JP2003121379A - 管内点検装置 - Google Patents

管内点検装置

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JP2003121379A
JP2003121379A JP2001321775A JP2001321775A JP2003121379A JP 2003121379 A JP2003121379 A JP 2003121379A JP 2001321775 A JP2001321775 A JP 2001321775A JP 2001321775 A JP2001321775 A JP 2001321775A JP 2003121379 A JP2003121379 A JP 2003121379A
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pipe
inspection device
arm
pipe inspection
device base
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JP2001321775A
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English (en)
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Fusaaki Ozawa
房明 小沢
Masataka Owada
政孝 大和田
Sakae Sugiyama
栄 杉山
Kyoichi Kawasaki
恭一 川崎
Hiroshi Endo
遠藤  洋
Kenichi Otani
健一 大谷
Koichi Akatsuka
宏一 赤塚
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高剛性を保った状態で各種の管口径に対応す
ること。 【解決手段】 管内点検装置100は装置基部10、台
車部20、アーム部30を備えて構成されており、台車
部20、アーム部30は装置基部10とそれぞれ連結お
よび離脱可能に構成され、各部は入口3を通過可能な単
位に分割されて構成され、台車部20、アーム部30は
点検対象管2の口径に応じて継ぎ足しまたは交換可能に
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管内点検装置に係
り、特に、人孔(マンホール)の入口に対して相対的に
口径が大きな配管の内部を点検するに好適な管内点検装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路や建物などの下には下水道配管が敷
設されており、下水道配管には、人孔の入口が狭く、口
径が大きな配管として下水管渠が採用されている。この
下水管渠内には経年変化に伴って異物などが堆積した
り、管壁が損傷したりするため、この管渠内をロボット
を用いて調査することが行われている。管渠内を調査す
るためのロボットとしては、例えば、特開平9−254
782号公報に記載されているように、人孔の狭い入口
から搬入して移動できるように、自走装置および走行手
段の付いた、伸縮するパンダグラフ状の脚部および調査
機器を昇降させるパンダグラフ状の昇降装置を用いてお
り、人孔への搬入・搬出時にはパンダグラフを縮めて折
畳んだ状態にし、管渠内の調査時にはパンダグラフを伸
長した状態にして使用するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は、
より大口径配管の調査に対しては、長い脚が必要であ
り、そのために折畳み段数の多いパンタグラフが必要で
あった。このパンタグラフの段数は、その折畳んだ状態
の寸法が人孔の入口よりも小さいという範囲内でなけれ
ばならず、人孔の入口の大きさによってパンタグラフの
段数が制限され、より大口径配管に適応するためには、
パンタグラフの細径化によって段数を増やすなどの対応
が必要となる。しかし、パンタグラフを単に細径化する
と、強度的に弱く、且つ低剛性の構造になるため、調査
精度の確保が難しくなる。このため、より大口径の配管
に対しては別装置で対応する必要があった。
【0004】また、管壁に損傷がある場合には、自走装
置がこの損傷部分に落ち込んでしまい、自走装置の進
行、退去に支障を来す危険性があった。さらに、調査対
象は管内上壁が主であることから、管内側壁の状況や下
部堆積物の高さなどの調査はできないという欠点があ
る。
【0005】本発明の課題は、高剛性を保った状態で各
種の管口径に対応することができる管内点検装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、人孔の入口の口径よりも大口径の配管の
内部に沿って走行しながら前記配管の内部の状況を検出
する構造部材を備え、前記構造部材は、前記人孔の入口
を通過可能な単位に分割および連結可能に構成されてい
るとともに、少なくとも分割された構造部材の一部は、
前記配管の口径に応じて継ぎ足しまたは交換可能に構成
されてなる管内点検装置を構成したものである。
【0007】具体的には、本発明は、人孔の入口の口径
よりも大口径の配管の内部に沿って走行する台車部と、
前記配管の内部の状況を検出する検出手段を保持するア
ーム部と、前記台車部および前記アーム部とそれぞれ連
結および離脱可能に構成された装置基部とを備え、前記
台車部とアーム部および装置基部は前記人孔の入口を通
過可能な単位に分割されているとともに、少なくとも前
記台車部とアーム部は前記配管の口径に応じて継ぎ足し
または交換可能に構成されてなる管内点検装置を構成し
たものである。
【0008】前記管内点検装置を構成するに際しては、
以下の要素を付加することができる。
【0009】(1)前記装置基部には複数の台車部が別
れて連結され、前記各台車部には牽引用ロープが連結さ
れているとともに、各台車部の軸方向端部には車輪が連
結されており、前記各車輪は、前記各台車部が前記装置
基部に連結されたときに前記配管の底部上方位置の管壁
に接する位置に配置されてなる。
【0010】(2)前記各台車部の軸方向端部には前記
車輪の周囲を囲んで前記車輪の落ち込みを防止する車輪
落ち込み防止手段が配置されているとともに、前記各台
車部には張力検出器を介して牽引用ロープが連結されて
いる。
【0011】(3)前記台車部には、前記配管内に存在
する障害物を検出する障害物検出手段が配置されてな
る。
【0012】(4)前記装置基部は、前記台車部が連結
されて前記配管内に配置されたときにその軸心が前記配
管の軸心に略一致する位置に配置されるとともに、前記
装置基部には複数のアーム部が前記装置基部の軸心を基
準にして前記配管の径方向に沿って互いに逆方向を向い
て軸心周りに旋回可能に連結され、前記各アーム部の先
端側に前記検出手段が配置されてなる。
【0013】(5)前記各検出手段の検出結果を収集し
て前記配管内の形状を測定する測定手段を備えてなる。
【0014】前記した手段によれば、構造部材は人孔の
入口を通過できる単位に3つの要素に分割され、各要素
を人孔の下部で組立て・分解できるとともに配管の口径
に応じて継ぎ足しまたは交換が可能になっているため、
高剛性を保った状態で各種の管口径に対応することがで
きる。
【0015】また、各種の管口径に対して、装置基部以
外の台車部とアーム部は配管の口径に応じて継ぎ足しま
たは交換が可能になっているため、各種の管口径に対し
ても主要部品を流用することができる。
【0016】さらに、各台車部には牽引用ロープが連結
されているため、牽引用ロープを牽引することで、各台
車部を管壁に沿って移動させることができ、台車部の移
動に合わせて管内の状況を点検することができる。この
場合、車輪は配管の底部上方位置の管壁に沿って移動す
るため、管底の堆積物上を走行することが回避されると
ともに、大型化する駆動機構を搭載することなく装置を
移動することができ、装置の軽量化が図れるとともに、
小さな人孔の入口からの搬入・搬出がより容易となる。
【0017】また、車輪の周りに車輪落ち込み防止手段
を配置することで、車輪が管壁に沿って移動する際、管
内面の損傷によって存在する凹凸部も踏破して移動する
ことができる。さらに、牽引用ロープに張力検出器を連
結し、張力検出器の検出出力を監視することで、牽引用
ロープの牽引に伴って車輪が移動する際、車輪が想定外
の障害物に遭遇してそれ以上の前進移動が不可能になっ
たことを張力検出器の検出出力によって検知することが
できる。装置が想定外の障害物に遭遇したことが検知さ
れたときには、これを回避したりあるいは装置を回収し
たりするために、牽引用ロープを操作して装置を後退移
動させることができる。
【0018】また、台車部に障害物検出手段を配置した
ことで、車輪が堆積物に埋もれたり、管内面の損傷によ
って存在する凹凸部に車輪が落ち込む危険を事前に感知
することができるため、管内点検装置の確実な運用が可
能になる。
【0019】また、装置基部には、複数のアーム部が装
置基部の軸心を基準にして配管の径方向に沿って互いに
逆方向を向いて軸心周りに旋回可能に連結され、各アー
ム部の先端側に検出手段が配置されているため、測定手
段は、各検出手段の検出結果を同時に収集して測定する
ことで、この測定結果を基に検出手段の倒れ角の補正、
回転軸心のずれ補正など測定時の誤差を補正することが
でき、精度の高い測定結果を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態を示
す図であって、管内点検装置を人孔の下部で組み立てて
いる状態を示す正面図、図2は組立てられた管内点検装
置を配管内に配置した状態を示す側面図、図3は図2の
正面図である。図1ないし図3において、管内点検装置
100は、主な構造部材として、単一の装置基部10、
4つの台車部20および2つのアーム部30を備えてお
り、主な構造部材は人孔1の入口3を通過可能な単位に
分割されて構成されている。すなわち、下水道管渠で
は、人孔1の入口3の口径寸法は最小60cmであるこ
とから、この入口3から各部を搬入・搬出できるよう
に、各台車部20の最外幅、装置基部10の最外周径お
よび各アーム部30の最外周径を60cm以下の寸法と
している。
【0021】装置基部10は、4台の台車20a〜20
dを含む台車部20および2本のアーム30a、30b
を含むアーム部30とそれぞれ連結および離脱可能に構
成されており、装置基部10には、アーム30a、30
bを旋回駆動するための旋回ベース18とこれを駆動す
る減速器付き電動モータからなるアーム旋回用アクチュ
エータ11、アーム旋回用歯車12、管内の状況を画像
で確認するために、管内を撮像する撮像手段としてのT
Vカメラ13、管内を照明する照明手段としての照明1
4、TVカメラ用昇降台15が搭載されているととも
に、計測および制御機器を搭載した基盤箱16a、b並
びに機内ケーブルおよびホース17a、bが搭載されて
いる。すなわち機内ケーブルおよびホース17a、bを
介してTVカメラ13などに電源が供給されるととも
に、各アーム部30や各台車部20の駆動機構に機内ケ
ーブルおよびホース17a、bを介して水圧または油圧
が供給されるようになっている。
【0022】各台車部20は、人孔1の入口3よりも大
口径の配管である点検対象管2の内部に沿って走行する
ように構成されており、各台車部20には、4台の台車
20a〜20d、台車フレーム21a〜21d、車輪2
2a〜22dが設けられている。これら台車20a〜2
0dのうち台車20a、20bには、減速器付き電動モ
ータからなる舵取り用アクチュエータ23a、23bが
取り付けられている。台車20a〜20dの軸方向先端
側に車輪22a〜22dが連結されている。台車20
a、20bには舵取り用アクチュエータ23a、23b
を介して台車フレーム21a、21bが連結されてお
り、台車20c、20dには台車フレーム21c、21
dが直接連結されている。なお、台車20c、20dに
は舵取り用アクチュエータ23c、23dを設けない構
成となっているが、台車20c、20dにそれぞれ舵取
り用アクチュエータを設ける構成とすることもできる。
また管2内の水8の量が多いときには台車部20が水没
することがあるので、各台車部を構成する部材は、耐水
性のある材料で構成することが望ましい。
【0023】各アーム部30は、水圧または空圧式シリ
ンダによるアーム30a、30b、アームロッド31
a、31b、切替弁からなるアーム伸縮制御器32a、
32b、非接触式の超音波またはレーザによる検出手段
としての点検用センサ33a、33b、センサ取付台3
4a、34bを備えて構成されている。アーム30a、
アームロッド31aとアーム30b、アームロッド31
bは、装置基部10の軸心を基準にして管2の径方向に
沿って互いに逆方向を向いて軸心周りに旋回可能に装置
基部10に連結されている。アーム30aにはアームロ
ッド31aが連結され、アームロッド31aの先端側に
センサ取付台34aが取付られており、センサ取付台3
4aの先端側には点検用センサ33aが取付られてい
る。同様に、アーム30bにはアームロッド31bが連
結され、アームロッド31bの先端側にはセンサ取付台
34bが取付られ、センサ取付台34bの先端側には点
検用センサ33bが取付られている。この点検用センサ
33a、33bは管2の壁面に向けて超音波またはレー
ザを照射するとともに、管2で反射した超音波またはレ
ーザを受信することで管2の壁面の状況を検出するよう
に構成されている。
【0024】上記構成による管内点検装置100を人孔
1内に搬入するに際しては、装置基部10、各台車部2
0、各アーム部30ごとに吊下げ用ロープ5を用いて人
孔1の入口3から人孔1内に順次搬入する。各部が人孔
1内に搬入されたあとは人孔1の下部で作業員によって
組立てられ、点検が終了したあとは分解される。この組
立ての手順は以下の通りである。
【0025】まず、各台車部20を搬入するときには、
台車フレーム21a〜21dなどが連結された台車20
a、20b、20c、20dを入口3から吊下げ用ロー
プ5を使って順次降すとともに、フレーム支持材(軸状
部材)26a、26bを入口3から吊下げ用ロープ5を
使って順次降す。このあと、予め準備された組立て補助
治具4a、4bを介して位置決めする。すなわち、台車
20a〜20d先端側の車輪22a〜22dを組立て補
助治具4a、4bによって保持した状態で、台車部20
aと台車部20bとをそれぞれフレーム支持材26aを
介して連結するとともに、台車20cと台車20dとを
それぞれフレーム支持材26dを介して連結し、台車2
0aと台車20bとの角度および台車20cと台車dと
の角度をほぼ90°に設定する。
【0026】次に、装置基部10の長手方向(図2に示
す管軸心6に沿った方向)を下向きにして装置基部10
を入口3から吊下げ用ロープ5を使って降し、その後、
装置基部10を水平に反転してその軸心を管軸心6に向
かわせた後、各台車部20上に配置し、台車フレーム2
1a〜21dの端部をそれぞれボルトまたはナットなど
の締結具55を用いて装置基部10に固定する。
【0027】次に、図1に示すように、アーム30a、
30bをそれぞれ長手方向下向きにして入口3から吊下
げ用ロープ5を使って降して装置基部10の上方に配置
し、アーム30a、30bをそれぞれボルトまたはナッ
トなどの締結具56を用いて装置基部10に固定する。
【0028】最後に、ケーブルおよびホース(図示省
略)を装置基部10とアーム部30との間で接続し、さ
らにケーブルおよびホース41、牽引用ワイヤロープ4
2a、42bなどを管内点検装置100に接続するとと
もに、ケーブルおよびホース41、牽引用ワイヤロープ
42a、42bの他端を、地上設備(図示省略)に接続
する。このあと、組立て補助治具4a、4bを外して組
立てを完了する。管内点検装置10を搬出するときには
この手順の逆となる。なお、装置の搬出は、移動先にあ
たる別の人孔の下部で行っても良いことおよびケーブル
およびホース41は装置基部10に接続したまま、牽引
用ワイヤロープ42a、42bなどは台車部20に接続
したまま組立てたりあるいは分解したりしても良いこと
はもちろんである。
【0029】管内点検装置100が組立てられると、各
台車部20の車輪22a〜22dは、堆積物7に埋没し
ないように、管2の管周上方位置の管壁に接するように
配置され、装置基部10は、装置基部10の軸心が管2
の管軸心6にほぼ一致するように配置される。
【0030】次に、人孔1の下部9で作業員によって組
立てられた管内点検装置100を管2の内部に沿って移
動させるに際しては、図4に示すように、牽引用ワイヤ
ロープ42aを入口3から地上のウインチ・ケーブルリ
ール60aに連結し、牽引用ワイヤロープ42bを他の
人孔の入口3から地上のウインチ60bに連結する。こ
の状態で牽引用ワイヤロープ42bを牽引し、管内点検
装置100を順次管2内に沿って移動させ、点検個所に
到達したときに管内点検装置100の移動を停止し、そ
の後、前後のワイヤロープ42a、42bに張力を与え
て流水などで移動しないように位置を保持する。次に、
地上に配置された水圧源(図示省略)、ホース17a、
17bおよびアーム伸縮制御器32を介してアームロッ
ド31a、31bを伸縮させてセンサ取付台34および
点検用センサ33をそれぞれ管壁に近づける。このと
き、地上に配置されたモニタ付き遠隔操作装置61から
の操作指令により、舵取り用アクチュエータ23a、2
3bを操作するとともに、TVカメラ用昇降台15を操
作し、さらにアーム30a、30bの伸縮およびアーム
旋回用アクチュエータ21の旋回操作を行う。TVカメ
ラ13の撮像による画像データや点検用センサ33a、
33bで検出されたデータは装置基部10の基盤箱16
に設置された伝送装置(図示省略)、ケーブルを介して
地上の遠隔操作装置61に伝送され、遠隔操作装置61
においてデータ解析が行われるとともに、この解析結果
がモニタの画面上に表示されるようになっている。
【0031】この場合、遠隔操作装置は、点検用センサ
33a、33bの検出結果を収集して管2内の形状を測
定する測定手段として構成されているとともに、TVカ
メラ13の撮像による画像データを解析する測定手段と
して構成されている。さらにモニタはTVカメラ13の
撮像による画像を表示する表示手段として構成されてい
る。また、管内点検装置100が管2内を移動するに際
しては、照明14によって管2内が照明され、TVカメ
ラ13による画像がモニタの画面上に表示されるように
なっている。このため、操作員は、モニタの画面を見な
がら各種の操作指令を出力することができる。
【0032】このように、本実施形態によれば、管内点
検装置100を装置基部10、台車部20、アーム部3
0の3つの要素に分けて入口3から搬入して人孔1内で
組み立てるようにしたため、高剛性による構造部材を搬
入・搬出することができるとともに管2内の状況を把握
することができる。
【0033】また、牽引用ワイヤロープ42a、42b
を用いて牽引するようにしたため、大型化となる駆動機
構を搭載することなく走行することができ、装置の軽量
化を図ることができる。また台車部20は管2の管底上
方位置の管壁に沿って車輪22a〜22dが移動するよ
うに構成されているため、管底の堆積物上を走行するこ
とを回避することができる。
【0034】また、本実施形態においては、各台車部2
0、各アーム部30は管2の口径に応じて寸法が同じも
のまたは寸法の違うものが継ぎ足し可能に構成されてい
るとともに、寸法が違うものと交換可能に構成されてい
るので、管2の口径に応じて他のものを継ぎ足したり、
他のものと交換したりすることで各種の管の口径に対応
させることができる。
【0035】次に、本発明の第2実施形態を図5にした
がって説明する。本実施形態は、点検対象管2の口径が
前記実施形態のものに比べて大口径のものに本発明を適
用したものであり、台車20a、20bは、装置基部1
0がほぼ管軸心6と一致するように、台車フレーム21
a、21bにフレーム継ぎ足し部材25a、25bを連
結し、足長にした構成である。またフレーム支持材26
a、26bも継ぎ足し部材25c、25dによって継ぎ
足され、長尺化した構成になっている。さらに、アーム
30a、30bも同様に、ロッド継ぎ足し部材35a、
35bによって長尺化した構成になっている。
【0036】なお、フレーム継ぎ足し部材25a、25
b、ロッド継ぎ足し部材35a、35bは地上で台車フ
レームやアームロッドに取り付けた後、入口3から搬入
することも可能である。またフレーム継ぎ足し部材26
を含めた一体構造の台車部とすることも可能であるとと
もに、ロッド継ぎ足し部35a、35bを含めた一体構
造のアーム部30としても良いことはもちろんである。
【0037】本実施形態によれば、前記実施形態と同様
な効果を得ることができるとともに、前記実施形態より
も管2の口径が大口径のものにも対応することができ
る。
【0038】次に、本発明の第3実施形態を図6および
図7にしたがって説明する。図6は管軸方向の断面図、
図7は後方から見た正面図である。
【0039】図6および図7において、本実施形態にお
ける管内点検装置100は、各車輪22a〜22dの周
囲に車輪落ち込み防止手段としての車輪落ち込み防止板
24a、24b、24c、24dを設けるとともに牽引
用ワイヤロープ42a、42bを張力検出器51a、5
1bを介して装置基部10に取り付け、さらに、堆積物
検出部47を設けたものであり、他の構成は図1のもの
と同様である。
【0040】車輪落ち込み防止板24a〜24dは各台
車20a〜20dの軸方向端部に連結されており、各車
輪落ち込み防止板24a〜24dには車輪22a〜22
dが移動可能な孔が形成されている。すなわち車輪22
a〜22dは車輪落ち込み防止板24a〜24dの孔内
に挿入された状態で管2の壁面に沿って移動できるよう
に構成されているとともに、各車輪落ち込み防止板24
a〜24dにより、管内面の損傷によって存在する凹凸
部に完全に落ち込まないようになっている。仮に、車輪
22a〜22dの一部が凹凸部に落ち込んだ場合でも、
それ以上落ち込むのが車輪落ち込み防止板24a〜24
dによって阻止される。さらに、この場合、進行抗力、
後退抗力が張力検出器51a、51bにより検知される
ため、各張力検出器51a、51bの検知出力を監視す
ることで、牽引用ワイヤロープ42a、42bによる牽
引で進行または後退などの判断情報が得られ、この判断
情報にしたがってワイヤロープ42a、42bを操作す
ることができる。なお、各車輪落ち込み防止板24a〜
24dはソリ状の形態が好ましい。またゴムボートを小
さくした形状であれば、管壁保護、装置保護が期待でき
るのでさらに好ましい。
【0041】また、前方の台車20cには、堆積物検出
用ローラ43、堆積物検出用レバー44、堆積物検出用
フレーム45、レバー回転検出器45から構成される堆
積物検出部47が設けられている。堆積物検出用フレー
ム45の一端側は台車20cに固定されており、堆積物
検出用フレーム45の他端側には体制物検出用レバー4
4が揺動自在に連結され、堆積物検出用レバー44の先
端側には堆積物検出用ローラ43が回転自在に取付られ
ている。さらに堆積物検出用レバー44にはレバー回転
検出器46が設けられている。そして、管内点検装置1
00の移動に伴って、堆積物検出用ローラ43が堆積物
7を乗り越えると、堆積物検出用レバー44がレバー回
転検出器46の中心軸を支点として変位し、堆積物検出
用ローラ43が堆積物7を乗り上げたことが検知される
ようになっている。この検知情報は遠隔操作装置61に
伝送され、後退などの判断情報として用いられる。すな
わち堆積物検出部47によって堆積物検出用ローラ43
が堆積物7を乗り越えたことが検出されたときには、管
内点検装置100を後退させることができる。
【0042】また、本実施形態におけるセンサ取付台3
4a、34bには点検用センサ33a、33b、33
c、33dが2列になって配置されており、各点検用セ
ンサ33a〜33dはアーム旋回用アクチュエータ11
およびアーム旋回用歯車12の旋回駆動に伴って装置基
部10の軸心を中心として旋回されるようになってい
る。この場合、2列に配置された点検用センサ33a〜
33dの計測によって2列の管周データが得られるた
め、より詳細な評価が可能になる。なお、点検用センサ
33a〜33dは、基本周波数の異なる超音波センサを
配置することにより、土砂などの表面形状および土砂を
通過した管壁形状の2つのデータを同時に計測すること
が可能になる。またそれぞれのセンサ取付台34a、3
4bに気中用と水中用のセンサを対にして配置すること
により、アーム30a、30bの旋回ストロークは18
0°で管1周の形状を測定できることから、器内ホース
およびケース17a、17bの旋回処理が簡略化され
る。また打撃音センサなどを併用することにより別のデ
ータも同時に採取可能になる。
【0043】さらに、装置基部10の軸心を基準として
管2の径方向に沿って互いに逆方向に配置された点検用
センサ33a〜33dの計測周期を制御器(図示省略)
で制御し、同時に管内周の形状データを測定すること
で、演算などにより計測時の誤差を補正することが容易
になる。
【0044】前記各実施形態においては、アーム部30
を挟んで台車部20をその両側に配置するものについて
述べたが、本発明はこれに限定されるものではなく、図
8に示すように、アーム30a、30bを装置基部10
の一端側に配置し、台車20aと台車20cとを近接し
て配置するとともに台車20bと台車20dとを近接し
て配置する構成を採用することもできる。
【0045】またアーム30a、30bは伸縮しない構
成、すなわち、点検対象管2の口径や水8の水位に対応
した長さの棒状部材を取り付けることでも良い。
【0046】本実施形態においても、前記実施形態と同
様に、各種の管口径に対しても主要部品を流用すること
ができ、小さな人孔1の入口3から構造部材を搬入・搬
出することが可能となり、管壁の損傷による車輪22の
落ち込みを防止するとともに障害物を回避することがで
きる。さらに精度良く堆積物の量を含めた管全周の状況
を点検することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
構造部材は人孔の入口を通過できる単位に3つの要素に
分割され、各要素を人孔の下部で組立て・分解できると
ともに配管の口径に応じて継ぎ足しまたは交換が可能に
なっているため、高剛性を保った状態で各種の管口径に
対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図であって、人孔の
下部で管内点検装置を組み立てている状態を示す正面図
である。
【図2】本発明に係る管内点検装置を点検対象管に適応
している状態を説明するための側面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】本発明に係る管内点検装置による作業を説明す
るための要部断面図である。
【図5】本発明に係る管内点検装置の第2実施形態を示
す図であって、点検対象管に本発明を適用している状態
を説明するための正面図である。
【図6】本発明に係る管内点検装置の第3実施形態を示
す図であって、点検対象管に本発明を適用している状態
を説明するための側面図である。
【図7】図6の正面図である。
【図8】本発明に係る管内点検装置の第4実施形態を示
す図であって、点検対象管に本発明を適用している状態
を説明するための側面図である。
【符号の説明】
1 人孔 2 点検対象管 10 装置基部 13 TVカメラ 14 照明 20 台車部 20a〜20d 台車 21a〜21d 台車フレーム 22a〜22d 車輪 23a、23b 舵取り用アクチュエータ 24a〜24d 車輪落ち込み防止板 25a〜25d フレーム継ぎ足し部材 26a、26b フレーム支持材 30 アーム部 30a、30b アーム 31a、31b アームロッド 32a、32b アーム伸縮制御器 33a〜33d 点検用センサ 35a、35b ロッド継ぎ足し部材 42a、42b 牽引用ワイヤロープ 43 堆積物検出用ローラ 44 堆積物検出用レバー 45 堆積物検出用フレーム 46 レバー回転検出器 47 堆積物検出部 100 管内点検装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 栄 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所原子力事業部内 (72)発明者 川崎 恭一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所原子力事業部内 (72)発明者 遠藤 洋 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所原子力事業部内 (72)発明者 大谷 健一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所原子力事業部内 (72)発明者 赤塚 宏一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所原子力事業部内 Fターム(参考) 2D063 EA03 2G051 AA82 AB01 AB02 AC17 BA10 BA20 CA03 CA04 FA10 3C007 AS14 CS08 CU02 CU09 CY00 HS12 HS27 HT21 KT01 KV18 KX05 WA16 WA25

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人孔の入口の口径よりも大口径の配管の
    内部に沿って走行しながら前記配管の内部の状況を検出
    する構造部材を備え、前記構造部材は、前記人孔の入口
    を通過可能な単位に分割および連結可能に構成されてい
    るとともに、少なくとも分割された構造部材の一部は、
    前記配管の口径に応じて継ぎ足しまたは交換可能に構成
    されてなる管内点検装置。
  2. 【請求項2】 人孔の入口の口径よりも大口径の配管の
    内部に沿って走行する台車部と、前記配管の内部の状況
    を検出する検出手段を保持するアーム部と、前記台車部
    および前記アーム部とそれぞれ連結および離脱可能に構
    成された装置基部とを備え、前記台車部とアーム部およ
    び装置基部は前記人孔の入口を通過可能な単位に分割さ
    れているとともに、少なくとも前記台車部とアーム部は
    前記配管の口径に応じて継ぎ足しまたは交換可能に構成
    されてなる管内点検装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の管内点検装置におい
    て、前記装置基部には複数の台車部が別れて連結され、
    前記各台車部には牽引用ロープが連結されているととも
    に、各台車部の軸方向端部には車輪が連結されており、
    前記各車輪は、前記各台車部が前記装置基部に連結され
    たときに前記配管の底部上方位置の管壁に接する位置に
    配置されてなることを特徴とする管内点検装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の管内点検装置におい
    て、前記各台車部の軸方向端部には前記車輪の周囲を囲
    んで前記車輪の落ち込みを防止する車輪落ち込み防止手
    段が配置されているとともに、前記各台車部には張力検
    出器を介して牽引用ロープが連結されていることを特徴
    とする管内点検装置。
  5. 【請求項5】 請求項2、3または4のうちいずれか1
    項に記載の管内点検装置において、前記台車部には、前
    記配管内に存在する障害物を検出する障害物検出手段が
    配置されてなることを特徴とする管内点検装置。
  6. 【請求項6】 請求項2、3、4または5のうちいずれ
    か1項に記載の管内点検装置において、前記装置基部
    は、前記台車部が連結されて前記配管内に配置されたと
    きにその軸心が前記配管の軸心に略一致する位置に配置
    されるとともに、前記装置基部には複数のアーム部が前
    記装置基部の軸心を基準にして前記配管の径方向に沿っ
    て互いに逆方向を向いて軸心周りに旋回可能に連結さ
    れ、前記各アーム部の先端側に前記検出手段が配置され
    てなることを特徴とする管内点検装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の管内点検装置におい
    て、前記各検出手段の検出結果を収集して前記配管内の
    形状を測定する測定手段を備えてなることを特徴とする
    管内点検装置。
  8. 【請求項8】 請求項2、3、4、5、6または7のう
    ちいずれか1項に記載の管内点検装置において、前記装
    置基部には、前記配管内を照明する照明手段と前記配管
    内を撮像する撮像手段が配置されており、前記撮像手段
    は、前記撮像手段の撮像による画像を表示する表示手段
    に連結されてなる管内点検装置。
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