JP2003120413A - 電子制御装置へのデータ書込システム - Google Patents

電子制御装置へのデータ書込システム

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JP2003120413A
JP2003120413A JP2001311420A JP2001311420A JP2003120413A JP 2003120413 A JP2003120413 A JP 2003120413A JP 2001311420 A JP2001311420 A JP 2001311420A JP 2001311420 A JP2001311420 A JP 2001311420A JP 2003120413 A JP2003120413 A JP 2003120413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インジェクタなど所定部品毎に固有のばらつ
きを考慮したECUへのデータ書き込みを実現する。 【解決手段】 サーバ装置30のデータベース31に、
インジェクタ毎に固有のばらつきを補正するための補正
データを、部品毎に付けられる部品識別番号に対応させ
て記憶しておく。端末装置20から車両関連情報が送信
されると、サーバ装置30は、端末装置20からの車両
関連情報を用い、部品識別番号に基づき、あるいは、部
品識別番号に対応する車両固有情報があれば車両固有情
報に基づき、該当する補正データを送信する。端末装置
20は、サーバ装置30から送信された補正データを、
書込情報としてECU10へ送信する。これにより、E
CU10の制御データ12に補正データが反映される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
電子制御装置(以下「ECU」という。)を対象とした
書込システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両形式によってECUに搭
載される制御プログラムが変わるため、生産工場におい
て、車両形式に合った制御プログラムを書き込むことが
行われている。また、市場に出荷されてからでも、EC
Uの故障などにより、修理工場などにおいて、車両形式
に合った制御プログラムを再度書き込む必要が生じるこ
とがある。
【0003】ここでいうところの車両形式による制御プ
ログラムの違いは、一つには、車両制御における所定部
品の補正処理の違いとして現れる。例えば、インジェク
タの噴射量を車両形式に合わせ、制御プログラムにより
補正するという具合である。そのため、特開平4−24
6730号公報には、車両形式を識別して、車両形式に
適する制御プログラムをサーバ装置から選定し、制御プ
ログラムを書き込む技術が提案されている。
【0004】しかしながら、インジェクタを例に挙げた
場合、個々のインジェクタがそれぞれに固有のばらつき
を有しており、車両形式だけで一律に補正できない場合
が存在する。つまり、このような個々のインジェクタの
ばらつきを考慮した補正は、車両形式、さらに言えば車
両側の情報だけからは困難である。
【0005】このようなばらつきは部品製造過程におい
て必ず発生するものであり、最近の排ガス規制などをク
リアするためには、個々のインジェクタのばらつきを考
慮した補正を行うことが必要になっている。また、この
ような補正が可能であれば、部品製造においても、製造
部品のばらつきが、ある程度まで許容されることにな
り、不良率を低減させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような個々の
インジェクタのばらつきは、一次的に、部品メーカ側で
把握されるものであり、このようなばらつきの補正を行
うためには、個々の部品のばらつきを補正するための補
正データを何らかの形で、ECUに搭載される制御プロ
グラムに反映する必要がある。
【0007】これに対し、特表2000−501155
号公報には、補正データを示すバーコードや2次元コー
ドを個々のインジェクタに付加し、スキャナでこの補正
データを読み取ってECUへ伝達する技術が提案されて
いる。また、特表2000−502770号公報には、
補正データを書き込んだEEPROMを個々のインジェ
クタに付加し、このEEPROMから読み出した補正デ
ータをECUに伝達する技術が開示されている。
【0008】しかしながら、前者の技術では、補正デー
タが多くなると、対応できない可能性が高くなる。一
方、後者の技術では、EEPROMから補正データを読
み出すために、ECU側の端子や、ECUとEEPRO
Mとの接続のためのワイヤの増加を招くことになり、車
両ハーネスの増加につながる。
【0009】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、インジェクタに代表される所定部
品毎のばらつきを考慮したECUへのデータ書き込みを
実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
データ書込システムは、ECUへのデータ書き込みに用
いられる。このデータ書込システムは、工場内でのEC
Uへのデータの書き込みはもちろん、市場においても使
用可能である。したがって、ここでいうデータの書き込
みは、データの書き換えをも含む。
【0011】ECUは、外部からの書込指示があると、
送信される書込情報の基づき、制御プログラム又は制御
データの少なくとも一方を書き込む。制御データは、制
御プログラムによって参照されるものである。本発明の
データ書込システムでは、端末装置が、ECUに接続さ
れ、書込プログラムを実行することにより、ECUに対
する書込指示を行い、書込情報を送信する。この端末装
置は、サーバ装置との間でデータ通信可能になってい
る。
【0012】ここで特に、サーバ装置は、所定部品の固
有のばらつきを補正する補正データを記憶したデータベ
ースを有しており、端末装置との間にデータ通信可能状
態が確立されると、端末装置からの要求に応じて補正デ
ータを送信する。所定部品は、ECUによる車両制御に
用いられるものであり、上述したインジェクタをはじ
め、各種のアクチュエータやセンサであることが考えら
れる。
【0013】一方、端末装置は、サーバ装置から送信さ
れる補正データを書込情報としてECUへ送信する。こ
のように、サーバ装置のデータベースに予め補正データ
を記憶しておくようにすれば、このサーバ装置にアクセ
スすることで、端末装置は、補正データを取得でき、こ
の補正データを書込情報として送信することにより、補
正データをECUへ反映することができる。ここにある
技術思想は、部品メーカ側で一次的に把握される所定部
品毎の補正データを、サーバ装置のデータベースを介し
て、ECUへ反映させるというものである。
【0014】このような構成を採用すれば、個々の部品
のばらつきを考慮して、ECUへのデータの書き込みを
実現することができる。そしてこのときは、バーコード
等を用いる場合と異なり、補正データのデータ量が大き
くなっても対応することができる。また、EEPROM
を用いる場合と異なり、車両ハーネスの増加を伴うこと
もない。
【0015】具体的な構成としては、サーバ装置のデー
タベースに、部品毎に固有の部品識別番号と補正データ
とを対応付けて記憶しておき、サーバ装置は、端末装置
から送信される部品識別番号を用いて、データベースの
検索を行い、該当する補正データを送信するよう構成す
ることが考えられる。このとき、端末装置からの部品識
別番号の送信を前提としているが、この部品識別番号
は、作業者によって端末装置へ入力されるものとしても
よいし、あるいは、バーコードなどの形で部品に付して
おき、スキャナで読み取ることにより端末装置へ入力さ
れるものとしてもよい。このようにサーバ装置側で補正
データを検索して送信する構成を採れば、端末装置の構
成が簡単になる。
【0016】なお、部品毎の部品識別番号は、その部品
が既に車両に搭載されたものであれば、車両毎に特定さ
れる。例えば、4気筒エンジンを搭載する車両であれ
ば、4本のインジェクタを備えることになり、その車両
に対し、4本のインジェクタの部品識別番号が特定され
る。
【0017】そこで、サーバ装置のデータベースに、部
品識別番号に対し、車両毎に固有の車両固有情報を対応
付けて記憶しておき、サーバ装置が、端末装置から送信
される車両固有情報を用いて、データベースの検索を行
い、該当する補正データを送信できるようにしてもよ
い。車両固有情報は、車両毎に固有の情報であればよ
く、車両番号、エンジン番号、ECU番号などを含むも
のとすることが考えられる。このようにすれば、部品識
別番号に代え車両固有情報を送信することによっても、
サーバ装置で、該当する補正データを検索できる。
【0018】なお、このような車両固有情報は、例え
ば、端末装置から部品識別番号及び車両固有情報が送信
された場合に、サーバ装置が、部品識別番号に対し、車
両固有情報を対応付けてデータベースに記憶するように
すればよい。例えば部品識別番号によって最初に補正デ
ータを検索するときに、車両固有情報をも端末装置から
送信するようにするという具合である。このようにすれ
ば、データベースが簡単に構築できる。
【0019】また、ECUに部品識別番号や車両固有情
報を記憶しておき、端末装置は、ECUに記憶された当
該情報に基づいて部品識別番号や車両固有情報を送信可
能にするとよい。例えば最初に端末装置に入力された部
品識別番号や車両固有情報をECUに記憶しておくとい
う具合である。このようにすれば、次からは入力の手間
が省けて便利である。
【0020】もっとも、部品識別番号に対応する車両情
報が存在するのは、既に車両に搭載された部品であるこ
とを前提とする。したがって、新しい部品への交換を行
う場合などは、部品識別番号による検索を行う必要があ
る。ところで、端末装置が、サーバ装置がアクセス履歴
を管理するためのアクセス情報を車両固有情報の一部と
して送信できる構成にすることも考えられる。ここでい
うアクセス情報は、例えば、日時や場所の情報とするこ
とが考えられる。場所の情報とは、端末装置のある修理
工場などの場所を特定できるものを意味し、例えばその
修理工場の電話番号を用いることが考えられる。このよ
うにすれば、車両毎の不具合発生状況を把握でき、不具
合の発生を統計的に管理することができる。
【0021】なお、サーバ装置のデータベースに、EC
Uに搭載される制御プログラムを記憶しておき、サーバ
装置が、端末装置から送信される車両制御に関する車両
情報に基づき、制御プログラムを送信可能とし、端末装
置は、サーバ装置から送信される制御プログラムを書込
情報として送信可能としてもよい。
【0022】また、サーバ装置のデータベースに、端末
装置に搭載される書込プログラムを記憶しておき、サー
バ装置が、端末装置からの要求に応じて、書込プログラ
ムを送信し、端末装置は、サーバ装置から送信される書
込プログラムによって、搭載された書込プログラムを更
新可能にしてもよい。
【0023】これらの構成を採用すれば、ECUの制御
プログラムを容易にバージョンアップしたり、端末装置
の書込プログラムを容易にバージョンアップしたりする
ことができる。また、前者の構成によれば、ECUの故
障などで制御プログラムが消失してしまった場合にも対
応できる。
【0024】ところで、上述したサーバ装置は、インタ
ーネット上の装置として、端末装置からアクセスされる
ものとすることが考えられる。特に端末装置を携帯可能
に構成すれば、場所を選ばずアクセスできることにな
る。したがって、例えばECUの故障などによって車両
が道路に立ち往生した場合、その現場にて、ECUへの
データ書き込みを実現することも可能になる。これは牽
引して修理工場まで運ぶことが困難な大型車両に有効で
ある。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。図1は、データ書込シス
テムの概略構成を示す説明図である。本実施例のデータ
書込システムは、ECU10に対して用いられ、端末装
置20と、サーバ装置30とを備えている。
【0026】ECU10は、車両に搭載されてエンジン
制御を行うものであり、車両を制御するための制御プロ
グラム11と、制御プログラム11より参照される制御
データ12とが搭載される。端末装置20は、パーソナ
ルコンピュータ(以下「PC」という。)21と、ダイ
アグツール22とで構成されている。ダイアグツール2
2は、ダイアグ通信ラインによってECU10のECU
コネクタに接続されて機能する。そして、このダイアグ
ツール22を介してECU10との通信を行うのがPC
21である。したがって、ダイアグツール22は、PC
21のポートに接続され、ECU10のコネクタ信号と
PC21のデータとを相互に変換する専用ツールとして
位置付けられる。
【0027】このような端末装置20は、車両組立工場
や修理工場などに配置されて用いられるものであり、搭
載されるEOLプログラムの実行し、ECU10に対し
て書込指示及び書込情報を送信することにより、ECU
10による制御プログラム11や制御データ12の書き
込みを実現する。PC21は、キーボード・マウスとい
った入力装置及び、ディスプレイなどの表示装置を有す
る構成となっている。なお、入力装置としてスキャナを
備える構成としてもよい。
【0028】サーバ装置30は、端末装置20からネッ
トワーク50を介してアクセスされるサーバシステムと
して実現されている。ネットワーク50には、周知のイ
ンターネットを用いる。サーバ装置30には別の端末装
置20からもネットワーク50を介してアクセスできる
ようになっており、サーバ装置30がデータベース31
を有することにより、端末装置20間でサーバ装置30
のデータを共有できる仕組みとなっている。
【0029】ここでサーバ装置30のデータベース31
に記憶される諸情報を、図2を参照して説明する。図2
に示すように、サーバ装置30のデータベース31に
は、車両固有情報32、部品識別番号33、補正データ
34、車両情報35、制御プログラム36、及びEOL
プログラム37が記憶される。
【0030】車両固有情報32は、車両番号32a、エ
ンジン番号32b、ECU番号32c、アクセス日時3
2d、アクセス場所32eからなっている。車両番号3
2a、エンジン番号32b、ECU番号32cはそれぞ
れ、車両、エンジン、ECUに付けられたシリアルナン
バーである。アクセス日時32dは、端末装置20から
アクセスのあった日時であり、アクセス場所32eは、
アクセスのあった端末装置20の設置場所を示す情報で
あり、端末装置20が電話回線を利用してアクセスする
ことを前提に電話番号としている。
【0031】部品識別番号33は、具体的にはインジェ
クタ番号となっている。インジェクタ番号は、インジェ
クタ一本一本に付けられたシリアルナンバーである。本
実施例では4気筒エンジンを搭載した車両を例に挙げる
ものとしする。したがって、気筒#1〜気筒#4に対応
する4つのインジェクタ番号が記憶される。
【0032】補正データ34は、インジェクタ毎の補正
データであり、インジェクタ固有のばらつきを補正する
ためのデータである。図2に示すように、4つのインジ
ェクタ番号にそれぞれ対応させて、補正データが記憶さ
れる。車両情報35は、車両形式35a、エンジン形式
35b、オプション情報35c、ECU形式35dから
なっている。
【0033】車両形式35a、エンジン形式35b、E
CU形式35dはそれぞれ、車両、エンジン、ECUの
形式(タイプ)を示す情報である。また、オプション情
報35cは、車両制御オプションの有り無しを示す情報
である。制御プログラム36は、ECU10に搭載可能
なエンジン制御のためのプログラムであり、上述した車
両情報35に対応付けられて記憶されている。
【0034】EOLプログラム37は、端末装置20に
搭載可能なものであり、ECU10への書込指示及び書
込情報の送信を実現するプログラムである。なお、以下
の説明では、適宜、車両固有情報32及び車両情報35
をまとめて車両関連情報と呼ぶ。
【0035】このようなデータベース31には、まず、
部品メーカにより、製造されたインジェクタそれぞれに
対応する補正データ34が記憶される。インジェクタに
は、インジェクタ番号が付加されており、このインジェ
クタ番号に対応させて補正データ34が記憶される。続
いて、車両メーカにより、データベース31には、車両
情報35、車両情報35に対応する制御プログラム3
6、さらに、EOLプログラム37が記憶される。つま
り、車両固有情報32を除く諸情報が最初に記憶される
ことになる。
【0036】このような諸情報が記憶されたデータベー
ス31の存在を前提として、次に、本実施例のデータ書
込システムの動作を説明する。ここでは端末装置20の
処理である端末側処理を最初に説明し、次に、サーバ装
置30の処理であるサーバ側処理を説明する。
【0037】図3及び図4は、端末側処理を示すフロー
チャートである。まず最初のステップ(以下、ステップ
を単に記号Sで示す。)100において、ECU10に
車両関連情報があるか否かを判断する。ECU10へ制
御プログラム11の書き込みが既に行われている場合に
は、車両関連情報が記憶されており、ここで肯定判断さ
れることになる。車両関連情報があれば(S100:Y
ES)、S110にて車両関連情報を読み出し、S13
0へ移行する。一方、車両関連情報がなければ(S10
0:NO)、S120にて車両関連情報の入力を行い、
S130へ移行する。
【0038】S130では、入力されたあるいは読み出
された車両関連情報に基づき、書き込みを続行してもよ
いか否かを作業者に確認する。ここで書き込みの続行を
了承する入力があった場合(S130:YES)、S1
40へ移行する。一方、書き込みの続行を了承しない場
合(S130:NO)、S120からの処理を繰り返
す。
【0039】S140では、端末装置20からサーバ装
置30を発呼することにより、データ通信可能状態の確
立処理を行う。そしてここでデータ通信可能状態が確立
されると、続くS150にて、車両関連情報をサーバ装
置へ送信する。図4中のS160では、サーバ装置30
からEOLプログラムの更新が促されたか否かを判断す
る。サーバ装置30へのアクセスが2回目以降であれ
ば、後述するようにデータベース31に車両固有情報3
2が記憶されている。したがって、サーバ装置30は、
車両固有情報32の中のアクセス日時32dなどに基づ
き、EOLプログラム37が更新されている場合には、
端末装置20に対し、プログラム更新を促す。ここでE
OLプログラムの更新が促された場合(S160:YE
S)、S170へ移行する。一方、EOLプログラムの
更新が促されていない場合(S160:NO)、S20
0へ移行する。
【0040】S170では、EOLを更新するか否かを
ユーザに問い合わせる。ここでEOLの更新を行う旨の
入力があれば(S170:YES)、サーバ装置30に
対して送信を要求する。これに対して、サーバ装置30
はデータベース31に記憶されたEOLプログラム37
を送信してくる。したがって、S180にてEOLプロ
グラム37を受信し、S190にて更新する。一方、E
OLの更新を行う旨の入力がなければ(S170:N
O)、S200へ移行する。
【0041】S200では、サーバ装置30からの情報
を受信する。この処理は、図3中のS150で送信した
車両関連情報により、サーバ装置30が送信してくる情
報を受信するものである。サーバ装置30が送信してく
る情報は、端末装置20から送信する情報によって異な
るが、補正データ34又は制御プログラム36の少なく
とも一方を含むものである。
【0042】続くS210では、サーバ装置30からの
情報に基づき、ECU10への書込指示を行うと共に、
書込情報を送信する。すなわち、このS210の処理が
EOLプログラムの実行により実現されるものである。
この書込情報は、サーバ装置30から送信された補正デ
ータ34又は制御プログラム36の少なくとも一方を含
むものである。これによって、ECU10は、制御デー
タ12や制御プログラム11を書き込む、あるいは、書
き換える。
【0043】次のS220では、サーバ装置30へ送信
したところの車両関連情報をECU10へ送信する。こ
れに対応して、ECU10は、車両関連情報を記憶す
る。続くS230では、ECU10との通信により、正
常に書き込めたか否かを判断する。ここでECU10へ
の書き込みが正常終了している場合(S230:YE
S)、S240にて正常終了を通知し、本端末側処理を
終了する。一方、ECU10への書き込みが正常終了し
ていない場合(S230:NO)、S250にて異常終
了を通知し、本端末側処理を終了する。なお、正常終了
・異常終了の通知は、端末装置20のディスプレイを介
してユーザに対してなされると共に、サーバ装置30に
対してもなされる。
【0044】続けて、サーバ装置30によるサーバ側処
理を、図5のフローチャートに基づいて説明する。この
サーバ側処理は、端末装置20とのデータ通信可能状態
が確立されると実行される。まず最初のS300におい
て、セキュリティチェックを行う。これは未登録の端末
装置20からのアクセスをチェックする処理である。こ
のチェック結果に基づき、続くS310では、登録され
た端末装置20であるか否かを判断する。ここで登録さ
れた端末装置20であると判断された場合(S310:
YES)、S320へ移行する。一方、未登録の端末装
置20であれば(S310:NO)、以降の処理を実行
せず、本サーバ側処理を終了する。
【0045】S320では、端末装置20からの車両関
連情報を受信する。この処理は、図3中のS150に対
応するものである。続くS330では、新規書込である
か否かを判断する。この判断は、送信された車両関連情
報に基づいて行う。この判断結果に基づき、新規の書き
込みであれば(S340:YES)、S350にて制御
プログラム36及び補正データ34を検索して送信し、
S370へ移行する。一方、新規の書き込みでなければ
(S340:NO)、不足していると想定されるデータ
を検索して送信し、S370へ移行する。
【0046】S370では、端末装置20から正常終了
の通知があったか否かを判断する。ここで正常終了の通
知があった場合(S370:YES)、S380にてデ
ータベース31を更新して、その後、本サーバ側処理を
終了する。一方、正常終了の通知がない場合(S37
0:NO)、すなわち異常終了の通知があった場合に
は、S380の処理を実行せず、本サーバ側処理を終了
する。
【0047】次に、具体例を挙げてデータ書込システム
の動作を説明し、本実施例に対する理解を容易にする。
ここでは最初に車両組立工場におけるECU10への新
規書込の場合を最初に説明し、次に、修理工場などにお
ける市場でのECU10へのデータ書込について説明す
る。
【0048】車両組立工場における新規書込の場合 この場合、ECU10には車両関連情報が記憶されてい
ないため、図3中のS100にて否定判断され、端末装
置20に対する車両関連情報の入力が行われる(S12
0)。
【0049】このときの入力画面例を示すのが、図6の
説明図である。図6に示すように、端末装置20のディ
スプレイには、車両形式、エンジン形式、オプション情
報、ECU形式、車両番号、エンジン番号、ECU番
号、気筒#1〜気筒#4のインジェクタ番号、アクセス
日時、及びアクセス場所の入力画面が表示される。
【0050】車両形式には、普通車両、小型車両、大型
車両の区分が入力される。これは、画面上のボタン61
をマウスでクリックすることにより表示されるプルダウ
ンメニュー62から入力する。プルダウンメニュー62
中でマウスカーソル63を移動させ、該当する情報を選
択してクリックする。この入力形態は、エンジン形式、
オプション情報、ECU形式の入力でも同様である。図
6には、エンジン形式「JA05」が選択され、オプシ
ョン情報「定速クルーズ」、「ブレーキ油圧制御」が選
択され、ECU形式「タイプ1」が選択された様子を示
した。
【0051】車両番号、エンジン番号、ECU番号、イ
ンジェクタ番号はそれぞれ、入力フィールド64a,6
4b,64c,64d,64e,64f,64gにキー
ボードを用いて入力される。車両組立工場においては、
図9(a)に示すように、4本のインジェクタ41がエ
ンジン43に組み付けられて車両に搭載される。そし
て、このエンジン43には、ECU10が接続される。
そこで、車両番号「XXXXX」を入力フィールド64
aに入力し、さらに、搭載されたエンジン43のエンジ
ン番号44、ECU10のECU番号13、インジェク
タ41のインジェクタ番号42を、入力フィールド64
b〜64gに入力していく。なお、本実施例では、これ
らの情報をキーボードを用いて入力するようにしたが、
図9(a)に示したインジェクタ番号42、エンジン番
号44、ECU番号13を示すバーコードを付加するよ
うにした場合、スキャナを用いて端末装置20への入力
を行うことも考えられる。
【0052】アクセス日時及びアクセス場所は、入力フ
ィールド65a,65bにそれぞれ入力する。このと
き、アクセス日時は端末装置20の時計機能を用いて、
また、アクセス場所を示す電話番号は端末装置20に予
め記憶しておくことによって、入力フィールド65a,
65bにデフォルト表示されるようにしてもよい。
【0053】端末装置20へ車両関連情報が入力される
と、データ通信可能状態が確立され(図3中のS14
0)、入力された車両関連情報がサーバ装置30へ送信
される(S150)。サーバ装置30では、送信された
車両関連情報を受信し(図5中のS320)、このとき
は、新規書込であることが判断される(S330,S3
40:YES)。すると、サーバ装置30では、送信さ
れたインジェクタ番号を用い、データベース31の部品
識別番号33に基づいて、該当する補正データ34を送
信する(S350)。また、送信された車両形式などを
用い、データベース31の車両情報35に基づいて、制
御プログラム36を送信する(S350)。
【0054】このようにしてサーバ装置30から送信さ
れる制御プログラム36及び補正データ34を、端末装
置20が受信し(図4中のS200)、ECU10へ書
込指示を行うと共に、制御プログラム36及び補正デー
タ34を書込情報として送信する(S210)。これに
よって、ECU10に制御プログラム11及び、補正デ
ータ34に基づく制御データ12が書き込まれる。ま
た、端末装置20は、S120にて入力された車両関連
情報をECU10へ送信する(S220)。これによ
り、ECU10には、車両関連情報が記憶されることに
なる。
【0055】端末装置20から正常終了の通知がなされ
ると(図4中のS240)、サーバ装置30では、デー
タベース31を更新する(S380)。これによって、
データベース31において、図2に示すような、車両固
有情報32と、部品識別番号33との対応付けが行われ
る。このとき、インジェクタ番号は気筒#1〜気筒#4
とも対応付けられる。その結果、図2に示すデータベー
ス31が構築されることになる。
【0056】市場でのデータ書込の場合(その1) 例えば、図9(b)に示すように、修理工場などにおい
て、気筒#4に組み付けられたインジェクタ41を交換
する場合を考える。このときは、端末装置20にて端末
側処理が開始されると、ECU10に車両関連情報が記
憶されているため、図3中のS100にて肯定判断さ
れ、車両関連情報がECU10から読み出される(S1
10)。
【0057】このときの入力画面例を示すのが、図7の
説明図である。図7には、図6と同様の情報が表示され
るが、気筒#4のインジェクタ41を交換したことによ
り、気筒#4のインジェクタ番号を変更する(図3中の
S130:NO,S120)。つまり、図7中に斜線を
施して示した入力フィールド64gの内容を変更するの
である。具体的には、交換したインジェクタ41のイン
ジェクタ番号42、「0010」を入力する。
【0058】入力された車両関連情報がサーバ装置30
へ送信されると(図3中のS150)、サーバ装置30
では、新規書込でないことが判断される(図5中のS3
30,S340:NO)。すると、サーバ装置30で
は、送信されたインジェクタ番号を用い、データベース
31の部品識別番号33に基づいて、該当する補正デー
タ34を送信する(S350)。これによって、端末装
置20に、交換したインジェクタ41に対応する補正デ
ータ34が送信され、ECU10の制御データ12が書
き換えられる。この場合も、車両関連情報がECU10
に記憶され、一方サーバ装置30では、データベース3
1が更新される(S380)。
【0059】市場でのデータ書込の場合(その2) 例えば、ECU10の故障により、ECU10に搭載さ
れた制御プログラム11や制御データ12が破損した場
合を考える。このときは、ECU10から車両関連情報
が読み出せない場合も想定される。そこでECU10と
の通信が可能であり、ECU10に車両関連情報の少な
くとも一部が記憶されている場合(S100:YE
S)、車両関連情報の読み出しが行われる(S11
0)。一方、ECU10との通信が不可能であってEC
U10自体の交換が必要であるとき、あるいは、ECU
10との通信が可能であってもECU10の車両関連情
報が全て消失してしまっている場合には、端末装置20
を介して車両関連情報を新たに入力する(S120)。
以下の説明では、ECU10から車両関連情報の一部が
読み出せた場合を例に挙げて説明する。
【0060】このときの入力画面例を示すのが、図8の
説明図である。図8には、エンジン番号「AAAA」の
みが読み出され、斜線を施して示した車両番号、ECU
番号、インジェクタ番号については消失してしまった様
子を示した。
【0061】このときは、入力された車両関連情報がサ
ーバ装置30へ送信されると(図3中のS150)、サ
ーバ装置30では、送信されたエンジン番号を用い、車
両固有情報32に基づく検索を行い、対応する部品識別
番号33を特定する。そして、該当する補正データ34
を送信する(S350)。また、車両形式などを用い、
車両情報35に基づいて、該当する制御プログラム36
を検索して送信する(S350)。
【0062】これによって、端末装置20には、制御プ
ログラム36及び補正データ34が送信され、ECU1
0には制御プログラム11及び制御データ12が書き込
まれる。次に、本実施例のデータ書込システムの発揮す
る効果を説明する。
【0063】本実施例のデータ書込システムでは、サー
バ装置30のデータベース31に予め補正データ34を
部品識別番号33に対応させて記憶しておくようにし、
端末装置20がこのサーバ装置30にアクセスすること
で、端末装置20は、補正データ34を取得し、この補
正データ34を、ECU10の制御データ12に反映さ
せる。これにより、個々のインジェクタのばらつきを考
慮したECU10へのデータの書き込みを実現できる。
【0064】このとき、端末装置20から車両関連情報
を送信し(図3中のS150)、サーバ装置30が部品
識別番号33に基づき、該当する補正データ34を送信
する構成とした。このようにサーバ装置30側で補正デ
ータ34を検索して送信する構成としたため、端末装置
20の構成が簡単になる。
【0065】また、端末装置20から送信される車両関
連情報に基づき、サーバ装置30は、部品識別番号33
に対応付けて、車両固有情報32を記憶する(図5中の
S380)。したがって、データベース31にこのよう
な対応関係が形成された後は、インジェクタ番号が分か
らなくなったときでも、車両番号、エンジン番号、EC
U番号などが分かれば、該当する補正データ34を取得
することができる。
【0066】さらにまた、本実施例のデータ書込システ
ムでは、車両関連情報は端末装置20からECU10に
も送信され(図4中のS220)、ECU10に車両関
連情報が記憶される。そして、ECU10に車両関連情
報があれば(図3中のS100:YES)、ECU10
から車両関連情報が読み出される(S110)。したが
って、何度も同じ情報を入力する手間が省けて便利であ
る。
【0067】また、本実施例のデータ書込システムで
は、端末装置20からサーバ装置30へ送信される車両
関連情報の中にアクセス日時及びアクセス場所の情報が
含まれ、サーバ装置30のデータベース31に、車両固
有情報32として記憶される(図2参照)。これによっ
て、車両毎の不具合発生状況を把握でき、不具合の発生
を統計的に管理することができる。
【0068】さらにまた、本実施例のデータ書込システ
ムでは、サーバ装置30のデータベース31に、ECU
10に搭載されて用いられる制御プログラム36を記憶
するようにした(図2参照)。そして、必要に応じ、補
正データ34と共にあるいは補正データ34に代え、制
御プログラム36を端末装置20へ送信可能にした。そ
して、端末装置20は、受信した制御プログラム36を
書込情報としてECU10に送信可能とし、これによ
り、ECU10の制御プログラム11の書き込みや書き
換えを実現した。その結果、ECU10における制御プ
ログラム11の新規書込はもちろん、制御プログラム1
1が消失してしまったときにも対応できる。また、制御
プログラム11のバージョンアップも容易に行うことが
できる。
【0069】加えて、端末装置20に搭載されて用いら
れるEOLプログラム37をデータベース31に記憶す
るようにし(図2参照)、サーバ装置30は、端末装置
20からの要求に応じて、EOLプログラム37をも送
信可能とした。端末装置20は、受信したEOLプログ
ラム37によって自身のEOLプログラムを更新する。
これによって、EOLプログラムのバージョンアップも
容易に行うことができる。
【0070】また、本実施例のデータ書込システムで
は、ネットワーク50にインターネットを用いた。した
がって、特に端末装置20を携帯可能なラップトップ型
などのPC21で構成すれば、場所を選ばずアクセスで
きることになる。したがって、例えばECU10の故障
などによって車両が道路に立ち往生した場合、その現場
にて、ECU10へのデータ書き込みを実現することも
可能になる。これは牽引して修理工場まで運ぶことが困
難な大型車両に有効である。
【0071】以上、本発明はこのような実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
において種々なる形態で実施し得る。例えば上記実施例
では、インジェクタを例に挙げていたが、これには限定
されない。例えば、他のアクチュエータやセンサなどの
ばらつきを補正に対しても本発明が適用できることは言
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のデータ書込システムの概略構成を示す
説明図である。
【図2】データベースに記憶される情報を示す説明図で
ある。
【図3】端末装置における端末側処理の前半部分を示す
フローチャートである。
【図4】端末装置における端末側処理の後半部分を示す
フローチャートである。
【図5】サーバ装置におけるサーバ側処理を示すフロー
チャートである。
【図6】端末装置の入力画面例を示す説明図である。
【図7】端末装置の入力画面例を示す説明図である。
【図8】端末装置の入力画面例を示す説明図である。
【図9】ECU、エンジン、インジェクタの対応関係を
示す説明図である。
【符号の説明】
10…ECU 11…制御プログラム 12…制御データ 13…ECU番号 20…端末装置 21…PC 22…ダイアグツール 30…サーバ装置 31…データベース 32…車両固有情報 32a…車両番号 32b…エンジン番号 32c…ECU番号 32d…アクセス日時 32e…アクセス場所 33…部品識別番号 34…補正データ 35…車両情報 35a…車両形式 35b…エンジン形式 35c…オプション情報 35d…ECU形式 36…制御プログラム 37…EOLプログラム 41…インジェクタ 42…インジェクタ番号 43…エンジン 44…エンジン番号 50…ネットワーク 61…ボタン 62…プルダウンメニュー 63…マウスカーソル 64a,64b,64c,64d,64e,64f,6
4g,65a,65b…入力フィールド

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの書込指示があると、送信される
    書込情報の基づき、制御プログラム又は制御データの少
    なくとも一方を書き込む車両制御用の電子制御装置に対
    して用いられ、 前記電子制御装置に接続され、書込プログラムを実行す
    ることにより、当該電子制御装置に対する前記書込指示
    を行い、前記書込情報を送信する端末装置と、 前記端末装置との間でデータ通信可能なサーバ装置とを
    備えたデータ書込システムにおいて、 前記サーバ装置は、 前記電子制御装置の車両制御に用いられる所定部品の固
    有のばらつきを補正する補正データを記憶したデータベ
    ースを有しており、 前記端末装置との間にデータ通信可能状態が確立される
    と、前記端末装置からの要求に応じて前記補正データを
    送信し、 前記端末装置は、前記サーバ装置から送信される前記補
    正データを前記書込情報として送信することを特徴とす
    る電子制御装置へのデータ書込システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデータ書込システムにお
    いて、 前記サーバ装置のデータベースには、前記部品毎に固有
    の部品識別番号と前記補正データとが対応付けて記憶さ
    れており、 前記サーバ装置は、前記端末装置から送信される部品識
    別番号を用いて、前記データベースの検索を行い、該当
    する補正データを送信することを特徴とする電子制御装
    置へのデータ書込システム。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のデータ書込システムにお
    いて、 前記サーバ装置のデータベースには、前記部品識別番号
    に対し、車両毎に固有の車両固有情報が対応付けて記憶
    されており、 前記サーバ装置は、前記端末装置から送信される車両固
    有情報を用いて、前記データベースの検索を行い、該当
    する補正データを送信可能であることを特徴とする電子
    制御装置へのデータ書込システム。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のデータ書込システムにお
    いて、 前記サーバ装置は、前記端末装置から前記部品識別番号
    及び車両固有情報が送信されると、前記部品識別番号に
    対し、前記車両固有情報を対応付けて前記データベース
    に記憶することを特徴とする電子制御装置へのデータ書
    込システム。
  5. 【請求項5】請求項3又は4に記載のデータ書込システ
    ムにおいて、 前記電子制御装置に前記部品識別番号や前記車両固有情
    報を記憶しておき、前記端末装置は、前記電子制御装置
    に記憶された当該情報に基づいて、前記部品識別番号や
    前記車両固有情報を送信可能であることを特徴とする電
    子制御装置へのデータ書込システム。
  6. 【請求項6】請求項3〜5のいずれかに記載のデータ書
    込システムにおいて、 前記端末装置は、前記サーバ装置がアクセス履歴を管理
    するためのアクセス情報を前記車両固有情報の一部とし
    て送信可能であることを特徴とする電子制御装置へのデ
    ータ書込システム。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載のデータ書
    込システムにおいて、 前記サーバ装置のデータベースには、電子制御装置に搭
    載される制御プログラムが記憶されており、 前記サーバ装置は、前記端末装置から送信される車両制
    御に関する車両情報に基づき、前記制御プログラムを送
    信可能であり、 前記端末装置は、前記サーバ装置から送信される制御プ
    ログラムを前記書込情報として送信可能であることを特
    徴とする電子制御装置へのデータ書込システム。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載のデータ書
    込システムにおいて、 前記サーバ装置のデータベースには、前記端末装置に搭
    載される書込プログラムが記憶されており、 前記サーバ装置は、前記端末装置からの要求に応じて、
    前記書込プログラムを送信し、 前記端末装置は、前記サーバ装置から送信される書込プ
    ログラムによって、搭載された書込プログラムを更新可
    能であることを特徴とする電子制御装置へのデータ書込
    システム。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載のデータ書
    込システムにおいて、 前記サーバ装置は、インターネット上の装置として、前
    記端末装置からアクセスされることを特徴とする電子制
    御装置へのデータ書込システム。
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