、補液を上記血
漿成分分画膜モジュールに供給して、ろ過後の血漿に補
給する補液回路を備えるのが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明を詳
細に説明する。
【0008】図1は、本発明の第1実施態様である血液
処理装置(血漿成分吸着処理装置)の例を示すものであ
る。図1において、血漿分離装置1により血液から血球
と血漿が分離され、血漿導入口2から血漿導入回路3に
供給される。血漿分離装置としては、例えば遠心分離装
置(コーブ Spectra、バクスター CS−30
00 Plus、ヘモネティクス MCSほか)、膜分
離装置(クラレKM−8100Nほか)などが用いられ
る。血漿導入回路は、途中に血漿入口ドリップチャンバ
ー4を配し、血漿送給ポンプ5を通って、途中に血漿浄
化器ドリップチャンバー6を配して血漿浄化器の一種で
ある血漿成分吸着器8の血漿入口9へと接続される。返
血漿回路19は、血漿成分吸着器8の血漿出口10か
ら、途中にヒーター17を通って返血漿ドリップチャン
バー18に接続された後、血漿返送口20に接続され
る。さらに、血漿入口ドリップチャンバー4と血漿送給
ポンプ5の間の血漿導入回路3と、ヒーター17と返血
漿ドリップチャンバー18の間の返血漿回路19との間
に、血漿送給ポンプおよび血漿成分吸着器8をバイパス
するバイパス回路22が設けられ、このバイパス回路2
2に回路開閉用のバルブ21が設けられている。以上の
ようにして体外循環回路が形成される。また、体外循環
回路内の圧力を検知するため、血漿入口ドリップチャン
バー4に供給ポンプ5の入口圧力を測定する血漿入口圧
測定器23、血漿浄化器ドリップチャンバー6に供給ポ
ンプ5の出口圧力を測定する血漿浄化器圧測定器24、
および返血漿ドリップチャンバー18に返血漿回路19
の圧力を測定する返血漿圧測定器25が、それぞれ設置
されている。
【0009】上記の血漿成分吸着器8は吸着材をカラム
に充填したものであり、吸着する病因物質の種類に応じ
て選択される。吸着様式は、吸着材の性質により物理的
吸着、化学的吸着、アフィニティ吸着に分類されるが、
目的とする吸着物質に対して優れた吸着性能があり、他
の有用物質はできるだけ吸着しない特異性を有する吸着
材を用いるのが好ましい。吸着材の形状としては、ビー
ズ状または繊維状であるのが好ましい。
【0010】血漿分離装置1からの分離血漿の供給によ
り、血漿入口圧が上昇する。血漿入口圧は常に血漿入口
圧測定器23で測定されて制御装置26で監視され、測
定圧が設定圧に対して所定の範囲内になるように、制御
装置26内のポンプ制御回路27が血漿送給ポンプ5の
流量を自動制御する。正確に血漿入口圧を測定し、設定
圧に対して血漿入口圧が所定の範囲内になるように血漿
送給ポンプ5の流量を制御することにより、血漿分離装
置1からの分離血漿供給流量の変化に合わせた流量で血
漿を処理することができる。本発明においては、上記の
測定圧が設定圧に対して±5mmHg以内になるように
制御するのが好ましく、±2mmHg以内になるように
制御するのがより好ましく、また血漿送給ポンプ5から
の血漿流量が、血漿分離装置1からの血漿流量に対して
±5ml/分以内になるようにするのが好ましく、±3
ml/分以内になるようにするのがより好ましい。血漿
送給ポンプ5からの血漿流量は、ポンプ5の回転数と血
漿浄化圧測定器24で測定された圧力とから制御装置2
6で求められ、血漿分離装置1からの血漿流量は、ポン
プ5の回転数と血漿入口圧測定器23で測定された圧力
とから制御装置26で求められる。
【0011】血漿浄化器圧および返血漿圧についても血
漿浄化器圧測定器24および返血漿圧測定器25を介し
て制御装置26で監視され、各圧力が各設定圧を越えた
場合、制御装置26内の異常検知回路28がこれを検知
してポンプ制御回路27が血漿送給ポンプ5を停止し同
時に、制御装置26内のバルブ制御回路29がバイパス
回路22のバルブ21を開弁することによって、血漿分
離装置からの分離血漿の流れを止めることなく異常事態
への対応が可能となる。また、その他の装置異常、例え
ば人為的操作などにより血漿送給ポンプ5が停止した場
合には、制御装置26がバイパス回路22のバルブ21
を開放することによって、体外循環回路内が閉塞状態に
なるのを回避することができる。要するに、血液装置の
作動が異常となったとき、バイパス回路22が開放され
る。本発明の血液処理装置は、バイパス回路22のバル
ブ21が開放状態になっている場合に、ランプの点滅、
アラーム吹鳴などによりこの状態を知らせる装置を備え
ているのが望ましい。
【0012】図2は、本発明の第2実施態様である血液
処理装置(血漿浄化交換処理装置)の例を示すものであ
る。図2において使用される血漿浄化器は膜モジュール
7であり、血漿分離装置1からの血漿導入回路3は、図
1の場合と同様に膜モジュール7の血漿入口9へと接続
される。膜モジュール7はろ過した廃液、つまり廃血漿
成分を上部の出口10から排出し、ろ過後の浄化された
血漿を下部の出口16から流出させる。膜モジュール7
の廃血漿出口10から出る廃血漿回路は、廃血漿送給ポ
ンプ11を通って廃血漿容器12に接続される。また廃
血漿送給ポンプ11には補液容器13からの補液回路1
4が接続され、廃血漿送給ポンプ11より出てきた補液
回路14は膜モジュール7の補液入口15に接続され
る。これにより廃棄された血漿成分の量に見合った補液
がろ過後の血漿に補給される。補液は、人体に生理学的
に適合する液体である。返血漿回路19は、膜モジュー
ル7の浄化済み血漿を取り出す血漿出口16から図1の
場合と同様に血漿返送口20に接続される。さらに、血
漿入口ドリップチャンバー4と血漿送給ポンプ5の間の
血漿導入回路3と、ヒーター17と返血漿ドリップチャ
ンバー18の間の返血漿回路19との間に、回路閉塞用
のバルブ21を配したバイパス回路22が設けられ、ま
た血漿入口ドリップチャンバー4に血漿入口圧測定器2
3、血漿浄化器ドリップチャンバー6に血漿浄化器圧測
定器24および返血漿ドリップチャンバー18に返血漿
圧測定器25が設置されている。
【0013】上記の膜モジュール7は血漿成分分画膜を
内蔵したものであり、該膜の形状としては、中空繊維状
または平膜状であるのが好ましい。血漿成分分画膜は血
漿成分を選択的に高分子物質と低分子物質に分離するも
のであり、分画する目的病因物質の分子量によって分画
分子量を任意に設定することができる。また、血漿成分
分画膜としては、一般に均質微孔膜、ミクロフィルトレ
ーション膜、多孔質支持層と微孔構造層とからなるいわ
ゆる非対称構造膜などが使用される。このような膜の素
材としては、ポリビニールアルコール(PVA)系重合
体、エチレンビニルアルコール(EVA)系重合体、セ
ルロースジアセテート等のセルロース誘導体、ポリプロ
ピレンなどが挙げられる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、血漿分離装置からの分
離血漿流量と血漿送給ポンプの流量がほぼ同流量になる
よう自動制御することによる操作性の向上、装置異常時
における血漿浄化処理の安全性の向上および血漿貯留バ
ッグを使用することなく血漿浄化処理を行うことによる
安全性の向上が達成される高機能、高信頼性でかつ安全
性が高い血液処理装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である血漿成分吸着処理
装置のフロー図である。
【図2】本発明の第2実施形態である血漿浄化交換処理
装置のフロー図である。
【符号の説明】
1 血漿分離装置 2 血漿導入口 3 血漿導入回路 4 血漿入口ドリップチャンバー 5 血漿送給ポンプ 6 血漿浄下器ドリップチャンバー 7 膜モジュール 8 血漿成分吸着器 9 血漿入口 10 廃血漿出口 11 廃血漿送給ポンプ 12 廃血漿容器 13 補液容器 14 補液回路 15 補液入口 16 血漿出口 17 ヒーター 18 返血漿ドリップチャンバー 19 返血漿回路 20 血漿返送口 21 バルブ 22 バイパス回路 23 血漿入口圧測定器 24 血漿浄下器圧測定器 25 返血漿圧測定器 26 制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61M 1/36 500 A61M 1/36 500 B01D 15/08 B01D 15/08 63/02 63/02 63/08 63/08 (72)発明者 中路 修平 岡山県倉敷市酒津1621番地 株式会社クラ レ内 Fターム(参考) 4C077 AA11 AA12 AA30 BB02 BB03 BB04 DD07 DD16 DD18 DD26 HH03 HH05 HH13 HH15 JJ03 JJ04 JJ05 JJ13 JJ16 JJ28 KK11 KK25 LL02 LL05 MM01 MM07 NN01 NN02 NN03 PP03 PP09 4D006 GA02 HA01 HA41 HA91 KA12 MA01 MA03 MB06 MC18 MC23 MC33 MC34 PA01 PB09 PB42 PC41 4D017 AA11 BA03 CB01 CB03 DA01 EA05 EB02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血液中の血漿を浄化する血液処理装置で
    あって、血液から血漿を分離する血漿分離装置、分離さ
    れた血漿を浄化する血漿浄化器、上記分離された血漿を
    上記血漿浄化器に導入する血漿導入回路、該血漿導入回
    路に設けられた血漿送給ポンプ、該血漿送給ポンプの入
    口側の圧力を測定する血漿入口圧測定器、上記血漿浄化
    器で浄化された血漿を上記血漿分離装置に返送する返血
    漿回路、上記血漿導入回路と上記返血漿回路との間に設
    けられて上記血漿送給ポンプおよび血漿浄化器をバイパ
    スするバイパス回路、該バイパス回路に設けられ、血液
    処理装置の作動が異常となったとき開弁されて該バイパ
    ス回路を開放するバルブ、および血漿入口圧により血漿
    送給ポンプを制御する制御装置を備え、該制御装置は血
    漿入口圧が設定圧に対して所定の範囲内になるように血
    漿送給ポンプを制御する機能を有している血液処理装
    置。
  2. 【請求項2】 制御装置が、血漿入口圧が設定圧に対し
    て±5mmHg以内になるように血漿送給ポンプを制御
    する機能を有することを特徴とする請求項1に記載の血
    液処理装置。
  3. 【請求項3】 制御装置が、血漿分離装置からの血漿流
    量に対して血漿送給ポンプの血漿流量を±5ml/分以
    内になるように血漿送給ポンプを制御する機能を有する
    請求項1に記載の血液処理装置。
  4. 【請求項4】 血漿送給ポンプと血漿浄化器の間に血漿
    浄化器圧を検知する圧力測定器が設けられ、血漿浄化器
    圧が設定圧を越えると、制御装置が血漿送給ポンプを停
    止しバイパス回路のバルブを開弁する機能を有する請求
    項1に記載の血液処理装置。
  5. 【請求項5】 返血漿回路に返血漿圧を検知する圧力測
    定器が設けられ、返血漿圧が設定圧を越えると、制御装
    置が血漿送給ポンプを停止しバイパス回路のバルブを開
    弁する機能を有する請求項1に記載の血液処理装置。
  6. 【請求項6】 血漿送給ポンプが停止すると、制御装置
    がバイパス回路のバルブを開弁する機能を有する請求項
    1に記載の血液処理装置。
  7. 【請求項7】 血漿浄化器が、血漿成分分画膜モジュー
    ルまたは血漿成分吸着器である請求項1に記載の血液処
    理装置。
  8. 【請求項8】 血漿浄化器が血漿成分分画膜モジュール
    であり、さらに血漿送給ポンプと連動制御されて上記モ
    ジュールからの廃血漿成分を排出する廃血漿送給ポンプ
    を備える請求項7に記載の血液処理装置。
  9. 【請求項9】 さらに、上記廃血漿送給ポンプにより、
    補液を上記血漿成分分画膜モジュールに供給して、ろ過
    後の血漿に補給する補液回路を備える請求項8に記載の
    血液処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2008056733A1 (ja) * 2006-11-10 2010-02-25 テルモ株式会社 血液成分採取装置
JP2010125210A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Asahi Kasei Kuraray Medical Co Ltd 血液体外循環装置及び血液体外循環装置の作動方法
WO2013022024A1 (ja) 2011-08-09 2013-02-14 川澄化学工業株式会社 血液浄化装置

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