JP2003118177A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003118177A
JP2003118177A JP2001316260A JP2001316260A JP2003118177A JP 2003118177 A JP2003118177 A JP 2003118177A JP 2001316260 A JP2001316260 A JP 2001316260A JP 2001316260 A JP2001316260 A JP 2001316260A JP 2003118177 A JP2003118177 A JP 2003118177A
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image forming
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Mitsunori Takahashi
満則 高橋
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の異なる操作者が1台の画像形成装置を
使用する場合でも各操作者毎に配慮された状態のジョブ
メモリや短縮ダイヤル登録をなすことが可能な画像形成
装置を実現する。 【解決手段】 各種操作の入力がなされる操作手段と、
前記操作手段での操作のための表示を行う表示手段と、
前記操作手段からの操作者のユーザ名及びパスワードの
入力により操作者を認証する操作者認証手段と、複数の
コピー条件を組み合わせて登録しておいて該登録済みコ
ピー条件を必要時に呼び出し可能に管理すると共に、該
コピー条件の登録と呼び出しとを前記操作者認証手段で
認証された操作者別に管理するジョブメモリ管理手段
と、を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、特に、操作者のユーザ名及びパスワードの入力によ
り操作者を認証する機能を備えた画像形成装置(複写
機、ファクシミリ装置など)における取り扱いの改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ装置など(以下、
これらを総称して「画像形成装置」と呼ぶ)で、操作者
のユーザ名及びパスワードの入力により操作者を認証す
る機能を電子キーカウンタとして備えた装置が存在して
いる。
【0003】なお、この種の画像形成装置では、装置の
操作者に関するユーザ名に対応するパスワードの情報を
パスワード記憶手段に記憶しておくと共に、操作手段か
らの操作者のユーザ名及びパスワードの入力についてパ
スワード記憶手段を参照して操作者を認証する。そし
て、プリント手段(プリントエンジン)からの出力履歴
を、認証された操作者別に管理して操作者毎の課金情報
を管理しておく。
【0004】すなわち、画像形成装置の使用に際し、ユ
ーザ名とパスワードとを操作部から入力させ、操作者の
認証がなされた場合にプリントアウトを許可すると共
に、その操作者の課金管理をするようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように電子キー
カウンタを備えて操作者毎の管理を行う画像形成装置で
あっても、複数のコピー条件を組み合わせて登録してお
いて該登録済みコピー条件を必要時に呼び出し可能に管
理するジョブメモリ機能や、ファクシミリ通信の宛先電
話番号を登録するための短縮ダイヤルに関しては、画像
形成装置全体で一律の管理となっていた。
【0006】このため、所定個数(たとえば、20個)
が予定されているジョブメモリや短縮ダイヤルであって
も、容量(登録ジョブ数、電話番号桁数)の大きい登録
が幾つかなされた場合に、メモリ容量の制限によって、
上述した所定個数の登録ができなくなってしまう場合が
生じる。この結果、ある操作者の登録によって、他の操
作者の登録ができなくなってしまうという事態が生じ
る。
【0007】また、画像形成装置全体で一律の管理とな
っていたため、他人が登録したジョブメモリや短縮ダイ
ヤルを消してしまう、他人が登録した内容が見えてしま
う、という問題も生じうる。
【0008】本発明は以上の課題に鑑みてなされたもの
であって、複数の異なる操作者が1台の画像形成装置を
使用する場合でも各操作者毎に配慮された状態のジョブ
メモリや短縮ダイヤル登録をなすことが可能な画像形成
装置を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決する本願発明は以下に述べるようなものである (1)請求項1記載の発明は、画像データに応じた画像
を記録紙上に形成して出力するプリント手段と、各種操
作の入力がなされる操作手段と、前記操作手段での操作
のための表示を行う表示手段と、前記操作手段からの操
作者のユーザ名及びパスワードの入力により操作者を認
証する操作者認証手段と、複数のコピー条件を組み合わ
せて登録しておいて該登録済みコピー条件を必要時に呼
び出し可能に管理すると共に、該コピー条件の登録と呼
び出しとを前記操作者認証手段で認証された操作者別に
管理するジョブメモリ管理手段と、を備えたことを特徴
とする画像形成装置である。
【0010】この発明の画像形成装置では、操作手段か
らの操作者のユーザ名及びパスワードの入力により操作
者認証手段が操作者を認証する際に、ジョブメモリ管理
手段が、複数のコピー条件を組み合わせて登録しておい
て該登録済みコピー条件を必要時に呼び出し可能に管理
すると共に、該コピー条件の登録と呼び出しとを前記操
作者認証手段で認証された操作者別に管理する。
【0011】この結果、複数の異なる操作者が1台の画
像形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配
慮された状態のジョブメモリの管理(登録、使用)をな
すことが可能になる。
【0012】(2)請求項2記載の発明は、前記ジョブ
メモリ管理手段は、前記操作者認証手段での認証用に登
録された操作者に対応した記憶領域を管理する、ことを
特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
【0013】この発明では、上記(1)において、ジョ
ブメモリ管理手段は、操作者認証手段での認証用に登録
された操作者に対応して、ジョブメモリのための操作者
毎の記憶領域を管理している。
【0014】この結果、複数の異なる操作者が1台の画
像形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配
慮された状態のジョブメモリの管理(登録、使用)をな
すことが可能になるだけでなく、ある操作者のジョブメ
モリの登録が他の操作者のジョブメモリの登録に影響を
与えることはなくなる。
【0015】(3)請求項3記載の発明は、前記ジョブ
メモリ管理手段は、前記操作者認証手段での認証用に登
録された操作者に対応した記憶領域を管理すると共に、
複数操作者に共通のコピー条件のための記憶領域を管理
する、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置で
ある。
【0016】この発明では、上記(1)において、ジョ
ブメモリ管理手段は、操作者認証手段での認証用に登録
された操作者に対応した記憶領域を管理すると共に、複
数操作者に共通のコピー条件のための記憶領域をも管理
するようにしている。
【0017】この結果、複数の異なる操作者が1台の画
像形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配
慮された状態のジョブメモリの管理(登録、使用)をな
すことが可能になるだけでなく、ある操作者のジョブメ
モリの登録が他の操作者のジョブメモリの登録に影響を
与えることも共通領域の操作者のジョブメモリの登録に
影響を与えることもなくなる。
【0018】(4)請求項4記載の発明は、ファクシミ
リ通信を行う通信手段と、原稿を読み取って画像データ
を生成するスキャナ手段と、画像データに応じた画像を
記録紙上に形成して出力するプリント手段と、各種操作
の入力がなされる操作手段と、前記操作手段での操作の
ための表示を行う表示手段と、前記操作手段からの操作
者のユーザ名及びパスワードの入力により操作者を認証
する操作者認証手段と、ファクシミリ通信の宛先を短縮
ダイヤルとして管理すると共に、該短縮ダイヤルを前記
操作者認証手段で認証された操作者別に管理する宛先管
理手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0019】この発明では、操作手段からの操作者のユ
ーザ名及びパスワードの入力により操作者認証手段が操
作者を認証する際に、宛先管理手段が、ファクシミリ通
信の宛先を短縮ダイヤルとして管理すると共に、該短縮
ダイヤルを前記操作者認証手段で認証された操作者別に
管理している。
【0020】この結果、複数の異なる操作者が1台の画
像形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配
慮された状態の短縮ダイヤルの管理(登録、使用)をな
すことが可能になる。
【0021】(5)請求項5記載の発明は、前記宛先管
理手段は、前記操作者認証手段での認証用に登録された
操作者に対応した記憶領域を管理する、ことを特徴とす
る請求項4記載の画像形成装置である。
【0022】この発明では、上記(4)において、宛先
管理手段は、操作者認証手段での認証用に登録された操
作者に対応して、短縮ダイヤルのための操作者毎の記憶
領域を管理している。
【0023】この結果、複数の異なる操作者が1台の画
像形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配
慮された状態の短縮ダイヤルの管理(登録、使用)をな
すことが可能になるだけでなく、ある操作者の短縮ダイ
ヤルの登録が他の操作者の短縮ダイヤルの登録に影響を
与えることはなくなる。
【0024】(6)請求項6記載の発明は、前記宛先管
理手段は、前記操作者認証手段での認証用に登録された
操作者に対応した記憶領域を管理すると共に、複数操作
者に共通の短縮ダイヤルのための記憶領域を管理する、
ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置である。
【0025】この発明では、上記(4)において、宛先
管理手段は、操作者認証手段での認証用に登録された操
作者に対応した短縮ダイヤルの記憶領域を管理すると共
に、複数操作者に共通の短縮ダイヤルのための記憶領域
をも管理するようにしている。
【0026】この結果、複数の異なる操作者が1台の画
像形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配
慮された状態の短縮ダイヤルの管理(登録、使用)をな
すことが可能になるだけでなく、ある操作者の短縮ダイ
ヤルの登録が他の操作者の短縮ダイヤルの登録に影響を
与えることも共通領域の操作者の短縮ダイヤルの登録に
影響を与えることもなくなる。
【0027】(7)請求項7記載の発明は、ファクシミ
リ通信を行う通信手段と、原稿を読み取って画像データ
を生成するスキャナ手段と、画像データに応じた画像を
記録紙上に形成して出力するプリント手段と、各種操作
の入力がなされる操作手段と、前記操作手段での操作の
ための表示を行う表示手段と、前記操作手段からの操作
者のユーザ名及びパスワードの入力により操作者を認証
する操作者認証手段と、複数のコピー条件を組み合わせ
て登録しておいて該登録済みコピー条件を必要時に呼び
出し可能に管理すると共に、該コピー条件の登録と呼び
出しとを前記操作者認証手段で認証された操作者別に管
理するジョブメモリ管理手段と、ファクシミリ通信の宛
先を短縮ダイヤルとして管理すると共に、該短縮ダイヤ
ルを前記操作者認証手段で認証された操作者別に管理す
る宛先管理手段と、を備えたことを特徴とする画像形成
装置である。
【0028】この発明の画像形成装置では、操作手段か
らの操作者のユーザ名及びパスワードの入力により操作
者認証手段が操作者を認証する際に、ジョブメモリ管理
手段が、複数のコピー条件を組み合わせて登録しておい
て該登録済みコピー条件を必要時に呼び出し可能に管理
すると共に、該コピー条件の登録と呼び出しとを前記操
作者認証手段で認証された操作者別に管理し、また、宛
先管理手段が、ファクシミリ通信の宛先を短縮ダイヤル
として管理すると共に、該短縮ダイヤルを前記操作者認
証手段で認証された操作者別に管理している。
【0029】この結果、複数の異なる操作者が1台の画
像形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配
慮された状態のジョブメモリの管理(登録、使用)と、
各操作者毎に配慮された状態の短縮ダイヤルの管理(登
録、使用)をなすことが可能になる。
【0030】(8)請求項8記載の発明は、前記操作手
段と前記表示手段とは一体的に構成されたタッチパネル
であり、前記宛先管理手段により管理されている短縮ダ
イヤルのボタンが表示される、ことを特徴とする請求項
4乃至請求項7のいずれかに記載の画像形成装置であ
る。
【0031】この発明では、上記(4)〜(7)におい
て、操作手段と表示手段とは一体的に構成されたタッチ
パネルであり、宛先管理手段により管理されている短縮
ダイヤルのボタンが該タッチパネル表示される。
【0032】この結果、複数の異なる操作者が1台の画
像形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配
慮された状態の短縮ダイヤルの管理(登録、使用)をな
すことが可能になり、操作者毎の短縮ダイヤルがタッチ
パネルに表示されるようになり、操作者毎の使用が容易
になる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。 〈第1の実施の形態例〉図1は本発明の第1の実施の形
態例の画像形成装置内の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【0034】100はネットワーク1を介してコンピュ
ータから得た画像データあるいは内蔵するスキャナで読
み取った画像データについて画像形成による出力を行う
機能を有すると共に、操作者を認証する操作者認証機能
と、出力履歴を操作者別に管理して課金情報を管理する
課金管理機能と、ネットワーク経由の遠隔操作者を認証
してネットワーク経由の装置の制御を許可するネットワ
ーク認証機能と、を有する画像形成装置である。これら
各種の機能は制御手段としてのCPU101が有する。
【0035】また、画像形成装置100において、10
1は各部を制御する制御手段としてのCPU、102は
ネットワーク1を介した通信を行う通信手段としてのイ
ンタフェース(I/F)、103は装置の各種操作の入
力がなされると共に各種表示を行う操作表示部、104
は原稿画像を読み取って画像データを生成するスキャ
ナ、105は画像形成装置100の各種データや設定値
を蓄積しておくためのテーブルとしての不揮発性メモ
リ、107は画像形成する際の画像データの展開や各種
データの一時的な保管を行うための半導体メモリあるい
はハードディスクなどのメモリ、108は画像を記録紙
上に形成して出力するプリントエンジンである。
【0036】また、図1において、CPU101は、画
像形成その他全体的な制御を行う制御部101aと、画
像処理を行う画像処理部101bと、プリントエンジン
108での出力履歴を操作者別に管理して操作者毎の課
金情報を管理する課金管理部101cと、後述するパス
ワードメモリの記憶内容を参照することで操作表示部1
03からの操作者のユーザ名及びパスワードの入力によ
り操作者を認証する操作者認証部101dと、操作者別
あるいは共通のジョブメモリデータを管理するジョブメ
モリ管理部101eと、を備えている。
【0037】また、メモリ107は、画像処理の際の画
像データを展開する画像メモリ107aと、課金管理部
101cによって生成された課金情報が管理される課金
情報メモリ107bと、操作者認証部101dとジョブ
メモリ管理部101eとの両方により参照されるパスワ
ード情報が記憶されているパスワードメモリ107c
と、ジョブメモリデータを格納するジョブメモリ107
dと、を備えて構成されている。
【0038】なお、上記メモリ107について、課金情
報メモリ107bと、パスワードメモリ107cと、ジ
ョブメモリ107dとは、不揮発性メモリ上に配置する
ことも可能である。
【0039】ここで、「ジョブメモリ」とは、複数のコ
ピー条件を組み合わせて登録しておくためのメモリであ
る。また、該登録済みコピー条件をジョブメモリから必
要時に呼び出して画像形成時のコピー条件を制御する機
能をジョブメモリ機能と呼んでいる。なお、「コピー条
件」とは、操作表示部103で設定できるコピーのため
の各種条件である。
【0040】また、このネットワーク1に接続された画
像形成装置100は、複写機、ファクシミリ装置、プリ
ンタなどの各種の装置が該当する。また、プリントエン
ジン108は、レーザビームを用いる電子写真方式のも
ののほか、LEDプリントヘッドを用いるものや、イン
クジェット方式のものでもよい。
【0041】以上のような画像形成装置において、図2
を参照して動作説明を行う。なお、この図2のフローチ
ャートは、CPU101で動作している画像形成制御プ
ログラム中でコールされるものである。
【0042】なお、以下の実施の形態例の動作説明で
は、CPU101と画像形成制御プログラムのサブルー
チンによる制御や動作を、単にCPU101の制御とい
う言い方で説明する。
【0043】この画像形成制御プログラムにおいて、C
PU101は、装置が内蔵する操作表示部103からの
信号を監視しており、画像形成装置に対する何らかの要
求(操作表示部103での操作)が発生したかどうかに
ついて監視している(図2S1)。
【0044】操作表示部103での操作・入力が発生し
た場合(図2S1でYES)、CPU101の制御部1
01aはアクセス者に対して、課金管理のためのユーザ
名とパスワードとの入力を求める表示を操作表示部10
3の表示手段に行う。そして、操作者からユーザ名とパ
スワードの入力が操作表示部103からなされると、そ
の入力を受け付ける(図2S2)。
【0045】操作表示部103での入力されたユーザ名
とパスワードとは、制御部101aから操作者認証部1
01dに伝達される。操作者認証部101dでは、パス
ワードメモリ107cに蓄積されているユーザ名とパス
ワードとのデータを参照してユーザ認証を行う(図2S
3)。
【0046】入力されたユーザ名とパスワードとがパス
ワードメモリ107cに蓄積されたデータと合致してい
なければ(図2S3でNO)、あるいは、ユーザ名とパ
スワードの入力がキャンセルされた場合には、ジョブメ
モリ管理部101eはジョブメモリ107dから読み出
した標準のジョブメモリを適用して(図2S4)、標準
のジョブメモリの内容のコピー条件に従ってCPU10
1は画像形成を実行する(図2S5)。
【0047】入力されたユーザ名とパスワードとがパス
ワードメモリ107cに蓄積されたデータと合致してお
り(図2S3でYES)、操作者からの通常のモード
(登録ではないモード)が選択された場合(図2S6で
通常)、CPU101は、操作表示部103の表示手段
に対して「操作者別ジョブメモリ適用」を行い(図2S
7)、画像形成を実行する(図2S8)。
【0048】ここで、「操作者別ジョブメモリ適用」と
は、ユーザ名が登録されている操作者であって、操作者
別のジョブメモリの登録を行っている操作者に対して登
録済みジョブメモリを適用することを意味する。
【0049】すなわち、どのような操作者別ジョブメモ
リ適用をなすかについて設定されたジョブメモリデータ
がジョブメモリ107dに格納されており、ジョブメモ
リ管理部101eが操作者別のジョブメモリデータを読
み出し、制御部101aが操作者別ジョブメモリ適用を
行うべく制御を行っている。
【0050】入力されたユーザ名とパスワードとがパス
ワードメモリ107cに蓄積されたデータと合致してお
り(図2S3でYES)、操作者からの登録のモード
(通常ではないモード)が選択された場合(図2S6で
登録)、CPU101は、「ジョブメモリ登録」の制御
を実行する(図2S9)。
【0051】ここで、「ジョブメモリ登録」とは、ユー
ザ名が登録されている操作者が操作者固有の操作者別ジ
ョブメモリ適用を可能にするための登録モードを言う。
このようにして、操作者毎にジョブメモリの設定を行
い、かつ、その設定をジョブメモリデータとして操作者
単位でジョブメモリ107dに新規保存あるいは更新し
て登録する(図2S9、図2S10)。
【0052】そして、以上のジョブメモリ登録が完了し
た時点で(図2S10でYES)、CPU101は登録
された操作者別ジョブメモリの適用を行い(図2S1
1)、画像形成を実行する(図2S12)。
【0053】以上のように操作者別ジョブメモリ適用を
行うことにより、複数の異なる操作者が1台の画像形成
装置を使用する場合でも、各操作者毎に配慮された状態
のジョブメモリの管理(登録、使用)をなすことが可能
になる。
【0054】なお、ジョブメモリ管理部101eは、操
作者認証部101dでの認証用に登録された操作者毎に
対応した記憶領域を、ジョブメモリ107d上で個別に
管理することが望ましい。この結果、複数の異なる操作
者が1台の画像形成装置を使用する場合であっても、各
操作者毎に配慮された状態のジョブメモリの管理(登
録、使用)をなすことが可能になるだけでなく、記憶領
域の関係で、ある操作者のジョブメモリの登録が他の操
作者のジョブメモリの登録に影響を与えることはなくな
る。
【0055】また、他の操作者のジョブメモリの内容を
見ることもできず、秘密を保つこともできるようにな
る。これと同時に、他の操作者のジョブメモリの内容を
勝手に消去することもできなくなり、安全性が高まる。
【0056】また、ジョブメモリ管理部101eは、操
作者認証部101dでの認証用に登録された操作者毎に
対応した記憶領域を、ジョブメモリ107d上で個別に
管理すると共に、複数操作者に共通のコピー条件のため
の記憶領域を管理する、ことも望ましい(図3参照)。
この結果、複数の異なる操作者が1台の画像形成装置を
使用する場合であっても、各操作者毎に配慮された状態
のジョブメモリの管理(登録、使用)をなすことが可能
になるだけでなく、ある操作者のジョブメモリの登録が
他の操作者のジョブメモリの登録に影響を与えることも
共通領域の操作者のジョブメモリの登録に影響を与える
こともなくなる。
【0057】また、未登録操作者は登録操作者のジョブ
メモリの内容を見ることができず、同様に、登録操作者
も他の登録操作者のジョブメモリの内容を見ることもで
きず、秘密を保つこともできるようになる。
【0058】〈第2の実施の形態例〉図4は第2の実施
の形態例の画像形成装置とその周囲の機器との関係を示
す全体ブロック図である。なお、図1と図4とにおいて
同一物には同一番号を付してある。なお、この第2の実
施の形態例の画像形成装置では、ファクシミリ装置を想
定している。
【0059】100はネットワーク1を介してコンピュ
ータから得た画像データあるいは内蔵するスキャナで読
み取った画像データについて画像形成による出力を行う
機能を有すると共に、操作者を認証する操作者認証機能
と、出力履歴を操作者別に管理して課金情報を管理する
課金管理機能と、ネットワーク経由の遠隔操作者を認証
してネットワーク経由の装置の制御を許可するネットワ
ーク認証機能と、を有する画像形成装置(ファクシミリ
装置)である。これら各種の機能は制御手段としてのC
PU101が有する。
【0060】また、画像形成装置100において、10
1は各部を制御する制御手段としてのCPU、103は
装置の各種操作の入力がなされると共に各種表示を行う
操作表示部、104は原稿画像を読み取って画像データ
を生成するスキャナ、105は画像形成装置100の各
種データや設定値を蓄積しておくためのテーブルとして
の不揮発性メモリ、107は画像形成する際の画像デー
タの展開や各種データの一時的な保管を行うための半導
体メモリあるいはハードディスクなどのメモリ、108
は画像を記録紙上に形成して出力するプリントエンジ
ン、109は公衆回線を介したファクシミリ通信を行う
通信手段としてのモデムである。また、プリントエンジ
ン108は、レーザビームを用いる電子写真方式のもの
のほか、LEDプリントヘッドを用いるものや、インク
ジェット方式のものでもよい。
【0061】また、図4において、CPU101は、画
像形成その他全体的な制御を行う制御部101aと、画
像処理を行う画像処理部101bと、プリントエンジン
108での出力履歴を操作者別に管理して操作者毎の課
金情報を管理する課金管理部101cと、後述するパス
ワードメモリの記憶内容を参照することで操作表示部1
03からの操作者のユーザ名及びパスワードの入力によ
り操作者を認証する操作者認証部101dと、操作者別
あるいは共通の宛先メモリデータ(短縮ダイヤルデー
タ)を管理する宛先メモリ管理部101fと、を備えて
いる。
【0062】また、メモリ107は、画像処理の際の画
像データを展開する画像メモリ107aと、課金管理部
101cによって生成された課金情報が管理される課金
情報メモリ107bと、操作者認証部101dと宛先メ
モリ管理部101fとの両方により参照されるパスワー
ド情報が記憶されているパスワードメモリ107cと、
宛先メモリデータ(短縮ダイヤルデータ)を格納する宛
先メモリ107eと、を備えて構成されている。
【0063】なお、上記メモリ107について、課金情
報メモリ107bと、パスワードメモリ107cと、宛
先メモリ107eとは、不揮発性メモリ上に配置するこ
とも可能である。
【0064】ここで、「短縮ダイヤル」とは、ファクシ
ミリ通信の宛先電話番号を登録するための広義の短縮ダ
イヤルである。すなわち、広義の短縮ダイヤルとは、ワ
ンタッチダイヤルと短縮ダイヤルの両方を含む意味で、
本実施の形態例で使用する。
【0065】以上のような画像形成装置において、図5
を参照して動作説明を行う。なお、この図5のフローチ
ャートは、CPU101で動作しているファクシミリ通
信制御プログラム中でコールされるものである。
【0066】なお、以下の実施の形態例の動作説明で
は、CPU101とファクシミリ通信制御プログラムの
サブルーチンによる制御や動作を、単にCPU101の
制御という言い方で説明する。
【0067】このファクシミリ通信制御プログラムにお
いて、CPU101は、装置が内蔵する操作表示部10
3からの信号を監視しており、操作表示部103でファ
クシミリ送信要求の操作が発生したかどうかについて監
視している(図5S1)。
【0068】操作表示部103でのファクシミリ送信要
求の操作・入力が発生した場合(図5S1でYES)、
CPU101の制御部101aはアクセス者に対して、
課金管理のためのユーザ名とパスワードとの入力を求め
る表示を操作表示部103の表示手段に行う。そして、
操作者からユーザ名とパスワードの入力が操作表示部1
03からなされると、その入力を受け付ける(図5S
2)。
【0069】操作表示部103での入力されたユーザ名
とパスワードとは、制御部101aから操作者認証部1
01dに伝達される。操作者認証部101dでは、パス
ワードメモリ107cに蓄積されているユーザ名とパス
ワードとのデータを参照してユーザ認証を行う(図5S
3)。
【0070】入力されたユーザ名とパスワードとがパス
ワードメモリ107cに蓄積されたデータと合致してい
なければ(図5S3でNO)、あるいは、ユーザ名とパ
スワードの入力がキャンセルされた場合には、宛先メモ
リ管理部101fは宛先メモリ107eから読み出した
標準の短縮ダイヤルを適用する(図5S4)。すなわ
ち、制御部101aは、操作表示部103の表示手段に
は装置全体として共通となる標準の短縮ダイヤルを表示
した状態で、操作者の操作を受け付けて、ファクシミリ
送信を実行する(図5S5)。
【0071】入力されたユーザ名とパスワードとがパス
ワードメモリ107cに蓄積されたデータと合致してお
り(図5S3でYES)、操作者からの通常のモード
(登録ではないモード)が選択された場合(図5S6で
通常)、CPU101は、操作表示部103の表示手段
に対して「操作者別短縮ダイヤル適用」を行い(図5S
7)、ファクシミリ送信を実行する(図5S8)。
【0072】ここで、「操作者別短縮ダイヤル適用」と
は、ユーザ名が登録されている操作者であって、操作者
別の短縮ダイヤルの登録を行っている操作者に対して登
録済み短縮ダイヤルを適用することを意味する。すなわ
ち、宛先メモリ管理部101fが操作者別の短縮ダイヤ
ルの宛先メモリデータを読み出し、制御部101aが操
作者別短縮ダイヤル適用を行うべく制御を行っている。
【0073】入力されたユーザ名とパスワードとがパス
ワードメモリ107cに蓄積されたデータと合致してお
り(図5S3でYES)、操作者からの登録のモード
(通常ではないモード)が選択された場合(図5S6で
登録)、CPU101は、「短縮ダイヤル登録」の制御
を実行する(図5S9)。
【0074】ここで、「短縮ダイヤル登録」とは、ユー
ザ名が登録されている操作者が操作者固有の操作者別短
縮ダイヤル適用を可能にするための登録モードを言う。
このようにして、操作者毎に宛先メモリに短縮ダイヤル
の設定を行い、かつ、その短縮ダイヤルを宛先メモリデ
ータとして操作者単位で宛先メモリ107eに新規保存
あるいは更新して登録する(図5S9、図5S10)。
【0075】そして、以上の短縮ダイヤル登録が完了し
た時点で(図5S10でYES)、CPU101は登録
された操作者別宛先メモリの適用を行い(図5S1
1)、ファクシミリ送信を実行する(図5S12)。
【0076】以上のように操作者別短縮ダイヤル適用を
行うことにより、複数の異なる操作者が1台の画像形成
装置(ファクシミリ装置)を使用する場合であっても、
各操作者毎に配慮された状態の短縮ダイヤルの管理(登
録、使用)をなすことが可能になる。
【0077】なお、この実施の形態例で、宛先メモリ管
理部101fは、操作者認証部101dでの認証用に登
録された操作者に対応して、短縮ダイヤルのための操作
者毎の記憶領域を宛先メモリ107e上で管理すること
が望ましい。この結果、複数の異なる操作者が1台の画
像形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配
慮された状態の短縮ダイヤルの管理(登録、使用)をな
すことが可能になるだけでなく、ある操作者の短縮ダイ
ヤルの登録が他の操作者の短縮ダイヤルの登録に影響を
与えることはなくなる。
【0078】また、登録操作者も他の登録操作者の短縮
ダイヤルの内容を見ることができず、秘密を保つことも
できるようになる。これと同時に、他の操作者の短縮ダ
イヤルの内容を勝手に消去することもできなくなり、安
全性が高まる。
【0079】また、宛先メモリ管理部101fは、操作
者認証部101dでの認証用に登録された操作者に対応
した短縮ダイヤルの記憶領域を宛先メモリ107e上で
管理すると共に、複数操作者に共通の短縮ダイヤルのた
めの記憶領域をも管理することが望ましい(図6参
照)。この結果、複数の異なる操作者が1台の画像形成
装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配慮され
た状態の短縮ダイヤルの管理(登録、使用)をなすこと
が可能になるだけでなく、ある操作者の短縮ダイヤルの
登録が他の操作者の短縮ダイヤルの登録に影響を与える
ことも共通領域の操作者の短縮ダイヤルの登録に影響を
与えることもなくなる。
【0080】また、未登録操作者は登録操作者の短縮ダ
イヤルの内容を見ることができず、同様に、登録操作者
も他の登録操作者の短縮ダイヤルの内容を見ることもで
きず、秘密を保つこともできるようになる。これと同時
に、他の操作者の短縮ダイヤルの内容を勝手に消去する
こともできなくなり、安全性が高まる。
【0081】なお、この実施の形態例において、操作手
段と表示手段とは一体的に構成されたタッチパネルであ
り、宛先メモリ管理部101fにより管理されている短
縮ダイヤルのボタンが該タッチパネル表示されることが
望ましい。この結果、複数の異なる操作者が1台の画像
形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配慮
された状態の短縮ダイヤルの管理(登録、使用)をなす
ことが可能になり、操作者毎の短縮ダイヤルがタッチパ
ネルに表示されるようになり、操作者毎の使用が容易に
なる。
【0082】なお、図6において、短縮ダイヤル領域と
している領域を、ワンタッチダイヤル用の領域と、短縮
ダイヤル用の領域とに分けて、宛先メモリ管理部101
fが管理するようにしてもよい。
【0083】〈第3の実施の形態例〉図7は第3の実施
の形態例の画像形成装置とその周囲の機器との関係を示
す全体ブロック図である。なお、図1・図4と図7とに
おいて同一物には同一番号を付してある。なお、この第
3の実施の形態例の画像形成装置では、ファクシミリ機
能を備えた複写機(複合機)を想定している。
【0084】100はネットワーク1を介してコンピュ
ータから得た画像データあるいは内蔵するスキャナで読
み取った画像データについて画像形成による出力を行う
機能を有すると共に、操作者を認証する操作者認証機能
と、出力履歴を操作者別に管理して課金情報を管理する
課金管理機能と、ネットワーク経由の遠隔操作者を認証
してネットワーク経由の装置の制御を許可するネットワ
ーク認証機能と、を有する画像形成装置(ファクシミリ
装置)である。これら各種の機能は制御手段としてのC
PU101が有する。
【0085】また、画像形成装置100において、10
1は各部を制御する制御手段としてのCPU、102′
はネットワーク1を介した通信を行う手段あるいは公衆
回線を介したファクシミリ通信を行う通信手段としての
モデムとしての通信手段、103は装置の各種操作の入
力がなされると共に各種表示を行う操作表示部、104
は原稿画像を読み取って画像データを生成するスキャ
ナ、105は画像形成装置100の各種データや設定値
を蓄積しておくためのテーブルとしての不揮発性メモ
リ、107は画像形成する際の画像データの展開や各種
データの一時的な保管を行うための半導体メモリあるい
はハードディスクなどのメモリ、108は画像を記録紙
上に形成して出力するプリントエンジン、である。ま
た、プリントエンジン108は、レーザビームを用いる
電子写真方式のもののほか、LEDプリントヘッドを用
いるものや、インクジェット方式のものでもよい。
【0086】また、図7において、CPU101は、画
像形成その他全体的な制御を行う制御部101aと、画
像処理を行う画像処理部101bと、プリントエンジン
108での出力履歴を操作者別に管理して操作者毎の課
金情報を管理する課金管理部101cと、後述するパス
ワードメモリの記憶内容を参照することで操作表示部1
03からの操作者のユーザ名及びパスワードの入力によ
り操作者を認証する操作者認証部101dと、操作者別
あるいは共通のジョブメモリデータを管理するジョブメ
モリ管理部101eと、操作者別あるいは共通の宛先メ
モリデータ(短縮ダイヤルデータ)を管理する宛先メモ
リ管理部101fと、を備えている。
【0087】また、メモリ107は、画像処理の際の画
像データを展開する画像メモリ107aと、課金管理部
101cによって生成された課金情報が管理される課金
情報メモリ107bと、操作者認証部101dと宛先メ
モリ管理部101fとの両方により参照されるパスワー
ド情報が記憶されているパスワードメモリ107cと、
ジョブメモリデータを格納するジョブメモリ107d
と、宛先メモリデータ(短縮ダイヤルデータ)を格納す
る宛先メモリ107eと、を備えて構成されている。
【0088】なお、上記メモリ107について、課金情
報メモリ107bと、パスワードメモリ107cと、ジ
ョブメモリ107dと、宛先メモリ107eとは、不揮
発性メモリ上に配置することも可能である。
【0089】ここで、「ジョブメモリ」とは、複数のコ
ピー条件を組み合わせて登録しておくためのメモリであ
る。また、該登録済みコピー条件をジョブメモリから必
要時に呼び出して画像形成時のコピー条件を制御する機
能をジョブメモリ機能と呼んでいる。なお、「コピー条
件」とは、操作表示部103で設定できるコピーのため
の各種条件である。
【0090】ここで、「短縮ダイヤル」とは、ファクシ
ミリ通信の宛先電話番号を登録するための広義の短縮ダ
イヤルである。すなわち、広義の短縮ダイヤルとは、ワ
ンタッチダイヤルと短縮ダイヤルの両方を含む意味で、
本実施の形態例で使用する。
【0091】以上のような画像形成装置において、動作
は図2および図5で説明したものを足したものになる。
すなわち、操作者毎の短縮ダイヤルの適用ならびに操作
者毎のジョブメモリ機能の適用とを実行する。
【0092】以上のように操作者別短縮ダイヤル適用と
操作者別ジョブメモリ適用とを行うことにより、複数の
異なる操作者が1台の画像形成装置を使用する場合であ
っても、各操作者毎に配慮された状態の短縮ダイヤルの
管理(登録、使用)とジョブメモリの管理(登録、使
用)とをなすことが可能になる。
【0093】なお、この実施の形態例で、宛先メモリ管
理部101fは、操作者認証部101dでの認証用に登
録された操作者に対応して、短縮ダイヤルのための操作
者毎の記憶領域を宛先メモリ107e上で管理すること
が望ましい。この結果、複数の異なる操作者が1台の画
像形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配
慮された状態の短縮ダイヤルの管理(登録、使用)をな
すことが可能になるだけでなく、ある操作者の短縮ダイ
ヤルの登録が他の操作者の短縮ダイヤルの登録に影響を
与えることはなくなる。
【0094】また、登録操作者も他の登録操作者の短縮
ダイヤルの内容を見ることができず、秘密を保つことも
できるようになる。これと同時に、他の操作者の短縮ダ
イヤルの内容を勝手に消去することもできなくなり、安
全性が高まる。同様に、ジョブメモリ管理部101e
は、操作者認証部101dでの認証用に登録された操作
者毎に対応した記憶領域を、ジョブメモリ107d上で
個別に管理することが望ましい。この結果、複数の異な
る操作者が1台の画像形成装置を使用する場合であって
も、各操作者毎に配慮された状態のジョブメモリの管理
(登録、使用)をなすことが可能になるだけでなく、記
憶領域の関係で、ある操作者のジョブメモリの登録が他
の操作者のジョブメモリの登録に影響を与えることはな
くなる。
【0095】また、他の操作者のジョブメモリの内容を
見ることもできず、秘密を保つこともできるようにな
る。これと同時に、他の操作者のジョブメモリの内容を
勝手に消去することもできなくなり、安全性が高まる。
【0096】また、宛先メモリ管理部101fは、操作
者認証部101dでの認証用に登録された操作者に対応
した短縮ダイヤルの記憶領域を宛先メモリ107e上で
管理すると共に、複数操作者に共通の短縮ダイヤルのた
めの記憶領域をも管理することが望ましい(図8参
照)。この結果、複数の異なる操作者が1台の画像形成
装置を使用する場合であっても、各操作者毎に配慮され
た状態の短縮ダイヤルの管理(登録、使用)をなすこと
が可能になるだけでなく、ある操作者の短縮ダイヤルの
登録が他の操作者の短縮ダイヤルの登録に影響を与える
ことも共通領域の操作者の短縮ダイヤルの登録に影響を
与えることもなくなる。同様に、ジョブメモリ管理部1
01eは、操作者認証部101dでの認証用に登録され
た操作者毎に対応した記憶領域を、ジョブメモリ107
d上で個別に管理すると共に、複数操作者に共通のコピ
ー条件のための記憶領域を管理する、ことも望ましい
(図8参照)。この結果、複数の異なる操作者が1台の
画像形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に
配慮された状態のジョブメモリの管理(登録、使用)を
なすことが可能になるだけでなく、ある操作者のジョブ
メモリの登録が他の操作者のジョブメモリの登録に影響
を与えることも共通領域の操作者のジョブメモリの登録
に影響を与えることもなくなる。
【0097】なお、図8は共通領域と認証される操作者
毎の領域とを有している場合であって、かつ、ジョブメ
モリ領域,短縮ダイヤル領域,ワンタッチダイヤル領域
を共通領域と各操作者毎の領域で有している場合のメモ
リの領域例を示している。
【0098】この結果、各領域が個別に管理されるよう
になり、誤った消去や上書き登録がなくなるだけでな
く、秘密が保たれるようになり、また、ある領域の記憶
容量の関係で他の領域の記憶容量が影響を受けるような
事態を防止できる。
【0099】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下に述べるようなそれぞれの効果が得られ
る。
【0100】(1)請求項1記載の発明では、操作手段
からの操作者のユーザ名及びパスワードの入力により操
作者認証手段が操作者を認証する際に、ジョブメモリ管
理手段が、複数のコピー条件を組み合わせて登録してお
いて該登録済みコピー条件を必要時に呼び出し可能に管
理すると共に、該コピー条件の登録と呼び出しとを前記
操作者認証手段で認証された操作者別に管理する。この
結果、複数の異なる操作者が1台の画像形成装置を使用
する場合であっても、各操作者毎に配慮された状態のジ
ョブメモリの管理(登録、使用)をなすことが可能にな
る。
【0101】(2)請求項2記載の発明では、上記
(1)において、ジョブメモリ管理手段は、操作者認証
手段での認証用に登録された操作者に対応して、ジョブ
メモリのための操作者毎の記憶領域を管理している。こ
の結果、複数の異なる操作者が1台の画像形成装置を使
用する場合であっても、各操作者毎に配慮された状態の
ジョブメモリの管理(登録、使用)をなすことが可能に
なるだけでなく、ある操作者のジョブメモリの登録が他
の操作者のジョブメモリの登録に影響を与えることはな
くなる。
【0102】(3)請求項3記載の発明では、上記
(1)において、ジョブメモリ管理手段は、操作者認証
手段での認証用に登録された操作者に対応した記憶領域
を管理すると共に、複数操作者に共通のコピー条件のた
めの記憶領域をも管理するようにしている。この結果、
複数の異なる操作者が1台の画像形成装置を使用する場
合であっても、各操作者毎に配慮された状態のジョブメ
モリの管理(登録、使用)をなすことが可能になるだけ
でなく、ある操作者のジョブメモリの登録が他の操作者
のジョブメモリの登録に影響を与えることも共通領域の
操作者のジョブメモリの登録に影響を与えることもなく
なる。
【0103】(4)請求項4記載の発明では、操作手段
からの操作者のユーザ名及びパスワードの入力により操
作者認証手段が操作者を認証する際に、宛先管理手段
が、ファクシミリ通信の宛先を短縮ダイヤルとして管理
すると共に、該短縮ダイヤルを前記操作者認証手段で認
証された操作者別に管理している。この結果、複数の異
なる操作者が1台の画像形成装置を使用する場合であっ
ても、各操作者毎に配慮された状態の短縮ダイヤルの管
理(登録、使用)をなすことが可能になる。
【0104】(5)請求項5記載の発明では、上記
(4)において、宛先管理手段は、操作者認証手段での
認証用に登録された操作者に対応して、短縮ダイヤルの
ための操作者毎の記憶領域を管理している。この結果、
複数の異なる操作者が1台の画像形成装置を使用する場
合であっても、各操作者毎に配慮された状態の短縮ダイ
ヤルの管理(登録、使用)をなすことが可能になるだけ
でなく、ある操作者の短縮ダイヤルの登録が他の操作者
の短縮ダイヤルの登録に影響を与えることはなくなる。
【0105】(6)請求項6記載の発明では、上記
(4)において、宛先管理手段は、操作者認証手段での
認証用に登録された操作者に対応した短縮ダイヤルの記
憶領域を管理すると共に、複数操作者に共通の短縮ダイ
ヤルのための記憶領域をも管理するようにしている。こ
の結果、複数の異なる操作者が1台の画像形成装置を使
用する場合であっても、各操作者毎に配慮された状態の
短縮ダイヤルの管理(登録、使用)をなすことが可能に
なるだけでなく、ある操作者の短縮ダイヤルの登録が他
の操作者の短縮ダイヤルの登録に影響を与えることも共
通領域の操作者の短縮ダイヤルの登録に影響を与えるこ
ともなくなる。
【0106】(7)請求項7記載の発明では、操作手段
からの操作者のユーザ名及びパスワードの入力により操
作者認証手段が操作者を認証する際に、ジョブメモリ管
理手段が、複数のコピー条件を組み合わせて登録してお
いて該登録済みコピー条件を必要時に呼び出し可能に管
理すると共に、該コピー条件の登録と呼び出しとを前記
操作者認証手段で認証された操作者別に管理し、また、
宛先管理手段が、ファクシミリ通信の宛先を短縮ダイヤ
ルとして管理すると共に、該短縮ダイヤルを前記操作者
認証手段で認証された操作者別に管理している。この結
果、複数の異なる操作者が1台の画像形成装置を使用す
る場合であっても、各操作者毎に配慮された状態のジョ
ブメモリの管理(登録、使用)と、各操作者毎に配慮さ
れた状態の短縮ダイヤルの管理(登録、使用)をなすこ
とが可能になる。
【0107】(8)請求項8記載の発明では、上記
(4)〜(7)において、操作手段と表示手段とは一体
的に構成されたタッチパネルであり、宛先管理手段によ
り管理されている短縮ダイヤルのボタンが該タッチパネ
ル表示される。この結果、複数の異なる操作者が1台の
画像形成装置を使用する場合であっても、各操作者毎に
配慮された状態の短縮ダイヤルの管理(登録、使用)を
なすことが可能になり、操作者毎の短縮ダイヤルがタッ
チパネルに表示されるようになり、操作者毎の使用が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例の画像形成装置の
電気的な構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例の画像形成装置の
動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態例の画像形成装置の
メモリ領域例を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態例の画像形成装置の
電気的な構成を示す機能ブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態例の画像形成装置の
動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態例の画像形成装置の
メモリ領域例を示す説明図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態例の画像形成装置の
電気的な構成を示す機能ブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態例の画像形成装置の
メモリ領域例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 20 外部ユーザ 30 管理サーバ 100 画像形成装置 101 CPU 101a 制御部 101b 画像処理部 101c 課金管理部 101d 操作者認証部 101e ジョブメモリ管理部 101f 宛先メモリ管理部 102 インタフェース(I/F) 103 操作表示部 104 スキャナ 105 不揮発性メモリ 107 メモリ 107a 画像メモリ 107b 課金情報メモリ 107c パスワードメモリ 107d ジョブメモリ 107e 宛先メモリ 108 プリントエンジン 109 プリントエンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/04 H04N 1/00 C G06F 3/12 B41J 29/00 Z H04N 1/00 G03G 21/00 390 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 AQ05 AQ06 CL08 HK11 HN15 2C087 AA03 AA09 AB06 AC07 AC08 BA03 BA06 BB10 BC07 DA14 2H027 EE08 EJ03 EJ08 EJ09 EJ13 EJ15 ZA07 5B021 AA19 CC05 NN00 5C062 AA02 AA05 AB20 AB22 AB23 AB42 AC22 AF12 BA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに応じた画像を記録紙上に形
    成して出力するプリント手段と、 各種操作の入力がなされる操作手段と、 前記操作手段での操作のための表示を行う表示手段と、 前記操作手段からの操作者のユーザ名及びパスワードの
    入力により操作者を認証する操作者認証手段と、 複数のコピー条件を組み合わせて登録しておいて該登録
    済みコピー条件を必要時に呼び出し可能に管理すると共
    に、該コピー条件の登録と呼び出しとを前記操作者認証
    手段で認証された操作者別に管理するジョブメモリ管理
    手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ジョブメモリ管理手段は、前記操作
    者認証手段での認証用に登録された操作者に対応した記
    憶領域を管理する、ことを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ジョブメモリ管理手段は、前記操作
    者認証手段での認証用に登録された操作者に対応した記
    憶領域を管理すると共に、複数操作者に共通のコピー条
    件のための記憶領域を管理する、ことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 ファクシミリ通信を行う通信手段と、 原稿を読み取って画像データを生成するスキャナ手段
    と、 画像データに応じた画像を記録紙上に形成して出力する
    プリント手段と、 各種操作の入力がなされる操作手段と、 前記操作手段での操作のための表示を行う表示手段と、 前記操作手段からの操作者のユーザ名及びパスワードの
    入力により操作者を認証する操作者認証手段と、 ファクシミリ通信の宛先を短縮ダイヤルとして管理する
    と共に、該短縮ダイヤルを前記操作者認証手段で認証さ
    れた操作者別に管理する宛先管理手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記宛先管理手段は、前記操作者認証手
    段での認証用に登録された操作者に対応した記憶領域を
    管理する、ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記宛先管理手段は、前記操作者認証手
    段での認証用に登録された操作者に対応した記憶領域を
    管理すると共に、複数操作者に共通の短縮ダイヤルのた
    めの記憶領域を管理する、ことを特徴とする請求項4記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 ファクシミリ通信を行う通信手段と、 原稿を読み取って画像データを生成するスキャナ手段
    と、 画像データに応じた画像を記録紙上に形成して出力する
    プリント手段と、 各種操作の入力がなされる操作手段と、 前記操作手段での操作のための表示を行う表示手段と、 前記操作手段からの操作者のユーザ名及びパスワードの
    入力により操作者を認証する操作者認証手段と、 複数のコピー条件を組み合わせて登録しておいて該登録
    済みコピー条件を必要時に呼び出し可能に管理すると共
    に、該コピー条件の登録と呼び出しとを前記操作者認証
    手段で認証された操作者別に管理するジョブメモリ管理
    手段と、 ファクシミリ通信の宛先を短縮ダイヤルとして管理する
    と共に、該短縮ダイヤルを前記操作者認証手段で認証さ
    れた操作者別に管理する宛先管理手段と、を備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記操作手段と前記表示手段とは一体的
    に構成されたタッチパネルであり、前記宛先管理手段に
    より管理されている短縮ダイヤルのボタンが表示され
    る、ことを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか
    に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101630132A (zh) * 2008-07-14 2010-01-20 夏普株式会社 图像形成装置
JP2010019968A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像補正方法、画像補正プログラム及び記録媒体
US8904288B2 (en) 2007-05-17 2014-12-02 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming device, user-interface image creating method, and computer-readable recording medium

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