JP2003123671A - 陰極線管用ガラスパネル - Google Patents

陰極線管用ガラスパネル

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JP2003123671A
JP2003123671A JP2001319376A JP2001319376A JP2003123671A JP 2003123671 A JP2003123671 A JP 2003123671A JP 2001319376 A JP2001319376 A JP 2001319376A JP 2001319376 A JP2001319376 A JP 2001319376A JP 2003123671 A JP2003123671 A JP 2003123671A
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explosion
mold match
ray tube
glass panel
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Takayuki Noda
隆行 野田
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/12Cooling, heating, or insulating the plunger, the mould, or the glass-pressing machine; cooling or heating of the glass in the mould
    • C03B11/125Cooling
    • C03B11/127Cooling of hollow or semi-hollow articles or their moulds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B27/00Tempering or quenching glass products
    • C03B27/04Tempering or quenching glass products using gas
    • C03B27/06Tempering or quenching glass products using gas for glass products other than flat or bent glass plates, e.g. hollow glassware, lenses

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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な防爆性を確保した上で、充分に真空ス
トレスを緩和し得る陰極線管用ガラスパネルを提供し、
該パネルの薄肉化及び軽量化の要請に対応できるように
する。 【解決手段】 フェース部3と、該フェース部3の周縁
に連なる各コーナー部7及び各辺部8を有するスカート
部6と、該スカート部6の開口端に形成されたシールエ
ッジ面5と、該スカート部6の外周面に形成されたモー
ルドマッチライン9とを備えた陰極線管用ガラスパネル
1において、前記スカート部6における少なくとも一対
の対向する辺部8に形成されるモールドマッチライン9
を、該辺部8の長さ方向中央領域でシールエッジ面5側
に偏倚させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管用ガラスパネ
ルに係り、特に該パネルのスカート部におけるモールド
マッチラインの形成態様の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、陰極線管は、主たるガラ
ス部品として、画像が映し出されるパネルと、漏斗状の
ファンネルとを備える。図8に示すように、前記パネル
1は、画像を表示する有効画面を備えた略矩形のフェー
ス部3と、該フェース部3にブレンドR部4を介して連
なり且つ前記ファンネルとの接合に供されるシールエッ
ジ面5を有するスカート部6とから構成される。このス
カート部6は、四つのコーナー部7の相互間に各辺部8
を有すると共に、その外表面に、パネル1の成型用金型
の型合わせによって生じる直線状のモールドマッチライ
ン9を有する。
【0003】そして、陰極線管の外囲器となるガラスバ
ルブは、前記パネル1のシールエッジ面5とファンネル
のシールエッジ面とをフリットガラスを介して溶着封合
することにより製作されるものであって、その内部は高
真空状態とされる。このガラスバルブにおけるパネル1
のスカート部6外周には、高真空に対する防爆を主たる
目的として、各辺部8の外表面に亘るように防爆補強バ
ンドが巻装される。
【0004】図9(a)、(b)、(c)に示すように、ガラス
バルブ10の内部が高真空状態にある時には、パネル1と
ファンネル11とに対して、これらの外表面に、各図に一
点鎖線a1、b1、c1及び破線a2、b2、c2で示すような応力
(真空ストレス)が発生する。なお、図9(a)は、ガラ
スバルブ10を短軸Sに沿って切断した概略縦断面図、同
図(b)は、ガラスバルブ10を長軸Lに沿って切断した概
略縦断面図、同図(c)は、ガラスバルブを対角軸Dに沿
って切断した概略縦断面図である(短軸S、長軸L、対
角軸Dについては図8参照)。また、各図に示す一点鎖
線a1、b1、c1は、ガラスバルブ10に防爆バンドが巻装さ
れていない時の応力分布を表し、破線a2、b2、c2は、ガ
ラスバルブ10に防爆バンドが巻装された時の応力分布を
表す。更に、各図に一点鎖線a1、b1、c1及び破線a2、b
2、c2で示される領域のうち、ガラスバルブ10の外表面
より外側に張り出した領域は、引張応力が作用する領域
を表し、内側に窪んだ領域は、圧縮応力が作用する領域
を表している。
【0005】これらの各図を参照すれば、ガラスバルブ
10の内部が高真空状態にある時に、防爆補強バンドが巻
装されていない場合には、パネル1のフェース部3の周
縁付近における辺中央部に大きな引張応力が作用するた
め、この部分に外方への拡がり変形が生じる。また、パ
ネル1のフェース部3の中央部付近には、大きな圧縮応
力が作用するため、この部分に内方への窪み変形が生じ
る。なお、パネル1のフェース部3の周縁付近における
コーナー部周辺には、極めて僅かな応力が作用するに過
ぎないため、殆ど変形が生じない。これらに対して、防
爆補強バンドが巻装された場合には、上述の引張応力や
圧縮応力が幾分かは小さくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10に示す
ように、パネル1においては、防爆補強バンドBが掛か
る領域の中で最も外径の大きい部位がモールドマッチラ
イン9となるため、このモールドマッチライン9上に防
爆補強バンドBから最も大きな締め付け力が作用する。
【0007】この場合、図10(a)に示すように、モール
ドマッチライン9が比較的シールエッジ面5側に位置し
て形成され、且つこのモールドマッチライン9上に防爆
補強バンドBが巻装されていると、スカート部6のコー
ナー部7周辺におけるシールエッジ面5側寄りに最大締
め付け力が作用して、スカート部6の内方への窪み変形
が大きくなり、これに連れてフェース部3がせり出し変
形する(図中、破線参照)。
【0008】そして、防爆補強バンドBからコーナー部
7周辺のシールエッジ面5側に作用する締め付け力が過
度に大きくなると、フェース部3のせり出し変形が過大
となるため、フェース部3外表面に微小欠点が発生し、
或いは微小欠点が進展してクラックや亀裂等が発生し、
ガラスバルブ10の爆裂要因となる。
【0009】これに対して、図10(b)に示すように、モ
ールドマッチライン9が相対的にフェース部3に近い位
置に形成される場合には、モールドマッチライン9上で
あって且つコーナー部7周辺に、防爆補強バンドBから
最大締め付け力がフェース部3と平行な方向に作用する
ため、上記爆裂の虞れが減少する。
【0010】一方、パネル1に作用する真空ストレスに
ついて考察すれば、既述の図9(a)、(b)に示すように、
防爆補強バンドBを巻装することによって、パネル1の
スカート部6における各辺部8の長さ方向中央部付近か
らフェース部3にかけて作用する引張応力及び圧縮応力
が減少するものの、充分な応力緩和を得るには未だ減少
の余地がある。そこで、各辺部8の長さ方向中央部付近
に対する防爆補強バンドBからの締め付け力の作用部位
を、シールエッジ面5側に移行させれば、上述の引張応
力及び圧縮応力は更に減少することになる。
【0011】以上を勘案すれば、モールドマッチライン
9の形成位置は、防爆性を勘案した場合と、真空ストレ
ス緩和を勘案した場合とでは、フェース部3外表面側と
シールエッジ面5側とのそれぞれ相反する側に近づける
のが好ましいことになるが、従来のように直線状のモー
ルドマッチライン9では、この両者の要請に応ずること
ができず、何れか一方の要請が犠牲にされているのが実
情である。
【0012】そして、このように防爆性と真空ストレス
緩和との両要請を同時に満たすことができないことに起
因して、パネル1(特にフェース部3)に対する充分な
薄肉化及び軽量化を図ることができず、近年におけるパ
ネルの大型化やフラット化に伴う厚肉化や重量増の問題
に対して適切な対処がなされていないのが現状である。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、適切な防爆性を確保した上で、充分に真空スト
レスを緩和し得る陰極線管用ガラスパネルを提供し、該
パネルの薄肉化及び軽量化の要請に対応できるようにす
ることを技術的課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を達成す
るため、本発明は、防爆性を勘案すれば、防爆補強バン
ドによる最大締め付け力の作用部位は、パネルのコーナ
ー部周辺におけるフェース部外表面に近づけるのが好ま
しく、したがってモールドマッチラインもフェース部外
表面に近い位置に形成することが好ましい事と、真空ス
トレスの緩和を勘案すれば、防爆補強バンドによる締め
付け力の作用部位は、パネルの各辺部の長手方向中央部
付近においてシールエッジ面に近づけるのが好ましく、
これに伴ってモールドマッチラインもシールエッジ面5
に近い位置に形成するのが好ましい事との知見に基づい
てなされたものである。
【0015】すなわち、本発明は、略矩形のフェース部
と、該フェース部の周縁に連なり且つ各コーナー部の相
互間に各辺部を有するスカート部とを備え、該スカート
部の開口端にシールエッジ面が形成されると共に、該ス
カート部の外表面にモールドマッチラインが形成された
陰極線管用ガラスパネルにおいて、前記スカート部にお
ける少なくとも一対の対向する辺部に形成されるモール
ドマッチラインを、該辺部の長さ方向中央領域でシール
エッジ面側に偏倚させたことを特徴とするものである。
この場合、各コーナー部から各辺部の長さ方向中央に向
けてモールドマッチラインを漸次シールエッジ面側に偏
倚させてもよい。また、二対の対向する辺部全てについ
て、モールドマッチラインを長さ方向中央領域でシール
エッジ面側に偏倚させてもよく、一対の対向する辺部
(例えば長辺部)についてのみ、モールドマッチライン
を長さ方向中央領域でシールエッジ面側に偏倚させても
よい。更に、この場合のモールドマッチラインの形状
は、直線のみを繋ぎ合わせたもの、或いは曲線のみを繋
ぎ合わせたものであってもよく、また直線と曲線とを繋
ぎ合わせたものであってもよいが、陰極線管用ガラスパ
ネルの成型性や応力特性を勘案すれば、滑らかに連続す
るように繋ぎ合わせることが好ましい。
【0016】このような構成によれば、対応する辺部の
長さ方向(その辺部のシールエッジ面長手方向)の中央
領域でモールドマッチラインがシールエッジ面側に偏倚
しているため、モールドマッチラインは、該辺部のコー
ナー部付近でフェース部外表面に近づき、且つ該辺部の
長さ方向の中央付近でシールエッジ面に近づくように形
成される。したがって、このパネルとファンネルとが封
合されることにより得られるガラスバルブにおいて、該
パネルのスカート部外表面における上述のモールドマッ
チライン上に防爆補強バンドが巻装された場合には、該
パネルのコーナー部付近ではフェース部外表面に近づい
た部位に最大締め付け力が作用し、該パネルの辺部の長
さ方向中央付近ではシールエッジ面に近づいた部位に最
大締め付け力が作用する。そして、パネルのコーナー部
付近における防爆補強バンドからの最大締め付け力の作
用の態様が、防爆性の要請を満たし且つ真空ストレス緩
和を阻害せず、また辺部の長さ方向中央付近における最
大締め付け力の作用の態様が、真空ストレス緩和の要請
を満たし且つ防爆性を阻害しないことになる。したがっ
て、従来は不可能とされていた防爆性と真空ストレス緩
和との二種類の特性を兼ね備えたパネルが実現し、該パ
ネルの薄肉軽量化を図る上で有利となる。
【0017】この場合、前記モールドマッチラインは、
前記コーナー部から前記辺部の長さ方向寸法の1/5〜1
/3離隔した各位置を指標として、それらの長さ方向中
央側の領域がシールエッジ面側に偏倚していることが好
ましい。すなわち、上述のガラスバルブにおいて、内部
の高真空に伴ってパネルのフェース部周縁付近に作用す
る引張応力は、コーナー部から辺部長さ方向寸法の1/5
〜1/3程度(厳密には1/4程度)を超えた位置で急激に
増大する。したがって、この引張応力が急激に増大する
位置を指標(目安)にして、その中央部側の領域でモー
ルドマッチラインをシールエッジ面側に偏倚させれば、
真空ストレスの大きさに大略対応してその緩和を図りつ
つ、適切な防爆性をも確保できることになる。
【0018】そして、真空ストレスの緩和効果を最大限
に享受するには、前記モールドマッチラインのシールエ
ッジ面側への偏倚量を、パネルに作用する真空ストレス
の大きさに略対応させて設定することが好ましい。
【0019】更に、前記モールドマッチラインは、前記
各コーナー部で最もシールエッジ面から遠ざかり、且つ
前記辺部の長さ方向中央で最もシールエッジ面に近づく
ように形成されていることが好ましい。このように構成
すれば、コーナー部での最大締め付け力の作用部位を、
防爆性確保の観点から可能な限り最適部位に設定でき、
しかも辺部の長さ方向中央での最大締め付け力の作用部
位を、真空ストレス緩和の観点から可能な限り最適部位
に設定できることになる。この場合、四つのコーナー部
に存するモールドマッチラインのフェース部外表面から
の距離は、全て同一とすることが好ましい。このように
すれば、防爆補強バンドの巻装位置にズレが生じ難くな
り、該防爆補強バンドの巻装安定性が向上する。
【0020】また、一対の対向する辺部におけるモール
ドマッチラインは、同一形状とされていることが好まし
い。このように構成すれば、パネルが長軸または短軸を
境にその両側に対称であることに的確に対応できると共
に、防爆性や真空ストレス緩和特性に偏りが生じなくな
り、パネル全周に亘って均一な二種の特性を確保できる
ことになる。
【0021】以上のモールドマッチラインに係る構成
は、フェース部の対角軸方向における外表面曲率半径が
10000mm以上の平坦性を有する陰極線管用ガラス
パネルに特に好適である。
【0022】なお、以上の構成において、防爆補強バン
ドとして単板タイプのものが使用される場合には、この
防爆補強バンドがパネルのスカート部に巻装された状態
にある時に、モールドマッチラインの全周が前記防爆補
強バンドにより覆われることが好ましい。そして、前記
モールドマッチラインのシールエッジ面側への偏倚量、
換言すれば、前記モールドマッチラインのフェース部に
最接近した部位を基準とした場合におけるシールエッジ
面に最接近した部位の偏倚量は、防爆補強バンドのバン
ド幅の1/2以下となるように設定されることが好まし
い。すなわち、防爆補強バンドの幅方向両端に所定幅の
余剰帯域を存在させた状態で、その幅方向中央側にモー
ルドマッチラインへの締め付け力作用帯域を設ければ、
防爆補強バンドにねじれやズレを生じることなくモール
ドマッチラインに締め付け力を作用させることができ
る。したがって、モールドマッチラインのシールエッジ
面側への偏倚量を、バンド幅の1/2以下としておけば、
防爆補強バンドの幅方向両端に所望の幅の余剰帯域を設
けることができ、防爆補強バンドによる適切な締め付け
作用が営まれる。そして、コーナー部のモールドマッチ
ライン上と、辺部の長さ方向中央部のモールドマッチラ
イン上とに亘って防爆補強バンドが巻装された状態の下
では、その締め付け力作用帯域を防爆補強バンドのフェ
ース部外表面側から幅方向中心までの範囲内に収まるよ
うにすれば、防爆補強バンドのねじれ等がより一層効果
的に回避される。
【0023】また、防爆補強バンドとして折り返しタイ
プのものが使用される場合には、この防爆補強バンドが
パネルのスカート部に巻装された状態にある時に、モー
ルドマッチラインの全周が前記防爆補強バンドの折り返
し部により覆われることが好ましい。したがって、前記
モールドマッチラインのシールエッジ面側への偏倚量
は、防爆補強バンドの折り返し部の幅以下となるように
設定されることが好ましい。すなわち、この折り返しタ
イプの防爆補強バンドによれば、二重になった折り返し
部を利用して締め付け力を作用させる構成とすることに
よって、より大きな締め付け力をモールドマッチライン
を通じてパネルのコーナー部及び辺部に作用させること
が可能となる。したがって、防爆補強バンドの締め付け
力作用帯域は、この防爆補強バンドの折り返し部の領域
内に収めることが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に
係る陰極線管用ガラスパネルの斜視図である。尚、以下
の説明において、既述の従来の技術の欄で説明したもの
と共通の構成要件については、同一符号を使用してその
説明またはその詳細な説明を省略する。
【0025】図1に示すように、カラー陰極線管用ガラ
スパネル(以下、単にパネルという)1のスカート部6
は、長軸Lに略平行な一対の長辺部8(8a)と、短軸Sに
略平行な一対の短辺部8(8b)とを、四つのコーナー部7
の相互間に備えている。このスカート部6の外表面に
は、各辺部8の全周に亘ってフェース部3外表面寄りに
モールドマッチライン9が形成されている。
【0026】このモールドマッチライン9は、長辺部8a
及び短辺部8bの何れにおいても、各辺部8の長さ方向
(同図d−d方向)の中央領域でシールエッジ面5側に
偏倚している。詳述すると、このモールドマッチライン
9は、長辺部8aの長さ方向寸法の1/4程度に相当する寸
法t1、及び短辺部8bの長さ方向寸法の1/4程度に相当す
る寸法t2だけ各コーナー部7から離隔した位置を指標と
して、その長さ方向中央側の領域がシールエッジ面5側
に偏倚している。
【0027】そして、各コーナー部7からt1、t2の領域
においては、モールドマッチライン9がフェース部3外
表面と略平行な直線状をなし、その中央側におけるモー
ルドマッチライン9の偏倚部9aは、長さ方向中央が最も
シールエッジ面5に近づく湾曲状をなしている。この場
合、モールドマッチライン9の直線状部分9bと偏倚部9a
である湾曲状部分との繋ぎ部は滑らかに連続しているこ
とが好ましい。
【0028】また、このモールドマッチライン9の形状
は、フェース部3の周縁付近ないしはスカート部6とフ
ェース部3との連接部付近に作用する真空ストレス(引
張応力)の大きさに大略対応している。すなわち、防爆
補強バンドが巻装されていない状態においては、既述の
図9(a)に示すように長辺部8aの長さ方向中央部におけ
るフェース部3の周縁付近に大きな引張応力が作用する
と共に、同図(b)に示すように短辺部8bの長さ方向中央
部におけるフェース部3の周縁付近にも大きな引張応力
が作用する。これに対して、同図(c)に示すようにコー
ナー部7におけるフェース部3の周縁付近には小さな引
張応力が作用するに留まる。そして、この引張応力は、
コーナー部7からt1、t2を超えた位置を境にして、その
中央側で急激に増大する。
【0029】したがって、モールドマッチライン9は、
引張応力が大きくなるに連れてシールエッジ面5側への
偏倚量が大きくなっており、これに則してコーナー部7
ではモールドマッチライン9が最もシールエッジ面5か
ら遠ざかっている。そして、一対の長辺部8aについては
モールドマッチライン9の形状が同一であり、一対の短
辺部8bについてもモールドマッチライン9の形状が同一
である。また、四つのコーナー部7のモールドマッチラ
イン9の形成位置は全て同一とされている。詳しくは、
この四つのコーナー部7におけるモールドマッチライン
9の形成位置は、図2に示すように、フェース部3の肉
厚h1の2/3〜3/4に相当する寸法h2だけフェース部3外
表面から離隔した位置とされている。
【0030】一方、このパネル1とファンネルとを封合
して得られるガラスバルブに巻装される防爆補強バンド
としては、図3(a)に示す単板タイプと、図4(a)に示す
折り返しタイプとの二種類が存在する。単板タイプの防
爆補強バンドBは、一枚の可撓性板状体12を単にバンド
状(リング状)に成形したものであるのに対して、折り
返しタイプの防爆補強バンドB1は、一枚の可撓性板状体
13を折り返して幅方向の略1/2を二重の折り返し部13a
としてバンド状に成形したものである。
【0031】そして、単板タイプの防爆補強バンドBを
ガラスバルブのパネル1に巻装した場合、図3(b)に示
すスカート部6のコーナー部7では、防爆補強バンドB
の幅方向におけるフェース部3外表面側の端部近傍がモ
ールドマッチライン9に当接する。また、図3(c)に示
す辺部8の長さ方向中央部では、防爆補強バンドBの幅
方向中心より僅かにフェース部3外表面側寄りの部位が
モールドマッチライン9に当接する。したがって、防爆
補強バンドBの幅方向中心よりフェース部3外表面側
に、モールドマッチライン9に対する所定幅の締め付け
力作用帯域12xが存在し、モールドマッチライン9のシ
ールエッジ面5側への偏倚量は、防爆補強バンドBのバ
ンド幅の1/2以下または1/3以下とされている。なお、
図3(b)、(c)においては、便宜上、ガラスバルブの構成
要素であるファンネルの図示を省略する。
【0032】ここで、パネル1のスカート部6に巻装さ
れている防爆補強バンドBの位置を変更せずに、モール
ドマッチライン9の位置のみを変更した場合について考
察すれば、防爆補強バンドBの掛け幅(モールドマッチ
ライン9との当接部からフェース部3外表面側の端縁ま
での幅)を20%増加させた場合には、フェース部3の真
空ストレスが10%程度減少することが長年に亘る経験に
より知られている。この10%の減少分は、コーナー部7
で60%、長辺部8aで20%、及び短辺部8bで20%の総和と
して生じるものであるから、一対の辺部8の長さ方向中
央部に作用する締め付け力の変化がもたらす真空ストレ
スの減少分は、10%×20%の演算値である2%となる。
【0033】この事を参酌すれば、本実施形態では、図
3(b)に示すコーナー部7での防爆補強バンドBの掛け
幅に対して、図3(c)に示す辺部8の長さ方向中央部で
の防爆補強バンドBの掛け幅が2倍程度、つまり防爆補
強バンドBの掛け幅の増加が100%程度であることか
ら、モールドマッチライン9を一対の辺部8の長さ方向
中央領域でシールエッジ面5側に偏倚させたことによる
フェース部3の真空ストレス減少分は10%程度となる。
これを勘案すれば、本実施形態では一対の長辺部8a及び
一対の短辺部8bの全てについて、各辺部8の長さ方向中
央領域でモールドマッチライン9がシールエッジ面5側
に偏倚していることから、フェース部3の周縁付近の辺
中央部での真空ストレス減少分が20%程度となる。
【0034】また、折り返しタイプの防爆補強バンドB1
をガラスバルブのパネル1に巻装した場合、図4(b)に
示すスカート部6のコーナー部7では、防爆補強バンド
B1の折り返し部13aにおけるフェース部3外表面側の端
部近傍がモールドマッチライン9に当接する。また、図
4(c)に示す辺部8の長さ方向中央部では、防爆補強バ
ンドB1の折り返し部13aにおけるシールエッジ面5側の
端部近傍がモールドマッチライン9に当接する。したが
って、防爆補強バンドB1の折り返し部13aの領域内に、
モールドマッチライン9に対する所定幅の締め付け力作
用帯域13xが存在し、モールドマッチライン9のシール
エッジ面5側への偏倚量は、折り返し部13aの幅以下と
されている。なお、図4(b)、(c)においても、便宜上、
ガラスバルブの構成要素であるファンネルの図示を省略
する。
【0035】そして、この場合においても、図4(b)に
示すコーナー部7での防爆補強バンドB1の掛け幅に対し
て、図3(c)に示す辺部8の長さ方向中央部での防爆補
強バンドB1の掛け幅が2倍程度であることから、モール
ドマッチライン9を四つの辺部8の長さ方向中央領域で
シールエッジ面5側に偏倚させたことによるフェース部
3の周縁付近の中央部での真空ストレス減少分は20%程
度となる。
【0036】図5は、本発明の第2の実施形態に係るパ
ネル1を例示している。この第2の実施形態に係るパネ
ル1が、上述の第1の実施形態に係るパネル1と相違し
ている点は、モールドマッチライン9のシールエッジ面
5側への偏倚部9aを、t1、t2の領域の直線状部分9bから
シールエッジ面5側に向かって傾斜する傾斜直線状部分
9xと、この傾斜直線状部分9xに繋がり且つシールエッジ
面5と平行な偏倚直線状部分9yとから構成されている点
にある。換言すれば、このモールドマッチライン9は、
直線を繋ぎ合わせることにより形成されている。なお、
各直線の繋ぎ部については、湾曲線を用いて滑らかに連
続させることが好ましい。このパネル1によれば、上述
の第1の実施形態と略同一の作用効果が得られることに
加えて、モールドマッチライン9が直線を繋いで形成さ
れていることから、このパネル1を成型する金型の設計
製作が複雑化される事態を回避することができる。
【0037】
【実施例】図6に示すように、本発明の実施例1及び比
較例1は、29インチでアスペクト比が4:3、フェース
部3の対角軸方向における外表面曲率半径が40000mm
のフラットパネルを、実施例2及び比較例2は、28イン
チでアスペクト比が16:9、フェース部3の対角軸方向
における外表面曲率半径が100000mmのフラットパネル
を、実施例3及び比較例3は、38インチでアスペクト比
が4:3、フェース部3の対角軸方向における外表面曲
率半径が50000mmのフラットパネルをそれぞれ準備し
た。そして、実施例1と実施例3は、長辺部8a及び短辺
部8bの全ての辺部8について長さ方向中央領域でモール
ドマッチライン9をシールエッジ面5側に偏倚させたも
のであり、実施例2は、一対の長辺部8aのみについて長
さ方向中央領域でモールドマッチライン9をシールエッ
ジ面5側に偏倚させたものである。なお、これらのモー
ルドマッチライン9の偏倚の態様は、図1に示すものと
同一である。また、比較例1、比較例2、及び比較例3
は何れも、モールドマッチライン9が偏倚することなく
一直線状に形成されたものである。
【0038】図7は、上記実施例1、2、3、及び比較例
1、2、3について、防爆補強バンドの巻装前の真空スト
レス、防爆補強バンドの巻装後の真空ストレス(残留ス
トレス)、真空ストレスの減少量、及び真空ストレスの
減少率をそれぞれ、フェース部3の中央部、長辺部8aの
長さ方向中央部、短辺部8bの長さ方向中央部、及びコー
ナー部7で計測・演算した結果を示すと共に、防爆テス
トの結果を示すものである。なお、図7中の符号(+)
は引張応力を示し、符号(−)は圧縮応力を示す。
【0039】図7から明らかなように、比較例1、2、3
においては何れも、コーナー部7での真空ストレスの減
少率{(真空ストレスの減少量÷バンド巻装前の真空ス
トレス)×100}が、200〜300%程度の充分な値として
得られているものの、長辺部8a及び短辺部8bの長さ方向
中央部では真空ストレスの減少率が10%未満となってい
る。因みに、実際の製品(ガラスバルブ)では、ガラス
肉厚のバラツキによりパネル1に発生する真空ストレス
が増減するのが通例であり、各比較例に生じる程度の真
空ストレスの減少率は、上記バラツキによる真空ストレ
スの増減の範囲内に収まるものである。
【0040】一方、実施例1と比較例1、実施例2と比
較例2、実施例3と比較例3についてのそれぞれの対比
において、各実施例は各比較例に比してフェース部3の
真空ストレス減少率が僅かに改善され、実施例1、3は比
較例1、3に比して長辺部8a及び短辺部8bの真空ストレス
減少率が大幅に改善されている。また、実施例2は長辺
部8aにのみ本発明を適用したことから、比較例2に比し
て長辺部8aの真空ストレス減少率のみが大幅に改善され
ている。そして、結果的には全ての実施例において、長
辺部8a及び短辺部8bの長さ方向中央部で真空ストレスの
減少率が10%を超えている。更に、各実施例は各比較例
に対してフェース部3の中央部やコーナー部7の真空ス
トレス減少率が殆ど変化しておらず、したがって防爆補
強バンドの巻装によるパネル1の変形は各実施例と各比
較例とでは本質的な差異がない。この結果として、同図
に示す防爆テストにおいて、各実施例は各比較例と同様
に合格している。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明に係る陰極線管用ガ
ラスパネルによれば、スカート部における少なくとも一
対の対向する辺部に形成されるモールドマッチライン
を、該辺部の長さ方向中央領域でシールエッジ面側に偏
倚させたことから、スカート部の外表面全周に亘るモー
ルドマッチラインは、該辺部のコーナー部付近でフェー
ス部外表面に近づき、且つ該辺部の長さ方向中央付近で
シールエッジ面に近づくことになる。したがって、この
パネルとファンネルとが封合されることにより得られる
ガラスバルブにおいて、該パネルのスカート部外表面に
おける上述のモールドマッチライン上に防爆補強バンド
が巻装された場合には、該パネルのコーナー部付近では
フェース部外表面に近づいた部位に最大締め付け力が作
用し、該パネルの辺部の長さ方向中央付近ではシールエ
ッジ面に近づいた部位に最大締め付け力が作用する。こ
の結果、従来は不可能とされていた防爆性と真空ストレ
ス緩和との両特性を兼ね備えたパネルが実現し、該パネ
ルの薄肉・軽量化に寄与できることになる。
【0042】そして、前記モールドマッチラインが、前
記コーナー部から辺部の長さ方向寸法の1/5〜1/3離隔
した位置を指標として、その長さ方向中央側の領域でシ
ールエッジ面側に偏倚するように形成されていれば、パ
ネルのフェース部周縁に作用する引張応力が急激に増大
する位置を指標としてモールドマッチラインが偏倚して
いることになるため、真空ストレスの大きさに大略対応
してその緩和を図りつつ、適切な防爆性をも確保できる
ことになる。
【0043】更に、前記モールドマッチラインのシール
エッジ面側への偏倚量を、パネルに作用する真空ストレ
スの大きさに略対応させて設定すれば、真空ストレスの
緩和効果を最大限に享受することができる。
【0044】また、前記モールドマッチラインが、前記
各コーナー部で最もシールエッジ面から遠ざかり、且つ
前記辺部の長さ方向中央で最もシールエッジ面に近づく
ように形成されることにより、コーナー部での最大締め
付け力の作用部位を、防爆性確保の観点から可能な限り
最適部位に設定でき、しかも辺部の長さ方向中央での最
大締め付け力の作用部位を、真空ストレス緩和の観点か
ら可能な限り最適部位に設定できることになる。
【0045】そして、一対の対向する辺部におけるモー
ルドマッチラインを同一形状とすれば、パネルが長軸ま
たは短軸を境にその両側に対称であることに的確に対応
できると共に、防爆性や真空ストレス緩和特性に偏りが
生じなくなり、パネル全周に亘って均一な二種の特性を
確保できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る陰極線管用ガラ
スパネルを示す斜視図である。
【図2】前記陰極線管用ガラスパネルの要部を示す拡大
概略縦断面図である。
【図3】図3(a)は、防爆補強バンドの一例を示す斜視
図、図3(b)、(c)はそれぞれ、この防爆補強バンドが前
記陰極線管用パネルに巻装された状態を示す要部拡大概
略縦断面図である。
【図4】図4(a)は、防爆補強バンドの他の例を示す斜
視図、図4(b)、(c)はそれぞれ、この防爆補強バンドが
前記陰極線管用パネルに巻装された状態を示す要部拡大
概略縦断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る陰極線管用ガラ
スパネルを示す斜視図である。
【図6】前記陰極線管用ガラスパネルに基づいて行った
実験結果を示す表である。
【図7】前記陰極線管用ガラスパネルに基づいて行った
実験結果を示す表である。
【図8】従来の陰極線管用ガラスパネルを示す斜視図で
ある。
【図9】図9(a)、(b)、(c)はそれぞれ、従来の陰極線
管用ガラスパネルを有するガラスバルブに作用する応力
分布を示す概略縦断面図である。
【図10】図10(a)、(b)はそれぞれ、従来の陰極線管用
ガラスパネルに防爆補強バンドが巻装された状態を示す
概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 パネル(陰極線管用ガラスパネル) 3 フェース部 5 シールエッジ面 6 スカート部 7 コーナー部 8 辺部 8a 長辺部 8b 短辺部 9 モールドマッチライン 9a モールドマッチラインの偏倚部 B 防爆補強バンド(単板タイプ) B1 防爆補強バンド(折り返しタイプ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略矩形のフェース部と、該フェース部の
    周縁に連なり且つ各コーナー部の相互間に各辺部を有す
    るスカート部とを備え、該スカート部の開口端にシール
    エッジ面が形成されると共に、該スカート部の外表面に
    モールドマッチラインが形成された陰極線管用ガラスパ
    ネルにおいて、 前記スカート部における少なくとも一対の対向する辺部
    に形成されるモールドマッチラインを、該辺部の長さ方
    向中央領域でシールエッジ面側に偏倚させたことを特徴
    とする陰極線管用ガラスパネル。
  2. 【請求項2】 前記モールドマッチラインは、前記コー
    ナー部から前記辺部の長さ方向寸法の1/5〜1/3離隔し
    た各位置を指標として、それらの長さ方向中央側の領域
    がシールエッジ面側に偏倚していることを特徴とする請
    求項1に記載の陰極線管用ガラスパネル。
  3. 【請求項3】 前記モールドマッチラインのシールエッ
    ジ面側への偏倚量は、前記陰極線管用ガラスパネルに作
    用する真空ストレスの大きさに略対応するように設定さ
    れていることを特徴とする請求項1または2に記載の陰
    極線管用ガラスパネル。
  4. 【請求項4】 前記モールドマッチラインは、前記各コ
    ーナー部で最もシールエッジ面から遠ざかり、且つ前記
    辺部の長さ方向中央で最もシールエッジ面に近づくよう
    に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れ
    かに記載の陰極線管用ガラスパネル。
  5. 【請求項5】 一対の対向する辺部におけるモールドマ
    ッチラインは、同一形状とされていることを特徴とする
    請求項1〜4の何れかに記載の陰極線管用ガラスパネ
    ル。
  6. 【請求項6】 前記フェース部の対角軸方向における外
    表面曲率半径が、10000mm以上であることを特徴
    とする請求項1〜5の何れかに記載の陰極線管用ガラス
    パネル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6812631B2 (en) * 2001-09-25 2004-11-02 Asahi Glass Company, Limited Glass bulb for a cathode ray tube and cathode ray tube

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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