JP2003125228A - Crtの高圧安定化回路及び方法並びに映像表示装置 - Google Patents

Crtの高圧安定化回路及び方法並びに映像表示装置

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JP2003125228A JP2002265843A JP2002265843A JP2003125228A JP 2003125228 A JP2003125228 A JP 2003125228A JP 2002265843 A JP2002265843 A JP 2002265843A JP 2002265843 A JP2002265843 A JP 2002265843A JP 2003125228 A JP2003125228 A JP 2003125228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遅延による像サイズ補正及び部分補正の不正
確性が克服でき、かつ生産コストの低減が可能なCRT
の高圧安定化回路及び方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係るCRTの高圧安定化回路
は、CRTからカットオフ電圧のフィードバックを受け
るフィードバック部と、前記カットオフ電圧の変動量に
よる高圧補正データが保存される保存部と、前記カット
オフ電圧の変動量を前記高圧補正データと比較して高圧
補正を行なう補正部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCRTの高圧安定化
回路及び方法に係り、特にフィードフォワード高圧(E
HT : Extra High Tension)補正機能を有するCRTの
高圧安定化回路及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、CRT(Cathod ray tube)はア
ノードに数十kVの高圧を印加してカソードから放出さ
れた電子ビームが蛍光体が塗布されたスクリーンに高速
で衝突するよう電子を加速させる。従って、電子ビーム
電流、すなわちカソード電流がアノードからカソードに
流れる。このような直流の電子ビームはスクリーン上の
スキャニングする間RGB映像信号に応じて変調され
る。変調された電子ビームはスクリーン上の蛍光体に衝
突する電子ビームの強弱変化を引き起こし、よってカラ
ー画面がスクリーン上に現れる。
【0003】前述したCRTにおいて高圧直流上に映像
信号が変調され現れるため、高圧変動は画面の明るさ及
びコントラストに直接的な影響を及ぼすので、画質の安
定化のためには高圧の安定化が極めて大事である。
【0004】CRTの高圧はフライバックトランス(F
BT)のパルスを整流して得ている。しかし、FBTを
整流して得た高圧電源は電圧変動が発生して画面が変る
度に高圧が変動する。このため、ラスターの振幅変化や
コンバージェンスずれ、フォーカスずれなどが発生す
る。また、フライバックパルスを用いて得られた電源が
用いられる構成要素の電源電圧まで変動するので、CR
T全体の動作が不安定になる。従って、高圧発生回路で
は高圧安定化のための対策が求められている。
【0005】従来は高圧安定化のためにFBTから自動
輝度制限回路(ABL)に入力されるフィードバック電
圧を用いて高圧補正を行なった。図1は従来の高圧安定
化回路のブロック図である。
【0006】図1を参照するに、従来の高圧安定化回路
150はフィードバック部152、比較部154、電圧
出力部156及び駆動部158を有する。
【0007】フィードバック部152はCRT110の
高圧変動によるFBT120の電圧をABL130を通
して入力される。比較部154はフィードバック部15
2から入力された電圧に対する変動量を抽出する。電圧
出力部156は比較部154から入力された電圧変動量
によって高圧が補正された電圧を出力する。駆動部15
8は電圧出力部156から入力された補正された高圧を
垂直駆動部170及び水平駆動部180に出力する。こ
の際、補正された高圧は水平駆動部180に入力される
E/W信号である。
【0008】しかし、従来の高圧安定化回路を使用して
いるCRTは不完全な高圧補正の影響によって画面の明
るい部分と暗い部分の境界地点で像が歪む現象が発生す
る。図2A及び図2Bには従来のCRTから発生する像
歪み現象の例を示した図である。図2A及び図2Bを参
照すれば、明るい部分200a、200bと暗い部分2
10a、210bの境界地点で像が歪む領域220a、
220bが発生することが分かる。この場合、映像表示
装置の種類、映像表示装置が位置している地域、ホワイ
トバーのサイズなどの要因によってホワイトの位置及び
サイズが違うため、高圧補正量を相違にしてこそ完全な
補正がなされうる。しかし、従来の高圧補正回路はこの
ような要因を考慮しないため一律的に補正が行なわれる
という問題点がある。
【0009】一方、従来の技術においてYUV信号はマ
トリックス回路142でRGB信号に変換され映像増幅
部160に入力される。映像増幅部160は入力された
RGB信号を増幅してCRTに出力する。映像増幅部1
60で増幅されたRGB信号はビデオマトリックスチッ
プ140にフィードバックされホワイトバランス調整に
用いられる。また、高圧補正キャパシタ190はFBT
からCRTに入力される高圧変動を減らす。
【0010】しかし、従来の技術ではABL回路を通し
て高圧変動のフィードバックを受けるため、ABL回路
による遅延で入力される信号に遅延が発生する問題点が
ある。このような信号遅延は正確な像サイズ補正が行な
えない主な要因として働く。また、ABL回路に備えら
れた低域通過フィルタによって交流成分が殆んど消滅さ
れた状態にフィードバックされるため部分補正し難い問
題点がある。
【0011】一方、従来の技術でこのような問題点を解
決するために高圧補正キャパシタを採用すれば高圧変動
を減らせるが、高圧補正キャパシタが追加されることに
よって相当な費用アップが不可避である問題点がある。
ひいては、不正確な高圧補正による像の歪みをユーザが
直接修正できる手段が具備されないことによって、ユー
ザによる能動的な補正が不可能であった。
【0012】第1グリッドの電圧変動によって発生する
色座標の補正及び誤差を補正するため、保存されている
RGBバイアス補正値に基づき、現在のCRTの第1グ
リッドで検出されたカットオン電圧変動率に該当する補
償値を抽出してRGBバイアスレベルを補正する技術が
ある(例えば、特許文献1参照)。
【0013】また、ホワイトバランスを調整するため、
保存されている初期ビーム電流値に基づいて現在のビー
ム電流値を調整する技術がある(例えば、特許文献2参
照)。
【0014】
【特許文献1】韓国公開1998−34763号
【特許文献2】日本公開2000−316104号
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、その目的は遅延
による像サイズ補正及び部分補正の不正確性を克服でき
る一方、生産コストの節減が可能なCRTの高圧安定化
回路及び方法を提供するところにある。
【0015】本発明の他の目的は、遅延による像サイズ
補正及び部分補正の不正確性をユーザが補正できる手段
を備えた映像表示装置を提供するところにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述した技術的過程を達
成するための本発明に係るCRTの高圧安定化回路は、
CRTからカットオフ電圧のフィードバックを受けるフ
ィードバック部と、前記カットオフ電圧の変動量による
高圧補正データが保存される保存部、及び前記カットオ
フ電圧の変動量を前記高圧補正データと比較して高圧補
正を行なう補正部とを有する。
【0017】前記補正部は、前記カットオフ電圧の変動
量を前記高圧補正データと比較して高圧補正量を出力す
る比較部と、前記カットオフ電圧の交流変動量を前記高
圧補正データと比較して前記カットオフ電圧の傾きの第
1補正量を出力する部分補正部、及び前記高圧補正量及
び/または前記第1補正量を入力され補正された電圧を
出力する電圧出力部とを備える。
【0018】一方、本発明に係る高圧安定化回路は、ユ
ーザから入力された前記カットオフ電圧の傾きの第2補
正量を前記部分補正部に提供する補正量提供部をさらに
備え、前記部分補正部は外部から入力される制御信号に
応じて前記第1補正量及び前記第2補正量を順次にまた
は同時に適用して部分補正を行なう。
【0019】前記高圧補正データは前記カットオフ電圧
の直流変動量による像サイズの調整量が規定された像サ
イズ補正データ及び/または前記カットオフ電圧の交流
変動量による前記カットオフ電圧の傾きの補正量が規定
された部分補正データを含むことが望ましい。
【0020】本発明の他の技術的過程に係る映像表示装
置は、CRTからカットオフ電圧のフィードバックを受
けるフィードバック部と、前記カットオフ電圧の変動量
による高圧補正データが保存される保存部と、前記カッ
トオフ電圧の変動量を前記高圧補正データと比較して高
圧補正を行なう補正部、及びユーザから入力された前記
カットオフ電圧の傾きの第1補正量を前記補正部に提供
する補正量提供部を備える高圧安定化回路と、ユーザか
ら前記第1補正量を入力され前記高圧安定化回路に提供
するユーザインタフェース部、及びユーザの選択によっ
てOSD形式の前記第1補正量入力画面を発生するOS
D発生部とを備え、前記補正部は外部から入力される制
御信号に基づき前記第1補正量及び前記カットオフ電圧
の変動量と前記高圧補正データの比較結果に基づく第2
補正量を順次または同時に適用して前記相歪みに対する
補正を行なう。
【0021】前記補正部は、前記カットオフ電圧の変動
量を前記高圧補正データと比較して高圧補正量を出力す
る比較部と、前記カットオフ電圧の交流変動量を前記高
圧補正データと比較して前記カットオフ電圧の傾きの第
2補正量を出力する部分補正部、及び前記高圧補正量、
前記第1補正量及び/または前記第2補正量を入力され
補正された電圧を出力する電圧出力部と、を有する。
【0022】前記高圧補正データは前記カットオフ電圧
の直流変動量による像サイズの調整量が規定された像サ
イズ補正データ及び/または前記カットオフ電圧の交流
変動量による前記カットオフ電圧の傾きの補正量が規定
された部分補正データを含むことが望ましい。
【0023】本発明のさらに他の技術的過程による高圧
安定化方法は、(a)CRTからカットオフ電圧のフィー
ドバックを受ける段階と、(b)前記カットオフ電圧の変
動量を計算する段階、及び(c)前記カットオフ電圧の変
動量を既に保存された高圧補正データと比較して高圧補
正を行なう段階とを有する。
【0024】ひいては、(d)ユーザから前記カットオフ
電圧の傾きの第2補正量を入力される段階、及び(e)前
記第2補正量に基づき前記カットオフ電圧の傾きを変更
する段階をさらに備えることが望ましい。
【0025】この際、前記(c)段階は、(c1)前記カッ
トオフ電圧の変動量を前記高圧補正データと比較して高
圧補正量を出力する段階、及び(c2)前記高圧補正量を
入力され補正された電圧を出力する段階とを有する。
【0026】一方、前記(c1)段階は、前記カットオフ
電圧の変動量を直流変動量及び交流変動量に分離する段
階と、前記直流変動量を前記高圧補正データと比較して
像サイズに対する高圧補正量を出力する段階と、前記交
流変動量を前記高圧補正データと比較して部分補正に対
する第1補正量を出力する段階とを有する。
【0027】前記高圧補正データは前記カットオフ電圧
の直流変動量による像サイズの調整量が規定された像サ
イズ補正データ及び/または前記カットオフ電圧の交流
変動量による前記カットオフ電圧の傾きの補正量が規定
された部分補正データを含むことが望ましい。
【0028】CRTのカットオフ電圧を高圧補正に用い
ることによって、高圧補正時遅延による補正の不正確性
が克服でき、ABL回路及び高圧補正キャパシタを除去
できるために製造コストが節減される。また、ユーザが
直接に部分補正が行なえるために、各地域の像歪み程度
及びユーザの視覚的特性を考慮してユーザに適宜な高圧
変動がなされうる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付した図に基づき本発明
に係るCRTの高圧安定化回路及び方法について詳述す
る。
【0030】図3は本発明に係るCRTの高圧安定化回
路に対する一実施形態のブロック図であり、図4は本発
明に係るCRTの高圧安定化方法に対する一実施形態の
フローチャートである。
【0031】図3及び図4を参照すれば、本発明に係る
CRTの高圧安定化回路310は、フィードバック部3
12、保存部314、補正部316を有する。
【0032】フィードバック部312は映像増幅部34
0からカットオフ電圧のフィードバックを受ける(S4
00)。カットオフ電圧はCRTからフィードバックを
受けられるが映像増幅部340から入力されるのがフィ
ードバックされる電圧の正確性及び遅延防止の側面から
望ましい。
【0033】保存部314にはカットオフ電圧の変動量
による高圧補正データが保存される。保存部314に保
存される高圧補正データはカットオフ電圧の直流変動量
による像サイズの調整量が規定された像サイズ補正デー
タ及びカットオフ電圧の交流変動量によるカットオフ電
圧の傾きの補正量が規定された部分補正データを含む。
【0034】補正部316はカットオフ電圧の変動量を
高圧補正データと比較して高圧補正を行なう(S410
ないしS430)。補正部316に入力されるカットオ
フ電圧の変動量は直流及び交流成分を全て有している。
補正部316は比較部318、部分補正部320、電圧
出力部322を有する。
【0035】比較部318はフィードバック部312か
ら入力されたカットオフ電圧からカットオフ電圧の変動
量を算出し(S410)、保存部314に保存されている
高圧補正データと比較して高圧補正量を出力する(S4
20)。この際、比較部318は直流及び交流それぞれ
に対する高圧補正量を出力することが望ましい。部分補
正部320は比較部318から交流に対する高圧補正量
を入力され部分補正を行なう。ここで、部分補正はフィ
ードバック電圧の傾きを調整してなされる。電圧出力部
322は比較部318から直流に対する高圧補正量を入
力され像サイズが補正された電圧を出力する(S43
0)。
【0036】電圧出力部322から出力される電圧は駆
動部324に印加され、駆動部324は垂直走査信号V
D及び水平走査信号HDをそれぞれ垂直駆動部360及
び水平駆動部370に出力する。垂直及び水平像サイズ
が補正された電圧(E/W)は駆動部324から水平駆動
部370に入力される。一方、フライバックトランスフ
ォーマー380は水平駆動部370に入力される水平走
査信号HDの帰線区間のパルスを入力され高圧に変換し
てCRT350に供給する。
【0037】ビデオチップ390は本発明に係る高圧安
定化回路310、駆動部324、マトリックス回路32
6及びRGB出力部328で構成される。
【0038】マトリックス回路326はYUV信号を入
力されRGB信号に変換してRGB出力部328に出力
する。RGB出力部328はRGB信号を映像増幅部3
40に印加し、映像増幅部340は入力されたRGB信
号を増幅してCRT350に供給する。映像増幅部34
0から引き出されるカットオフ電圧(cut-off)はRGB
出力部328及びフィードバック部312に印加され
る。RGB出力部328に印加されるカットオフ電圧は
ホワイトバランスの調整に使用される。
【0039】図5は本発明に係る高圧安定化回路の他の
実施形態の構成を示したブロック図である。図5を参照
すれば、本発明に係るCRTの高圧安定化回路310
は、フィードバック部312、保存部314、補正部3
16及び補正量提供部330を有する。
【0040】フィードバック部312及び保存部314
の機能は図3を参照して説明した通りなので、詳細な説
明は省略する。
【0041】補正量提供部330はユーザから像歪みに
対する補正制御信号を入力され部分補正部320に出力
する。本実施形態では補正量提供部330が高圧安定化
回路310に備えられることと示されているが、これと
は違って高圧安定化回路310と別に備えられうる。
【0042】補正部316はカットオフ電圧の変動量を
高圧補正データと比較して高圧補正を行なう。補正部3
16に入力されるカットオフ電圧の変動量は直流及び交
流成分を全て有している。補正部316は比較部31
8、部分補正部320、電圧出力部322を有する。
【0043】比較部318はフィードバック部312か
ら入力されたカットオフ電圧からカットオフ電圧の変動
量を算出し、保存部314に保存されている高圧補正デ
ータと比較して高圧補正量を出力する。この際、比較部
318は直流及び交流それぞれに対する高圧補正量を出
力することが望ましい。
【0044】部分補正部320は比較部318から交流
に対する高圧補正量を入力され部分補正を行なう。ここ
で、部分補正はフィードバック電圧の傾きを調整してな
される。一方、部分補正部320は補正量提供部330
から入力された補正量に基づきフィードバック電圧の傾
きを再調整する。このようなフィードバック電圧の傾き
に対する再調整は高圧補正量に基づき行なわれる部分補
正と同時にまたは順次に行なえる。これとは違って、部
分補正部320は補正量提供部330から補正量が入力
されれば、比較部318から入力される高圧補正量を部
分補正に使用しないようにすることもできる。
【0045】補正量提供部330はユーザから入力され
た補正量を部分補正部322に提供する。この際、補正
量提供部330は補正量を示す補正信号を入力され部分
補正部322で認識自在な信号、すなわち補正量に変換
して提供することが望ましい。補正量提供部330に入
力される補正信号はユーザがリモコン(図示せず)または
本発明に係る高圧安定化回路310を装着している映像
表示装置(例えばテレビ)に備えられた入力手段を通して
入力したホワイトの位置及びサイズに対する補正量を電
気的信号で表示したものである。
【0046】図6は本発明に係る高圧安定化回路310
を装着している映像表示装置600の構成を示したブロ
ック図であり、図7は本発明に係る高圧安定化方法の他
の実施形態の遂行過程を示したフローチャートである。
【0047】図6及び図7を参照すれば、映像表示装置
600は高圧安定化回路310、ユーザインタフェース
部610、OSD発生部620、及び制御部630を備
える。
【0048】高圧安定化回路310の構成及び動作は図
5を参照して説明した通りなので詳細な説明は省く。従
って、図6には高圧安定化回路310の構成要素のうち
ユーザが入力した補正量に基づき高圧補正を行なうため
に必要な構成要素だけ示したし、残り構成要素は省略し
た。
【0049】図2A及び図2Bに示した通り、ホワイト
地200a、200bに示したブラックの文字部分21
0a、210bの境界付近で染みる領域220a、22
0bが発生すれば、ユーザはリモコン(図示せず)または
本発明に係る高圧安定化回路310を装着している映像
表示装置(例えば、テレビ)600に備えられた入力手段
を通して補正メニューを選択する(S700)。ユーザが
補正メニューを選択すれば、制御部630はOSD発生
部620を駆動して補正量入力画面をOSDに出力する
よう制御する(S710)。
【0050】図8には補正量入力画面の一例が示されて
いる。補正量入力画面は横が長い棒状のスライドバー8
00、棒状スライドバー800内に位置する補正量調節
バー810、及び染み領域220a、220bの傾きに
対する調整限界820、830で構成されている。ユー
ザはリモコンのような入力手段を通して補正量入力画面
上の補正量調節バー810を移動させ補正量を入力する
(S720)。
【0051】ユーザインタフェース部610は、ユーザ
からホワイトの位置及びサイズに対する補正量を示す補
正信号を入力され補正量提供部330に提供する。この
際、ユーザインタフェース部610はユーザが入力した
補正信号を部分補正部322が認識できる信号、すなわ
ち補正量に変換する。
【0052】制御部630は、ユーザが入力した補正量
によってだけ部分補正が行なわれるよう設定されている
かを確認し(S730)、設定状態によって部分補正部3
22の部分補正動作を制御する。ユーザが入力した補正
量によってだけ部分補正を行なうよう設定されている場
合、部分補正部322は比較部318から入力される高
圧補正量を使用せず部分補正を行なう(S740)。これ
とは違って、比較部318で高圧補正量を部分補正部3
22に入力しないようにすることもできる。
【0053】一方、ユーザが入力した補正量及び比較部
318から入力される高圧補正量によって部分補正を行
なうよう設定されている場合、部分補正部322は比較
部318から入力される高圧補正量によって部分補正を
行なった後ユーザが入力した補正量を用いて部分補正を
行なう。これとは違って、部分補正部322は比較部3
18から入力される高圧補正量及びユーザが入力した補
正量を同時に適用して部分補正を行なうこともできる
(S750)。
【0054】一方、比較部318から入力される高圧補
正量によって部分補正が行なわれた状態でユーザが補正
メニューを選択した後補正量を入力すれば、部分補正部
322は入力された補正量によって部分補正を行なうよ
う構成することができる。
【0055】ユーザが入力した補正量によって部分補正
が行なわれれば、映像表示装置300には補正された画
面が出力される(S760)。
【0056】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明に係るCRTの
高圧安定化回路及び方法によれば、CRTのカットオフ
電圧を高圧補正に用いることによって、高圧補正時遅延
による補正の不正確性を克服することができ、ABL回
路及び高圧補正キャパシタを除去できるため製造コスト
が低減される。また、ABL回路を使用しないため、交
流変動量による部分補正が可能な利点がある。ひいて
は、ユーザが直接に部分補正程度を調節できるため、各
地域の像歪み程度及びユーザの視覚的特性を考慮してユ
ーザに適宜な高圧変動がなされうる。
【0057】以上代表的な実施形態を通して本発明につ
いて詳述したが、本発明の属する技術分野において通常
の知識を持つ者ならば前述した実施例について本発明の
範疇を逸脱しない範疇から逸脱しない範囲内で多様な変
形が可能であろう。従って、本発明の権利範囲は説明さ
れた実施形態に限られず、特許請求の範囲だけではなく
該特許請求の範囲と均等なものによって定められるべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の高圧安定化回路のブロック図である。
【図2A】従来のCRTから発生する像歪み現象の例を
示した図である。
【図2B】従来のCRTから発生する像歪み現象の例を
示した図である。
【図3】本発明に係るCRTの高圧安定化回路に対する
一実施形態のブロック図である。
【図4】本発明に係るCRTの高圧安定化方法に対する
一実施形態のフローチャートである。
【図5】本発明に係る高圧安定化回路の他の実施形態の
構成を示したブロック図である。
【図6】本発明に係る高圧安定化回路を装着している映
像表示装置の構成を示したブロック図である。
【図7】本発明に係る高圧安定化方法の他の実施形態の
遂行過程を示したフローチャートである。
【図8】映像表示装置に出力される補正量入力画面の一
例を示した図である。
【符号の説明】
310 高圧安定化回路 312 フィードバック部 314 保存部 316 補正部 318 比較部 320 部分補正部 322 電圧出力部 324 駆動部 326 マトリックス回路 328 RGB出力部 330 補正量提供部 340 映像増幅部 350 CRT 360 垂直駆動部 370 水平駆動部 380 フライバックトランスフォーマー 390 ビデオチップ 800 スライドバー 810 補正量調節バー 820、830 調整限界

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CRTからカットオフ電圧のフィードバ
    ックを受けるフィードバック部と、 前記カットオフ電圧の変動量による高圧補正データが保
    存される保存部と、 前記カットオフ電圧の変動量を前記高圧補正データと比
    較して高圧補正を行なう補正部とを備えることを特徴と
    する高圧安定化回路。
  2. 【請求項2】 前記補正部は、前記カットオフ電圧の変
    動量を前記高圧補正データと比較して高圧補正量を出力
    する比較部と、 前記カットオフ電圧の交流変動量を前記高圧補正データ
    と比較して前記カットオフ電圧の傾きの第1補正量を出
    力する部分補正部と、 前記高圧補正量及び/または前記第1補正量を入力され
    補正された電圧を出力する電圧出力部とを備えることを
    特徴とする請求項1に記載の高圧安定化回路。
  3. 【請求項3】 ユーザから入力された前記カットオフ電
    圧の傾きの第2補正量を前記部分補正部に提供する補正
    量提供部をさらに備え、 前記部分補正部は外部から入力される制御信号に応じて
    前記第1補正量及び前記第2補正量を順次にまたは同時
    に適用して部分補正を行なうことを特徴とする請求項2
    に記載の高圧安定化回路。
  4. 【請求項4】 前記高圧補正データは、前記カットオフ
    電圧の直流変動量による像サイズの調整量が規定された
    像サイズ補正データ及び/または前記カットオフ電圧の
    交流変動量による前記カットオフ電圧の傾きの補正量が
    規定された部分補正データを含むことを特徴とする請求
    項2または3に記載の高圧安定化回路。
  5. 【請求項5】 CRTからカットオフ電圧のフィードバ
    ックを受けるフィードバック部と、前記カットオフ電圧
    の変動量による高圧補正データが保存される保存部と、
    前記カットオフ電圧の変動量を前記高圧補正データと比
    較して高圧補正を行なう補正部と、ユーザから入力され
    た前記カットオフ電圧の傾きの第1補正量を前記補正部
    に提供する補正量提供部を備える高圧安定化回路と、 ユーザから前記第1補正量を入力され前記高圧安定化回
    路に提供するユーザインタフェース部と、ユーザの選択
    によってOSD形式の前記第1補正量入力画面を発生す
    るOSD発生部を備え、 前記補正部は外部から入力される制御信号に基づき前記
    第1補正量及び前記カットオフ電圧の変動量と前記高圧
    補正データの比較結果に基づく第2補正量を順次または
    同時に適用して前記像歪みに対する補正を行なうことを
    特徴とする映像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記補正部は、前記カットオフ電圧の変
    動量を前記高圧補正データと比較して高圧補正量を出力
    する比較部と、 前記カットオフ電圧の交流変動量を前記高圧補正データ
    と比較して前記カットオフ電圧の傾きの第2補正量を出
    力する部分補正部と、 前記高圧補正量、前記第1補正量及び/または前記第2
    補正量を入力され補正された電圧を出力する電圧出力部
    とを備えることを特徴とする請求項5に記載の映像表示
    装置。
  7. 【請求項7】 前記高圧補正データは、前記カットオフ
    電圧の直流変動量による像サイズの調整量が規定された
    像サイズ補正データ及び/または前記カットオフ電圧の
    交流変動量による前記カットオフ電圧の傾きの補正量が
    規定された部分補正データを含むことを特徴とする請求
    項5または6に記載の高圧安定化回路。
  8. 【請求項8】 (a)CRTからカットオフ電圧のフィー
    ドバックを受ける段階と、 (b)前記カットオフ電圧の変動量を計算する段階と、 (c)前記カットオフ電圧の変動量を既に保存された高圧
    補正データと比較して高圧補正を行なう段階とを備える
    ことを特徴とする高圧安定化方法。
  9. 【請求項9】 前記(c)段階は、(c1)前記カットオフ
    電圧の変動量を前記高圧補正データと比較して高圧補正
    量を出力する段階と、 (c2)前記高圧補正量を入力され補正された電圧を出力
    する段階とを備えることを特徴とする請求項8に記載の
    高圧安定化方法。
  10. 【請求項10】 前記(c1)段階は、前記カットオフ電
    圧の変動量を直流変動量及び交流変動量に分離する段階
    と、 前記直流変動量を前記高圧補正データと比較して像サイ
    ズに対する高圧補正量を出力する段階と、 前記交流変動量を前記高圧補正データと比較して部分補
    正に対する第1補正量を出力する段階とを備えることを
    特徴とする請求項9に記載のCRTの高圧安定化方法。
  11. 【請求項11】 前記高圧補正データは、前記カットオ
    フ電圧の直流変動量による像サイズの調整量が規定され
    た像サイズ補正データ及び/または前記カットオフ電圧
    の交流変動量による前記カットオフ電圧の傾きの補正量
    が規定された部分補正データを含むことを特徴とする請
    求項8に記載の高圧安定化方法。
  12. 【請求項12】 (d)ユーザから前記カットオフ電圧の
    傾きの第2補正量を入力される段階と、 (e)前記第2補正量に基づき前記カットオフ電圧の傾き
    を変更する段階とをさらに備えることを特徴とする請求
    項8に記載の高圧安定化方法。
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