JP2003124986A - Vpnサービス管理システム、vpnサービスマネージャ及びvpnサービスエージェント - Google Patents
Vpnサービス管理システム、vpnサービスマネージャ及びvpnサービスエージェントInfo
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Abstract
条件の変更を行うことのできるVPNサービス管理シス
テムを提供する。 【解決手段】 カスタマ網5と、プロバイダ網4と、を
備える通信網に対しVPNサービスの管理を行うための
VPNサービス管理システムであり、プロバイダ網4に
対してVPNサービスの管理を行うVPNサービスマネ
ージャ2と、カスタマ網5に対してVPNサービスの管
理を行うVPNサービスエージェント3と、を有し、V
PNサービスマネージャ2は、VPNサービスエージェ
ント3と連携し、カスタマ網5の運用状況に応じて、V
PNサービス条件をリアルタイムに変更するように構成
する。
Description
理システムと、そのシステムを構成するVPNサービス
マネージャおよびVPNサービスエージェントに関す
る。
プロバイダ(ISP)やアプリケーションサービスプロ
バイダ(ASP)、あるいは複数の事業所拠点を有しこ
れらの拠点間でエクストラネットワークを運営する企業
等が、広域な事業運営を進めるために、第一種通信事業
者が提供する仮想専用線網(VPN:VirtualP
rivate Network)を使用する場合におけ
る、VPNサービスの運用形態に関する。なお以下の説
明では、VPNサービスを提供する通信事業者(キャリ
ア)をプロバイダと称し、VPNサービスを利用するI
SP,ASP、企業等を総称してカスタマと称する。ま
た、プロバイダおよびカスタマが運用管理するネットワ
ーク(網)については、それぞれプロバイダ網およびカ
スタマ網と呼ぶ。
電話等、インターネット上において各種の新しいサービ
スが続々と登場するのに伴い、インターネットをビジネ
ス上で利用する主としてカスタマにおいて、より高速で
かつコストの安い高品質な通信環境を求める声が高まっ
てきている。さらに、このような通信環境のもとではネ
ットワーク・セキュリティの確保が不可欠になってきて
おり、インターネットを仮想的に専用線のように利用す
ることができるIP−VPN(IP−Virtual
Private Network)が、現在注目されて
いる。そしてプロバイダは、かかるIP−VPNを用い
た高品質通信サービスを、カスタマのニーズに合わせて
提供し始めている。
信サービスを利用する場合、予めプロバイダとの契約時
に、希望する接続拠点、保証帯域幅、QoS、ポリシ
ー、データロス(パケットロス)、遅延時間等について
の条件を指定し、その契約条件に応じた一定のサービス
使用料を例えば月単位で、プロバイダ側に支払う。この
場合、カスタマ側は希望すれば、通常は有料で、そのI
P−VPN高品質通信サービス(以下、単にVPNサー
ビスとも称す)の契約条件を随時変更することができ
る。
ては、(i)カスタマあるいはその代行者が、書面やF
AX、電話等の手段を用いて該変更の申し込み、プロバ
イダのサービスオーダ手配を経た後に、(ii)プロバイ
ダのオペレータが、該変更に必要なVPNサービス条件
の設定を行う。このような手順を経ることにより、希望
のサービスをカスタマに提供できる環境が整う。
マとプロバイダとの間での契約条件の変更手続きにおい
ては、従来、上記の申込みから変更後のサービスを開始
できるまでに、所定の期間、例えば数日から数週間を必
要とする、という問題があった。このため、以下の使用
例のような、突発的あるいは不定期的にカスタマ側で発
生する、VPNサービス利用条件の変更要求に対して、
タイムリーに対応できない、という不便があった。
年頭のあいさつあるいは中期ビジョンの発表を、企業内
イントラネットを介し、全事業所拠点の全社員に対して
一斉に放映したい。
開始に向けて、既存のVPN網の帯域幅を、一斉に倍増
したい。
売サービスを実施するとき、例えば人気グループのチケ
ット発売期間中のみ、その申込みの殺到に備えたい。
れぞれのネットワーク管理システムが、相互に完全に独
立して構成されているため、該カスタマ網内で検出され
た、トラヒックや通信パケット量の増大あるいはインタ
ーネットアクセス応答性能の劣化といった、VPNサー
ビス条件の急変に対し、VPNサービスの品質条件や利
用条件を簡単には変更することができない、という問題
があった。
サービスを提供するための、プロバイダ網内の設備につ
いては、その品質条件を検証することができるが、しか
し他方、カスタマ網内に配備されるカスタマエッジ(C
E)については、その機種の選定から管理まで全てカス
タマ側に委ねられているため、カスタマエッジ(CE)
側の機種およびその仕様が起因して後日、変更される等
に、契約時に締結したサービス品質の合意(SLA:S
ervice Level Agreement)を遵
守することが困難になる、という問題があった。
み、 1)カスタマとプロバイダとの間での契約条件を変更し
たいというカスタマ側の要求に対し、迅速に応えること
ができ、 2)IP−VPNサービス等のVPNサービスの品質条
件や利用条件を簡単に変更することができ、 3)カスタマとプロバイダとの間での契約によって締結
した、サービス品質の合意を常に遵守することができ
る、IP−VPNサービス等のVPNサービス管理シス
テムを実現することを目的とするものである。
Nサービス管理システムの基本構成図である。
ス管理システムを示す。これは、カスタマを収容するカ
スタマ網5と、このカスタマにVPNサービスを提供す
るプロバイダによって構築されカスタマ網5に連結する
プロバイダ網4と、を備える通信網に対しVPNサービ
スの管理を行うためのVPNサービス管理システムであ
る。該システム1は、プロバイダ網4に対してVPNサ
ービスの管理を行うVPNサービスマネージャ2と、カ
スタマ網5に対してVPNサービスの管理を行うVPN
サービスエージェント3と、を少なくとも有する。
Nサービスエージェント3と連携し、VPNサービスエ
ージェント3の管理下にあるカスタマ網5の運用状況に
応じて、システム1が提供すべきVPNサービスのVP
Nサービス条件をリアルタイムに変更するように構成す
る。
たVPNサービスの契約の変更を迅速に行えないという
第1の問題と、VPNサービスの品質条件あるいは利用
条件(VPNサービス条件)を簡単には変更できないと
いう第2の問題と、サービス品質の合意を常に遵守する
ことが困難であるという第3の問題と、を解決すること
ができる。以下、具体的に詳しく説明する。
に、まず本発明の全体を説明して本発明の意図するとこ
ろを明らかにしてから、次いで本発明の各構成要素につ
いて個々に説明する。
トワークを図解的に示す図である。
あり、一般的な専用線サービスでのキャリアの管理範囲
を表す。
タマ網5が配設される。本図の例では、カスタマAが4
つの拠点に有するカスタマA網−1,2,3および4が
示されている。
カスタマ網5の間でVPNサービスネットワークを構築
するために、図示するカスタマA用専用線網が形成され
る。このカスタマA用専用線網は、キャリア網6内のプ
ロバイダエッジPE(Provider Edge)な
らびにプロバイダコアルータPCR(Provider
Core Router)およびカスタマ網5内のカ
スタマエッジCE(Customer Edge)なら
びにカスタマルータCR(CustomerRoute
r)を経由して、各カスタマ相互間に形成される。これ
に対して本発明のVPNサービスネットワークは次のよ
うに構築される。
ビスネットワークを図解的に示す図であり、図2の構成
をベースにして表している。なお、全図を通じて同様の
構成要素には同一の参照番号または記号を付して示す。
マ網5の管理下にあったカスタマエッジCEが、図3で
はキャリア網側の監理下にも置かれる点で、両者間に相
違がある。すなわち、本発明のプロバイダ網4では、本
来のキャリア網の管理範囲がカスタマ側迄拡大してい
る。これにより、カスタマエッジを通してVPNサービ
ス条件を制御することが可能となる。一方、このために
プロバイダ側では図示するプロバイダ網管理システム
(P−NMS:Provider NetworkMa
nagement System)12が有用な管理手
段となり、また、カスタマ側では図示するカスタマ網管
理システム(C−NMS:Customer Netw
ork Management System)が有用
な管理手段となる。なお、C−NMSは上記のカスタマ
A網−1,2,3および4に対して少なくとも1つあれ
ばよい。
よれば、次の〔1〕〜〔3〕に示すビジネスメリットが
期待される。
〔1〕カスタマエッジCEも含めたカスタマVPN網の
24時間監視サービス(アウトソーシング)を実現でき
る。
ス条件の均質化を図ることができ、その結果、カスタマ
エッジCEについてベンダ機種毎に依存した仕様への対
応が不要となる。
〔1〕および〔2〕に加えて、〔3〕1つのベンダが、
1つのプロバイダに対しこのプロバイダとの契約のもと
に、そのベンダ独自のカスタマエッジ(CE)と、プロ
バイダ管理システム(P−NMS)およびカスタマ管理
システム(C−NMS)と、を継続的に供給することが
できる。
ジネスメリットをもたらすVPNサービス管理システム
を次に説明する。
ステムの全体を表す図である。本図は、前述した図1の
システム構成を、現実に即して、具体例として表す図で
ある。
マネージャ2は、プロバイダ網管理センター7内に収容
されている。また該センター7内には既述のプロバイダ
網管理システム(P−NMS)12も収容されている。
なお本図では、一例として2つのシステムがP−NMS
1およびP−NMS2として表わされている。種々のビ
ジネス用途を考慮したものである。
ービスエージェント3は、カスタマ網管理センター8内
に収容されている。また該センター8内には既述のカス
タマ網管理システム(C−NMS)13も収容されてい
る。
カスタマ網5と、が連携して本発明に係るVPNサービ
ス管理システム1が構築される。
て特に注目すべき点は、下記の3つの要件<1>、<2
>および<3>を満足できることである。これらの3つ
の要件は従来のVPNサービスのもとでは満足すること
ができなかった。
よび<3>が満足されることによって、既述した3つの
カスタマ(例えば企業ユーザ)側の要求1)、2)およ
び3)が実現可能となる。すなわち 1)企業での使用例:企業の社長による、年頭のあいさ
つあるいは中期ビジョンの発表を、企業内イントラネッ
トを介し、全事業所拠点の全社員に対して一斉に放映し
たい、 2)ISPでの使用例:新サービスの業務開始に向け
て、既存のVPN網の帯域幅を、一斉に倍増したい、 3)ASPでの使用例:Webチケット販売サービスを
実施するとき、例えば人気グループのチケット発売期間
中のみ、その申込みの殺到に備えたい、という要求であ
る。
よび<3>を示すと、次のとおりである。すなわち、本
発明のVPNサービス管理システム1によれば、<1>
プロバイダ側から提供されるVPNサービス条件(VP
Nサービスの品質条件や利用条件)を変更することが、
カスタマ側(例えば企業ユーザ側)自身によって即座に
行えること、<2>カスタマ網5でのトラヒック特性や
VPNの使用形態に応じて、自動的にあるいは時間指定
で、上記VPNサービス条件を簡単に変更できること、
<3>カスタマがプロバイダと契約したVPNを用いて
(例えば、イン−バンド(In−Band)通信形態を
使用して)、カスタマ(例えば企業ユーザ)が上記VP
Nサービス条件の設定を制御できること、といった要件
が満足される。
1>、<2>および<3>にそれぞれ相当する処理の流
れが、本図中のルートR<1>、R<2>およびR<3
>として示されている。
ージャ2がVPNサービスエージェント3に対して、V
PNサービスメニューを提供する。このメニューにはカ
スタマに提供可能な各種のVPNサービスが表示されて
いる。
エージェント3の配下のカスタマ網5のVPN使用状況
を勘案しかつ上記メニューを参照して、希望するVPN
サービスをVPNサービスマネージャ2に対して要求す
る。
スエージェント3は、C−NMS13を介して、配下の
カスタマ網5におけるトラヒック特性やVPNの使用形
態に関する情報を収集し、上記ルートR<1>における
図示のVPNサービス要求を生成する。
たトラヒック特性やVPNの使用形態に関する情報を、
実際にプロバイダ側において反映させる。すなわちその
情報をプロバイダ側に伝送する。この伝送はC−NMS
13からカスタマエッジCEを経由して行うことによ
り、契約中のVPNをイン−バンドに使用する。
よび<3>を満足するVPNサービス管理システム1に
ついて、その細部を具体的に説明する。
ステム1の基本構成を示す図である。したがって本図の
構成は殆ど図4の構成の中に含まれる。
りである。
ビスマネージャ2と協働するプロバイダ網管理システム
(P−NMS)12をさらに有し、このプロバイダ網管
理システム12は、カスタマ網5内にプロバイダ網4と
の接続用に配備されるカスタマエッジCEをも含めて、
プロバイダ網4を管理する。
2とVPNサービスエージェント3の他には、最低限プ
ロバイダ網管理システム(P−NMS)12を備えてい
ればよい。しかしさらに種々の機能をもたせるには、図
5には示していないが既述のカスタマ網管理システム
(C−NMS)13を設置するのが好ましい。すなわち
システム1は、カスタマ側にVPNサービスエージェン
ト3と協働すると共にカスタマ網4を管理するカスタマ
網管理システム(C−NMS)13をさらに有し、この
カスタマ網管理システム13は、カスタマエッジCEを
監視しかつプロバイダ網4側との通信を行う。
ジャ2は、カスタマAにカスタマA網用のIP−VPN
監視ビューを、既述のVPNサービスメニューとして提
示する。カスタマAはこのIP−VPN監視ビューに従
って所望のIP−VPNサービスを、VPNサービスエ
ージェント3よりプロバイダ側に要求する。なお、本図
では、カスタマA網と連係する他のカスタマA網(図3
参照)についてはその記載を省略している。該他のカス
タマA網は、例えば図示するカスタマA網が東京に所在
するとすれば、北海道、名古屋、大阪、九州等にそれぞ
れ所在するという網構成が考えられる。上記図5の構成
をさらに具体的に説明する。
である。
中、E1,E2,E3…は各種のイベントを表わすが、
これらのイベントについては後述の図10および図11
を参照して詳しく説明する。
のプロバイダ側IP網である。C−ip1,C−ip2
は、VPNサービスのカスタマ側のIP網であり、P−
ipに接続されている。このP−ipには複数のVPN
サービスのカスタマ側IP網が接続されている。ここ
に、上記のVPNサービスとは、複数の部分的カスタマ
IP網について、プロバイダ側IP網が各カスタマIP
網間の情報を無加工で中継することにより、各カスタマ
IP網から成る全体として1つの仮想的カスタマIP網
を実現する、既存技術に基づくサービスのことである。
のカスタマIP網と、VPNサービスのプロバイダIP
網とを接続するための各VPNサービスのカスタマ側の
IP装置である。またPEは、そのCEと接続する、V
PNサービスのプロバイダ側IP装置である。
は、プロバイダ側IP装置であってIP網の監視制御装
置である。このP−NMS12は、プロバイダIP装置
およびIP網の運行状況の監視と制御とを行う。
は、カスタマ側IP装置であってIP網の監視制御装置
である。このC−NMS13は、カスタマIP網の運行
状況の監視と制御とを行う。
13については、管理されるべきIP装置とIP網の規
模、地理的条件や運用条件等により、任意の数が設置さ
れる場合がある。ここにC−NMS13は、CEの監視
と制御が可能であり、また、P−NMS12も、C−N
MS13経由もしくはPE経由で、CEの監視と制御が
可能である。
Eに対してVPNサービスの制御を可能とするVPNサ
ービスマネージャ2を、P−NMS12に配置する。
VPNサービスマネージャ2に遠隔より制御できるため
の、VPNサービスエージェント3をC−NMS13に
配置する。
PNサービスエージェント3は、VPNサービス条件テ
ーブルを両者間に介在させて、相互間の連携を図る。こ
のテーブルについて以下に説明する。
的に表す図である。
ービスに関するサービスメニューを、本図のVPNサー
ビス条件テーブル14として、VPNサービスエージェ
ント3に提供する。カスタマ側にてVPNサービス条件
の変更要求が発生したとき、VPNサービスエージェン
ト3はそのサービスメニューを介してその変更要求をV
PNサービスマネージャ2に送信し、VPNサービスマ
ネージャ2は、プロバイダ網管理システム12を介し
て、その変更要求をプロバイダ網4に反映させる。
NMS12に、このVPNサービス条件テーブル14が
配置される。このVPNサービス条件テーブル14に
は、VPNサービスカスタマの識別子および当該カスタ
マに割り当てられているVPN識別子と、VPNの両端
点(端点A〜端点Z)であって当該カスタマ先に設置さ
れているカスタマエッジCEの識別のためのCE識別子
と、VPNサービスカスタマが変更することのできるV
PNサービス条件項目一覧と、各VPNサービス条件項
目毎に対応して現在設定されている現在の値と、VPN
サービス条件値として許容される許容最大/最小値およ
びその設定幅(使用する帯域幅)と、が保持される。こ
れらのVPNサービス条件項目および許容される値の範
囲は、カスタマとプロバイダとの間でVPNサービス契
約時に規定される場合もあるし、また、VPNサービス
の状況またはIP網の状態に応じてVPNサービス条件
項目が追加・削除される場合もある。なおこれらVPN
サービス条件項目は、VPNサービスを実現する技術仕
様毎に異なる場合がある。これについて若干補足する
と、大規模災害時には上記帯域の確保の指定はできなく
なる。また帯域指定というVPNサービス条件が削除さ
れるか、または逆に、無線や衛星等の専用回線を用いて
優先的に帯域確保ができる、専用回線経由というVPN
サービス条件を追加することができる。
14を介在させて、VPNサービスマネージャ2とVP
Nサービスエージェント3とが相互に連携する。この連
携のために、これらVPNサービスマネージャ2とVP
Nサービスエージェント3とがそれぞれ備えるべき手段
(機能)を次に説明する。
る機能を表す図であり、図9はVPNサービスエージェ
ント3が有する機能を表す図である。
ジャ2は、VPNサービスエージェント3からVPNサ
ービス条件(図7)を変更するオーダが発生したときこ
れを受信して、このオーダに係る変更VPNサービス条
件を出力するVPNサービスオーダ制御手段21と、そ
のオーダが発生したとき、当該カスタマ網5に付与され
ている現VPNサービス条件を、VPNサービス条件テ
ーブル(図7)から検索するVPNサービス条件手段2
2と、上記の変更VPNサービス条件が上記の現VPN
サービス条件から超える範囲が許容範囲か否か判定する
VPNサービス条件判定手段23と、上記の判定の結果
が「可」であるとき、上記の現VPNサービス条件を上
記の変更VPNサービス条件に設定し直すVPNサービ
ス条件設定手段24と、上記の設定し直されたVPNサ
ービス条件に基づきカスタマエッジCEを制御するカス
タマエッジ制御手段25と、を備えている。
サービス運用者は、カスタマエッジCEのVPNサービ
ス制御が可能となる。
オーダ制御手段21は、VPNサービスエージェント3
からVPNサービス条件を変更するオーダ(VPNサー
ビスオーダ)を受信する。当該オーダに含まれるカスタ
マ識別子およびVPN識別子に基づき、同様に当該オー
ダに含まれる個々のVPNサービス条件および値を、V
PNサービス条件判定手段23に渡す。
「可」であれば、VPNサービス条件設定手段24を用
いて、VPNサービス条件テーブル14の現在の値を変
更する。
CEに対応した制御情報に変換したのち、CE制御手段
25に対して制御情報を送信する。さらにVPNサービ
ス条件判定手段23の判定結果と、CE制御手段25に
よる制御の結果と、に基づき、VPNサービスエージェ
ント3にその結果を応答する。
タマ識別子およびVPN識別子に対するVPNサービス
条件テーブル14の内容を取出す。
タマ識別子およびVPN識別子に基づき、VPNサービ
ス条件変更オーダに含まれる個々のVPNサービス条件
および値について、VPNサービス条件テーブル14に
該当するVPNサービス条件が存在するか否か確認し、
また、該当する値が許容値内であるか否かを判定する。
タマ識別子およびVPN識別子に基づき、個々のVPN
サービス条件項目に対して、VPNサービスオーダに含
まれる値を現在の値として設定する。
ージェント3は、カスタマからVPNサービス条件を変
更するオーダが発生したとき、当該カスタマ網5に付与
されている現VPNサービス条件を、VPNサービス条
件テーブル(図7)から検索するVPNサービス条件検
索手段31と、上記の検索したVPNサービス条件に基
づいて、上記のオーダをVPNサービスマネージャ2に
対して発行するVPNサービスオーダ発行手段32と、
を備えている。
PNサービスマネージャ2が、VPNサービスエージェ
ント3経由でカスタマエッジCEを制御するとき、上記
のオーダを受けてVPNサービスマネージャ2により設
定し直されたVPNサービス条件に基づきカスタマエッ
ジCEを制御するカスタマエッジ制御手段33を備え
る。
(図6)の障害監視およびトラヒック監視等、といった
VPNサービス条件の変更(VPNサービスオーダ)を
発行するためのIP網情報を収集する機能群が配置され
ている。
オーダ発行手段32は、C−NMS13から得られるI
P網情報を元に、個々のVPNサービス条件に対して値
を変更するオーダを、VPNサービスマネージャ3に対
して発行する。
エッジCEが実装しているVPNサービスに関する機能
の制御を行う手段である。
たことをベースにして、再び図6に戻り、既述のイベン
トE1,E2,E3…を、制御シーケンスの形で説明す
る。
るためのフローチャート(その1)、図11は同フロー
チャート(その2)、である。
プ(S11〜S19)と、図6の各イベント(E1〜E
5)とを対応づけると、 E1:S11,S12およびS13 E2:S14 E3:S15,S16およびS17 E4:S18 E5:S19 のようになる。ステップS11〜S19は次のとおりで
ある。
ビス管理者は、C−NMS13のC−ip網情報および
所定の網運行予定からVPNサービス条件変更を判断す
る。
ント3のVPNサービス条件検索手段31は当該カスタ
マのVPNサービス条件を取得する。
ビス管理者が、VPNサービスオーダを、VPNサービ
スエージェント3に発行する。
ント3のVPNサービスオーダ発行手段32は、VPN
サービスオーダをVPNサービスマネージャ2に送信す
る。
ャ2のVPNサービスオーダ制御手段21は、VPNサ
ービスオーダをVPNサービス条件判定手段23に発行
する。
「可」(OK)か「不可」(NG)か判定する。
ャ2のCE制御手段25は、VPNサービスオーダに基
づくCE制御を実行する。
ャ2は、VPNサービスエージェント3にVPNサービ
スオーダの結果を応答する。
ャ2は、隣接するVPNサービスエージェント3にVP
Nサービスオーダの結果を通知する。
御シーケンス(図10、図11)により、カスタマ側I
P網のVPNサービス運用者は、任意かつ動的に、プロ
バイダ側IP網のVPNサービス運用者を介することな
く、VPNサービス条件を変更することが可能となる。
このことは、VPNサービスカスタマ側のVPNサービ
ス運用者が、仮想的なカスタマIP網全体の利用状況や
予測に基づき、かつ、タイムリーにカスタマIP網の効
率的運用を可能とすることを意味する。
り、図13は図12の適用事例で用いるVPNサービス
条件テーブル14の内容を示す図である。
じであり、図13は図7に示すVPNサービス条件テー
ブル14の詳細例である。該テーブル14は図12のデ
ータベース(DB)15内に形成される。
明の適用事例を説明する。
サービスを行っている企業ciが、単一のカスタマ網管
理システムC−NMS13により監視制御される2つの
カスタマIP網cip1およびcip2を有し、プロバ
イダIP網P−ipにより、cip1とcip2との間
で、VPNサービスが提供されている。
CE2、プロバイダエッジはPE1およびPE2であ
り、提供されているVPNは、CE1からPE1および
PE2を経てCE2に至るVPNciである。また、V
PNサービス条件テーブル14を格納するデータベース
(DB)15は、P−NMS12内に設置されている例
を示す。
に対するVPNサービス条件としては、VPNサービス
の帯域幅を任意に変更できるものとし、その帯域の現在
の値、最大値、最小値および設定幅は、図13に示すと
おりそれぞれbw−i,bw−max,bw−minお
よびbwΔである(bw:bandwidth)。この
場合の企業ciのカスタマ識別子およびVPN識別子は
それぞれci−idおよびVPNci−idであり、V
PNciの両端点(A,Z)であるCE1およびCE2
のCE識別子はそれぞれCE1−idおよびCE2−i
dである。
上に述べた以外にも、CE1とPE1間、PE1とPE
2間、PE2とCE2間のVPNリンクや、VPNを実
現するための、より下位のネットワーク技術が存在す
る。
購入希望者からのオーダが殺到するためにVPNci
(つまりcip1,cip2間)のアクセス量が急増す
る。このためにVPNサービス条件を迅速に変更するこ
とになる。この場合の制御は以下のようになる。
は、チケット販売開始時にVPNサービス帯域(帯域
幅)の変更が必要であると判断する。
ビスエージェント(VPNa)3のVPNサービス条件
検索手段31により、DB15からVPNciのVPN
サービス条件(VPNサービス帯域)を取得し、帯域幅
bwをbw’だけ増加することを決定する。
別子ciとVPN識別子VPNci−idとに対応する
VPNサービス帯域を、bwからbw’に変更するオー
ダ(order)をサービスエージェント(VPNa)
3に対して発行する。
VPNサービスオーダ発行手段32は、そのオーダをV
PNサービスマネージャ(VPNm)2に送信する。
PNサービスオーダ制御手段21は、当該オーダをVP
Nサービス条件判定手段23に対して発行する。
は、そのオーダに含まれる変更帯域bw’が、データベ
ース15内のbw−maxおよびbw−minに対し下
記の条件を満足するか否か評価する。
段23はそのオーダについて、判定結果「OK」を返す
が、上記条件を満足しないならば判定結果「NG」を返
すことになる(図7のステップS16)。
は、VPNサービス条件判定手段23から受取る判定結
果が「OK」である場合、VPNサービス条件設定手段
24に対して当該オーダを発行するが、VPNサービス
条件判定手段23から受取る判定結果が「NG」である
場合には、上記エージェントVPNaに対してオーダ失
敗の応答を行って本制御は終了する。
VPNciに付与されたサービス条件であるVPNサー
ビス帯域の現在の値を、bwからbw’に変更する。
21は、上記7.での判定結果が「OK」である場合に
は、CE1およびCE2に対して、bwをbw’とする
制御をCE制御手段25により実行する。
はまた上記9.での、CE1とCE2に対する制御結果
を、エージェントVPNaに対する応答として返す。
サービス帯域を再度bw’から元のbwに変更すべく、
上記2.〜10.について、オーダがbwとなる制御を
実施することになる。
期間中は、VPNciのVPNサービス帯域を増加させ
ることで、チケット購入希望者のアクセス殺到に対応で
きることになる。
的イメージを図を用いて示す。
ステムの具体的イメージを示す図(その1)であり、図
15は同図(その2)である。
よび左側(カスタマ側)には、それぞれVPNサービス
管理システム1の、VPNサービスマネージャ2および
VPNサービスエージェント3が示されている。
として、VPNサービスオーダ制御機能(図8の手段2
1参照)が示されている。この機能を果すための本来的
な動作として、該VPNサービスマネージャ2は、図示
するポリシー(Policy)制御、QoS(Qual
ity of Service)管理、在庫管理等を行
っている。在庫管理とは、例えばあるカスタマが現在1
0Mbpsの帯域で運用中のところ、急に100Mbp
sへ帯域を増大したいとの要求をそのカスタマから受け
たときに、その増大要求を受け入れられるか否かを判断
するための、いわゆるリソース管理を行うことを意味す
る。
働するプロバイダ網管理システム(P−NMS)12
は、図示する障害(a)、構成(b)、性能(c)およ
び機密(d)の各管理部を少なくとも有する。VPNサ
ービスマネージャ2は、これらの管理部a〜dによる管
理データに基づいて、同システム(P−NMS)12内
のOSをもとに、NE(Network Elemen
t)通信制御部26ならびに該当するポート(Por
t)を介して、配下のプロバイダ網4内のPE,CE,
PCR等の各機器(NE)を制御する。
発生した各種の障害を常に把握している。
のような機器(NE)によって構成されているかを常に
把握している。
トラヒック情報やパケットロスの発生量等を常に監視し
ている。
証による照合チェックを行う。
られるVPNサービスエージェント3の主たる機能とし
て、カスタマエッジ(CE)トラヒック監視機能、VP
Nサービス品質要求制御機能およびカスタマVPN障害
監視機能が示されており、OSをもとに、該当のポート
(Port)を介して、カスタマエッジCEの監視を行
う。
1における処理は以下の(1)、(2)および(3)に
大別される。なお(1)、(2)および(3)は図14
の中にも示されている。
2,3および4を通じて、当該カスタマAである企業の
社長がその企業の全拠点の従業員に対して一斉に経営方
針についての放映が行われるような場合、当該VPNサ
ービスエージェント3はVPNサービスマネージャ2に
対し、「カスタマVPNサービス条件の変更を要求」す
る。つまり帯域幅(bw)の一時的な増大を求める。
ネージャ2は、配下のプロバイダ網管理システム(P−
NMS)12に対し、「VPNサービス条件の変更を要
求」する。
システム12は、配下のプロバイダ網4内の各機器(N
E)に対し、「VPNサービス条件の変更をすべき旨の
コマンド」を送出する。
構成においてさらに実際のイメージを表したものであ
る。
ージェント3の中に、VPNサービスオーダ発行機能
(図9の手段32参照)とVPNサービス条件検索機能
(図9の手段31参照)が示されている。
質要求メニューである。このメニューeは、VPNサー
ビスマネージャ2から提示された、マネージャ2より提
供可能な各種サービスのリストに対して、カスタマ側か
ら提供を求めるサービスを特定してマネージャ2に返す
メニューである。
エッジCEにおけるトラヒックの時間推移を調べるため
のCEトラヒックビューである。このトラヒックビュー
gを参照することによって、当該カスタマ側の運用管理
者は、現在の使用帯域の状況を知ることができる。
ポロジーとして運用管理者に見せるためのビューであ
る。このビューfは実際には、VPNの障害監視のため
に利用するためのVPN障害監視ビューである。
サービス管理システム1における、VPNサービス管理
の完全自動化について説明する。
動化)を説明するためのVPNサービス管理システム1
を示す図である。
る。異なるのは、カスタマ管理センター8内に、カスタ
マ網管理センター(C−NMS)13が明示されたこと
である。これは、C−NMS13とP−NMS12との
連携によって上記の完全自動化が達成されることを表す
ためである。
ある。すなわち、カスタマ網管理システム(C−NMS
13)がカスタマ網5の運用状況を監視しその監視結果
に応じて、VPNサービスエージェント3と、VPNサ
ービスマネージャ2およびプロバイダ網管理システム
(P−NMS)12と、の連携により、VPNサービス
条件の変更をオペレータの介在なしに完全自動で行う、
という構成である。
ェント3は、VPNサービス条件を変更する際に参照す
べき変更条件データを予め設定して保持するパラメータ
テーブルを有し、カスタマ網管理システム13は、上記
の監視結果によって、VPNサービス条件を変更すべき
であると判断したとき、上記のパラメータテーブルを参
照して決定された変更VPNサービス条件を、VPNサ
ービスマネージャに送信するように構成する。
システム1の具体的イメージを示す図である。
異なるのは、上述したパラメータテーブルが参照番号3
4として示されており、また、該パラメータテーブル3
4を参照するVPNサービス変更判定部35が示されて
いることである。動作は大別して図中の(1)、
(2)、(3)および(4)で示される。
のトラヒックとサービス品質のデータを収集する。
テーブル34を参照して、当該カスタマに付与されてい
るVPNサービス条件を検索する。
ータを、パラメータテーブル34内に格納された域値と
比較し、そのデータが域値を超えたことを検出すると、
域値超えの警告をVPNサービス変更判定部35に通知
する。これはサービスオーダの発行機能(図9の手段3
2)である。
は上記の通知を受けると、パラメータテーブル34を参
照して、上記域値超えをカバーし得るVPNサービス品
質への変更を求める要求を、オペレータの介在なしに自
動的に、VPNサービスマネージャ2に伝える。
その要求に見合うように、プロバイダ網4内の機器(N
E)の制御を行う。
へのインターネット等のアクセス頻度、カスタマエッジ
CEへのトラヒック流量等カスタマ網5の運用状態に関
する条件を、C−NMS13が管理する。VPNサービ
スエージェント3は、これらの条件がある域値を超えた
場合の、その域値種別や増分度合い等と、VPNサービ
スパラメータ変更条件とを、VPNパラメータとしてパ
ラメータテーブル34に保持する。
件の域値を超えたことを検出した場合、VPNサービス
エージェント3は、パラメータテーブル34を参照した
後、その参照した変更条件を、VPNサービスマネージ
ャ2とP−NMS12とにより、プロバイダ網4に反映
することにより、カスタマ網5の運用状態に応じたVP
Nサービス条件を、カスタマ網5の運用管理者やプロバ
イダ網4の運用管理者の介在なしに、即座に満足させる
ことができる。ここで上記パラメータテーブルについて
簡単に説明しておく。
に示す図である。
図7の上段に示すテーブル14の内容と同じである。本
図の上段のテーブル34の内容に対し、VPNサービス
変更判定部35は、本図の下段に一例を示すような変更
の判定を行う。その判定のレベルは、複数のレベルから
なる。
rt型の値をとるものとすると、その値から20%up
に変更する。
だとすると、その50%upに変更する。
だとすると、その100%upに変更する。つまりレベ
ルが上がる程、変更帯域幅が増大する。
説明する。
の一連のシーケンスを示す図である。
る企業が、ある時間帯に突然ネットワークの輻輳状態に
なったものとする。このため、その企業はVPNサービ
ス条件を急に変更することを望む。この変更は、下記の
手順で自動的に行われる。
超えを判断すると、VPNサービスエージェント3はト
ラヒック域値超えアラームを通知する(図中の
(1))。
MSの域値超えを判断する。その判断ロジックは、該判
定部35内に予め組み込まれている。その内容は例えば
以下のとおりである。
パラメータテーブル34を参照する(図中の(2))。
そしてパラメータをもとに現在のサービスと比較し、V
PNサービス条件の最適レベルを選択する。
れると、VPNサービスエージェント3は新たVPNサ
ービスへの変更要求を、自動的に、VPNサービスマネ
ージャ2に要求する(図中の(3))。
ビスマネージャ2は、現状の該カスタマの使用帯域を読
み取り、その変更の要求の可否を判断する(図中の
(4))。
ジャ2より、「不可」の旨を該カスタマのVPNサービ
スエージェント3に通知する。
のサービス変更を、機器設定変更コマンドとして、P−
NMS12に通知する(図中の(5))。
ブル34に示す条件に従って、プロバイダ側のNEに対
し、例えばポリシー設定等の機器設定変更コマンドを発
行する。これによって企業側のVPNサービス内容が変
更される。この例によれば、ネットワークの帯域幅が広
くなって、輻輳を解消し、また、パケットロスを抑制す
ることが、自動的に実現される(図中の(6))。
NMS12にその成功を通知する(図中の(7))。
に成功すると、P−NMS12はその旨の返答をVPN
サービスマネージャ2に対して行う(図中の(8))。
該VPNサービスを利用してカスタマ側のVPNサービ
スエージェント3に通知する(図中の(9))。
新たなサービスへの変更が通知されると、データベース
(パラメータテーブル34を格納するデータベース)に
現サービスのパラメータを記録する(図中の(1
0))。
ス帯域を増大させることにより、ネットワークの輻輳へ
の対応が自動的に行えることになる。
サービス管理システムにおける、VPNサービス管理の
半自動化について説明する。
化)を説明するためのVPNサービス管理システム1を
示す図である。
ある。異なるのは、カスタマ管理センター8内に置かれ
たクライアント端末41および遠隔地の遠隔クライアン
ト端末42が示されていること、および運用状態変更通
知手段43が示されていることである。なお、上記クラ
イアント端末41および42を総称して運用管理者(4
0)とも称す。
ある。すなわち、カスタマ網管理システム(C−NM
S)13がカスタマ網5の運用状況を監視しその監視結
果によって、VPNサービス条件を変更すべきであると
判断したとき、その判断をカスタマ網5の運用管理者4
0に通知する運用状態変更通知手段43を前記VPNサ
ービスエージェント3に設け、このVPNサービスエー
ジェント3は、上記の通知に対する許可応答を得たと
き、VPNサービスマネージャ2およびプロバイダ網管
理システム(P−NMS)12との連携により、VPN
サービス条件の変更を半自動で行う、という構成であ
る。
ェント3は、VPNサービス条件を変更する際に参照す
べき変更条件データを予め設定して保持するパラメータ
テーブル34(図17参照)を有し、カスタマ網管理シ
ステム(C−NMS)13が、上記の監視結果によっ
て、VPNサービス条件を変更すべきであると判断した
とき、そのパラメータテーブル34を参照して決定され
た変更VPNサービス条件を、運用状態変更通知手段4
3に入力するように構成する。
ス管理システム1の具体的イメージを示す図は、前述の
図17とほぼ同様であるので省略するが、該システム1
の具体的イメージを要約すると次のとおりである。
た域値種別や増分度合い等と、VPNサービスパラメー
タ変更条件とを、VPNパラメータテーブル34(図1
8参照)と共に、カスタマ網5の運用管理者40へ通知
する運用状態変更通知手段43を有する。
件の域値を超えたことを検出した場合、VPNサービス
エージェント3は、パラメータテーブル34を参照した
後、運用管理者40にその事実を通知する。そして、運
用管理者40の判断を、VPNサービスマネージャ2と
P−NMS12とにより、プロバイダ網4に反映させ
る。これにより、カスタマ網5の運用状態に応じたVP
Nサービス条件を、運用管理者40の判断の元で、プロ
バイダ網4のオペレータの介在なしに、即座に、満足さ
せることができる。
の一連のシーケンスを示す図である。
しており、相互に同様のプロセスには同一の番号を
( )を付して示す。
る企業が、ある時間帯に突然ネットワークの輻輳になっ
たものとすると、下記のプロセス(1)、(2)、…が
次の順に進行する。なお、(11)、(12)等は本第
3の態様に固有のプロセスである。
よって選択されたサービスレベル(図18の下段参照)
が、運用管理者40に通知される(図中の(11))。
ービスレベルを当該企業に適用するか否か判断し、その
結果を、VPNサービスエージェント3に返答する(図
中の(12))。
通知されたVPNサービスエージェント3は、その結果
を新たなVPNサービス変更要求として、自動的にVP
Nサービスマネージャ2に要求する。
(9)に同じ。
設定が変更されたので、これをC−NMS13に反映さ
せる。半自動化の場合は、前述の完全自動化の場合と異
なり、最終的な結果をC−NMS13が確認できないの
で、このプロセス(13)が必要である。
ス帯域を増大させることにより、ネットワークの輻輳へ
の対応が、半自動で、行えることになる。
スでは、予め設定されたパラメータテーブル34は、域
値を超えるか、または、超える予測通知があった場合、
パラメータテーブル34のサービス条件を参照し、VP
Nサービス変更判定部35(図17参照)によって、ど
のようなサービスを選択すべきかを自動的に判断する。
このときその判断を、前記通知手段43に入力する。当
該入力に基づき、運用管理者40(オペレータ)は、サ
ービス変更判定部35による判断結果を最終的に再確認
し、サービス内容の変更に問題がない場合には、上記オ
ペレータはプロバイダ網4のVPNサービスマネージャ
2に対して、サービス内容の変更を要求する。
VPNサービス条件を、プロバイダ網4の運用管理者の
介在なしに、即座に満足させることができる。
サービス管理システム1における、サーバ/クライアン
ト型の管理について説明する。
/クライアント型)を説明するためのVPNサービス管
理システム1を示す図である。
ある。異なるのは、運用状態変更通知手段43が、サー
バ/クライアント形態で実現されていることである。
ある。すなわち、VPNサービスエージェント3とカス
タマ網管理システム(P−NMS)13とが、サーバ/
クライアント形態で連携するとき、当該クライアントの
他の1つとして、運用管理者40に付帯する遠隔クライ
アント端末42を導入し、VPNサービスエージェント
3と遠隔クライアント端末42とを、サーバ/クライア
ント形態で連携させることにより、運用状態変更通知手
段43を実現する、という構成である。
ェント3と遠隔クライアント端末42とが、専用線また
はイン−バンドで接続されるようにする。
システム1の具体的イメージを示す図である。
異なるのは、上述した運用状態変更通知手段43が、V
PNサービス変更通知部44として示されていることで
ある。また、動作を表わす(1)、(2)、(3)およ
び(4)のうち、動作(3)が異なる。第4の態様で
は、この(3)において、VPNサービス変更通知部4
4がVPNサービスパラメータ変更の通知をC−NMS
13側から受け取る。
運用状態変更通知手段43を、C−NMS13やVPN
サービスエージェント3が稼動するオペレーション端末
(41,42)上への警告表示手段として、実現するこ
とができる。カスタマ網管理センター8以外の場所に端
末があり、遠隔クライアント端末42として、VPNサ
ービスエージェント3に接続している。
42)と、VPNサービスエージェント3とは、サーバ
およびクライアントの関係になり、相互に社内LANま
たはイン−バンド(in−band)にて接続される。
の一連のシーケンスを示す図である。
あり、同様のプロセスには同一の番号を( )を付して
示す。特に異なるのは、図24の上段において、VPN
サービスエージェント3と運用管理者40の端末(4
1,42)とが、サーバ/クライアントとして表されて
いることである。
3)は、図21のプロセス(1)〜(13)と同じであ
るが、遠隔操作によるVPNサービスという点で、上記
第3の態様とは異なる。
用責任者(社長、オペレータ等)は随時遠隔クライアン
ト42によって、プロバイダ側にサービス変更要求を依
頼することができる。遠隔クライアント42は、カスタ
マ網5のサービスエージェント3と接続しており、カス
タマ網4の運用責任者の判断によって、前記パラメータ
テーブル34上のサービス条件を決定する。その結果に
基づき、サービスエージェント3側からプロバイダ網4
のVPNサービスマネージャ2に対して、サービス内容
を要求する。遠隔クライアント42は、カスタマ網5の
サービスエージェント3は、専用線またはイン−バンド
(in−band)にて接続されているため、セキュリ
ティ上の問題はない。
者40は固定した場所だけではなく、離れた場所でもV
PNの管理を行うことができる。以上のように、ある期
間中のVPNサービス帯域を増大させることにより、ネ
ットワークの輻輳への対応が、遠隔操作で、行えること
になる。
サービス管理システム1における、遠隔許可応答型の管
理について説明する。
可応答型)を説明するためのVPNサービス管理システ
ム1を示す図である。
ある。異なるのは、一例として、RAN(Radio
Area Network)51とモバイル端末52と
が示されていることである。
ある。すなわち、カスタマ網管理システム(C−NM
S)13がカスタマ網5の運用状況を監視しその監視結
果に応じて、自動的にVPNサービスマネージャ2に対
しVPNサービス条件の変更を要求したとき、その要求
を受けて、カスタマである遠隔の運用管理者40に確認
を求める運用状態変更確認手段53をVPNサービスマ
ネージャ2側に設け、VPNサービスマネジャー2は、
上記の通知に対する許可応答を得たとき、VPNサービ
ス条件の変更を行う、という構成である。
認手段53は、前記VPNサービスマネージャ2と、前
記プロバイダ網に無線で接続されるモバイル端末52
と、で実現する。
スエージェント3は、VPNサービス条件を変更する際
に参照すべき変更条件データを予め設定して保持するパ
ラメータテーブル34を有し、カスタマ網管理システム
13は、前述の監視結果によって、前述のVPNサービ
ス条件を変更すべきであると判断したとき、そのパラメ
ータテーブル34を参照して決定された変更VPNサー
ビス条件を、VPNサービスマネージャ2に送信する。
の一連のシーケンスを示す図である。
り、同様のプロセスには同一の番号を( )を付して示
す。特に異なるのは、図26の上段において、モバイル
端末42と運用状態変更確認手段53が表わされている
ことである。また、プロセスについて見ると、図21の
通知プロセス(11)は、図26において、VPNサー
ビスマネージャ2に伸びる通知プロセス(21)とな
り、運用管理者(モバイル端末52)に、プロセス(2
1)を介しての変更要求の確認をするプロセス(22)
が追加され、その確認により得た許可応答を、モバイル
端末52からマネージャ2に返すプロセス(23)が追
加される。
VPNサービスにおいて、運用状態変更確認手段53と
して、インターネットメールや携帯電話(52)によ
り、カスタマ網5の運用管理センター8以外の場所から
も、VPNサービス条件の変更を行えるようにしたもの
である。つまり、カスタマ網管理センター8以外のモバ
イル端末52があり、遠隔操作により半自動でVPNサ
ービス制御を行う。
への情報の通知は、プロバイダ網4のRAN51を介し
て行われる。なお、上記のような態様の確認が行われる
ことの、カスタマ運用管理者(52)への連絡の方法は
次のとおりである。
に表す図であり、図28は運用管理者との間での事前準
備について図解的に表す図である。
末41にて、上記の連絡方法(連絡手段)を選択する。
または携帯電話の番号(Mobile)を入力する。
通知するメールの内容が例示されている。
件の契約内容を設定しておく必要があり、その内容の一
例を図28に示す。
バイル端末42での操作をシンプルにするため、上記の
事前準備として、契約内容を予め設定する。また端末5
2の所有者の返答も簡単に行えるようにする。例えば、
#キーを押して番号を入力する。端末52への通知は音
声またはメール形式でよい。
スまたはモバイル端末の番号の選択によって、ダイナミ
ックにVPNサービス条件を変更可能となり、カスタマ
網5の管理者が不在のときでも、カスタマのVPNサー
ビスに影響を及ぼすことがない。
管理センター8にいなくても、VPNサービス帯域を増
大させる等、のVPNサービス条件の設定が可能であ
る。
サービス管理システム1における、マネージャーエジェ
ント間の通信形態について説明する。
成を示す図である。
じである。異なるのは、カスタマ側のイン−バンド手段
61と、プロバイダ側のイン−バンド手段62とが表さ
れていることである。
ある。すなわち、VPNサービスマネージャ2とVPN
サービスエージェント3との間の連携のために、プロバ
イダとカスタマとの間の契約により構築したVPNそれ
自身をイン−バンドに使用するイン−バンド手段を有す
る、という構成である。
よび62は、カスタマエッジCEと、プロバイダ網4内
にカスタマエッジCEとの接続用に配備されるプロバイ
ダエッジPEとに、それぞれ、図示の61および62と
して、形成される。
ら、図17における(4)の動作(「VPNサービス条
件変更オーダ」)は、図29に示す、イン−バンドによ
る経路63にて行われる。
ービスエージェント3とVPNサービスマネージャ2と
の間の通信手段として、プロバイダとカスタマとの間で
契約したVPN自身を、イン−バンドに使用すること
で、新たな独立な通信手段を導入することなしに、VP
Nサービス条件の変更に関する通信を行うことができ
る。また同時にセキュリティの確保も行える。
る。
ついて説明するための図である。
監視用ポートでの情報を、VPNイン−バンドに転送す
るための仕組み(イン−バンド手段61)を備える。
用ポートでの情報を、VPNイン−バンドに転送するた
めの仕組み(イン−バンド手段62)を備える。
現するためには、次の2つの情報(i)および(ii)
を、プロバイダエッジPE上の所要データ(confi
guration data)として、事前に設定す
る。
るVPNサービスエージェント3のIPアドレス。
すべきVPNの識別子(VPN−id)。
組みを実現するためには、CEとVPNサービスエージ
ェント3との接続方法を考えなければならない。この接
続方法についてその2案を図に示す。
1の接続方法を表す図であり、図32はCEとエージェ
ント3との間の第2の接続方法を表す図である。
E側の保守端末用イーサネット(登録商標)・ポート
(port)からエージェント3に接続する方法を示
す。
を介して、CEとエージェント3を接続する方法を示
す。
の間のイン−バンドによる接続例を示す図である。
によって、当該VPN(カスタマA網)のCEまで制御
情報が到達する。その後、(2)前記の2つの接続方法
(図31、図32)のいずれかによって、ネットワーク
(カスタマA網)側へ制御情報が出て行き、(3)前記
の(i)すなわちIPアドレスにより、目的のIPアド
レスのVPNサービスエージェントA(3−A)まで、
制御情報が到着する、ことができる。
間の通信手段については、独立のVPN網を設定する方
法や、PEからその途中まで、既存VPNを間借りし、
その途中とVPNサービスマネージャ2との間はIPネ
ットワークを利用する方法等、既知の技術がある。
テム1の全体について詳述した。しかし本発明はそのシ
ステム1の全体にのみ特徴があるのではなく、そのシス
テム1を構成する、VPNサービスマネージャ2自体と
VPNサービスエージェント3自体とにも特徴がある。
これらのVPNサービスマネージャ2自体の特徴的な構
成と、VPNサービスエージェント3自体の特徴的な構
成とを、前述した図1〜図30に基づく説明をもとにま
とめてみる。
ついてその特徴的な構成は、以下のとおりである。
スタマを収容するカスタマ網5と、該カスタマにVPN
サービスを提供するプロバイダによって構築されカスタ
マ網5に連結するプロバイダ網4と、を備える通信網に
対しVPNサービスの管理を行うためのVPNサービス
管理システム1を構成するVPNサービスマネージャで
ある。
してVPNサービスの管理を行うと共に、カスタマ網5
に対してVPNサービスの管理を行うVPNサービスエ
ージェント3と連携して、VPNサービスエージェント
3の管理下にあるカスタマ網5の運用状況に応じて、V
PNサービス管理システム1が提供すべきVPNサービ
スのVPNサービス条件をリアルタイムに変更するよう
に構成する。
スエージェント3からVPNサービス条件を変更するオ
ーダが発生したときこれを受信して、該オーダに係る変
更VPNサービス条件を出力するVPNサービスオーダ
制御手段21と、そのオーダが発生したとき、当該カス
タマ網5に付与されている現VPNサービス条件を、V
PNサービス条件テーブル14から検索するVPNサー
ビス条件検索手段22と、上記の変更VPNサービス条
件が現VPNサービス条件から超える範囲が許容範囲か
否か判定するVPNサービス条件判定手段23と、上記
の判定の結果が「可」であるとき、現VPNサービス条
件をその変更VPNサービス条件に設定し直すVPNサ
ービス条件設定手段24と、上記の設定し直されたVP
Nサービス条件に基づきカスタマエッジCEを制御する
カスタマエッジ制御手段25と、を備えて構成される。
ステム(C−NMS)13がカスタマ網5の運用状況を
監視しその監視結果に応じて、自動的に、VPNサービ
ス条件の変更がカスタマ網管理システム13から要求さ
れたとき、その要求をカスタマ網5の運用管理者40に
通知する運用状態変更通知手段43を有し、上記の通知
に対する許可応答を得たとき、VPNサービス条件の変
更を行うように構成する。
3は、カスタマを収容するカスタマ網5と、該カスタマ
にVPNサービスを提供するプロバイダによって構築さ
れカスタマ網5に連結するプロバイダ網4と、を備える
通信網に対しVPNサービスの管理を行うためのVPN
サービス管理システム1を構成するVPNサービスエー
ジェントである。
してVPNサービスの管理を行うと共に、プロバイダ網
4に対してVPNサービスの管理を行うVPNサービス
マネージャ3と連携して、管理下にあるカスタマ網5の
運用状況に応じて、VPNサービス管理システム1が提
供すべきVPNサービスのVPNサービス条件をリアル
タイムに変更するように構成される。
5を管理するカスタマ網管理システム(C−NMS)1
3を有し、このカスタマ網管理システム13は、カスタ
マエッジCEを監視しかつプロバイダ網4側との通信を
行うように構成する。
ビスに関するサービスメニューを、VPNサービス条件
テーブル14としてVPNサービスマネージャ2より提
供され、カスタマ側にてVPNサービス条件の変更要求
が発生したとき、その変更要求を上記サービスメニュー
を介してVPNサービスマネージャ2に送信するように
構成される。
VPNサービス条件を変更するオーダが発生したとき、
当該カスタマ網5に付与されている現VPNサービス条
件を、VPNサービス条件テーブル14から検索するV
PNサービス条件検索手段31と、上記の検索したVP
Nサービス条件に基づいて、オーダをVPNサービスマ
ネージャ2に対して発行するVPNサービスオーダ発行
手段32と、を備えるように構成される。
ビス条件を変更する際に参照すべき変更条件データを予
め設定して保持するパラメータテーブル34を有し、カ
スタマ網管理システム(C−NMS)13は、上記の監
視結果によって、VPNサービス条件を変更すべきであ
ると判断したとき、そのパラメータテーブル34を参照
して決定された変更VPNサービス条件を、VPNサー
ビスマネージャ2に送信するように構成する。
タマ網管理システム13がカスタマ網5の運用状況を監
視しその監視結果によって、VPNサービス条件を変更
すべきであると判断したとき、その判断をカスタマ網5
の運用管理者40に通知する運用状態変更通知手段43
を有し、上記の通知に対する許可応答を得たとき、VP
Nサービスマネージャ2およびプロバイダ網管理システ
ム(P−MNS)12との連携により、VPNサービス
条件の変更を行うように構成する。
おりである。
網と、該カスタマにVPNサービスを提供するプロバイ
ダによって構築され該カスタマ網に連結するプロバイダ
網と、を備える通信網に対し該VPNサービスの管理を
行うためのVPNサービス管理システムであって、前記
プロバイダ網に対して前記VPNサービスの管理を行う
VPNサービスマネージャと、前記カスタマ網に対して
前記VPNサービスの管理を行うVPNサービスエージ
ェントと、を有し、前記VPNサービスマネージャは前
記VPNサービスエージェントと連携し、該VPNサー
ビスエージェントの管理下にある前記カスタマ網の運用
状況に応じて、提供すべき前記VPNサービスのVPN
サービス条件をリアルタイムに変更することを特徴とす
るVPNサービス管理システム。
Nサービスマネージャと協働するプロバイダ網管理シス
テムをさらに有し、該プロバイダ網管理システムは、前
記カスタマ網内に前記プロバイダ網との接続用に配備さ
れるカスタマエッジをも含めて該プロバイダ網を管理す
ることを特徴とする付記1に記載のVPNサービス管理
システム。
サービスエージェントと協働すると共に前記カスタマ網
を管理するカスタマ網管理システムをさらに有し、該カ
スタマ網管理システムは、前記カスタマエッジを監視し
かつ前記プロバイダ網側との通信を行うことを特徴とす
る付記2に記載のVPNサービス管理システム。
ャは、VPNサービスに関するサービスメニューをVP
Nサービス条件テーブルとして前記VPNサービスエー
ジェントに提供し、前記カスタマ側にてVPNサービス
条件の変更要求が発生したとき、該VPNサービスエー
ジェントは前記サービスメニューを介してその変更要求
を該VPNサービスマネージャに送信し、該VPNサー
ビスマネージャは、前記プロバイダ網管理システムを介
して、その変更要求を前記プロバイダ網に反映させるこ
とを特徴とする付記2に記載のVPNサービス管理シス
テム。
ャは、前記VPNサービスエージェントから前記VPN
サービス条件を変更するオーダが発生したときこれを受
信して、該オーダに係る変更VPNサービス条件を出力
するVPNサービスオーダ制御手段と、前記オーダが発
生したとき、当該カスタマ網に付与されている現VPN
サービス条件を、VPNサービス条件テーブルから検索
するVPNサービス条件検索手段と、前記変更VPNサ
ービス条件が前記現VPNサービス条件から超える範囲
が許容範囲か否か判定するVPNサービス条件判定手段
と、前記の判定の結果が「可」であるとき、前記現VP
Nサービス条件を前記変更VPNサービス条件に設定し
直すVPNサービス条件設定手段と、前記の設定し直さ
れたVPNサービス条件に基づきカスタマエッジを制御
するカスタマエッジ制御手段と、を備えることを特徴と
する付記1に記載のVPNサービス管理システム。
ントは、前記カスタマから前記VPNサービス条件を変
更するオーダが発生したとき、当該カスタマ網に付与さ
れている現VPNサービス条件を、VPNサービス条件
テーブルから検索するVPNサービス条件検索手段と、
前記の検索したVPNサービス条件に基づいて、前記オ
ーダを前記VPNサービスマネージャに対して発行する
VPNサービスオーダ発行手段と、を備えることを特徴
とする付記1に記載のVPNサービス管理システム。
ャが、前記VPNサービスエージェント経由でカスタマ
エッジを制御するとき、前記オーダを受けて該VPNサ
ービスマネージャにより設定し直されたVPNサービス
条件に基づきカスタマエッジを制御するカスタマエッジ
制御手段を備えることを特徴とする付記6に記載のVP
Nサービス管理システム。
が前記カスタマ網の運用状況を監視しその監視結果に応
じて、前記VPNサービスエージェントと、前記VPN
サービスマネージャおよび前記プロバイダ網管理システ
ムと、の連携により、前記VPNサービス条件の変更を
オペレータの介在なしに完全自動で行うことを特徴とす
る付記3に記載のVPNサービス管理システム。
ントは、前記VPNサービス条件を変更する際に参照す
べき変更条件データを予め設定して保持するパラメータ
テーブルを有し、前記カスタマ網管理システムは、前記
監視結果によって、前記VPNサービス条件を変更すべ
きであると判断したとき、前記パラメータテーブルを参
照して決定された変更VPNサービス条件を、前記VP
Nサービスマネージャに送信することを特徴とする付記
8に記載のVPNサービス管理システム。
ムが前記カスタマ網の運用状況を監視しその監視結果に
よって、前記VPNサービス条件を変更すべきであると
判断したとき、その判断を前記カスタマ網の運用管理者
に通知する運用状態変更通知手段を前記VPNサービス
エージェントに設け、該VPNサービスエージェント
は、前記の通知に対する許可応答を得たとき、前記VP
Nサービスマネージャおよび前記プロバイダ網管理シス
テムとの連携により、前記VPNサービス条件の変更を
半自動で行うことを特徴とする付記3に記載のVPNサ
ービス管理システム。
ェントは、前記VPNサービス条件を変更する際に参照
すべき変更条件データを予め設定して保持するパラメー
タテーブルを有し、前記カスタマ網管理システムが、前
記監視結果によって、前記VPNサービス条件を変更す
べきであると判断したとき、前記パラメータテーブルを
参照して決定された変更VPNサービス条件を、前記運
用状態変更通知手段に入力することを特徴とする付記1
0に記載のVPNサービス管理システム。
ェントと前記カスタマ網管理システムとが、サーバ/ク
ライアント形態で連携するとき、該クライアントの他の
1つとして、前記運用管理者に付帯する遠隔クライアン
ト端末を導入し、前記VPNサービスエージェントと前
記遠隔クライアント端末とを、サーバ/クライアント形
態で連携させることにより、前記運用状態変更通知手段
を実現することを特徴とする付記10に記載のVPNサ
ービス管理システム。
ェントと前記遠隔クライアント端末とが、専用線または
イン−バンドで接続されることを特徴とする付記12に
記載のVPNサービス管理システム。
ムが前記カスタマ網の運用状況を監視しその監視結果に
応じて、自動的に前記VPNサービスマネージャに対し
前記VPNサービス条件の変更を要求したとき、その要
求を受けて、前記カスタマである遠隔の運用管理者に確
認を求める運用状態変更確認手段を前記VPNサービス
マネージャ側に設け、該VPNサービスマネジャーは、
前記の通知に対する許可応答を得たとき、前記VPNサ
ービス条件の変更を行うことを特徴とする付記3に記載
のVPNサービス管理システム。
は、前記VPNサービスマネージャと、前記プロバイダ
網に無線で接続されるモバイル端末と、で実現すること
を特徴とする付記14に記載のVPNサービス管理シス
テム。
ェントは、前記VPNサービス条件を変更する際に参照
すべき変更条件データを予め設定して保持するパラメー
タテーブルを有し、前記カスタマ網管理システムは、前
記監視結果によって、前記VPNサービス条件を変更す
べきであると判断したとき、前記パラメータテーブルを
参照して決定された変更VPNサービス条件を、前記V
PNサービスマネージャに送信することを特徴とする付
記14に記載のVPNサービス管理システム。
ジャと前記VPNサービスエージェントとの間の前記の
連携のために、前記プロバイダと前記カスタマとの間の
契約により構築したVPNそれ自身をイン−バンドに使
用するイン−バンド手段を有することを特徴とする付記
3に記載のVPNサービス管理システム。
前記カスタマエッジと、前記プロバイダ網内に該カスタ
マエッジとの接続用に配備されるプロバイダエッジと
に、それぞれ形成されることを特徴とする付記3に記載
のVPNサービス管理システム。
マ網と、該カスタマにVPNサービスを提供するプロバ
イダによって構築され該カスタマ網に連結するプロバイ
ダ網と、を備える通信網に対し該VPNサービスの管理
を行うためのVPNサービス管理システムを構成するV
PNサービスマネージャであって、前記プロバイダ網に
対して前記VPNサービスの管理を行うと共に、前記カ
スタマ網に対して前記VPNサービスの管理を行うVP
Nサービスエージェントと連携して、該VPNサービス
エージェントの管理下にある前記カスタマ網の運用状況
に応じて、前記VPNサービス管理システムが提供すべ
き前記VPNサービスのVPNサービス条件をリアルタ
イムに変更することを特徴とするVPNサービスマネー
ジャ。
ェントから前記VPNサービス条件を変更するオーダが
発生したときこれを受信して、該オーダに係る変更VP
Nサービス条件を出力するVPNサービスオーダ制御手
段と、前記オーダが発生したとき、当該カスタマ網に付
与されている現VPNサービス条件を、VPNサービス
条件テーブルから検索するVPNサービス条件検索手段
と、前記変更VPNサービス条件が前記現VPNサービ
ス条件から超える範囲が許容範囲か否か判定するVPN
サービス条件判定手段と、前記の判定の結果が「可」で
あるとき、前記現VPNサービス条件を前記変更VPN
サービス条件に設定し直すVPNサービス条件設定手段
と、前記の設定し直されたVPNサービス条件に基づき
カスタマエッジを制御するカスタマエッジ制御手段と、
を備えることを特徴とする付記19に記載のVPNサー
ビスマネージャ。
ムが前記カスタマ網の運用状況を監視しその監視結果に
応じて、自動的に、前記VPNサービス条件の変更が該
カスタマ網管理システムから要求されたとき、その要求
を前記カスタマ網の運用管理者に通知する運用状態変更
通知手段を有し、前記の通知に対する許可応答を得たと
き、前記VPNサービス条件の変更を行うことを特徴と
する付記19に記載のVPNサービスマネージャ。
マ網と、該カスタマにVPNサービスを提供するプロバ
イダによって構築され該カスタマ網に連結するプロバイ
ダ網と、を備える通信網に対し該VPNサービスの管理
を行うためのVPNサービス管理システムを構成するV
PNサービスエージェントであって、前記カスタマ網に
対して前記VPNサービスの管理を行うと共に、前記プ
ロバイダ網に対して前記VPNサービスの管理を行うV
PNサービスマネージャと連携して、管理下にある前記
カスタマ網の運用状況に応じて、前記VPNサービス管
理システムが提供すべき前記VPNサービスのVPNサ
ービス条件をリアルタイムに変更することを特徴とする
VPNサービスエージェント。
カスタマ網管理システムをさらに有し、該カスタマ網管
理システムは、前記カスタマエッジを監視しかつ前記プ
ロバイダ網側との通信を行うことを特徴とする付記22
に記載のVPNサービスエージェント。
ービスメニューを、VPNサービス条件テーブルとして
前記VPNサービスマネージャより提供され、前記カス
タマ側にてVPNサービス条件の変更要求が発生したと
き、その変更要求を前記サービスメニューを介して該V
PNサービスマネージャに送信することを特徴とする付
記22に記載のVPNサービスエージェント。
Nサービス条件を変更するオーダが発生したとき、当該
カスタマ網に付与されている現VPNサービス条件を、
VPNサービス条件テーブルから検索するVPNサービ
ス条件検索手段と、前記の検索したVPNサービス条件
に基づいて、前記オーダを前記VPNサービスマネージ
ャに対して発行するVPNサービスオーダ発行手段と、
を備えることを特徴とする付記22に記載のVPNサー
ビスエージェント。
変更する際に参照すべき変更条件データを予め設定して
保持するパラメータテーブルを有し、前記カスタマ網管
理システムは、前記監視結果によって、前記VPNサー
ビス条件を変更すべきであると判断したとき、前記パラ
メータテーブルを参照して決定された変更VPNサービ
ス条件を、前記VPNサービスマネージャに送信するこ
とを特徴とする付記23に記載のVPNサービスエージ
ェント。
ムが前記カスタマ網の運用状況を監視しその監視結果に
よって、前記VPNサービス条件を変更すべきであると
判断したとき、その判断を前記カスタマ網の運用管理者
に通知する運用状態変更通知手段をさらに有し、前記の
通知に対する許可応答を得たとき、前記VPNサービス
マネージャおよび前記プロバイダ網管理システムとの連
携により、前記VPNサービス条件の変更を行うことを
特徴とする付記23に記載のVPNサービスエージェン
ト。
PNサービスにおいて、下記の効果を得ることができ
る。
条件を変更したいというカスタマ側の要求に対し、迅速
に応えることができる。
ビスの品質条件や利用条件を簡単に変更することができ
る。
によって締結した、サービス品質の合意を常に遵守する
ことができる。IP−VPNサービス等のVPNサービ
ス管理システムを実現することを目的とするものであ
る。
本構成図である。
図解的に示す図である。
ワークを図解的に示す図である。
体を表す図である。
基本構成を示す図である。
である。
す図である。
表す図である。
ローチャート(その1)である。
ローチャート(その2)である。
件テーブル14の内容を示す図である。
体的イメージを示す図(その1)である。
体的イメージを示す図(その2)である。
明するためのVPNサービス管理システム1を示す図で
ある。
の具体的イメージを示す図である。
ある。
ーケンスを示す図である。
するためのVPNサービス管理システム1を示す図であ
る。
ーケンスを示す図である。
ント型)を説明するためのVPNサービス管理システム
1を示す図である。
の具体的イメージを示す図である。
ーケンスを示す図である。
を説明するためのVPNサービス管理システム1を示す
図である。
ーケンスを示す図である。
ある。
的に表す図である。
である。
するための図である。
法を表す図である。
法を表す図である。
−バンドによる接続例を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 カスタマを収容するカスタマ網と、該カ
スタマにVPNサービスを提供するプロバイダによって
構築され該カスタマ網に連結するプロバイダ網と、を備
える通信網に対し該VPNサービスの管理を行うための
VPNサービス管理システムであって、 前記プロバイダ網に対して前記VPNサービスの管理を
行うVPNサービスマネージャと、 前記カスタマ網に対して前記VPNサービスの管理を行
うVPNサービスエージェントと、を有し、 前記VPNサービスマネージャは前記VPNサービスエ
ージェントと連携し、該VPNサービスエージェントの
管理下にある前記カスタマ網の運用状況に応じて、提供
すべき前記VPNサービスのVPNサービス条件をリア
ルタイムに変更することを特徴とするVPNサービス管
理システム。 - 【請求項2】 前記プロバイダ側に前記VPNサービス
マネージャと協働するプロバイダ網管理システムをさら
に有し、該プロバイダ網管理システムは、前記カスタマ
網内に前記プロバイダ網との接続用に配備されるカスタ
マエッジをも含めて該プロバイダ網を管理することを特
徴とする請求項1に記載のVPNサービス管理システ
ム。 - 【請求項3】 前記カスタマ側に前記VPNサービスエ
ージェントと協働すると共に前記カスタマ網を管理する
カスタマ網管理システムをさらに有し、該カスタマ網管
理システムは、前記カスタマエッジを監視しかつ前記プ
ロバイダ網側との通信を行うことを特徴とする請求項2
に記載のVPNサービス管理システム。 - 【請求項4】 カスタマを収容するカスタマ網と、該カ
スタマにVPNサービスを提供するプロバイダによって
構築され該カスタマ網に連結するプロバイダ網と、を備
える通信網に対し該VPNサービスの管理を行うための
VPNサービス管理システムを構成するVPNサービス
マネージャであって、 前記プロバイダ網に対して前記VPNサービスの管理を
行うと共に、 前記カスタマ網に対して前記VPNサービスの管理を行
うVPNサービスエージェントと連携して、該VPNサ
ービスエージェントの管理下にある前記カスタマ網の運
用状況に応じて、前記VPNサービス管理システムが提
供すべき前記VPNサービスのVPNサービス条件をリ
アルタイムに変更することを特徴とするVPNサービス
マネージャ。 - 【請求項5】 カスタマを収容するカスタマ網と、該カ
スタマにVPNサービスを提供するプロバイダによって
構築され該カスタマ網に連結するプロバイダ網と、を備
える通信網に対し該VPNサービスの管理を行うための
VPNサービス管理システムを構成するVPNサービス
エージェントであって、 前記カスタマ網に対して前記VPNサービスの管理を行
うと共に、 前記プロバイダ網に対して前記VPNサービスの管理を
行うVPNサービスマネージャと連携して、管理下にあ
る前記カスタマ網の運用状況に応じて、前記VPNサー
ビス管理システムが提供すべき前記VPNサービスのV
PNサービス条件をリアルタイムに変更することを特徴
とするVPNサービスエージェント。
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