JP2003116392A - 飼料供給装置 - Google Patents

飼料供給装置

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JP2003116392A
JP2003116392A JP2002291042A JP2002291042A JP2003116392A JP 2003116392 A JP2003116392 A JP 2003116392A JP 2002291042 A JP2002291042 A JP 2002291042A JP 2002291042 A JP2002291042 A JP 2002291042A JP 2003116392 A JP2003116392 A JP 2003116392A
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feeding
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JP2002291042A
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Lucien Eliza Niels Voogd
エリザ ニールズ フート ルシアン
Karel Van Den Berg
ヴァン デン バーグ カレル
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    • A01K5/00Feeding devices for stock or game ; Feeding wagons; Feeding stacks
    • A01K5/02Automatic devices
    • A01K5/0275Automatic devices with mechanisms for delivery of measured doses
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも一種類の飼料の所定の量を、所定
の長さの期間で、動物に自動的に供給する飼料供給装置
を提供する。 【解決手段】 該飼料供給装置は、給餌場と、該給餌場
にいる動物を識別する動物識別手段と、少なくとも一種
類の飼料の所定の量を該給餌場に自動的に供給する飼料
供給装置を制御するコンピュータを備える。該コンピュ
ータは、動物への最後の飼料供給と該給餌場で該動物識
別手段により該動物が識別される時々刻々の時点との間
の期間を測定する。該コンピュータは、該動物が該給餌
場にいり間、測定された副期間に基づく飼料必要量を該
動物に供給するように飼料供給装置を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飼料自動供給装置
に関するもので、動物に所定の長さの周期で所定の量の
少なくとも1種類の飼料を自動的に供給する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】このような装置はよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、所定
の周期、例えば一日あるいは給餌場にくる動物の所定の
数(例えば40)により決定される周期にわたって、飼
料の供給を効率良く実行することにより、動物に所定の
長さの周期で所定の量の少なくとも1種類の飼料を自動
的に供給する飼料自動供給装置を提供することである。
効率良くとは、ここでは、十分な栄養分が動物に供給さ
れ、飼料の不要な無駄は生じないことを意味する。
【0004】
【課題を解決するための手段】その目的のために、上記
の方式の装置は、請求項1で特徴付けられる手段を有す
る。これにより、動物に最後に飼料を与えてから経過し
た副周期に比例することがのぞましいが、その副周期に
応じた飼料必要量が動物に供給される。このことは、動
物に一定の飼料供給を可能とし、きわめて効率的とな
る。
【0005】本発明による飼料自動供給装置は、動物に
飼料を供給する時間を測定するための刻時機構を有し、
動物へのすぐ前の飼料供給と給餌場の動物識別手段によ
り動物を識別する時刻との間の時間間隔である副周期を
測定するのに適したコンピュータによって、所定の長さ
の周期で、所定の量の少なくとも一種類の飼料を自動的
に供給するのに適している。
【0006】本発明による飼料自動供給装置は、動物に
よる副周期での飼料必要量を含む対応表を記憶する記憶
部を該コンピュータが有することを特徴とする。このこ
とにより、所定の副周期に従って、簡単な方法で飼料必
要量を決定できる。
【0007】代替としてあるいは追加として、該コンピ
ュータは、所定の周期で種類別の飼料の所定の量を割り
算し、種類別飼料の商を算出し、副周期と種類別飼料の
商を掛け算し、飼料必要量を算出する計算手段を有する
ことができる。このため、記憶容量を制限することがで
きる。
【0008】動物に、一度に飼料必要量を供給すること
は可能である。しかし、それによって、動物が全部の飼
料必要量を完食できない、例えば他の動物によって給餌
場から押出されるなどのため、という不利がある。従っ
て、本発明による飼料自動供給装置では、飼料必要量が
給餌部分としてその動物に供給されるようにコンピュー
タで飼料供給装置を制御する。その適した動物に給餌部
分が完食されないとき、該コンピュータは、更に給餌部
分が供給されることができないように関連する装置を制
御することができる。
【0009】関連装置の測定精度によっては、給餌部分
は少なくとも最小給餌部分量であるときが好ましい。そ
の結果、不正確な給餌となる過少な給餌部分量の測定誤
差は、少なくとも考えられる範囲に収まる。
【0010】給餌部分量は、事前に調整された値ではあ
るが、コンピュータの計算装置が給餌部分量の計算値を
算出するのが好ましい。その結果、餌量は、動物によっ
て調整可能となり、優勢な環境に応ずることができる。
計算された給餌部分量が飼料必要量のほぼ5%のとき、
きわめて適切なものとなる。
【0011】給餌場に動物が来ることを阻害することの
ないよう、本発明の飼料供給装置では、コンピュータ
は、最少給餌部分量と算出給餌部分量を比較する比較装
置を有し、算出給餌部分量が最少給餌部分量より少ない
とき、コンピュータが、動物に一つの最少給餌部分量が
供給されるように装置を制御する。このようにして、そ
の動物に最少給餌部分量を常に供給する。
【0012】放牧によるか、及び・あるいは、その動物
が酪農動物の場合、最後にその酪農動物が搾乳された時
期、あるいは、再度搾乳する予定の時期により、その動
物は給餌されない。本発明の飼料供給装置では、記憶部
に禁止時間が記憶されており、コンピュータは、その動
物に最後に給餌した時間から計測し、禁止時間が経過し
た後、その動物に給餌する装置を制御するだけである。
その禁止時間は、固定値かあるいは変動する、即ち変化
値である。
【0013】食べるために動物が実際に給餌場に着たか
どうか検知できるように、給餌場の動物識別手段により
動物を識別するとき、その動物に第一の最少給餌部分量
を供給するようコンピュータは飼料供給装置を制御す
る。給餌部分の供給後、その動物が給餌場を離れると
き、更なる給餌部分は供給されない。これにより、動物
が迅速に食餌でき、適した飼料が作られるまで長時間ま
たされることがないという利点がある。
【0014】本発明の飼料供給装置の他の例では、コン
ピュータの記憶部に供給する飼料の種類別の最小、最大
量を記憶する。最小量が負の値なら、所定の期間の所定
量で決まるよりも多く、動物が実際に食餌できる。最大
値が非常に大きな値なら、事実上無制限の範囲で飼料を
供給できることになる。この場合、飼料がいわゆる鎮静
部分を構成する場合で、例えば、貯蔵牧草の場合であ
る。
【0015】また、動物が給餌場にいる間に食餌しない
場合、コンピュータが記憶部に、その給餌場を動物が離
れた時刻を記憶すると利点がある。その時刻は、行動研
究などに使用できるし、また動物の健康状態を示すもの
でもある。
【0016】本発明の飼料供給装置の他の例では、その
飼料供給装置は給餌場の飼料の重量を測定するための測
定手段を有している。これにより、動物に食餌された餌
量を測定することができる。この測定手段は、給餌場の
飼料の重さを量る重量測定装置から成り、他の手段とし
て、例えば画像認識装置も適用できる。また、コンピュ
ータは、記憶部に給餌桶に残る資料の量に関するデータ
を記憶できる。飼料必要量を決めるとき、計算装置は、
この値をこの残量を計算に加えることができる。飼料必
要量は、副期間と種類別飼料の商の積で決定され、この
積は飼料の残量を引かれる。
【0017】給餌場に飼料の残量を加えるために、本発
明の飼料供給装置では、コンピュータに、最小閾値と飼
料の残量を比較する比較装置を設け、そのコンピュータ
は、その比較が飼料の残量が最小閾値を下回ることを示
した場合、給餌場に飼料を供給する装置を制御する。
【0018】この飼料供給装置は、動物に所定の期間で
数種の飼料を自動的に供給するのに良く適している。飼
料供給装置は、これら数種の飼料が給餌桶に供給される
前に数種の飼料を混合する混合装置を有する。代替とし
て、少なくとも一つの(全部が好ましい)種類の飼料が
他の種類の飼料と少なくとも事実上(互いに)分離して
給餌場に供給されるように、コンピュータが飼料供給装
置を制御する。
【0019】本発明の飼料供給装置では、特定の種類の
飼料の算出給餌部分量がその飼料の最小給餌部分量より
も小さい場合、他の種類の飼料で構成される一つの最小
給餌部分量を動物に供給するように、コンピュータが飼
料供給装置を制御する。不足の種類の飼料は、もし最小
給餌部分量が越えるならば、その動物が次回、給餌場に
来たときに供給することができる。
【0020】複数の給餌場を有する飼料供給装置の一つ
の給餌場で、一回目の情報のために動物に速やかに給餌
するために、動物識別装置で動物が最も新しく認識され
る給餌場に第一回目の給餌がされるように、コンピュー
タは飼料供給装置を制御する。
【0021】本発明の飼料供給装置は、酪農動物を自動
的に搾乳する搾乳ロボットを有する少なくとも一つの搾
乳ボックスから成ることも好ましく、その搾乳ボックス
は、給餌桶を有する給餌ステーションに設けられる。代
替あるいは追加として、飼料供給装置には、給餌桶を有
する少なくとも一つの(搾乳ボックスの外側に配置され
る)給餌コラムが設けられる。飼料供給装置が少なくと
も一つの搾乳ボックス及び少なくとも一つの給餌コラム
を有する場合、所定の餌量が所定の期間で動物に供給さ
れるように、その給餌ステーションと給餌コラムによる
共同の飼料供給をコンピュータが制御する。
【0022】本発明の飼料供給装置の他の例として、給
餌ステーションあるいは給餌コラムは、少なくとも二つ
の種類の飼料を自動的に供給するのに適しており、飼料
供給装置には、(動物に依存しあるいは独立に)変動す
る要因の時々刻々の値を測定し、コンピュータに要因値
信号を出力する要因測定手段を有し、コンピュータは、
数種の飼料を特定の量と比率で、それぞれに集合し、混
合で供給するように、制御信号により給餌ステーション
あるいは給餌コラムをそれぞれに制御し、またコンピュ
ータは、要因値信号を制御信号に処理する処理装置を有
する。
【0023】本発明の飼料供給装置のこの例は、動物の
飼料摂取量が変化する環境に依存すると思われる考え方
を基にしている。更に、酪農動物が生産する乳の量、品
質が、変化する環境に依存すると思われる。本発明にお
いては、要因測定手段により変動要因と呼ばれる環境な
どの時々刻々の値を自動的に測定し、対応する要因値の
信号を制御信号に処理することによって、これが改善さ
れる。このように、飼料供給時に、要因の変化を自動的
に考慮することが可能となる。更に、動物がより多く食
餌できることに効果がある。
【0024】その要因測定手段は、大気状態を測定する
大気状態測定手段の中から特に選ばれ、その大気状態測
定手段は、一日の時間を計測する刻時計器、一年の期間
をを計測する刻時計器、動物の数を計測する手段、動物
別に飼料の種類毎に食餌比率を測定する手段動物毎の乳
生産量の計測する手段、動物から得られた乳中の蛋白と
(あるいは)、脂肪と(あるいは)、ミネラルと(ある
いは)、アミノ酸などの量を計測する手段である。
【0025】本発明の飼料供給装置の更なる例におい
て、給餌ステーションあるいは給餌コラムは、収容器
と、その収容器にホッパーからある量の飼料を搬送する
第一コンベヤーと、収容器からその量の飼料を給餌桶に
搬送する第二のコンベヤーを有する搬送手段とからな
る。収容器に、その収容器に現在ある飼料を計測する重
量測定器を備えることは好ましい。これにより、給餌桶
に供給する飼料の量を決定することが可能となる。
【0026】飼料が、分離搬出装置により、収容器より
搬出可能だとしても、建設工事を簡単にするためには、
搬出のための分離装置を使用しないほうが利点がある。
収容器を傾けてその収容器より飼料が脱落するような、
傾斜可能収容器を使用することは好ましい。しかし、給
餌ステーションあるいは給餌コラムを衛生的に使用する
のを改善するために、開閉できるような底部を有する収
容器も、好ましい。また、収容器が、その低部の開閉を
制御する制御装置を有することも好ましい。第二コンベ
ヤーが、チューブ状シュートあるいは溝状シュートによ
り構成されることは、特に適している。
【0027】食餌した後、動物が給餌桶に留まるのを防
止するために、本発明の飼料供給措置では、給餌桶が、
閉止手段により閉止可能な給餌桶から成り、その制御装
置は、その閉止手段の操作を制御するのに適したもので
ある。
【0028】例えば24時間または特別な数の動物が餌
場に来る期間である、所定の期間は、一日の固定した時
刻から、例えば午前零時から測定できる。しかし、その
代わりとして、供給される餌量をいわゆるスライド窓を
超えて配給することも可能である。このようなスライド
窓は、所定の期間が、動物が給餌桶にいるその時を素早
く先行するように形成されることが好ましい。
【0029】本発明の飼料供給装置の更なる例におい
て、期間の所定の長さは、動物に依存で(あるいは)、
乳分泌期間依存で(あるいは)、季節依存で(あるい
は)、気候依存である。その結果、動物に最適の給餌が
可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】詳しくは添付図を参照し、説明す
る。図1は、本発明による飼料供給装置の実施例で、給
餌桶を有する給餌コラムを示す。しかし、給餌桶を有す
る給餌コラムではなく、他の構成を有する餌場にも、本
発明は適用できることは明らかである。事実上周りの環
境を有する骨組み1は、中心軸2の周りに配置される。
複数のホッパー9、10(図では2個が示される)は、
骨組み1の上部に配置される。ホッパー9、10を取り
付けるための骨組みは図示しない。それぞれのホッパー
9、10は、特定の種類の飼料を収容している。
【0031】骨組み1は、その骨組み1に取り外し自在
に配置された分離壁4を有している。動物のための給餌
桶は、給餌コラムの下部に周囲に配置されている。その
給餌コラムの形状により、動物がその給餌コラムにあら
ゆる方向から近付くのに最適なように、その構造は少し
の場所を占めるようになっている。
【0032】更に、給餌コラムは、ホッパー9あるいは
10から、適切な給餌桶6に飼料を搬送するための第一
コンベヤー11、第二コンベヤー3から成る搬送手段を
有している。飼料は、ホッパー9、10から給餌桶6に
直接搬送することが可能である。本実施例では、中心部
に配置された、ホッパー9、10から収容器12に第一
コンベヤー11により搬送される多量の飼料を収容する
収容器12が設けられている。第一コンベヤー11に
は、螺旋状のもの、グリッパー、コンベヤーベルトや飼
料を搬送するために知られている他の構造のものが使用
できる。
【0033】チューブ状や溝状のシュートで構成された
第二コンベヤ−3は、収容器12から適切な給餌桶6に
多量の飼料を搬送するのに適している。適切な給餌桶6
に飼料を搬送するために、チューブ状シュート3は、給
餌コラムに回転可能に設けることができる利点がある。
チューブ状シュートあるいは溝状シュートは、それぞれ
ステンレス鋼で作るのが好ましい。
【0034】給餌コラムは、第二制御装置19が設けら
れている。第二制御装置19は、コンピュータ8の制御
の下で(例えば、信号線による接続)、数種の飼料が特
定の順序と(あるいは)比率で、特定の量を給餌桶6に
供給されるように、給餌コラムの構成部分を制御する。
【0035】この給餌コラムには、ホッパー9、10の
飼料の種類を計測する飼料計測手段5を設けてもよい。
この飼料計測手段は、例えば、臭覚測定機、色彩計ある
いは画像認識装置を備えてもいい。
【0036】多量の一つの種類の飼料14をチューブ状
シュート3に搬送するために、収容器12は、開放でき
るよう設計された底部を有する。実施例に示すように、
収容器12の低部は、軸15に関し旋回可能な二つの半
部分16、17を有している。この半部分16、17が
互いに離れるように移動すると、多量の一つの種類の飼
料14がチューブ状シュート3に落下するシュート開口
部18が形成される。
【0037】第二制御装置19は、他の(第四の)制御
装置もその目的のため同様に機能するが、収容器12の
底部の開放を制御する。この第二制御装置19は、第一
コンベヤー11あるいは第二コンベヤー3の動作順を制
御し、そのため、数種の飼料の供給が速やかに実行でき
る。
【0038】個々の動物を認識するための識別手段7が
設けられている。実施例に示すように、識別手段7は、
骨組み1に配置されているが、この識別手段は他の場
所、例えば、給餌桶6などに設置可能である。この識別
手段7により、給餌桶での動物の存在が自動的に検出さ
れ、給餌桶にいる動物の識別が自動的に確認される。例
えば第二制御装置19の記憶部に記憶されたデータによ
り、その動物のための種類の飼料が特別の比率と(ある
いは)順序で供給される。良く知られている重量測定装
置20により、第一コンベヤー11で収容器12に搬送
された量が計測可能となる。更に、第二制御装置19
は、コンピュータ8と動物識別手段7からのデータによ
り、チューブ状シュート3を制御することによって、そ
のチューブ状シュート3は、正しい給餌桶6のちょうど
上に配置される。さらに、コンピュータ8の制御の下
で、第二制御装置19は、第一コンベヤー11の駆動を
制御する。
【0039】図2は、本発明による飼料供給装置の実施
例における搾乳ボックス22の側面図である。その搾乳
ボックス22は、搾乳ボックス22に乳牛24がいる
間、その乳牛の周囲近くに配置された柵23が設けられ
ている。搾乳ボックス22の一方には、搾乳ロボット2
5が配置されている。その搾乳ロボット25は、キャリ
ア27で支持されたティートカップ28を端部に有する
ロボットアーム26から成る。更に、ティートカップ2
8に近いロボットアームには、搾乳する乳牛の乳首の位
置が定まるように、センサー29が設けられている。
【0040】搾乳ボックス22の前側近くに、給餌桶3
1が支柱30に固定されている。実施例に示すように、
その給餌桶31は、並行四辺形ヒンジ組立32により支
柱30に接続されている。給餌桶31は、支持梁33に
よって、下側で支えられている。更に、支持梁33と給
餌桶31の下側との間に、内容物を持つ給餌桶31の重
量が計測可能になるよう測定装置34が配置されてい
る。本実施例では、計測装置34はピエゾ素子から成
る。本発明では、給餌桶の内容物の計測は、この方法に
限定されるものではなく、内容物を有する給餌桶の重量
測定のいくつかの代替方法を後に述べる。
【0041】給餌桶31の上方に、それぞれが一種類の
飼料を収容する複数のホッパー(図示しない)と、チュ
ーブ状シュート(上述の給餌コラムと類似して)とから
成る給餌ステーション35が支柱30に固定されてい
る。給餌ステーション35は、数種類の飼料用のホッパ
ーを囲む貯蔵部36を有する。その貯蔵部36の外壁に
対し、(図示しない)識別手段を構成する受信機37が
設けられている。その受信機37は、乳牛24の首の周
りのカラー39に取りつけられた受信機38からの信号
を受信する。本発明では、この識別手段に限定されず、
他の識別手段も可能である。受信機と受信機は違った場
所に設けられる。受信機は、例えば、給餌桶31に設け
られ、受信機は、乳牛に埋め込まれる。
【0042】更に、給餌桶31の上側近くに、液体、例
えば水、あるいは、シロップや糖蜜のような粘性の液体
が給餌桶31内の飼料に添加できるように、液体供給装
置40、例えばスプレーが、支柱30に固定されてい
る。
【0043】飼料供給装置は以下のように操作される。
乳牛24が搾乳ボックス22に入り、発信機38が受信
機37の受信範囲にはいると、乳牛24は、識別手段に
より自動的に識別される。乳牛別の飼料の種類と適切な
量に関するデータが、通常知られている方法で、第一制
御装置13に従属するコンピュータ42の記憶部41に
記憶される。その第一制御装置13は、第一制御装置1
3と無線通信で接続されているコンピュータ8によって
制御されている。そのために、そのコンピュータと同様
に、それぞれの制御装置には、送信機21、受信機21
‘が備えられている。
【0044】乳牛24が識別されたならば、識別手段は
コンピュータ42に信号を送信し、コンピュータ42
は、記憶部41に記憶されたデータにより、その乳牛2
4に関する数種類の飼料の量と比率が特別の順序で供給
可能なように給餌ステーション35を制御する。
【0045】一方、乳牛に食餌される餌量は、液体供給
装置40により一つの種類の飼料に液体を追加し、さら
に適正化される。乳牛と飼料の種類により加えられる液
量は、コンピュータ42の記憶部41のデータにより乳
牛毎に決定される。そのデータは、期待する乳生産を得
るために、その種類の飼料と加えられる液量の間の関係
を、乳牛毎に有している。このように、乳牛24が識別
された後、コンピュータ42は、適切な液量を供給する
ために、液体供給装置40に信号を送信する。このため
に、コンピュータ42は、記憶部41からの適切なデー
タを使用する。
【0046】本発明の飼料供給装置を初めて使用するの
に、これらのデータは、キーボード43のような入力手
段を使用して、記憶部41に入力できる。これにより、
自分の経験により、酪農家が乳牛毎、飼料の種類毎に値
を入力できる。入力を容易にし、使用中にその飼料供給
装置の性能を確認するために、コンピュータ42は、表
示画面44を備えている。
【0047】給餌ステーションが、温度、湿度、気圧、
風速などの周囲条件を計測する測定手段を備えることは
好ましい。記憶部41のデータは、期待される飼料の摂
取量をもたらす、環境条件によって飼料の種類毎に加え
られる液量の関係を乳牛毎に有している。
【0048】このように、上述の実施例において、乳牛
が搾乳ボックスに入った後、以下のデータが記憶部に記
憶される:飼料の種類毎の消費量、飼料の種類毎に加え
られる液量、温度、湿度、気圧、風速、乳生産量及び可
能なら飼料の種類の供給順序。乳牛が供給された飼料を
全て食餌した場合、そのデータはコンピュータにより記
憶部に記憶され、同じ環境で乳牛が次回来たときに、同
じ液量をその種類の飼料に加えることができる。
【0049】乳牛が飼料を全て食餌しなかった場合、次
に乳牛が搾乳ボックスに来たとき、その種類の飼料に加
える液量、あるいは、その種類の飼料が供給される比
率、量を変更することが可能となる。加える液量を変更
するのに、違う方法も可能である。例えば、食餌された
餌量を計測した後、次に来たときに、加える液量を5%
増加する(別量の増加、あるいは、逆に減少することも
可能である)ことができる。それにより、乳牛が供給さ
れた全部の飼料を完食するまで、搾乳ボックスに乳牛が
来る度に、液量を自動的に変化することができる。この
場合、データは、標準値としてコンピュータにより記憶
部に記憶される。そうでなければ、そのデータは、標準
値を決定する候補として、一時的に記憶される。そのコ
ンピュータに、加える液量を決定するため、あるデータ
に優先順位を与えるようにプログラムすることが可能で
ある。優先順位の例は、飼料の消費量、乳生産量、湿
度、温度、気圧、風速である。もちろん、酪農家の希望
により、他の順位も可能である。このように、最適の飼
料摂取量を得るために、加える液量を決定する反復方法
がある。この液体追加の飼料供給は、給餌コラムにも使
用できる。追加あるいは、飼料供給の順序の決定は、液
体の追加と同様である。
【0050】液体供給装置40には、液体を最適な飼料
摂取に適した温度にしたり、粘性の液状バターを処理で
きるようにするため、加熱装置あるいは冷却装置46が
備えることも可能である。加熱・冷却装置46の操作
は、識別手段からのデータと記憶部41からのデータに
よりコンピュータ42によって制御することができる。
【0051】飼料供給装置には、飼料に追加物を追加す
るための追加装置47が設けられる。この追加装置は、
識別手段からのデータと記憶部41からのデータにより
弁48を制御するコンピュータ42によって制御するこ
とができる。その結果、それぞれの乳牛に個別に、薬
品、ビタミン、魚油、塩、ミネラルなどの特別な追加物
を、飼料に自動的に追加可能となる。
【0052】測定装置34により、食餌時間中に適切な
乳牛がどのくらいの餌量を食餌したか測定される。飼料
の量と加えられた液量は、別々に測定可能である。これ
らのデータは、記憶部のデータを継続して更新するため
に使用され、変化する乳牛の食餌行動に適合させること
ができる。
【0053】前述のように、給餌桶の重量、特にその中
にある餌量を計測するいくつかの代替方法について説明
する。図3は、飼料を保持する給餌桶49の第一の実施
例を概念図で示す。入口開口部50は、動物(例えば乳
牛だけでなく)が給餌桶49に届くようにしている。よ
く知られている、即ち動物識別装置51である、識別手
段は、給餌桶49の近くに配置され、その給餌桶49に
近づき、使用したい特定の動物を認識する。動物識別装
置51からのデータにより、制御装置52は、例えばチ
ューブ状シュート53を経由して、給餌桶49に落下さ
せ、給餌桶49に特定の種類の飼料を供給する。
【0054】給餌桶内の餌量の重量を測定することによ
り、特定の動物に特定の飼料がどのくらい食餌された
か、そしてその給餌桶に飼料が残っているか測定するこ
とが可能となる。給餌桶内の飼料の重量を測定する手段
は、動物識別装置と重量測定手段からのデータによりそ
の給餌桶に飼料を供給するための制御装置に接続される
ことが好ましく、それにより、前の動物が残した餌量が
計算に組み入れることが可能となる。
【0055】図3において、給餌桶49内の飼料の重量
を測定する手段は、ピボット軸56について旋回可能な
給餌桶49から成る。旋回の度合は、給餌桶49内の飼
料の重量により測定される。給餌桶49の旋回の度合を
計測し、その給餌桶49内の飼料の重量をそれから推測
する装置57が設けられている。給餌桶49の旋回度合
を計測するその装置57は、その給餌桶と接する計測ロ
ール58から成る。計測ロール58の回転の度合から旋
回の度合、従って給餌桶49内の餌量が測定される。給
餌桶49の旋回度合を計測するための装置57,58
は、動物識別装置51に一体化されているので、コンパ
クトな構造が得られる。
【0056】代替あるいは追加として、図4に示すよう
に、給餌桶60の旋回度合を計測し、給餌桶60内の飼
料の重量をそれから推測する旋回計測装置70は、ダイ
ナモメータ71を備える。この実施例において、給餌桶
60は支持梁72を介し、ダイナモメータ71を支持し
ている。この状態で、給餌桶60は、ピボット軸73中
心に旋回する。ダイナモメータ71は、動物識別装置6
2に内蔵されるのが好ましい。
【0057】図3、4に示す実施例において、重量の少
しの違いも計測可能である、なぜなら、ピボット軸5
6、73と計測ロール58あるいはダイナモメータ71
は、互いに小さな距離に配置されているからである。
【0058】予期せぬ故障、例えば、両方の実施例にお
いて、動物が給餌桶を力で下方に押し下げたとき、計測
ロール、ダイナモメータなどを破損から防止するため
に、給餌桶49、60を支持する安全支持カム59(図
3)あるいは74(図4)が設けられている。
【0059】図5に概要図で示す、第三の実施例におい
て、飼料ユニット内の飼料の重量を測定する手段は、取
外し可能な給餌桶75を備える。給餌桶75は、ロール
83を駆動するモータ82により往復動作で移動させら
れる。この動きの結果、トルクが生じ、トルクの大きさ
を測定する装置84によりそのトルクが計測される。こ
の装置84は、測定されたトルクから、給餌桶内の餌量
の重量を推測する。トルクと餌量の正確な相関は、簡単
なキャリブレーション・テストにより事前に測定可能で
ある。
【0060】図5による実施例は、給餌桶75を移動さ
せるモータ82と、移動中のトルクの大きさを測定し、
測定されたトルクの大きさから給餌桶75内の餌量の重
量を推測するための装置84とが、動物識別装置77に
一体化されているので、コンパクトな構造を有する。
【0061】給餌桶は、動物識別装置からのデータによ
り、望まれない時刻に給餌桶を使用しようとする動物を
止める、あるいは、その動物が給餌桶を更に使用するの
を防止する(例えば、飼料を残すために)、あるいは、
給餌桶の更なる使用をその動物に不可能にする手段を備
えてもいい。その結果、簡単に、効率が良く、安価な方
法で、給餌桶に頭を入れ食餌することが適切でない動物
を止まらせ、他の種類の飼料が供給される前に、初めに
給餌桶内の飼料を完食するよう動物に教えることが可能
となる。
【0062】図3に示す第一の実施例において、動物を
止める手段は、動物を止める音を発する拡声器55から
成る。代替あるいは追加として、動物を止める手段は、
動物を止める光を発生する発光装置54を有する。特
に、複数の給餌桶が並んでいる場合は、止める光の使用
は好ましい、なぜならば、この光は、効果を生じさせ
る、あるいは、特定の一つの給餌桶に絞ることが可能で
あるから。
【0063】図4に示す第二の実施例において、動物を
止める手段は、入口開口部61を横切り移動可能な閉止
手段65から成る。入口開口部61を横切り閉止手段6
5が移動したとき、給餌桶60の内容物は、特定の動物
が届かないようにできる。実施例において、閉止手段6
5は、軸66周りに回転可能な桶型部品で構成される。
この軸66は、動物識別装置62からのデータにより制
御されるモータで駆動される軸で構成することも可能で
ある。
【0064】更に、その閉止手段65に動物を止める電
気印加のための電圧供給装置67を設けることもでき
る。望まれずしばしば給餌桶に近付く動物は、その給餌
桶に接することがある。特に、動物は鼻で給餌桶と接触
する。通常動物が接する給餌桶の部分に電圧供給装置6
7が的確に接続されることにより、特定の動物を非常に
部分的に止めることが可能となる。それにより、そのよ
うな電圧供給装置67は、閉止手段と切り離して使用す
ることもできる。
【0065】第二の実施例は、制御装置63と飼料のた
めのチューブ状シュート64を備えている。上述の装置
は、動物を止める手段を動物識別装置に一体化する場
合、極めてコンパクトに設計できる。代替として、動物
を止める手段を分離した手段とすることもできる。
【0066】図5による第三の実施例において、閉止手
段は、可動なように設計された給餌桶75自身で構成さ
れる。図示の状態で、給餌桶75は、軸81について回
転可能に配置され、軸81は、モータ駆動の軸で構成さ
れ、そのモータは動物識別装置で制御される。給餌桶7
5が入口開口部76を閉じている位置で、給餌桶75か
ら飼料が落下するのを防止するため、給餌桶75には、
残っている飼料を保持する壁部80を有している。この
壁部80は、給餌桶75にチューブ状シュート79を介
し供給される飼料のための飼料ガイド手段としても機能
できる。
【0067】上述のように、第二と第三の実施例におい
て、動物識別装置により制御されるモータで駆動される
閉止手段が、軸につて回転するので、簡単で、信頼性の
高い構造となる。そのために、簡単で信頼性が高いだけ
でなくコンパクトな構造で、閉止手段65あるいは75
と接しているロール69あるいは83は、モータ68あ
るいは82で駆動されることも好ましい。第三の実施例
において、給餌桶75は、ロール83を介し動物識別装
置77で支持される。
【0068】ロール83として、分割トルクロールを使
用することも可能で、このロール83は、閉止手段、こ
の場合給餌桶75それ自身を駆動する機能と、計測ロー
ルあるいはトルクロールの機能を兼ねることも好まし
い。モータ駆動の軸81で給餌桶75が動くかされる別
の場合、トルクはそのモータを介し測定することができ
る。
【0069】図6に示す第四の実施例は、給餌桶85を
使用したがる動物を動物識別装置87により止める手段
と、資料桶85内の飼料の重量を計測する手段とから成
る。止める手段は、軸90について回転可能な分割閉止
手段91で構成される。兵士手段91は、閉止手段91
と接触可能なロール92により回転するようセットさ
れ、動物識別装置87で制御されるモータ93により駆
動される。このため、給餌桶から他の動物を押しのける
動物を給餌桶に近付けないようにすることができる。
【0070】この実施例において、重量測定手段は、軸
94について回転可能な給餌桶85で構成される。この
給餌桶85は、ロール92と接するようにすることが可
能で、ロール92を駆動するモータ93の修正操作によ
る往復運動のためにある。この給餌桶85の動きによっ
て、トルク測定装置95により計測されるトルクが発生
する。
【0071】図6に示す状態では、ロール92は給餌桶
85と接し、その給餌桶85は給餌桶85内の餌量を計
測するために動作するようセットされる。動物が飼料を
食餌した後、残った餌量がトルク測定によって計測でき
る。ロール92は、入口開口部86を部分的に覆うよう
にモータ93により制御される。給餌桶85の保持装置
96は閉止手段91がロール92と接するまでその閉止
手段91に沿っている。そして、ロール92は、入口開
口部86全体を覆うように閉止手段91を制御する。給
餌桶85がロール92と、もはや接しないので、給餌桶
85は、次の飼料をチューブ状シュートあるいは溝状シ
ュート89を介し供給可能な開始位置に戻る。
【0072】図7の第五の実施例は、給餌桶97が回転
するピボット軸104の位置に関し図6の実施例と異な
る。ピボット軸104は、餌量の非常に小さな差を計測
するために、給餌桶97を駆動し、トルクを測定するた
めのロール101の近くに配置される。給餌桶97の不
必要な動きを防止する止め部103が設けられている。
入口開口部98を閉止する閉止手段100は、軸102
について旋回する。
【0073】本発明によると、特定の順序と(あるい
は)量と(あるいは)比率で給餌桶に飼料を供給するこ
とが、単位時間毎に飼料構成に応じて成される。コンピ
ュータ8は、記憶部に刻時装置で計測された飼料供給時
刻を記憶する。コンピュータ8の計算装置は、所定の餌
量を所定の期間(例えば、一日あるいは特定の数の乳牛
が(例えば40)給餌場に来た期間)で割り算し、その
種類別飼料の商が得られる。飼料構成は、コンピュータ
8が、動物への最後の給餌とその動物が動物識別手段に
より給餌桶で再度検知された時刻間の副期間を測定し、
その副期間に種類別飼料の商を掛け合わせ飼料必要量に
反映させて、決定される。この飼料必要量は、コンピュ
ータ8の制御の下で動物に供給される。この副期間は、
例えば8頭の乳牛(適切な乳牛が最後に食餌してから飼
料場に来た乳牛の数)のためであり、あるいは適切な乳
牛が最後に食餌してから例えば5時間の時間間隔であ
る。
【0074】飼料構成の例として、図8を参照し説明し
ていく。この図には、特定の乳牛の飼料構成が示され、
飼料の種類は、以下の4種である:濃縮液、貯蔵牧草、
とうもろこしそしてビール用穀物。しかし、他の種類の
飼料を追加したり、あるいは特定の種類の飼料を他の種
類の飼料と置き換えることもできる。24時間毎に乳牛
に供給する飼料の所定量は、12kgの濃縮液、24k
gの貯蔵牧草、6kgのとうもろこしそして3kgのビ
ール用穀物である。代替として、40頭の乳牛が給餌場
にくる期間に供給する飼料の所定量が、12kgの濃縮
液、24kgの貯蔵牧草、6kgのとうもろこしそして
3kgのビール用穀物であってもよい。コンピュータ8
の計算装置により算出される飼料必要量の5%が給餌部
分として得られる。給餌桶の大きさにより、給餌部分の
最大、例えば2kgを決定することができる。更に最小
量、200gが選定される。飼料供給装置の大きさと測
定精度によって、他の値をとることもできる。この時点
では、飼料必要量の5%は、200g(最小給餌部分
量)よりも少なく、この最小給餌部分量が給餌桶に供給
される。
【0075】乳牛は、最小給餌部分量と等しい第一給餌
部分量を常に与えられ、乳牛が現実に食餌したいかどう
かを知るために成される。コンピュータの比較装置によ
る比較の後、算出した特定の飼料の給餌部分量がその種
類の最小給餌部分量よりも少ないことを、比較結果が示
す場合、コンピュータは他の種類の飼料の構成の最小給
餌部分量が動物に供給されるよう飼料供給装置を制御す
る。
【0076】図8において、上方に延びる斜線は、飼料
の種類毎の飼料構成を示す。乳牛が報告された時点で、
コンピュータにより算出された飼料構成は、その乳牛に
供給され、増加が減少に変化する。その減少は、その種
類の飼料の最小(あるいは、供給される全飼料の最小)
に到達するまで続く。図に示されたものでは、全体の最
小は−5kgで、24時間(あるいは、計数器で簡単に
決定できる乳牛の特定の数)で供給される量よりもわず
かに多く乳牛は食餌できる。
【0077】乳牛が給餌桶を離れた時点で、まだ飼料の
残量が存在しているであろう。この残っている飼料と負
数の最小値となるように食餌された飼料の余りは飼料構
成の次に算入される。その構成は、種別の飼料の最大
量、あるいは全体の最大量に組み込まれる。飼料の残量
と最小閾値を比較する比較装置を使用し、給餌桶の可能
な補充は計算に組み入れられ、飼料の残量がその最小閾
値よりも少ない場合、給餌桶に飼料を供給する装置をコ
ンピュータが制御する。
【0078】図8において、禁止期間(例えば、給餌場
に来るべき乳牛の最小数)あるいは禁止時間は、示され
ていないが、例えば30分と固定することができ、乳牛
が食餌し資料供給の後、禁止時間内で、その乳牛が給餌
桶に入れないことを意味する。また、乳牛が30分以内
に搾乳ボックスに入ることが期待される場合、乳牛が入
るのは拒絶される。飼料供給の時点あるいは(食餌した
後でも、そうでなくても)動物が給餌桶を離れる時点な
どの適切な時刻が記憶される。
【0079】
【発明の効果】本発明によると、適切な給餌桶6、3
1、49、60、75、85、97に供給すべき餌量が
適切な変動要因の測定値に依るようにコンピュータ8が
適切な部分を制御することで、供給される飼料に更なる
変化を与えることができる。例えば、測定値によって、
より多くの濃縮液と貯蔵牧草で、より少ないとうもろこ
しとビール用穀物を供給することも可能である。一方、
環境の変化の下で、より多くの貯蔵牧草とより少ないと
うもろこし、濃縮液、ビール用穀物を供給することも可
能である。飼料の種類別の量がコンピュータにより制御
できることは明らかである。比率と量は、それぞれに期
待する経済効果による環境条件の選択によって決定され
る。
【0080】例として、1頭の乳牛は他の種類の飼料よ
りもビール用穀物が好みで、他の乳牛は濃縮液が好みで
あり、美味しくないビール用穀物を見つける。後者の乳
牛は、与えられた飼料にビール用穀物があるので、期待
よりも少なく食餌するということを防止するのに、本発
明は有利である。例えば、この状況で、ビール用穀物が
他の種類の飼料に含まれている栄養成分を含まない場
合、ビール用穀物はその乳牛には供給されない。その乳
牛がビール用穀物にしかない成分を必要とする場合、コ
ンピュータは、その乳牛がビール用穀物を食餌するよう
な成分混合になるよう適切な部品を制御することが可能
である。このようなコンピュータのよる制御は、そのよ
うなデータがコンピュータの記憶部に記憶されているこ
とによって可能となる。
【0081】更にわかることは、多湿の環境では、乳牛
は乾燥した飼料混合を好み、その場合、より多くの乾燥
した貯蔵牧草とより少ない湿った濃縮液が供給されるべ
きである。上述の環境条件測定手段は、測定された温
度、湿度、気圧、風速などにより、比率と(あるい
は)、量の自動調整を確実にする。
【0082】人間と同様に、乳牛の最適な給餌は、一日
の時刻に依存し、例えば、朝食、昼食、夕食に区分する
ことができる。これらのデータは記憶部に記憶してもよ
い。図には明確に示されないが、コンピュータ内にある
刻時装置が一日の時点を示し、コンピュータに対応する
時間信号を出力すると、その日の時点は、自動的に計算
に組み込まれる。更にわかることは、飼料の比率と量の
最適化は、乳牛毎に四季依存性があり、それは、刻時装
置によって自動的に計算に組み込まれる。
【0083】一方、食餌比率(動物のそれぞれの好みの
選択が考えられる)、乳生産量と、乳牛により生産され
る牛乳に含まれるエネルギーと(あるいは)、たんぱく
質と(あるいは)、脂肪と(あるいは)、ミネラルと
(あるいは)、アミノ酸などは、供給される飼料の比率
と量を制御するために、記憶部にデータとして使用する
のに適している。
【0084】加える液体に関して上述したと同じよう
に、このデータは、キーボードや記憶部にデータを入力
するほかの同等な入力装置により、コンピュータに入力
できる。また、このデータは、与えられる飼料の変数を
用い、供給飼料の効果を計測あるいは経済性を計測し、
その結果による飼料を自動的に変更することによって、
コンピュータで自動的に作ることができる。このフィー
ドバックは、動物を発育するのに計算に組み込むことが
できる。
【0085】多くのデータを制御信号を発生させるため
コンピュータにより使用することができるので、供給さ
れるべき飼料の順序を決定するのに、制御信号を発生さ
せるとき、一つのデータ(例えば、湿度)は他のデータ
(食餌比率のような)に優先するように、優先アルゴリ
ズムを備えることもできる。更に、重量因子は様々なデ
ータに利用できるので、いくつかのデータを同時に組み
入れることができる。このようなプログラムとアルゴリ
ズムは、同じ技術分野でよく知られている。
【0086】本発明によると、追加あるいは代替とし
て、少なくとも一つの種類の飼料が、他の種類の飼料か
ら少なくとも事実上分離して、適切な給餌桶6、31、
49、60、75、85、97に供給されるように、コ
ンピュータ8が適切な部品を制御することで、供給する
飼料に変化をもたらすことができる。このように、乳牛
に多くの種類の飼料を供給する順序が変更可能である。
例えば、順序として、濃縮液、貯蔵牧草、とうもろこし
とビール用穀物の混合もいいし、また、貯蔵牧草、とう
もろこしと濃縮液の混合、分けて、ビール用穀物でもい
い。また、全ての種類の飼料を少なくとも事実上分離し
て供給することも可能である。飼料の種類別の量は、コ
ンピュータにより制御されるのは明らかである。
【0087】コンピュータから出力された制御信号は、
互いに分離して給餌桶に多種類の飼料を供給する順序が
完全に任意であるように飼料供給装置を制御でき、乳牛
が給餌桶に来たとき、どの飼料を初めに供給するか決め
ることもできる。しかし、それぞれ、適切な乳牛の選択
により、環境条件により、期待する経済効果により、そ
の順序を決めることができる。
【0088】例として、1頭の乳牛は他の種類の飼料よ
りもビール用穀物が好みで、他の乳牛は濃縮液が好みで
あり、美味しくないビール用穀物を見つける。後者の乳
牛は、与えられた飼料にビール用穀物があるので、期待
よりも少なく食餌するということを防止するのに、本発
明は有利である。例えば、この状況で、ビール用穀物が
他の種類の飼料に含まれている栄養成分を含まない場
合、ビール用穀物はその乳牛には供給されない。その乳
牛がビール用穀物にしかない成分を必要とする場合、コ
ンピュータは、ビール用穀物が最初の飼料として供給さ
れるよう適切な部品を制御することが可能である。この
時点で、その乳牛が食べ始める前、もっとも食欲があ
り、初期にはまだ食餌する気持ちである。コンピュータ
は、ビール用穀物のあと、その乳牛が一番好む種類の飼
料を与えることで、確かめることができる。このような
コンピュータによる制御は、コンピュータの記憶部にそ
のようなデータが記憶されているから可能となる。
【0089】乳牛毎のデータ間の可能な組み合わせの数
は極めて膨大で、簡単な記述で、可能な組み合わせを説
明することは困難である。上述の情報により、同じ技術
分野の経験者は、希望する量と比率の飼料について簡単
に確かめることができる。更に、給餌コラムの部品の機
能、制御は、給餌ステーションなどにも適用可能であ
る。本発明は、実施例を参照し、コンピュータには、種
類別飼料の商を得るために所定の期間で所定の餌量を割
り算するための計算装置を有し、その計算装置は、飼料
必要量を決める副期間と種類別飼料の商の積を計算する
と説明されているが、副期間で飼料必要量を決める他の
方法も可能であることは明らかである。コンピュータに
は、動物毎、副期間毎の飼料必要量を含む対応表が記憶
する記憶部が設けられることは好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による飼料供給装置の給餌コラムにおけ
る概要断面図である。
【図2】本発明による飼料供給装置の搾乳ボックスの概
要側面図である。
【図3】本発明による給餌ステーションのそれぞれの給
餌コラムでの動物に食餌される餌量を計測する手段の第
一の実施例を示す概要図である。
【図4】本発明による給餌ステーションのそれぞれの給
餌コラムでの動物に食餌される餌量を計測する手段の第
二の実施例を示す概要図である。
【図5】本発明による給餌ステーションのそれぞれの給
餌コラムでの動物に食餌される餌量を計測する手段の第
三の実施例を示す概要図である。
【図6】本発明による給餌ステーションのそれぞれの給
餌コラムでの動物に食餌される餌量を計測する手段の第
四の実施例を示す概要図である。
【図7】本発明による給餌ステーションのそれぞれの給
餌コラムでの動物に食餌される餌量を計測する手段の第
五の実施例を示す概要図である。
【図8】4種類の飼料に対する単位時間当たりの飼料消
費を示すグラフである。
【符号の説明】
6、31、49、60、75、85、97 給餌桶 7、51、62、77、87 動物識別手
段(動物識別装置) 8、42 コンピュー
タ 9、10 ホッパー 22 搾乳ボック
ス 25 搾乳ロボッ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カレル ヴァン デン バーグ オランダ国 2971 ビーアール ブレスケ ンスグラーフ、ボーテルブロエムストラー ト 5 Fターム(参考) 2B102 AA02 AD05 AD24 AD25 AD29 AD35 BA03 BB11

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一種類の飼料の所定量を、所
    定時間の期間で動物に自動的に供給する飼料供給装置に
    おいて、給餌場と、該給餌場の動物を識別する動物識別
    手段と、該給餌場に少なくとも一種類の飼料を自動的に
    供給するための該飼料供給装置を制御するコンピュータ
    とから成り、該コンピュータは、動物への最後の飼料供
    給と該給餌場で該動物識別手段により動物が識別される
    時々刻々の時点との間の副期間を測定し、該コンピュー
    タは、該給餌場に動物がいる間、測定された副期間に基
    づく大きさの飼料必要量を該動物に供給するように、飼
    料供給装置を制御することを特徴とする飼料供給装置。
  2. 【請求項2】 上記コンピュータには、動物毎に飼料供
    給の時刻を測定する刻時装置が設けられ、動物への最後
    の飼料供給と上記給餌場で上記物識別手段により動物が
    識別される時々刻々の時点との間の時間間隔として上記
    副期間を測定することを特徴とする請求項1記載の飼料
    供給装置。
  3. 【請求項3】 上記コンピュータには、動物毎と副期間
    毎の飼料必要量の大きさを有する対応表を記憶する記憶
    部が設けられていることを特徴とする請求項1または2
    記載の飼料供給装置
  4. 【請求項4】 上記コンピュータには、種類別飼料の商
    を得る、種類別の飼料の所定の量を所定の期間で割り算
    し、飼料必要量を得る、上記副期間と該種類別飼料の商
    の積を算出する計算装置を備えることを特徴とする請求
    項1、2または3記載の飼料供給装置。
  5. 【請求項5】 上記コンピュータは、上記飼料必要量が
    上記動物に給餌部分として供給されるよう飼料供給装置
    を制御することを特徴とする請求項4記載の飼料供給装
    置。
  6. 【請求項6】 一つの給餌部分は、少なくとも最小の給
    餌部分量を有することを特徴とする請求項5記載の飼料
    供給装置。
  7. 【請求項7】 上記コンピュータの上記計算装置は、給
    餌部分の給餌部分量を計算することを特徴とする請求項
    5または6記載の飼料供給装置。
  8. 【請求項8】 上記計算された給餌部分量はほぼ上記飼
    料必要量の5%であることを特徴とする請求項7記載の
    飼料供給装置。
  9. 【請求項9】 上記コンピュータには、上記計算された
    給餌部分量を上記最小の給餌部分量と比較する比較装置
    を備え、該コンピュータは、該計算された給餌部分量が
    該最小の給餌部分量より小さいことを比較結果が示す間
    は、一つの最小の給餌部分量を上記動物に供給するよう
    に飼料供給装置を制御することを特徴とする請求項6、
    7または8記載の飼料供給装置。
  10. 【請求項10】 上記記憶部には、禁止期間が記憶さ
    れ、上記コンピュータは、上記動物への飼料供給の最後
    の時点より計測し、禁止期間が経過した後、少なくとも
    一種類の飼料を該動物に供給するよう飼料供給装置を制
    御するだけであることを特徴とする請求項1−9のいず
    れかに記載の飼料供給装置。
  11. 【請求項11】 上記給餌場で上記動物識別手段により
    動物が識別されたとき、上記コンピュータは、該動物に
    一つの最小の給餌部分量を供給することを特徴とする請
    求項6−10のいずれかに記載の飼料供給装置。
  12. 【請求項12】 上記コンピュータの上記記憶部には、
    供給されるべき一つの種類の飼料の最小、最大量が記憶
    されていることを特徴とする請求項1−11のいずれか
    に記載の飼料供給装置。
  13. 【請求項13】 上記コンピュータは、上記給餌場を離
    れる時点を記憶部に記憶することを特徴とする請求項1
    −12のいずれかに記載の飼料供給装置。
  14. 【請求項14】 上記給餌場の飼料の重量を測定する測
    定手段が備えられていることを特徴とする請求項1−1
    3のいずれかに記載の飼料供給装置。
  15. 【請求項15】 上記コンピュータは、上記給餌場にあ
    る飼料の残量に関するデータを記憶部に記憶することを
    特徴とする請求項13または14記載の飼料供給装置。
  16. 【請求項16】 上記計算装置は、上記副期間と上記種
    類別飼料の商との積として飼料必要量を算出し、該積
    は、上記飼料の残量を引き算されることを特徴とする請
    求項15記載の飼料供給装置。
  17. 【請求項17】 上記コンピュータには、上記飼料の残
    量と最小閾値を比較する比較装置が備えられ、該コンピ
    ュータは、該飼料の残量が該最小閾値より小さいことを
    比較結果が示す間は、一つの飼料を給餌場に供給するよ
    うに飼料供給装置を制御することを特徴とする請求項1
    4、15または16記載の飼料供給装置。
  18. 【請求項18】 所定の期間で動物に複数の種類の飼料
    を自動的に供給することを特徴とする請求項1−17の
    いずれかに記載の飼料供給装置。
  19. 【請求項19】 上記複数の種類の飼料が上記給餌場に
    供給される前に該複数の種類の飼料を混合する混合装置
    を備えることを特徴とする請求項18記載の飼料供給装
    置。
  20. 【請求項20】 上記コンピュータは、少なくとも一つ
    の種類の飼料が、他の種類の飼料と少なくとも事実上分
    離されて上記給餌場に供給されるように飼料供給装置を
    制御することを特徴とする請求項18記載の飼料供給装
    置。
  21. 【請求項21】 特定の種類の飼料に対する計算された
    給餌部分量が該特定の飼料の最小給餌部分量よりも小さ
    い場合、上記コンピュータは、他の種類の飼料で構成さ
    れる一つの最小給餌部分量を上記動物に供給するように
    飼料供給装置を制御することを特徴とする請求項9また
    は18−20のいずれかに記載の飼料供給装置。
  22. 【請求項22】 複数の給餌場を有し、上記コンピュー
    タは、第一の飼料が、上記動物識別手段により動物が最
    も最近に識別された該給餌場に供給されるように飼料供
    給装置を制御することを特徴とする請求項1−21のい
    ずれかに記載の飼料供給装置。
  23. 【請求項23】 酪農動物を自動的に搾乳する搾乳ロボ
    ットを有する、少なくとも一つの搾乳ボックスが設けら
    れ、該搾乳ボックスには、給餌桶を有する給餌ステーシ
    ョンが設けられていることを特徴とする請求項1−22
    のいずれかに記載の飼料供給装置。
  24. 【請求項24】 給餌桶を有する少なくとも一つの給餌
    コラムが設けられていることを特徴とする請求項1−2
    3のいずれかに記載の飼料供給装置。
  25. 【請求項25】 変動する要因の時々刻々の値を計測
    し、要因の値の信号を上記コンピュータに出力する要因
    測定手段を備え、上記給餌ステーションあるいは上記給
    餌コラムは、少なくとも二つの種類の飼料を自動的に供
    給可能で、上記コンピュータは、複数の種類の飼料が特
    定の量で、特定の比率で混合物として、集合的にそれぞ
    れに供給されるように制御信号により該給餌ステーショ
    ンまたは該給餌コラムを制御し、該コンピュータには、
    要因の値の信号を該制御信号に処理するための処理装置
    が備えられていることを特徴とする請求項23または2
    4記載の飼料供給装置。
  26. 【請求項26】 上記要因測定手段は、周囲状態を測定
    する周囲状態測定手段、一日の時点を計測する刻時装
    置、一年の期間を測定する刻時装置、動物の群れ状態を
    計測する手段、動物毎、飼料の種類毎に給餌率を計測す
    る手段、動物毎に乳生産量を計測する手段、該動物より
    得られた乳内の蛋白質と(あるいは)脂肪と(あるい
    は)ミネラルと(あるいは)アミノ酸などの量を計測す
    る手段と、動物により消費される飼料の量を計測する手
    段の中から選択されることを特徴とする請求項25記載
    の飼料供給装置。
  27. 【請求項27】 上記給餌ステーションあるいは上記給
    餌コラムには、容器と、ホッパーから該容器に多量の飼
    料を搬送する第一コンベヤーと該容器から給餌桶に該多
    量の飼料を搬送する第二コンベヤーからなる搬送手段と
    が備えられていることを特徴とする請求項1−26のい
    ずれかに記載の飼料供給装置。
  28. 【請求項28】 上記容器には、該容器内の飼料を計測
    するための重量測定装置が備えられていることを特徴と
    する請求項27記載の飼料供給装置。
  29. 【請求項29】 上記容器には、開放可能に設計された
    底部を備えていることを特徴とする請求項27または2
    8記載の飼料供給装置。
  30. 【請求項30】 上記容器の上記底部の開放を制御する
    制御装置が備えられていることを特徴とする請求項29
    記載の飼料供給装置。
  31. 【請求項31】 上記第二コンベヤーがチューブ状シュ
    ートあるいは溝状シュートであることを特徴とする請求
    項27−30のいずれかに記載の飼料供給装置。
  32. 【請求項32】 上記給餌桶は、閉止手段により閉止す
    ることができ、上記制御装置は、該閉止手段の操作を制
    御することを特徴とする請求項27−30のいずれかに
    記載の飼料供給装置。
  33. 【請求項33】 上記所定の期間は一日の固定時刻から
    計測されることを特徴とする請求項1−32のいずれか
    に記載の飼料供給装置。
  34. 【請求項34】 上記刻時装置は、給餌桶に動物がいる
    時々刻々の時点を計測し、上記所定の期間は速やかに該
    時々刻々の時点に先行することを特徴とする請求項2−
    32のいずれかに記載の飼料供給装置。
  35. 【請求項35】 上記所定の期間の長さは、動物に依存
    し(あるいは)乳分泌期間に依存し(あるいは)四季に
    依存し(あるいは)天候に依存することを特徴とする請
    求項1−34記載の飼料供給装置。
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