JP2003117998A - たわみ管の製造方法およびその装置 - Google Patents
たわみ管の製造方法およびその装置Info
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Abstract
性と密封性とを兼ね備えたたわみ管を製造することがで
きるたわみ管の製造方法およびその装置を提供する。 【解決手段】 可とう性を有する金属製の外管2に内管
3を挿通し、加圧および加熱により内管3を径方向に拡
張して内管3を外管内周面に密着させ、密封層5を外管
内周面に形成するたわみ管の製造方法において、内管3
を挿通した外管2を外部より加熱し、内管内の加圧気体
により内管3を拡張する。
Description
密封性を有するたわみ管の製造方法およびその装置に関
する。
信ケーブルは光ファイバ素線が強度的に弱いことから、
ケプラーやテンションメンバーなどの補強材を使用しP
E被覆等を施したポリマー系被覆光ファイバケーブル
や、光ファイバ素線や心線を金属管で被包した金属管入
り光ファイバケーブルが使用されている。これらのケー
ブルは強度的な安全を考慮しているので硬く、可とう性
がなく、ハンドリング性が悪い。こような欠点を無くす
ために、たわみ管内に光ファイバを挿通した光ファイバ
ケーブルが開発されている(例えば、特開平3−231
701号公報参照)。
りでコネクタの脱着を繰り返す所でハンドリング性が必
要な場所での使用が開始されている。しかし、屋外での
使用に関してはたわみ管自体に耐水性がなく適用が困難
である。たとえ、たわみ管にPVC等の被覆を施して
も、光ケーブル敷設時の外傷やネズミの咬害により被覆
が破壊される場合があり、屋外での適用に問題があっ
た。
て、金属製の外管の内周面に密封層が形成されたたわみ
管が知られている。外管で強度を保持し、密封層で耐水
性を保持する(例えば、特開昭50−103575号公
報、特公昭61−54992号公報参照)。
とう性を有する金属製の外管に内管を挿通し、内管を加
熱・加圧して径方向に拡張し、内管を前記外管の内周面
に密着させて密封層を外管内周面に形成する方法が知ら
れている。例えば、上記特公昭61−54992号公報
記載の方法では、次のようにして内管を外管内周面に密
封層を形成する。周面を一周する大きなひだを軸方向に
略等間隔に形成した金属製フレキシブルチューブ(外
管)内に薄手の耐食性樹脂チューブ(内管)を貫入す
る。ついで、高温高圧流体により耐食性樹脂チューブを
加熱し軟化させつつ、耐食性樹脂チューブに内圧をかけ
て耐食性樹脂チューブを金属製フレキシブルチューブの
内面に沿わせ膨出させる。金属製フレキシブルチューブ
と耐食性樹脂チューブを軸方向に圧縮してひだピッチを
短く縮める。
法では、高温高圧流体により耐食性樹脂チューブを加熱
し、軟化させつつ耐食性樹脂チューブに内圧をかけて耐
食性樹脂チューブを金属製フレキシブルチューブの内面
に沿わせ膨出させるので、次のような問題があった。
管)の後端から供給される。管先端に向かって進入する
高温高圧流体の顕熱が、途中で金属製外管および内管に
吸収されて温度が下がる。したがって、管先端寄りの部
分が所定の温度に達するまで、温度の下がった流体を管
先端から放出しながら、管後端から高温高圧流体を補給
しなければならない。このため、管全長にわたって内管
が軟化して外管内周面に密着する温度となるには長時間
を要する。管後端寄りの部分は密封層形成作業開始から
管先端寄りの部分が所定の温度に達するまでの間、高温
の流体が通過するので、管後端寄りの部分は過熱され、
溶融するおそれもある。さらには、高温高圧流体を多く
消費するために、エネルギー損失も大きい。たわみ管が
細径かつ長尺(例えば内径3.0mm、長さ50m)にな
ると、管摩擦損失が大きくなり、高温高圧流体の管内へ
の供給に更に時間を要し、生産能率の低下を招く。
生産能率で耐圧性と密封性とを兼ね備えたたわみ管を製
造することができるたわみ管の製造方法およびその装置
を提供することを課題としている。
造方法は、内管を挿通した可とう性を有する外管の外部
からの加熱、および内管内気体の圧力により内管を径方
向に拡張して内管を外管内周面に密着させ、密封層を外
管内周面に形成する。外管の材料として普通鋼、合金
鋼、アルミニウム合金その他の金属、テフロン(登録商
標)(ポリテトラフルオロエチレンの商品名)などの合
成樹脂が用いられる。内管の材料としてポリエチレン、
PVC、テフロン(登録商標)などの合成樹脂が用いら
れる。加圧気体として、空気または窒素ガスが適してい
る。
を挿通した外管を外部より加熱し、内管内の加圧気体に
より内管を拡張する。このため、高温高圧気体は内管が
拡張したのち、管の先端から排出するので、密封層を外
管内周面に短時間で形成することができ、エネルギーの
消費も少ない。細径かつ長尺のたわみ管であってもエネ
ルギー損失を抑え、高い生産能率で製造することができ
る。
挿通した外管を加熱炉内に通すようにしてもよい。加熱
炉により加熱することにより、迅速に加熱することがで
きる。また、加熱温度の調整が容易であり、種々の寸法
および材質の外管および内管を高精度で加熱することが
できる。
通した外管を巻き取った繰出しスプールを有する管繰出
し装置と、外管に挿通した内管に加圧気体を充填する加
圧気体充填装置と、管繰出し装置の出側に配置され、管
長手方向に延びる加熱炉と、加熱炉の出側に配置され、
巻取りスプールを有する管巻取り装置とを備えている。
装置と管巻取り装置とを備え、これら装置の間に管長手
方向に延びる加熱炉を配置しているので、内管が挿通さ
れた長尺の外管を連続的に加熱することができ、高い生
産能率でたわみ管を製造することができる。
示すもので、たわみ管製造装置を模式的に示している。
たわみ管製造装置は、主として管繰出し装置10、加圧
気体充填装置20、加熱炉30、冷却装置40、管巻取
り装置50、および制御装置60からなっている。
(紙面に対し直角方向に移動)可能なスタンド11を備
えている。スタンド11は、駆動モータ14により横行
駆動される。スタンド11には、繰出しスプール12が
着脱可能に取り付けられる。繰出しスプール12には、
これの回転軸と同軸に回転管継手16が接続されてい
る。繰出しスプール12は、繰出しモータ13により回
転駆動される。外管に内管が挿通された2重管1が、あ
らかじめ繰出しスプール12に巻き取られている。
からの配管22が回転管継手16を介して2重管1の内
管に接続されている。配管22の途中に充填圧力制御弁
23が設けられている。
炉体31を有している。炉体31の入口寄り、中央およ
び出口寄りにそれぞれ電熱ヒータ32、33、34が配
置されている。電熱ヒータ32、33、34が位置する
炉内31に温度センサ36、37、38が設けられてい
る。
管43が冷却室42に延びている。配管43の途中に冷
却空気圧力制御弁45が設けられている。配管43の先
端には、冷却室41内に開口するノズル(図示しない)
が取り付けられている。
するスタンド51を備えている。スタンド51は、駆動
モータ54により駆動される。スタンド51には、巻取
りスプール52が着脱可能に取り付けられる。巻取りス
プール52は、巻取りモータ53により回転駆動され
る。巻取りスプール52には、これの回転軸と同軸に回
転管継手56が取り付けられている。巻取りスプール5
2に巻き取られた後述の耐熱ダミー管に回転管継手56
を介して配管57が接続されている。配管57の先端に
管出口弁58および圧力センサ59が取り付けられてい
る。
圧、炉内温度などを計測して、繰出しモータ13および
巻取りモータ53の回転速度、繰出しスプール12およ
び巻取りスプール52の位置、充填空気圧、炉内温度、
および冷却温度を制御する。
制御装置60は、中央演算装置61、I/Oポート6
2、A/D変換器63、カウンタ64、D/Aポート6
5、およびパワーアンプ66から構成されている。I/
Oポート63には、モータ13、14、53、54、加
熱炉30などの操作スイッチ67および設定器68が接
続されている。A/D変換器63には、繰出しスプール
12および巻取りスプール52のタコメータ71、7
4、充填空気圧力センサ24、管出口圧力センサ59、
冷却空気圧力センサ46、ならびに加熱炉温度センサ3
6、37、38がそれぞれ接続されている。タコメータ
71、74は繰出しスプール12および巻取りスプール
52の回転速度を検出し、これらスプールの繰出し量お
よび巻取り量を求める。カウンタ64には、繰出しモー
タ13、巻取りモータ53、繰出しスプール横行モータ
14および巻取りスプール横行モータ54のパルスジェ
ネレータ70、73、76、77がそれぞれ接続されて
いる。カウンタ64はパルスジェネレータ70、73、
76、77からの信号パルスをカウントし、上記モータ
13、53、14、54の回転速度をフィードバック制
御する。D/Aポート65の出力側には、各種モータ、
加熱炉および圧力制御弁にパワーを供給するパワーアン
プ66が接続されている。
る。内管の任意点(x,y,z)における時刻tの温度
θ(r,t)は ∂θ/∂t=(λ/c・ρ)・{∂/∂x(∂θ/∂x) +∂/∂y(∂θ/∂y)+∂/∂z(∂θ/∂z)} =(λ/c・ρ)・Δθ (1) で表される。 ただし、λ…熱伝導率(※x,y,zによらない) c
…比熱 ρ…密度 いま、設定温度(炉内温度)をΘ℃として、単位面積当
たりの温度変化(Θ−θ)がx,y,zによらず、時刻
tのみに従属するとした場合、式(1)は dθ(t)/dt=(λ/c・ρ)・(Θ−θ) (2) ∴dθ(t)/(Θ−θ)=(λ/c・ρ)・dt=κ・dt (3) となる。ただし、 κ=(λ/c・ρ):温度伝導率 よって、式(3)の両辺を積分し、初期条件(t=0の
ときθ=τ℃)を代入すれば求める温度θ(t)は θ(t)=Θ−{exp(−κ・t)}・(Θ−τ) (4) となる。
取りが進むと繰出しスプールの巻取り径は小さくなり、
逆に巻取りスプールの巻取り径が大きくなる。回転速度
が一定であると、繰出しスプールの周速度(管繰出し速
度)は遅くなり、巻取りスプールの周速度(管巻取り速
度)は早くなる。両周速度が一致しないと両スプール間
の管に張力が作用し、回転が妨げられるので、スプール
回転速度を制御する必要がある。巻取り任意時のスプー
ル周速度と初期スプール周速度を一定とする任意時のス
プール回転速度ωnは次式で表される。 ωn={R0/(R0+n・d)}・ω0 (5) ただし、R0:巻取りスプール径 d:たわみ管・管径 n:巻取り段数 ω0:初期スプール回転速度 よって、任意時の巻取り速度Vnと初期巻取り速度V0
が等しくなる。 Vn=V0=一定 (6) ∵Vn=(R0+n・d)・ωn V0=R0・ω0 今、段数n時の任意巻取り長さがLnとすると、巻き数
mは m=Ln/{2π(R0+n・d)} で求められる。次にn段目をフルに巻取る巻数はW/d
(一定)である。 ただし、W:スプール幅 d:たわみ管・管径 よって、巻取り中常時、mとW/dを比較演算し、 a)m<W/dのとき 定速制御を継続(補正なし)。 b)m≧W/dのとき スプールの横行方向を繰出し側、巻取り側両方とも反転
する。段数の更新(インクリメント)はn→(n+1)
とし、巻数比較にしようするLnの更新(クリア)はL
n→0とする。なお、巻取り全長Lは別途、記憶保持す
る。
製造装置による被覆層形成方法について説明する(図1
〜図4参照)。 (1)繰出しスプール12に巻き取った外管2に、振動
挿通法(例えば、特開昭62−44010号公報参照)
により内管3を挿通し、2重管1(図4(a)参照)を
準備する。 (2)2重管1を巻き取った繰出しスプール12を管繰
出し装置10にセットする。 (3)圧力制御弁23から延びる配管22を内管3の終
端部(巻始め端)に回転管継手16を介して接続する。 (4)後端にねじ込み式カプラー28が取り付けられた
耐熱ダミー管9(長さ10m以下)の先端部(巻終り
端)を空の巻取りスプール52に固定する。 (5)耐熱ダミー管9の先端部を回転管継手56を介し
て管出口弁58および圧力センサ59に接続する。 (6)耐熱ダミー管9を巻取りスプール52から巻き戻
し、加熱炉30の中を通し、繰出しスプール12に巻き
取られた2重管1の始端部(巻終り端)をカプラー28
に連結する。 (7)スイッチPB5〜8(図2参照)により横行駆動
モータ14、54を繰出しスプール12および巻取りス
プール52をそれぞれ横行させ、繰出し位置と巻取り位
置とを一致させる(図3A参照)。 (8)空気圧縮機から圧縮空気を圧力制御弁を介して内
管3に注入する。設定圧は0.1〜0.5MPaであり、
内管3の径、長さにより適宜選択する。 (9)内管3の材質特性をもとに式(1)〜(4)から
炉内設定温度Θ(℃)を算出し、デジタル設定器DS3
に数値セットしたのち、運転スイッチPB1をONに
し、加熱炉30の運転を開始する。 (10)自動的に巻取りスプール52に巻取る条件(た
わみ管径、スプール端、巻取速度、巻取量)を各々デジ
タル設定器DS1、DS2に数値セットする。 (11)冷却装置40に冷却空気を供給する。圧力設定
は冷却空気制御弁45により行う。設定圧力は、0.2
〜1.0MPaであり、加熱状態に応じて適宜選択する。 (12)加熱炉30内が設定温度Θ(℃)に達すると、
停止スイッチPB2および運転スイッチPB1をONに
し、自動運転に移行する。誤動作防止のため、停止およ
び運転スイッチを同時にONにする。 (13)繰出しスプール回転数TG1および巻取りスプ
ール回転数TG2を計測し、両計測値の差に基づき、繰
出しモータ13、巻取りモータ53の各モータの駆動を
制御し、運転中のたわみ管4の巻取り速度を設定値に維
持する。サンプリング時間(3〜5秒)ごとに、設定速
度S、繰出し回転数TG1および巻取り回転数TG2を
計測し、比較する。 S≒TG1≒TG2:繰出し回転数TG1および巻取り
回転数TG2は不変 S≒TG1<TG2:巻取り回転数TG2のみを減少。 S≒TG1>TG2:巻取り回転数TG2のみを増加。 S≒TG2<TG1:巻取り回転数TG2のみを減少。 S≒TG2>TG1:巻取り回転数TG2のみを増加。 (14)運転中のたわみ管4の巻取り量は、巻取りモー
タ13の軸心に直結したエンコーダ73によりパルス検
出および積算し、管理する。積算値(ΣPG2)が、初
期設定の巻取り量Nと等しくなった時点で、自動巻取り
運転を終了する。 (15)運転中の内管3の内部圧力は、内管出口圧力
(P2)が初期設定圧で保持されるように、充填圧力
(P1)を充填圧力制御弁にて圧力を補正制御し、管理
する。 P2≒P1±ΔP (ΔP:補正圧力) (16)運転中の炉内温度は、温度センサ36で常時計
測し、設定温度(DS3)に保持されるように、加熱ヒ
ータ32、33、34のコイル電流を下記の範囲内にす
る。 設定温度(DS3)−1≦炉内温度Θ≦設定温度(DS3)+1 (℃) (17)繰出しスプール12と巻取りスプール52は左
右方向に交差するように横行しながら、巻取り運転を実
行する。図3において、Aが運転前、B、Cが運転中を
表し、運転中はB→C→Bの状態が繰り返される。
している。図4(a)は、外管2に内管3を挿通した2
重管1を示している。図4(b)は、2重管1が加熱炉
30の中途にあって、内管3の一部が外管内周面側に内
圧により張り出した状態を示している。図(c)は、冷
却装置出口の、完成したたわみ管4を示しており、図1
の内管3が外管2の内周面に密着して密封層5を形成し
ている。
ている。上記のようにして得られたたわみ管4の外周面
に、合成樹脂により外面被覆7を形成したたわみ管6を
示している。たわみ管6の耐水性および防食性は、外面
被覆7により高められている。合成樹脂として、ポリエ
チレン、PVCなどが用いられる。
する3種類のケーブル用たわみ管(長さ100m)を、
図1に示す装置により作製した。外管は、径方向に延び
る環状部が端部に形成された大径部と小径部とを有する
多数の管状ブロックからなっており、隣り合うブロック
の大径部の環状部と小径部の環状部とが係合してたわみ
管を形成している。たわみ管は、隣り合うブロックがら
せん状につながるようにして1つの帯状板で成形されて
いる(特開平3−231701号公報参照)。加熱炉は
長さ3mであり、内径は20mmである。
20時間放置した。その結果、いずれのたわみ管も空気
漏れはなかった。
の経時変化を求めた例を示している。内管の材質は、高
密度PEである。式(4)において、熱伝導率λ:0.
0006(J/cm・s・K)、比熱c:1.2(j/g・K)、
密度ρ:0.9(g/cm3)であり、κ:0.0056(c
m2/s)である。
管を挿通した外管を外部より加熱し、内管内の加圧気体
により内管を拡張する。このため、高温高圧気体は内管
が拡張したのち、管の先端から排出されるので、密封層
を外管内周面に短時間で形成することができ、エネルギ
ーの消費も少ない。細径かつ長尺のたわみ管であっても
エネルギー損失を抑え、高い生産能率で製造することが
できる。
出し装置と管巻取り装置とを備え、これら装置の間に管
長手方向に延びる加熱炉を配置しているので、内管が挿
通された長尺の外管を連続的に加熱することができ、高
い生産能率でたわみ管を製造することができる。
装置を模式的に示す装置概略図である。
説明図である。
着する状態を示す管断面図である。
る。
グラフである。
タ 14 横行駆動モータ 16 回転管継手 20 加圧気体充填装置 21 空気圧縮機 23 充填空気圧力制御弁 24 充填空気圧
力センサ 28 カプラ 30 加熱炉 31 炉体 32〜33 加熱
ヒータ 36〜38 炉内温度センサ 40 冷却装置 41 冷却室 42 空気圧縮機 45 冷却空気圧力制御弁 46 冷却空気圧
力センサ 50 管巻取り装置 51 スタンド 52 巻取りスプール 53 巻取りモー
タ 54 横行駆動モータ 56 回転管継手 58 管出口弁 60 制御装置 61 中央演算装置 62 I/Oポー
ト 63 A/D変換器 64 カウンタ 65 D/Aポート 66 パワーアン
プ 67 スイッチ 68 設定器 70、73、76、77 パルスジェネレレータ 71、74 タコジェネレータ
Claims (3)
- 【請求項1】 可とう性を有する金属製の外管に内管を
挿通し、加圧および加熱により内管を径方向に拡張して
内管を外管内周面に密着させ、密封層を外管内周面に形
成するたわみ管の製造方法において、内管を挿通した外
管を外部より加熱し、内管内の加圧気体により内管を拡
張することを特徴とするたわみ管の製造方法。 - 【請求項2】 内管内に加圧気体を充填したのち、内管
を挿通した外管を加熱炉内に通す請求項1記載のたわみ
管の製造方法。 - 【請求項3】 可とう性を有する金属製の外管に内管を
挿通し、加圧および加熱により内管を径方向に拡張して
内管を外管内周面に密着させ、密封層を外管内周面に形
成するたわみ管の製造装置において、内管を挿通した外
管を巻き取った繰出しスプールを有する管繰出し装置
と、外管に挿通した内管に加圧気体を充填する加圧気体
充填装置と、管繰出し装置の出側に配置され、管長手方
向に延びる加熱炉と、加熱炉の出側に配置され、巻取り
スプールを有する管巻取り装置とを備えたことを特徴と
するたわみ管製造装置。
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