JP2003120088A - 鍵およびそれを用いる錠前装置 - Google Patents

鍵およびそれを用いる錠前装置

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JP2003120088A
JP2003120088A JP2001316817A JP2001316817A JP2003120088A JP 2003120088 A JP2003120088 A JP 2003120088A JP 2001316817 A JP2001316817 A JP 2001316817A JP 2001316817 A JP2001316817 A JP 2001316817A JP 2003120088 A JP2003120088 A JP 2003120088A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より確実にピッキングを防止できる鍵および
錠前装置を提供する。 【解決手段】 鍵1のキープレート3にはID情報を格
納したID情報格納チップ4を取り付ける。錠前装置2
0の鍵穴21の内壁面には、鍵1を鍵穴21に挿入した
際に鍵1のID情報格納チップ4に対向する領域に、I
D情報格納チップ4のID情報を読み取るID情報読み
取り部を設ける。錠前装置20には制御装置25を設け
る。この制御装置25には開錠を許可する開錠許可ID
情報が格納されているメモリを設ける。また、制御装置
25には、鍵1が鍵穴21に挿入した際に、その鍵1か
ら読み取ったID情報をメモリの開錠許可ID情報に照
合して、読み取ったID情報に一致する開錠許可ID情
報が有ったときには開錠を許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄関や、車や、危
険物保管庫等の様々なところで利用可能な鍵およびそれ
を用いる錠前装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】最近、ピッキングにより例えば玄関の鍵が
開けられて盗難に遭うという被害が急増している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのようなピッキング
を防止すべく、様々な構成の錠前および鍵が提案されて
いるが、今のところ、ピッキングを確実に回避できる錠
前および鍵は無いのではないかと言われている。
【0004】この発明の目的は、ピッキングを防止でき
る今までには無い画期的な鍵およびそれを用いる錠前装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明は、錠の鍵穴
に挿入して錠を開ける鍵において、当該鍵は、把持部
と、この把持部に連接して錠の鍵穴に挿入するキープレ
ートとを有し、キープレートには、鍵の使用者を識別す
るID情報を格納したID情報格納チップが取り付けら
れていることを特徴としている。
【0006】第2の発明は、第1の発明の構成を備え、
ID情報格納チップには、ID情報を記憶するメモリ
と、メモリからID情報を読み出し当該ID情報を光信
号に変換して送出する光信号送信部とが設けられている
ことを特徴としている。
【0007】第3の発明は、第2の発明の構成を備え、
ID情報格納チップには、光を受けて電力を発生させ当
該起電力によって光信号送信部の回路を駆動させる電源
部が設けられていることを特徴としている。
【0008】第4の発明は、第3の発明の構成を備え、
光信号送信部の光信号送出動作を行う発光ダイオード
と、電源部の光起電力動作を行う発光ダイオードとが設
けられていることを特徴としている。
【0009】第5の発明は、第2又は第3又は第4の発
明の構成を備え、光信号は、赤外線の光信号であること
を特徴としている。
【0010】第6の発明は、第1〜第5の発明の何れか
1つの発明の鍵を利用して開錠する錠前装置であって、
鍵のキープレートが挿入される鍵穴を有し、この鍵穴の
内壁面には、鍵が鍵穴に挿入された際に鍵のID情報格
納チップに対向する領域に、鍵のID情報格納チップの
ID情報を読み取るID情報読み取り部が形成されてお
り、そのID情報読み取り部により読み取られたID情
報を予め与えられている開錠許可ID情報に照合して前
記読み取ったID情報に一致する開錠許可ID情報が検
出されたときには開錠を許可する開錠許可部が設けられ
ていることを特徴としている。
【0011】第7の発明は、第2〜第5の発明の何れか
1つの発明の鍵を利用して開錠する錠前装置であって、
鍵のキープレートが挿入される鍵穴を有し、この鍵穴の
内壁面には、鍵が鍵穴に挿入された際に鍵のID情報格
納チップに対向する領域に、開口部が形成されており、
鍵から送信されたID情報の光信号を受ける光信号受信
部が前記開口部から鍵穴の内部に露出形成されており、
その光信号受信部により受信されたID情報を予め与え
られている開錠許可ID情報に照合して前記受信したI
D情報に一致する開錠許可ID情報が検出されたときに
は開錠を許可する開錠許可部が設けられていることを特
徴としている。
【0012】第8の発明は、第6又は第7の発明の構成
を備え、鍵と鍵穴が合ったときに鍵が回動して開錠する
形式の錠前装置であって、鍵穴に挿入された鍵の回動を
ロックする回動ロック手段と、開錠許可部により開錠が
許可されたときに回動ロック手段のロックを解除するロ
ック解除部とが設けられており、ロック解除部により回
動ロック手段のロックが解除されて鍵が回動したことに
より開錠する構成を備えたことを特徴としている。
【0013】第9の発明は、第6又は第7の発明の構成
を備え、鍵のキープレートには凹凸部が形成されている
構成と成しており、鍵穴の内壁面には鍵のキープレート
の凹凸部と嵌め合う凹凸部が形成されており、また、鍵
穴に挿入された鍵の回動をロックする回動ロック手段が
設けられており、開錠許可部により開錠が許可され、か
つ、鍵穴の内壁面の凹凸部に鍵のキープレートの凹凸部
が合致したときに回動ロック手段のロックを解除するロ
ック解除部が設けられ、このロック解除部により回動ロ
ック手段のロックが解除されて鍵が回動したことにより
開錠する構成を備えたことを特徴としている。
【0014】第10の発明は、第7〜第9の発明の何れ
か1つの発明の構成を備え、光信号受信部は、発光ダイ
オードにより構成されていることを特徴としている。
【0015】第11の発明は、第6〜第10の発明の何
れか1つの発明の構成を備え、鍵穴が扉に設けられてい
る錠前装置であって、開錠許可部を含む回路部は、錠前
装置が取り付けられる扉の内部あるいは扉の室内側に配
置されることを特徴としている。
【0016】第12の発明は、第6〜第11の発明の何
れか1つの発明の構成を備え、開錠許可部により開錠を
許可されたID情報と、その開錠を許可した時間情報と
のうちの少なくともID情報を開錠履歴情報として格納
する開錠履歴情報格納部が設けられていることを特徴と
している。
【0017】第13の発明は、第12の発明の構成を備
え、開錠履歴情報格納部に格納されている開錠履歴情報
を読み出して送信する開錠履歴情報送信部が設けられて
いることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
【0019】図1には、この発明に係る鍵およびそれを
用いる錠前装置の第1実施形態例が簡略化されて示され
ている。この第1実施形態例の鍵1は、把持部2と、こ
れに連接するキープレート3とを有して構成されてい
る。この第1実施形態例の鍵1において特徴的なこと
は、キープレート3にID情報格納チップ4が埋め込ま
れていることである。
【0020】このID情報格納チップ4は鍵1の使用者
を識別するID情報が格納されているものである。この
ID情報格納チップ4の一構造例が図2(a)、(b)
に示されている。図2(a)はID情報格納チップ4の
斜視図であり、図2(b)は図2(a)のA−A部分の
断面図である。
【0021】このID情報格納チップ4は、ICチップ
モジュール5と、発光ダイオードユニット(LEDユニ
ット)6とが一体化されて成るものである。
【0022】ICチップモジュール5は、CPU(制御
部)7と、メモリ8と、それらCPU7とメモリ8が搭
載されている回路基板(図示せず)とがケース9内に収
容されて構成されている。メモリ8は、例えばフラッシ
ュメモリ等の不揮発性メモリにより構成されており、鍵
1の使用者を識別するためのID情報が格納されてい
る。制御部7はメモリ8のID情報を読み出し当該読み
出したID情報の信号を出力する構成を有する。
【0023】LEDユニット6は、基部10と、この基
部10に形成された凹面鏡11とを有し、この凹面鏡1
1の上方側には間隔を介して発光ダイオード12が導線
13に支持されて配置されている。発光ダイオード12
は、導線13を介してICチップモジュール5の制御部
(CPU)7に接続されており、制御部7から出力され
た信号に基づいて発光ダイオード12の発光動作が制御
される。
【0024】この第1実施形態例では、発光ダイオード
12は、赤外線を発光するものであり、例えば、GaA
lAs系の発光ダイオードにより構成されている。この
GaAlAs系の発光ダイオードは、供給される信号に
対する発光の応答性に優れているものである。
【0025】この第1実施形態例では、発光ダイオード
12は発光部12aが凹面鏡11側を向いており、発光
部12aから発せられた光は凹面鏡11により反射され
て平行光と成して、外部に出力される。
【0026】また、図2には図示されていないが、ID
情報格納チップ4には、電源部として機能する発光ダイ
オードが設けられている。この発光ダイオードは、光を
受けて電力を発生するものであり、この起電力用の発光
ダイオードとしては、例えば、GaAlAs系の発光ダ
イオードが適している。それというのは、GaAlAs
系の発光ダイオードは、その起電力が約1.5Vという
如く通常のマンガン乾電池並みの大きな値を示すからで
ある。
【0027】この起電力用の発光ダイオードは、制御部
7やメモリ8などを含むICチップモジュール5の回路
に接続されており、ICチップモジュール5の回路は、
その起電力用の発光ダイオードから出力された電力によ
って駆動する。
【0028】このID情報格納チップ4では、起電力用
の発光ダイオードが光を受けると、当該発光ダイオード
から制御部7やメモリ8に電力が供給される。そして、
この電力供給により、制御部7がメモリ8に格納されて
いるID情報を読み出して、このID情報の信号をLE
Dユニット6の発光ダイオード12に供給する。発光ダ
イオード12は、制御部7から信号を受けると、その信
号を光信号に変換して送出する。すなわち、この第1実
施形態例では、制御部7と発光ダイオード12によっ
て、ID情報を光信号に変換して送信する光信号送信部
が構成されている。
【0029】このような構成を有するID情報格納チッ
プ4は、起電力用の発光ダイオードの光受信や、発光ダ
イオード12の光信号の出力を妨げない形態でもって鍵
1のキープレート3に埋設されている。なお、鍵1のキ
ープレート3を構成する材料は特に限定されるものでは
ないが、耐久性を考慮すると、キープレート3は金属に
より構成することが好ましい。
【0030】この第1実施形態例の錠前装置20は、上
述したような特有な構成を備えた鍵1と対を成すもので
あり、図1に示されるように、その鍵1のキープレート
3が挿入される鍵穴21を有している。この鍵穴21の
内壁面には、鍵1のキープレート3が鍵穴21に挿入さ
れた際に鍵1のID情報格納チップ4に対向する領域
に、開口部(図示せず)が形成されている。この開口部
から鍵穴21の内部に露出する形態で、電力供給用の発
光ダイオード22と、受信用の発光ダイオード23とが
取り付けられている。
【0031】電力供給用の発光ダイオード22は、鍵1
が鍵穴21に挿入された際に鍵1の起電力用の発光ダイ
オードに対向する位置に配置されており、鍵1の起電力
用の発光ダイオードに光を供給して当該起電力用の発光
ダイオードに光起電力動作を行わせるものである。
【0032】受信用の発光ダイオード23は、鍵1が鍵
穴21に挿入された際に鍵1の光信号送信用の発光ダイ
オード12に対向する位置に配置されており、その発光
ダイオード12から出力された光信号(ID情報)を受
信し当該受信した光信号を電気信号に変化して出力する
ものである。換言すれば、受信用の発光ダイオード23
は、ID情報読み取り部である光信号受信部として機能
するものである。
【0033】これら電力供給用の発光ダイオード22と
受信用の発光ダイオード23は、例えば、GaAlAs
系の発光ダイオードにより構成されている。
【0034】この錠前装置20には回路部である制御装
置25が設けられている。この制御装置25の内部には
制御回路(図示せず)が内蔵されている。この第1実施
形態例では、錠前装置20は扉に取り付けられる構成と
成し、制御装置25は、扉の内部又は扉の室内側に配置
される構成と成している。この制御装置25は、電力供
給用の発光ダイオード22および受信用の発光ダイオー
ド23と信号接続されている。
【0035】図3には制御装置25の主要な制御構成の
一例がID情報格納チップ4の制御構成例と共に実線に
より表されている。この第1実施形態例では、制御装置
25は、メモリ26と、開錠許可部27と、発光制御部
29とを有して構成されている。
【0036】発光制御部29は、電力供給用の発光ダイ
オード22の発光を制御するものである。この発光ダイ
オード22の発光制御手法には様々な手法がある。例え
ば、鍵1が鍵穴21に挿入されたことを検知する手段を
設けておき、鍵1が鍵穴21に挿入されたことを検知し
たときに電力供給用の発光ダイオード22を発光させる
という手法や、常時、電力供給用の発光ダイオード22
を発光させておくという手法などがある。ここでは、鍵
1が鍵穴21に挿入された際に電力供給用の発光ダイオ
ード22が発光されれば何れの発光制御手法を採用して
もよく、その説明は省略する。
【0037】メモリ26にはID格納部31が形成され
ている。このID格納部31には、開錠を許可する開錠
許可ID情報が予め格納されている。
【0038】受信用の発光ダイオード23は、鍵1の発
光ダイオード12から送信されたID情報の光信号を受
け取ると、その光信号を電気信号に変換して開錠許可部
27に出力する。開錠許可部27は、受信用の発光ダイ
オード23から受け取ったID情報をID格納部31に
格納されている開錠許可ID情報に照合する。そして、
開錠許可部27は、受信したID情報に一致する開錠許
可ID情報がID格納部31に格納されていると判断し
たときには、開錠を許可する信号を出力する。
【0039】この第1実施形態例では、鍵1には、図1
に示されるように、キープレート3の側部に凹凸部15
が形成され、また、錠前装置20の鍵穴21には、鍵1
の凹凸部15と嵌め合う凹凸部15’が形成されてい
る。
【0040】錠前装置20は、鍵1と鍵穴21が合った
ときに鍵1が回動して開錠する方式のものであり、鍵穴
21に挿入された鍵1の回動をロックする回動ロック手
段30(図3参照)が設けられている。この回動ロック
手段30の構成には様々な構成があり、ここでは、何れ
の構成を採用してもよく、その説明は省略する。
【0041】ロック解除部28は、回動ロック手段30
のロックを解除するものであり、回動ロック手段30に
応じた構成を有するが、この第1実施形態例では、鍵1
が鍵穴21に挿入された際に当該鍵1の形状が鍵穴21
の形状に合っただけでなく、開錠許可部27から開錠を
許可する信号が出力されたことを検知したときに、ロッ
ク手段30のロックを解除する構成を有する。
【0042】このロック解除部28によって回動ロック
手段30のロックが解除され、かつ、鍵1が回動する
と、錠前装置20が開錠する。
【0043】この第1実施形態例によれば、鍵1のID
情報が錠前装置20に格納されている開錠許可ID情報
に一致する条件と、鍵1の形状が錠前装置20の鍵穴2
1の形状に合う条件との2条件を満たしたときにのみ、
開錠する構成である。その上、鍵1から錠前装置20へ
のID情報の送信を、非常に狭い鍵穴21の内部で行う
構成としたので、ピッキングが非常に行われ難い鍵1お
よび錠前装置20を提供することができる。
【0044】なお、この第1実施形態例では、開錠に関
してのみ説明したが、施錠に関しても、上記開錠の場合
と同様に、鍵1のID情報が錠前装置20に予め与えら
れているID情報に一致し、かつ、鍵1が鍵穴21に合
致して鍵1が回動したときにのみ、施錠ができる構成と
してもよい。また、もちろん、施錠のときには、鍵1が
錠前装置20の鍵穴21に合っただけで鍵1が回動して
施錠する構成としてもよい。さらに、オートロックの構
成を備え、扉が閉まると、自動的に施錠する構成として
もよい。
【0045】以下に、第2実施形態例を説明する。この
第2実施形態例では、第1実施形態例の構成に加えて、
図3の点線に示されるように、錠前装置20の制御装置
25には、開錠履歴情報取り込み部33および開錠履歴
情報送信部34が設けられ、また、メモリ26には開錠
履歴情報格納部32が形成されている。なお、この第2
実施形態例の説明では、第1実施形態例と同一構成部分
には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略す
る。
【0046】この第2実施形態例では、制御装置25に
は時計機構(図示せず)が内蔵されており、開錠履歴情
報取り込み部33は、開錠許可部27から開錠を許可す
る信号が出力されたことを検知すると、例えば、開錠許
可部27から、その開錠が許可されたID情報を取り込
むと共に、その開錠が許可された時間の情報を時計機構
から取り込む。そして、開錠履歴情報取り込み部33
は、取り込んだ開錠許可のID情報を時間情報に関連付
けて開錠履歴情報としてメモリ26の開錠履歴情報格納
部32に格納する。
【0047】開錠履歴情報送信部34は、開錠履歴情報
格納部32に格納されている開錠履歴情報を読み出して
外部に送信する構成を有する。この開錠履歴情報送信部
34の構成には様々な構成が考えられ、何れの構成を採
用してもよいが、その一例を簡単に示すと、例えば、開
錠履歴情報を送信するタイミングが予め定められてお
り、開錠履歴情報送信部34は、そのタイミング毎に開
錠履歴情報格納部32から開錠履歴情報を読み出して予
め定められた送信相手(例えば、錠前装置20が設けら
れている扉の管理者や、開錠履歴情報を集中的に管理す
るサーバ)に向けて自動送信する。
【0048】開錠履歴情報の送信のタイミングとして
は、例えば、予め定められた時間間隔毎であってもよい
し、開錠の回数を積算していき当該開錠の回数が予め定
められた回数に達する毎であってもよいし、外部から履
歴情報の送信の指令が加えられたときでもよい。このよ
うに、開錠履歴情報の送信のタイミングは、適宜設定し
てよい。また、履歴情報を外部に送信する手段は、有線
通信であってもよいし、錠前装置20にアンテナを設け
て無線通信により行ってもよい。
【0049】この第2実施形態例によれば、履歴情報を
格納する手段を設けたので、例えば、この第2実施形態
例の錠前装置20を危険物(例えば、毒物、劇物、刀
剣、銃器、爆薬、麻薬、大麻など)の保管庫の扉に取り
付けた場合には、危険物保管庫を開けた者と、その開錠
の時間とを正確に得ることができることとなり、危険物
をより良く管理することができる。
【0050】なお、この発明は第1や第2の各実施形態
例の構成に限定されるものではなく、様々な実施の形態
を採り得る。例えば、各実施形態例では、鍵1と錠前装
置20は、扉の開錠・施錠を行うものであったが、例え
ば、本発明は、車などのエンジンを掛けるための鍵およ
び錠前装置に適用してもよい。このように、本発明は、
様々な鍵および錠前装置に適用することができる。
【0051】また、各実施形態例では、鍵1には、キー
プレート3の側部に凹凸部15が形成されていたが、図
4(a)に示すように、キープレート3の側部に凹凸部
を形成しなくともよい。また、図4(b)に示すよう
に、キープレート3の側部ではなく、キープレート3の
面に凹凸部15を形成してもよい。この場合にも、錠前
装置20の鍵穴21の内壁面には、鍵1の凹凸部15に
嵌め合う凹凸部が形成されることとなる。
【0052】さらに、各実施形態例では、鍵1のID情
報格納チップ4には、起電力用の発光ダイオードが設け
られており、鍵1は電池レスであったが、例えば、ID
情報格納チップ4に起電力用の発光ダイオードを設けず
に、図4(c)に示されるように、例えば把持部2に電
池16を設け、また、この電池16とID情報格納チッ
プ4を接続するための導通線路17を形成してもよい。
【0053】さらに、各実施形態例では、回動ロック手
段30と、その解除を行うロック解除部28とが設けら
れており、錠前装置20は、機械的なロックと電子制御
的なロックとの2重ロックが解除されたときに開錠する
構成と成していたが、例えば、回動ロック手段30とロ
ック解除部28を設けずに、例えば、鍵1のID情報が
錠前装置20の開錠許可ID情報に一致しただけで、錠
前装置20を開錠する構成としてもよい。なお、鍵1と
鍵穴21の形状が合っていなければ、錠前装置20は鍵
1のID情報を受信することが難しいので、この場合に
も、実質的には、鍵1が鍵穴21に合い、かつ、鍵1の
ID情報が錠前装置20の開錠許可ID情報に一致した
ときに、錠前装置20が開錠することとなる。
【0054】さらに、各実施形態例では、ID情報格納
チップ4は図2に示す構成であったが、ID情報格納チ
ップ4の構成は図2の構成に限定されるものではない。
例えば、図2の構成では、光信号送信用の発光ダイオー
ド12は凹面鏡11に向けて光を発し、凹面鏡11によ
って発光ダイオード12から出力された光信号を平行光
にして外部に出力する構成であったが、例えば、凹面鏡
11を設けずに、発光ダイオード12から直接的にID
情報の光信号を出射する構成としてもよい。ただ、各実
施形態例の如く、光信号を平行光とすることによって、
鍵1の発光ダイオード12と、錠前装置20の受信用の
発光ダイオード23との間の間隔を気にしなくて済む。
つまり、ID情報の光信号が平行光でない場合には、光
信号の焦点距離を考慮する必要があり、鍵1から錠前装
置20にID情報を正確に送信するためには、鍵1の発
光ダイオード12と、錠前装置20の受信用の発光ダイ
オード23との間の距離が重要となってくる。しかし、
鍵1を鍵穴21に挿入する度に、鍵1の挿入位置が僅か
にばらついて発光ダイオード12,23間の間隔がばら
つくことが考えられる。このばらつきを防止するために
鍵1の位置決め手段を講じる必要が生じる。これに対し
て、各実施形態例の如く、ID情報の光信号を平行光と
することによって、そのような鍵1の位置決め手段を設
けることなく、容易に、鍵1から錠前装置20に確実に
ID情報を送信することができる。
【0055】さらに、各実施形態例では、錠前装置20
の鍵穴21には、挿入された鍵1のID情報格納チップ
4に対向する領域に開口部が設けられ、この開口部から
鍵穴21の内部に受信用の発光ダイオード23などが露
出形成されていたが、例えば、鍵穴21の内壁面に開口
部を設けずに、ID情報格納チップ4に対向する領域に
受信用の発光ダイオード23などを取り付けてもよい。
この場合には、受信用の発光ダイオード23などが鍵穴
21の内壁面に突出形成されることとなるので、その突
出形成される発光ダイオード23などが鍵1の挿入を妨
げない構造とすることが好ましい。
【0056】さらに、各実施形態例では、赤外線の光信
号を利用して、鍵1から錠前装置20にID情報を送信
していたが、ID情報を送信する光信号は、赤外線以外
の光信号であってもよい。
【0057】さらに、第2実施形態例では、開錠履歴情
報送信部34が設けられており、開錠履歴情報格納部3
2に格納されている開錠履歴情報を外部に送信する構成
を備えていたが、例えば、開錠履歴情報を外部に送信し
なくともよい場合には、開錠履歴情報送信部34は省略
してもよい。この場合には、例えば、錠前装置20が取
り付けられている扉の室内側に液晶画面などの表示手段
を設け、この表示手段に開錠履歴情報格納部32に格納
されている開錠履歴情報を読み出して表示する構成とし
てもよい。
【0058】さらに、第2実施形態例では、ID情報に
時間情報を関連付けて開錠履歴情報格納部32に格納す
る構成としたが、例えば、ID情報に時間情報を関連付
けずに、開錠を許可されたID情報を時系列的に格納す
る構成としてもよい。
【0059】さらに、各実施形態例では、光信号を利用
して、鍵1から錠前装置20に向けて鍵1のID情報を
送信していたが、鍵1から錠前装置20へID情報を送
信する手段は光信号を利用しなくともよい。例えば、I
D情報を示すコードパターンが形成されたシートをID
情報格納チップとして鍵1のキープレート3に設け、錠
前装置20が、鍵穴21の内部で、鍵1のそのID情報
のコードパターンを読み取る構成としてもよい。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、鍵は、当該鍵の使用
者を識別するID情報を格納したID情報格納チップが
キープレートに取り付けられている構成を有する。ま
た、この構成を備えた鍵を用いる錠前装置には、その鍵
のID情報を読み取るID情報読み取り部が鍵穴の内壁
面に形成され、また、その読み取ったID情報が予め与
えられている開錠許可ID情報に一致しているときには
開錠を許可する開錠許可部が設けられている。
【0061】つまり、錠前装置の鍵穴は非常に狭いもの
であり、この発明では、その狭い鍵穴の内部でID情報
の読み取りが成され当該ID情報に基づいて開錠の許可
が判断される構成としたので、ピッキングが非常に行い
難い構成であり、セキュリティの安全性の高い鍵および
錠前装置を提供することができる。
【0062】特に、鍵に凹凸部を設け、また、錠前装置
の鍵穴には鍵の凹凸部と嵌め合う凹凸部を形成し、鍵の
凹凸部と鍵穴の凹凸部が合致し、かつ、鍵のID情報が
錠前装置の持つ開錠許可ID情報に一致した場合に、鍵
穴に挿入した鍵が回動可能となり、その鍵を回動するこ
とにより開錠する構成としたものにあっては、機械的な
ロック解除と、ID情報による電子制御的なロック解除
との2条件が満たされなければ開錠しない構成となる。
このため、ほぼ完璧にピッキングを防止することができ
る。
【0063】また、鍵のID情報格納チップには、ID
情報を格納するメモリと、ID情報を光信号に変換して
送出する光信号送信部とが設けられ、また、錠前装置に
は、ID情報の光信号を受信する光信号受信部が設けら
れている構成にあっては、赤外線などの光信号を利用し
て、鍵のID情報を錠前装置に送信する構成と成すの
で、例えば電磁波を利用してID情報を錠前装置に送信
する場合に比べて、周辺の機器からの悪影響を受け難
く、鍵から錠前装置に、確実にID情報を送信させるこ
とができる。
【0064】例えば、仮に電磁波を利用して鍵のID情
報を錠前装置に送信する構成とした場合には、例えば、
近くで携帯型電話機が使用されていると、その携帯型電
話機の送受信の電波によって、ID情報の電磁波の信号
が乱れて鍵から錠前装置に正常にID情報が伝達されな
いという事態が発生する虞がある。これに対して、光信
号を利用して鍵のID情報を錠前装置に送信する場合に
は、周辺の電磁波の悪影響を受けることなく、鍵から錠
前装置にID情報を正確に送信することが可能である。
これにより、鍵および錠前装置の信頼性を高めることが
できる。
【0065】また、電磁波を利用して鍵から錠前装置に
ID情報を送信する場合には、そのID情報の電磁波信
号による周辺への悪影響が懸念される場合があるが、光
信号を利用することにより、そのような懸念を無くすこ
とができる。
【0066】さらに、電磁波を利用して鍵から錠前装置
にID情報を送信する場合には、ID情報の電磁波信号
は周辺に漏れ出ることがあるので、その漏れ出たID情
報の電磁波信号に基づいてID情報が盗まれる可能性が
ある。これに対して、この発明では、鍵穴の内部で鍵か
ら錠前装置にID情報が送信され、かつ、そのID情報
の送信は光信号を利用していることから、ID情報の光
信号を錠前装置の外部から読み取ることはできない。よ
って、非常に優れた秘匿性を得ることができる。
【0067】さらに、鍵に電池を設けると、電池が大き
いために鍵が大型化してしまうが、鍵のID情報格納チ
ップに、光起電力を行う例えば発光ダイオードなどから
成る電源部を設けることにより、電池を設けなくて済む
ので、鍵の大型化を防止することができる。
【0068】さらに、光信号の送信動作を行う発光ダイ
オードと、電源部としての発光ダイオードとが設けられ
ているものにあっては、それら発光ダイオードは非常に
微細なものであることから、鍵を大型化せずに、光信号
の送信ができ、かつ、電源部を設けた鍵を提供すること
ができる。
【0069】さらに、錠前装置において、開錠許可部を
含む回路部が、錠前装置が取り付けられている扉の内部
あるいは扉の室内側に配置されているものにあっては、
錠前装置のセキュリティーの安全性を高めることができ
る。
【0070】さらにまた、開錠履歴情報を格納する開錠
履歴情報格納部が設けられている錠前装置にあっては、
開錠履歴情報を得ることができて、例えば、劇物や銃器
などの危険物を保管している収納庫をより良く管理する
ことができる。
【0071】さらに、開錠履歴情報を送信するための開
錠履歴情報送信部が設けられている錠前装置にあって
は、例えば、室内への人の入室管理や、薬品などの保管
庫の開閉などを遠隔監視することが可能となり、新たな
展開を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る鍵と錠前装置の一実施形態例を
模式的に示した斜視図である。
【図2】鍵に取り付けられるID情報格納チップの一形
態例を説明するためのモデル図である。
【図3】鍵および錠前装置の制御構成例を示すためのブ
ロック図である。
【図4】鍵のその他の形態例を示すモデル図である。
【符号の説明】
1 鍵 2 把持部 3 キープレート 4 ID情報格納チップ 7 制御部(CPU) 8 メモリ 12 発光ダイオード 20 錠前装置 21 鍵穴 22 電力供給用の発光ダイオード 23 受信用の発光ダイオード 25 制御装置 27 開錠許可部 28 ロック解除部 30 回動ロック手段 32 開錠履歴情報格納部 33 開錠履歴情報取り込み部 34 開錠履歴情報送信部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠の鍵穴に挿入して錠を開ける鍵におい
    て、当該鍵は、把持部と、この把持部に連接して錠の鍵
    穴に挿入するキープレートとを有し、キープレートに
    は、鍵の使用者を識別するID情報を格納したID情報
    格納チップが取り付けられていることを特徴とした鍵。
  2. 【請求項2】 ID情報格納チップには、ID情報を記
    憶するメモリと、メモリからID情報を読み出し当該I
    D情報を光信号に変換して送出する光信号送信部とが設
    けられていることを特徴とした請求項1記載の鍵。
  3. 【請求項3】 ID情報格納チップには、光を受けて電
    力を発生させ当該起電力によって光信号送信部の回路を
    駆動させる電源部が設けられていることを特徴とした請
    求項2記載の鍵。
  4. 【請求項4】 光信号送信部の光信号送出動作を行う発
    光ダイオードと、電源部の光起電力動作を行う発光ダイ
    オードとが設けられていることを特徴とした請求項3記
    載の鍵。
  5. 【請求項5】 光信号は、赤外線の光信号であることを
    特徴とした請求項2又は請求項3又は請求項4記載の
    鍵。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れか1つに記
    載の鍵を利用して開錠する錠前装置であって、鍵のキー
    プレートが挿入される鍵穴を有し、この鍵穴の内壁面に
    は、鍵が鍵穴に挿入された際に鍵のID情報格納チップ
    に対向する領域に、鍵のID情報格納チップのID情報
    を読み取るID情報読み取り部が形成されており、その
    ID情報読み取り部により読み取られたID情報を予め
    与えられている開錠許可ID情報に照合して前記読み取
    ったID情報に一致する開錠許可ID情報が検出された
    ときには開錠を許可する開錠許可部が設けられているこ
    とを特徴とした錠前装置。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至請求項5の何れか1つに記
    載の鍵を利用して開錠する錠前装置であって、鍵のキー
    プレートが挿入される鍵穴を有し、この鍵穴の内壁面に
    は、鍵が鍵穴に挿入された際に鍵のID情報格納チップ
    に対向する領域に、開口部が形成されており、鍵から送
    信されたID情報の光信号を受ける光信号受信部が前記
    開口部から鍵穴の内部に露出形成されており、その光信
    号受信部により受信されたID情報を予め与えられてい
    る開錠許可ID情報に照合して前記受信したID情報に
    一致する開錠許可ID情報が検出されたときには開錠を
    許可する開錠許可部が設けられていることを特徴とした
    錠前装置。
  8. 【請求項8】 鍵と鍵穴が合ったときに鍵が回動して開
    錠する形式の錠前装置であって、鍵穴に挿入された鍵の
    回動をロックする回動ロック手段と、開錠許可部により
    開錠が許可されたときに回動ロック手段のロックを解除
    するロック解除部とが設けられており、ロック解除部に
    より回動ロック手段のロックが解除されて鍵が回動した
    ことにより開錠する構成を備えたことを特徴とする請求
    項6又は請求項7記載の錠前装置。
  9. 【請求項9】 鍵のキープレートには凹凸部が形成され
    ている構成と成しており、鍵穴の内壁面には鍵のキープ
    レートの凹凸部と嵌め合う凹凸部が形成されており、ま
    た、鍵穴に挿入された鍵の回動をロックする回動ロック
    手段が設けられており、開錠許可部により開錠が許可さ
    れ、かつ、鍵穴の内壁面の凹凸部に鍵のキープレートの
    凹凸部が合致したときに回動ロック手段のロックを解除
    するロック解除部が設けられ、このロック解除部により
    回動ロック手段のロックが解除されて鍵が回動したこと
    により開錠する構成を備えたことを特徴とする請求項6
    又は請求項7記載の錠前装置。
  10. 【請求項10】 光信号受信部は、発光ダイオードによ
    り構成されていることを特徴とした請求項7乃至請求項
    9の何れか1つに記載の錠前装置。
  11. 【請求項11】 鍵穴が扉に設けられている錠前装置で
    あって、開錠許可部を含む回路部は、錠前装置が取り付
    けられる扉の内部あるいは扉の室内側に配置されること
    を特徴とした請求項6乃至請求項10の何れか1つに記
    載の錠前装置。
  12. 【請求項12】 開錠許可部により開錠を許可されたI
    D情報と、その開錠を許可した時間情報とのうちの少な
    くともID情報を開錠履歴情報として格納する開錠履歴
    情報格納部が設けられていることを特徴とした請求項6
    乃至請求項11の何れか1つに記載の錠前装置。
  13. 【請求項13】 開錠履歴情報格納部に格納されている
    開錠履歴情報を読み出して送信する開錠履歴情報送信部
    が設けられていることを特徴とした請求項12記載の錠
    前装置。
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