JP2003119109A - エアゾール組成物 - Google Patents

エアゾール組成物

Info

Publication number
JP2003119109A
JP2003119109A JP2001311745A JP2001311745A JP2003119109A JP 2003119109 A JP2003119109 A JP 2003119109A JP 2001311745 A JP2001311745 A JP 2001311745A JP 2001311745 A JP2001311745 A JP 2001311745A JP 2003119109 A JP2003119109 A JP 2003119109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aerosol
saponin
weight
aerosol composition
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001311745A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3946480B2 (ja
Inventor
Takahiro Shinosawa
孝紘 篠沢
Mariko Yamaguchi
麻理子 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T Hasegawa Co Ltd filed Critical T Hasegawa Co Ltd
Priority to JP2001311745A priority Critical patent/JP3946480B2/ja
Publication of JP2003119109A publication Critical patent/JP2003119109A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3946480B2 publication Critical patent/JP3946480B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】身体の発熱時における頭部、手、足または患部
の冷却保持時間を保ち、キメの細かいシャーベット状と
なり、ベトツキがなく使用感が良好で、さらに液ダレを
おこさない、噴射時に粘調液を手や指でさわると、パチ
パチと音をたてるフォームを形成するエアゾール組成物
を提供すること。 【解決手段】サポニンを含むエアゾール用原液10〜7
0重量%と、エアゾール用噴射剤30〜90重量%とを
含有することを特徴とする霧状ないし粘調及び泡状に噴
射したときに破泡によりパチパチと音をたてるフォーム
を形成するエアゾール組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾール組成物
に関し、さらに詳しくは、噴射時に粘調液またはシャー
ベット状の泡ゲルを形成し、手や指でさわるとパチパチ
と音をたて、例えば、身体の発熱時における患部の冷却
効果を保つエアゾール組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からエアゾール製品としては、ヘア
ースプレーなどのように有効成分を霧状に噴霧するもの
や、シェービングクリームのような有効成分をフォーム
として噴射するものなどがある。また、皮膚などに霧状
ないし泡状に噴射したときに破泡によりパチパチと音を
たてるフォームを形成するエアゾール製品は、冷却効果
の持続性等の点で有効であり、これまで種々の提案がな
されている。例えば、乳化剤の存在下に、水性連続相中
に分散相として乳化せしめたクロロフルオロカーボン推
進系からなる加圧組成物(特公昭45−32053号公
報)、エタノール及び/又はイソプロピルアルコール3
〜60重量%水溶液100重量部に対して界面活性剤
0.01〜10重量部及び/又は粉末0.1〜50重量
部と、有効成分0.1〜50重量部とを添加してなる原
液2〜30重量部とジクロロテトラフルオロエタンを主
成分とする噴射剤70〜98重量部とからなるエアゾー
ル組成物(特開昭62−54784号公報)、水及び/
又は低級アルコールからなる溶媒に、(A)ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル及びソルビタン脂肪
酸エステルから選ばれる1種又は2種以上を溶解混合し
たものであって、室温においてペースト状あるいは半固
形状となるもの、及び(B)有効成分とを配合した原液
並びに液化ガスの噴射剤からなるエアゾール剤(特開平
4−103526号公報)、沸点が−5〜40℃の脂肪
族炭化水素を含有した水性組成分からなることを特徴と
する霧状ないし泡状に噴射したときに破泡によってパチ
パチと音をたてるフォームを形成するエアゾール組成物
(特許第2706693号公報)などが提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来提案されているエアゾール製品は、泡ゲルの安定
性、例えば、皮膚に塗布した際の使用感、安全性などの
点で十分満足できるものではない。
【0004】本発明の目的は、身体の発熱時における頭
部、手、足または患部の冷却保持時間を保ち、キメの細
かいシャーベット状となり、ベトツキがなく使用感が良
好で、さらに液ダレをおこさない、噴射時に粘調液を手
や指でさわると、パチパチと音をたてるフォームを形成
するエアゾール組成物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記のごと
き課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、今回、エア
ゾール組成物にサポニンを配合することにより上述の課
題を一挙に解決できることを見出し本発明を完成するに
至った。
【0006】かくして、本発明によれば、サポニンを含
むエアゾール用原液10〜70重量%と、エアゾール用
噴射剤30〜90重量%とを含有することを特徴とする
霧状ないし粘調及び泡状に噴射したときに破泡によりパ
チパチと音をたてるフォームを形成するエアゾール組成
物が提供される。
【0007】また本発明によれば、ムクロジサポニン、
ユッカサポニンおよびキラヤサポニンから選択される少
なくとも1種のサポニンを含有する上記のエアゾール組
成物を提供するものである。
【0008】またさらに本発明によれば、上記のエアゾ
ール用原液の重量を基準として、サポニンを0.04〜
7重量%含有するエアゾール組成物が提供される。
【0009】以下、本発明について更に詳細に述べる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のエアゾール組成物は、サ
ポニンを含むエアゾール用原液10〜70重量%と、エ
アゾール用噴射剤30〜90重量%とを含有する。
【0011】本発明で使用されるサポニンは、各種植物
由来のサポニンを使用することができるが、特に、ムク
ロジサポニン、ユッカサポニン、キラヤサポニンが、泡
ゲルの安定性、使用感、安全性の点で好適である。
【0012】ムクロジサポニンは、ムクロジ科(Sapind
aceae)の植物、特にサピンダス・ムクロッシ(Sapindu
s mukurossi)の果皮を抽出することにより得ることが
でき、例えば、ムクロジ科に属する植物の果皮を抽出溶
媒とともに静置または攪拌抽出した後、濾過して抽出液
を得ることができる。抽出溶媒としては、通常抽出に用
いられる溶媒であれば任意に用いることができ、例え
ば、メタノール、エタノール、プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、グリセリン等のアルコー
ル類、含水アルコール、アセトン、酢酸エチル等の有機
溶媒を、それぞれ単独あるいは組み合わせて用いること
ができる。また、抽出物を適宜な精製手段、例えば、ク
ロマトグラフィーなどによる精製手段を採用してムクロ
ジサポニンの含量を高めることもできる。抽出物は、濃
縮して濃縮物の形態でも、適宜な乾燥手段により乾燥し
た乾燥物の形態とすることもできる。本発明のムクロジ
サポニンを含有するムクロジ抽出物としては、通常化粧
品に使用されているものが使用でき、それらは市場で容
易に入手することができる。本発明においては、そのよ
うな市販品を使用することができる。
【0013】ユッカサポニンは、リュウゼツラン科(Ag
avaceae)の植物、「ユッカ」、特にユッカ・シディゲ
ラ(Yucca schidigera)の樹幹を抽出することにより得
ることができ、例えば、「ユッカ」の樹幹を抽出溶媒と
ともに静置または攪拌抽出した後、濾過して抽出液を得
ることができる。抽出溶媒としては、通常抽出に用いら
れる溶媒であれば任意に用いることができ、例えば、メ
タノール、エタノール、プロピレングリコール、1,3
−ブチレングリコール、グリセリン等のアルコール類、
含水アルコール、アセトン、酢酸エチル等の有機溶媒
を、それぞれ単独あるいは組み合わせて用いることがで
きる。また、抽出物を適宜な精製手段、例えば、クロマ
トグラフィーなどによる精製手段を採用してユッカサポ
ニンの含量を高めることもできる。抽出物は、濃縮して
濃縮物の形態でも、適宜な乾燥手段により乾燥した乾燥
物の形態とすることもできる。本発明のユッカサポニン
を含有するユッカ抽出物としては、通常化粧品に使用さ
れているものが使用でき、それらは市場で容易に入手す
ることができる。本発明においては、そのような市販品
を使用することができる。また、ユッカ抽出物中にはユ
ッカサポニンのほかに、レスベラトロールも含まれてお
り、チロシナーゼ活性阻害などの効果も期待できる(FR
AGRANCE JOURNAL,12,(2000)別冊)。
【0014】キラヤサポニンは、バラ科植物、キラヤ
(Quilaia saponalia mol.)の樹皮を抽出することによ
り得ることができ、例えば、キラヤの樹皮を抽出溶媒と
ともに静置または攪拌抽出した後、濾過して抽出液を得
ることができる。抽出溶媒としては、通常抽出に用いら
れる溶媒であれば任意に用いることができ、例えば、メ
タノール、エタノール、プロピレングリコール、1,3
−ブチレングリコール、グリセリン等のアルコール類、
含水アルコール、アセトン、酢酸エチル等の有機溶媒
を、それぞれ単独あるいは組み合わせて用いることがで
きる。また、抽出物を適宜な精製手段、例えば、クロマ
トグラフィーなどによる精製手段を採用してキラヤサポ
ニンの含量を高めることもできる。抽出物は、濃縮して
濃縮物の形態でも、適宜な乾燥手段により乾燥した乾燥
物の形態とすることもできる。本発明のキラヤサポニン
を含有するキラヤ抽出物としては、通常化粧品に使用さ
れているものが使用でき、それらは市場で容易に入手す
ることができる。本発明においては、そのような市販品
を使用することができる。
【0015】本発明のエアゾール組成物は、上述のムク
ロジサポニン、ユッカサポニンおよびキラヤサポニンを
単独でもそれぞれ組み合わせて使用することもできる。
サポニンの含有量は特に制限されないが、例えば、エア
ゾール用原液の重量を基準として0.04〜7重量%、
好ましくは0.08〜3重量%を例示することができ
る。0.04重量%未満では、泡ゲルの安定性に対して
効果が少なく、7重量%を超える量を配合してもそれ以
上の効果は期待できず、またコスト的にも不利である。
【0016】本発明のエアゾール組成物は、エアゾール
用原液にサポニンを含有することを特徴とするが、エア
ゾール用原液には、通常汎用されている水、低級アルコ
ールおよび粉末を配合することができる。
【0017】上記の低級アルコールとしては特に制限さ
れないが、例えば、メタノール、エタノール、プロパノ
ール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール等を挙
げることができ、中でもエタノールが特に好ましく用い
られる。水と低級アルコールからなる溶媒のアルコール
濃度は、特に制限されないが、50重量%以下、好まし
くは1〜30重量%、特に好ましくは0〜10重量%を
例示することができる。
【0018】前記エアゾール用原液に使用される粉末
は、通常エアゾール製品に汎用されるものが使用でき、
例えば、タルク、マイカ、酸化亜鉛、酸化チタン、ベン
ガラ、グンジョウ、黒酸化鉄、無水ケイ酸、カオリン、
ベントナイト、雲母チタン、カラミン、酸化ジルコニウ
ム、シリコン被膜処理加工品及びナイロンパウダー、ポ
リエチレンパウダー、アクリル樹脂パウダー、シリコー
ン樹脂パウダー、セルロースパウダー、スクラブ剤等を
挙げることができる。粉末の使用量は特に制限されない
が、例えば、上記サポニン:粉末の比率が重量を基準と
して90:10〜10:90、好ましくは75:25〜
50:50を例示することができる。
【0019】本発明のエアゾール用原液には、その目的
に応じて各種の有効成分を配合することができる。かか
る有効成分としては、例えば、dl−カンファー、ケイ
ヒ油、サリチル酸メチル、ハッカ油、ベルガモット油、
d−ボルネオール、l−メントールなどの清涼剤;サリ
チル酸、トウガラシチンキなどの刺激剤;塩酸ジフェン
ヒドラミン、塩酸インサンベンジルなどの鎮痛剤;アミ
ノカプロン酸などの緩和剤;アラントイン、フェノール
スルホン酸亜鉛、塩化アルミニウム、ミョウバンなどの
収斂剤;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、グリセリン、ソルビ
トールなどの保湿剤;アルミニウムクロロハイドロオキ
サイド、ミョウバンなどの制汗剤;安息香酸エステル、
ジブチルヒドロキシトルエン、安息香酸などの防腐剤;
トリクロサン、安息香酸、サリチル酸などの殺菌剤;各
種ビタミン、各種ホルモン剤、アミノ酸類などの栄養
剤;ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガム、デ
キストリン、エチルセルロースなどの増粘剤;ミリスチ
ン酸イソプロピル、ホホバ油、サザンカ油、スクワラ
ン、リノール酸イソプロピルなどの油剤;緑茶エキス、
アジエピン酸、木酢抽出物、グリオキシザールなどの消
臭剤;塩酸クロルヘキジン、塩酸ベンザルコニウムなど
の消毒剤;カラミン、青色1号、黄色5号、銅クロロフ
ィルなどの着色剤;レモン油、ローズ水、ラベンダー
油、ベルガモット油、ゲラニオールなどの香料;ジエチ
ルトリアミドなどの忌避剤;オキシベンゼン、酸化チタ
ン、ヒドロキシメチルフェニルベンゾトリアゾールなど
の紫外線吸収剤などを挙げることができる。有効成分の
使用量は、目的によって一概には言えないが、例えば、
エアゾール用原液の重量を基準として0.01〜30重
量%を例示することができる。
【0020】本発明のエアゾール用原液には、分散およ
び溶解性が可能なものであれば、界面活性剤を使用する
ことができる。かかる界面活性剤としては、例えば、グ
リセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリエチレングリコール
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエ
チレン脂肪酸アミドなどを挙げることができる。かかる
界面活性剤の使用量は、エアゾール用原液の重量を基準
として0.01〜3重量%、好ましくは0.05〜1重
量%を例示することができる。
【0021】本発明のエアゾール組成物の噴射剤である
液化ガスとしては、通常エアゾールに使用されているも
のを使用することができるが、地球環境の点を考慮する
と本発明では、例えば、n−ブタン、イソブタン、プロ
パン、ジメチルエーテルおよびそれらの混合物を例示す
ることができる。液化ガスの使用量は、エアゾール組成
物の重量を基準として、30〜90重量%、好ましくは
50〜80重量%の範囲を例示することができる。さら
に、噴射助剤としてイソペンタンを配合することもでき
る。
【0022】本発明のエアゾール組成物は、例えば、皮
膚上に噴出塗布した際に、粘ちょう液またはシャーベッ
ト状の泡ゲルを形成することが可能になり、その結果、
例えば、サンタンローション、アストリンゼン、アフタ
ーシェーブローション、アクネ用ローション、ボディー
ローション、トニック、リペラント、かゆみ止め、消炎
鎮痛剤、水虫薬、メーキャップベースさらには食品、医
療用具などの広範囲に応用することができる。
【0023】次に実施例および比較例を挙げて本発明を
さらに具体的に説明する。
【0024】
【実施例】実施例1〜3、比較例1〜3:ボディー用芳
香・消臭剤 下記の表1に示す組成の(1)〜(12)からなる原液
と、(13)〜(15)からなる噴射剤を混合してエア
ゾール組成物を得た。なお、表1中の数値の単位はすべ
て重量%である。得られたエアゾール組成物をエアゾー
ル用耐圧容器に充填し、エアゾール用バルブおよびボタ
ンを取り付けてボディー用芳香・消臭剤を作製した。
【0025】得られたエアゾール組成物を噴射したとき
のベタツキ感、破泡音、噴射物の状態(噴射直後)を下
記の評価方法に準じて評価した。被験者10名の平均的
な評価の結果を表1に示す。
【0026】(ベタツキ感)エアゾール組成物を、腕に
約4cmに噴射し、指で噴出された泡をつぶした後、約
60秒後のベタツキ感を以下の判定基準により評価し
た。 ◎:指触でさらっとした感じ ○:指触でややさらっとした感じ △:指触で少し湿った感じ ×:指触でぬるぬるした感じ
【0027】(破泡音)エアゾール組成物を、腕に約4
cmに噴射し、指で噴出された泡をつぶすことにより、
破泡音の発生を以下の判定基準により評価した。 ○:破泡音あり △:破泡音わずかあり ×:破泡音なし
【0028】(噴射直後の噴射物の状態)エアゾール組
成物を、腕に約4cmに噴射し、噴射直後の噴射物の状
態を以下の判定基準により評価した。 ○:噴射物が粘ちょう又はシャーベット状をなしている △:噴射物が多少、粘ちょう又はシャーベット状をなし
ている ×:噴射物が粘ちょう又はシャーベット状とならない
【0029】
【表1】
【0030】※1:キラヤウルトラパウダー(ミツバ貿
易(株);キラヤサポニン含量:67%) ※2:ユッカエキスパウダー(ミツバ貿易(株);ユッ
カサポニン含量:91%) ※3:ムクロジエキスパウダー(ミツバ貿易(株);ム
クロジサポニン含量:47%)
【0031】実施例4〜6、比較例4〜6:アストリン
ゼン用化粧料 下記の表2に示す組成の(1)〜(19)からなる原液
と、(20)〜(22)からなる噴射剤を混合してエア
ゾール組成物を得た。得られたエアゾール組成物をエア
ゾール用耐圧容器に充填し、エアゾール用バルブおよび
ボタンを取り付けてアストリンゼン用化粧料を作製し
た。
【0032】得られたエアゾール組成物を噴射したとき
のベタツキ感、破泡音、噴射物の状態(噴射直後)を前
記実施例と同様の評価方法により評価した。被験者10
名の平均的な評価の結果を表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】※1:キラヤウルトラパウダー(ミツバ貿
易(株);キラヤサポニン含量:67%) ※2:ユッカエキスパウダー(ミツバ貿易(株);ユッ
カサポニン含量:91%) ※3:ムクロジエキスパウダー(ミツバ貿易(株);ム
クロジサポニン含量:47%)
【0035】
【発明の効果】本発明のエアゾール組成物は、身体の発
熱時における頭部、手、足または患部の冷却保持時間を
保ち、キメの細かいシャーベット状となり、ベトツキが
なく使用感が良好で、さらに液ダレをおこさない、噴射
時に粘調液を手や指でさわると、パチパチと音をたてる
フォームを形成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB432 AC012 AC122 AC182 AC352 AC432 AC442 AC682 AD072 AD152 AD162 AD352 AD391 AD392 AD532 BB49 CC04 CC17 DD08 EE06 EE07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サポニンを含むエアゾール用原液10〜7
    0重量%と、エアゾール用噴射剤30〜90重量%とを
    含有することを特徴とする霧状ないし粘調及び泡状に噴
    射したときに破泡によりパチパチと音をたてるフォーム
    を形成するエアゾール組成物。
  2. 【請求項2】サポニンが、ムクロジサポニン、ユッカサ
    ポニンおよびキラヤサポニンから選択される少なくとも
    1種のサポニンである請求項1記載のエアゾール組成
    物。
  3. 【請求項3】サポニンが、原液の重量を基準として0.
    04〜7重量%である請求項1または請求項2に記載の
    エアゾール組成物。
JP2001311745A 2001-10-09 2001-10-09 エアゾール組成物 Expired - Fee Related JP3946480B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001311745A JP3946480B2 (ja) 2001-10-09 2001-10-09 エアゾール組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001311745A JP3946480B2 (ja) 2001-10-09 2001-10-09 エアゾール組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003119109A true JP2003119109A (ja) 2003-04-23
JP3946480B2 JP3946480B2 (ja) 2007-07-18

Family

ID=19130515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001311745A Expired - Fee Related JP3946480B2 (ja) 2001-10-09 2001-10-09 エアゾール組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3946480B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004331517A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Lion Corp エアゾール型デオドラント組成物及びデオドラント組成物充填エアゾール容器
JP2007246528A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Stefano Sala 局所使用美容剤または薬剤
JP2008231054A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Taiyo Kagaku Co Ltd 噴霧用組成物および該組成物からなる噴霧製品
JP2011178685A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Daizo:Kk エアゾール組成物および該エアゾール組成物を充填したエアゾール製品の製造方法
JP2014208332A (ja) * 2013-03-25 2014-11-06 株式会社マンダム 冷却用エアゾール製品

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02255889A (ja) * 1988-12-27 1990-10-16 Osaka Aerosol Ind Corp エアゾール組成物
JPH02258887A (ja) * 1988-12-28 1990-10-19 Toyo Aerosol Kogyo Kk 発泡破泡性エアゾール組成物
WO1991001712A1 (fr) * 1989-07-28 1991-02-21 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. Preparation pour aerosol en mousse
JPH08199190A (ja) * 1995-01-23 1996-08-06 Chuo Aerosol Kagaku Kk 含泡塊をつくるための液体組成物
JPH11100308A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Pola Chem Ind Inc クラッキング音を発する化粧料
JPH11349932A (ja) * 1998-04-07 1999-12-21 Osaka Ship Building Co Ltd エアゾ―ル製品
JP2001240851A (ja) * 2000-03-01 2001-09-04 Daizo:Kk 油中水型エアゾール製品

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02255889A (ja) * 1988-12-27 1990-10-16 Osaka Aerosol Ind Corp エアゾール組成物
JPH02258887A (ja) * 1988-12-28 1990-10-19 Toyo Aerosol Kogyo Kk 発泡破泡性エアゾール組成物
WO1991001712A1 (fr) * 1989-07-28 1991-02-21 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. Preparation pour aerosol en mousse
JPH08199190A (ja) * 1995-01-23 1996-08-06 Chuo Aerosol Kagaku Kk 含泡塊をつくるための液体組成物
JPH11100308A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Pola Chem Ind Inc クラッキング音を発する化粧料
JPH11349932A (ja) * 1998-04-07 1999-12-21 Osaka Ship Building Co Ltd エアゾ―ル製品
JP2001240851A (ja) * 2000-03-01 2001-09-04 Daizo:Kk 油中水型エアゾール製品

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004331517A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Lion Corp エアゾール型デオドラント組成物及びデオドラント組成物充填エアゾール容器
JP2007246528A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Stefano Sala 局所使用美容剤または薬剤
JP2008231054A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Taiyo Kagaku Co Ltd 噴霧用組成物および該組成物からなる噴霧製品
JP2011178685A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Daizo:Kk エアゾール組成物および該エアゾール組成物を充填したエアゾール製品の製造方法
JP2014208332A (ja) * 2013-03-25 2014-11-06 株式会社マンダム 冷却用エアゾール製品

Also Published As

Publication number Publication date
JP3946480B2 (ja) 2007-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0376104B1 (en) Aerosol composition
US7060253B1 (en) Topical formulations and delivery systems
JP2960445B2 (ja) エアゾール用組成物
US20080213192A1 (en) Aerosol lotion formulations
JP7512181B2 (ja) 臭気ガス低減剤
KR100953144B1 (ko) 이산화탄소를 분사제로 사용하는 폼타입의 마사지 무스 팩화장료 조성물
RU2185145C2 (ru) Антиперспирантные или дезодорирующие композиции
JPS63192705A (ja) 皮膚外用剤
EP1114637A1 (en) Aqueous low pressure cosmetic composition comprising a propellant, a thickener and a surfactant
JP2706693B2 (ja) エアゾール組成物
US20190021960A1 (en) Packaging-compatible aerosol shower foam
US20210236403A1 (en) Cosmetic, personal care, and cleaning products
US20040197270A1 (en) Topical formulations and delivery systems
JP3946480B2 (ja) エアゾール組成物
JPH0899868A (ja) シャーベット状を形成するエアゾール製品
JP6186106B2 (ja) 清涼感持続性化粧料
JPS6254784A (ja) エアゾ−ル組成物
WO2010138266A2 (en) Self-pressurizing sprayable systems
JPS63141917A (ja) 養毛剤用エアゾ−ル組成物
WO1997010802A1 (en) Topical formulations and delivery systems
JPH04504580A (ja) 溶剤混合物およびこの溶剤混合物を含む化粧品
JP6214135B2 (ja) 人体用害虫忌避エアゾール剤、及びこれを用いた害虫忌避並びに冷感の付与方法。
JPH10316532A (ja) 後発泡性スリミング剤組成物
JP2001226252A (ja) 皮膚用化粧料
JPH10158122A (ja) 噴射用組成物及びそれを含有する皮膚外用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040812

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120420

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees