JP2003125498A - 遊戯機用音響装置 - Google Patents

遊戯機用音響装置

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JP2003125498A
JP2003125498A JP2001316056A JP2001316056A JP2003125498A JP 2003125498 A JP2003125498 A JP 2003125498A JP 2001316056 A JP2001316056 A JP 2001316056A JP 2001316056 A JP2001316056 A JP 2001316056A JP 2003125498 A JP2003125498 A JP 2003125498A
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Ichiro Tahashi
一郎 太箸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サラウンドスピーカを別途準備することなく
サラウンド効果を得ることができる遊戯用音響装置を提
供すること。 【解決手段】 パチンコ機1Aの音源4Aは音信号MA
とサラウンド信号SAを出力する。このうち、サラウン
ド信号SAは、パチンコ機1Aと対面配置されたパチン
コ機1Bの音信号MBに加算されてスピーカ2RB,2
LBに供給される。これにより、パチンコ機1Bに設け
られたスピーカ2RB,2LBが、パチンコ機1Aのサ
ラウンドスピーカとして共用される。そして、パチンコ
機1Aのスピーカ2RA,2LAが、このパチンコ機の
遊戯者に対する前方音を発すると共に、パチンコ機1B
のスピーカ2RB,2LBが後方音を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機などの
ように、互いに対面するように配置された遊戯機の効果
音を発生する遊戯用音響装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機などの遊戯機では、遊
戯内容に応じた効果音を発生することにより、遊戯の興
趣を高めるための演出がなされている。この種の効果音
を発生する音響装置として、サラウンド効果により臨場
感を演出するものが注目されており、例えば特開200
0−93579号公報に開示された技術が知られてい
る。この技術は、サラウンドスピーカを要することなく
サラウンド効果を得るものであり、仮想音像定位処理に
よりサラウンドスピーカを仮想的に実現している。ま
た、サラウンド効果を得るための他の従来技術として、
遊戯者が着席する椅子の背もたれ部にサラウンドスピー
カを設置したものがある。この技術によれば、遊戯機の
本体側に設置されたスピーカと、椅子側に設置されたサ
ラウンドスピーカとにより臨場感に満ちた効果音を実現
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
仮想音像定位処理を用いる従来技術によれば、サラウン
ドスピーカを実際に増設することなくサラウンド効果を
得ることはできるが、サラウンドスピーカを仮想的に実
現するためのフィルター処理やミキシング処理などを必
要とするため、装置構成が複雑になり、コストの上昇を
招くという問題がある。また、椅子の背もたれ部にサラ
ウンドスピーカを設置する技術によれば、本体側の主ス
ピーカとは別にサラウンドスピーカを設けなければなら
ないという問題に加えて、背もたれ部を持たないスタン
ド型の椅子には対応することができないという問題があ
る。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、サラウンドスピーカを別途準備することなく、各
遊戯者に対する効果音のサラウンド効果を得ることがで
きる遊戯用音響装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は以下の構成を有する。即ち、この発明に
係る遊戯機用音響装置は、互いに対面するように配置さ
れた2台の遊戯機の一方側(例えば後述するパチンコ機
1Bに相当する構成要素)に設けられたスピーカ(例え
ば後述するスピーカ2RB,2LBに相当する構成要
素)を、他方側の遊戯機(例えば後述するパチンコ機1
Aに相当する構成要素)のサラウンドスピーカとして共
用して、前記2台の遊戯機の各効果音を発生するように
構成されたことを特徴とする。
【0006】この構成によれば、対面配置された他方側
の遊戯機のスピーカは、この遊戯機の遊戯者に対する前
方音と、一方側の遊戯機の遊戯者に対する後方音を発す
る。また、一方側の遊戯機のスピーカは、この遊戯機の
遊戯者に対する前方音と、他方側の遊戯機の遊戯者に対
する後方音を発する。これにより、双方の遊戯機につい
てサラウンドスピーカを別途設けることなく、各遊戯者
に対する効果音のサラウンド効果が得られる。ここで、
同一のスピーカに着目すれば、前方音と後方音の2種類
の音を発するが、サラウンド効果を実現する上で、前方
音に対して後方音の音量は小さく設定されるので、同一
のスピーカが2種類の音を発しても、聴取者である遊戯
者に違和感を与えない。
【0007】また、この発明に係る遊戯機用音響装置
は、前記遊戯機用音響装置において、例えば、前記2台
の遊戯機の一方側の遊戯者に対する音場を形成するため
の音信号およびサラウンド信号を発生する第1の音源
(例えば後述する音源4Bに相当する構成要素)と、前
記2台の遊戯機の他方側の遊戯者に対する音場を形成す
るための音信号およびサラウンド信号を発生する第2の
音源(例えば後述する音源4Aに相当する構成要素)
と、前記第1の音源が発生する音信号と前記第2の音源
が発生するサラウンド信号とを合成して前記2台の遊戯
機の一方側に設けられたスピーカに供給する第1の信号
合成器(例えば後述する加算器5RB,5LBおよびア
ンプ6RB,6LBに相当する構成要素)と、前記第2
の音源が発生する音信号と前記第1の音源が発生するサ
ラウンド信号とを合成して前記2台の遊戯機の他方側に
設けられたスピーカに供給する第2の信号合成器(例え
ば後述する加算器5RA,5LAおよびアンプ6RA,
6LAに相当する構成要素)と、を備えたことを特徴と
する。
【0008】また、この発明に係る遊戯機用音響装置
は、前記遊戯機用音響装置において、例えば、記第1お
よび第2の信号合成器のそれぞれは、音信号とサラウン
ド信号とを加算して出力する加算器(例えば後述する加
算器5RA,5LA,5RB,5LBに相当する構成要
素)と、前記加算器の出力信号を増幅してスピーカを駆
動するアンプ(例えば後述するアンプ6RA,6LA,
6RB,6LBに相当する構成要素)と、を備えたこと
を特徴とする。また、この発明に係る遊戯機用音響装置
は、前記遊戯機用音響装置において、例えば、前記2台
の遊戯機に設けられたスピーカは、隣接する遊戯機の遊
戯者に与える干渉を緩和するように指向性が設けられた
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。図1に、この実施の形態に係
る遊戯機用音響装置の構成および適用例を示す。同図に
示すように、パチンコ機(遊戯機)1Aとパチンコ機1
Bは、通路を挟んで互いに対面するように配置されてお
り、これらパチンコ機1A,1Bに隣接して他のパチン
コ機が列状に設置されている。パチンコ機1Aの正面側
には、遊戯内容に応じた効果音を発するための右チャン
ネル用のスピーカ2RAおよび左チャンネル用のスピー
カ2LAが設けられており、パチンコ機1Bにも右チャ
ンネルのスピーカ2RBおよび左チャンネル用のスピー
カ2LBが設けられている。特に図示しないが、他のパ
チンコ機にも同様にスピーカが設けられている。
【0010】パチンコ機1A,1Bの各遊戯者は、互い
に背中合わせとなって椅子1a,1bにそれぞれ着席す
る。従って、椅子1aに着席するパチンコ機1Aの遊戯
者に対し、パチンコ機1Aに設けられたスピーカ2R
A,2LAは前方に位置し、パチンコ機1Bに設けられ
たスピーカ2RB,2LBは後方に位置する。同様に、
椅子1bに着席するパチンコ機1Bの遊戯者に対し、パ
チンコ機1Bに設けられたスピーカ2RB,2LBが前
方に位置し、パチンコ機1Aに設けられたスピーカ2R
A,2LAが後方に位置する。この実施の形態では、こ
のようなスピーカの配置関係に着目して、2台のパチン
コ機1A,1Bの一方側に設けられたスピーカを、他方
側の遊戯機のサラウンドスピーカとして共用する。
【0011】ここで、パチンコ機1Aには、遊戯機用音
響装置として、上述のスピーカ2RA,2LAに加え、
演算処理部(CPU)3A、音源4A、加算器5RA,
5LA、アンプ6RA,6LAが内蔵されている。CP
U3Aは、パチンコ機1Aの全体動作を制御するための
ものであって、パチンコ機1Aの遊戯の進行状況に応じ
た効果音に関するデータを生成して音源4Aに出力す
る。音源4Aは、CPU3Aの制御の下に、前方の音場
を表現するための2チャンネル分の音信号MAと、後方
の音場を表現するためのサラウンド信号SAとを生成す
るものである。このうち、サラウンド信号SAは、パチ
ンコ機1B側に出力される。
【0012】加算器5RA,5LAは、音源4Aから出
力される音信号MAと、後述するパチンコ機1B側から
出力されるサラウンド信号SBとを加算して合成処理す
るものである。アンプ6RA,6LAは、加算器5R
A,5LAから加算結果として出力される信号を増幅し
てスピーカ2RA,2LAを駆動するものである。これ
ら加算器5RA,5LAおよびアンプ6RA,6LA
は、音信号MAとサラウンド信号SBとを合成するため
の信号合成器として機能する。なお、この実施の形態で
は、加算器5RA,5LAにより、音信号MAとサラウ
ンド信号SAとを加算することにより合成するものとす
るが、ミキサーを用いてミキシング(混合)により合成
するものとしてもよい。
【0013】一方、パチンコ機1Bには、音響装置とし
て、上述のスピーカ2RB,2LBに加え、CPU3
B、音源4B、加算器5RB,5LB、アンプ6RB,
6LBが内蔵されている。これらの各構成要素は、上述
のパチンコ機1Aの構成要素であるCPU3A、音源4
A、加算器5RA,5LA、アンプ6RA,6LAに対
応する。ただし、音源4Bは、サラウンド信号SBをパ
チンコ機1A側に出力し、加算器5LB,5RBは、音
源4Bから出力される音信号MBに、パチンコ機1A側
から出力されるサラウンド信号SAを加算してアンプ6
LB,6RBに出力するように構成される。加算器5R
B,5LBおよびアンプ6RB,6LBは、音信号MB
とサラウンド信号SAとを合成するための信号合成器と
して機能する。
【0014】次に、この実施形態の動作を説明する。ま
ず、パチンコ機1AのCPU3Aは、パチンコ機1Aの
遊戯の進行状況に応じて発すべき効果音を音源4Aに指
示する。音源4Aはこの指示に基づき、音信号MAおよ
びサラウンド信号SAを生成する。同様に、パチンコ機
1Bの音源3Bも、このパチンコ機1Bの遊戯の進行状
況に応じて効果音を音源4Bに指示し、音源3Bが音信
号MBおよびサラウンド信号SBを生成する。
【0015】パチンコ機1Aでは、加算器5RA,5L
Aが、音源4Aで生成された音信号MAと、パチンコ機
1Bの音源4Bで生成されたサラウンド信号SBとを加
算する。この加算結果として得られた信号は、アンプ6
RAで増幅されてスピーカ2RAに供給される。スピー
カ2RA,2LAは、遊戯者に対して前方から効果音
(前方音)を発し、前方の音場を形成する。このとき、
パチンコ機1Aのスピーカ2RA,2LAは、パチンコ
機1B側のサラウンドスピーカとしても機能し、このパ
チンコ機1Bの遊戯者に対して後方から効果音(後方
音)を発し、この遊戯者に対する後方の音場を形成す
る。
【0016】一方、パチンコ機1Bでは、加算器5L
B,5RBが、音源4Bで生成された音信号MBと、パ
チンコ機1Aの音源4Aで生成されたサラウンド信号S
Aとを加算する。この加算結果として得られた信号は、
アンプ6LB,6RBで増幅されてスピーカ2LB,2
RBに供給される。このとき、スピーカ2LB,2RB
は、パチンコ機1Bの遊戯者に対する前方音と、パチン
コ機1Aの遊戯者に対する後方音を発する。
【0017】ここで、パチンコ機1Aの遊戯者に対する
音場は、スピーカ2RA,2LAが発する前方音と、ス
ピーカ2RB,2LBが発する後方音とにより形成さ
れ、この遊戯者に対するサラウンド効果が得られる。ま
た、パチンコ機1Bの遊戯者に対する音場は、スピーカ
2RB,2LBが発する前方音と、スピーカ2RA,2
LAが発する後方音とにより形成される。これにより、
パチンコ機1A,1Bの各遊戯者に対する効果音のサラ
ウンド効果が得られる。
【0018】なお、スピーカ2RA,2LAが発するパ
チンコ機1Bの遊戯者に対する後方音は、パチンコ機1
Aの遊戯者に対する前方音と比較して音量が充分に小さ
いので、パチンコ機1Aの遊戯者には、ほとんど知覚さ
れない。同様に、スピーカ2RB,2LBが発するパチ
ンコ機1Aの遊戯者に対する後方音は、パチンコ機1B
の遊戯者に対する前方音と比較して音量が充分に小さい
ので、パチンコ機1Bの遊戯者には、ほとんど知覚され
ない
【0019】以上のように、パチンコ機1Aのスピーカ
2RA,2LAとパチンコ機1Bのスピーカ2RB,2
LBは、遊戯の進行に応じた前方音をそれぞれ発すると
共に、一方が他方のサラウンドスピーカとして互いに機
能し合い、各パチンコ機に設置されたスピーカがサラウ
ンドスピーカとして共用される。従って、サラウンドス
ピーカを別途設置することなく、各パチンコ機の遊戯者
に対する効果音のサラウンド効果を得ることができる。
また、隣接する遊戯機の遊戯者に与える干渉を緩和する
ように、各遊戯機のスピーカに指向性を設けても良い。
これにより、隣り合う遊戯者に対する各効果音のサラウ
ンド効果を改善することができる。
【0020】(変形例)上述の図1に示す例では、パチ
ンコ機1Aとパチンコ機1Bは、1対1で真向かうよう
に対面するものとしたが、図2に示すように、隣接する
2台のパチンコ機1B,1Cに対して1台のパチンコ機
1Aが筋向かうように対面している場合にも、この発明
を適用することができる。図2に示す例では、2台のパ
チンコ機1B,1Cの境界がパチンコ機1Aの中心付近
に対峙するようにして各パチンコ機が配置され、パチン
コ機1Aのサラウンドスピーカとして、パチンコ機1B
の左チャンネル用のスピーカ2LBとパチンコ機1Cの
右チャンネル用のスピーカ2RCとが利用される。
【0021】具体的に説明すると、パチンコ機1Aの音
源4Aが出力する右チャンネル用のサラウンド信号SA
ARは、パチンコ機1Cに与えられ、その音源4Cが出
力する右チャンネル用の音信号MACRと加算器5RC
により加算される。この加算結果を表す信号は、アンプ
6RCで増幅されてスピーカ2RCに供給される。ま
た、音源4Aが出力する左チャンネル用のサラウンド信
号SAALは、パチンコ機1Bの音源4Bが出力する左
チャンネル用の音信号MABLと加算器5LBにより加
算され、アンプ6LBにより増幅されてスピーカ2LB
に供給される。
【0022】また、パチンコ機1Aのスピーカ2RA
は、パチンコ機1Cの右チャンネル用のサラウンドスピ
ーカとして利用され、スピーカ2LAは、パチンコ機1
Bの左チャンネル用のサラウンドスピーカとして利用さ
れる。このため、パチンコ機1の加算器5RAには、パ
チンコ機1Cの音源4Cが出力する右チャンネル用のサ
ラウンド信号SACRが入力され、加算器5LAには、
パチンコ機1Bの音源4Bが出力する左チャンネル用の
サラウンド信号SABLが入力される。
【0023】この変形例によれば、パチンコ機1Aのス
ピーカ2RA,2LAは、このパチンコ機の遊戯者に対
する前方音を発する。また、パチンコ機1Cのスピーカ
2RCは、パチンコ機1Aの遊戯者に対する右チャンネ
ルの後方音を発し、パチンコ機1Bのスピーカ2LB
は、パチンコ機1Aの遊戯者に対する左チャンネルの後
方音を発する。これにより、パチンコ機1Aの遊戯者に
対する効果音のサラウンド効果が得られる。この例で
は、パチンコ機1Aに着目して説明したが、他のパチン
コ機についても同様にサラウンド効果が得られる。
【0024】以上、この発明の一実施形態を説明した
が、この発明は、この実施の形態に限られるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば、上述の実施の形態で
は、パチンコ機が対面配置された場合を説明したが、こ
れに限定されることなく、異なる種類の遊戯機(例えば
パチンコ機とスロットマシーン)が対面配置された場合
にも適用できる。また、サラウンド信号を2チャンネル
信号としたが、必要とするサラウンド効果が得られる限
度において、1チャンネル信号としてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、対面配置された2台の遊戯機の一方側に設けられた
スピーカを、他方側の遊戯機のサラウンドスピーカとし
て共用するように構成したので、サラウンドスピーカを
別途準備することなく、簡易な構成で各遊戯者に対する
効果音のサラウンド効果を得ることができる。
【0026】また、2台の遊戯機の一方側の遊戯者に対
する音場を形成するための音信号およびサラウンド信号
を発生する第1の音源と、他方側の遊戯者に対する音場
を形成するための音信号およびサラウンド信号を発生す
る第2の音源と、前記第1の音源が発生する音信号と前
記第2の音源が発生するサラウンド信号とを合成して一
方側の遊戯機に設けられたスピーカに供給する第1の信
号合成器と、前記第2の音源が発生する音信号と前記第
1の音源が発生するサラウンド信号とを合成して前記他
方側の遊戯機に設けられたスピーカに供給する第2の信
号合成器とを備えたので、対面配置された2台の遊戯機
の一方側に設けられたスピーカを、他方側の遊戯機のサ
ラウンドスピーカとして共用することが可能になる。
【0027】また、前記第1および第2の信号合成器の
それぞれが、前記音信号と前記サラウンド信号とを加算
して出力する加算器と、前記加算器の出力信号を増幅し
て前記スピーカを駆動するアンプとを備えたので、音信
号とサラウンド信号とを合成することが可能になる。ま
た、隣接する遊戯機に対する干渉を緩和するように、前
記2台の遊戯機のスピーカに指向性を設けたので、各遊
戯機の遊戯者に対するサラウンド効果を有効に発揮させ
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る遊戯機用音響装
置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態に係る変形例の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C…パチンコ機、1a,1b…椅子、2
RA,2LA,2RB,2LB,2RC,2LC…スピ
ーカ、3A,3B…CPU、4A,4B,4C…音源、
5RA,5LA,5RB,5LB,5RC,5LC…加
算器、6RA,6LA,6RB,6LB,6RC,6L
C…アンプ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対面するように配置された2台の
    遊戯機の一方側に設けられたスピーカを、他方側の遊戯
    機のサラウンドスピーカとして共用して、前記2台の遊
    戯機の各効果音を発生するように構成されたことを特徴
    とする遊戯機用音響装置。
  2. 【請求項2】 前記2台の遊戯機の一方側の遊戯者に対
    する音場を形成するための音信号およびサラウンド信号
    を発生する第1の音源と、 前記2台の遊戯機の他方側の遊戯者に対する音場を形成
    するための音信号およびサラウンド信号を発生する第2
    の音源と、 前記第1の音源が発生する音信号と前記第2の音源が発
    生するサラウンド信号とを合成して前記2台の遊戯機の
    一方側に設けられたスピーカに供給する第1の信号合成
    器と、 前記第2の音源が発生する音信号と前記第1の音源が発
    生するサラウンド信号とを合成して前記2台の遊戯機の
    他方側に設けられたスピーカに供給する第2の信号合成
    器と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載された遊戯機
    用音響装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の信号合成器のそれ
    ぞれは、 音信号とサラウンド信号とを加算して出力する加算器
    と、 前記加算器の出力信号を増幅してスピーカを駆動するア
    ンプと、 を備えたことを特徴とする請求項2に記載された遊戯用
    音響装置。
  4. 【請求項4】 前記2台の遊戯機に設けられたスピーカ
    は、隣接する遊戯機の遊戯者に与える干渉を緩和するよ
    うに指向性が設けられたことを特徴とする請求項1ない
    し3の何れか1項に記載された遊戯用音響装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263011A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Yamaha Corp 遊技機、及び遊技機用スピーカ装置
JP2015043852A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 株式会社三洋物産 遊技機

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