JP2003123351A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003123351A JP2001317555A JP2001317555A JP2003123351A JP 2003123351 A JP2003123351 A JP 2003123351A JP 2001317555 A JP2001317555 A JP 2001317555A JP 2001317555 A JP2001317555 A JP 2001317555A JP 2003123351 A JP2003123351 A JP 2003123351A
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Mitsunobu Yoshida
田 光 伸 吉
Toshiyuki Tanaka
中 利 之 田
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重 樹 辻
Masanobu Furukawa
川 正 信 古
Nobuyuki Usui
井 信 行 臼
Yoshiaki Kuriki
木 義 明 栗
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの位置決め径、クランピングエリア
および記録再生開始位置の異なる2種類のディスクを位
置決めおよび戴置するターンテーブル装置は、記録再生
されるディスクの媒体面の高さが異なっていたり、芯出
し部材と小径ディスク用のターンテーブルが干渉する
為、光ピックアップ装置が小径ディスクの記録エリアの
内周まで移動できない構造であった。 【解決手段】 記録再生開始位置径が小さい小径ディス
クを載置する第1のターンテーブルと、記録再生開始位
置径が大きい大径ディスクを載置する、上下動する芯出
し部材を搭載し、光ピックアップ装置が内周まで接近で
きるような切り欠き部を有した第2のターンテーブルと
を、上下にスライドする構造で同軸上に配置し、前記大
径ディスクを位置出しする芯出し部材と小径ディスクを
載置する第1のターンテーブルを円周方向に分割し、交
互に設ける構造とし、第2のターンテーブルを上下する
ことにより小径ディスクと大径ディスクの両者をチャッ
キングできるような構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置に関
するもので、特に2つの直径を有する光ディスク(カー
トリッジ)を1つの光ディスク装置で再生(記録)可能
な光ディスクの互換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量情報が記録再生できる主に
家庭内で用いるディスク径が120mmのディスクと、
主にモバイル用途に使用するディスク径がφ50〜64
mm位のディスクとが商品化あるいは商品化されようと
している。このようなディスクにおいては、ディスクを
位置決めする中心穴径とディスクを保持するクランピン
グエリアおよび情報の記録再生を開始する記録再生開始
位置が異なっている。
【0003】また、小径のディスクにおいては、クラン
プするための金属ハブを有していたり、それぞれカート
リッジに収納されている場合もあったりする。
【0004】このようなディスクを1台の機械で、しか
も1個のターンテーブル装置と、1個の光ピックアップ
装置で記録または再生したりすることが望まれており、
例えば特開平6-275048号公報や特開平6-150
504号公報のようなものが提案されている。
【0005】特開平6-275048号公報に記載され
ている従来例の概略図を図6に示す。これは、ディスク
径が120mmのコンパクトディスクとディスク径が6
4mmのミニディスクとを1台の装置で記録または再生
しようとするものである。コンパクトディスクとミニデ
ィスクでは、位置決めする内径とクランピングエリアが
異なり、さらに、ミニディスクの記録開始するエリアが
コンパクトディスクのクランピングエリアと重なる問題
があった。(従来例1) この問題を解決する為に、ミニディスク102とコンパク
トディスク101が載置されるそれぞれのターンテーブル1
31、132を同軸上に配置し、共通の光ピックアップ装置1
10を設け、第2のディスクであるミニディスク102が載置
された時には第1のターンテーブル131をロックすると共
に、光ピックアップ装置110が内周側へ移動した時に、
第2のディスク情報を記録または再生できるように、第1
のターンテーブル131に切り欠き134を設けている。これ
によって、コンパクトディスク101とミニディスク102と
を1台の装置で記録または再生することを実現してい
る。
【0006】また、図7に示す特開平6-150504
号公報に記載されている従来例は、中心穴を有する第1
のディスク101と前記第1の中心穴より小さな中心穴を
有しハブを含んだ第2のディスク102を選択的に装着可
能なディスククランプ機構であり、第2のディスク102
を載置する時に、第1のディスク101を位置決めする為
のテーパコーン120が上下することで、第2のディスク1
02との干渉を避け、第1のディスク101と第2のディス
ク102とを1台の装置で記録または再生することを実現
している。またこの方法は、第1のディスク101の高さ
と第2のディスク102の高さを一致させることも目的と
している。(従来例2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1では第1のターンテーブル131と第2のターンテーブ
ル132を同軸に設けているがその高さは異なるものであ
り、記録再生されるディスクの媒体面の高さが異なって
しまい、同じピックアップ装置110で読み取るにはピッ
クアップ装置110の高さを変える必要がある為、装置側
の構造が複雑になる等の問題があった。また、第1の大
きなディスク101用の第1のターンテーブル131をロック
した時には第2のターンテーブル132と低摩擦部材133で
摺動させている為、第2のターンテーブル132を駆動して
いる時に常時その回転ロスが発生するものであり、消費
電力が増える等の問題があった。
【0008】従来例2は従来例1の前記問題点を解決し
たもので、小径の第2のディスク102を載置した時に、
大径の第1のディスク101を位置決めするテーパコーン部
分120が上下し、逃げる構造にして、両者のディスクの
媒体面の高さを同じにし、共通の光ピックアップ装置11
0で記録または再生できるようにしたものである。しか
しながら、高さ方向の問題は解決されているが、光ピッ
クアップ装置110が小径ディスク102の記録エリアの内周
まで読み取れる為の課題の解決手段は記載されていない
ものである。
【0009】本発明は、ディスクの媒体面の高さを同一
にして、共通のピックアップ装置で記録または再生がで
きるようにすると共に、記録開始位置が異なる2種類の
ディスクに対して、小径ディスクの記録開始位置までピ
ックアップ装置が移動できるターンテーブル装置を提供
するものである。
【0010】これらを実現する為に、前記従来例1と従
来例2を組み合わせようとした場合、前述したように通
常小径ディスクはなるべく容量を大きくする為、情報の
記録開始位置はより内周側にあり、クランピングエリア
はその内側にある為、さらに内周側となっている。その
結果、小径ディスクのクランピングエリアは大径ディス
クの位置決め穴と同等か、より内周側にある為、従来例
2のような大径ディスクを位置決めする為のテーパコー
ンが小径ディスクのクランピングエリアと干渉し、小径
ディスク用のターンテーブルが形成できなくなるという
問題が生じるものである。
【0011】さらに、媒体面を同じ高さにすると小径デ
ィスクが大径ディスクのターンテーブルに接触する為、
大径ディスクのターンテーブルをロックすると小径ディ
スクがターンテーブルと擦れたり、回転ができなくなっ
たりするものである。
【0012】また、小径ディスクがカートリッジに入れ
られている場合は、大径ディスク用のターンテーブルと
完全に干渉する為、カートリッジが装着できないという
新たな問題点が生じるものである。
【0013】本発明は上述したように、従来例の両方の
問題点並びに従来例を組み合わせた時に生じる新たな問
題点を同時に解決できる装置を提案するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
は、光ディスクの位置決め径、クランピングエリアおよ
び記録再生開始位置の異なる2種類の光ディスクに記録
または再生可能で、記録再生開始位置径が小さい第1の
光ディスクを載置する第1のターンテーブルと、記録再
生開始位置径が大きい第2の光ディスクを載置し光ピッ
クアップ装置が内周まで接近できるような切り欠き部を
有する第2のターンテーブルと、第2のターンテーブル
に付勢された第2の光ディスクのセンタリングの為の芯
出し部材と、を同軸上にスライド可能に構成された光デ
ィスク装置であって、第2の光ディスク装着時には、第
1および第2のターンテーブルが第1および第2のター
ンテーブルに形成している回り止め部材が勘合されて一
体となり回転し、第1の光ディスク装着時には前記回り
止め部材の嵌合が外れることで、第1のターンテーブル
のみが回転する構造を有し、芯出し部材と第1のディス
クを載置する第1のターンテーブルは、円周方向に分割
して交互に配設されていることを特徴としている。
【0015】また、本発明の光ディスク装置は、第2の
ターンテーブルが回転していないとき、第2のターンテ
ーブルに形成した切り欠き部がピックアップ装置の移動
方向に位置するような位置停止手段を有していることを
特徴としている。
【0016】さらに、本発明の光ディスク装置は、ディ
スクの非装着時には、第2のターンテーブルの初期位置
はバネによる付勢力によって第1のターンテーブルとほ
ぼ同一面に位置しており、第1の光ディスクの挿入動作
に連動して、第2のターンテーブルが下降し、第1の光
ディスクの排出動作に連動して第2のターンテーブルが
上昇し、初期位置に位置することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図5に示す図面を参照して説明する。
【0018】図1は本実施例の大径光ディスク3を搭載
する状態のターンテーブル装置の斜視図、図2は本実施
例の小径光ディスク1を搭載する状態のターンテーブル
装置の斜視図、図3は本実施例の大径光ディスク3を搭
載した状態のターンテーブル装置の断面図、図4は本実
施例の小径光ディスク1を搭載した状態のターンテーブ
ル装置の断面図である。図5は本実施例のターンテーブ
ル装置の分解図である。
【0019】図1に示すターンテーブル装置において、
光ディスクを回転させるスピンドルモータ5の回転軸5
aに小径光ディスク1用の第1のターンテーブル10が
固定されている。第1のターンテーブル10には、小径
光ディスク1のクランピングエリア1aを保持するター
ンテーブル部以外に、後述する金属ハブ1bを吸引する
マグネット11と、後述する回り止め部材10aが設け
られている。この第1のターンテーブル10に小径光デ
ィスク1をクランピングする方法は、小径光ディスク1
の金属ハブ1bの内径部が回転軸5aに挿入位置決めさ
れ、マグネット11で金属ハブ1bを吸引し、クランピ
ングエリア1aをターンテーブル部で受けてチャッキン
グするものである。
【0020】一方、第1のターンテーブル10と同軸上
に大径光ディスク3用の第2のターンテーブル20が設
けられている。第2のターンテーブル20には、大径光
ディスク3のクランピングエリア3aを保持するターン
テーブル部以外に、後述するクランパー42を吸引する
マグネット21と、第1のターンテーブル10の回り止
め部材10aと嵌合する後述の回り止め部材20aと、
後述する操作レバー40にて操作される操作部20c
と、後述する切り欠き部20bが設けられている。
【0021】また、第2のターンテーブル20は第1の
ターンテーブル10に対して相対的に上下するようにな
っており、通常は上方向にターンテーブルバネ23にて
付勢されており、回り止め部材10a、20aが嵌合す
ることによって第1のターンテーブル10と一体的に回
転するようになっている。
【0022】前記第1のターンテーブル10と第2のタ
ーンテーブル20の回り止め部材10a・20aは一方
が凸形状をした回り止め部材10aでもう一方が凹形状
をした回り止め部材20aでできており、凸形状をした
回り止め部材10aが凹形状をした回り止め部材20a
に入り込み結合するようになっている。
【0023】前記第2のターンテーブル20の切り欠き
部20bは、ピックアップ装置30が小径光ディスク1
の記録開始位置まで入り込めるように切り欠かれてお
り、この切り欠き部20bの形状は第2のターンテーブ
ル20が下降した時にも、ピックアップ装置30と干渉
しない必要がある。本実施例では、対物レンズ33のワ
ーキングディスタンスが約0.1mm前後と非常に小さ
いことから対物レンズ33とそれを保持する対物レンズ
ホルダ34やアクチュエータバネ35、それを駆動する
磁気回路36が光ディスクに非常に近いところに配置さ
れているので、アクチュエータ32の部分を完全に逃げ
るような形状としている。
【0024】また、第2のターンテーブル20に設けら
れた操作部20cは、装置側に設けられた操作レバー4
0で駆動されるものであり、操作レバー40によって回
転を停止させ、下方向に駆動することで第2のターンテ
ーブル20を下降させ、前述した回り止め部材20a・
10aの結合を解除するものである。
【0025】次に図3と図4において本実施例に用いて
いる小径光ディスク1と大径光ディスク3の説明を行
う。
【0026】図4の小径光ディスク1は外径約φ50m
mで内径が約φ8mmの樹脂製基板に中央部に金属ハブ
1bを接着した構造で金属ハブ1bの内径はφ2.5m
mである。小径光ディスク1のクランピングエリア1a
はおおよそφ10mm〜φ14mmである。記録開始位
置がおおよそφ22mmである。そして、小径光ディス
ク1全体が小カートリッジ2に収納されている。
【0027】一方、図3における大径光ディスク3は外
径φ120mmで内径がφ15mmの樹脂製基板でクラ
ンピングエリア3aがおおよそφ22mm〜φ33mm
である。記録開始位置がおおよそφ48mmである。そ
して大径光ディスク3全体が大カートリッジ4に収納さ
れている。
【0028】このように小径光ディスク1用の第1のタ
ーンテーブル10の外径は、クランピングエリア1aの
φ14mmよりやや小さいおおよそφ13mmであり、
大径光ディスク3の内径がφ15mmであるので、大径
光ディスク3の位置決め部の内側に第1のターンテーブ
ル10を形成できる寸法関係である。
【0029】しかし、大径光ディスク3の位置決め穴は
樹脂基板そのものである為、装置のターンテーブルの位
置決め部とは公差や温度変化を見込んで0.05mm〜
0.15mm程度のクリアランスを設けておく必要があ
る。この寸法関係の光ディスクとターンテーブルの位置
決め部をそのままチャッキングすると最悪はこのクリア
ランスの半分の量の偏心が生ずるものである。
【0030】ところが、近年の光ディスクは相当な高密
度化が行われ、高精度な制御が必要になってきており、
その時に光ディスクの偏心が大きいと制御のゲインを上
げることが難しくなり、高精度な制御ができなくなって
しまう問題があった。その為、通常の光ディスク装置で
は装置に光ディスクをチャッキングする時に芯出しを行
う機構を設けている。通常この芯出し機構は、光ディス
クの中心穴の内径側にテーパ形状をした部材を光ディス
クの中心穴に押し付けて光ディスクのセンタリングを行
うので、前述した小径光ディスク1のクランピングエリ
アと干渉してしまうものであった。
【0031】本実施例の芯出し機構は、大径光ディスク
3用の第2のターンテーブル20に芯出し部材22が上
下にスライド自在に固定されており、芯出し部材バネ2
4で第2のターンテーブル20に付勢されて止まってい
る。そして上からの力で下方向にスライドする構造にな
っている。これにて内径の異なる光ディスクがきた場合
でも芯出し部材22のテーパ部にガイドされ光ディスク
が中央部に芯出しされるものである。前述したように、
この芯出し部材22は大径光ディスク3の中心径の内側
に設ける必要があるので、結果として小径光ディスク1
のクランピングエリア1aと寸法的に重なり、同時に2
つを設けることができなくなる。その為、本実施例では
芯出し部材22と小径光ディスク1用ターンテーブルを
周方向におおよそ4分割し、お互いを十字に組み合わせ
ることでほぼ同一径で芯出し部材22と小径光ディスク
1用の第1のターンテーブル10を実現している。
【0032】以上のような構成で小径光ディスク1をク
ランピングする場合について説明する。
【0033】まず、装置側に設けられた操作レバー40
が第2のターンテーブル20の下まで図中矢印A方向に
スライドする。そして第2のターンテーブル20を第2
のターンテーブル20に設けられた操作部20cが前記
操作レバー40に当接するまでゆっくりと回転させる。
その状態で操作レバー40を図中矢印B方向に押し下げ
ると操作レバー40が操作部20cの操作部つば20d
を押し下げ、第2のターンテーブル20は小径光ディス
ク1の小カートリッジ2を逃げる高さまで下降する。そ
の状態で第1のターンテーブル10と第2のターンテー
ブル20に設けられた回り止め部材10a・20aの結
合が外れ、スピンドルモータ5が回転して、第1のター
ンテーブル10は回転しても、第2のターンテーブル2
0は停止した状態になる。この状態で小径光ディスク1
をチャッキングする方法は前述した通りである。
【0034】次に、大径光ディスク3をクランピングす
る場合について説明する。
【0035】第1のターンテーブル10をゆっくりと回
転させ、その状態で操作レバー40を図中矢印C方向に
上昇させるとターンテーブルバネ23の付勢力によって
第2のターンテーブル20が上昇を始め、回り止め部材
10a、20aの位相が合った時に結合し始め、第1の
ターンテーブル10の回転が停止し、回り止め部材10
a、20aの結合がさらに深くなるまで上昇する。この
状態で操作レバー40を図中矢印D方向にスライドさせ
ると、第1のターンテーブル10と第2のターンテーブ
ル20が一体的に回転することができる。そして大径光
ディスク3が芯出し部材22でセンタリングされながら
第2のターンテーブル20上に載置され、マグネット2
2がクランパ42を吸引して大径光ディスク3をチャッ
キングする。
【0036】その後ピックアップ装置30が光ディスク
の径方向にスライドして情報の記録または再生を行うも
のである。
【0037】該実施例の操作レバー40は小径ディスク
カートリッジの挿入によって連動して動作するように構
成されており、小径光ディスクカートリッジが挿入され
た場合には、矢印A方向、矢印B方向に駆動させ、ディ
スクカートリッジの排出動作に連動して、矢印D方向に
駆動される。小径ディスクカートリッジの排出が終了す
ると、大径ディスクカートリッジが挿入可能な初期位置
まで、すなわち図3の位置まで第2ターンテーブルが上
昇する。
【0038】また、操作レバー40を紙面上下左右に駆
動し、第2ターンテーブルの回転制御および上下駆動を
行うことを示したが、発光素子、受光素子、エンコーダ
を用い電気的に第2ターンテーブルの回転制御を行い、
小径ディスクカートリッジが挿入された場合のB方向へ
の駆動をソレノイドを用いて機械的に行う方法を用いて
も良い。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明では、下記の効果を
有しており、従来の課題を解決できる光ディスク装置を
提供できるものである。
【0040】記録再生開始位置径が小さい第1の光デ
ィスクを載置する第1のターンテーブルと記録再生開始
位置径が大きい第2の光ディスクを載置する第2のター
ンテーブルを同軸上に設けている為、第1の光ディスク
と第2の光ディスクの媒体面の高さを同一にでき、共通
の光ピックアップ装置で情報を記録または再生すること
が可能である。
【0041】第2のターンテーブルは第1のターンテ
ーブルに対して相対的に上下にスライドする構造になっ
ている為、第1の光ディスクあるいは第1の光ディスク
を収納したカートリッジが第2のターンテーブルに干渉
することがない。
【0042】小径光ディスクが挿入され、第2のター
ンテーブルが下側に駆動された時には第1のターンテー
ブルと第2のターンテーブルの回り止め部材の嵌合が外
れる為、第1の光ディスクが回転する時も回転ロスが生
じることが無い。
【0043】大径光ディスクが挿入されたときには、
前記第2のターンテーブルと一体的に回転し、第2のタ
ーンテーブルに対して相対的に上下にスライドする構造
の前記芯出し部材を設けることにより第2の光ディスク
の芯出しを確実に行うことができる。
【0044】第2のターンテーブルには光ピックアッ
プ装置が内周まで接近できるような切り欠き部を有して
いる為、記録開始位置がより内周側にある第1の光ディ
スクを記録または再生する場合でも、光ピックアップ装
置と第2のターンテーブルが干渉することがない。
【0045】前記第2のディスクを位置出しする芯出
し部材と第1のディスクを載置するターンテーブルを円
周方向に分割して交互に設けている為、両者の直径がほ
ぼ同じ径であってもお互いが干渉せずに形成することが
できる。
【0046】大径ディスク使用回数と小径ディスク使
用回数を比較すると、大径ディスクの使用回数が断然多
く、小径ディスク挿入、排出時のみ第2のターンテーブ
ルを上下させる構成とし、大径ディスクの挿入、排出時
にはターンテーブルの上下動作は行われないため、ター
ンテーブルの上下動作が最小限にでき、装置の信頼性が
高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の大径ディスクを搭載する状
態のターンテーブル装置の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の小径ディスクを搭載する状
態のターンテーブル装置の斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の大径ディスクを搭載した状
態のターンテーブル装置の断面図である。
【図4】本発明の一実施例の小径ディスクを搭載した状
態のターンテーブル装置の断面図である。
【図5】本発明の一実施例のターンテーブル装置の分解
図である。
【図6】従来例1を示す図である。
【図7】従来例2を示す図である。
【符号の説明】
1:小径ディスク 1a:クランピングエリア 1b:金属ハブ 2:小カートリッジ 3:大径ディスク 3a:クランピングエリア 4:大カートリッジ 5:スピンドルモータ 5a:回転軸 10:第1のターンテーブル 10a:回り止め部材 11:マグネット 20:第2のターンテーブル 20a:回り止め部材 20b:切り欠き部 20c:操作部 20d:操作部つば 21:マグネット 22:芯出し部材 23:ターンテーブルバネ 24:芯出し部材バネ 30:ピックアップ装置 31:ハウジング 32:アクチュエータ 33:対物レンズ 34:対物レンズホルダ 35:アクチェータバネ 36:磁気回路 40:操作レバー 42:クランパー 100:ターンテーブル 101:第1のディスク 102:第2のディスク 110:光ピックアップ装置 120:テーパコーン 131:第1のターンテーブル 132:第2のターンテーブル 133:低摩擦部材 134:切り欠き
フロントページの続き (72)発明者 田 中 利 之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 辻 重 樹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 古 川 正 信 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 臼 井 信 行 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 栗 木 義 明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5D138 RA05 RA08 RA15 SA11 SA16 SA30 TA12 TA23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの位置決め径、クランピング
    エリアおよび記録再生開始位置の異なる2種類の光ディ
    スクに記録または再生可能で、記録再生開始位置径が小
    さい第1の光ディスクを載置する第1のターンテーブル
    と、記録再生開始位置径が大きい第2の光ディスクを載
    置し光ピックアップ装置が内周まで接近できるような切
    り欠き部を有する第2のターンテーブルと、第2のター
    ンテーブルに付勢された第2の光ディスクのセンタリン
    グの為の芯出し部材と、を同軸上にスライド可能に構成
    された光ディスク装置であって、 前記第2の光ディスク装着時には、第1および第2のタ
    ーンテーブルが第1および第2のターンテーブルに形成
    している回り止め部材が勘合されて一体となり回転し、
    前記第1の光ディスク装着時には前記回り止め部材の嵌
    合が外れることで、第1のターンテーブルのみが回転す
    る構造を有し、前記芯出し部材と第1のディスクを載置
    する第1のターンテーブルは、円周方向に分割して交互
    に配設されていることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のターンテーブルが回転してい
    ないとき、前記第2のターンテーブルに形成した切り欠
    き部がピックアップ装置の移動方向に位置するような位
    置停止手段を有していることを特徴とする請求項1記載
    の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 ディスクの非装着時には、前記第2のタ
    ーンテーブルの初期位置はバネによる付勢力によって前
    記第1のターンテーブルとほぼ同一面に位置しており、
    前記第1の光ディスクの挿入動作に連動して、第2のタ
    ーンテーブルが下降し、前記第1の光ディスクの排出動
    作に連動して第2のターンテーブルが上昇し、初期位置
    に位置することを特徴とする請求項1、2記載の光ディ
    スク装置。
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