JP2003123907A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003123907A
JP2003123907A JP2001318823A JP2001318823A JP2003123907A JP 2003123907 A JP2003123907 A JP 2003123907A JP 2001318823 A JP2001318823 A JP 2001318823A JP 2001318823 A JP2001318823 A JP 2001318823A JP 2003123907 A JP2003123907 A JP 2003123907A
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JP
Japan
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contact
contact insertion
connector
insertion holes
divided
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Application number
JP2001318823A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Totani
友之 戸谷
Masakazu Kuroiwa
正和 黒岩
Nobuyasu Oiri
宣寧 尾入
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトを誤りなくコンタクト挿入孔に挿
入することができるコネクタを提供する。 【解決手段】 複数のコンタクト挿入孔20が形成され
たハウジング10を備え、コンタクト挿入孔20にそれ
ぞれケーブル付きのコンタクトを挿入することができる
コネクタにおいて、ハウジング10のコンタクトを挿入
する側の面10aを、複数のコンタクト挿入孔20が3
つのブロックに区分されるように、3つの領域S1、S
2、S3に分け、この複数の領域S1、S2、S3のう
ち領域S1と領域S3とに模様を施し、互いに隣接する
領域S1及び領域S2並びに領域S2及び領域S3を目
視によって識別できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコネクタに関し、
特にハーネスされたコンタクトの誤挿入を防止できるコ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】多極コネクタの場合、ハーネス接続作業
は機械で行うことができないため、手作業によってコン
タクト挿入孔にハーネスされたコンタクトを挿入しなけ
ればならない。
【0003】しかし、多数のコンタクト挿入孔の中から
目的のコンタクト挿入孔を迅速に判別することは難し
く、コンタクトの誤挿入が発生し易いという問題があ
る。
【0004】特に、中央部付近に位置するコンタクト挿
入孔にコンタクトを挿入するときにこの傾向が強くな
る。
【0005】この問題に対処可能なコネクタとして、以
下の構成のコネクタが知られている。
【0006】図4は従来のコネクタのコンタクトを挿入
する側の面を示す正面図、図5は図4のV−V線に沿う断
面図である。図5はケーブル付きのコンタクト121を
コンタクト挿入孔120に挿入した状態を示している。
【0007】このコネクタは、複数のコンタクト挿入孔
120が形成されたハウジング110と、複数のコンタ
クト挿入孔120にそれぞれ収容されるコンタクト12
1とを備えている。
【0008】ハーネス接続作業時、複数のコンタクト挿
入孔120にはそれぞれハーネスされたコンタクト12
1が挿入される。
【0009】コンタクト121を挿入する側の面110
aの上から一番目と三番目との行には9個のコンタクト
挿入孔120が設けられ、上から二番目と四番目との行
には8個のコンタクト挿入孔120が設けられている。
【0010】四番目(一番下)の行のコンタクト挿入孔
120の下側には、右端から2番目のコンタクト挿入孔
120と3番目のコンタクト挿入孔120との間、及び
右端から6番目のコンタクト挿入孔120と7番目のコ
ンタクト挿入孔120との間に、識別マークとしての凹
部111,112が形成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このコネクタ
では、ハーネス接続作業時、ハーネスされたコンタクト
121をコンタクト挿入孔120に次々と挿入して行く
うちにハーネスによって凹部111,112が遮られて
行くため、コンタクト挿入孔120が見難くなり、コン
タクト121を誤挿入してしまうことがあった。
【0012】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題はケーブルのコンタクトを誤りなく
コンタクト挿入孔に挿入することができるコネクタを提
供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明は、複数のコンタクト挿入孔が形成
されたハウジングを備え、前記コンタクト挿入孔にそれ
ぞれケーブル付きのコンタクトを挿入することができる
コネクタにおいて、前記ハウジングの前記コンタクトを
挿入する側の面を、前記複数のコンタクト挿入孔が隔た
りを介して複数のブロックに区分されるように複数の領
域に分け、それらの領域の目視による識別を可能にした
ことを特徴とする。
【0014】コンタクトをコンタクト挿入孔に挿入する
とき、隔たりを介して区分された領域から目的のコンタ
クト挿入孔を見つければよいため、コンタクトの誤挿入
を防ぐことができる。
【0015】請求項2記載の発明は、複数のコンタクト
挿入孔が形成されたハウジングを備え、前記コンタクト
挿入孔にそれぞれケーブル付きのコンタクトを挿入する
ことができるコネクタにおいて、前記ハウジングの前記
コンタクトを挿入する側の面を、前記複数のコンタクト
挿入孔が複数のブロックに区分されるように、複数の領
域に分け、この複数の領域のうち互いに隣接する2つの
領域の少なくとも一方に模様若しくは色彩又はこれらの
結合を施し、その両領域の目視による識別を可能にした
ことを特徴とする。
【0016】複数の領域のうち互いに隣接する2つの領
域の少なくとも一方に施された模様若しくは色彩又はこ
れらの結合によって区分された領域から目的のコンタク
ト挿入孔を見つければよいため、コンタクトの誤挿入を
防ぐことができる。
【0017】請求項3記載の発明は、複数のコンタクト
挿入孔が形成されたハウジングを備え、前記コンタクト
挿入孔にそれぞれケーブル付きのコンタクトを挿入する
ことができるコネクタにおいて、前記ハウジングの前記
コンタクトを挿入する側の面を、前記複数のコンタクト
挿入孔が複数のブロックに区分されるように、複数の領
域に分け、この複数の領域のうちの一部の領域又は全部
の領域に模様若しくは色彩又はこれらの結合を施し、前
記複数の領域の目視による識別を可能にしたことを特徴
とする。
【0018】複数の領域のうちの一部の領域又は全部の
領域に施された模様若しくは色彩又はこれらの結合によ
って区分された領域から目的のコンタクト挿入孔を見つ
ければよいため、コンタクトの誤挿入を防ぐことができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0020】図1(a)はこの発明の第1実施形態に係
るコネクタのコンタクトを挿入する側の面を示す正面
図、図1(b)は図1(a)のIb−Ib線に沿う断面図
である。
【0021】なお、図1(b)にはケーブル付きのコン
タクト15がコンタクト挿入孔20に挿入された状態と
挿入される前の状態とが示されている。
【0022】このコネクタはハウジング10とコンタク
ト15とを備えている。
【0023】ハウジング10は正面視ほぼ矩形である。
このハウジング10にはハーネスされたコンタクト1
5、すなわちケーブル17にかしめたケーブル付きのコ
ンタクト15を挿入するための17列×4行のコンタク
ト挿入孔20が形成されている。
【0024】コンタクト挿入孔20は角孔であり、コン
タクトを挿入する側の面10aから背面へ延びる。コン
タクト挿入孔20にはハーネスされたコンタクト15が
組み込まれ、コンタクト15を係止する係止部16が設
けられている。
【0025】上から一番目の行の17個のコンタクト挿
入孔20のうち一番右端のコンタクト挿入孔20の右側
に数字1が付され、同行の一番左端のコンタクト挿入孔
20の左側に数字17が付されている。
【0026】また、上から二番目の行の17個のコンタ
クト挿入孔20のうちの一番右端のコンタクト挿入孔2
0の右側に数字18が付され、同行のコンタクト挿入孔
20の一番左端のコンタクト挿入孔20の左側に数字3
4が付されている。
【0027】同様にして上から三番目の行の17個のコ
ンタクト挿入孔20のうちの一番右端のコンタクト挿入
孔20の右側に数字35が、同行の一番左端のコンタク
ト挿入孔20の左側に数字51がそれぞれ付されてい
る。
【0028】上から四番目の行の17個のコンタクト挿
入孔20のうちの一番右端のコンタクト挿入孔20の右
側に数字52が、同行の一番左端のコンタクト挿入孔2
0の左側に数字68がそれぞれ付されている。
【0029】また、右端から6番目のコンタクト挿入孔
20と7番目のコンタクト挿入孔20との間、及び右端
から11番目のコンタクト挿入孔20と12番目のコン
タクト挿入孔20との間にはスペース(隔たり)11,
12が形成されている。
【0030】したがって、コンタクト挿入孔20はスペ
ース11,12によってブロック化され、コンタクトを
挿入する側の面10aが3つの領域S1、S2、S3に
分けられている。図1(a)から分るように3つの領域
S1、S2、S3を目視によって外観上明確に識別する
ことができる。
【0031】このコネクタのハーネス接続作業では従来
例と同様に手作業によってコンタクト挿入孔20にハー
ネスされたコンタクト15を1つずつ挿入する。
【0032】このとき、スペース11,12によって分
けられたコンタクトを挿入する側の面10aが3つの領
域S1、S2、S3に区分されているので、作業を進め
て行く途中で目的とするコンタクト挿入孔20の位置を
見失うことがない。
【0033】例えば、コンタクトを挿入する側の面10
aの中央部付近に位置するコンタクト挿入孔20にハー
ネスされたコンタクト15を挿入するときや互いに隣接
する領域(領域S1と領域S2、領域S2と領域S3)
の境界付近のコンタクト挿入孔20にコンタクト15を
挿入するときであっても、多数のコンタクト挿入孔20
の中から目的のコンタクト挿入孔20を容易に判別する
ことができる。
【0034】この第1実施形態によれば、ハーネスされ
たコンタクト15を目的のコンタクト挿入孔20に迅速
に挿入することができ、コンタクト15の誤挿入を防止
することができる。
【0035】図2はこの発明の第2実施形態に係るコネ
クタのコンタクトを挿入する側の面を示す正面図であ
り、第1実施形態と共通する部分には同一符合を付して
その説明を省略する。
【0036】この第2実施形態では、ハウジング10の
ハーネスされたコンタクトを挿入する側の面10aを梨
地加工等によって付けられた模様によって3つの領域S
1、S2、S3に分けた。3つの領域S1、S2、S3
のうち互いに隣接する2つの領域の一方にだけ模様を施
した。
【0037】すなわち、領域S1と領域S3とには模様
が施され、領域S2には何も模様が施されていない。
【0038】3つの領域S1、S2、S3は、図2から
分るように目視によって外観上明確に区別される。
【0039】この第2実施形態によれば、第1実施形態
と同様の効果を奏するとともに、第1実施形態に形成さ
れているスペース11,12がない分だけハウジング1
0を小さくでき、第1実施形態よりコネクタの小型化を
図ることができる。
【0040】なお、梨地加工等の模様付けは金型の加工
精度を調整することによって付けることができる。
【0041】図3はこの発明の第3実施形態に係るコネ
クタのコンタクトを挿入する側の面を示す正面図であ
り、第1実施形態及び第2実施形態と共通する部分には
同一符合を付してその説明を省略する。
【0042】この第3実施形態は、ハウジング10のハ
ーネスされたコンタクトを挿入する側の面10aを模様
によって4つの領域SC1、SC2、SC3、SC4に
分けた点で第2実施形態と相違する。
【0043】この第3実施形態では領域SC1、領域S
C3及び領域SC4にはそれぞれ異なる模様が施され、
領域SC2には何も模様が施されていない。
【0044】4つの領域SC1、SC2、SC3、SC
4は、図3から分るように目視によって外観上明確に区
別される。
【0045】この第3実施形態によれば、第1実施形態
及び第2実施形態と同様の効果を奏するとともに、各領
域SC1〜SC4とハーネスされたコンタクト15の種
類(ハーネスの許容電流やハーネスの接続先)とを対応
させて領域を区分するようにすることによって作業性を
向上させることができる。
【0046】なお、上記第2実施形態及び第3実施形態
では模様によって互いに隣接する領域を分けているが、
これに限るものではなく、模様の代わりに色彩を施して
もよいし、模様と色彩との結合を施してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明のコネクタによれば、ケーブル付きのコンタクトを
多数のコンタクト挿入孔の中から目的のコンタクト挿入
孔を容易に特定することができるため、誤りなくコンタ
クトをコンタクト挿入孔に挿入することができる。
【0048】請求項2に記載の発明のコネクタによれ
ば、模様若しくは色彩又はこれらの結合によって領域を
区分したため、インシュレータの外形寸法を小さくして
コネクタの小型化を図ることができる。
【0049】請求項3に記載の発明のコネクタによれ
ば、ハウジングのコンタクトを挿入する側の面を複数の
領域に分け、模様等によって全領域を識別可能にしたの
で、コンタクトの種類に応じた使い方をすることによっ
て作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの発明の第1実施形態に係るコ
ネクタのコンタクトを挿入する側の面を示す正面図、図
1(b)は図1(a)のIb−Ib線に沿う断面図であ
る。
【図2】図2はこの発明の第2実施形態に係るコネクタ
のコンタクトを挿入する側の面を示す正面図である。
【図3】図3はこの発明の第3実施形態に係るコネクタ
のコンタクトを挿入する側の面を示す正面図である。
【図4】図4は従来のコネクタのコンタクトを挿入する
側の面を示す正面図である。
【図5】図5は図4のV−V線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 11,12 スペース(隔たり) 20 コンタクト挿入孔 S1、S2、S3、SC1、SC2、SC3、SC4
領域
フロントページの続き (72)発明者 尾入 宣寧 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番2号 日本 航空電子工業株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FA16 FB09 FB20 FC32 FC40 JA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンタクト挿入孔が形成されたハ
    ウジングを備え、 前記コンタクト挿入孔にそれぞれケーブル付きのコンタ
    クトを挿入することができるコネクタにおいて、 前記ハウジングの前記コンタクトを挿入する側の面を、
    前記複数のコンタクト挿入孔が隔たりを介して複数のブ
    ロックに区分されるように複数の領域に分け、それらの
    領域の目視による識別を可能にしたことを特徴とするコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 複数のコンタクト挿入孔が形成されたハ
    ウジングを備え、 前記コンタクト挿入孔にそれぞれケーブル付きのコンタ
    クトを挿入することができるコネクタにおいて、 前記ハウジングの前記コンタクトを挿入する側の面を、
    前記複数のコンタクト挿入孔が複数のブロックに区分さ
    れるように、複数の領域に分け、 この複数の領域のうち互いに隣接する2つの領域の少な
    くとも一方に模様若しくは色彩又はこれらの結合を施
    し、その両領域の目視による識別を可能にしたことを特
    徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 複数のコンタクト挿入孔が形成されたハ
    ウジングを備え、 前記コンタクト挿入孔にそれぞれケーブル付きのコンタ
    クトを挿入することができるコネクタにおいて、 前記ハウジングの前記コンタクトを挿入する側の面を、
    前記複数のコンタクト挿入孔が複数のブロックに区分さ
    れるように、複数の領域に分け、 この複数の領域のうちの一部の領域又は全部の領域に模
    様若しくは色彩又はこれらの結合を施し、前記複数の領
    域の目視による識別を可能にしたことを特徴とするコネ
    クタ。
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