JP2003117357A - 平板状膜カートリッジ - Google Patents
平板状膜カートリッジInfo
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- JP2003117357A JP2003117357A JP2001314649A JP2001314649A JP2003117357A JP 2003117357 A JP2003117357 A JP 2003117357A JP 2001314649 A JP2001314649 A JP 2001314649A JP 2001314649 A JP2001314649 A JP 2001314649A JP 2003117357 A JP2003117357 A JP 2003117357A
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- membrane cartridge
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 膜ケースを必要とせずに平板状膜カートリッ
ジを配置することができ、平板状膜カートリッジの上方
領域に上向流の流れを阻害する抵抗となる部材を配置す
る必要がなく、上向流を円滑に通液することができる平
板状膜カートリッジを提供する。 【解決手段】 槽内に浸漬して鉛直方向に配置し、その
複数を所定巾のクロスフロー流路を形成する間隙を空け
て平行に配列する平板状膜カートリッジ22であって、
剛性を有する濾板27の表裏両面に濾過膜28を周縁部
で固着し、濾板27に形成した透過水流路29に連通す
る透過水取出口部30を濾板27の側端面27aに設
け、濾板27の側縁部に隣接する平板状膜カートリッジ
22の濾板27の側縁部に当接してクロスフロー流路の
側部開口を閉塞する壁片部31を形成した。
ジを配置することができ、平板状膜カートリッジの上方
領域に上向流の流れを阻害する抵抗となる部材を配置す
る必要がなく、上向流を円滑に通液することができる平
板状膜カートリッジを提供する。 【解決手段】 槽内に浸漬して鉛直方向に配置し、その
複数を所定巾のクロスフロー流路を形成する間隙を空け
て平行に配列する平板状膜カートリッジ22であって、
剛性を有する濾板27の表裏両面に濾過膜28を周縁部
で固着し、濾板27に形成した透過水流路29に連通す
る透過水取出口部30を濾板27の側端面27aに設
け、濾板27の側縁部に隣接する平板状膜カートリッジ
22の濾板27の側縁部に当接してクロスフロー流路の
側部開口を閉塞する壁片部31を形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板状膜カートリ
ッジに関し、下廃水処理、汚泥濃縮などに使用する膜分
離の技術に係るものである。
ッジに関し、下廃水処理、汚泥濃縮などに使用する膜分
離の技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図20に示すように、浸漬型膜分
離装置1は、ケーシング2が膜ケース3と散気ケース4
からなり、膜ケース3の内部に複数の平板状膜カートリ
ッジ5を膜面を鉛直方向にして、かつ膜面間に一定間隙
をおいて(通常6〜10mm)配列し、散気ケース4の
内部に散気装置6を配設している。
離装置1は、ケーシング2が膜ケース3と散気ケース4
からなり、膜ケース3の内部に複数の平板状膜カートリ
ッジ5を膜面を鉛直方向にして、かつ膜面間に一定間隙
をおいて(通常6〜10mm)配列し、散気ケース4の
内部に散気装置6を配設している。
【0003】図21に示すように、平板状膜カートリッ
ジ5は樹脂などの剛性を有する濾板5Aの表裏両面に濾
過膜5Bを配置し、その周縁部において濾過膜5Bを濾
板5Aに接着あるいは溶着し、濾板5Aと濾過膜5Bと
の間、および濾板5Aに形成した透過水流路5Cに連通
する透過水取出口5Dを濾板5Aに設けている。
ジ5は樹脂などの剛性を有する濾板5Aの表裏両面に濾
過膜5Bを配置し、その周縁部において濾過膜5Bを濾
板5Aに接着あるいは溶着し、濾板5Aと濾過膜5Bと
の間、および濾板5Aに形成した透過水流路5Cに連通
する透過水取出口5Dを濾板5Aに設けている。
【0004】浸漬型膜分離装置1は、散気装置6より散
気する空気で上向流を発生させ、上向流により処理槽内
の槽内混合液を隣接する平板状膜カートリッジ5の間の
流路にクロスフローで供給して平板状膜カートリッジ5
により濾過し、濾過膜を透過した透過水をチューブ7、
集水管8を通じて槽外へ導出している。
気する空気で上向流を発生させ、上向流により処理槽内
の槽内混合液を隣接する平板状膜カートリッジ5の間の
流路にクロスフローで供給して平板状膜カートリッジ5
により濾過し、濾過膜を透過した透過水をチューブ7、
集水管8を通じて槽外へ導出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成では、平
板状膜カートリッジ5の配置に膜ケース3を必要とする
ために、部品点数が多くなり浸漬型膜分離装置としての
全体重量および全体形状が大きくなる。透過水取出口5
Dを濾板5Aの上端縁に設け、各平板状膜カートリッジ
5の透過水取出口5Dと集水管8とをチューブ7で接続
しているので、多数のチューブ7が上向流の流れの中に
存在し、その流れを阻害する要因となっていた。
板状膜カートリッジ5の配置に膜ケース3を必要とする
ために、部品点数が多くなり浸漬型膜分離装置としての
全体重量および全体形状が大きくなる。透過水取出口5
Dを濾板5Aの上端縁に設け、各平板状膜カートリッジ
5の透過水取出口5Dと集水管8とをチューブ7で接続
しているので、多数のチューブ7が上向流の流れの中に
存在し、その流れを阻害する要因となっていた。
【0006】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、膜ケースを必要とせずに平板状膜カートリッジを配
置することができ、平板状膜カートリッジの上方領域に
上向流の流れを阻害する抵抗となる部材を配置する必要
がなく、上向流を円滑に通液することができる平板状膜
カートリッジを提供することを目的とする。
り、膜ケースを必要とせずに平板状膜カートリッジを配
置することができ、平板状膜カートリッジの上方領域に
上向流の流れを阻害する抵抗となる部材を配置する必要
がなく、上向流を円滑に通液することができる平板状膜
カートリッジを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明の平板状膜カートリッジは、
槽内に浸漬して鉛直方向に配置し、その複数を所定巾の
クロスフロー流路を形成する間隙を空けて平行に配列す
る平板状膜カートリッジであって、剛性を有する濾板の
表裏両面に濾過膜を周縁部で固着し、濾板に形成した透
過水流路に連通する透過水取出口部を濾板の側端面に設
け、濾板の側縁部に隣接する平板状膜カートリッジの濾
板の側縁部に当接してクロスフロー流路の側部開口を閉
塞する壁片部を形成したものである。
に、請求項1に係る本発明の平板状膜カートリッジは、
槽内に浸漬して鉛直方向に配置し、その複数を所定巾の
クロスフロー流路を形成する間隙を空けて平行に配列す
る平板状膜カートリッジであって、剛性を有する濾板の
表裏両面に濾過膜を周縁部で固着し、濾板に形成した透
過水流路に連通する透過水取出口部を濾板の側端面に設
け、濾板の側縁部に隣接する平板状膜カートリッジの濾
板の側縁部に当接してクロスフロー流路の側部開口を閉
塞する壁片部を形成したものである。
【0008】上記した構成により、平板状膜カートリッ
ジは、その複数を平行に配列して、隣接する平板状膜カ
ートリッジ間において一方の濾板の壁片部を他方の濾板
の側縁部に当接させることで、双方の平板状膜カートリ
ッジの膜面間に所定巾のクロスフロー流路を形成し、各
平板状膜カートリッジの側端面と壁片部とが連接して壁
部を形成することで、全ての平板状膜カートリッジを囲
むケーシングが形成される。このように、平板状膜カー
トリッジ自体がケーシングの一部を担うことで、従来の
ように平板状膜カートリッジを囲んで保持する別途のケ
ースが不要となる。
ジは、その複数を平行に配列して、隣接する平板状膜カ
ートリッジ間において一方の濾板の壁片部を他方の濾板
の側縁部に当接させることで、双方の平板状膜カートリ
ッジの膜面間に所定巾のクロスフロー流路を形成し、各
平板状膜カートリッジの側端面と壁片部とが連接して壁
部を形成することで、全ての平板状膜カートリッジを囲
むケーシングが形成される。このように、平板状膜カー
トリッジ自体がケーシングの一部を担うことで、従来の
ように平板状膜カートリッジを囲んで保持する別途のケ
ースが不要となる。
【0009】平板状膜カートリッジは上向流によって槽
内混合液を膜面に沿ったクロスフローで供給する状態で
使用するが、濾板の側端面に設けた透過水取出口部で各
平板状膜カートリッジを集水手段に接続することで、平
板状膜カートリッジの上部域に上向流を阻害するチュー
ブ等の部材がなくなり、上向流を円滑に通液することが
できる。透過水取出口部は前記壁部に配列されるので、
全ての透過水取出口部を覆って集水手段を水密に配置す
ることで、従来のように個々の平板状膜カートリッジ毎
にチューブで集水管と接続する必要がなくなる。
内混合液を膜面に沿ったクロスフローで供給する状態で
使用するが、濾板の側端面に設けた透過水取出口部で各
平板状膜カートリッジを集水手段に接続することで、平
板状膜カートリッジの上部域に上向流を阻害するチュー
ブ等の部材がなくなり、上向流を円滑に通液することが
できる。透過水取出口部は前記壁部に配列されるので、
全ての透過水取出口部を覆って集水手段を水密に配置す
ることで、従来のように個々の平板状膜カートリッジ毎
にチューブで集水管と接続する必要がなくなる。
【0010】請求項2に係る本発明の平板状膜カートリ
ッジは、濾板の表裏面の相反する一方の側縁部に壁片部
を形成するとともに、他方の側縁部に畝状の凸部を設
け、壁片部に前記凸部に嵌合可能な溝状の凹部を形成
し、凸部および凹部の途中に少なくとも一箇所の不連続
部を形成したものである。
ッジは、濾板の表裏面の相反する一方の側縁部に壁片部
を形成するとともに、他方の側縁部に畝状の凸部を設
け、壁片部に前記凸部に嵌合可能な溝状の凹部を形成
し、凸部および凹部の途中に少なくとも一箇所の不連続
部を形成したものである。
【0011】上記した構成により、隣接する平板状膜カ
ートリッジは一方の濾板の壁片部が他方の濾板の側縁部
に当接することで、壁片部によって平板状膜カートリッ
ジ相互間の位置決めおよび間隔保持を行い、一方の濾板
の壁片部の凹部に他方の濾板の凸部が嵌合するととも
に、不連続部において凹部と凸部がその軸線方向で相互
に係止し合うことで、各平板状膜カートリッジの濾過膜
面に沿った上下左右の相互の位置決めと位置ずれ防止が
できる。
ートリッジは一方の濾板の壁片部が他方の濾板の側縁部
に当接することで、壁片部によって平板状膜カートリッ
ジ相互間の位置決めおよび間隔保持を行い、一方の濾板
の壁片部の凹部に他方の濾板の凸部が嵌合するととも
に、不連続部において凹部と凸部がその軸線方向で相互
に係止し合うことで、各平板状膜カートリッジの濾過膜
面に沿った上下左右の相互の位置決めと位置ずれ防止が
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図4において、浸漬型膜分
離装置21は合併浄化槽(図示省略)の内部にマンホー
ルを通して装入し、槽内にその全体を着脱自在に配置す
るものであり、複数の平板状膜カートリッジ22からな
る膜カートリッジユニット23の上部に上部カバー24
を嵌合装着し、膜カートリッジユニット23の下部に散
気ボックス25を嵌合装着し、散気ボックス25の内部
に散気装置26を配置している。図5に示すように、散
気装置26は一対の散気管26aをその両端でU字管2
6bで接続してループ状に形成し、左右のU字管26b
にそれぞれ空気源に接続する接続口26cを設けてお
り、散気管26aの下側部に複数の散気孔26dを設け
ている。
に基づいて説明する。図1〜図4において、浸漬型膜分
離装置21は合併浄化槽(図示省略)の内部にマンホー
ルを通して装入し、槽内にその全体を着脱自在に配置す
るものであり、複数の平板状膜カートリッジ22からな
る膜カートリッジユニット23の上部に上部カバー24
を嵌合装着し、膜カートリッジユニット23の下部に散
気ボックス25を嵌合装着し、散気ボックス25の内部
に散気装置26を配置している。図5に示すように、散
気装置26は一対の散気管26aをその両端でU字管2
6bで接続してループ状に形成し、左右のU字管26b
にそれぞれ空気源に接続する接続口26cを設けてお
り、散気管26aの下側部に複数の散気孔26dを設け
ている。
【0013】図6〜図8に示すように、平板状膜カート
リッジ22は、樹脂製の濾板27の表裏両面に有機性平
膜の濾過膜28をスペーサ28aを介して配置し、その
周縁部において濾過膜28を濾板27に熱もしくは超音
波により溶着してなり、濾板27と濾過膜28との間の
領域、および濾板27に形成した透過水流路29に連通
する透過水取出口部30を濾板27の側端面27aに設
けている。
リッジ22は、樹脂製の濾板27の表裏両面に有機性平
膜の濾過膜28をスペーサ28aを介して配置し、その
周縁部において濾過膜28を濾板27に熱もしくは超音
波により溶着してなり、濾板27と濾過膜28との間の
領域、および濾板27に形成した透過水流路29に連通
する透過水取出口部30を濾板27の側端面27aに設
けている。
【0014】濾板27に形成した透過水流路29は、濾
板27を表裏面間にわたって貫通し、透過水取出口部3
0に連通する集水穴29aと、濾板27の表面および裏
面のそれぞれの上端縁および一側縁に形成し、一端が集
水穴29aに連通する所定巾の溝状をなす集水路29b
と、濾板27の表面および裏面のそれぞれに上下方向に
形成し、上端が集水路29bに連通する縦導水路29c
と、濾板27の表面および裏面のそれぞれに斜め方向に
方向に形成し、一端が集水路29bに連通するとともに
途中で複数の縦導水路29cに連通する傾斜導水路29
dとからなる。
板27を表裏面間にわたって貫通し、透過水取出口部3
0に連通する集水穴29aと、濾板27の表面および裏
面のそれぞれの上端縁および一側縁に形成し、一端が集
水穴29aに連通する所定巾の溝状をなす集水路29b
と、濾板27の表面および裏面のそれぞれに上下方向に
形成し、上端が集水路29bに連通する縦導水路29c
と、濾板27の表面および裏面のそれぞれに斜め方向に
方向に形成し、一端が集水路29bに連通するとともに
途中で複数の縦導水路29cに連通する傾斜導水路29
dとからなる。
【0015】集水路29bは縦導水路29cおよび傾斜
導水路29dより巾広く形成しており、縦導水路29c
および傾斜導水路29dは交叉して網目状の水路を形成
し、傾斜導水路29dは下端に比べて上端が集水穴29
aに近づくように傾斜している。透過水取出口部30は
濾板27の側端面27aから突出し、貫通孔30aで集
水穴29aに連通しており、透過水取出口部30の外周
面には一対の平行な突部30bを全周にわたって環状に
形成してなる環状シール部を設けている。
導水路29dより巾広く形成しており、縦導水路29c
および傾斜導水路29dは交叉して網目状の水路を形成
し、傾斜導水路29dは下端に比べて上端が集水穴29
aに近づくように傾斜している。透過水取出口部30は
濾板27の側端面27aから突出し、貫通孔30aで集
水穴29aに連通しており、透過水取出口部30の外周
面には一対の平行な突部30bを全周にわたって環状に
形成してなる環状シール部を設けている。
【0016】濾板27の表裏面のそれぞれの一方の側縁
部には所定高さの壁片部31を濾板27の縦方向の全長
にわたって形成しており、壁片部31には溝状の凹部3
2aを途中の不連続部32bを除いて形成している。濾
板27の表裏面のそれぞれの他方の側縁部には壁片部3
1の背後位置に畝状の凸部33aを不連続部33bを除
いて形成している。
部には所定高さの壁片部31を濾板27の縦方向の全長
にわたって形成しており、壁片部31には溝状の凹部3
2aを途中の不連続部32bを除いて形成している。濾
板27の表裏面のそれぞれの他方の側縁部には壁片部3
1の背後位置に畝状の凸部33aを不連続部33bを除
いて形成している。
【0017】濾板27は濾過膜28を溶着するための溶
着代34を表裏面に形成しており、溶着代34は二重線
状に形成する主溶着代35、36とその外側に網目状に
形成する補助溶着代37とを濾板27の全周にわたって
形成し、内側の主溶着代35の上辺部35aは集水穴2
9aに向けて上り勾配に傾斜している。濾過膜28は溶
着代34において濾板27に溶着されており、内側の主
溶着代35における濾過膜28と濾板27との溶着部に
囲まれた部位が有効濾過領域となり、上辺部35aにお
ける溶着部は集水穴29aに向けて上り勾配に傾斜して
いる。
着代34を表裏面に形成しており、溶着代34は二重線
状に形成する主溶着代35、36とその外側に網目状に
形成する補助溶着代37とを濾板27の全周にわたって
形成し、内側の主溶着代35の上辺部35aは集水穴2
9aに向けて上り勾配に傾斜している。濾過膜28は溶
着代34において濾板27に溶着されており、内側の主
溶着代35における濾過膜28と濾板27との溶着部に
囲まれた部位が有効濾過領域となり、上辺部35aにお
ける溶着部は集水穴29aに向けて上り勾配に傾斜して
いる。
【0018】膜カートリッジユニット23は、複数の平
板状膜カートリッジ22を鉛直方向に配置するもので、
図9〜図13に示すように、隣接する平板状膜カートリ
ッジ22の膜面間に所定巾のクロスフロー流路を形成す
る間隙38を空けて平行に配列し、各平板状膜カートリ
ッジ22の壁片部31を隣接する平板状膜カートリッジ
22の側縁部に当接させるとともに、対向する壁片部3
1の凹部32aと凸部33aを嵌合させており、壁片部
31でクロスフロー流路の側部開口を閉塞し、最外側の
平板状膜カートリッジ22を側面カバー39で覆ってい
る。
板状膜カートリッジ22を鉛直方向に配置するもので、
図9〜図13に示すように、隣接する平板状膜カートリ
ッジ22の膜面間に所定巾のクロスフロー流路を形成す
る間隙38を空けて平行に配列し、各平板状膜カートリ
ッジ22の壁片部31を隣接する平板状膜カートリッジ
22の側縁部に当接させるとともに、対向する壁片部3
1の凹部32aと凸部33aを嵌合させており、壁片部
31でクロスフロー流路の側部開口を閉塞し、最外側の
平板状膜カートリッジ22を側面カバー39で覆ってい
る。
【0019】図14に示すように、側面カバー39は、
平板状膜カートリッジ22と同様に、側縁部に凹部32
aを有する壁片部31および凸部33aを形成してお
り、凹部32aと凸部33aが嵌合するように、壁片部
31を対向する平板状膜カートリッジ22の側縁部に当
接させている。側面カバー39の上側部および下側部に
は上部カバー24と散気ボックス25を係止するための
係合突起部39aを形成しており、係合突起部39aは
四辺の一辺において側面カバー39に連続し、残りの3
辺において側面カバー39から分離し、側面カバー39
の表裏方向に変位可能である。
平板状膜カートリッジ22と同様に、側縁部に凹部32
aを有する壁片部31および凸部33aを形成してお
り、凹部32aと凸部33aが嵌合するように、壁片部
31を対向する平板状膜カートリッジ22の側縁部に当
接させている。側面カバー39の上側部および下側部に
は上部カバー24と散気ボックス25を係止するための
係合突起部39aを形成しており、係合突起部39aは
四辺の一辺において側面カバー39に連続し、残りの3
辺において側面カバー39から分離し、側面カバー39
の表裏方向に変位可能である。
【0020】上部カバー24は上下開口の枠体をなし、
各平板状膜カートリッジ22および側面カバー39の上
側部を結束して膜カートリッジユニット23の上部に嵌
合装着しており、所定位置に形成した係合穴24aにお
いて側面カバー39の係合突起部39aに係合して抜け
止めされている。散気ボックス25は上下開口の枠体を
なし、各平板状膜カートリッジ22および側面カバー3
9の下側部を結束して膜カートリッジユニット23の下
部に嵌合装着しており、所定位置に形成した係合穴25
aにおいて側面カバー39の係合突起部39aに係合し
て抜け止めされている。散気ボックス25には膜カート
リッジユニット23を受け止める段部25bを設けてい
る。
各平板状膜カートリッジ22および側面カバー39の上
側部を結束して膜カートリッジユニット23の上部に嵌
合装着しており、所定位置に形成した係合穴24aにお
いて側面カバー39の係合突起部39aに係合して抜け
止めされている。散気ボックス25は上下開口の枠体を
なし、各平板状膜カートリッジ22および側面カバー3
9の下側部を結束して膜カートリッジユニット23の下
部に嵌合装着しており、所定位置に形成した係合穴25
aにおいて側面カバー39の係合突起部39aに係合し
て抜け止めされている。散気ボックス25には膜カート
リッジユニット23を受け止める段部25bを設けてい
る。
【0021】膜カートリッジユニット23は各平板状膜
カートリッジ22の濾板27の側端面27aと壁片部3
1とが連接することで側壁部を形成しており、側壁部の
外面に突出する全ての透過水取出口部30を覆って集水
管40を装着しており、側壁部と集水管40の間にガス
ケット41を装入している。
カートリッジ22の濾板27の側端面27aと壁片部3
1とが連接することで側壁部を形成しており、側壁部の
外面に突出する全ての透過水取出口部30を覆って集水
管40を装着しており、側壁部と集水管40の間にガス
ケット41を装入している。
【0022】図15〜図18に示すように、ガスケット
41には各透過水取出口部30が嵌入する複数の貫通孔
42を形成しており、貫通孔42の内周面で透過水取出
口部30の外周面に圧接し、集水管40に覆われる各透
過水取出口部30の周囲を被覆することでシール機能を
発揮する。ガスケット41は貫通孔42の内周面に凸部
42aを全周にわたって環状に形成しており、この凸部
42aが透過水取出口部30の外周面に形成した平行な
突部30bの間の凹部30cに凹凸嵌合して圧接するこ
とで環状シール部を形成し、シール機能を高めている。
41には各透過水取出口部30が嵌入する複数の貫通孔
42を形成しており、貫通孔42の内周面で透過水取出
口部30の外周面に圧接し、集水管40に覆われる各透
過水取出口部30の周囲を被覆することでシール機能を
発揮する。ガスケット41は貫通孔42の内周面に凸部
42aを全周にわたって環状に形成しており、この凸部
42aが透過水取出口部30の外周面に形成した平行な
突部30bの間の凹部30cに凹凸嵌合して圧接するこ
とで環状シール部を形成し、シール機能を高めている。
【0023】図17に示すように、集水管40にはガス
ケット41を押圧する押さえ部43を形成しており、押
さえ部43に透過水取出口部30の各開口に連通する複
数の貫通孔43aを形成している。集水管40の内周面
にはガスケット41の外周面に形成した環状凸部41a
に嵌合する環状凹部40aを設けている。
ケット41を押圧する押さえ部43を形成しており、押
さえ部43に透過水取出口部30の各開口に連通する複
数の貫通孔43aを形成している。集水管40の内周面
にはガスケット41の外周面に形成した環状凸部41a
に嵌合する環状凹部40aを設けている。
【0024】以下、上記した構成における作用を説明す
る。槽内に浸漬した使用状態において、浸漬型膜分離装
置21は散気装置26の接続口26cに空気源に連通す
る管路を接続しており、散気管26aの散気孔26dか
ら噴出する空気を散気ボックス25の内部に散気する。
る。槽内に浸漬した使用状態において、浸漬型膜分離装
置21は散気装置26の接続口26cに空気源に連通す
る管路を接続しており、散気管26aの散気孔26dか
ら噴出する空気を散気ボックス25の内部に散気する。
【0025】散気した空気は上向流を発生させ、上向流
は浸漬型膜分離装置21の周囲の槽内混合液を伴って膜
カートリッジユニット23の隣接する平板状膜カートリ
ッジ22の間の間隙38からなる流路にクロスフローで
流入し、槽内混合液が平板状膜カートリッジ22により
濾過される。濾過は槽内の水頭を利用した重力濾過もし
くは強制吸引圧による。濾過膜28を透過した透過水は
透過水流路29および透過水取出口部30を通って集水
管40に流入し、集水管40に接続した取出系(図示省
略)を通って槽外へ取り出される。
は浸漬型膜分離装置21の周囲の槽内混合液を伴って膜
カートリッジユニット23の隣接する平板状膜カートリ
ッジ22の間の間隙38からなる流路にクロスフローで
流入し、槽内混合液が平板状膜カートリッジ22により
濾過される。濾過は槽内の水頭を利用した重力濾過もし
くは強制吸引圧による。濾過膜28を透過した透過水は
透過水流路29および透過水取出口部30を通って集水
管40に流入し、集水管40に接続した取出系(図示省
略)を通って槽外へ取り出される。
【0026】平板状膜カートリッジ22においては、濾
過膜28を透過した透過水が縦導水路29cおよび傾斜
導水路29dに案内されて集水路29bに流入し、集水
路29bから集水穴29aを通り、貫通孔30aを経て
透過水取出口部30から集水管40に流れる。図18に
示すように、傾斜導水路29dが存在することで、透過
水は速やかに集水穴29aに向けて流れる。
過膜28を透過した透過水が縦導水路29cおよび傾斜
導水路29dに案内されて集水路29bに流入し、集水
路29bから集水穴29aを通り、貫通孔30aを経て
透過水取出口部30から集水管40に流れる。図18に
示すように、傾斜導水路29dが存在することで、透過
水は速やかに集水穴29aに向けて流れる。
【0027】また、浸漬型膜分離装置21の初期設置時
に平板状膜カートリッジ22に含まれた空気溜まり、お
よび透過水に溶解した空気から気化した空気溜まりによ
って濾過膜28に膨らみが生じると、クロスフローが阻
害されてケーキ層の付着が早まったり、濾過膜28が損
傷する要因となるが、平板状膜カートリッジ22の上部
溶着部が集水穴29aに向けて傾斜することで空気は円
滑に集水穴29aへ導かれて速やかに排出される。
に平板状膜カートリッジ22に含まれた空気溜まり、お
よび透過水に溶解した空気から気化した空気溜まりによ
って濾過膜28に膨らみが生じると、クロスフローが阻
害されてケーキ層の付着が早まったり、濾過膜28が損
傷する要因となるが、平板状膜カートリッジ22の上部
溶着部が集水穴29aに向けて傾斜することで空気は円
滑に集水穴29aへ導かれて速やかに排出される。
【0028】膜カートリッジユニット23はその両側に
各平板状膜カートリッジ22の濾板27の側端面27a
と壁片部31とが連接することで側壁部が形成され、こ
の側壁部と両側の側面カバー39とによって全ての平板
状膜カートリッジ22を囲むケーシングが形成される。
このように、平板状膜カートリッジ22のそれ自体がケ
ーシングの一部を担うことで、従来のように平板状膜カ
ートリッジ22を保持する別途のケースが不要となる。
各平板状膜カートリッジ22の濾板27の側端面27a
と壁片部31とが連接することで側壁部が形成され、こ
の側壁部と両側の側面カバー39とによって全ての平板
状膜カートリッジ22を囲むケーシングが形成される。
このように、平板状膜カートリッジ22のそれ自体がケ
ーシングの一部を担うことで、従来のように平板状膜カ
ートリッジ22を保持する別途のケースが不要となる。
【0029】浸漬型膜分離装置21は、壁片部31によ
り隣接する平板状膜カートリッジ22の間の相互の位置
決めおよび間隔保持を行い、膜カートリッジユニット2
3の上部および下部に上部カバー24と散気ボックス2
5を嵌合装着し、上部カバー24と側面カバー39とを
係合穴24aと係合突起部39aとの係合により着脱自
在に固定して抜け止めし、散気ボックス25と側面カバ
ー39とを係合穴25aと係合突起部39aとの係合に
より着脱自在に固定して抜け止めすることで個々の平板
状膜カートリッジ22を一体的に結束しているので、組
立作業および分解作業を容易に行うことができる。ま
た、散気ボックス25は膜カートリッジユニット23の
下部に嵌合装着することで、膜カートリッジユニット2
3と一体的に取り扱うことが可能となる。よって、浸漬
型膜分離装置をその構造の簡素化によって合併浄化槽の
マンホールを通して出し入れできるように小型化でき
る。
り隣接する平板状膜カートリッジ22の間の相互の位置
決めおよび間隔保持を行い、膜カートリッジユニット2
3の上部および下部に上部カバー24と散気ボックス2
5を嵌合装着し、上部カバー24と側面カバー39とを
係合穴24aと係合突起部39aとの係合により着脱自
在に固定して抜け止めし、散気ボックス25と側面カバ
ー39とを係合穴25aと係合突起部39aとの係合に
より着脱自在に固定して抜け止めすることで個々の平板
状膜カートリッジ22を一体的に結束しているので、組
立作業および分解作業を容易に行うことができる。ま
た、散気ボックス25は膜カートリッジユニット23の
下部に嵌合装着することで、膜カートリッジユニット2
3と一体的に取り扱うことが可能となる。よって、浸漬
型膜分離装置をその構造の簡素化によって合併浄化槽の
マンホールを通して出し入れできるように小型化でき
る。
【0030】このため、メンテナンスにおいては、合併
浄化槽より浸漬型膜分離装置21の全体を取出し、上部
カバー24および散気ボックス25を取り外すことで、
膜カートリッジユニット23を分解して個々の平板状膜
カートリッジ22を容易に点検・清掃することができ
る。
浄化槽より浸漬型膜分離装置21の全体を取出し、上部
カバー24および散気ボックス25を取り外すことで、
膜カートリッジユニット23を分解して個々の平板状膜
カートリッジ22を容易に点検・清掃することができ
る。
【0031】膜カートリッジユニット23の組み立てに
際しては、壁片部31の溝状の凹部32aと畝状の凸部
33aとが嵌合し、不連続部32b、33bにおいて凹
部32aと凸部33aがその軸線方向で相互に係止し合
うことで、各平板状膜カートリッジ22の濾過膜面に沿
った上下左右の相互の位置決めと位置ずれ防止ができる
ので、組立作業を容易に行える。
際しては、壁片部31の溝状の凹部32aと畝状の凸部
33aとが嵌合し、不連続部32b、33bにおいて凹
部32aと凸部33aがその軸線方向で相互に係止し合
うことで、各平板状膜カートリッジ22の濾過膜面に沿
った上下左右の相互の位置決めと位置ずれ防止ができる
ので、組立作業を容易に行える。
【0032】平板状膜カートリッジ22は透過水取出口
部30を濾板27の側端面に設け、全ての透過水取出口
部30を覆って集水管40を膜カートリッジユニット2
3の側部に配置しているので、従来のように個々の平板
状膜カートリッジ22のそれぞれを個別にチューブで集
水管と接続する必要がなくなり、集水管40と各平板状
膜カートリッジ22との接続を容易に行うことができ、
膜カートリッジユニット23の上部に上向流を阻害する
チューブ等の部材がないので、槽内混合液の上向流が隣
接する平板状膜カートリッジ22の間の流路においてク
ロスフローで円滑に流れる。
部30を濾板27の側端面に設け、全ての透過水取出口
部30を覆って集水管40を膜カートリッジユニット2
3の側部に配置しているので、従来のように個々の平板
状膜カートリッジ22のそれぞれを個別にチューブで集
水管と接続する必要がなくなり、集水管40と各平板状
膜カートリッジ22との接続を容易に行うことができ、
膜カートリッジユニット23の上部に上向流を阻害する
チューブ等の部材がないので、槽内混合液の上向流が隣
接する平板状膜カートリッジ22の間の流路においてク
ロスフローで円滑に流れる。
【0033】図19に示すように、膜カートリッジユニ
ット23は上下に多段に重ねて配置することが可能であ
り、この場合には上下の膜カートリッジユニット23の
間に中間ケース50を配置する。中間ケース50は上下
開口の枠体をなし、内側に平板状膜カートリッジ22を
受け止める支持部51を設けており、下部開口において
下段の膜カートリッジユニット23の各平板状膜カート
リッジ22および側面カバー39の上側部を結束して下
段の膜カートリッジユニット23の上部に嵌合装着し、
上部開口において上段の膜カートリッジユニット23の
各平板状膜カートリッジ22および側面カバー39の下
側部を結束して上段の膜カートリッジユニット23の下
部に嵌合装着し、所定位置に形成した係合穴50aにお
いて上下段の膜カートリッジユニット23の各側面カバ
ー39の係合突起部39aに係合して抜け止めされてい
る。
ット23は上下に多段に重ねて配置することが可能であ
り、この場合には上下の膜カートリッジユニット23の
間に中間ケース50を配置する。中間ケース50は上下
開口の枠体をなし、内側に平板状膜カートリッジ22を
受け止める支持部51を設けており、下部開口において
下段の膜カートリッジユニット23の各平板状膜カート
リッジ22および側面カバー39の上側部を結束して下
段の膜カートリッジユニット23の上部に嵌合装着し、
上部開口において上段の膜カートリッジユニット23の
各平板状膜カートリッジ22および側面カバー39の下
側部を結束して上段の膜カートリッジユニット23の下
部に嵌合装着し、所定位置に形成した係合穴50aにお
いて上下段の膜カートリッジユニット23の各側面カバ
ー39の係合突起部39aに係合して抜け止めされてい
る。
【0034】この構成によれば、散気装置26から散気
する空気および空気によって生起する固気液混相の上向
流は、散気ボックス25から下段の膜カートリッジユニ
ット23の隣接する平板状膜カートリッジ22の間の間
隙38からなる流路にクロスフローで流入し、中間ケー
ス50を通って上段の膜カートリッジユニット23の隣
接する平板状膜カートリッジ22の間の間隙38からな
る流路にクロスフローで流入する。
する空気および空気によって生起する固気液混相の上向
流は、散気ボックス25から下段の膜カートリッジユニ
ット23の隣接する平板状膜カートリッジ22の間の間
隙38からなる流路にクロスフローで流入し、中間ケー
ス50を通って上段の膜カートリッジユニット23の隣
接する平板状膜カートリッジ22の間の間隙38からな
る流路にクロスフローで流入する。
【0035】このとき、中間ケース50の内部には上向
流を阻害する部材が存在しないので、上向流は円滑に流
れる。上下段の膜カートリッジユニット23では各平板
状膜カートリッジ22で槽内混合液を濾過し、濾過した
透過水は各平板状膜カートリッジ22の透過水取出口部
30を通って集水管40に流入し、集水管40に接続し
た取出系(図示省略)を通って槽外へ取り出される。
流を阻害する部材が存在しないので、上向流は円滑に流
れる。上下段の膜カートリッジユニット23では各平板
状膜カートリッジ22で槽内混合液を濾過し、濾過した
透過水は各平板状膜カートリッジ22の透過水取出口部
30を通って集水管40に流入し、集水管40に接続し
た取出系(図示省略)を通って槽外へ取り出される。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、平板状膜
カートリッジ自体がケーシングの一部を担い、各平板状
膜カートリッジの側端面と壁片部とが連接することで膜
カートリッジユニットの側壁部を形成することで、従来
のような別途のケースが不要となる。壁片部の溝状の凹
部と畝状の凸部とが嵌合し、不連続部において凹部と凸
部がその軸線方向で相互に係止し合うことで、各平板状
膜カートリッジの濾過膜面に沿った上下左右の相互の位
置決めと位置ずれ防止ができるので、組立作業を容易に
行える。透過水取出口部を濾板の側端面に設けること
で、平板状膜カートリッジの上部域に上向流を阻害する
チューブ等の部材がなくなり、槽内混合液の上向流が隣
接する平板状膜カートリッジ間においてクロスフローで
円滑に流れる。
カートリッジ自体がケーシングの一部を担い、各平板状
膜カートリッジの側端面と壁片部とが連接することで膜
カートリッジユニットの側壁部を形成することで、従来
のような別途のケースが不要となる。壁片部の溝状の凹
部と畝状の凸部とが嵌合し、不連続部において凹部と凸
部がその軸線方向で相互に係止し合うことで、各平板状
膜カートリッジの濾過膜面に沿った上下左右の相互の位
置決めと位置ずれ防止ができるので、組立作業を容易に
行える。透過水取出口部を濾板の側端面に設けること
で、平板状膜カートリッジの上部域に上向流を阻害する
チューブ等の部材がなくなり、槽内混合液の上向流が隣
接する平板状膜カートリッジ間においてクロスフローで
円滑に流れる。
【図1】本発明の実施の形態における浸漬型膜分離装置
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】同浸漬型膜分離装置を示す正面図である。
【図3】同浸漬型膜分離装置を示す側面図である。
【図4】同浸漬型膜分離装置を示す分解斜視図である。
【図5】同浸漬型膜分離装置の散気装置を示すa平面図
およびb正面図である。
およびb正面図である。
【図6】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジを
示すa正面図、b側面図およびc背面図である。
示すa正面図、b側面図およびc背面図である。
【図8】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジの
a要部拡大正面図およびb要部拡大側面図である。
a要部拡大正面図およびb要部拡大側面図である。
【図9】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図10】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジ
の組み立て構造を示す平面断面図である。
の組み立て構造を示す平面断面図である。
【図11】同浸漬型膜分離装置の側面カバーの組み立て
構造を示す平面断面図である。
構造を示す平面断面図である。
【図12】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジ
の要部を示す側面図である。
の要部を示す側面図である。
【図13】同浸漬型膜分離装置の平板状膜カートリッジ
の要部を示す側面図である。
の要部を示す側面図である。
【図14】同浸漬型膜分離装置の側面カバーを示すa正
面図、b側面図およびc背面図である。
面図、b側面図およびc背面図である。
【図15】同浸漬型膜分離装置のガスケットを示す正面
図である。
図である。
【図16】同浸漬型膜分離装置のガスケットの装着状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図17】同浸漬型膜分離装置の集水管を示す断面図で
ある。
ある。
【図18】同浸漬型膜分離装置における透過水の流れを
示す模式図である。
示す模式図である。
【図19】本発明の他の浸漬型膜分離装置を示す正面図
である。
である。
【図20】従来の膜分離装置の斜視図である。
【図21】同膜分離装置の平板状膜カートリッジの一部
破断正面図である。
破断正面図である。
21 浸漬型膜分離装置
22 平板状膜カートリッジ
23 膜カートリッジユニット
24 上部カバー
24a 係合穴
25 散気ボックス
25a 係合穴
25b 段部
26 散気装置
26a 散気管
26b U字管
26c 接続口
26d 散気孔
27 濾板
27a 側端面
28 濾過膜
29 透過水流路
29a 集水穴
29b 集水路
29c 縦導水路
29d 傾斜導水路
30 透過水取出口部
30a 貫通孔
30b 突部
30c 凹部
31 壁片部
32a 凹部
32b 不連続部
33a 凸部
33b 不連続部
34 溶着代
35,36 主溶着代
35a 上辺部
37 補助溶着代
38 間隙
39 側面カバー
39a 係合突起部
40 集水管
40a 凹部
41 ガスケット
41a 環状凸部
42 貫通孔
42a 凸部
43 押さえ部
43a 貫通孔
50 中間ケース
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 松尾 好人
大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
株式会社クボタ内
(72)発明者 高橋 潔行
大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
株式会社クボタ内
Fターム(参考) 4D006 GA02 HA43 JA05A JA06A
JA14A JA18A JB07 MA03
PB08
4D059 BE03 CB13
Claims (2)
- 【請求項1】 槽内に浸漬して鉛直方向に配置し、その
複数を所定巾のクロスフロー流路を形成する間隙を空け
て平行に配列する平板状膜カートリッジであって、剛性
を有する濾板の表裏両面に濾過膜を周縁部で固着し、濾
板に形成した透過水流路に連通する透過水取出口部を濾
板の側端面に設け、濾板の側縁部に隣接する平板状膜カ
ートリッジの濾板の側縁部に当接してクロスフロー流路
の側部開口を閉塞する壁片部を形成したことを特徴とす
る平板状膜カートリッジ。 - 【請求項2】 濾板の表裏面の相反する一方の側縁部に
壁片部を形成するとともに、他方の側縁部に畝状の凸部
を設け、壁片部に前記凸部に嵌合可能な溝状の凹部を形
成し、凸部および凹部の途中に少なくとも一箇所の不連
続部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の平板
状膜カートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001314649A JP2003117357A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 平板状膜カートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001314649A JP2003117357A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 平板状膜カートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003117357A true JP2003117357A (ja) | 2003-04-22 |
Family
ID=19132924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001314649A Pending JP2003117357A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 平板状膜カートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003117357A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014165294A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Meidensha Corp | 板状部材の着脱機構および着脱方法 |
CN104888609A (zh) * | 2015-05-12 | 2015-09-09 | 郭会 | 一种用于处理污水的膜组件 |
CN114146480A (zh) * | 2021-11-15 | 2022-03-08 | 李强 | 一种膜过滤设备 |
CN115364674A (zh) * | 2021-05-20 | 2022-11-22 | 上海斯纳普膜分离科技有限公司 | 平片式滤膜元件及膜组件 |
-
2001
- 2001-10-12 JP JP2001314649A patent/JP2003117357A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014165294A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Meidensha Corp | 板状部材の着脱機構および着脱方法 |
CN104888609A (zh) * | 2015-05-12 | 2015-09-09 | 郭会 | 一种用于处理污水的膜组件 |
CN115364674A (zh) * | 2021-05-20 | 2022-11-22 | 上海斯纳普膜分离科技有限公司 | 平片式滤膜元件及膜组件 |
CN114146480A (zh) * | 2021-11-15 | 2022-03-08 | 李强 | 一种膜过滤设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040922 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060606 |