JPH0838596A - 血液浄化装置 - Google Patents
血液浄化装置Info
- Publication number
- JPH0838596A JPH0838596A JP6197370A JP19737094A JPH0838596A JP H0838596 A JPH0838596 A JP H0838596A JP 6197370 A JP6197370 A JP 6197370A JP 19737094 A JP19737094 A JP 19737094A JP H0838596 A JPH0838596 A JP H0838596A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood
- flow path
- blood circulation
- pump
- ultrafilter
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 限外濾過膜を収容した限外濾過器３に血液を
導入し血液から老廃物及び水分を移動させ、浄化された
血液を人体に戻す血液循環流路１、２に、（１）限外濾
過器３で分離された老廃物を含む水分を排出する流路と
（２）血液循環流路１に設けられた血液循環ポンプ７、
（３）更に排出流路に設けられた排出ポンプ８を有する
血液浄化装置において、圧力検出手段４、５とポンプ回
転数制御手段９を備えている。 【効果】 圧力検出手段５、６とポンプ回転数制御手段
９で血液循環流路２の圧力を設定範囲内にするので、血
清浄化を停止させることなく、長時間治療を継続するこ
とができる。
導入し血液から老廃物及び水分を移動させ、浄化された
血液を人体に戻す血液循環流路１、２に、（１）限外濾
過器３で分離された老廃物を含む水分を排出する流路と
（２）血液循環流路１に設けられた血液循環ポンプ７、
（３）更に排出流路に設けられた排出ポンプ８を有する
血液浄化装置において、圧力検出手段４、５とポンプ回
転数制御手段９を備えている。 【効果】 圧力検出手段５、６とポンプ回転数制御手段
９で血液循環流路２の圧力を設定範囲内にするので、血
清浄化を停止させることなく、長時間治療を継続するこ
とができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、血液浄化装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】腎不全等の患者は老廃物及び水分の排泄
機能が低下・消失し、放置すると生命の危険にさらされ
るので、人工透析が行われる。人工透析の一つの方法と
して体外に血液を導出して血液中の血漿水を濾過器で濾
過することによって、その血漿水に含まれる老廃物を除
去する方法がある。
機能が低下・消失し、放置すると生命の危険にさらされ
るので、人工透析が行われる。人工透析の一つの方法と
して体外に血液を導出して血液中の血漿水を濾過器で濾
過することによって、その血漿水に含まれる老廃物を除
去する方法がある。
【０００３】ところで、上記治療方法を実行する場合、
血液濾過による血液浄化実施中は血液循環流路の圧力を
一定にしておかねばならない。この設定した範囲に保つ
には圧力検出手段により、血液循環流路の圧力を測定
し、設定した圧力以上又は以下となった場合、血液循環
流路内の血液循環ポンプの回転を停止し、警報によって
オペレーターに異常事態を知らせ、定常状態に戻してか
ら治療を再開する。
血液濾過による血液浄化実施中は血液循環流路の圧力を
一定にしておかねばならない。この設定した範囲に保つ
には圧力検出手段により、血液循環流路の圧力を測定
し、設定した圧力以上又は以下となった場合、血液循環
流路内の血液循環ポンプの回転を停止し、警報によって
オペレーターに異常事態を知らせ、定常状態に戻してか
ら治療を再開する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、血液濾過に
よる血液浄化実施中において上記のような停止が起こら
ないようにすることを目的とする。
よる血液浄化実施中において上記のような停止が起こら
ないようにすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、限外濾過膜を
収容した限外濾過器に血液を導入し血液から老廃物及び
水分を移動させ、浄化された血液を人体に戻す血液循環
流路と、限外濾過器で分離された老廃物を含む水分を排
出する流路と、血液循環流路に設けられた血液循環ポン
プと、排出流路に設けられた排出ポンプと、限外濾過器
の入口側又は出口側の血液循環流路に設けられた圧力検
出手段と、排出流路に設けられた圧力検出手段と、上記
圧力検出手段群で検出した圧力が設定範囲を外れたと
き、該圧力検出手段から発信される異常圧力信号を受け
て作動し、上記血液循環ポンプ又は排出ポンプの速度を
調整するポンプ回転数制御手段を備えていることを特徴
とする血液浄化装置を要旨とする。
収容した限外濾過器に血液を導入し血液から老廃物及び
水分を移動させ、浄化された血液を人体に戻す血液循環
流路と、限外濾過器で分離された老廃物を含む水分を排
出する流路と、血液循環流路に設けられた血液循環ポン
プと、排出流路に設けられた排出ポンプと、限外濾過器
の入口側又は出口側の血液循環流路に設けられた圧力検
出手段と、排出流路に設けられた圧力検出手段と、上記
圧力検出手段群で検出した圧力が設定範囲を外れたと
き、該圧力検出手段から発信される異常圧力信号を受け
て作動し、上記血液循環ポンプ又は排出ポンプの速度を
調整するポンプ回転数制御手段を備えていることを特徴
とする血液浄化装置を要旨とする。
【０００６】
【作用】本発明では、血液循環流路に血液を通し、限外
濾過器に収容されている限外濾過膜に血液を接触させ、
血液から老廃物及び水分を移動させる。浄化された血液
は人体に戻す。限外濾過器で分離された老廃物を含む水
分は排出ポンプで排出流路から排出される。
濾過器に収容されている限外濾過膜に血液を接触させ、
血液から老廃物及び水分を移動させる。浄化された血液
は人体に戻す。限外濾過器で分離された老廃物を含む水
分は排出ポンプで排出流路から排出される。
【０００７】本発明では、血液循環流路及び排出流路に
設けられた圧力検出手段とポンプ回転数制御手段によ
り、血液循環流路の圧力に異常が起きた場合、圧力検出
手段が異常圧力信号を発信し、ポンプ回転数制御手段に
より設定した範囲の圧力となるように血液循環ポンプと
排出ポンプの回転数を制御し、治療を停止することな
く、持続して血液濾過を実施できる。
設けられた圧力検出手段とポンプ回転数制御手段によ
り、血液循環流路の圧力に異常が起きた場合、圧力検出
手段が異常圧力信号を発信し、ポンプ回転数制御手段に
より設定した範囲の圧力となるように血液循環ポンプと
排出ポンプの回転数を制御し、治療を停止することな
く、持続して血液濾過を実施できる。
【０００８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、血液浄化
を停止させることなく、長時間治療を継続することがで
きる。また、夜間などの人手が少ない場合、警報解除、
治療再開などの操作を行う必要がなく、オペレーターの
負担を軽減できる。
を停止させることなく、長時間治療を継続することがで
きる。また、夜間などの人手が少ない場合、警報解除、
治療再開などの操作を行う必要がなく、オペレーターの
負担を軽減できる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の実施例を説明する図である。
浄化される血液が血液循環流路１を流れ、限外濾過膜を
収容した限外濾過器３に導入される。限外濾過膜は材質
がポリアミド・セルローストリアセテート・ポリスルホ
ン等で、膜の平均孔径は２０〜３０Åで、膜の厚さは１
５〜６０μｍである。
浄化される血液が血液循環流路１を流れ、限外濾過膜を
収容した限外濾過器３に導入される。限外濾過膜は材質
がポリアミド・セルローストリアセテート・ポリスルホ
ン等で、膜の平均孔径は２０〜３０Åで、膜の厚さは１
５〜６０μｍである。
【００１０】限外濾過器３で血液から老廃物及び水分が
除去され、血液循環流路２から浄化された血液は人体に
戻される。
除去され、血液循環流路２から浄化された血液は人体に
戻される。
【００１１】そのために血液循環流路に血液循環ポンプ
７が設けられ、限外濾過器で分離された老廃物を含む水
分を排出する流路に排出ポンプ８が設けられてある。
７が設けられ、限外濾過器で分離された老廃物を含む水
分を排出する流路に排出ポンプ８が設けられてある。
【００１２】限外濾過器の入口側又は出口側の血液循環
流路に圧力検出手段４、６と、排出流路に圧力検出手段
５が設けられてある。これらにより流路の圧力が設定範
囲を外れたとき異常圧力信号をポンプ回転数制御手段９
に発信する。
流路に圧力検出手段４、６と、排出流路に圧力検出手段
５が設けられてある。これらにより流路の圧力が設定範
囲を外れたとき異常圧力信号をポンプ回転数制御手段９
に発信する。
【００１３】その発信に基づいてマイクロコンピュータ
からなるポンプ回転数制御手段９が血液循環ポンプ又は
排出ポンプの速度を調整する。
からなるポンプ回転数制御手段９が血液循環ポンプ又は
排出ポンプの速度を調整する。
【図１】本発明の実施例の説明図。
１ 血液循環流路 ２ 血液循環流路 ３ 血液濾過器 ４ 圧力検出手段 ５ 圧力検出手段 ６ 圧力検出手段 ７ 血液循環ポンプ ８ 排出ポンプ ９ ポンプ回転数制御手段
Claims (1)
- 【請求項１】 限外濾過膜を収容した限外濾過器に血液
を導入し血液から老廃物及び水分を移動させ、浄化され
た血液を人体に戻す血液循環流路と、限外濾過器で分離
された老廃物を含む水分を排出する流路と、血液循環流
路に設けられた血液循環ポンプと、排出流路に設けられ
た排出ポンプと、限外濾過器の入口側又は出口側の血液
循環流路に設けられた圧力検出手段と、排出流路に設け
られた圧力検出手段と、上記圧力検出手段群で検出した
圧力が設定範囲を外れたとき、該圧力検出手段から発信
される異常圧力信号を受けて作動し、上記血液循環ポン
プ又は排出ポンプの速度を調整するポンプ回転数制御手
段を備えていることを特徴とする血液浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6197370A JPH0838596A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 血液浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6197370A JPH0838596A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 血液浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0838596A true JPH0838596A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16373375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6197370A Pending JPH0838596A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 血液浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0838596A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102303136A (zh) * | 2011-08-22 | 2012-01-04 | 赵辉 | 平面超声波多点加工刀头 |
| CN102303135A (zh) * | 2011-08-22 | 2012-01-04 | 赵辉 | 多点加工平面超声波刀头 |
| CN102319912A (zh) * | 2011-08-22 | 2012-01-18 | 赵辉 | 平面超声波加工刀头 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6197370A patent/JPH0838596A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102303136A (zh) * | 2011-08-22 | 2012-01-04 | 赵辉 | 平面超声波多点加工刀头 |
| CN102303135A (zh) * | 2011-08-22 | 2012-01-04 | 赵辉 | 多点加工平面超声波刀头 |
| CN102319912A (zh) * | 2011-08-22 | 2012-01-18 | 赵辉 | 平面超声波加工刀头 |
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