JP2003122243A - プラント運転訓練装置 - Google Patents
プラント運転訓練装置Info
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Abstract
員を掛けずに実施することにより、インストラクタの負
担軽減を可能とする。さらに、現場操作の結果を運転員
が確認できることで、より臨場感のあるプラントの運転
訓練を実施する。 【解決手段】制御盤からの現場操作指示の音声を認識す
る音声認識部、操作指示に対応する機器を選定する現場
操作対象データベース、および現場操作機器の操作信号
をプラントシミュレータに伝送する現場操作機器信号処
理部を有する音声処理装置を設ける。また、音声処理装
置には、現場操作機器の操作信号に対応する音声を選定
する音声合成用データベース、および現場機器が操作さ
れたことを制御盤に音声出力する現場操作の音声合成処
理部を設ける。
Description
トや化学プラントのようなプロセスプラントの運転、保
守に用いるプラント運転訓練装置に関する。
ようなプロセスプラントは巨大システムであり、膨大な
機器、システムから構成されているが、その運転操作、
保守には高度な技術、知識が必要であり、運転訓練が重
要である。このため、プラントプロセスの動特性を計算
機を用いて模擬する運転訓練シミュレータ装置を用いて
運転、保守作業の訓練を行っている。
イッチ操作などに応じて、実プラントのプロセスや制御
装置の特性を物理モデルに基づいて計算し、結果を制御
盤上の計器、表示装置や警報などにリアルタイムで表示
することにより、あたかも実プラントを運転しているよ
うに制御盤からの操作、監視を行えるようになってい
る。
けでなく、現場機器の操作、監視機能を備えた運転訓練
装置もある。
を示す。プラントシミュレータ1は、プラント状態演算
部2および操作信号処理部3から構成される。操作信号
処理部3は、制御盤4の操作スイッチ5からの運転員に
よる操作信号を受け、プラント状態演算部2へ伝送す
る。
ミュレータ1から離れた場所に設置、接続し、制御盤4
の通信装置7からの音声による現場操作指示を現場操作
模擬用端末21近くに設けた通信装置22で受け、インスト
ラクタまたは運転員が、その指示に対応した操作を操作
器23から入力する。通信装置7及び22としては、マイク
とスピーカーを備えるものとする。プラントシミュレー
タ1の操作信号処理部3は、前記の制御盤4の操作スイ
ッチ5からの運転員による操作信号と同様に、現場操作
模擬用端末21の操作信号を受け、プラント状態演算部2
へ伝送する。プラント状態演算部2は、操作信号処理部
3からの操作信号に基づき、プラント状態を演算する。
制御盤4の表示器6はプラント状態演算部2からのプラ
ント状態信号を受け、表示状態を更新する。これにより
現場操作によるプラント状態を模擬する。
訓練装置としては、特開2000−56666号公報が
挙げられる。
ント運転訓練装置では、現場操作模擬用端末の操作担当
として、現場操作員を確保できない場合、現場操作員に
代わり運転員が現場操作を含めた訓練を行わなければな
らない。
り操作を実施するような形態をとっているため、インス
トラクタの負担が増加するなど、目的とする訓練以外の
作業が発生してしまうという問題があった。
作する部分を、音声処理装置を用いて人員を掛けずに実
施することにより、インストラクタの負担軽減を可能と
すると共に、より臨場感のあるプラント運転訓練装置を
提供することにある。
め、制御盤からの現場操作指示の音声を認識する音声認
識部、操作指示に対応する機器を選定する現場操作対象
データベース、および現場操作機器の操作信号をプラン
トシミュレータに伝送する現場操作機器信号処理部を有
する音声処理装置を設ける。
操作信号に対応する音声を選定する音声合成用データベ
ース、および現場機器が操作されたことを制御盤に音声
出力する現場操作の音声合成処理部を設ける。
り説明する。
演算部2および操作信号処理部3から構成される。制御
盤4は操作スイッチ5、表示器6、およびマイクとスピ
ーカーを備えた通信装置7から構成される。音声処理装
置8は、音声をデータに変換する音声認識部9、音声の
データから現場操作機器を照合する現場操作対象データ
ベース10、および、現場操作機器信号処理部11から構成
される。
理部3は、制御盤4の操作スイッチ5からの運転員によ
る制御盤操作信号14を受け、操作信号15に変換し、プラ
ント状態演算部2へ伝送する。プラント状態演算部2
は、操作信号処理部3からの操作信号15に基づき、プラ
ント状態を演算する。制御盤4の表示器6はプラント状
態演算部2からのプラント状態信号16受け、表示状態を
更新する。
ない現場盤および現場機器の操作は、運転員が通信装置
7から現場機器の操作指示を発話し、音声処理装置8の
音声認識部9が操作指示の音声17を認識し、音声認識デ
ータ18へ変換する。現場操作機器信号処理部11は、音声
認識データ18を図2に示す現場操作対象データベース10
と照らし合わせ、操作指示に該当する現場機器操作信号
19aを選定し、プラントシミュレータ1の操作信号処理
部3へ伝送する。操作信号処理部3は、現場操作機器信
号処理部11からの現場機器操作信号19aを受け、操作信
号15に変換し、プラント状態演算部2へ伝送する。プラ
ント状態演算部2は、操作信号処理部3からの操作信号
15に基づき、プラント状態を演算する。制御盤4の表示
器6はプラント状態演算部2からのプラント状態信号16
を受け、表示状態を更新する。
合成部12、および、操作された現場機器に基づき出力す
る音声を照合する音声合成用データベース13を追加す
る。
は、現場操作機器信号処理部11で選定された現場機器操
作信号19bに基づき、図3に示す音声合成用データベー
ス13と照らし合わせ、該当する現場機器の操作結果を、
音声20にて制御盤4の通信装置7へ出力する。
動作例を説明する。
に操作が必要となる、現場機器のCUWポンプA出口弁
を開操作する場合を想定する。
WポンプA出口弁を全開して下さい」と操作指示を発話
する。音声認識部9は、この操作指示の音声17を、現場
操作機器信号処理部11へ入力可能なようにテキストデー
タに変換し、音声認識データ18とする。現場操作機器信
号処理部11では、CUWポンプA出口弁を開する音声認
識データ18から現場機器項目「CUWポンプA出口弁」
と操作項目「全開」の単語を抽出し、図2に示す現場操
作対象データベース10と照らし合わせ、現場機器操作信
号19a(SW001,1)を選定し、プラントシミュレ
ータ1の操作信号処理部3へ伝送する。操作信号処理部
3は、CUWポンプA出口弁を開する現場機器操作信号
19aを受け、操作信号15へ変換し、プラント状態演算部
2へ伝送する。プラント状態演算部2では、CUWポン
プA出口弁を開する操作信号15を受けて、調節弁を開し
たときのプラント状態を演算する。その結果、CUWポ
ンプA出口弁が全開したプラント状態信号16を制御盤4
へ伝送し、表示器6のCUWポンプA出口弁の表示状態
を更新する。
成部12と音声合成用データベース13を追加した場合の動
作例を説明する。上記音声処理装置8の現場操作機器信
号処理部11にて選定されたCUWポンプA出口弁を開す
る現場機器操作信号19b(SW001,1)より、現場
操作の音声合成部12は、図3に示す音声合成用データベ
ース13と照らし合わせ、CUWポンプA出口弁の開操作
結果音声20を選定し、制御盤4の通信装置7へ「CUW
ポンプA出口弁を全開しました」と出力する。
作指示を、人の手を介さずプラントシミュレータ1に入
力することができる。さらに、現場操作の結果を制御盤
4にて音声で確認することができる。
音声処理装置を用いて人員を掛けずに実施することによ
り、インストラクタの負担軽減を可能することができ
る。さらに、現場操作の結果を運転員が確認できること
で、より臨場感のあるプラントの運転訓練を実施するこ
とができる。
3…操作信号処理部、4…制御盤、5…操作スイッチ、
6…表示器、7…通信装置、8…音声処理装置、9…音
声認識部、10…現場操作対象データベース、11…現場操
作機器信号処理部、12…現場操作の音声合成処理部、13
…音声合成用データベース、21…現場操作模擬用端末、
22…通信装置、23…操作器。
Claims (2)
- 【請求項1】 実プラントの動特性を模擬する操作信号
処理部を有するプラントシミュレータと、このプラント
シミュレータに接続した操作スイッチ、表示器および通
信装置を備えた制御盤より成るプラント運転訓練装置に
おいて、前記制御盤の前記通信装置からの現場盤および
現場機器の操作指示を音声認識する音声認識部と、現場
操作対象データベースと、この現場操作対象データベー
スに照らし合わせて、現場機器の操作信号を作ると共
に、その現場操作信号を前記プラントシミュレータの操
作信号処理部に出力する現場操作機器信号処理部とを備
えた音声処理装置を設けたことを特徴とするプラントの
運転訓練装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記音声処理装置内
に、前記現場操作信号に基づき、その操作が実行された
ことを前記制御盤の前記通信装置に音声出力する現場操
作の音声合成処理部および音声合成用データベースを有
することを特徴とするプラントの運転訓練装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001321385A JP2003122243A (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | プラント運転訓練装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001321385A JP2003122243A (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | プラント運転訓練装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003122243A true JP2003122243A (ja) | 2003-04-25 |
Family
ID=19138607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001321385A Pending JP2003122243A (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | プラント運転訓練装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003122243A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101984377A (zh) * | 2010-09-28 | 2011-03-09 | 辽宁工程技术大学 | 智能楼宇实时并行仿真系统及仿真方法 |
JP2013029785A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Toshiba Corp | プラントシミュレーション装置 |
CN104637362A (zh) * | 2015-01-08 | 2015-05-20 | 西南石油大学 | 基于无定序操作模式的钻井模拟系统及方法 |
-
2001
- 2001-10-19 JP JP2001321385A patent/JP2003122243A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101984377A (zh) * | 2010-09-28 | 2011-03-09 | 辽宁工程技术大学 | 智能楼宇实时并行仿真系统及仿真方法 |
CN101984377B (zh) * | 2010-09-28 | 2012-06-06 | 辽宁工程技术大学 | 智能楼宇实时并行仿真系统及仿真方法 |
JP2013029785A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Toshiba Corp | プラントシミュレーション装置 |
CN104637362A (zh) * | 2015-01-08 | 2015-05-20 | 西南石油大学 | 基于无定序操作模式的钻井模拟系统及方法 |
CN104637362B (zh) * | 2015-01-08 | 2017-06-13 | 西南石油大学 | 基于无定序操作模式的钻井模拟系统及方法 |
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