JP2003120962A - 電装品箱および空気調和機 - Google Patents

電装品箱および空気調和機

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JP2003120962A
JP2003120962A JP2001312398A JP2001312398A JP2003120962A JP 2003120962 A JP2003120962 A JP 2003120962A JP 2001312398 A JP2001312398 A JP 2001312398A JP 2001312398 A JP2001312398 A JP 2001312398A JP 2003120962 A JP2003120962 A JP 2003120962A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂モールド基板を外壁面として利用した電
装品箱において、作業性や安全性を高めることを目的と
し、また、このような電装品箱を有する空気調和機を提
案する。 【解決手段】 少なくとも1つの外壁面が配線用導体パ
ターンを樹脂モールドした樹脂モールド基板で構成さ
れ、内部を密閉状態に維持する筐体と、筐体の樹脂モー
ルド基板の外表面から所定距離離間した状態で、樹脂モ
ールド基板に取り付けられる保護カバー部材とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電装品箱、特に、
配線用導体パターンを樹脂モールドした樹脂モールド基
板を用いた電装品箱に関し、またこのような電装品箱を
備える空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】電気機器内には、各部を制御するための
制御回路などを含む回路部品を収納する電装品箱が取り
付けられる。電装品箱内に収納される回路部品は塵埃や
ミスト(水分)の侵入により誤動作を招くおそれがあ
り、これを防止するために電装品箱を密閉することが望
まれる。特に、空気調和機の室外機は屋外に設置される
ため、電装品箱の内部に塵埃や水分の侵入を防止する必
要性から密閉箱とする場合が多い。
【0003】このような密閉型の電装品箱を形成する際
に、配線用導体パターンを樹脂モールドした樹脂モール
ド基板を電装品箱の外壁面として利用することが考えら
れる。この場合には、樹脂モールド基板に回路部品を直
接実装することにより、プリント基板を省略して電装品
箱の小型化を図ることができ、コストダウンを図ること
が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したような電装品
箱では、電源供給や各種信号の入出力のためのケーブル
が接続される端子台が、樹脂モールド基板の外表面に配
置されるのが一般的である。この場合、端子台のケーブ
ル引き出し方向を除いて端子台を包囲するような保護用
突起を樹脂モールド基板の外表面に設けることで、高圧
部分が作業者に触れないようにして安全性を図ってい
る。
【0005】しかしながら、樹脂モールド基板には各種
回路部品が実装されるため、回路部品の端子やはんだ部
分などが、樹脂モールド基板の外表面に露出した状態と
なっている。この場合、樹脂モールド基板の外表面に突
出した端子により作業がしにくい、また高圧部分にあや
まって触れてしまう、などの作業性や安全性の問題点が
ある。
【0006】本発明では、樹脂モールド基板を外壁面と
して利用した電装品箱において、作業性や安全性を高め
ることを目的とし、また、このような電装品箱を有する
空気調和機を提案する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
電装品箱は、少なくとも1つの外壁面が配線用導体パタ
ーンを樹脂モールドした樹脂モールド基板で構成され、
内部を密閉状態に維持する筐体と、筐体の樹脂モールド
基板の外表面から所定距離離間した状態で、樹脂モール
ド基板に取り付けられる保護カバー部材とを備える。
【0008】この場合、樹脂モールド基板に実装される
回路部品の端子部分を保護カバー部材で覆うことによ
り、配線やメンテナンス時の作業効率を向上させるとと
もに、高圧部分が剥き出しになることを防ぐため安全性
を高めることが可能となる。本発明の請求項2に係る電
装品箱は、請求項1に記載の電装品箱であって、樹脂モ
ールド基板は回路部品が実装される実装部を備え、保護
カバー部材が実装部の外表面を覆う形状である。
【0009】この場合、回路部品が実装される実装部に
のみ保護カバー部材を取り付ける構成とすることができ
るため、コストの向上を抑えることができる。本発明の
請求項3に係る電装品箱は、請求項1または2に記載の
電装品箱であって、樹脂モールド基板が所定位置に設け
られる貫通孔を備え、保護カバー部材が、貫通孔に係合
する固定用爪部材と、樹脂モールド基板の外表面に当接
して一定の間隙を維持するスペーサとを備えている。
【0010】この場合、保護カバー部材の固定用爪部材
と樹脂モールド基板の貫通孔とが係合することによっ
て、保護カバー部材を樹脂モールド基板に固定すること
ができるとともに、スペーサにより保護カバーと樹脂モ
ールド基板との間隙を所定の距離に維持することが可能
となる。本発明の請求項4に記載の電装品箱は、請求項
3に記載の電装品箱であって、スペーサが、樹脂モール
ド基板の貫通孔近傍の外表面に先端が当接するように配
置されている。
【0011】この場合には、保護カバー部材のがたつき
を防止し、樹脂モールド基板の貫通孔と保護カバー部材
の固定用爪部材との係合関係を維持して、保護カバー部
材の脱落を防止する。本発明の請求項5に係る電装品箱
は、請求項1〜4のいずれかに記載の電装品箱であっ
て、樹脂モールド基板には、電源供給および各種信号の
入出力のためのケーブルが接続される端子台が設けられ
ている。
【0012】この場合、ハーネスレス構造とすることが
可能となり、ハーネスの引き出しを省略するとともに、
端子台の構成を樹脂モールド基板と一体成型で作成する
ことが可能であり、コストダウンを図ることが可能とな
る。本発明の請求項6に係る電装品箱は、請求項5に記
載の電装品箱であって、樹脂モールド基板の外表面は、
外方に突出する高さが異なる複数の外面部が段差部を介
して接合されており、各外面部に端子台が配置されてい
る。
【0013】この場合、端子台を樹脂モールド基板の外
表面に多段に形成することで、端子台形成部の幅を縮小
することができ、電装品箱を小型化することが可能とな
る。本発明の請求項7に係る電装品箱は、請求項6に記
載の電装品箱であって、複数の外面部のうち一の外面部
にのみ実装面が形成された樹脂モールド基板を用い、保
護カバー部材が実装面が形成されている外面部にのみ取
り付けられている。
【0014】この場合、保護カバー部材を樹脂モールド
基板に合わせて多段に構成する必要がなく、金型などの
製造コストを削減することが可能となる。本発明の請求
項8に係る空気調和機は、冷媒回路を含む空調ユニット
を制御して、導入される室内空気と冷媒回路内を循環す
る冷媒との間で熱交換して、熱交換後の温度調整された
空気を室内に供給する空気調和機であって、空気調和機
の各部を制御するための回路部品と、回路部品を密閉状
態で収納するとともに、少なくとも1つの外壁面が配線
用導体パターンを樹脂モールドした樹脂モールド基板で
構成される筐体と、筐体の樹脂モールド基板の外表面か
ら所定距離離間した状態で、樹脂モールド基板に取り付
けられる保護カバー部材とを備える電装品箱を有してい
る。
【0015】この場合、樹脂モールド基板に実装される
回路部品の端子部分を保護カバー部材で覆うことによ
り、配線やメンテナンス時の作業効率を向上させるとと
もに、高圧部分が剥き出しになることを防ぐため安全性
を高めることが可能となる。本発明の請求項9に係る空
気調和機は、請求項8に記載の空気調和機であって、樹
脂モールド基板は回路部品が実装される実装部を備え、
保護カバー部材は実装部の外表面を覆う形状である。
【0016】この場合、回路部品が実装される実装部に
のみ保護カバー部材を取り付ける構成とすることができ
るため、コストの向上を抑えることができる。本発明の
請求項10に係る空気調和機は、請求項8または9に記
載の空気調和機であって、樹脂モールド基板は所定位置
に設けられる貫通孔を備え、保護カバー部材は、貫通孔
に係合する固定用爪部材と、樹脂モールド基板の外表面
に当接して一定の間隙を維持するスペーサとを備えてい
る。
【0017】この場合、保護カバー部材の固定用爪部材
と樹脂モールド基板の貫通孔とが係合することによっ
て、保護カバー部材を樹脂モールド基板に固定すること
ができるとともに、スペーサにより保護カバーと樹脂モ
ールド基板との間隙を所定の距離に維持することが可能
となる。本発明の請求項11に係る空気調和機は、請求
項10に記載の空気調和機であって、スペーサが、樹脂
モールド基板の貫通孔近傍の外表面に先端が当接するよ
うに配置されている。
【0018】この場合には、保護カバー部材のがたつき
を防止し、樹脂モールド基板の貫通孔と保護カバー部材
の固定用爪部材との係合関係を維持して、保護カバー部
材の脱落を防止する。本発明の請求項12に係る空気調
和機は、請求項8〜11に記載の空気調和機であって、
樹脂モールド基板には、電源供給および各種信号の入出
力のためのケーブルが接続される端子台が設けられてい
る。
【0019】この場合、ハーネスレス構造とすることが
可能となり、ハーネスの引き出しを省略するとともに、
端子台の構成を樹脂モールド基板と一体成型で作成する
ことが可能であり、コストダウンを図ることが可能とな
る。本発明の請求項13に係る空気調和機は、請求項1
2に記載の空気調和機であって、樹脂モールド基板の外
表面は、外方に突出する高さが異なる複数の外面部が段
差部を介して接合されており、各外面部に前記端子台が
配置されている。
【0020】この場合、端子台を樹脂モールド基板の外
表面に多段に形成することで、端子台形成部の幅を縮小
することができ、電装品箱を小型化することが可能とな
る。本発明の請求項14に係る空気調和機は、請求項1
3に記載の空気調和機であって、樹脂モールド基板は外
面部のうち最外方に位置する外面部にのみ実装面が形成
されており、保護カバー部材は最外方に位置する外面部
にのみ取り付けられている。
【0021】この場合、保護カバー部材を樹脂モールド
基板に合わせて多段に構成する必要がなく、金型などの
製造コストを削減することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】〔空気調和機の外観構成〕本発明
の1実施形態が採用される空気調和機の外観構成を図1
に示す。この空気調和機1は、室内の壁面などに取り付
けられる室内機2と、室外に設置される室外機3と備え
ている。室外機3は、室外熱交換器や室外ファンなどを
収納する室外空調ユニット5を備えている。
【0023】室内機2内には室内熱交換器が収納され、
室外機3内には室外熱交換器が収納されており、各熱交
換器が冷媒配管6により接続されることにより冷媒回路
を構成している。 〔室外機〕室外機3の分解斜視図を図2に示す。
【0024】室外機3は、底フレーム23、前面パネル
24、側板25,26、後面保護金網27、天板28な
どで構成されるケーシングを備えている。ここでは、側
板26の外方にさらに閉鎖弁カバー29が取り付けられ
る。前面パネル24の内方には、ベルマウス30と仕切
板31とが設けられ、ベルマウス30の後方にはファン
モータ台32が配置されている。ファンモータ台32に
は、ファンモータ33が固定され、ファンモータ33の
駆動軸にプロペラファン34が止めナット35によって
取り付けられる。
【0025】仕切板31を挟んでプロペラファン34と
対向する位置に、リアクタ36、圧縮機37、ガス閉鎖
弁38、液閉鎖弁39などが取り付けられる。プロペラ
ファン34の後方から側方にかけて略L字形状に形成さ
れた室外熱交換器40が取り付けられる。プロペラファ
ン34の上方には、電装品箱41が取り付けられる。こ
の電装品箱41には、装置の制御を行うためのマイクロ
コンピュータチップや制御プログラムを格納するメモリ
などの制御回路、その他の回路部品が内装される。この
電装品箱41は、外壁面の一部あるいは全部が、配線用
導体パターンを樹脂モールドした樹脂モールド基板で構
成されており、内部への塵埃や水分の侵入を防止するた
めに、内部空間を密閉状態に維持するように構成されて
いる。
【0026】〔電装品箱〕電装品箱41は、たとえば、
図3に示すような外観となっている。この電装品箱41
は、上面を構成する上面板401と、側面を形成する第
1側面板402、第2側面板403、第3側面板(図示
せず)、第4側面板(図示せず)と、底面を構成する底
面板(図示せず)を備える筐体で構成される。各面を構
成する板状部材は、配線用導体パターンを樹脂モールド
した樹脂モールド基板で構成することができ、一部を板
状の樹脂部材で構成することもできる。ここでは、少な
くとも第1側面板402が樹脂モールド基板で構成さ
れ、この第1側面板402に直接回路部品が搭載できる
ように構成されている。また、各面を構成する板状部材
は内部空間が密閉状態となるように、接着、溶着または
ビス止めなどにより接合されており、内部に塵埃や水分
が侵入することを極力防止するように構成されている。
このことにより、電装品箱41の内部に収納される回路
部品に故障が生じることを防止できる。
【0027】〔樹脂モールド基板〕電装品箱41の第1
側面板402は、配線用導体パターンが樹脂モールドさ
れた樹脂モールド基板で構成されている。この第1側面
板402の正面図を図4、底面図を図5、側面図を図6
に示す。第1側面板402は、外方側への突出高さが異
なる第1外面部411および第2外面部412を備えて
おり、この第1外面部411および第2外面部412は
段差部419を介して接続されている。
【0028】第1外面部411には、たとえば、空気調
和機の室内ユニットへ電源を供給する、あるいは室内ユ
ニットより電源の供給を受ける端子と、エアコンの運転
状態や指令を送受信するための信号端子を備える端子台
413が形成されている。また、第1外面部411に
は、空気調和機各部に制御信号を出力するための出力端
子、サーミスタや圧力センサなどのセンサ検出信号を制
御部に入力するための入力端子などを含む信号入出力端
子を構成する複数の端子台413が形成されている場合
もある。さらに、第1外面部411には、電源供給ライ
ンが接続される電源端子を構成する電源用端子台418
が形成されている。
【0029】段差部419を介して下段に位置する第2
外面部412には、同様に、空気調和機の室内ユニット
へ電源を供給する、あるいは室内ユニットより電源の供
給を受ける端子と、エアコンの運転状態や指令を送受信
するための信号端子を備える端子台413が形成されて
いる。また、第1外面部411には、空気調和機各部に
制御信号を出力するための出力端子、サーミスタや圧力
センサなどのセンサ検出信号を制御部に入力するための
入力端子などを含む信号入出力端子を構成する複数の端
子台413が形成されている場合もある。
【0030】第1外面部411のうち、端子台413お
よび電源用端子台418が形成されている部分を除く位
置は、回路部品の実装面420を構成している。実装面
420は、回路部品を実装するためにモールド樹脂の一
部が除去されて配線用導体パターンが露出しており、場
合によっては回路部品の端子を挿通してはんだ付けする
ためのスルーホールが配線用導体パターンに形成されて
いる。このような実装面420は、上段に位置する第1
外面部411にのみ形成されており、第2外面部412
には回路部品を実装しないように構成している。
【0031】第1側面板402の側縁部(図4右端上
部)には、ハーネス引出用開口部416が形成されてい
る。電装品箱41内に収納されるプリント基板やその他
の回路部品は、第1側面板402の電源端子418に接
続される電源供給ラインからの電源が供給されて動作す
る。電装品箱41は外壁面が配線部や回路部品実装面を
構成するとともに密閉型であるため、電装品箱41に収
納した後にプリント基板やその他の回路部品の耐電圧検
査を行う必要がある。通常は、電源用端子台418を利
用して高電圧を印加して耐電圧検査を行うが、回路部品
と電源端子418との間にリレー接点を有するような場
合には、電源用端子台418を利用してこの回路部品に
対する耐電圧検査を行うことができない。したがって、
リレー接点後の回路部品から耐電圧検査を行うための高
電圧印加用ハーネスを、第1側面板402のハーネス引
出用開口部416から引き出しておき、電装品箱41の
外部にハーネス先端のコネクタを露出しておく。
【0032】〈検査用ハーネス固定治具〉 (A)第1側面板402のハーネス引出用開口部416
の近傍には、複数のハーネス固定用突起部417が突設
されている。このハーネス固定用突起部417は、図6
に示すような棒状突起であり、図4に示すように千鳥状
に配列されている。
【0033】この場合、図7に示すように、引き出され
たハーネス450の先端近傍のケーブル452を、複数
のハーネス固定用突起部417を利用して固定する。ハ
ーネス固定用突起部417は千鳥状に配列されているた
め、ハーネス450の先端近傍のケーブル452は蛇行
した状態で挟持されることとなる。このことにより、耐
電圧検査を行うための高電圧印加用ハーネス450の先
端部近傍のケーブル452をハーネス固定用突起部41
7で固定し、先端のコネクタ451を所定の位置に固定
することが可能となる。特に、ハーネス固定用突起部4
17を千鳥状に配列しているため、ケーブル452を強
固に固定することができ、コネクタ451の位置決めを
確実に行うことができる。したがって、周囲に必要以上
のクリアランスを取る必要がなくなり、他の部品配置の
ためのスペースを確保することが可能となる。
【0034】(B)ハーネス固定用突起部417は、図
8に示すように、直線状に配列することも可能である。
この場合、各ハーネス固定用突起部417の間隙は、高
電圧印加用ハーネス450の先端部近傍に位置するケー
ブル452の外径を若干上回る程度に設定される。この
場合も、高電圧印加用ハーネス450の先端部近傍のケ
ーブル452が蛇行した状態でハーネス固定用突起部4
17に挟持されて、先端のコネクタ451を適切な位置
に位置決めすることが可能となる。
【0035】ハーネス固定用突起部417を直線状に配
列した場合には、千鳥状に配置する場合に比して蛇行状
態が大きくなり、高電圧印加用ハーネス450の先端部
をより強固に位置決めすることが可能となる。 (C)ハーネス固定用突起部417は、図9に示すよう
に、ケーブル452の外径と略同一間隔で2列に配列す
ることが可能である。
【0036】この場合には、互いに対向するハーネス固
定用突起部417の外周面でケーブル452を挟持する
ことによって、高電圧印加用ハーネス450の先端部を
固定しコネクタ451を確実に位置決めすることができ
る。ハーネス固定用突起部417を、先端部の外径より
基端部の外径が大きい形状に設定し、基端部における対
向するハーネス固定用突起部417間の間隙が、ケーブ
ル452の外径よりも若干小さくなるように配置するこ
とができる。この場合、ケーブル452をハーネス固定
用突起部417の基端部側に押し込むことで、より強固
に高電圧印加用ハーネス450を固定することが可能と
なる。
【0037】(D)ハーネス固定用突起部417は、図
10に示すような爪形状とすることが可能である。この
ハーネス固定用突起部417は、第1側面板402の表
面に突設される基端部431と、基端部431から側方
に膨出する爪部432とを備えている。爪部432は、
高電圧印加用ハーネス450のケーブル452が位置す
る方向に突出するように配置される。
【0038】このようなハーネス固定用突起部417を
用いた場合には、互いに対向するハーネス固定用突起部
417の基端部431によってケーブル452を挟持す
るとともに、爪部432と第1側面板402の外表面と
の間にケーブル452を挟み込むため、高電圧印加用ハ
ーネス450を強固に位置決めすることができる。 (E)ハーネス固定用突起部417は、図11に示すよ
うなカギ形状とすることが可能である。このハーネス固
定用突起部417は、第1側面板402の表面に突設さ
れる基端部433と、基端部433から側方に膨出する
カギ状部434とを備えている。カギ状部434は、高
電圧印加用ハーネス450のケーブル452が位置する
方向に突出するように配置される。
【0039】このようなハーネス固定用突起部417を
用いた場合には、カギ状部434によってケーブル45
2を完全に固定することができ、高電圧印加用ハーネス
450をより強固に位置決めすることができる。 〔保護カバー部材〕第1側面板402には、図12およ
び図13に示すような、第1側面板402の外表面から
所定の間隙をおいて実装面420を覆う保護カバー部材
501が取り付けられる。
【0040】保護カバー部材501は、第1側面板40
2のモールド樹脂が除去されて配線用導体パターンが露
出した部分を備える実装面420に対応する形状で構成
されている。保護カバー部材501の下面側には、第1
側面板402の第1外面部411に固定するための固定
用爪部材511が突設されている。第1側面板402に
は、成型時の肉ぬすみや配線用導体パターンの一部切除
などのために、複数の貫通孔415(図4参照)が設け
られている。この第1側面板402の貫通孔415に対
応する位置に、固定用爪部材511が配置されている。
固定用爪部材511が第1側面板402の貫通孔415
に挿入されて、その爪が貫通孔415の端縁に係合する
ことで、保護カバー部材501の位置決めを行うことが
可能となっている。
【0041】保護カバー部材501の下面側には、先端
が第1側面板402の外表面に当接することで、保護カ
バー部材501と第1側面板402との間隙を所定距離
に維持するスペーサ512が設けられている。スペーサ
512を保護カバー部材501の下面全域に複数設ける
ことで、保護カバー部材501と第1側面板402の外
表面との距離を均一に維持することが可能となる。
【0042】この場合、保護カバー部材501の固定用
爪部材511を第1側面板402の貫通孔415に係合
させると、同時にスペーサ512の先端が第1側面板4
02の外表面に当接し、固定用爪部材511とスペーサ
512とによって第1側面板402を挟み込む形とな
り、保護カバー部材501が第1側面板402に固定さ
れることとなる。
【0043】固定用爪部材511とスペーサ512との
長さ方向(図12左右方向)の位置が近接するように配
置した場合、保護カバー部材501のがたつきがさらに
少なくなり、固定用爪部材511が第1側面板402の
貫通孔415から離脱することを防止できる。このよう
な保護カバー部材501を第1側面板402の実装面4
20に取り付けることにより、実装面420に取り付け
られる回路部品のリード端子やはんだ部分に接触するこ
とを防止でき、作業性を向上させるとともに安全性を確
保することが可能となる。
【0044】また、実装面420に取り付けられる回路
部品のリード端子をカットする際に、スペーサ512の
高さに応じて余裕をもってカットすることができ、作業
性が向上する。さらにこの例では、第1側面板402が
段差部419を介して段差を有する第1外面部411と
第2外面部412とが接続された構成であり、かつ第1
外面部411にのみ実装面420が構成され、第2外面
部412には実装面が形成されていない。したがって、
保護カバー部材501の形状を簡素化することが可能で
あり、コスト削減を図ることができる。
【0045】第1外面部411に構成された実装面42
0のうち回路部品を実装する領域を一定領域に集中し、
この回路部品を実装する領域の外表面のみを覆うように
保護カバー部材501を形成することにより、保護カバ
ー部材501を最小化しコストダウンを図ることが可能
となる。 〔他の実施形態〕樹脂モールド基板を用いない電装品箱
の場合にも、耐電圧検査を行うための高電圧印加用ハー
ネスを固定するハーネス固定用突起部を電装品箱の外表
面に設けることが可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る電装品箱では、
樹脂モールド基板に実装される回路部品の端子部分を保
護カバー部材で覆うことにより、配線やメンテナンス時
の作業効率を向上させるとともに、高圧部分が剥き出し
になることを防ぐため安全性を高めることが可能とな
る。
【0047】本発明の請求項2に係る電装品箱では、回
路部品が実装される実装部にのみ保護カバー部材を取り
付ける構成とすることができるため、コストの向上を抑
えることができる。本発明の請求項3に係る電装品箱で
は、保護カバー部材の固定用爪部材と樹脂モールド基板
の貫通孔とが係合することによって、保護カバー部材を
樹脂モールド基板に固定することができるとともに、ス
ペーサにより保護カバーと樹脂モールド基板との間隙を
所定の距離に維持することが可能となる。
【0048】本発明の請求項4に記載の電装品箱では、
保護カバー部材のがたつきを防止し、樹脂モールド基板
の貫通孔と保護カバー部材の固定用爪部材との係合関係
を維持して、保護カバー部材の脱落を防止する。本発明
の請求項5に係る電装品箱では、ハーネスレス構造とす
ることが可能となり、ハーネスの引き出しを省略すると
ともに、端子台の構成を樹脂モールド基板と一体成型で
作成することが可能であり、コストダウンを図ることが
可能となる。
【0049】本発明の請求項6に係る電装品箱では、端
子台を樹脂モールド基板の外表面に多段に形成すること
で、端子台形成部の幅を縮小することができ、電装品箱
を小型化することが可能となる。本発明の請求項7に係
る電装品箱では、保護カバー部材を樹脂モールド基板に
合わせて多段に構成する必要がなく、金型などの製造コ
ストを削減することが可能となる。
【0050】本発明の請求項8に係る空気調和機では、
電装品箱の樹脂モールド基板に実装される回路部品の端
子部分を保護カバー部材で覆うことにより、配線やメン
テナンス時の作業効率を向上させるとともに、高圧部分
が剥き出しになることを防ぐため安全性を高めることが
可能となる。本発明の請求項9に係る空気調和機では、
電装品箱の回路部品が実装される実装部にのみ保護カバ
ー部材を取り付ける構成とすることができるため、コス
トの向上を抑えることができる。
【0051】本発明の請求項10に係る空気調和機で
は、電装品箱の保護カバー部材の固定用爪部材と樹脂モ
ールド基板の貫通孔とが係合することによって、保護カ
バー部材を樹脂モールド基板に固定することができると
ともに、スペーサにより保護カバーと樹脂モールド基板
との間隙を所定の距離に維持することが可能となる。本
発明の請求項11に係る空気調和機では、電装品箱の保
護カバー部材のがたつきを防止し、樹脂モールド基板の
貫通孔と保護カバー部材の固定用爪部材との係合関係を
維持して、保護カバー部材の脱落を防止する。
【0052】本発明の請求項12に係る空気調和機で
は、電装品箱をハーネスレス構造とすることが可能とな
り、ハーネスの引き出しを省略するとともに、端子台の
構成を樹脂モールド基板と一体成型で作成することが可
能であり、コストダウンを図ることが可能となる。本発
明の請求項13に係る空気調和機では、電装品箱の端子
台を樹脂モールド基板の外表面に多段に形成すること
で、端子台形成部の幅を縮小することができ、電装品箱
を小型化することが可能となる。
【0053】本発明の請求項14に係る空気調和機で
は、電装品箱の保護カバー部材を樹脂モールド基板に合
わせて多段に構成する必要がなく、金型などの製造コス
トを削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機の外観構成を示す斜視図。
【図2】室外機の分解斜視図。
【図3】電装品箱の説明用斜視図。
【図4】第1側面板の正面図。
【図5】その底面図。
【図6】その側面図。
【図7】ハーネス固定用突起部の説明図。
【図8】ハーネス固定用突起部の説明図。
【図9】ハーネス固定用突起部の説明図。
【図10】ハーネス固定用突起部の説明図。
【図11】ハーネス固定用突起部の説明図。
【図12】保護カバー部材の正面図。
【図13】保護カバー部材の底面図。
【符号の説明】
41 電装品箱 402 第1側面板 415 貫通孔 501 保護カバー部材 511 固定用爪部材 512 スペーサ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの外壁面が配線用導体パタ
    ーンを樹脂モールドした樹脂モールド基板で構成され、
    内部を密閉状態に維持する筐体と、 前記筐体の樹脂モールド基板の外表面から所定距離離間
    した状態で、前記樹脂モールド基板に取り付けられる保
    護カバー部材と、を備える電装品箱。
  2. 【請求項2】前記樹脂モールド基板は回路部品が実装さ
    れる実装部を備え、前記保護カバー部材は前記実装部の
    外表面を覆う形状である、請求項1に記載の電装品箱。
  3. 【請求項3】前記樹脂モールド基板は所定位置に設けら
    れる貫通孔を備え、前記保護カバー部材は、前記貫通孔
    に係合する固定用爪部材と、前記樹脂モールド基板の外
    表面に当接して一定の間隙を維持するスペーサとを備え
    る、請求項1または2に記載の電装品箱。
  4. 【請求項4】前記スペーサは、前記樹脂モールド基板の
    貫通孔近傍の外表面に先端が当接するように配置されて
    いる、請求項3に記載の電装品箱。
  5. 【請求項5】前記樹脂モールド基板には、電源供給およ
    び各種信号の入出力のためのケーブルが接続される端子
    台が設けられている、請求項1〜4のいずれかに記載の
    電装品箱。
  6. 【請求項6】前記樹脂モールド基板の外表面は、外方に
    突出する高さが異なる複数の外面部が段差部を介して接
    合されており、前記各外面部に前記端子台が配置されて
    いる、請求項5に記載の電装品箱。
  7. 【請求項7】前記樹脂モールド基板は前記複数の外面部
    のうち一の外面部にのみ実装面が形成されており、前記
    保護カバー部材は前記実装面が形成されている外面部に
    のみ取り付けられている、請求項6に記載の電装品箱。
  8. 【請求項8】冷媒回路を含む空調ユニットを制御して、
    導入される室内空気と前記冷媒回路内を循環する冷媒と
    の間で熱交換して、熱交換後の温度調整された空気を室
    内に供給する空気調和機であって、 空気調和機の各部を制御するための回路部品と、 前記回路部品を密閉状態で収納するとともに、少なくと
    も1つの外壁面が配線用導体パターンを樹脂モールドし
    た樹脂モールド基板で構成される筐体と、 前記筐体の樹脂モールド基板の外表面から所定距離離間
    した状態で、前記樹脂モールド基板に取り付けられる保
    護カバー部材と、を備える電装品箱を有する空気調和
    機。
  9. 【請求項9】前記樹脂モールド基板は回路部品が実装さ
    れる実装部を備え、前記保護カバー部材は前記実装部の
    外表面を覆う形状である、請求項8に記載の空気調和
    機。
  10. 【請求項10】前記樹脂モールド基板は所定位置に設け
    られる貫通孔を備え、前記保護カバー部材は、前記貫通
    孔に係合する固定用爪部材と、前記樹脂モールド基板の
    外表面に当接して一定の間隙を維持するスペーサとを備
    える、請求項8または9に記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】前記スペーサは、前記樹脂モールド基板
    の貫通孔近傍の外表面に先端が当接するように配置され
    ている、請求項10に記載の空気調和機。
  12. 【請求項12】前記樹脂モールド基板には、電源供給お
    よび各種信号の入出力のためのケーブルが接続される端
    子台が設けられている、請求項8〜11のいずれかに記
    載の空気調和機。
  13. 【請求項13】前記樹脂モールド基板の外表面は、外方
    に突出する高さが異なる複数の外面部が段差部を介して
    接合されており、前記各外面部に前記端子台が配置され
    ている、請求項12に記載の空気調和機。
  14. 【請求項14】前記樹脂モールド基板は前記外面部のう
    ち最外方に位置する外面部にのみ実装面が形成されてお
    り、前記保護カバー部材は前記最外方に位置する外面部
    にのみ取り付けられている、請求項13に記載の空気調
    和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014092314A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室外機

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