JPH06121331A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH06121331A
JPH06121331A JP4271337A JP27133792A JPH06121331A JP H06121331 A JPH06121331 A JP H06121331A JP 4271337 A JP4271337 A JP 4271337A JP 27133792 A JP27133792 A JP 27133792A JP H06121331 A JPH06121331 A JP H06121331A
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JP
Japan
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signal
reference signal
electrode
video signal
superimposing
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Application number
JP4271337A
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English (en)
Inventor
進 ▲つじ▼原
Susumu Tsujihara
Yasunori Inoue
育徳 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はカラ−テレビジョン受像機等の映像
信号処理装置に関するもので、マルチメディア対応、す
なわち任意の入力映像信号に対して高安定、高忠実な映
像信号処理を行なうことを目的とする。 【構成】 映像信号の帰線期間にBRT基準信号発生部
7で発生したブライトネス基準信号を重畳部5で重畳
し、この重畳期間のカソード電流を電流検出部9で検出
し、この検出信号によりグリッド電極電圧を制御してブ
ライトネス制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーテレビジョン受
像機等の映像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号の帰線期間に基準信号を重畳し
て、基準信号を検出して帰還制御を行うことにより高精
度のホワイトバランス調整と、カソード電流を検出して
自動的にカットオフ調整を行う方法として、特開昭62
−48891号公報のオ−トホワイトバランス調整回路
が提案されている。
【0003】図13に従来の映像信号処理装置のブロッ
ク図を示す。図13において、78はドライブ調整、カ
ットオフ調整を行うためのドライブ調整用疑似パルス、
カットオフ調整用疑似パルスを発生する疑似パルス発生
部、79はドライブ調整用疑似パルスを映像信号の1ラ
イン目に重畳する第1の重畳部、80はカットオフ調整
用疑似パルスを映像信号の最終ラインに重畳する第2の
重畳部、81は映像信号の利得を制御しコントラスト及
びドライブの調整を行うコントラスト、ドライブ調整
部、82は映像信号のペデスタルクランプ及び出力増幅
を行うペデスタルクランプ、ビデオ増幅部、83は陰極
線管のカソ−ド電流を検出する電流検出部、84は映像
信号の1ライン目においてゲ−トを開く第1のゲ−ト、
85は映像信号の最終ラインにおいてゲ−トを開く第2
のゲ−ト、86は第1のゲ−トの出力をホ−ルドする第
1のホ−ルド部、87は第2のゲ−トの出力をホ−ルド
する第2のホ−ルド部、88は第1のホ−ルド部の出力
を基準電圧90との比較を行う第1の比較部、89は第
2のホ−ルド部の出力と基準電圧91の比較を行う第2
の比較部である。
【0004】次にその動作を説明する。まずコントラス
ト調整及びドライブ調整の動作を説明する。第1の重畳
部79により映像信号の1ライン目に重畳されたドライ
ブ調整用疑似パルスを電流検出部83と第1のゲ−ト8
4により検出し、第1のホ−ルド部86でその出力を1
V(垂直走査期間)ホ−ルドする。そのホ−ルド出力を
第1の比較部88により基準電圧90と比較する。さら
に第1の比較部88の出力を誤差電圧とし、この誤差電
圧が0となるようにコントラスト、ドライブ調整部の利
得を制御する。
【0005】カットオフの調整は以下のようにして行
う。第2の重畳部80により映像信号の最終ラインに重
畳されたカットオフ調整用疑似パルスを電流検出部83
と第2のゲ−ト85により検出し、第2のホ−ルド部8
7でその出力を1V(垂直走査期間)ホ−ルドする。そ
のホ−ルド出力を第2の比較部89により基準電圧91
と比較する。さらに第2の比較部89の出力を誤差電圧
とし、この誤差電圧が0となるようにペデスタルクラン
プ部を制御する。
【0006】以上述べたように、ドライブ調整用疑似パ
ルス及びカットオフ調整用疑似パルスの電圧値を常に基
準電圧に固定するように帰還制御することで、安定なコ
ントラスト及びカットオフの制御を行うことができ、安
定な映像信号処理装置を実現できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成では、カソードに印加される映像信号そ
のもので利得制御や直流レベル制御してドライブ調整や
カットオフ調整を行っているため、直流レベルの設定条
件により周波数特性や直線性が劣化して画像の色度が変
化する。また大振幅で広帯域化を図るには、映像出力段
でのダイナミックレンジを大きくとる必要があり、その
ためには高耐圧・高周波のトランジスタとなり消費電力
と回路規模が非常に大きくなると共に、性能と信頼性の
点で大振幅で広帯域の処理が実現できないという問題点
を有していた。
【0008】本発明はかかる点に鑑み、マルチメディア
対応、すなわち広帯域の映像信号入力に対して高安定、
高忠実な画像を実現できる映像信号処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達するた
め、第1の発明は、入力映像信号の帰線期間にブライト
ネス基準信号を重畳する重畳手段と、前記重畳手段で重
畳された信号を陰極線管の第1の電極に印加すると共
に、重畳された信号から前記ブライトネス基準信号のレ
ベルを検出して帰線消去信号の直流電位を制御する制御
手段と、前記制御手段で制御された帰線消去信号を前記
陰極線管の第2の電極に印加する第2の印加手段とを備
えた構成である。
【0010】第2の発明は、入力映像信号の帰線期間に
ブライトネス基準信号とコントラスト基準信号を重畳す
る重畳手段と、前記重畳手段により重畳されたコントラ
スト基準信号を黒レベルを基準として抽出してコントラ
スト帰還制御を行う第1の制御手段と、前記第1の制御
手段からの信号を陰極線管の第1の電極に印加する第1
の印加手段と、前記第1の制御手段からの信号からブラ
イトネス基準信号のレベルを検出して帰線消去信号の直
流電位を制御する制御手段と、前記制御手段からの帰線
消去信号を前記陰極線管の第2の電極に印加する第2の
印加手段とを備えた構成である。
【0011】第3の発明は、入力映像信号の帰線期間に
ブライトネス基準信号を重畳し前記基準信号に基づいて
非線形処理を行うガンマ補正手段と、前記ガンマ補正手
段で非線形処理された信号を陰極線管の第1の電極に印
加する第1の印加手段と、前記非線形処理された信号か
ら前記ブライトネス基準信号のレベルを検出して帰線消
去信号の直流電位を制御する制御手段と、前記制御手段
で制御された帰線消去信号を前記陰極線管の第2の電極
に印加する第2の印加手段とを備えた構成である。
【0012】
【作用】上記した構成により、第1の発明によれば、ブ
ライトネス基準信号を重畳した信号を陰極線管の第1の
電極に印加すると共に、ブライトネス基準信号のレベル
を検出して陰極線管の第2の電極に印加される帰線消去
信号の直流電位を制御して、第1の電極での大振幅・広
帯域の映像信号と、第2の電極でのブライトネス制御信
号とに分割駆動でき、第1の電極に印加される信号の大
振幅化と広帯域化が実現できる。
【0013】また第2の発明によれば、重畳したコント
ラスト基準信号を黒レベルを基準として抽出してコント
ラスト帰還制御を行って陰極線管の第1の電極に印加す
ると共に、ブライトネス基準信号のレベルを検出して陰
極線管の第2の電極の印加される帰線消去信号の直流電
位を制御することにより、第1の電極での大振幅・広帯
域の映像信号と、第2の電極でのブライトネス制御信号
とに分割駆動できるため、第1の電極に印加される信号
の大振幅化と広帯域化が容易に実現できる。また任意の
入力映像信号に対してもコントラスト、ブライトネス制
御の帰還ル−プの確実な動作を保証でき、高安定な映像
信号処理装置を実現できる。
【0014】また第3の発明によれば、映像信号の帰線
期間に重畳したブライトネス基準信号に基づいて非線形
処理を行って陰極線管の第1の電極に印加すると共に、
重畳したブライトネス基準信号のレベルを検出して陰極
線管の第2の電極に印加される帰線消去信号の直流電位
を制御することにより、トラッキングが良く高精度のガ
ンマ補正が実現できると共に、第1の電極での大振幅・
広帯域の映像信号と、第2の電極でのブライトネス制御
信号とに分割駆動できるため、第1の電極に印加される
信号の大振幅化と広帯域化が容易に実現できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例の映像信号処理
装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本
発明の第1の実施例における映像信号処理装置のブロッ
ク図を示すものである。
【0016】図1において、1はコントラスト(以降C
ONTと略す)制御信号などの画像調整信号が供給され
る入力端子、2は映像信号が供給される入力端子、3は
ブライトネス制御信号が供給される入力端子、4は同期
信号が供給される入力端子、7は垂直帰線期間にブライ
トネス(以降BRTと略す)基準信号を発生するBRT
基準信号発生部、5は映像信号に前記BRT基準信号を
重畳する重畳部、6は入力端子1からの画像調整信号に
より利得を可変する増幅部、9は前記BRT基準信号の
カソード電流を検出する電流検出部、10はBRT基準
信号発生部7からのタイミング信号によりBRT基準信
号の波高値をサンプル/ホ−ルドするサンプル/ホ−ル
ド部(S/H)、11はサンプル/ホ−ルドされたBR
T基準信号の波高値と黒レベル基準信号の比較を行いB
RT基準信号の振幅値を出力する比較器、12は比較器
11からの出力により直流電圧を制御する電圧制御部、
8は入力端子4からの同期信号に基づき帰線消去(ブラ
ンキング:以降BLKと略す)信号を発生するBLK信
号増幅部、13は電圧制御部12からの制御信号でBL
K信号増幅部からのBLK信号をピーククランプするク
ランプ部である。
【0017】以上のように構成された第1の実施例の映
像信号処理装置において、以下図2の動作波形図を用い
てその動作を説明する。図2(a)は入力端子2に供給さ
れる映像信号を示し、図2(b)は入力端子4に供給され
る偏向に同期した垂直同期信号を示す。
【0018】BRT基準信号発生部7では図2(a)の映
像信号の信号系垂直帰線期間と図2(b)の偏向系垂直帰
線期間より図2(c)に示すBRT基準信号を作成してい
る。BRT基準信号の波高値は、入力端子3からの制御
信号により制御される。図2(c)に示すBRT基準信号
は、図2(a)の信号系垂直帰線期間内で図2(b)の偏向
系垂直帰線期間外の期間に基準信号を発生している。こ
の理由は後段でのBRT基準信号のカソード電流検出を
行うためである。
【0019】BRT基準信号発生部7からのBRT基準
信号と映像信号は重畳部5で加算され、図2(a)に示す
ように破線のBRT基準信号は重畳される。重畳部5か
らの信号は増幅部6を通して電流検出部9に供給され
る。電流検出部9では信号系垂直帰線期間に重畳された
BRT基準信号のカソード電流を検出すると共にこのカ
ソード電流を陰極線管の第1の電極であるカソード電極
に印加する。電流検出部9で電流/電圧変換された信号
は、サンプル/ホールド部10でBRT基準信号のレベ
ルを図2(d)のサンプル/ホールドパルスでサンプル/
ホールドされ直流電位に変換される。
【0020】サンプル/ホールド部10からの信号は比
較器11に供給されて基準電位との比較を行い、比較出
力が電圧制御部12に供給される。BLK信号増幅部8
は入力端子4からの偏向に同期した同期信号より図2
(e)に示すように水平と垂直帰線期間を含むBLK信号
を作成し、カソードをカットオフするための必要な電圧
まで増幅して図2(f)のBLK信号が出力される。クラ
ンプ部13ではBLK信号増幅部8からの図2(f)のB
LK信号の波高値が電圧制御部12からの制御電圧に設
定されるようにピーククランプされ、陰極線管の第2の
電極であるグリッド(G1)電極に印加される。したが
って図2(f)のBLK信号の波高値であるVGCがBRT
基準信号に応じて変化することによりBRT制御が実現
できる。
【0021】次にBRT制御方法について詳細に説明す
るため、図3の波形図を用いる。図3(a)(c)(e)にカ
ソード電極に印加されるカソード波形電圧を、図3(b)
(d)(f)にグリッド電極に印加されるグリッド波形電圧
を示す。図3(a)に示すようなBRT基準信号が重畳さ
れた映像信号がカソード電極に印加された場合は、BR
T基準信号のカソード電流を検出して帰線消去信号のレ
ベルが制御された図3(b)に示すようなBLK信号がグ
リッド電極に印加される。
【0022】図3(a)のカソード電圧のペデスタル電位
(VPED)は常に一定となるようにクランプされてお
り、映像信号の振幅のみが制御されている。また図3
(a)のBRT基準信号の波高値から図3(b)のBLK信
号の波高値(VGC1)までがカットオフ電圧(VCF)と
なり、この電圧が常に一定となるようにBRTの帰還制
御を行ってBRT制御が行えることになる。図3(c)は
図3(a)の振幅を半分した場合のカソード波形であり、
このときのグリッド波形は、図3(d)に示すように、図
3(b)に比べ高い方向に制御されてBLK信号の波高値
はVGC2(VGC1<VGC2)となる。
【0023】図3(e)は図3(a)のBRT基準信号をペ
デスタル電位と同一にした場合のカソード波形であり、
このときのグリッド波形は図3(f)に示すように図3
(b)に比べより高い方向に制御されてBLK信号の波高
値はVGC3(VGC1<VGC3=0)となる。図3を用いて
カソードとグリッド波形の関係からBRT制御の動作を
説明したように、カソード波形では映像信号の振幅のみ
を制御してペデスタル電位が常に一定であるため、増幅
部での大振幅化と広帯域化が容易に実現できる。BRT
制御は広帯域処理を行うカソードでの電圧制御ではな
く、グリッド電圧を制御することにより簡単な構成でB
RT制御が実現できる。
【0024】以上のように、本実施例では映像信号の帰
線期間にブライトネス基準信号を重畳して第1の電極に
印加すると共に、重畳された信号からブライトネス基準
信号のレベルを検出して第2の電極に印加される帰線消
去信号の直流電位を制御することにより、第1の電極で
の大振幅・広帯域の映像信号と、第2の電極でのブライ
トネス制御信号とに分割駆動できるため、第1の電極に
印加される信号の大振幅化と広帯域化が容易に実現でき
る。また任意の入力映像信号に対してもブライトネス制
御の帰還ル−プの確実な動作を保証でき、マルチメディ
ア対応した高安定な映像信号処理装置を実現できる。
【0025】次に本発明の第2の実施例の映像信号処理
装置について、図面を参照しながら説明する。図4は本
発明の第2の実施例における映像信号処理装置のブロッ
ク図を示すものである。
【0026】図4において、14は映像信号に基準信号
を重畳する重畳部、15はBRT基準信号及びCONT
基準信号を発生する基準信号発生部、16はコントラス
トを制御するためのCONT基準信号を供給するための
入力端子、17は映像信号の利得を可変する利得可変増
幅部、17は映像信号のペデスタル期間で直流再生する
クランプ部、19はコントラスト基準信号の波高値のサ
ンプルホ−ルドを行うサンプル/ホ−ルド部、20はコ
ントラスト基準信号の波高値と黒レベル基準信号の比較
を行いコントラスト基準信号の振幅値を出力する比較
器、21はGAIN基準電位の入力端子、22a、22
bはサンプル/ホールドパルス1、2(S/Hパルス
1、2)の入力端子、23は陰極線管のカソ−ドをドラ
イブするレベルまで映像信号を増幅する出力増幅部、2
4はBIAS基準電位の入力端子である。なお、第1の
実施例と同様の動作を行うものは同一番号で示し説明は
省略する。
【0027】以上のように構成された第2の実施例の映
像信号処理装置において、以下図5の動作波形図を用い
てその動作を説明する。図5(a)は入力端子2に供給さ
れる映像信号を示し、図5(b)は入力端子4に供給され
る偏向に同期した垂直同期信号を示す。
【0028】基準信号発生部15では図5(a)の映像信
号の信号系垂直帰線期間と図5(b)の偏向系垂直帰線期
間より所定の垂直帰線期間内に図5(c)に示すBRT基
準信号と水平帰線期間内に図5(d)に示すCONT基準
を作成している。BRT基準信号の波高値は入力端子3
からの制御信号により、CONT基準信号の波高値は入
力端子16からの制御信号により制御される。基準信号
発生部15からのBRT基準信号とCONT基準信号と
映像信号は重畳部14で加算され、図5(e)に示すよう
に各基準信号が重畳された映像信号が出力される。
【0029】重畳部14からの信号は可変利得制御部1
7を通してクランプ部18に供給され、映像信号のペデ
スタル期間でペデスタルクランプされる。クランプ部1
8からの信号はサンプル/ホールド部19でCONT基
準信号のレベルを図5(g)のサンプル/ホールドパルス
1(S/Hパルス1)でサンプル/ホールドされ直流電
位に変換される。サンプル/ホールド部19からの信号
は比較器20に供給されて入力端子21からのGAIN
基準電位との比較を行い、比較出力が可変利得制御部1
7に供給されコントラストの帰還制御を行っている。
【0030】クランプ部18からの信号は出力増幅部2
3を通して電流検出部9に供給される。電流検出部9で
は垂直帰線期間に重畳されたBRT基準信号のカソード
電流を検出すると共にカソード電流をカソード電極に印
加する。電流検出部9からの電流/電圧変換された信号
はサンプル/ホールド部10でBRT基準信号のレベル
を図5(f)のサンプル/ホールドパルス2(S/Hパル
ス2)でサンプル/ホールドされ直流電位に変換され
る。サンプル/ホールド部10からの信号は比較器11
に供給されてBIAS基準電位との比較を行い、比較出
力が電圧制御部12に供給される。
【0031】BLK信号増幅部8は入力端子4からの偏
向に同期した同期信号より水平と垂直帰線期間を含むB
LK信号を作成し、カソードをカットオフするための必
要な電圧まで増幅して図5(h)のBLK信号が出力され
る。クランプ部13ではBLK信号増幅部8からの図5
(h)のBLK信号の波高値が電圧制御部12からの制御
電圧に設定されるようにピーククランプされる。
【0032】次にコントラスト制御の動作を詳細に説明
する。上記した方式で重畳されたCONT基準信号を図
5(g)のタイミング信号によりサンプル/ホ−ルド部1
9でその波高値のサンプル/ホ−ルドを行う。サンプル
/ホ−ルド部19からの出力とGAIN基準電位とを比
較器20により比較し、コントラスト基準信号の振幅値
を得る。この振幅値を可変利得増幅部17に入力して帰
還利得制御を行うことにより、振幅値が常に基準値とな
るように映像信号の安定なコントラストの制御を行う。
よって、カソード電極に印加されるCONT基準信号は
入力端子からのCONT制御信号を変化させた場合にお
いても常に一定振幅となるように帰還制御がかかるが、
一方映像信号はCONT制御信号を変化させることによ
り映像信号の振幅が変化することによってコントラスト
制御が実現できる。
【0033】このコントラスト制御の動作波形を図6に
示す。図6(a)(c)(e)に示すように本実施例のコント
ラスト制御は、CONT基準信号のレベルを変化させて
上記帰還制御を行ったときに、その出力波形は図6(b)
(d)(f)に示すようになる。即ち、CONT基準信号の
波高値VCONTが常に一定となるような帰還制御をかける
ことによりコントラスト制御を行うものである。またカ
ソード電流の変動を監視しているため、陰極線管の経時
的な変化によりカソード電流が変動する場合でも自動的
に対応し変動を抑えることができる。
【0034】なお、基準信号の重畳期間としてはBRT
基準信号は後段での電流検出のため垂直帰線期間に、C
ONT基準信号は自動輝度抑制制御のため水平帰線期間
に重畳して安定な帰還制御を行っている。
【0035】次にホワイトバランス調整を行う場合につ
いて説明する。ホワイトバランス調整とは、陰極線管の
発光特性に起因する各階調毎の色バランスを補正するも
のである。陰極線管の発光特性は一般にRGBで一様で
なく、図7に示すように入力信号と出力画面の明るさの
関係が異なるため、同一信号を入力しても画像の明るさ
はRGBでそれぞれ異なる。そこで表示画面の明るさを
一様にするには図8に示すように映像信号の利得とG1
電位をRGBでそれぞれ調整する必要がある。この調整
がホワイトバランス調整のゲインとバイアス調整であ
る。
【0036】バイアス調整の黒近傍のローライトを調整
する場合は、黒レベル信号の0%や25%信号のテスト
信号を映出し、入力端子24のバイアス(BIAS)制
御信号で黒近傍のローライトのホワイトバランス調整を
行なう。またゲイン調整の白近傍のハイライトを補正す
る場合は、白レベル信号の75%や100%信号のテス
ト信号を映出し、入力端子21のゲイン(GAIN)制
御信号で白近傍のホワイトバランスを調整することによ
り実現でき、BRT/CONT制御信号を変化させない
限りこの状態を維持するように安定な帰還制御がかかっ
ている。
【0037】以上のように、本実施例では映像信号の帰
線期間にブライトネス基準信号とコントラスト基準信号
を重畳し、コントラスト基準信号を黒レベルを基準とし
て抽出してコントラスト帰還制御を行って第1の電極に
印加すると共に、第1の印加信号からブライトネス基準
信号の電流を検出して第2の電極に印加される帰線消去
信号の直流電位を制御することにより、第1の電極での
大振幅・広帯域の映像信号と、第2の電極でのブライト
ネス制御信号とに分割駆動できるため、第1の電極に印
加される信号の大振幅化と広帯域化が容易に実現でき
る。また任意の入力映像信号に対してもコントラスト、
ブライトネス制御の帰還ル−プの確実な動作を保証で
き、高安定な映像信号処理装置を実現できる。
【0038】次に本発明の第3の実施例の映像信号処理
装置について、図面を参照しながら説明する。図9は本
発明の第3の実施例における映像信号処理装置のブロッ
ク図を示すものである。
【0039】図9において、25はBRT基準信号に基
づいてガンマ補正を行うガンマ補正部、26は入力端子
1からの画像調整信号により利得を可変する増幅部、2
7は前記BRT基準信号のカソード電流を検出する電流
検出部、28はBRT基準信号発生部7からのタイミン
グ信号によりBRT基準信号の波高値をサンプル/ホ−
ルドするサンプル/ホ−ルド部、29はサンプル/ホ−
ルドされたBRT基準信号の波高値と黒レベル基準信号
の比較を行いBRT基準信号の振幅値を出力する比較
器、30は比較器29からの出力により直流電圧を制御
する電圧制御部、31はBLK信号の波高値が電圧制御
部30からの制御電圧に設定されるようにピーククラン
プするクランプ部である。なお、第1の実施例と同様の
動作を行うものは同一番号で示し説明は省略する。
【0040】以上のように構成された第3の実施例の映
像信号処理装置において、以下図10の動作波形図を用
いてその動作を説明する。図10(a)は入力端子2に供
給される映像信号を示し、図10(b)は入力端子4に供
給される偏向に同期した垂直同期信号を示す。
【0041】BRT基準信号発生部7では図10(a)の
映像信号の信号系垂直帰線期間と図10(b)の偏向系垂
直帰線期間より偏向系垂直帰線期間外で信号系垂直帰線
期間内の所定期間内に図10(c)に示すBRT基準信号
を作成している。BRT基準信号の波高値は入力端子3
からの制御信号により制御される。BRT基準信号発生
部7からのBRT基準信号と映像信号は重畳部5で加算
され、図10(d)に示すように基準信号が重畳された映
像信号が出力される。重畳部5からの信号はガンマ補正
部25に供給されてBRT基準信号期間でクランプを行
った後、トランジスタやダイオードの非線形特性を利用
した非線形型増幅器で構成されたガンマ補正部25内の
ガンマ補正回路(図示せず)でガンマ補正を行い、図1
0(e)に示す波形が出力がされる。
【0042】ガンマ補正部25からの信号は増幅部26
に供給されて、再度映像信号のペデスタル期間でペデス
タルクランプした後、入力端子1からの画像調整信号に
より増幅した信号が電流検出部27に供給される。電流
検出部27では垂直帰線期間に重畳されたBRT基準信
号のカソード電流を検出すると共に、このカソード電流
をカソード電極に印加する。電流検出部27からの電流
/電圧変換された信号はサンプル/ホールド部28でB
RT基準信号のレベルをサンプル/ホールドして直流電
位に変換される。サンプル/ホールド部28からの信号
は比較器29に供給されて基準電位との比較を行い、比
較出力が電圧制御部30に供給される。
【0043】BLK信号増幅部8は入力端子4からの偏
向に同期した同期信号より水平と垂直帰線期間を含むB
LK信号を作成し、カソードをカットオフするための必
要な電圧まで増幅してBLK信号が出力される。クラン
プ部31ではBLK信号増幅部8からの図10(f)のB
LK信号の波高値が電圧制御部30からの制御電圧に設
定されるようにピーククランプされる。
【0044】次にガンマ補正動作について図11の波形
図を用いて詳細に説明する。ガンマ補正部25に入力さ
れるBRT基準信号が重畳された映像信号を図11(a)
に示し、BRT基準信号を最大(max)、標準(ty
p)、最小(min)に設定したときの各出力特性を図
11(b)(c)(d)に示す。図11(b)はBRT設定条件
が標準(typ)のときのランプ出力波形であり、信号
平均値の50%から非線形処理が行われ、図11(c)は
BRT設定条件が最小(min)のときのランプ出力波
形であり、信号平均値の100%から非線形処理が行わ
れ、図11(d)はBRT設定条件が最大(max)のと
きのランプ出力波形であり、信号平均値の0%から非線
形処理が行われるように自動的に設定される。
【0045】すなわち映像信号中にBRT基準信号を重
畳して、BRT基準信号にレベルに応じてガンマ補正を
行うことにより高精度のガンマ補正が実現できる。図1
2のRGB投射管を用いて大画面表示を行うビデオプロ
ジェクターの発光特性を示すように、特にB蛍光体での
大電流領域での発光特性で飽和が発生する場合のガンマ
補正に非常に適している。
【0046】以上のように、本実施例では映像信号の帰
線期間に重畳したブライトネス基準信号に基づいて非線
形処理を行って第1の電極であるカソード電極に印加す
ると共に、ブライトネス基準信号のレベルを検出して第
2の電極であるG1電極に印加される帰線消去信号の直
流電位を制御することにより、高精度のガンマ補正が実
現できると共に、第1の電極での大振幅・広帯域の映像
信号と、第2の電極でのブライトネス制御信号とに分割
駆動できるため、第1の電極に印加される信号の大振幅
化と広帯域化が容易に実現できる。また任意の入力映像
信号に対してもブライトネス制御の帰還ル−プの確実な
動作を保証でき、マルチメディア対応した高安定な映像
信号処理装置を実現できる。
【0047】なお、各実施例ではカラーテレビジョン受
像機の映像信号処理について述べたが、それ以外の映像
信号処理においても同様である。また、各実施例では帰
線期間内に基準信号を重畳する場合について説明した
が、映像信号に影響されない期間であれば、それ以外の
期間でもよい。
【0048】また、本実施例では陰極線管を用いて第1
の電極がカソード電極、第2の電極がグリッド電極に印
加する場合について説明したが、それ以外の電極に印加
する構成にしてもよい。また、本実施例では第2の電極
であるグリッド電極にBLK信号のパルス信号を印加す
る場合について説明したが、カソード信号でBLKを行
えば直流電位を印加してもよい。
【0049】さらに、第1の実施例ではカソード電極に
映像信号を、グリッド電極にBRT制御信号を印加する
場合について説明したが、その逆で印加してもよい。ま
た、第2の実施例では出力増幅部の入力からの信号でC
ONT帰還制御ループを行う場合について説明したが、
出力増幅部の出力からの信号で帰還制御を行ってもよ
い。また、第3の実施例ではガンマ補正回路としては非
線形増幅回路を用いた場合について説明したが、それ以
外の数点の折れ線近似回路としてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、映像信号の帰線期間にブライトネス基準信号を重畳
する重畳して陰極線管の第1の電極に印加すると共に、
ブライトネス基準信号のレベルを検出して陰極線管の第
2の電極に印加される帰線消去信号の直流電位を制御す
ることにより、第1の電極での大振幅・広帯域の映像信
号と、第2の電極でのブライトネス制御信号とに分割駆
動できるため、第1の電極に印加される信号の大振幅化
と広帯域化が容易に実現できる。また任意の入力映像信
号に対してもブライトネス制御の帰還ル−プの確実な動
作を保証でき、マルチメディア対応した高安定な映像信
号処理装置を実現できる。
【0051】また第2の発明によれば、映像信号の帰線
期間にブライトネス基準信号とコントラスト基準信号を
重畳し、コントラスト基準信号を黒レベルを基準として
抽出してコントラスト帰還制御を行って陰極線管の第1
の電極に印加すると共に、ブライトネス基準信号のレベ
ルを検出して陰極線管の第2の電極の印加される帰線消
去信号の直流電位を制御することにより、第1の電極で
の大振幅・広帯域の映像信号と、第2の電極でのブライ
トネス制御信号とに分割駆動できるため、第1の電極に
印加される信号の大振幅化と広帯域化が容易に実現でき
る。また任意の入力映像信号に対してもコントラスト、
ブライトネス制御の帰還ル−プの確実な動作を保証で
き、高安定な映像信号処理装置を実現できる。
【0052】また第3の発明によれば、映像信号の帰線
期間に重畳したブライトネス基準信号に基づいて非線形
処理を行って陰極線管の第1の電極に印加すると共に、
ブライトネス基準信号のレベルを検出して陰極線管の第
2の電極に印加される帰線消去信号の直流電位を制御す
ることにより、トラッキングの良く高精度のガンマ補正
が実現できると共に、第1の電極での大振幅・広帯域の
映像信号と、第2の電極でのブライトネス制御信号とに
分割駆動できるため、第1の電極に印加される信号の大
振幅化と広帯域化が容易に実現できその実用的効果は大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における映像信号処理装
置のブロック図
【図2】同実施例の動作を説明するための波形図
【図3】同実施例のブライトネス制御動作を説明するた
めの波形図
【図4】本発明の第2の実施例における映像信号処理装
置のブロック図
【図5】同実施例の動作を説明するための波形図
【図6】同実施例のコントラスト制御動作を説明するた
めの波形図
【図7】同実施例の動作を説明するための入力信号と出
力画面の明るさの関係図
【図8】同実施例の動作を説明するためのゲインとバイ
アスの関係図
【図9】本発明の第3の実施例における映像信号処理装
置のブロック図
【図10】同実施例の動作を説明するための波形図
【図11】同実施例のガンマ補正動作を説明するための
波形図
【図12】同実施例のガンマ補正を説明するための特性
【図13】従来例の映像信号処理装置のブロック図
【符号の説明】
5 重畳部 6 増幅部 7 BRT基準信号発生部 8 BLK信号増幅部 9 電流検出部 10 BRT用サンプル/ホールド部(S/H) 11 BRT用比較器 12 電圧制御部 13 クランプ部 14 重畳部 15 基準信号発生部 17 可変利得制御部 19 CONT用サンプル/ホールド部(S/H) 20 CONT用比較器 23 出力増幅部 25 ガンマ補正部 26 増幅部 27 電流検出部 28 BRT用サンプル/ホールド部(S/H) 29 BRT用比較器 30 電圧制御部 31 クランプ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号の帰線期間にブライトネス基
    準信号を重畳する重畳手段と、前記重畳手段で重畳され
    た信号を陰極線管の第1の電極に印加する第1の印加手
    段と、前記重畳された信号から前記ブライトネス基準信
    号のレベルを検出する検出手段と、前記検出手段で検出
    されたレベルに基づいて帰線消去信号の直流電位を制御
    する制御手段と、前記制御手段で制御された帰線消去信
    号を前記陰極線管の第2の電極に印加する第2の印加手
    段とを備えた映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】重畳手段が、入力映像信号の垂直帰線期間
    にブライトネス基準信号を重畳するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】入力映像信号の帰線期間にブライトネス基
    準信号とコントラスト基準信号を重畳する重畳手段と、
    前記重畳手段により重畳されたコントラスト基準信号
    を、黒レベルを基準として抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段で抽出されたコントラスト基準信号
    によりコントラスト帰還制御を行う第1の制御手段と、
    前記第1の制御手段で制御された信号を陰極線管の第1
    の電極に印加する第1の印加手段と、前記第1の印加手
    段の出力信号からブライトネス基準信号のレベルを検出
    する検出手段と、前記検出手段で検出されたレベルに基
    づいて帰線消去信号の直流電位を制御する制御手段と、
    前記制御手段で制御された帰線消去信号を前記陰極線管
    の第2の電極に印加する第2の印加手段とを備えた映像
    信号処理装置。
  4. 【請求項4】重畳手段が、入力映像信号の水平帰線期間
    にコントラスト基準信号と黒レベル基準信号を、垂直帰
    線期間にブライトネス基準信号を重畳するようにしたこ
    とを特徴とする請求項3記載の映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】入力映像信号の帰線期間にブライトネス基
    準信号を重畳する重畳手段と、前記重畳手段からの信号
    を前記ブライトネス基準信号に基づいて非線形処理を行
    うガンマ補正手段と、前記ガンマ補正手段からの信号を
    陰極線管の第1の電極に印加する第1の印加手段と、前
    記第1の印加手段の出力信号から前記ブライトネス基準
    信号のレベルを検出する検出手段と、前記検出手段で検
    出されたレベルに基づいて帰線消去信号の直流電位を制
    御する制御手段と、前記制御手段からの帰線消去信号を
    前記陰極線管の第2の電極に印加する第2の印加手段と
    を備えた映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】重畳手段が、入力映像信号の垂直帰線期間
    にブライトネス基準信号を重畳するようにしたことを特
    徴とする請求項5記載の映像信号処理装置。
JP4271337A 1992-09-01 1992-10-09 映像信号処理装置 Pending JPH06121331A (ja)

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EP93110674A EP0585558A3 (en) 1992-09-01 1993-07-05 Video signal processor
US08/364,853 US5504538A (en) 1992-09-01 1994-12-27 Video signal processor for controlling the brightness and contrast of a display device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998039926A1 (fr) * 1997-03-04 1998-09-11 Sanyo Electric Co., Ltd. Systeme de television

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