JP2003117356A - 浸漬型膜分離装置 - Google Patents

浸漬型膜分離装置

Info

Publication number
JP2003117356A
JP2003117356A JP2001314647A JP2001314647A JP2003117356A JP 2003117356 A JP2003117356 A JP 2003117356A JP 2001314647 A JP2001314647 A JP 2001314647A JP 2001314647 A JP2001314647 A JP 2001314647A JP 2003117356 A JP2003117356 A JP 2003117356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
membrane cartridge
flat plate
cover
cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001314647A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3784294B2 (ja
Inventor
Tatsuya Uejima
達也 上島
Masaaki Nagano
昌章 永野
Yoshito Matsuo
好人 松尾
Kiyoyuki Takahashi
潔行 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2001314647A priority Critical patent/JP3784294B2/ja
Publication of JP2003117356A publication Critical patent/JP2003117356A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3784294B2 publication Critical patent/JP3784294B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浸漬型膜分離装置を合併浄化槽のマンホール
を通して出し入れできるように小型化でき、組み立て・
分解を容易に行うことができる浸漬型膜分離装置を提供
する。 【解決手段】 各平板状膜カートリッジ22の側縁部に
形成した壁片部31を隣接する平板状膜カートリッジ2
2の側縁部に当接させるとともに、最外側の平板状膜カ
ートリッジ22を覆って側面カバー39を配置し、側面
カバー39の側縁部に形成した壁片部31を対向する平
板状膜カートリッジ22の側縁部に当接させ、各平板状
膜カートリッジ22および側面カバー39の上側部を結
束して膜カートリッジユニット23の上部に嵌合装着す
る上下開口の枠体をなす上部カバー24と、各平板状膜
カートリッジ22および側面カバー39の下側部を結束
して膜カートリッジユニット23の下部に嵌合装着する
上下開口の散気ボックス25と、散気ボックス25の内
部に配置する散気装置26とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浸漬型膜分離装置
に関し、下廃水処理、汚泥濃縮などに使用する膜分離の
技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図19に示すように、浸漬型膜分
離装置1は、ケーシング2が膜ケース3と散気ケース4
からなり、膜ケース3の内部に複数の平板状膜カートリ
ッジ5を膜面を鉛直方向にして、かつ膜面間に一定間隙
をおいて(通常6〜10mm)配列し、散気ケース4の
内部に散気装置6を配設している。
【0003】図20に示すように、平板状膜カートリッ
ジ5は樹脂などの剛性を有する濾板5Aの表裏両面に濾
過膜5Bを配置し、その周縁部において濾過膜5Bを濾
板5Aに接着あるいは溶着し、濾板5Aと濾過膜5Bと
の間、および濾板5Aに形成した透過水流路5Cに連通
する透過水取出口5Dを濾板5Aに設けている。
【0004】浸漬型膜分離装置1は、散気装置6より散
気する空気で上向流を発生させ、上向流により処理槽内
の槽内混合液を隣接する平板状膜カートリッジ5の間の
流路にクロスフローで供給して平板状膜カートリッジ5
により濾過し、濾過膜を透過した透過水をチューブ7、
集水管8を通じて槽外へ導出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成では、平
板状膜カートリッジ5の配置に膜ケース3を必要とする
ために、部品点数が多くなり浸漬型膜分離装置としての
全体重量および全体形状が大きくなるので、搬送時およ
びメンテナンス時の取り扱いを容易化するためにケーシ
ング2を膜ケース3と散気ケース4とに分割している。
【0006】そして、メンテナンス等において平板状膜
カートリッジ5を取出す場合には、散気ケース4および
散気装置6を処理槽の底部に固定配置した状態で膜ケー
ス3を吊り上げ、チューブ7を外して各平板状膜カート
リッジ5を個別に槽外へ取出していた。また、散気装置
6のメンテナンスは槽内に作業者が入り込んで行ってい
た。
【0007】しかし、この浸漬型膜分離装置を合併浄化
槽に配置する場合には、メンテナンスはマンホールを通
して行う必要があり、開口面積の小さいマンホールにお
いてメンテナンスを行うことは困難であった。また、透
過水取出口5Dを濾板5Aの上端縁に設け、各平板状膜
カートリッジ5の透過水取出口5Dと集水管8とをチュ
ーブ7で接続しているので、多数のチューブ7が上向流
の流れの中に存在し、その流れを阻害する要因となって
いた。
【0008】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、浸漬型膜分離装置を合併浄化槽のマンホールを通し
て出し入れできるように小型化でき、各平板状膜カート
リッジ5と集水管8とを接続するチューブ7をなくして
上向流を円滑に通液することができ、組み立て・分解を
容易に行うことができる浸漬型膜分離装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明の浸漬型膜分離装置は、鉛直
方向に配置する複数の平板状膜カートリッジを膜面間に
所定巾のクロスフロー流路を形成する間隙を空けて平行
に配列するとともに、各平板状膜カートリッジの側縁部
に形成した壁片部を隣接する平板状膜カートリッジの側
縁部に当接させて前記クロスフロー流路の側部開口を閉
塞し、最外側の平板状膜カートリッジを覆って側面カバ
ーを配置し、側面カバーの側縁部に形成した壁片部を対
向する平板状膜カートリッジの側縁部に当接させてなる
膜カートリッジユニットと、各平板状膜カートリッジお
よび側面カバーの上側部を結束して膜カートリッジユニ
ットの上部に嵌合装着する上下開口の枠体をなす上部カ
バーと、各平板状膜カートリッジおよび側面カバーの下
側部を結束して膜カートリッジユニットの下部に嵌合装
着する上下開口の散気ボックスと、散気ボックス内に配
置する散気装置とを備えたものである。
【0010】上記した構成により、膜カートリッジユニ
ットの両側には各平板状膜カートリッジの側端面と壁片
部とが連接することで側壁部が形成され、この側壁部と
両側の側面カバーとによって全ての平板状膜カートリッ
ジを囲むケーシングが形成される。このように、平板状
膜カートリッジ自体がケーシングの一部を担うことで、
従来のように平板状膜カートリッジを保持する別途のケ
ースが不要となる。また、散気ボックスは膜カートリッ
ジユニットの下部に嵌合装着することで、膜カートリッ
ジユニットと一体的に取り扱うことが可能となる。よっ
て、浸漬型膜分離装置をその構造の簡素化によって合併
浄化槽のマンホールを通して出し入れできるように小型
化できる。
【0011】浸漬型膜分離装置は、壁片部で隣接する平
板状膜カートリッジ間の相互の位置決めおよび間隔保持
を行い、膜カートリッジユニットの上部および下部に上
部カバーと散気ボックスを嵌合装着することで個々の平
板状膜カートリッジを一体的に結束しているので、組立
作業および分解作業を容易に行うことができる。このた
め、メンテナンスにおいては、合併浄化槽より取出した
浸漬型膜分離装置から上部カバーおよび散気ボックスを
取り外すことで、膜カートリッジユニットを分解して個
々の平板状膜カートリッジを容易に点検・清掃すること
ができる。
【0012】請求項2に係る本発明の浸漬型膜分離装置
は、各平板状膜カートリッジの壁片部と壁片部に対向す
る平板状膜カートリッジの側縁部との双方の当接面に、
相互に嵌合する溝状の凹部と畝状の凸部とを設け、凹部
および凸部の途中に少なくと一箇所の不連続部を形成し
たものである。
【0013】上記した構成により、溝状の凹部と畝状の
凸部とが嵌合し、不連続部において凹部と凸部がその軸
線方向で相互に係止し合うことで、各平板状膜カートリ
ッジの濾過膜面に沿った上下左右の相互の位置決めと位
置ずれ防止ができるので、組立作業を容易に行える。
【0014】請求項3に係る本発明の浸漬型膜分離装置
は、各平板状膜カートリッジが剛性を有する濾板の表裏
両面に濾過膜を周縁部で固着し、濾板と濾過膜との間、
および濾板に形成した透過水流路に連通する透過水取出
口部を濾板の側端面に設けてなり、各平板状膜カートリ
ッジの濾板の側端面と壁片部とが連接して形成する膜カ
ートリッジユニットの側壁部に全ての透過水取出口部を
覆って集水管を水密に装着したものである。
【0015】上記した構成により、透過水取出口部を濾
板の側端面に設け、全ての透過水取出口部を覆って集水
管を膜カートリッジユニットの側部に配置することで、
従来のように個々の平板状膜カートリッジ毎にチューブ
で集水管と接続する必要がなくなって集水管と各平板状
膜カートリッジとの接続を容易に行うことができ、膜カ
ートリッジユニットの上部に上向流を阻害するチューブ
等の部材がないので、槽内混合液の上向流が隣接する平
板状膜カートリッジ間においてクロスフローで円滑に流
れる。
【0016】請求項4に係る本発明の浸漬型膜分離装置
は、膜カートリッジユニットの側壁部の外面と集水管と
の間にガスケットを装入し、ガスケットに各透過水取出
口部が嵌入する複数の貫通孔を形成し、貫通孔の内周面
とこの内周面に圧接する透過水取出口部の外周面とに相
互に凹凸嵌合する環状シール部を形成したものである。
【0017】上記した構成により、各透過水取出口部の
外周面におけるガスケットのシール性が高まる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図4において、浸漬型膜分
離装置21は合併浄化槽(図示省略)の内部にマンホー
ルを通して装入し、槽内にその全体を着脱自在に配置す
るものであり、複数の平板状膜カートリッジ22からな
る膜カートリッジユニット23の上部に上部カバー24
を嵌合装着し、膜カートリッジユニット23の下部に散
気ボックス25を嵌合装着し、散気ボックス25の内部
に散気装置26を配置している。図5に示すように、散
気装置26は一対の散気管26aをその両端でU字管2
6bで接続してループ状に形成し、左右のU字管26b
にそれぞれ空気源に接続する接続口26cを設けてお
り、散気管26aの下側部に複数の散気孔26dを設け
ている。
【0019】図6〜図8に示すように、平板状膜カート
リッジ22は、樹脂製の濾板27の表裏両面に有機性平
膜の濾過膜28をスペーサ28aを介して配置し、その
周縁部において濾過膜28を濾板27に熱もしは超音波
により溶着してなり、濾板27と濾過膜28との間の領
域、および濾板27に形成した透過水流路29に連通す
る透過水取出口部30を濾板27の側端面27aに設け
ている。
【0020】濾板27に形成した透過水流路29は、濾
板27を表裏面間にわたって貫通し、透過水取出口部3
0に連通する集水穴29aと、濾板27の表面および裏
面のそれぞれの上端縁および一側縁に形成し、一端が集
水穴29aに連通する所定巾の溝状をなす集水路29b
と、濾板27の表面および裏面のそれぞれに上下方向に
形成し、上端が集水路29bに連通する縦導水路29c
と、濾板27の表面および裏面のそれぞれに斜め方向に
方向に形成し、一端が集水路29bに連通するとともに
途中で複数の縦導水路29cに連通する傾斜導水路29
dとからなる。
【0021】集水路29bは縦導水路29cおよび傾斜
導水路29dより巾広く形成しており、縦導水路29c
および傾斜導水路29dは交叉して網目状の水路を形成
し、傾斜導水路29dは下端に比べて上端が集水穴29
aに近づくように傾斜している。透過水取出口部30は
濾板27の側端面27aから突出し、貫通孔30aで集
水穴29aに連通しており、透過水取出口部30の外周
面には一対の平行な突部30bを全周にわたって環状に
形成してなる環状シール部を設けている。
【0022】濾板27の表裏面のそれぞれの一方の側縁
部には所定高さの壁片部31を濾板27の縦方向の全長
にわたって形成しており、壁片部31には溝状の凹部3
2aを途中の不連続部32bを除いて形成している。濾
板27の表裏面のそれぞれの他方の側縁部には壁片部3
1の背後位置に畝状の凸部33aを不連続部33bを除
いて形成している。
【0023】濾板27は濾過膜28を溶着するための溶
着代34を表裏面に形成しており、溶着代34は二重線
状に形成する主溶着代35、36とその外側に網目状に
形成する補助溶着代37とを濾板27の全周にわたって
形成し、内側の主溶着代35の上辺部35aは集水穴2
9aに向けて上り勾配に傾斜している。濾過膜28は溶
着代34において濾板27に溶着されており、内側の主
溶着代35における濾過膜28と濾板27との溶着部に
囲まれた部位が有効濾過領域となり、上辺部35aにお
ける溶着部は集水穴29aに向けて上り勾配に傾斜して
いる。
【0024】膜カートリッジユニット23は、複数の平
板状膜カートリッジ22を鉛直方向に配置するもので、
図9〜図13に示すように、隣接する平板状膜カートリ
ッジ22の膜面間に所定巾のクロスフロー流路を形成す
る間隙38を空けて平行に配列し、各平板状膜カートリ
ッジ22の壁片部31を隣接する平板状膜カートリッジ
22の側縁部に当接させるとともに、対向する壁片部3
1の凹部32aと凸部33aを嵌合させており、壁片部
31でクロスフロー流路の側部開口を閉塞し、最外側の
平板状膜カートリッジ22を側面カバー39で覆ってい
る。
【0025】図14に示すように、側面カバー39は、
平板状膜カートリッジ22と同様に、側縁部に凹部32
aを有する壁片部31および凸部33aを形成してお
り、凹部32aと凸部33aが嵌合するように、壁片部
31を対向する平板状膜カートリッジ22の側縁部に当
接させている。側面カバー39の上側部および下側部に
は上部カバー24と散気ボックス25を係止するための
係合突起部39aを形成しており、係合突起部39aは
四辺の一辺において側面カバー39に連続し、残りの3
辺において側面カバー39から分離し、側面カバー39
の表裏方向に変位可能である。
【0026】上部カバー24は上下開口の枠体をなし、
各平板状膜カートリッジ22および側面カバー39の上
側部を結束して膜カートリッジユニット23の上部に嵌
合装着しており、所定位置に形成した係合穴24aにお
いて側面カバー39の係合突起部39aに係合して抜け
止めされている。散気ボックス25は上下開口の枠体を
なし、各平板状膜カートリッジ22および側面カバー3
9の下側部を結束して膜カートリッジユニット23の下
部に嵌合装着しており、所定位置に形成した係合穴25
aにおいて側面カバー39の係合突起部39aに係合し
て抜け止めされている。散気ボックス25には膜カート
リッジユニット23を受け止める段部25bを設けてい
る。
【0027】膜カートリッジユニット23は各平板状膜
カートリッジ22の濾板27の側端面27aと壁片部3
1とが連接することで側壁部を形成しており、側壁部の
外面に突出する全ての透過水取出口部30を覆って集水
管40を装着しており、側壁部と集水管40の間にガス
ケット41を装入している。
【0028】図15〜図16に示すように、ガスケット
41には各透過水取出口部30が嵌入する複数の貫通孔
42を形成しており、貫通孔42の内周面で透過水取出
口部30の外周面に圧接し、集水管40に覆われる各透
過水取出口部30の周囲を被覆することでシール機能を
発揮する。ガスケット41は貫通孔42の内周面に凸部
42aを全周にわたって環状に形成しており、この凸部
42aが透過水取出口部30の外周面に形成した平行な
突部30bの間の凹部30cに凹凸嵌合して圧接するこ
とで環状シール部を形成し、シール機能を高めている。
【0029】図17に示すように、集水管40にはガス
ケット41を押圧する押さえ部43を形成しており、押
さえ部43に透過水取出口部30の各開口に連通する複
数の貫通孔43aを形成している。集水管40の内周面
にはガスケット41の外周面に形成した環状凸部41a
に嵌合する環状凹部40aを設けている。
【0030】以下、上記した構成における作用を説明す
る。槽内に浸漬した使用状態において、浸漬型膜分離装
置21は散気装置26の接続口26cに空気源に連通す
る管路を接続しており、散気管26aの散気孔26dか
ら噴出する空気を散気ボックス25の内部に散気する。
【0031】散気した空気は上向流を発生させ、上向流
は浸漬型膜分離装置21の周囲の槽内混合液を伴って膜
カートリッジユニット23の隣接する平板状膜カートリ
ッジ22の間の間隙38からなる流路にクロスフローで
流入し、槽内混合液が平板状膜カートリッジ22により
濾過される。濾過は槽内の水頭を利用した重力濾過もし
くは強制吸引圧による。濾過膜28を透過した透過水は
透過水流路29および透過水取出口部30を通って集水
管40に流入し、集水管40に接続した取出系(図示省
略)を通って槽外へ取り出される。
【0032】平板状膜カートリッジ22においては、濾
過膜28を透過した透過水が縦導水路29cおよび傾斜
導水路29dに案内されて集水路29bに流入し、集水
路29bから集水穴29aを通り、貫通孔30aを経て
透過水取出口部30から集水管40に流れる。図18に
示すように、傾斜導水路29dが存在することで、透過
水は速やかに集水穴29aに向けて流れる。
【0033】また、浸漬型膜分離装置21の初期設置時
に平板状膜カートリッジ22に含まれた空気溜まり、お
よび透過水に溶解した空気から気化した空気溜まりによ
って濾過膜28に膨らみが生じると、クロスフローが阻
害されてケーキ層の付着が早まったり、濾過膜28が損
傷する要因となるが、平板状膜カートリッジ22の上部
溶着部が集水穴29aに向けて傾斜することで空気は円
滑に集水穴29aへ導かれて速やかに排出される。
【0034】膜カートリッジユニット23はその両側に
各平板状膜カートリッジ22の濾板27の側端面27a
と壁片部31とが連接することで側壁部が形成され、こ
の側壁部と両側の側面カバー39とによって全ての平板
状膜カートリッジ22を囲むケーシングが形成される。
このように、平板状膜カートリッジ22のそれ自体がケ
ーシングの一部を担うことで、従来のように平板状膜カ
ートリッジ22を保持する別途のケースが不要となる。
【0035】浸漬型膜分離装置21は、壁片部31によ
り隣接する平板状膜カートリッジ22の間の相互の位置
決めおよび間隔保持を行い、膜カートリッジユニット2
3の上部および下部に上部カバー24と散気ボックス2
5を嵌合装着し、上部カバー24と側面カバー39とを
係合穴24aと係合突起部39aとの係合により着脱自
在に固定して抜け止めし、散気ボックス25と側面カバ
ー39とを係合穴25aと係合突起部39aとの係合に
より着脱自在に固定して抜け止めすることで個々の平板
状膜カートリッジ22を一体的に結束しているので、組
立作業および分解作業を容易に行うことができる。ま
た、散気ボックス25は膜カートリッジユニット23の
下部に嵌合装着することで、膜カートリッジユニット2
3と一体的に取り扱うことが可能となる。よって、浸漬
型膜分離装置をその構造の簡素化によって合併浄化槽の
マンホールを通して出し入れできるように小型化でき
る。
【0036】このため、メンテナンスにおいては、合併
浄化槽より浸漬型膜分離装置21の全体を取出し、上部
カバー24および散気ボックス25を取り外すことで、
膜カートリッジユニット23を分解して個々の平板状膜
カートリッジ22を容易に点検・清掃することができ
る。
【0037】膜カートリッジユニット23の組み立てに
際しては、壁片部31の溝状の凹部32aと畝状の凸部
33aとが嵌合し、不連続部32b、33bにおいて凹
部32aと凸部33aがその軸線方向で相互に係止し合
うことで、各平板状膜カートリッジ22の濾過膜面に沿
った上下左右の相互の位置決めと位置ずれ防止ができる
ので、組立作業を容易に行える。
【0038】平板状膜カートリッジ22は透過水取出口
部30を濾板27の側端面に設け、全ての透過水取出口
部30を覆って集水管40を膜カートリッジユニット2
3の側部に配置しているので、従来のように個々の平板
状膜カートリッジ22のそれぞれを個別にチューブで集
水管と接続する必要がなくなり、集水管40と各平板状
膜カートリッジ22との接続を容易に行うことができ、
膜カートリッジユニット23の上部に上向流を阻害する
チューブ等の部材がないので、槽内混合液の上向流が隣
接する平板状膜カートリッジ22の間の流路においてク
ロスフローで円滑に流れる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、平板状膜
カートリッジ自体がケーシングの一部を担い、各平板状
膜カートリッジの側端面と壁片部とが連接することで膜
カートリッジユニットの側壁部を形成し、側壁部と側面
カバーとによって全ての平板状膜カートリッジを囲むケ
ーシングが形成することで、従来のような別途のケース
が不要となる。また、膜カートリッジユニットの上部お
よび下部に上部カバーと散気ボックスを嵌合装着して個
々の平板状膜カートリッジを一体的に結束し、散気ボッ
クスを膜カートリッジユニットと一体的に取り扱うこと
で、浸漬型膜分離装置をその構造の簡素化によって合併
浄化槽のマンホールを通して出し入れできるように小型
化でき、メンテナンスにおいては、合併浄化槽より取出
した浸漬型膜分離装置から上部カバーおよび散気ボック
スを取り外すことで、膜カートリッジユニットを分解し
て個々の平板状膜カートリッジを容易に点検・清掃する
ことができる。
【0040】壁片部の溝状の凹部と畝状の凸部とが嵌合
し、不連続部において凹部と凸部がその軸線方向で相互
に係止し合うことで、各平板状膜カートリッジの濾過膜
面に沿った上下左右の相互の位置決めと位置ずれ防止が
できるので、組立作業を容易に行える。
【0041】透過水取出口部を濾板の側端面に設け、全
ての透過水取出口部を覆って集水管を膜カートリッジユ
ニットの側部に配置することで、従来のように個々の平
板状膜カートリッジ毎にチューブで集水管と接続する必
要がなくなって集水管と各平板状膜カートリッジとの接
続を容易に行うことができ、膜カートリッジユニットの
上部に上向流を阻害するチューブ等の部材がないので、
槽内混合液の上向流が隣接する平板状膜カートリッジ間
においてクロスフローで円滑に流れる。ガスケットと各
透過水取出口部との間に相互に凹凸嵌合する環状シール
部を形成することで各透過水取出口部の外周面における
ガスケットのシール性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における浸漬型膜分離装置
を示す斜視図である。
【図2】同浸漬型膜分離装置を示す正面図である。
【図3】同浸漬型膜分離装置を示す側面図である。
【図4】同浸漬型膜分離装置を示す分解斜視図である。
【図5】同浸漬型膜分離装置の散気装置を示すa平面図
およびb正面図である。
【図6】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジを
示す斜視図である。
【図7】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジを
示すa正面図、b側面図およびc背面図である。
【図8】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジの
a要部拡大正面図およびb要部拡大側面図である。
【図9】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジを
示す斜視図である。
【図10】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジ
の組み立て構造を示す平面断面図である。
【図11】同浸漬型膜分離装置の側面カバーの組み立て
構造を示す平面断面図である。
【図12】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジ
の要部を示す側面図である。
【図13】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジ
の要部を示す側面図である。
【図14】同浸漬型膜分離装置の側面カバーを示すa正
面図、b側面図およびc背面図である。
【図15】同浸漬型膜分離装置のガスケットを示す正面
図である。
【図16】同浸漬型膜分離装置のガスケットの装着状態
を示す断面図である。
【図17】同浸漬型膜分離装置の集水管を示す断面図で
ある。
【図18】同浸漬型膜分離装置における透過水の流れを
示す模式図である。
【図19】従来の膜分離装置の斜視図である。
【図20】同膜分離装置の平板状膜カートリッジの一部
破断正面図である。
【符号の説明】
21 浸漬型膜分離装置 22 平板状膜カートリッジ 23 膜カートリッジユニット 24 上部カバー 24a 係合穴 25 散気ボックス 25a 係合穴 25b 段部 26 散気装置 26a 散気管 26b U字管 26c 接続口 26d 散気孔 27 濾板 27a 側端面 28 濾過膜 29 透過水流路 29a 集水穴 29b 集水路 29c 縦導水路 29d 傾斜導水路 30 透過水取出口部 30a 貫通孔 30b 突部 30c 凹部 31 壁片部 32a 凹部 32b 不連続部 33a 凸部 33b 不連続部 34 溶着代 35,36 主溶着代 35a 上辺部 37 補助溶着代 38 間隙 39 側面カバー 39a 係合突起部 40 集水管 40a 凹部 41 ガスケット 41a 環状凸部 42 貫通孔 42a 凸部 43 押さえ部 43a 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 好人 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 (72)発明者 高橋 潔行 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 Fターム(参考) 4D006 GA02 HA42 HA93 JA06A JA10A JA19A JA23Z JA31A JA70Z JB11 PB15 PB20 PC62

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直方向に配置する複数の平板状膜カー
    トリッジを膜面間に所定巾のクロスフロー流路を形成す
    る間隙を空けて平行に配列するとともに、各平板状膜カ
    ートリッジの側縁部に形成した壁片部を隣接する平板状
    膜カートリッジの側縁部に当接させて前記クロスフロー
    流路の側部開口を閉塞し、最外側の平板状膜カートリッ
    ジを覆って側面カバーを配置し、側面カバーの側縁部に
    形成した壁片部を対向する平板状膜カートリッジの側縁
    部に当接させてなる膜カートリッジユニットと、 各平板状膜カートリッジおよび側面カバーの上側部を結
    束して膜カートリッジユニットの上部に嵌合装着する上
    下開口の枠体をなす上部カバーと、各平板状膜カートリ
    ッジおよび側面カバーの下側部を結束して膜カートリッ
    ジユニットの下部に嵌合装着する上下開口の散気ボック
    スと、散気ボックス内に配置する散気装置とを備えたこ
    とを特徴とする浸漬型膜分離装置。
  2. 【請求項2】 各平板状膜カートリッジの壁片部と壁片
    部に対向する平板状膜カートリッジの側縁部との双方の
    当接面に、相互に嵌合する溝状の凹部と畝状の凸部とを
    設け、凹部および凸部の途中に少なくと一箇所の不連続
    部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の浸漬型
    膜分離装置。
  3. 【請求項3】 各平板状膜カートリッジが剛性を有する
    濾板の表裏両面に濾過膜を周縁部で固着し、濾板と濾過
    膜との間、および濾板に形成した透過水流路に連通する
    透過水取出口部を濾板の側端面に設けてなり、各平板状
    膜カートリッジの濾板の側端面と壁片部とが連接して形
    成する膜カートリッジユニットの側壁部に全ての透過水
    取出口部を覆って集水管を水密に装着したことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の浸漬型膜分離装置。
  4. 【請求項4】 膜カートリッジユニットの側壁部の外面
    と集水管との間にガスケットを装入し、ガスケットに各
    透過水取出口部が嵌入する複数の貫通孔を形成し、貫通
    孔の内周面とこの内周面に圧接する透過水取出口部の外
    周面とに相互に凹凸嵌合する環状シール部を形成したこ
    とを特徴とする請求項3に記載の浸漬型膜分離装置。
JP2001314647A 2001-10-12 2001-10-12 浸漬型膜分離装置 Expired - Lifetime JP3784294B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001314647A JP3784294B2 (ja) 2001-10-12 2001-10-12 浸漬型膜分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001314647A JP3784294B2 (ja) 2001-10-12 2001-10-12 浸漬型膜分離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003117356A true JP2003117356A (ja) 2003-04-22
JP3784294B2 JP3784294B2 (ja) 2006-06-07

Family

ID=19132922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001314647A Expired - Lifetime JP3784294B2 (ja) 2001-10-12 2001-10-12 浸漬型膜分離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3784294B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061787A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Toray Ind Inc 分離膜モジュール、水処理装置、およびそれを用いた水処理方法
WO2007128565A3 (de) * 2006-05-08 2008-02-07 Itn Nanovation Ag Tauchfiltereinheit für die abwasseraufbereitung und die trinkwassergewinnung
JP2010194395A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Asahi Kasei Chemicals Corp 散気装置及び浸漬膜ユニット
WO2011055889A1 (ko) * 2009-11-05 2011-05-12 엘지전자 주식회사 멤브레인 모듈 및 멤브레인 모듈 조립체, 이를 포함하는 침지식 막분리장치
CN102408152A (zh) * 2010-09-21 2012-04-11 河源海川科技有限公司 一种膜净化装置的箱体
KR101818651B1 (ko) 2017-05-22 2018-01-15 김창용 다양한 배치가 가능한 멤브레인 모듈 하우징

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61141913A (ja) * 1984-12-17 1986-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 気体透過膜セル・ユニツト
JPH08192032A (ja) * 1995-01-11 1996-07-30 Kurita Water Ind Ltd 膜分離装置用膜エレメント
JPH10180052A (ja) * 1996-12-27 1998-07-07 Inax Corp 膜分離装置
JPH11300176A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 浸漬型膜分離装置
JP2000157848A (ja) * 1998-11-26 2000-06-13 Kubota Corp 浸漬型膜分離装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61141913A (ja) * 1984-12-17 1986-06-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 気体透過膜セル・ユニツト
JPH08192032A (ja) * 1995-01-11 1996-07-30 Kurita Water Ind Ltd 膜分離装置用膜エレメント
JPH10180052A (ja) * 1996-12-27 1998-07-07 Inax Corp 膜分離装置
JPH11300176A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 浸漬型膜分離装置
JP2000157848A (ja) * 1998-11-26 2000-06-13 Kubota Corp 浸漬型膜分離装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061787A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Toray Ind Inc 分離膜モジュール、水処理装置、およびそれを用いた水処理方法
WO2007128565A3 (de) * 2006-05-08 2008-02-07 Itn Nanovation Ag Tauchfiltereinheit für die abwasseraufbereitung und die trinkwassergewinnung
JP2010194395A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Asahi Kasei Chemicals Corp 散気装置及び浸漬膜ユニット
WO2011055889A1 (ko) * 2009-11-05 2011-05-12 엘지전자 주식회사 멤브레인 모듈 및 멤브레인 모듈 조립체, 이를 포함하는 침지식 막분리장치
CN102686303A (zh) * 2009-11-05 2012-09-19 Lg电子株式会社 膜模块和膜模块组件以及包括其的浸入式膜分离装置
KR101196794B1 (ko) 2009-11-05 2012-11-05 주식회사 코레드 멤브레인 모듈 및 멤브레인 모듈 조립체, 이를 포함하는 침지식 막분리장치
CN102408152A (zh) * 2010-09-21 2012-04-11 河源海川科技有限公司 一种膜净化装置的箱体
KR101818651B1 (ko) 2017-05-22 2018-01-15 김창용 다양한 배치가 가능한 멤브레인 모듈 하우징

Also Published As

Publication number Publication date
JP3784294B2 (ja) 2006-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060278576A1 (en) Filter cartridge construction
CN103269780B (zh) 膜分离装置
US20020023865A1 (en) Multi-element, reverse osmosis, liquid filter system with flushing and filtering circuits
EP2260929A1 (en) Membrane element and membrane module
EP2228124B1 (en) Dipping type film-separating apparatus
JP2003117356A (ja) 浸漬型膜分離装置
JP3815996B2 (ja) 平板状膜カートリッジ
JP2003117357A (ja) 平板状膜カートリッジ
WO2020230475A1 (ja) インライン型ストレーナ
JP3572341B2 (ja) 細胞培養容器の培地交換用システム
JP2009154101A (ja) 濾過モジュール、濾過モジュール積層体、および濾過装置
JPH0259098A (ja) 活性汚泥処理装置
US20160059158A1 (en) Disk type filtering apparatus
US6706176B1 (en) Biological filter attachment for aquarium hang-on filters
JP2001104759A (ja) 濾過膜カートリッジ、及びこれを用いた濾過膜モジュール
JP3667131B2 (ja) 浸漬型膜分離装置
JP2000157848A (ja) 浸漬型膜分離装置
CN217350825U (zh) 滤芯与过滤装置
JPH11309345A (ja) 浸漬型膜分離装置の集合管構造
JPH09201518A (ja) 散気管を有する膜ユニット
JP2002361051A (ja) 膜カートリッジ
JP2000042376A (ja) 膜カートリッジおよびその運転方法
JP2002113335A (ja) 膜モジュールおよび浸漬型膜分離装置
JP2003071257A (ja) 多段積み浸漬型膜分離装置
JPH0660431U (ja) 固液分離装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3784294

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140324

Year of fee payment: 8