JP2003121976A - 熱現像画像形成装置 - Google Patents

熱現像画像形成装置

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JP2003121976A
JP2003121976A JP2001312763A JP2001312763A JP2003121976A JP 2003121976 A JP2003121976 A JP 2003121976A JP 2001312763 A JP2001312763 A JP 2001312763A JP 2001312763 A JP2001312763 A JP 2001312763A JP 2003121976 A JP2003121976 A JP 2003121976A
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Japan
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heat
drum
image forming
main body
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JP2001312763A
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English (en)
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Kazumi Tsukinowa
一海 月輪
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱現像感光材料を熱現像する熱現像ドラムを
含む熱現像部における保守、メンテナンス作業を行い易
くするようにした熱現像画像形成装置を提供する。 【解決手段】 この熱現像画像形成装置は、熱現像感光
材料を熱現像し画像形成を行うための熱現像ドラムを含
んで一体にされた熱現像ドラムユニット31及び冷却搬
送ユニット32の組み込み及び取り外しを装置本体の正
面10a側からスライドして行うように構成した。ま
た、熱現像ドラムユニット31及び冷却搬送ユニット3
2の電気接点及び駆動接点を装置本体に対し着脱可能に
背面10b側側に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として医療分野
に用いられる熱現像感光材料を熱現像し画像形成を行う
レーザイメージャ等の熱現像画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、医療用診断のための画像形成装置
として、フィルムに画像や文字をレーザ光で書き込みを
行う装置と、画像等の書き込みが行われたフィルムを現
像定着し目視による診断可能なものにする処理装置とが
一体となったものが多く開発生産され、各医療機関に供
給されている。
【0003】これらの画像形成装置は各機能を達成する
ため画像の書き込みを行う装置では、高精度の組立や部
品が多く使用され、それらの部品やユニットの保守メン
テナンスの便宜を回るために装置の各方向からのアクセ
スが可能なように設計されている。即ち、保守、メンテ
ナンス等のため、本体よりユニット単位での取り外し構
造ではなく、装置上で保守メンテナンスを行っており、
消耗品の交換、熱現像感光フィルム等のメディアのジャ
ム解除など操作性が良好な様に各方向からアクセスする
ように装置がつくられていた。このため、当然その作業
スペースを確保する必要がある。
【0004】しかしながら、フィルムのストック部、供
給部、搬送部、画像書き込み部、プロセッサ(熱現像)
部、排出部等を全て備えた画像形成装置はその内部構造
が複雑であり、また、装置を構成する部品点数も非常に
多い。当然定期交換部品や、プロセッサ部での消耗品の
補充や交換等は必要で、操作性が良いように構成されて
いた。そして、研究開発を重ねるにつれ装置は小型軽量
化され、また、定期交換部品が減少し、消耗品交換時期
が長期化し、また、トラブルに対する信頼性が向上して
くると、従来では行われなかった場所への設置も行われ
てくるようになった。つまり、装置の壁際設置や、凹部
箇所への設置、車載設置などである。しかも、設置面積
を考慮した装置は、概ねその必要体積を背丈側に求め、
地震対策として耐震工事(転倒防止工事)等を行う必要
があり、前記した窮地に設置しながらも容易に装置を動
かせない実状がある。壁際設置した壁側のユニットアク
セスや、凹部設置した背面側ユニット等ヘのアクセスは
再度の耐震工事(転倒防止工事)等の必要が発生してし
まう。
【0005】特に、熱現像方式の場合、熱の関係からプ
ロセッサ部(熱現像部)は装置の上部に配置されること
になるが、前記の設置面積を考慮した本体は背丈が高
く、プロセッサ部のメンテナンスはやや高い位置での作
業になる場合があった。しかもコストやデザインなどを
考慮し一体的に形成された上部のカバーは大きくなり、
逆に開口は大きく取れなかったりと、アクセスのし易い
装置ではなかった。また、一体的に形成された上部カバ
ーを取り外し式にすることも出来るが、取り外した前記
カバーを床などに置くことになると、概ね装置2台分の
スペースを占有することになる。
【0006】また、従来の装置では図6のように本体上
部のカバー100を上方向に開放してから熱現像ドラム
101などにメンテナンス時等にアクセスし、その開放
の仕方は右や左や装置背面側などに設けられたヒンジ1
00a等を軸に上方に回動するタイプであったが、何れ
も装置の周囲でそれなりのスペースを必要としていた。
また、特に、熱現像ドラム101のメンテナンスになる
と、上部カバー101aや搬送部品102などの取り外
しを装置本体の上部103で行わなければならず、かな
り手間と労力のいるものとなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題に鑑み、熱現像感光材料を熱現像する熱現像ド
ラムを含む熱現像部における保守、メンテナンス作業を
行い易くするようにした熱現像画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による熱現像画像形成装置は、熱現像感光材
料を熱現像し画像形成を行うための熱現像ドラムを有す
る熱現像画像形成装置において、前記熱現像ドラムを含
んで一体にされた熱現像ドラムユニットの組み込み及び
取り外しを装置本体の正面側から行うように構成したこ
とを特徴とする。
【0009】この熱現像画像形成装置によれば、熱現像
ドラムユニットを装置本体から取り外し可能な一体的な
構成にし、その取付け及び取外しを本体の正面から行う
ようにすることで、熱現像ドラムユニット等の熱現像部
における保守及びメンテナンスに容易に対応でき、また
熱現像ドラムユニットを取り外すので、その保守及びメ
ンテナンス作業が容易となる。
【0010】この場合、前記熱現像ドラムユニットは、
熱現像ドラムと、前記熱現像ドラムを包囲するように設
けられた上カバー部材及び下カバー部材と、が一体に前
記装置本体の正面方向にスライド可能に構成されている
ので、スライド方式で熱現像ドラムユニットの取付け及
び取外しを本体の正面から行うことができ、部品の清掃
や交換等の保守及びメンテナンスのための作業スペース
を確保することができ、好ましい。
【0011】また、本発明による別の熱現像画像形成装
置は、熱現像感光材料を熱現像し画像形成を行うための
熱現像ドラムを含む熱現像ドラムユニットを有する熱現
像画像形成装置において、前記熱現像ドラムユニットは
前記熱現像ドラムの駆動のための駆動接点を備え、前記
熱現像ユニットが前記装置本体の正面方向にスライド可
能に構成されるとともに前記駆動接点を前記装置本体に
対し着脱可能なように前記装置本体の正面と反対側に設
けたことを特徴とする。
【0012】この熱現像画像形成装置によれば、スライ
ド方式で熱現像ドラムユニットの取付け及び取外しを本
体の正面から行うことができるので、保守及びメンテナ
ンスのための作業スペースを確保することができるとと
もに、熱現像ドラムの駆動接点を正面と反対側に設ける
ことで熱現像ドラムユニットのスライドと同時に駆動接
点の着脱ができるので、熱現像ドラムユニット等の熱現
像部における保守及びメンテナンス作業が行い易くな
る。
【0013】この場合、前記熱現像ドラムは回転軸を中
心に回転し、前記回転軸が前記装置本体の正面から反対
側の背面側に延びるように配置される。また、前記駆動
接点を前記熱現像ドラムの回転軸の前記背面側端部に設
けることが好ましい。
【0014】また、前記熱現像ドラムユニットの前記駆
動接点は、前記熱現像ドラムの加熱のために通電する電
気駆動接点及び前記熱現像ドラムを回転駆動するための
回転駆動接点の少なくとも一方を備える。
【0015】また、本発明による更に別の熱現像画像形
成装置は、熱現像感光材料を熱現像し画像形成を行うた
めの熱現像ドラムを含む熱現像ドラムユニットと、前記
熱現像ドラムからの前記熱現像感光材料を搬送し冷却す
るための冷却搬送ユニットと、を有する熱現像画像形成
装置において、前記冷却搬送ユニットはその駆動のため
の駆動接点を備え、前記冷却搬送ユニットを前記装置本
体の正面方向にスライド可能に構成するとともに前記駆
動接点を前記装置本体に対し着脱可能なように前記装置
本体の正面と反対側に設けたことを特徴とする。
【0016】この熱現像画像形成装置によれば、スライ
ド方式で冷却搬送ユニットの取付け及び取外しを本体の
正面から行うことができるので、保守及びメンテナンス
に容易に対応でき、また、冷却搬送ユニットを取り外す
ことができるので、部品の清掃や交換等の保守及びメン
テナンス作業が容易となる。また、保守及びメンテナン
スのための作業スペースを確保することができるととも
に、冷却搬送ユニットの駆動接点を正面と反対側に設け
ることで冷却搬送ユニットのスライドと同時に駆動接点
の着脱ができるので、冷却搬送ユニット等の熱現像部に
おける保守及びメンテナンス作業が行い易くなる。
【0017】また、前記冷却搬送ユニットの前記駆動接
点は、前記搬送のための電気接点及び回転駆動接点の少
なくとも一方を備える。例えば、回転駆動接点には熱現
像感光材料を搬送する搬送ローラ等の回転駆動のための
回転駆動接点があり、電気接点には各種制御用等の電気
接点等がある。
【0018】また、前記熱現像ドラムユニットの組み込
み及び取り外しを前記装置本体の正面側から前記冷却搬
送ユニットとは独立して行うようにすることで、それぞ
れ別々にメンテナンス等を行うことができる。
【0019】上述の熱現像画像形成装置では、画像形成
前の熱現像感光材料を収納するとともに前記正面方向に
スライド可能な収納部、及び熱現像のための各種操作の
ために前記装置本体の正面側に配置された操作パネル部
の少なくとも一方を備えることが好ましい。収納部が装
置本体の正面方向にスライド可能であるので、かかる熱
現像感光材料の収納部への装填時等におけるスライドス
ペースと、上述のような熱現像ドラムユニットや冷却ユ
ニットのスライドスペースとが共通スペースとなり、特
別なスペースが不要でありデッドスペースが少なく、ス
ペースの効率的使用が可能となる。このため、装置本体
の設置場所のスペース的な制限が少なくなり、省スペー
ス化を実現でき、有利である。また、操作パネル部が正
面側にあることで操作し易い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形
態による熱現像画像形成装置の正面図(a)、熱現像画
像形成装置の前扉を開放した状態を示す正面図(b)、
熱現像画像形成装置の収納部を装置正面の手前側に引き
出した状態を示す上面図(c)、及び熱現像画像形成装
置の前扉を開放した状態を示す上面図(d)であり、図
2は、図1(b)の熱現像画像形成装置の上部を詳しく
示す正面図である。
【0021】図1、図2の熱現像画像形成装置10は、
本体骨格をなすフレーム15を有し、例えば16×32
t=2.3mmの機械構造用炭素鋼管を亜鉛メッキ処理
した材料から構成し、補強材(図示省略)を要所に使用
することによって軽量化と高剛性化を図っている。装置
下部にはキャスター14が設けられ、また耐震工事に対
応すべく設置工事のためのアンカー等が取り付けられる
構造となっている。
【0022】熱現像画像形成装置10は、レーザ光によ
って潜像による画像形成がなされる前の熱現像感光材料
である熱現像感光フィルム(以下、「フィルム」とい
う。)を収納するための複数の収納部11,12を有す
る。収納部11,12は、図1(a)、(c)のよう
に、前扉13を閉めた状態で装置本体の正面10aにお
いて図の方向hに引き出すようにかつ方向h’に押し込
むようにスライド可能に構成されており、多数枚のフィ
ルムを図1(c)のトレイ11a内に収納し、フィルム
が空になったら新たに装填できる。
【0023】熱現像画像形成装置10は、収納部11,
12に収納された多数枚のフィルムを一枚ずつ吸盤で負
圧により吸着し移動させることで取り出す公知のフィル
ム供給機構を内部に備え、取り出されたフィルムを複数
の搬送ローラ対16aで図1(b)の下方向(1)に搬
送するための下降搬送部16と、下降搬送部16から搬
送されたフィルムの位置を規制して曲がりを補正しかつ
フィルムを複数の搬送ローラ対17aで水平方向(2)
に搬送する位置規制部17と、位置規制部17から送り
込まれ曲がりの補正されたフィルムを副走査方向(水平
方向(2))に定速度で移動させる副走査部18とを有
する。副走査部18は、2つの搬送ローラ対とバックロ
ーラ対と搬送ローラ対のニップ解除機構等から構成さ
れ、搬送ローラ対は単一のモーターで駆動される。
【0024】熱現像画像形成装置10は、副走査部18
においてフィルムに対し画像情報に基づいて変調された
レーザ光を露光しフィルムに画像情報による潜像を形成
して画像書き込みを行う露光部19を有する。露光部1
9は、内部にレーザ光の発光部、ポリゴンミラーによる
走査機構、変調手段及び集光手段を有する。
【0025】熱現像画像形成装置10は、副走査部18
で露光部19により潜像が形成されて画像書き込みの終
了したフィルムを複数の搬送ローラ対20aで図1
(b)の上方向(3)に搬送する上昇搬送部20を有す
る。上昇搬送部20は、フィルムを副走査部18から装
置本体の上部まで搬送するための長い搬送経路及び露光
中のフィルムに衝撃を与えないため搬送ローラの待避機
能等を備える。
【0026】熱現像画像形成装置10は、上述のように
して潜像の形成されたフィルムを加熱し熱現像してから
冷却し搬送する熱現像部30を装置本体の上部に有す
る。熱現像部30で熱現像され画像情報が可視化された
フィルムは冷却されて排出部22へ搬送され装置外部へ
排出される。
【0027】また、熱現像画像形成装置10は、電源、
制御基盤、レーザ光の書き込み情報の処理を行う画像処
理基盤、バックアップ電源などが納められた電装ボック
ス21(図2)と、装置本体の正面10aの上部に配置
され各種制御データを入力可能でありまた表示可能な操
作パネル部10d(図2)とを有する。電装ボックス2
1では各部分を人体への感電や他の機器との電磁波干渉
等の観点から内部で仕切られた一体的な金属箱に納めて
いる。また、電装ボックス21には内部の発熱部を積極
的に冷却するための冷却ファン及び冷却経路を備えてい
る。
【0028】図1(b)、図2のように、熱現像部(プ
ロセッサ部)30は、熱現像ドラムを含む熱現像ドラム
ユニット31と、熱現像後のフィルムを搬送しかつ冷却
する冷却搬送ユニット32と、フィルムを排出部22に
向け更に搬送する搬送部33と、フィルムの熱現像時に
発生する有機酸臭を取り除くための脱臭部34と、を有
する。
【0029】熱現像画像形成装置10は、その上部が上
カバー10cにより覆われており、装置本体の正面10
aで、図1(a)、(c)のように前扉13を閉めた状
態から、前扉13を図1(d)のように開くと、図1
(b)、図2のように内部が現れ、上カバー10cを取
り外すことなく、正面側10aから熱現像ドラムユニッ
ト31及び冷却搬送ユニット32をそれぞれ独立して組
み込みかつ取り外すことができる構造となっている。
【0030】上述の構造に加えて、熱現像画像形成装置
10では、収納部11,12が図1(c)のように正面
10a側にスライドして移動可能であり、前扉13が図
1(d)のように正面10aで開閉可能であり、更に下
降搬送部16、位置規制部17、副走査部18、露光部
19及び上昇搬送部20がともに前扉13を開けば正面
10a側からアクセス可能であり、各構成部品の交換や
清掃等や万が一のフィルムジャム処理が正面10aから
行うことができる。このため、図1(d)の装置本体の
正面10aの前面に位置するスペースが、各種作業の共
通スペースとなり、装置本体の両側面、背面及び上部に
特別なスペースが不要であり、デッドスペースが少な
く、設置場所におけるスペースの効率的使用が可能とな
り、好ましい。
【0031】上述の熱現像ドラムユニット31について
更に図3〜図5を参照して説明する。図3は、熱現像ド
ラムユニット31の熱現像ドラム、上カバー及び下カバ
ーをそれぞれ分解した状態で示す正面図であり、図4
は、図3の熱現像ドラム、上カバー及び下カバーをそれ
ぞれ分解した状態で示す側面図であり、図5は、熱現像
部を装置本体の背面側から見た背面図である。
【0032】図3,図4のように、熱現像ドラムユニッ
ト31は、通電により発熱する発熱体を内部に含み回転
軸36a、36bを中心にして回転してフィルムを搬送
しながら加熱し熱現像を行う熱現像ドラム36と、フィ
ルムを熱現像ドラム36に密着させながら搬送させる複
数の対向ローラ37と、密着搬送されるフィルムを熱現
像ドラム36から分離する分離爪38と、分離されたフ
ィルムを下流側の冷却搬送ユニット32へと搬送する搬
送ローラ対39と、熱現像ドラム36のヒータ発熱体へ
の通電を制御し熱現像ドラム36の温度を制御する制御
基板等を円板状の筐体内に含む制御ユニット40と、熱
現像ドラム36を回転駆動するためにギヤに構成された
駆動接点部41と、熱現像ドラム36内の発熱体に電源
を供給するための電気接点部42と、を備える。
【0033】熱現像ドラムユニット31は、上述の各構
成部品を一体的に保持し熱現像ドラム36からの熱を断
熱し熱現像ドラム36を包囲するように設けられた上カ
バー部材43と下カバー部材44とにより一体的に構成
されている。また、図4のように、熱現像ドラム36
は、その回転軸36aが装置本体の正面10a側にあ
り、回転軸36bが背面10b側にあり、熱現像ドラム
36の長手方向が正面10aから背面10b方向へと延
びている。
【0034】熱現像ドラムユニット31は、下カバー部
材44の底面で装置本体に設けられたレール状部材(図
示省略)に案内されながらスライドし、装置本体の所定
の位置に精度良く納まるようになっている。
【0035】また、熱現像ドラムユニット31には、熱
現像ドラム36の図1(c)、(d)の正面10aと反
対の背面10b側(奥側)に装置本体と嵌合する凸部5
0が設けてあり、装置本体側には凸部50と嵌合するた
めの凹部(図示省略)を設けてあるので、熱現像ドラム
ユニット31が装置本体に組み込まれて嵌合した後は、
動いたりガタついたりすることはない。嵌合後に熱現像
ドラムユニット31は装置本体の正面10a側より蝶ネ
ジ等で装置本体に締結されて固定される。
【0036】また、蝶ネジ等による締結を解除してか
ら、熱現像ドラムユニット31を装置本体の正面10a
で図1(d)のように方向hに引き出すと、装置本体の
レール状部材(図示省略)に案内されながらスライド
し、正面10aの手前側に破線のように引き出すことが
できる。
【0037】また、熱現像ドラムユニット31は、制御
ユニット40に一体に取り付けられるインターフェイス
部40aで本体側インターフェイス部と光通信を行うこ
とにより熱現像ドラム36の稼働、アイドリング及び停
止等について装置本体側から制御されるようになってい
る。
【0038】また、図1(b)の方向(3)から搬送さ
れてきたフィルムは、図3の方向vに搬送され、熱現像
ドラム36の周面を対向ローラ37により密着しながら
方向v’へと搬送され、分離爪38で熱現像ドラム36
から離されて搬送ローラ対39で更に搬送されるように
なっている。
【0039】また、冷却搬送ユニット32は、熱現像ド
ラムユニット31で熱現像されたフィルムを所定の時間
で精度良く冷却し、フィルムの現像作用を停止させ、装
置最上部の排出部22にフィルムを搬送させるために冷
却ガイド45,46及び複数の搬送ローラ32aを有
し、搬送ローラ16aと16aとの間に現像後のフィル
ムの透過濃度を測定する濃度測定機構35を有し、これ
らの各構成部品が一対の側板47内に一体的になって構
成されており、装置本体にされて固定される。ねじ等に
よる締結を解除してから、熱現像ドラムユニット31と
は独立して、装置本体の正面10aで図1(d)のよう
に方向hにスライド可能になっており、正面10aの手
前側に破線のように引き出すことができる。
【0040】濃度測定機構35は、現像後のフィルムの
透過濃度を複数の所定箇所で測定し、測定濃度と予め予
想されていた濃度との差異を算出し、この差異を補正す
るように露光部19による次の露光時に光量を調節しま
た熱現像ドラム36の温度を調節する。このようにし
て、濃度測定部35により現像されたフィルムが所望の
濃度に現像されているかを監視することで各フィルムの
ロット間でのばらつきや経時による感度の変化に対応で
きる。
【0041】脱臭部34は、熱現像部30でフィルムが
熱現像処理されるときに発生する有機酸のガスを吸着・
濾過し有臭成分を取り除くために、多孔質セラミックや
榔子殻活性炭等を主成分とした脱臭フィルタを内部に有
し、有機酸のガスをダクトを通して吸引ファンで吸引し
フィルタで有臭成分を除去し、外部へ排出するようにな
っている。脱臭フィルタは、一定時間毎または所定面積
のフィルム処理後に行う定期交換によって性能を維持す
る。交換は専用に設けられた装置前面の開閉式の小窓か
ら行うことができるようになっている。
【0042】上述のように、図1〜図5の熱現像画像形
成装置10では、熱現像ドラムユニット31と冷却搬送
ユニット32とをそれぞれ一体的に装置正面10a側か
らスライドして組み込みかつ取り外しできるようにして
いる。従来の装置では本体上部のカバーを上方向に開放
してから熱現像ドラムなどにメンテナンス時にアクセス
するようにしているためアクセスに手間がかかりまた装
置周辺にスペースを必要としていたのに対し、本実施の
形態では、熱現像ドラムユニット31と冷却搬送ユニッ
ト32との装置正面10a側からの出し入れを達成し、
メンテナンス時のアクセスが極めて容易となり、メンテ
ナンス作業が行い易く、また省スペース化を実現してい
る。なお、熱現像部30における必要なメンテナンス作
業には、熱現像ドラム36や周辺の対向ローラ37等の
部品の清掃、消耗部品の定期交換、万一の時のジャム解
除等がある。
【0043】上述のように熱現像ドラムユニット31と
冷却搬送ユニット32とを別々に一体的に装置本体から
取り外しかつ組み込むことができるので、上述のメンテ
ナンス作業が容易となるが、これについて更に説明す
る。即ち、フィルムを熱現像処理することで発生する有
機酸は高温時はガスとなって浮遊するが、所定温度以下
になると凝固、固着する性質がある。熱現像ドラム内で
も温度の低いフィルムの入り口のガイド部や空気の取り
入れ口、また脱臭部34のダクトの内側などは凝固、固
着した有機酸で次第に汚れてしまい、この汚れはフィル
ムが接触すればフィルムに付着したり、熱現像ドラムや
対向ローラに付着すれば温度の制御にまで悪影響を及ぼ
すので、従来はこれらの清掃のため装置上部を開放し、
カバー部材を取り外し熱現像ドラムを取り出し、カバー
部材の中を清掃し、ドラム清掃治具に熱現像ドラムを載
せて熱現像ドラムの清掃を行ったり、また搬送部品は装
置本体の上部で清掃や交換等を行っていたが、前記した
ように装置の周りにそれなりのスペースが必要であり、
さらに熱現像ドラムの清掃治具なども必要とし、ドラム
のカバー部材や搬送部品などの取り外しを装置本体上で
行わなければならなかったのに対し、本実施の形態で
は、ユニットとして一体に構成し、カバー部材等と一体
に取り外すことができるので、熱現像ドラムユニット3
1または冷却搬送ユニット32を取り出してから、各部
品等の取り外しを行うことができ、またユニットして一
体に組み込むことができるので、メンテナンス作業が行
い易く、また、熱現像ドラム表面の清掃などを行う際の
清掃治具が不要となる。
【0044】上述のような熱現像ドラムユニット31を
熱現像ドラム36とカバー部材43,44等とを一体に
した組み込み・取り出し構造を実現する上で、次のよう
な課題を解決する必要がある。即ち、熱現像ドラム36
内の発熱体への電源供給のための電気接点部の引き出し
構造と、熱現像ドラム36の回転駆動を得るための駆動
接点の引き出し構造を実現することである。本実施の形
態では次のような構成でこれらの問題を解決している。
【0045】先ず、電気接点の構造について説明する。
図4、図5に示すように、熱現像ドラムユニット31に
設けた電気接点部42は、熱現像ドラム36の回転軸3
6bと同軸に互いに絶縁して設けられた複数のリング状
接点42a、42b、42cと、各リング状接点42
a、42b、42cの外周面に対し各ばね44dを介し
て一定の押圧力で押し付けられて回転中に摺動しながら
電気的に接触する複数の棒状接点43a、43b、43
cと、各棒状接点43a、43b、43cを収納し保持
するように上カバー部材51の奥側に設けられた接点保
持部51とを有する。
【0046】電気接点部42では、図5のように、配線
部材52が接点保持部51内の各棒状接点43a、43
b、43cと電気的にそれぞれ接続し、図の下方に延び
た配線部材52と電気接続するように下カバー部材44
にコネクタ53が設けられている。
【0047】コネクタ53は装置本体に設けられたソケ
ット(図示省略)に差し込み可能となっており、熱現像
ドラムユニット31を装置本体に組み込むときに装置本
体に対しスライドさせて押し込むと、コネクタ53が装
置本体のソケットに差し込まれる。かかるコネクタとソ
ケットは公知のものを使用できる。なお、各接点42
a、42b、42c(43a、43b、43c)は、2
つが2相電源に接続され、もう1つは接地用である。
【0048】従来の電気接点は、熱現像ドラムの回転軸
に同軸に設けられた複数のリング状接点に対して装置本
体側からそれぞれ一定の押圧力で摺動接触させる構造で
あり、一定の押圧力はリング外周面の円中心方向に対し
て作用するように装置本体側の電気接点をストロークさ
せるように構成していたので、熱現像ドラムを回転軸方
向にそのまま引き抜くことができなかったのに対し、本
実施の形態では、装置本体側の電気接点をカバー部材側
に設けることで上述の問題を解決している。つまり、上
述のようにカバー部材側に電気接点としてコネクタ53
を設け、熱現像ドラム36とカバー部材43,44とを
熱現像ドラムユニット31として一体的に引き出すこと
でコネクタ53が装置本体側のソケットから引き抜かれ
るので、電気接点の破損等を生じることなく装置本体か
ら特別な作業なしで容易に引き抜くことができる。ま
た、熱現像ドラムユニット31を装置本体に組み込むと
きも、スライドさせてカバー部材の凸部50を装置本体
の凹部に嵌合させると、同時にカバー部材のコネクタ5
3が装置本体のソケットに差し込まれる。
【0049】以上のように、本実施の形態では、熱現像
ドラムユニット31における電気接点の接続及び接続解
除が熱現像ドラムユニット31の組み込み及び取り出し
時に同時に行われるので、その都度コネクタを手で抜き
差しするような煩わしさがなく、メンテナンス作業を行
い易くなる。また、このコネクタ53の導通を監視して
熱現像ドラムユニット31が正規の位置に納まっている
かを判断し、不要な事故を事前に防止する対策とするこ
とができる。
【0050】次に、熱現像ドラム36を回転駆動するた
めの駆動接点部41について説明する。図4,図5のよ
うに、駆動接点部41は熱現像ドラム36の回転軸36
bと同軸に設けられたドラムギア41aと、ドラムギア
41aと噛み合うように設けられたアイドラギア41b
とを有する。
【0051】ドラムギア41aは図4のようにリング状
接点42a〜42cと熱現像ドラム36との間に位置す
る。アイドラギア41bは、下カバー部材44に設けら
れドラムギア41aともにカバー部材43,44の装置
本体の背面10b側の外側に位置する。ドラムギア41
aとアイドラギア41bとがカバー部材43,44の外
側にあるので、これらのギア41a、41bを介する熱
現像ドラム36からの熱の放出が抑えられている。
【0052】ギアは一般的にその歯形より表面積が大き
く熱の吸収放出も大きく、このギアがカバー部材43,
44内にあると雰囲気温度によりギアが暖められ、アイ
ドラギアを介してカバー部材43,44の外に熱を伝達
放出してしまうために熱効率が低下し、また周囲の部品
も高温になってしまい、様々な不具合の原因となり易い
のであるが、上述のように本実施の形態では、ドラムギ
ア41aとアイドラギア41bとをカバー部材43,4
4の外側に設けたので、熱現像ドラム36からの熱放出
を抑制しているため、かかる不具合を未然に防止でき
る。
【0053】また、図5のように、ドラムギア41aの
径は、ドラムギヤ41aよりも更に奥側(背面側)に配
置される円板状の制御ユニット40よりも小さいが、ア
イドラギア41bが円板状の制御ユニット40の外側に
位置し、アイドラギア41bで熱現像ドラムユニット3
1における回転駆動接点を構成し、装置本体側の駆動接
点と接続可能となっている。
【0054】図5のように、装置本体の背面側には駆動
モータ55が設けられ、駆動モータ55の回転が歯車及
びベルト56を介して駆動ギア57に伝達される。この
駆動ギア57がアイドラギア41bと嵌合し噛み合う位
置に配置され、装置本体側の駆動接点を構成する。駆動
モータ55の回転トルクがベルト56、駆動ギア57、
アイドラギア41b及びドラムギア41aを介して回転
軸36bに伝達され、熱現像ドラム36が回転する。
【0055】装置本体側のギア57は、歯厚分だけ軸方
向(図5に紙面垂直方向)にスライド可能に構成されバ
ネで装置本体正面10a側に押圧されており、アイドラ
ギア41bの歯部の側面と駆動ギア57の歯部の側面と
が干渉したときの一方のギアの破損を回避するようにな
っている。熱現像ドラムユニット31が装置本体に組み
込まれた後に熱現像ドラム36に回転駆動の制御がなさ
れ、両ギア41bと57の歯部同士が嵌合状態になる
と、バネによる押圧力によって速やかに駆動ギア57が
スライドし良好な嵌合関係を確保できる。
【0056】上述のように、円板状の制御ユニット40
は、温度制御基板に加えてインターフェイス部40aの
ための制御基板を一体的に設けているが、その実装面積
の関係からリング状電気接点42a〜42cや熱現像ド
ラム36の直径、ドラム駆動の動力を受けるドラムギア
41aよりも、円板状の制御ユニット40の直径が大き
いが、熱現像ドラムユニット31側の回転駆動接点を構
成するアイドラギア40bが制御ユニット40の直径の
外側で装置本体側の駆動接点である駆動ギア57と噛み
合うようになっているので、熱現像ドラムユニット31
をスライドして装置本体正面10aから出し入れでき
る。
【0057】なお、本実施の形態では、上述のように装
置本体の背面10b側に電気接点部、インターフエイス
部、駆動接点部を集中して設けることにより、フィルム
のジャム解除等を行うため本体正面10aの前扉13を
開けて対処する際にユーザが電気接点や駆動接点に触れ
る可能性をなくしている。
【0058】また、冷却搬送ユニット32についても同
様に装置本体正面10a側からスライドして引き出すこ
とができ、また組み込むことができる。冷却搬送ユニッ
ト32は、装置本体の背面側の駆動モータ55の回転が
歯車及びベルト56を介して伝達され駆動される駆動ギ
ア61を有し、この駆動ギア61は熱現像ドラムユニッ
ト31と同様の駆動接点部を構成し、装置本体側の駆動
接点と噛み合うようになっている。駆動キア61は図1
(b)の搬送ローラ対32aを駆動する。また、濃度測
定機構35等のための電気信号用のコネクタ・ソケット
構造による電気接点部が熱現像ドラムユニット31と同
様にして設けられている。このようにして、冷却搬送ユ
ニット32は装置本体正面10aからスライドして出し
入れできるようになっており、メンテナンス時の作業が
容易となる。
【0059】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、装置本体の上部カバー10cを開放したり取り外す
ことなく正面10a側から熱現像ドラムユニット31及
び冷却搬送ユニット32を取り外しかつ組み込むことが
でき、また正面10a側から脱臭部34のフィルタ交換
や万一のジャム解除処理を行うことができるので、メン
テナンス性、設置性などが非常に良好な熱現像画像形成
装置を供給することができる。
【0060】また、上述のようにして熱現像ドラムユニ
ット31及び冷却搬送ユニット32を単独で装置本体正
面10aより取り出すことができるので、保守、メンテ
ナンス、またフィルムジャムなどのトラブルに対して、
壁際や、凹部などの窮地設置された装置の場合でも容易
にそれらの対応をすることができ、設置場所の制限が少
なくなり、好ましい。また、当然、転倒防止工事などを
繰り返し行う必要もない。
【0061】また、熱現像ドラムユニット31及び冷却
搬送ユニット32の電気接点及び駆動接点を各ユニット
の奥側、即ち、装置本体背面10b側に設け、各ユニッ
ト31,32の取り外し・組み込みと同時にこれらの接
点の嵌合・嵌合解除も行えるようにしたため、各ユニッ
ト31,32の着脱を装置本体正面10aからのみで行
えるようになり、また、電気接点・駆動接点の接合など
の手間も省け、その作業自体の誤りや、やり忘れなどが
なくなり、好ましい。
【0062】また、装置本体の上部カバー10cを取り
外すことなく、熱現像ドラムユニット31及び冷却搬送
ユニット32を出し入れすることが出来るため、メンテ
ナンスなどのアクセスが非常にやり易くなった。
【0063】
【発明の効果】本発明の熱現像画像形成装置によれば、
熱現像感光材料を熱現像する熱現像ドラムを含む熱現像
部における保守及びメンテナンス作業が行い易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による熱現像画像形成装置の正面
図(a)、熱現像画像形成装置の前扉を開放した状態を
示す正面図(b)、熱現像画像形成装置の収納部を装置
正面の手前側に引き出した状態を示す上面図(c)、及
び熱現像画像形成装置の前扉を開放した状態を示す上面
図(d)である。
【図2】図1(b)の熱現像画像形成装置の上部を詳し
く示す正面図である。
【図3】図1,図2の熱現像画像形成装置における熱現
像ドラムユニットの熱現像ドラム、上カバー及び下カバ
ーをそれぞれ分解した状態で示す正面図である。
【図4】図3の熱現像ドラム、上カバー及び下カバーを
それぞれ分解した状態で示す側面図であり、
【図5】図1,図2の熱現像画像形成装置の熱現像部を
装置本体の背面側から見た背面図である。
【図6】従来の熱現像画像形成装置の上部を示す正面図
である。
【符号の説明】
10 熱現像画像形成装置 10a 装置本体の正面 10b 装置本体の背面 10c 装置本体の上カバー 10d 操作パネル部 11,12 収納部 30 熱現像部 31 熱現像ドラムユニット 32 冷却搬送ユニット 32a、39 搬送ローラ対 34 脱臭部 35 濃度測定機構 36 熱現像ドラム 37 対向ローラ 40 制御ユニット 41 駆動接点部 41a ドラムギヤ 41b アイドラギヤ 42 電気接点部 43 上カバー部材 44 下カバー部材 53 コネクタ 55 装置本体側駆動モータ 57 装置本体側駆動ギヤ 61 冷却搬送ユニットの駆動ギヤ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱現像感光材料を熱現像し画像形成を行
    うための熱現像ドラムを有する熱現像画像形成装置にお
    いて、 前記熱現像ドラムを含んで一体にされた熱現像ドラムユ
    ニットの組み込み及び取り外しを装置本体の正面側から
    行うように構成したことを特徴とする熱現像画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記熱現像ドラムユニットは、前記熱現
    像ドラムと、前記熱現像ドラムを包囲するように設けら
    れた上カバー部材及び下カバー部材と、が一体に前記装
    置本体の正面方向にスライド可能に構成されることを特
    徴とする請求項1に記載の熱現像画像形成装置。
  3. 【請求項3】 熱現像感光材料を熱現像し画像形成を行
    うための熱現像ドラムを含む熱現像ドラムユニットを有
    する熱現像画像形成装置において、 前記熱現像ドラムユニットは前記熱現像ドラムの駆動の
    ための駆動接点を備え、 前記熱現像ドラムユニットを前記装置本体の正面方向に
    スライド可能に構成するとともに前記駆動接点を前記装
    置本体に対し着脱可能なように前記装置本体の正面と反
    対側に設けたことを特徴とする熱現像画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記熱現像ドラムは回転軸を中心に回転
    し、前記回転軸が前記装置本体の正面から反対側の背面
    側に延びていることを特徴とする請求項3に記載の熱現
    像画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動接点を前記熱現像ドラムの回転
    軸の前記背面側端部に設けたことを特徴とする請求項4
    に記載の熱現像画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記熱現像ドラムユニットの前記駆動接
    点は、前記熱現像ドラムの加熱のために通電する電気駆
    動接点及び前記熱現像ドラムを回転駆動するための回転
    駆動接点の少なくとも一方を備えることを特徴とする請
    求項3,4または5に記載の熱現像画像形成装置。
  7. 【請求項7】 熱現像感光材料を熱現像し画像形成を行
    うための熱現像ドラムを含む熱現像ドラムユニットと、
    前記熱現像ドラムからの前記熱現像感光材料を搬送し冷
    却するための冷却搬送ユニットと、を有する熱現像画像
    形成装置において、 前記冷却搬送ユニットはその駆動のための駆動接点を備
    え、 前記冷却搬送ユニットを前記装置本体の正面方向にスラ
    イド可能に構成するとともに前記駆動接点を前記装置本
    体に対し着脱可能なように前記装置本体の正面と反対側
    に設けたことを特徴とする熱現像画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記冷却搬送ユニットの前記駆動接点
    は、前記搬送のための電気接点及び回転駆動接点の少な
    くとも一方を備えることを特徴とする請求項7に記載の
    熱現像画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記熱現像ドラムユニットの組み込み及
    び取り外しを前記装置本体の正面側から前記冷却搬送ユ
    ニットとは独立して行うように構成したことを特徴とす
    る請求項7または8に記載の熱現像画像形成装置。
  10. 【請求項10】 画像形成前の熱現像感光材料を収納す
    るとともに前記正面方向にスライド可能な収納部、及び
    熱現像のための各種操作のために前記装置本体の正面側
    に配置された操作パネル部の少なくとも一方を備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の
    熱現像画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7269376B2 (en) 2004-07-14 2007-09-11 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Image forming device

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