JP2003118862A - シート分離給送装置及び画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート分離給送装置及び画像読取装置及び画像形成装置

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JP2003118862A
JP2003118862A JP2001314478A JP2001314478A JP2003118862A JP 2003118862 A JP2003118862 A JP 2003118862A JP 2001314478 A JP2001314478 A JP 2001314478A JP 2001314478 A JP2001314478 A JP 2001314478A JP 2003118862 A JP2003118862 A JP 2003118862A
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sheet separating
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リタードローラやトルクリミッタの交換をユ
ーザでも簡単に行うことができるようにする。 【解決手段】 シート分離給送装置61は、シートの給
送方向に回転駆動されるフィードローラ1と、このフィ
ードローラ1に圧接され、駆動源からトルクリミッタ1
9を介してシートの給送方向に対して逆方向の回転力を
受けるリタードローラ14と、トルクリミッタ及びリタ
ードローラを支持するケースと、を備え、ケース17
は、リタードローラの回転中心軸に平行で、かつ離間対
向した駆動軸8及び支軸10によって両側から着脱可能
に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを1枚ずつ
に分離して供給搬送するシート分離給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート分離給送装置は、重なった
複数枚のシートを1枚ずつに分離して、シートの重送を
防止するようになっている。シート分離給送装置には、
リタードローラを使用したリタード分離方式がある。
【0003】このリタード分離方式によるシート分離給
送装置の動作を図7乃至図10に基づいて概略説明す
る。
【0004】フィードローラ100は、シートPを矢印
Fで示す給送方向に送るため矢印A方向に回転する。一
方、リタードローラ101は、フィードローラ100ヘ
の接離方向に移動可能に不図示の支持部材に支持されて
おり、常時、所定の押圧力Nでフィードローラ100に
弾性的に圧接されている。このため、リタードローラ1
01は、トルクリミッタ102を介してシートPを戻す
方向に常に所定のトルクTを受けており、給送方向Fと
は逆方向の矢印D方向に回転可能になっている。
【0005】図7に示すように、フィードローラ100
とリタードローラ101との間に2枚以上のシートが挟
み込まれたとき、2枚目以降のシートはリタードローラ
101によって1枚目と分離されてシートPの進行方向
とは逆の方向に押し戻される。しかし、フィードローラ
100とリタードローラ101とが直接接していると
き、あるいは図8に示すように、1枚だけのシートPを
挟み込んでいるとき、リタードローラ101は、トルク
リミッタ102で規定される駆動方向への回転トルクT
がフィードローラ100のA方向への回転トルクに負け
て、フィードローラ100に従動回転して、シートPを
給送する方向F(G方向)に回転する。
【0006】したがって、シートPを1枚ずつ分離して
確実に送り出すためには、トルクリミッタ102のトル
クTを、シートP同士の摩擦力よりも大きくし、かつリ
タードローラ101とシートPとの摩擦力よりは小さく
なるように設定する必要がある。また、トルクリミッタ
102によって、リタードローラ101に与えられるト
ルクTと、リタードロ―ラ101をフィードローラ10
0に押し付ける押圧力Nは、供給されるシートPの種類
やシート分離給送装置の使用環境条件、ローラの材質や
摩擦係数等によって微妙なバランス関係をもって調整し
てある。
【0007】従来のシート分離給送装置における、リタ
ードロ―ラ101とフィードローラ100との回転力伝
達機構を図9に基づいて説明する。
【0008】リタードローラ101を軸支するリタード
ローラ軸105と、このリタードローラ軸105に連結
されたリタードローラ駆動軸106は、フィードローラ
100を軸支するフィードローラ軸104にほぼ平行に
配設してある。
【0009】支持部材108は、軸107に揺動自在に
設けられている。リタードローラ軸105は、支持部材
108に軸支してある。これにより、リタードローラ1
01は、フィードローラ100に対して平行な状態で接
離自在になっている。また、装置本体117と支持部材
108の係止部108aとに引っ張りコイルばね109
を張り渡してある。支持部材108は、引っ張りコイル
ばね109に引っ張られて、常時、フィードローラ10
0側へ回動付勢されている。このため、リタードローラ
101は、定位置のフィードローラ100に対して所定
の押圧力Nで常時当接した状態に保たれている。
【0010】また、リタードローラ軸105とリタード
ローラ駆動軸106は、カップリング110とトルクリ
ミッタ102とによって連結してある。さらに、フィー
ドローラ軸104の端部には、電磁クラッチ113を設
けてある。電磁クラッチ113は、不図示の画像読取装
置本体のメイン駆動部から駆動入力ベルト111とプー
リ112とを介して伝達される回転駆動力をフィードロ
ーラ軸104に伝達するようになっている。
【0011】フィードローラ軸104に伝達された回転
駆動力は、プーリ114,115と駆動ベルト116に
よってリタードローラ駆動軸106に伝達される。カッ
プリング110は、リタードローラ101の変位を許容
して、回転駆動力をリタードローラ駆動軸106からリ
タードローラ軸105に伝達するようになっている。
【0012】上述したように、リタード分離方式のシー
ト分離給送装置は、良好にシートPを分離給送できるよ
うに、リタードローラ101に回転駆動力を伝達するト
ルクリミッタ102のトルク値Tと、リタードローラ1
01の押圧力Nは微妙なバランス関係をもって調整され
ている。
【0013】特開昭56−7847号公報に開示されて
いる、リタードローラ101のトルクリミッタ102の
トルクTと、ローラ間の垂直押圧力Nと、シート1枚の
分離給送が良好になされる領域との関係を図10に示
す。
【0014】図10に示す、特性線Laの傾きは、シー
トとローラとの摩擦係数により決まり、特性線Lbの傾
きは、シート同士の摩擦係数により決まる。斜線部分が
シート1枚の分離給送が良好に行われる領域である。そ
れ以外の領域は、重送発生領域、給送不良領域、又は重
送発生、かつ給送不良領域である。
【0015】例えば、トルクリミッタのトルクがTo、
ローラ間の垂直押圧力がNoの場合、斜線内であるの
で、シート1枚の分離給送が良好に行われる。また、ト
ルクがToのときは、押圧力Nが矢印Hの範囲内である
ならば、分離給送が良好に行われる。
【0016】したがって、リタードローラのトルクリミ
ッタの所定トルクTに対して、ローラ同士の押圧力Nが
大き過ぎると重送が発生する。また、押圧力Nが小さい
と、リタードローラ、又はフィードローラと、1枚分離
給送されるシートとがスリップして給送不良が発生す
る。よって、シート1枚の分離給送が良好に行われる領
域は、斜線領域の狭い範囲に限定されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のリター
ド分離方式のシート分離給送装置は、トルクTと押圧力
Nをそれぞれ大きく設定すればする程、斜線領域は拡大
する傾向にある。しかし、フィードローラ100の駆動
に大きなトルクが必要になる。ところが、トルクを大き
くしたシート分離給送装置は、大型になる。また、フィ
ードローラ100やリタードローラ101に早期摩耗、
早期劣化が生じる。さらには、シートPに損傷を与えた
りすることがあり、実用的ではなかった。
【0018】また、シートPの種類や環境条件によっ
て、シートP同士の摩擦係数、及びシートPとローラ1
00,101との摩擦係数がそれぞれ異なるので、上記
の限定された範囲の中であらゆる条件に対応する適正値
を設定するのが困難であった。
【0019】そこで、設定トルクの異なった複数のトル
クリミッタ102や、ローラ100,101間の押し付
け圧を設定する弾力の異なるコイルばね109を複数用
意して、それぞれの条件に適合したものを選択して使用
していた。
【0020】しかし、このトルクリミッタ102やコイ
ルばね109の交換作業は、通常サービスマンが行って
おり、ユーザが簡単に行えるものではないという問題が
あった。
【0021】また、シートPとローラ100,101の
摩擦係数は、ローラの摩耗によって変化し、特に、正転
と逆転を繰り返すリタードローラ101は摩耗による摩
擦係数の低下を起こしやすかった。
【0022】さらに、トルクリミッタ102において
も、内部に摩擦面を備えているため、長期間の使用によ
る摩擦面の摩耗によって設定トルクが変化することがあ
った。このため、初期設定が適切に行われて、シートP
1枚の分離給送が良好に行われていても、リタードロー
ラ101やトルクリミッタ102の長期間の使用による
機能低下によって、シートPの重送や給送不良が発生し
ていた。このような場合も、リタードローラ101やト
ルクリミッタ102の交換が必要であるが、これらの作
業もユーザが簡単に行えるものではないという問題があ
った。
【0023】また、このようなシート分離給送装置を備
えて、シート分離給送装置によって送られてきたシート
である原稿を読み取る読み取り装置は、原稿を高い精度
で読み取ることができないことがあった。
【0024】さらに、シート分離給送装置を備えて、シ
ート分離給送装置によって送られてきたシートに画像を
形成する画像形成装置は、シートに画像を高い精度で形
成することができなかった。
【0025】本発明は、リタードローラやトルクリミッ
タの交換をユーザでも簡単に行うことができるととも
に、給送するシートの種類(紙質)や使用環境が異なっ
ても、常にシート1枚の分離給送を良好に行えるシート
分離給送装置を提供することを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシート分離供給装置は、シートの給送方向
に回転駆動されるシート供給回転体と、前記シート供給
回転体に圧接され、駆動源からトルクリミッタを介して
前記シートの給送方向に対して逆方向の回転力を受ける
シート逆送回転体と、前記トルクリミッタ及び前記シー
ト逆送回転体を支持する支持部材と、を備え、前記支持
部材は、前記リタードローラの回転中心軸に平行で、か
つ離間対向した1対の支持軸によって両側から着脱可能
に支持されている。
【0027】本発明のシート分離給送装置の前記1対の
支持軸の内、少なくとも一方の支持軸は、前記支持部材
から離れる方向に退避移動可能になっている。
【0028】本発明のシート分離給送装置の前記1対の
支持軸の内、少なくとも一方の支持軸は、前記駆動源か
ら回転力を受けて前記トルクリミッタに前記回転力を伝
達する回転力伝達軸である。
【0029】本発明のシート分離給送装置の前記支持部
材は前記1対の支持軸により揺動自在に支持されてい
る。
【0030】本発明のシート分離給送装置の前記トルク
リミッタは前記1対の支持軸の軸線上で前記支持部材に
設けられた軸上に配置され、該トルクリミッタの軸と平
行に前記シート逆送回転体の軸を前記支持部材に取り付
けることによって該シート逆送回転体を揺動可能になっ
ている。
【0031】本発明のシート分離給送装置は、前記支持
部材と装置本体との間に設けられて前記シート逆送回転
体を前記シート供給回転体に圧接するように前記支持部
材を付勢する付勢手段を有している。
【0032】本発明のシート分離給送装置の前記付勢手
段の付勢力を調節する付勢力調節手段を備えている。
【0033】上記目的を達成するため、本発明の画像読
取装置は、上記いずれか1のシート分離給送装置と、前
記シート分離給送装置から供給されたシートに記録され
ている画像を読み取る画像読み取り手段と、を備えてい
る。
【0034】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、上記いずれか1のシート分離給送装置と、前
記シート分離給送装置から供給されたシートに画像を形
成する画像形成手段と、を備えている。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態のシート
分離給送装置と、このシート分離給送装置を装置本体に
備えた読み取り装置とを図面に基づいて説明する。
【0036】なお、本発明の実施形態のシート分離給送
装置は、画像形成装置にも設けることができる。したが
って、本発明のシート分離給送装置は、読み取り装置の
みに設けられるものではない。
【0037】(読み取り装置)図1において、読み取り
装置(画像読取装置)50の装置本体51内には、第1
実施形態のシート分離給送装置61が組み込まれてい
る。なお、この読み取り装置50は、第1実施形態のシ
ート分離給送装置61の代わりに第2実施形態のシート
分離給送装置62を組み込むこともできるようになって
いる。
【0038】読み取り装置50は、いわゆるドキュメン
トスキャナであり、原稿(シート)をほぼ直線的に搬送
させながら、装置本体51内部に設けてある密着型イメ
ージセンサによって、原稿の両面を読み取る装置であ
る。なお、片面だけ読み取るようになっていてもよい。
【0039】シート分離給送装置61は、原稿供給トレ
イ52に下向きにセットされた複数枚の原稿Dの内、最
下位の原稿から1枚ずつ、フィードローラ(シート供給
回転体)1とリタードローラ(シート逆送回転体)14
とによって分離して、搬送ローラ対53に給送する。搬
送ローラ対53は、原稿を原稿読み取り部(画像読み取
り手段)54,55に送り込む。原稿読み取り部54,
55は、内部に設けてあるイメージセンサによって原稿
を読み取る。
【0040】原稿Dが密着型イメージセンサのコンタク
トガラスの上部を通過すると、LEDにより投射された
光は、読み取り位置の原稿読み取り面で反射し、レンズ
・アレイによってイメージセンサ(受光素子)上に結像
する。結像したイメージは、イメージセンサにより電気
信号に変換されて各種画像処理が行われて、原稿が読み
取られる。その後、原稿排出ローラ対56は、原稿Dを
原稿排出トレイ59に排出して積載する。
【0041】なお、画像読み取り部54,55の画像読
み取り位置の対向面には、それぞれプラテンローラ54
a,55aを配設してある。これにより、原稿Dはそれ
ぞれイメージセンサ上のコンタクトガラス面に密着する
ので画像の読み取りを良好に行うことができる。
【0042】(第1実施形態のシート給送装置)図2は
本発明の第1実施形態のシート分離給送装置をシート搬
送方向から見た図であり、一部断面図である。図3はリ
タードローラユニットを支持軸と支軸ホルダーから外し
たシート分離給送装置の分解図であり、一部断面図であ
る。図4は図2のシート分離給送装置の斜視図である。
図5は図2のシート分離給送装置の主要部分を示し、シ
ート搬送方向に沿った断面図である。
【0043】図3に基づいて、読み取り装置50の装置
本体のフレーム(固定部材)29に配置される構成を説
明する。フィードローラ軸2の一端には、フィードロー
ラ1を一体に取り付けてあり、他端には電磁クラッチ3
を取り付けてある。駆動軸(回転力伝達軸)8の一端に
はピン9を固定してある。駆動軸8から離れた同軸的な
対向位置に支軸10が配設されている。支軸10は、フ
レーム29に固定された支軸ホルダー11内にスラスト
方向にスライド自在に支持されて、コイルスプリング1
2によって駆動軸8に接近する方向(矢印C方向)に付
勢されている。この駆動軸8と支軸10が1対の支持軸
である。なお、支軸10が移動するようになっている
が、駆動軸8と支軸10との少なくとも一方が移動でき
るようになっていればよい。なお、駆動軸8と支軸10
とで、1対の支持軸を構成している。
【0044】リタードローラユニット13の構成を説明
する。図3に示すように、リタードローラユニット13
は、リタードローラ14、トルクリミッタ19、駆動伝
達軸24、ギヤ15a,18、ケース(支持部材)17
等により構成されている。
【0045】リタードローラ14は、中空円筒状のロー
ラ軸15と、このローラ軸15の外周両端部に装着され
て固定された1対のリング状のリタードローラゴム部材
14aとで形成されている。リタードローラ14は、ケ
ース17に両端部を固定されたリタードローラ軸16
に、回転自在に軸支してある。リタードローラ14のロ
ーラ軸15の一端部には、ギヤ15aを一体に形成して
ある。このギヤ15aは、トルクリミッタ19に連結さ
れたギヤ18に噛合している。このギヤ15aとギヤ1
8により駆動伝達部を構成している。
【0046】トルクリミッタ19は、同軸上で相対的に
回転自在な駆動側回転体21、従動側回転体20、摩擦
板23、及び圧縮ばね22等で構成されている。トルク
リミッタ19は、従動側回転体20の摩擦面20aに圧
縮ばね22によって、駆動側回転体21に固着された摩
擦板23を押し付けて、摩擦面20aに発生する摩擦力
によって両回転体21,20間でトルクを伝達するよう
になっている。従動側回転体20の一端側はギヤ18に
結合してある。駆動側回転体21は、駆動伝達軸24に
係止されたピン25によって駆動伝達軸24に対して軸
回り方向に不動の状態で、スラスト方向に移動自在の状
態で外嵌してある。
【0047】駆動伝達軸24の両端部には、軸受26,
27を取り付けてある。軸受26,27は、ケース17
の軸受け部35,36に回転自在に軸支してある。この
一方の軸受26には、駆動軸8に固定されたピン9に係
合するピン溝26aを形成してある。また、他方の軸受
27には、装置本体側の支軸10の尖った先端部を係止
する凹部27aを形成してある。
【0048】図2は、リタードローラユニット13が装
置本体側に装着された状態を示している。駆動軸8のピ
ン9に軸受26のピン溝26aを係合して、矢印C方向
に付勢された支軸10の先端部を軸受27の凹部27a
に挿入してある。これにより、リタードローラユニット
13は装置本体に着脱自在に装着支持されていることに
なる。この装着状態において、支軸10は、その先端部
が軸受27の凹部27aに押圧されて軸方向(矢印C方
向の逆方向)に弾性的に退避移動している。そして、支
持軸10は、常時、コイルスプリング12の付勢力で軸
受27を押圧して支持している。タイミングベルト4の
回転駆動力は、ギヤ6,7、駆動軸8、駆動伝達軸2
4、トルクリミッタ19、ギヤ18、ギヤ15aをへ
て、リタードローラ14に伝達されるようになってい
る。リタードローラ14はトルクリミッタ19による所
定のトルクで矢印D方向に回転するようになっている。
【0049】また、図4、図5において、リタードロー
ラユニット13のケース17上のリタードローラ14の
上方には、ボス部17aを突設してある。ケース17と
装置本体側のフレーム29との間には、圧縮ばね(付勢
手段)28を設けてある。圧縮ばね28の一端は、ボス
部17aに装着して固定してある。
【0050】以上の構成から、リタードローラユニット
13は、装置本体側に装着されて、駆動伝達軸24の軸
受26,27によって、駆動軸8と支軸10とに揺動自
在に支持されるとともに、圧縮ばね28の弾力により矢
印E方向に付勢されて、リタードローラ14をフィード
ローラ1に所定の押圧力で押し付けていることになる。
【0051】したがって、フィードローラ1とリタード
ローラ14との間に原稿Dが給送されたとき、リタード
ローラ14は、ギヤ18及びギヤ15aによる回転駆動
力を受けながら、駆動伝達軸24を支点にして揺動する
ようになっている。
【0052】次に、上記構成のシート分離給送装置61
の動作を説明する。
【0053】図2に示すように、電磁クラッチ3に電圧
がかけられると、画像読取装置50の装置本体50の駆
動源からの回転駆動力がタイミングベルト4とプーリ5
を介して、フィードローラ軸2に伝達されて、フィード
ローラ1はシートを給送する方向(矢印A方向)に回転
する。
【0054】さらに、フィードローラ軸2の回転駆動力
は、ギヤ6及びギヤ7によって駆動軸8に伝達されて、
駆動軸8は矢印B方向に回転する。これにより、トルク
リミッタ19の駆動側回転体21も回転し、従動側回転
体20の摩擦面20aが、圧縮ばね22の付勢力によっ
て摩擦板23の圧接を受けて発生する摩擦力によって、
従動側回転体20にトルクを伝達する。そして、従動側
回転体20も矢印B方向に回転する。
【0055】従動側回転体20の回転によってギヤ18
及びギヤ15aが回転するので、リタードローラ14が
矢印D方向に回転する。すなわち、リタードローラ14
はフィードローラ1の給送方向(矢印A方向)とは逆の
方向に回転する。
【0056】リタードローラ14による原稿D1枚の分
離給送の動作は、原理的に、従来例と同様であるが、概
略説明する。
【0057】原稿が送られてきていないとき、リタード
ローラ14は、圧縮ばね28によってフィードローラ1
に圧接されている。このため、リタードローラ14は、
タイミングベルト4からの矢印D方向の回転駆動力を受
けていながら、フィードローラ1から矢印Dとは反対方
向の回転を受ける。
【0058】しかし、リタードローラ14とフィードロ
ーラ1と摩擦力の方が、トルクリミッタ19の摩擦面2
0aと摩擦板23との摩擦力よりも大きいため、フィー
ドローラ1から受ける回転力が、タイミングベルト4か
ら受ける回転駆動力に打ち勝って、摩擦面20aと摩擦
板との間にスリップを生じさせる。このため、リタード
ローラ14は、フィードローラ1に追従して、矢印Dと
は反対方向に回転する。
【0059】原稿が1枚だけ送られてきたときも、1枚
の原稿を間にしたリタードローラ14とフィードローラ
1と摩擦力の方が、トルクリミッタ19の摩擦面20a
と摩擦板23との摩擦力よりも大きいため、摩擦面20
aと摩擦板との間にスリップが生じて、リタードローラ
14は、フィードローラ1に追従して、矢印Dとは反対
方向に回転する。
【0060】原稿が複数枚重なって送られてきたときに
は、原稿同士の摩擦力が、トルクリミッタ19の摩擦面
20aと摩擦板23との摩擦力よりも小さいため、摩擦
面20aと摩擦板との間にスリップが生じることがな
い。このため、リタードローラ14は、タイミングベル
ト4によって矢印D方向に回転し、リタードローラ14
に接触している原稿をフィードローラ1に接触している
原稿から分離して逆送する。フィードローラ1は、フィ
ードローラ1に接触している原稿を下流側に搬送する。
【0061】このようにして、シート分離給送装置61
は、原稿が複数枚重なっているとき、トルクリミッタ1
9によって、原稿を分離して1枚ずつ搬送することがで
きる。
【0062】リタードローラユニット13をシート分離
給送装置本体へ装着するには、装置本体側フレーム29
の支軸10の先端部を、リタードローラユニット13側
の軸受27の凹部27aに挿入し、かつこの支軸10を
矢印C方向とは逆方向に押して退避移動させた後、リタ
ードローラユニット13側の軸受26のピン溝26a
に、駆動軸8のピン9を係合させる。
【0063】リタードローラユニット13をシート分離
給送装置本体から外すには、リタードローラユニット1
3を支軸10の矢印C方向とは逆方向に押して退避移動
させた後、ユニット13側の軸受26のピン溝26aを
駆動軸8のピン9から外して、ユニット13側の軸受2
7の凹部27aを装置本体側の支軸10の先端部から外
す。
【0064】このように、リタードローラユニット13
は、交換部品であるリタードローラ14、トルクリミッ
タ19、ギヤ18,15a等をユニット化して、装置本
体に対して着脱自在にしてあるので、取り扱いが容易に
なり、ユーザによって、駆動部分の連結が必要な装置本
体への取り付け、取り外し作業を簡単に行うことができ
るようになっている。
【0065】また、リタードローラユニット13内のト
ルクリミッタ19のトルク値や圧縮ばね28のばね力、
あるいはリタードローラ14のゴム部材14aの摩擦係
数等の材質は、それぞれ異なる組み合わせに設定するこ
とができる。したがって、これらの組み合わせの異なる
複数のリタードローラユニット13を、あらかじめ、実
験データに基づいて用意しておくことによって、給送す
るシートの紙質やその摩擦係数の違いに応じて、リター
ドローラユニット13を選択、あるいは交換することに
よって、シートの分離給送を確実に行うことができる。
【0066】また、圧縮ばね28をリタードローラユニ
ット13に設けることにより、リタードローラ14の材
質やトルクリミッタ19のトルク値に対応させて異なっ
た付勢力の圧縮ばね28を有するリタードローラユニッ
ト13を使用することができる。すなわち、原稿の紙質
に合わせて、圧縮ばね28のみを交換して使用すること
もできる。これにより、シート分離給送装置61の原稿
1枚の分離給送性能を向上させることができる。
【0067】なお、本実施形態のシート分離給送装置6
1は、装置本体からの回転駆動力をリタードローラ14
に伝達するのに、ギヤ6,7等を使用したが、タイミン
グベルトとプーリを使用してもよい。また、リタードロ
ーラ14を押圧するための圧縮ばね28に、板ばねを使
用してもよい。
【0068】(第2実施形態のシート分離給送装置)次
に、第2実施形態のシート分離給送装置を図6に基づい
て説明する。図6は第2実施形態のシート分離給送装置
の主要部分を示す、シート搬送方向に沿った断面図であ
る。
【0069】第2実施形態のシート分離給送装置62
は、第1の実施形態のシート分離給送装置61において
リタードローラユニット13側に設けた圧縮ばね28
を、装置本体のフレーム29側に設けて、さらに、圧縮
ばね28の付勢力を調整する押圧力調整機構(付勢力調
節手段)58を新たに設けた点において第1の実施形態
のシート分離給送装置61と異なっている。したがっ
て、異なる部分のみ説明して、同一部分については同一
符号を付してその部分の説明は省略する。
【0070】図6において、押圧力調整機構58は、調
整ノブ31と、2枚のワッシャ32,33と、圧縮ばね
(付勢手段)34と、ストッパ35とで構成されてい
る。調整ノブ31はねじ部31aとストレート軸部31
bを有している。調整ノブ31のねじ部31aは、本体
側フレーム29に設けた雌ねじ29aに螺合してある。
調整ノブ31のストレート軸部31bにはワッシャ32
を介して軸方向に圧縮ばね34を挿入してある。ワッシ
ャ32は圧縮ばね34の上端を受け止めている。ストレ
ート軸部31bの下端部には短い管状のストッパ35を
固定してある。このストッパ35はワッシャ33を介し
て圧縮ばね34の下端を受け止めている。ワッシャ33
は、ストレート軸部31bに対して軸方向に移動自在に
挿入してある。
【0071】一方、リタードローラユニット13側のケ
ース17には、ストッパ35の逃げ孔17bを形成して
ある。ストッパ35は逃げ孔17bに進入するようにな
っている。ワッシャ33は逃げ孔17bの周辺部に弾性
的に接触している。ケース17は、ワッシャ33を介し
て圧縮ばね34により矢印E方向に付勢されて、リター
ドローラ14をフィードローラ1に押圧している。
【0072】このリタードローラ14の押圧力は、調整
ノブ31によって調整することができる。すなわち、サ
ービスマン、あるいはユーザが調整ノブ31を時計方向
(矢印F方向)に回転すると、ねじ部31aにより調整
ノブ31と共にワッシャ32の位置が矢印E方向に下が
り、圧縮ばね34がさらに圧縮されて付勢力が増加す
る。これによって、ワッシャ33のケース17に対する
押圧力が増加し、リタードローラ14のフィードローラ
1に対する押圧力が増加する。
【0073】調整ノブ31を反時計方向に回転させる
と、ねじ部31aによって、調整ノブ31と共にワッシ
ャ32の位置が矢印E方向とは逆方向に上昇して、圧縮
ばね34の付勢力が減少し、リタードローラ14の押圧
力が減少する。
【0074】この場合、調整ノブ31に、給送する原稿
Dの種類に対応した指標やマ−クを付けておくと、ユー
ザが調整ばね34の弾力を簡単に調整することができ
る。
【0075】このように、この第2の実施形態のシート
分離給送装置62は、リタードローラ14の押圧力を調
整する押圧力調整機構58を装置本体側に設けたので、
リタードローラのフィードローラに対する押圧力を容易
に調整することができる。
【0076】また、押圧力を調整することができること
によって、リタードローラユニット13の交換頻度を少
なくして、コストを下げることもできる。
【0077】さらに、シート1枚の分離給送に係る設定
をより一層確実に行うことができる。
【0078】なお、以上のようにシートを1枚ずつ確実
に分離して給送することのできるシート分離給送装置を
備えた読み取り装置50は、原稿の画像を原稿読み取り
部54,55で確実に読み取ることができて、読み取り
精度を向上させることができる。
【0079】本発明のシート分離給送装置は、シートに
画像を形成する画像形成装置に用いることもできる。こ
のシート分離給送装置を備えた画像形成装置では、シー
トに画像を形成する画像形成部(画像形成手段)で画像
を確実にシートに形成することができて、品質のよい画
像をシートに形成することができる。
【0080】
【発明の効果】本発明のシート分離給送装置は、トルク
リミッタとシート逆送回転体を支持部材に組み込んでユ
ニット化して、1対の支持軸に着脱可能に支持したの
で、リタードローラやトルクリミッタの交換作業をサー
ビスマンのみならず、ユーザでも簡単、かつ速やかに行
うことができるようなる。
【0081】また、トルクリミッタとシート逆送回転体
を支持部材に組み込んでユニット化して、1対の支持軸
に着脱可能にすると、シートの1枚分離給送性能に影響
を与える条件(制御因子)を変えた複数のリタードロー
ラユニットを用意し、給送するシートの紙質や紙種(摩
擦係数)の違いに応じて、ユニット交換して使用できる
ので、シートの1枚分離給送を常に良好に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシート分離給送装置を装置
本体内に装備した読み取り装置のシート搬送方向に沿っ
た断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態のシート分離給送装置を
シート搬送方向から見た図であり、一部断面図である。
【図3】リタードローラユニットを支持軸と支軸ホルダ
ーから外したシート分離給送装置の分解図であり、一部
断面図である。
【図4】図2のシート分離給送装置の斜視図である。
【図5】図2のシート分離給送装置の主要部分を示し、
シート搬送方向に沿った断面図である。
【図6】第2実施形態のシート分離給送装置の主要部分
を示す、シート搬送方向に沿った断面図である。
【図7】従来のシート分離給送装置においてフィードロ
ーラとリタードローラが複数枚のシートを分離給送する
ときの動作説明用の図である。
【図8】従来のシート分離給送装置においてフィードロ
ーラとリタードローラが1枚のシートを分離給送すると
きの動作説明用の図である。
【図9】従来のシート分離給送装置の外観斜視図であ
る。
【図10】トルクリミッタのトルクTとリタードローラ
の押圧力Nとシート1枚分離給送動作領域との関係を示
す特性線図である。
【符号の説明】
D 原稿(シート) 1 フィードローラ(シート供給回転体) 8 駆動軸(1対の支持軸、回転力伝達軸) 10 支軸(1対の支持軸) 14 リタードローラ(シート逆送回転体) 17 ケース(支持部材) 19 トルクリミッタ 28 圧縮ばね(付勢手段) 29 フレーム(固定部材) 31 調整ノブ 34 圧縮ばね(付勢手段) 50 読み取り装置(画像読取装置) 54 画像読み取り部(画像読み取り手段) 55 画像読み取り部(画像読み取り手段) 58 押圧力調整機構(付勢力調節手段) 61 シート分離給送装置 62 シート分離給送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F343 FA02 FA03 FB01 FC01 JD03 JD09 JD33 KB05 KB13 LC06 LD04 MB04 MB14 MC11 5C062 AA02 AA05 AB31 AB32 AD05 AD06 BA00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの給送方向に回転駆動されるシー
    ト供給回転体と、 前記シート供給回転体に圧接され、駆動源からトルクリ
    ミッタを介して前記シートの給送方向に対して逆方向の
    回転力を受けるシート逆送回転体と、 前記トルクリミッタ及び前記シート逆送回転体を支持す
    る支持部材と、を備え、 前記支持部材は、前記リタードローラの回転中心軸に平
    行で、かつ離間対向した1対の支持軸によって両側から
    着脱可能に支持されていることを特徴とするシート分離
    給送装置。
  2. 【請求項2】 前記1対の支持軸の内、少なくとも一方
    の支持軸は、前記支持部材から離れる方向に退避移動可
    能であることを特徴とする請求項1に記載のシート分離
    給送装置。
  3. 【請求項3】 前記1対の支持軸の内、少なくとも一方
    の支持軸は、前記駆動源から回転力を受けて前記トルク
    リミッタに前記回転力を伝達する回転力伝達軸であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のシート分離給送
    装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は前記1対の支持軸により
    揺動自在に支持されていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれか1項に記載のシート分離給送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記トルクリミッタは前記1対の支持軸
    の軸線上で前記支持部材に設けられた軸上に配置され、
    該トルクリミッタの軸と平行に前記シート逆送回転体の
    軸を前記支持部材に取り付けることによって該シート逆
    送回転体を揺動可能とすることを特徴とする請求項4に
    記載のシート分離給送装置。
  6. 【請求項6】 前記支持部材と装置本体との間に設けら
    れて前記シート逆送回転体を前記シート供給回転体に圧
    接するように前記支持部材を付勢する付勢手段を有する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5のいずれか1項
    に記載のシート分離給送装置。
  7. 【請求項7】 前記付勢手段の付勢力を調節する付勢力
    調節手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載のシ
    ート分離給送装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    シート分離給送装置と、 前記シート分離給送装置から供給されたシートに記録さ
    れている画像を読み取る画像読み取り手段と、 を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    シート分離給送装置と、 前記シート分離給送装置から供給されたシートに画像を
    形成する画像形成手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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