JP2003118688A - バージの傾斜計測方法及び計測装置 - Google Patents
バージの傾斜計測方法及び計測装置Info
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- JP2003118688A JP2003118688A JP2001313800A JP2001313800A JP2003118688A JP 2003118688 A JP2003118688 A JP 2003118688A JP 2001313800 A JP2001313800 A JP 2001313800A JP 2001313800 A JP2001313800 A JP 2001313800A JP 2003118688 A JP2003118688 A JP 2003118688A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接岸されるバージに積んだプラントモジュー
ルを荷揚げするに際し、精度良く且つ荷揚げ作業の作業
効率を損なうことなく、水面の変動に伴うバージの傾斜
を計測することが可能なバージの傾斜の計測方法及び装
置を提供する。 【解決手段】 水上のバージから荷揚げする際のバージ
の傾斜の計測方法において、荷揚げ地に接岸する側のバ
ージの近位端の幅方向各隅部と荷揚げ地との間の上下方
向相対変位をそれぞれ計測する段階と、計測した両上下
方向相対変位同士の差を算出することにより、両隅部間
の距離に基づいて、バージの幅方向の傾斜を算出する段
階と、を有することを特徴とするバージの傾斜の計測方
法。
ルを荷揚げするに際し、精度良く且つ荷揚げ作業の作業
効率を損なうことなく、水面の変動に伴うバージの傾斜
を計測することが可能なバージの傾斜の計測方法及び装
置を提供する。 【解決手段】 水上のバージから荷揚げする際のバージ
の傾斜の計測方法において、荷揚げ地に接岸する側のバ
ージの近位端の幅方向各隅部と荷揚げ地との間の上下方
向相対変位をそれぞれ計測する段階と、計測した両上下
方向相対変位同士の差を算出することにより、両隅部間
の距離に基づいて、バージの幅方向の傾斜を算出する段
階と、を有することを特徴とするバージの傾斜の計測方
法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バージの傾斜の計
測方法及び計測装置に係わり、より詳細には、接岸され
るバージ上のプラントモジュールを荷揚げする際、安全
に荷揚げを行うためのバージの傾斜の計測方法及び計測
装置に関する。
測方法及び計測装置に係わり、より詳細には、接岸され
るバージ上のプラントモジュールを荷揚げする際、安全
に荷揚げを行うためのバージの傾斜の計測方法及び計測
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所プラント、原子力発電所プラ
ント等大型プラントを建設するに際し、従来からいわゆ
るモジュール工法が採用されている。このモジュール工
法は、現地での施工工数を低減させるために、工場等で
予めプラントモジュールとして組上げ、組み上げたプラ
ントモジュール同士を現地サイトで組み立てることによ
り、建設工期及び建設コストの低減を達成するものであ
る。
ント等大型プラントを建設するに際し、従来からいわゆ
るモジュール工法が採用されている。このモジュール工
法は、現地での施工工数を低減させるために、工場等で
予めプラントモジュールとして組上げ、組み上げたプラ
ントモジュール同士を現地サイトで組み立てることによ
り、建設工期及び建設コストの低減を達成するものであ
る。
【0003】この場合、工場等から現場サイトまでのプ
ラントモジュールの輸送は、通常海上路が利用され、輸
送すべきプラントモジュールを、短辺、長辺からなる矩
形状台を備えたバージ(台船)に搭載して、海上輸送に
よりバージを現場サイト近くの桟橋に接岸して、係留中
にプラントモジュールをバージから荷揚げする。通常、
プラントモジュールは、1隻のバージに複数基搭載さ
れ、各プラントモジュールは、幅、長さ及び高さともに
数十メートルに及ぶ大型構造物である。
ラントモジュールの輸送は、通常海上路が利用され、輸
送すべきプラントモジュールを、短辺、長辺からなる矩
形状台を備えたバージ(台船)に搭載して、海上輸送に
よりバージを現場サイト近くの桟橋に接岸して、係留中
にプラントモジュールをバージから荷揚げする。通常、
プラントモジュールは、1隻のバージに複数基搭載さ
れ、各プラントモジュールは、幅、長さ及び高さともに
数十メートルに及ぶ大型構造物である。
【0004】従来の荷揚げ方法について説明すれば、ま
ず、短辺側を接岸したバージと桟橋との間を橋渡しする
ランプウェイを設ける。次いで、プラントモジュールを
バージからジャッキアップして大型トレーラに搭載し、
バージからランプウェイを経て陸地に荷揚げする。その
荷揚げ速度(大型トレーラの移動速度)は、通常毎分数
cm程度であり、バージに搭載した複数のプラントモジュ
ールをすべて荷揚げし終えるのに、通常数時間を要す
る。
ず、短辺側を接岸したバージと桟橋との間を橋渡しする
ランプウェイを設ける。次いで、プラントモジュールを
バージからジャッキアップして大型トレーラに搭載し、
バージからランプウェイを経て陸地に荷揚げする。その
荷揚げ速度(大型トレーラの移動速度)は、通常毎分数
cm程度であり、バージに搭載した複数のプラントモジュ
ールをすべて荷揚げし終えるのに、通常数時間を要す
る。
【0005】バージを桟橋に係留している間、桟橋の岸
壁に押し寄せる波の影響で、海上に比べバージは傾斜し
やすい。そのため、従来は、角速度を積分するタイプ等
の傾斜計、あるいはジンバル機構を有するバーティカル
ジャイロをバージ上に設置して、バージの傾斜を計測す
るとともに、波高計により波高さをチェックしていた。
傾斜が大きく安全に荷揚げできない場合には、一旦バー
ジを沖まで移動して、再度の荷揚げまで待機させてい
た。
壁に押し寄せる波の影響で、海上に比べバージは傾斜し
やすい。そのため、従来は、角速度を積分するタイプ等
の傾斜計、あるいはジンバル機構を有するバーティカル
ジャイロをバージ上に設置して、バージの傾斜を計測す
るとともに、波高計により波高さをチェックしていた。
傾斜が大きく安全に荷揚げできない場合には、一旦バー
ジを沖まで移動して、再度の荷揚げまで待機させてい
た。
【0006】しかしながら、従来のバージの傾斜の計測
方法及び装置には、以下のような技術的な問題点があ
る。第1に、傾斜計の計測精度が悪いことである。分解
能は、約0.2°〜0.5°であり、バージの短辺側の幅は、
通常数十mに及ぶため、傾斜の分解能に換算すると、数
十mmが限度となる。従来、バージに搭載するプラントモ
ジュールの傾斜に応じてトレーラのシャシーの傾きをコ
ンピュータ制御することにより、荷揚げの際の安全確保
を図るものも存在するが、このような大型トレーラは通
常のトレーラに比して非常に高価であり、実用的でな
い。また、バージに搭載するプラントモジュールの通常
の高さを考慮すれば、この程度の分解能を有する傾斜デ
ータでは、荷揚げ中にバージの傾斜によりプラントモジ
ュールが転倒しないように安全に荷揚げを行うための判
断データとして活用することはできない。
方法及び装置には、以下のような技術的な問題点があ
る。第1に、傾斜計の計測精度が悪いことである。分解
能は、約0.2°〜0.5°であり、バージの短辺側の幅は、
通常数十mに及ぶため、傾斜の分解能に換算すると、数
十mmが限度となる。従来、バージに搭載するプラントモ
ジュールの傾斜に応じてトレーラのシャシーの傾きをコ
ンピュータ制御することにより、荷揚げの際の安全確保
を図るものも存在するが、このような大型トレーラは通
常のトレーラに比して非常に高価であり、実用的でな
い。また、バージに搭載するプラントモジュールの通常
の高さを考慮すれば、この程度の分解能を有する傾斜デ
ータでは、荷揚げ中にバージの傾斜によりプラントモジ
ュールが転倒しないように安全に荷揚げを行うための判
断データとして活用することはできない。
【0007】第2に、計測した傾斜データ及び波高デー
タを統計処理して、荷揚げの中止或いは続行を決定する
情報を簡便に取得することは困難である。前述のよう
に、荷揚げを行う桟橋の波高は、その日の天候、風等の
影響を受けやすく、波高の変動がバージの傾斜に影響を
与えることは明らかであるが、時々刻々ランダムに変動
する傾斜データ及び波高データを直接活用することによ
り、荷揚げの中止或いは続行を決定するのは、困難であ
る。この点で、所定時間に亘って計測した傾斜データ及
び波高データを簡便に統計処理することにより、荷揚げ
の中止或いは続行を決定する判断資料とすることが望ま
しい。
タを統計処理して、荷揚げの中止或いは続行を決定する
情報を簡便に取得することは困難である。前述のよう
に、荷揚げを行う桟橋の波高は、その日の天候、風等の
影響を受けやすく、波高の変動がバージの傾斜に影響を
与えることは明らかであるが、時々刻々ランダムに変動
する傾斜データ及び波高データを直接活用することによ
り、荷揚げの中止或いは続行を決定するのは、困難であ
る。この点で、所定時間に亘って計測した傾斜データ及
び波高データを簡便に統計処理することにより、荷揚げ
の中止或いは続行を決定する判断資料とすることが望ま
しい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記課題に鑑
み、本発明の目的は、接岸されるバージに積んだプラン
トモジュールを荷揚げするに際し、精度良く且つ荷揚げ
作業の作業効率を損なうことなく、水面の変動に伴うバ
ージの傾斜を計測することが可能なバージの傾斜の計測
方法及び装置を提供することにある。
み、本発明の目的は、接岸されるバージに積んだプラン
トモジュールを荷揚げするに際し、精度良く且つ荷揚げ
作業の作業効率を損なうことなく、水面の変動に伴うバ
ージの傾斜を計測することが可能なバージの傾斜の計測
方法及び装置を提供することにある。
【0009】本発明の目的は、波高の時間的なランダム
変動に起因するバージの傾斜を、所定時間毎の統計処理
を通じて、簡便に解析することにより、バージの傾斜情
報及び波高情報を活用することにより、荷揚げ作業の開
始或いは続行の判断に資することが可能なバージの傾斜
の計測方法及び装置を提供することにある。
変動に起因するバージの傾斜を、所定時間毎の統計処理
を通じて、簡便に解析することにより、バージの傾斜情
報及び波高情報を活用することにより、荷揚げ作業の開
始或いは続行の判断に資することが可能なバージの傾斜
の計測方法及び装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるバージの傾斜の計測方法は、水上のバ
ージから荷揚げする際のバージの傾斜の計測方法におい
て、荷揚げ地に接岸する側のバージの一端の幅方向各隅
部と荷揚げ地との間の上下方向相対変位をそれぞれ計測
する段階と、計測した両上下方向相対変位同士の差を算
出することにより、両隅部間の距離に基づいて、バージ
の幅方向の傾斜を算出する段階と、を有する構成として
ある。
に、本発明によるバージの傾斜の計測方法は、水上のバ
ージから荷揚げする際のバージの傾斜の計測方法におい
て、荷揚げ地に接岸する側のバージの一端の幅方向各隅
部と荷揚げ地との間の上下方向相対変位をそれぞれ計測
する段階と、計測した両上下方向相対変位同士の差を算
出することにより、両隅部間の距離に基づいて、バージ
の幅方向の傾斜を算出する段階と、を有する構成として
ある。
【0011】上記目的を達成するために、本発明による
バージの傾斜の計測装置は、水上のバージから荷揚げす
る際のバージの傾斜の計測装置であって、荷揚げ地に接
岸する側のバージの一端の幅方向各隅部と荷揚げ地との
間の上下方向相対変位をそれぞれ計測するための一対の
上下方向変位センサーと、一対の剛アームであって、そ
れぞれ一端がバージの各隅部に固定され、他端に各上下
方向変位センサーが固定されたものと、前記一対の上下
方向変位センサーそれぞれによって計測された上下方向
変位データを処理するためのデータ処理手段とを有し、
このデータ処理手段は、計測した両上下方向相対変位同
士の差を算出することにより、バージの幅方向の傾斜を
算出する算出手段を有する、構成としてある。
バージの傾斜の計測装置は、水上のバージから荷揚げす
る際のバージの傾斜の計測装置であって、荷揚げ地に接
岸する側のバージの一端の幅方向各隅部と荷揚げ地との
間の上下方向相対変位をそれぞれ計測するための一対の
上下方向変位センサーと、一対の剛アームであって、そ
れぞれ一端がバージの各隅部に固定され、他端に各上下
方向変位センサーが固定されたものと、前記一対の上下
方向変位センサーそれぞれによって計測された上下方向
変位データを処理するためのデータ処理手段とを有し、
このデータ処理手段は、計測した両上下方向相対変位同
士の差を算出することにより、バージの幅方向の傾斜を
算出する算出手段を有する、構成としてある。
【0012】また、処理した上下方向変位データを表示
するための表示手段と、処理した上下方向変位データを
所定時間毎のデータ群として統計処理するための統計処
理手段と、統計処理した上下方向変位データ群を記憶す
るための記憶手段と、統計処理した上下方向変位データ
群を出力するための出力手段と、をさらに有するのが好
ましい。さらにまた、前記剛アームは、その長手方向に
長さが調整可能であり、かつ垂直方向に高さが調整可能
であるのがよい。
するための表示手段と、処理した上下方向変位データを
所定時間毎のデータ群として統計処理するための統計処
理手段と、統計処理した上下方向変位データ群を記憶す
るための記憶手段と、統計処理した上下方向変位データ
群を出力するための出力手段と、をさらに有するのが好
ましい。さらにまた、前記剛アームは、その長手方向に
長さが調整可能であり、かつ垂直方向に高さが調整可能
であるのがよい。
【0013】以上の構成を有する計測方法及び装置によ
れば、バージの接岸方向近位端の両隅における海面の波
高変動に伴う、桟橋の地表面に対する上下方向変位を検
出し、その両上下方向変位の差を利用することにより、
バージの接岸方向に沿う幅方向の傾斜を高精度で算出す
ることが可能となるとともに、バージに搭載したプラン
トモジュールをバージから荷揚げする際に、荷揚げ作業
の邪魔をすることを防止することができる。さらに、以
上の方法で計測した傾斜データを所定時間毎に統計処理
することにより、安全な荷揚げ作業の達成の観点から、
荷揚げの開始、続行或いは中止を決定するための判断資
料として活用することが可能となる。
れば、バージの接岸方向近位端の両隅における海面の波
高変動に伴う、桟橋の地表面に対する上下方向変位を検
出し、その両上下方向変位の差を利用することにより、
バージの接岸方向に沿う幅方向の傾斜を高精度で算出す
ることが可能となるとともに、バージに搭載したプラン
トモジュールをバージから荷揚げする際に、荷揚げ作業
の邪魔をすることを防止することができる。さらに、以
上の方法で計測した傾斜データを所定時間毎に統計処理
することにより、安全な荷揚げ作業の達成の観点から、
荷揚げの開始、続行或いは中止を決定するための判断資
料として活用することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
によるバージの傾斜の計測方法及び装置の実施形態を説
明する。図1は、本発明の実施形態によるバージの傾斜
の計測装置を含む全体構成図である。図2は、図1の平
面図である。図3は、本発明の実施形態による計測装置
のパーソナルコンピュータに表示されるメニュー画面の
例である。図4は、本発明の実施形態によるバージの傾
斜の計測装置によって計測された計測データの例を示
す。
によるバージの傾斜の計測方法及び装置の実施形態を説
明する。図1は、本発明の実施形態によるバージの傾斜
の計測装置を含む全体構成図である。図2は、図1の平
面図である。図3は、本発明の実施形態による計測装置
のパーソナルコンピュータに表示されるメニュー画面の
例である。図4は、本発明の実施形態によるバージの傾
斜の計測装置によって計測された計測データの例を示
す。
【0015】バージAは、通常50m以上の長辺及び50
m以下の短辺からなる矩形状の台を有する、縦長の台船
であり、工場で組上げられた1基または複数基のプラン
トモジュールBを台上に搭載した状態で、海上輸送し、
現場サイト近くの桟橋Cに入港する際、短辺側を接岸す
る。プラントモジュールBは、多種の機器及び構造物に
及び、たとえば火力発電プラントの場合には、ボイラモ
ジュール等重量数百トンにも及ぶ大型機器が該当する。
m以下の短辺からなる矩形状の台を有する、縦長の台船
であり、工場で組上げられた1基または複数基のプラン
トモジュールBを台上に搭載した状態で、海上輸送し、
現場サイト近くの桟橋Cに入港する際、短辺側を接岸す
る。プラントモジュールBは、多種の機器及び構造物に
及び、たとえば火力発電プラントの場合には、ボイラモ
ジュール等重量数百トンにも及ぶ大型機器が該当する。
【0016】図1及び図2に示すように、水上のバージ
Aから荷揚げする際のバージAの傾斜の計測装置10は、荷
揚げ地に接岸する側のバージAの近位端11の幅方向各隅
部12と荷揚げ地との間の上下方向相対変位をそれぞれ計
測するための一対の上下方向変位センサー14と、桟橋C
付近の海面Eの波高を検出するための波高センサー15
と、一対の剛アーム16であって、それぞれ一端18がバー
ジAの各隅部12に固定され、他端20に各上下方向変位セ
ンサー14が固定されたものと、一対の上下方向変位セン
サー14それぞれによって計測された上下方向変位データ
を処理するためのデータ処理手段22とから概略構成され
ている。
Aから荷揚げする際のバージAの傾斜の計測装置10は、荷
揚げ地に接岸する側のバージAの近位端11の幅方向各隅
部12と荷揚げ地との間の上下方向相対変位をそれぞれ計
測するための一対の上下方向変位センサー14と、桟橋C
付近の海面Eの波高を検出するための波高センサー15
と、一対の剛アーム16であって、それぞれ一端18がバー
ジAの各隅部12に固定され、他端20に各上下方向変位セ
ンサー14が固定されたものと、一対の上下方向変位セン
サー14それぞれによって計測された上下方向変位データ
を処理するためのデータ処理手段22とから概略構成され
ている。
【0017】上下方向変位センサー14は、たとえば超音
波センサーからなり、センサーから桟橋Cの地表面に向
かって発射された超音波が地表面で反射して戻るまでの
時間に基づいて、センサー14が固定されたバージAと、
桟橋Cの地表面との間の上下方向相対変位を検出するよ
うにしている。サンプリング周期は、たとえば200msec
である。
波センサーからなり、センサーから桟橋Cの地表面に向
かって発射された超音波が地表面で反射して戻るまでの
時間に基づいて、センサー14が固定されたバージAと、
桟橋Cの地表面との間の上下方向相対変位を検出するよ
うにしている。サンプリング周期は、たとえば200msec
である。
【0018】波高センサー15も、上下方向変位センサー
14と同様に、たとえば剛アーム17の先端に固定した超音
波センサーからなり、海面Eに向かって超音波を発射す
るようにしている。
14と同様に、たとえば剛アーム17の先端に固定した超音
波センサーからなり、海面Eに向かって超音波を発射す
るようにしている。
【0019】一対の剛アーム16は、計測の際、バージA
の揺れに伴い上下振動しないような剛性を有する金属
製、たとえばアルミニウム製であり、その長手方向長さ
が調整可能で、かつ垂直方向に高さが調整可能であり、
その一端18をバージAの両隅部12に固定した際、他端20
が桟橋Cの地表面まで到達するようにしてある。
の揺れに伴い上下振動しないような剛性を有する金属
製、たとえばアルミニウム製であり、その長手方向長さ
が調整可能で、かつ垂直方向に高さが調整可能であり、
その一端18をバージAの両隅部12に固定した際、他端20
が桟橋Cの地表面まで到達するようにしてある。
【0020】データ処理手段22は、各上下方向変位セン
サー14及び波高センサー15に接続され、各信号を増幅す
る増幅器24と、増幅信号をデジタル化するAD変換器(図
示せず)と、デジタル信号を入力して各種処理を行うた
めのパーソナルコンピュータ26とを有し、各機器は、ケ
ーブル28により電気的に接続されている。パーソナルコ
ンピュータ26には、市販の表計算ソフト及び統計処理ソ
フトをインストールしてある。
サー14及び波高センサー15に接続され、各信号を増幅す
る増幅器24と、増幅信号をデジタル化するAD変換器(図
示せず)と、デジタル信号を入力して各種処理を行うた
めのパーソナルコンピュータ26とを有し、各機器は、ケ
ーブル28により電気的に接続されている。パーソナルコ
ンピュータ26には、市販の表計算ソフト及び統計処理ソ
フトをインストールしてある。
【0021】より詳細には、パーソナルコンピュータ26
は、計測した両上下方向相対変位同士の差を算出するこ
とにより、バージAの幅方向の傾斜を算出する算出手段
と、処理した上下方向変位データを表示するための表示
手段と、処理した上下方向変位データを所定時間毎のデ
ータ群として統計処理するための統計処理手段と、統計
処理した上下方向変位データ群を記憶するための記憶手
段と、統計処理した上下方向変位データ群を出力するた
めの出力手段と、を有する。
は、計測した両上下方向相対変位同士の差を算出するこ
とにより、バージAの幅方向の傾斜を算出する算出手段
と、処理した上下方向変位データを表示するための表示
手段と、処理した上下方向変位データを所定時間毎のデ
ータ群として統計処理するための統計処理手段と、統計
処理した上下方向変位データ群を記憶するための記憶手
段と、統計処理した上下方向変位データ群を出力するた
めの出力手段と、を有する。
【0022】データ処理手段22は、風雨等悪天候から保
護するために、簡易なコンテナハウス30内に配置するの
が好ましい。以上の構成を有するバージAの傾斜の計測
装置について、その作用を計測方法を含めて、説明す
る。
護するために、簡易なコンテナハウス30内に配置するの
が好ましい。以上の構成を有するバージAの傾斜の計測
装置について、その作用を計測方法を含めて、説明す
る。
【0023】まず、複数のプラントモジュールBをバー
ジAの長手方向に沿って搭載したバージAを現場サイト付
近の桟橋Cに、一端11を接岸する。通常、桟橋Cの縁部と
バージの近位端11との最大接近距離は、数mである。次
いで、各剛アーム16の一端18をバージAの接岸側の幅方
向の各隅部12に固定するとともに、他端20に固定した上
下方向センサー14が桟橋Cの地表面まで到達するよう
に、アーム16の長さを調節する。また、センサー14と桟
橋Cの地表面までの垂直距離がセンサー14の計測範囲に
入るように,アーム16の垂直方向高さを調整する。この
ように、バージAの幅方向の各隅部12にアーム16を設置
することにより、荷揚げ作業の邪魔になることを防止す
ることが可能となる。一方、係留中のバージA付近に波
高センサー15を設置する。次いで、係留中のバージAと
桟橋Cの地表面との間を橋渡しするランプウェイFを設置
するとともに、荷揚げ対象のプラントモジュールBをバ
ージAからジャッキアップして、大型トレーラ(図示せ
ず)に搭載する。次いで、大型トレーラによって、プラ
ントモジュールBをバージAから桟橋Cの地表面へ荷揚げ
開始する。荷揚げ開始に先立ち、図3に示すように、パ
ーソナルコンピュータ26にメニュー画面を表示させて、
データ計測30、時系列データ表示32或いはテキストデー
タへの変換34のいずれかを行うかを選択する。
ジAの長手方向に沿って搭載したバージAを現場サイト付
近の桟橋Cに、一端11を接岸する。通常、桟橋Cの縁部と
バージの近位端11との最大接近距離は、数mである。次
いで、各剛アーム16の一端18をバージAの接岸側の幅方
向の各隅部12に固定するとともに、他端20に固定した上
下方向センサー14が桟橋Cの地表面まで到達するよう
に、アーム16の長さを調節する。また、センサー14と桟
橋Cの地表面までの垂直距離がセンサー14の計測範囲に
入るように,アーム16の垂直方向高さを調整する。この
ように、バージAの幅方向の各隅部12にアーム16を設置
することにより、荷揚げ作業の邪魔になることを防止す
ることが可能となる。一方、係留中のバージA付近に波
高センサー15を設置する。次いで、係留中のバージAと
桟橋Cの地表面との間を橋渡しするランプウェイFを設置
するとともに、荷揚げ対象のプラントモジュールBをバ
ージAからジャッキアップして、大型トレーラ(図示せ
ず)に搭載する。次いで、大型トレーラによって、プラ
ントモジュールBをバージAから桟橋Cの地表面へ荷揚げ
開始する。荷揚げ開始に先立ち、図3に示すように、パ
ーソナルコンピュータ26にメニュー画面を表示させて、
データ計測30、時系列データ表示32或いはテキストデー
タへの変換34のいずれかを行うかを選択する。
【0024】データ計測メニュー30を選択することによ
って、計測装置10は、バージAの傾斜及びバージAの係留
する位置の波高を計測する。各センサー14の上下方向相
対変位データとの差分を算出して、両隅部12間の距離に
基づいて、バージAの幅方向の傾斜を時々刻々算出する
ことができる。この場合、使用するセンサーにより異な
るが,分解能は、少なくとも0.1°、場合により0.05°
まで向上させることが可能である。また、データ計測メ
ニュー30を選択すると同時に、図4に示すように、画面
上にリアルタイムで波高、右舷及び左舷上下変位並びに
傾斜角に関する計測データの時系列変化をグラフで表示
するとともに、時々刻々のデジタル値を表示することが
できる。それとともに、収録データは、ハードディスク
上に所定時間単位、好ましくは30分毎にデータファイ
ル化して記憶される。次いで、収録後、テキストデータ
への変換34メニューを選択すれば、データファイルをテ
キストデータに変換して、例えば表計算ソフトにより、
所望のデータを表として出力することも可能である。ま
た、所定時間、例えば30分毎の傾斜角度の振幅、波高振
幅、波高周期等を統計処理して、それぞれの最大値、最
小値或いは平均値等を算出することも可能である。ま
た、時系列データ表示メニュー32を選択すれば、既に記
憶されているデータファイルを任意に呼び出し、図4に
示すように、画面上に波高、右舷及び左舷上下変位並び
に傾斜角に関する計測データの時系列変化をグラフで表
示するとともに、時々刻々のデジタル値を表示すること
ができる。以上で、計測が終了する。
って、計測装置10は、バージAの傾斜及びバージAの係留
する位置の波高を計測する。各センサー14の上下方向相
対変位データとの差分を算出して、両隅部12間の距離に
基づいて、バージAの幅方向の傾斜を時々刻々算出する
ことができる。この場合、使用するセンサーにより異な
るが,分解能は、少なくとも0.1°、場合により0.05°
まで向上させることが可能である。また、データ計測メ
ニュー30を選択すると同時に、図4に示すように、画面
上にリアルタイムで波高、右舷及び左舷上下変位並びに
傾斜角に関する計測データの時系列変化をグラフで表示
するとともに、時々刻々のデジタル値を表示することが
できる。それとともに、収録データは、ハードディスク
上に所定時間単位、好ましくは30分毎にデータファイ
ル化して記憶される。次いで、収録後、テキストデータ
への変換34メニューを選択すれば、データファイルをテ
キストデータに変換して、例えば表計算ソフトにより、
所望のデータを表として出力することも可能である。ま
た、所定時間、例えば30分毎の傾斜角度の振幅、波高振
幅、波高周期等を統計処理して、それぞれの最大値、最
小値或いは平均値等を算出することも可能である。ま
た、時系列データ表示メニュー32を選択すれば、既に記
憶されているデータファイルを任意に呼び出し、図4に
示すように、画面上に波高、右舷及び左舷上下変位並び
に傾斜角に関する計測データの時系列変化をグラフで表
示するとともに、時々刻々のデジタル値を表示すること
ができる。以上で、計測が終了する。
【0025】この計測結果を利用して、荷揚げの開始或
いは中止或いは続行を決定するための判断資料として活
用することが可能であるとともに、荷揚げ完了後の荷揚
げ作業の客先報告の際に、十分に安全に配慮して作業を
行ったことを示すための資料として活用することも可能
である。
いは中止或いは続行を決定するための判断資料として活
用することが可能であるとともに、荷揚げ完了後の荷揚
げ作業の客先報告の際に、十分に安全に配慮して作業を
行ったことを示すための資料として活用することも可能
である。
【0026】以上、本発明の実施形態を詳細に説明した
が、請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変
更、修正が可能である。たとえば、海上から陸地への荷
揚げに限定されることなく、海上において、バージA同
士の間でのロールオフ作業にも適用可能である。また、
バージAに関するデータ、搭載するプラントモジュールB
に関するデータ、例えば寸法、重量等及び移送トレーラ
に関するデータ、例えば移送速度等までデータベース形
式で記憶させておくことにより、別のバージAで荷揚げ
を行う際、過去の類似のケースを検索することにより、
傾斜データ或いは波高データを用いて、荷揚げ開始、続
行或いは中止に関してより有効な判断資料として活用す
ることが期待できる。
が、請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変
更、修正が可能である。たとえば、海上から陸地への荷
揚げに限定されることなく、海上において、バージA同
士の間でのロールオフ作業にも適用可能である。また、
バージAに関するデータ、搭載するプラントモジュールB
に関するデータ、例えば寸法、重量等及び移送トレーラ
に関するデータ、例えば移送速度等までデータベース形
式で記憶させておくことにより、別のバージAで荷揚げ
を行う際、過去の類似のケースを検索することにより、
傾斜データ或いは波高データを用いて、荷揚げ開始、続
行或いは中止に関してより有効な判断資料として活用す
ることが期待できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバージの
傾斜の計測方法及び計測装置によれば、接岸されるバー
ジに積んだプラントモジュールを荷揚げするに際し、精
度良く且つ荷揚げ作業の作業効率を損なうことなく、水
面の変動に伴うバージの傾斜を計測することが可能とな
る。
傾斜の計測方法及び計測装置によれば、接岸されるバー
ジに積んだプラントモジュールを荷揚げするに際し、精
度良く且つ荷揚げ作業の作業効率を損なうことなく、水
面の変動に伴うバージの傾斜を計測することが可能とな
る。
【0028】本発明のバージの傾斜の計測方法及び計測
装置によれば、波高の時間的なランダム変動に起因する
バージの傾斜を、所定時間毎の統計処理を通じて、簡便
に解析することにより、バージの傾斜情報及び波高情報
を活用することにより、荷揚げ作業の開始或いは続行或
いは中止の判断に資することが可能となる。
装置によれば、波高の時間的なランダム変動に起因する
バージの傾斜を、所定時間毎の統計処理を通じて、簡便
に解析することにより、バージの傾斜情報及び波高情報
を活用することにより、荷揚げ作業の開始或いは続行或
いは中止の判断に資することが可能となる。
【図1】本発明の実施形態によるバージの傾斜の計測装
置を含む全体構成図である。
置を含む全体構成図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の実施形態による計測装置のパーソナル
コンピュータに表示されるメニュー画面の例である。
コンピュータに表示されるメニュー画面の例である。
【図4】本発明の実施形態によるバージの傾斜の計測装
置によって計測された計測データの例を示す。
置によって計測された計測データの例を示す。
A バージ
B プラントモジュール
C 桟橋C
D 縁部
E 海面
F ランプウェイ
10 計測装置
11 近位端
12 隅部
14 上下相対変位センサー
15 波高センサー
16 剛アーム
24 増幅器
26 パーソナルコンピュータ
28 センサーケーブル
30 コンテナハウス
Claims (4)
- 【請求項1】 水上のバージから荷揚げする際のバージ
の傾斜の計測方法において、 荷揚げ地に接岸する側のバージの近位端の幅方向各隅部
と荷揚げ地との間の上下方向相対変位をそれぞれ計測す
る段階と、 計測した両上下方向相対変位同士の差を算出することに
より、両隅部間の距離に基づいて、バージの幅方向の傾
斜を算出する段階と、を有することを特徴とするバージ
の傾斜の計測方法。 - 【請求項2】 水上のバージから荷揚げする際のバージ
の傾斜の計測装置であって、 荷揚げ地に接岸する側のバージの近位端の幅方向各隅部
と荷揚げ地との間の上下方向相対変位をそれぞれ計測す
るための一対の上下方向変位センサーと、 一対の剛アームであって、それぞれ一端がバージの各隅
部に固定され、他端に各上下方向変位センサーが固定さ
れたものと、 前記一対の上下方向変位センサーそれぞれによって計測
された上下方向変位データを処理するためのデータ処理
手段とを有し、 このデータ処理手段は、計測した両上下方向相対変位同
士の差を算出することにより、バージの幅方向の傾斜を
算出する算出手段を有する、ことを特徴とする計測装
置。 - 【請求項3】 さらに、処理した上下方向変位データを
表示するための表示手段と、 処理した上下方向変位データを所定時間毎のデータ群と
して統計処理するための統計処理手段と、 統計処理した上下方向変位データ群を記憶するための記
憶手段と、 統計処理した上下方向変位データ群を出力するための出
力手段と、を有する、請求項2に記載のバージの傾斜の
計測装置。 - 【請求項4】 前記剛アームは、その長手方向に長さが
調整可能であり、かつ垂直方向に高さが調整可能であ
る、請求項2または請求項3に記載の計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313800A JP2003118688A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | バージの傾斜計測方法及び計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313800A JP2003118688A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | バージの傾斜計測方法及び計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003118688A true JP2003118688A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19132215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001313800A Withdrawn JP2003118688A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | バージの傾斜計測方法及び計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003118688A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008504473A (ja) * | 2004-07-07 | 2008-02-14 | アロイス・ヴォベン | 物品の製造および/または組み立てのために使用される施設 |
JP2010143260A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Mitsui Miike Mach Co Ltd | ばら物運搬船の陸揚げ時における船体の位置調整システム |
CN115597775A (zh) * | 2022-12-13 | 2023-01-13 | 招商局金陵船舶(威海)有限公司(Cn) | 一种船舶倾斜试验辅助装置及方法 |
-
2001
- 2001-10-11 JP JP2001313800A patent/JP2003118688A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008504473A (ja) * | 2004-07-07 | 2008-02-14 | アロイス・ヴォベン | 物品の製造および/または組み立てのために使用される施設 |
US7845121B2 (en) | 2004-07-07 | 2010-12-07 | Aloys Wobben | Facility used for the production and/or assembly of goods |
JP2010143260A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Mitsui Miike Mach Co Ltd | ばら物運搬船の陸揚げ時における船体の位置調整システム |
CN115597775A (zh) * | 2022-12-13 | 2023-01-13 | 招商局金陵船舶(威海)有限公司(Cn) | 一种船舶倾斜试验辅助装置及方法 |
CN115597775B (zh) * | 2022-12-13 | 2023-03-21 | 招商局金陵船舶(威海)有限公司 | 一种船舶倾斜试验辅助装置及方法 |
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---|---|---|---|
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