JP2003116362A - 育苗容器用回転ブラシ - Google Patents

育苗容器用回転ブラシ

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JP2003116362A
JP2003116362A JP2001316174A JP2001316174A JP2003116362A JP 2003116362 A JP2003116362 A JP 2003116362A JP 2001316174 A JP2001316174 A JP 2001316174A JP 2001316174 A JP2001316174 A JP 2001316174A JP 2003116362 A JP2003116362 A JP 2003116362A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置間隔を短くした回転ブラシの前後並設の
実現、作業スペースの確保。 【構成】 育苗容器Aを移送する移送台1の上方に、該
移送台1に左右一対のフレーム側板16を前後に所定間
隔をおいて並設し、各フレーム側板16には回転ブラシ
3のブラシ回転軸6を上下動自在に夫々軸装し、前記前
側の回転ブラシ3のブラシ回転軸6の左右何れか一端に
は前記移送台1からの回転を伝達する伝動機構Tを、他
端には保護キャップ35を夫々設け、後側の回転ブラシ
3Rのブラシ回転軸6Rの他端に前記移送台1からの回
転を伝達する伝動機構Tを、一端に後側保護キャップ3
5Rを夫々設けた育苗容器用回転ブラシ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育苗容器に土を供給す
る装置等に使用する回転ブラシの取付構成に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】従来公知ではないが、先願の特願2000
−247261号には、ブラシ回転軸の両端に左右一対
の回動アームを夫々取付け、各回動アームは移送台に回
動自在に取付け、ブラシ回転軸の両端には牽引支持部材
を設け、牽引支持部材はダイヤルを有する調節螺子軸に
上下自在に取付け、左右の調節螺子軸は連結軸により連
結し、連結軸は移送台に設けた側板の上部の高さの相違
する切替用係合段部に選択係合させて支持する構成につ
いて提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術のもの
は、微調節機構を工夫して、変更範囲を広くしたもので
あるが、単に一つの回転ブラシを設けた点に課題があ
る。即ち、先行技術ものは前後にブラシを並設する思想
がないから、左右に回動アームを設けており、このま
ま、前後に並設すると、組立て・組み付け等の作業をす
るスペースが必要なため、設置間隔が長くなり、全体長
さを長くするという課題がある。この点、少し工夫する
と、組立て・組み付け等の作業スペースを充分に確保し
つつ、回転ブラシの前後の設置間隔を短くできる。
【0004】
【発明の目的】設置間隔を短くした回転ブラシの前後並
設の実現、作業スペースの確保。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、育苗容器Aを
移送する移送台1の上方に、該移送台1に左右一対のフ
レーム側板16を前後に所定間隔をおいて並設し、各フ
レーム側板16には回転ブラシ3のブラシ回転軸6を上
下動自在に夫々軸装し、前記前側の回転ブラシ3のブラ
シ回転軸6の左右何れか一端には前記移送台1からの回
転を伝達する伝動機構Tを、他端には保護キャップ35
を夫々設け、後側の回転ブラシ3Rのブラシ回転軸6R
の他端に前記移送台1からの回転を伝達する伝動機構T
を、一端に後側保護キャップ35Rを夫々設けた育苗容
器用回転ブラシとしたものである。本発明は、前記伝動
機構Tは、ブラシ回転軸6にブラシ歯車32または後側
ブラシ歯車32Rを設け、ブラシ歯車32または後側ブ
ラシ歯車32Rには前記移送台1の回転軸8に設けたブ
ラシ用歯車との間にチエン34を掛け回して構成した育
苗容器用回転ブラシとしたものである。本発明は、前後
のブラシ回転軸6の両端に一対の牽引支持部材18を夫
々取付け、各牽引支持部材18はダイヤル22を有する
調節螺子軸19に上下自在に取付け、左右の調節螺子軸
19は連結軸21により連結し、前記フレーム側板16
の上部に前記連結軸21を上方から係合させて支持する
高さの相違する切替用係合段部26を前後方向に複数設
けた高さ調節装置15を設けた育苗容器用回転ブラシと
したものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1
は育苗容器Aを移送する移送台、2は移送台1に設けた
育苗容器Aを移送する移送ロール、3は前記移送台1の
上方に設けた回転ブラシであり、回転ブラシ3は前記育
苗容器Aに余分に供給した床土4を所定量掻取りながら
均平するものである。前記回転ブラシ3は、そのブラシ
回転軸6の両端を左右一対のフレーム側板16に軸装す
る。フレーム側板16は左右一対前記移送台1に設け、
フレーム側板16には前記ブラシ回転軸6を挿通する挿
通孔17を形成し、挿通孔17は高さの相違する育苗容
器Aに合わせて回転ブラシ3が上下するのを許容する。
フレーム側板16より側方に突出するブラシ回転軸6の
両端には牽引支持部材18の下部を夫々取付け、各牽引
支持部材18の上部には調節螺子軸19の下部を螺合さ
せる。20は牽引支持部材18に溶接固定した螺合用ナ
ットであり、調節螺子軸19を回転させると、牽引支持
部材18は調節螺子軸19に対して上下動する。
【0007】調節螺子軸19の上部は左右方向の連結軸
21に回転自在に取付ける。22は調節螺子軸19の上
端に設けたダイヤル、23は連結軸21の下方の調節螺
子軸19に設けた係合用ナットであり、係合用ナット2
3によりダイヤル22を持ち上げると、連結軸21が上
動する。また、前記螺合用ナット20の下方の調節螺子
軸19にはロック用ナット24を螺合させている。前記
牽引支持部材18には前記移送台1等の固定部との間に
バネ25を設け、常時牽引支持部材18を下方に牽引す
るように付勢する。
【0008】しかして、前記フレーム側板16の上縁に
は、前記連結軸21を係合させる切替用係合段部26を
複数円弧上に配置形成し、複数ある切替用係合段部26
のうち何れかに選択係合させる。この場合、前記切替用
係合段部26のうち、前記ブラシ回転軸6の鉛直上に連
結軸21が位置する中央切替用係合段部26aを基準段
部とし、この状態で左右の調節螺子軸19を回転させて
回転ブラシ3の下端を育苗容器Aの前壁27の上面に接
触させ、掻取り量を「零」にし、中央切替用係合段部2
6aの前後側に、順に低い切替用係合段部26を形成
し、この切替用係合段部26に連結軸21を係合させて
回転ブラシ3の下端を育苗容器Aの前壁前壁27上面よ
り下方に位置させて、床土を所定量掻き取る。前記回転
ブラシ3の後側にはブラシカバー30を設け、ブラシカ
バー30は前記連結軸21より所定間隔を置いて下方に
位置させて、作業者の手を挿入して連結軸21を持ち上
げられるようにしている。
【0009】しかして、図1〜図2は、理解を容易にす
るために回転ブラシ3を単独で図示しているが、図7以
下では、これを前後に並設する。この場合、回転ブラシ
3は、ブラシ回転軸6の両端を左右一対のフレーム側板
16に軸装することにより取付けているので、前側の回
転ブラシ3のブラシ回転軸6の左右何れか一端に前側ブ
ラシ歯車32を設け、該前側ブラシ歯車32と移送台1
の回転軸(移送ロール2の回転軸)8に設けた前側ブラ
シ用歯車33との間にチエン34を設け、前側の回転ブ
ラシ3のブラシ回転軸6の左右何れか他端には保護キャ
ップ35を取付ける。
【0010】一方、前側の回転ブラシ3の前側ブラシ歯
車32を設けた側の反対側となる後側の回転ブラシ3R
の後側ブラシ回転軸6Rの他端(前側の回転ブラシ3の
一端基準)に後側ブラシ歯車32Rを設け、該後側ブラ
シ歯車32Rと前記回転軸8に設けた後側ブラシ用歯車
33Rとの間に後側ブラシ用チエン34Rを設け、後側
のブラシ回転軸6の左右何れか一端には後側保護キャッ
プ35Rを取付ける。即ち、回転ブラシ3のブラシ回転
軸6の左右何れか一端には移送台1からの回転が伝達さ
れる伝動機構Tを設けるが、他端側には伝動機構Tを設
けず保護キャップ35のみを設け、後側の回転ブラシ3
において伝動機構Tおよび後側保護キャップ35Rは夫
々反対側となるように配置して、回転ブラシ3の前後設
置間隔を短くすると共に、伝動機構Tの周囲を広くして
組立て・組み付け等の作業を容易にする。図7では、前
後のブラシ3、3Rにおいて、高さが相違しているが、
これは図の理解を容易にするためのもので、実際の使用
状態を示したものではない。但し、土の性状、供給量、
掻取り量等の諸条件によっては、前側回転ブラシ3を後
側回転ブラシ3Rに対して低くすると、掻取り精度を向
上させられることがあり、どのように高さ設定するかは
本願の要件ではない。
【0011】なお、ブラシ回転軸6と移送台1の回転軸
8との間にはチエンを設けるだけで、実施可能である
が、実施例では、ブラシ回転軸6の上下に伴うチエンの
緩みを防止するため、ブラシ回転軸6と移送台1の回転
軸8との間に夫々回動アーム36を設けているが、要件
ではない。したがって、フレーム側板16の切替用係合
段部26は、中央切替用係合段部26aを基準に前後側
の交互に低くくなるように形成すると、掻取り量の設定
の精度を向上させ、好適である。しかして、ブラシ回転
軸6は、回転軸8を中心とする円弧線上であって、連結
軸21を中心とする円弧線上を移動するから、高さの相
違する育苗容器Aに合わせると、最初のブラシ回転軸6
の位置が上下に変化し、各切替用係合段部26の段差と
ブラシ回転軸6の下降量が比例しないことになる。
【0012】即ち、高さの相違する育苗容器Aに合わせ
て、最初のブラシ回転軸6の位置を変化させると、各切
替用係合段部26に係合させたとき、中央切替用係合段
部26aに対する下降量が一定とならないことになり、
このずれを、中央切替用係合段部26aを基準に各切替
用係合段部26を前後側の交互に低くくなるように形成
することにより、掻取り量の設定の精度を向上させるの
である。26bは第一切替用係合段部、26cは第二切
替用係合段部、26dは第三切替用係合段部、26eは
第四切替用係合段部であり、順に掻取り量が多くなるよ
うに、回転ブラシ3の高さを低くする。
【0013】そのため、前記切替用係合段部26のう
ち、前記ブラシ回転軸6と連結軸21とが鉛直上に位置
する中央切替用係合段部26aを基準段部とし、この状
態で左右の調節螺子軸19を回転させて回転ブラシ3の
下端を育苗容器Aの前壁前壁27の上面に接触させ、掻
取り量を「零」になるように調節し、この中央切替用係
合段部26aの前後側に、中央切替用係合段部26aよ
り順に低い切替用係合段部26を形成する。したがっ
て、「零設定」の中央切替用係合段部26aより低い切
替用係合段部26に係合させることにより、回転ブラシ
3の下端を育苗容器Aの前壁27上面より下方に位置さ
せて、床土を所定量掻き取る。
【0014】この場合、実施例の切替用係合段部26
は、中央切替用係合段部26aを基準に前後側の交互に
低くくなるように形成しているから、回転軸8と連結軸
21の2点を中心とする円弧移動するブラシ回転軸6の
移動量の変化を最小にして、掻取り量の設定の精度を向
上させる。即ち、一例として、7mm、10mm、12mm、
15mmの4段階の切替用係合段部26を形成する場合、
側面視、後側より15mm(第四切替用係合段部26
b)、12mm(第三切替用係合段部26b)、0mm(中
央切替用係合段部26a)、7mm(第一切替用係合段部
26b)、10mm(第二切替用係合段部26b)の順に
形成しているから、各切替用係合段部26の間のずれも
小さくなる。
【0015】なお、側面視、15mm(第四切替用係合段
部26b)、10mm(第二切替用係合段部26b)、0
mm(中央切替用係合段部26a)、7mm(第一切替用係
合段部26b)、12mm(第三切替用係合段部26b)
の順に形成してもよい。しかして、牽引支持部材18は
バネ25により常時下方に牽引されているから、調節螺
子軸19を回転させて牽引支持部材18を下げると、牽
引支持部材18はバネ25の弾力により下降し、反対
に、調節螺子軸19を逆回転させると、牽引支持部材1
8をバネ25の弾力に抗して上動させる。この場合、牽
引支持部材18の上部に調節螺子軸19の下部を螺合さ
せているから、ダイヤル22を回転させると、調節螺子
軸19に対して牽引支持部材18は上下する。
【0016】また、連結軸21の下方の調節螺子軸19
には係合用ナット23を設けているから、ダイヤル22
を持ち上げると、係合用ナット23により連結軸21を
上動させ、連結軸21だけでなく、左右のダイヤル22
によっても連結軸21を持ち上げて他の切替用係合段部
26に係合させて、回転ブラシ3の掻取り量を変更でき
る。また、牽引支持部材18に固定の螺合用ナット20
の下方の調節螺子軸19にはロック用ナット24を螺合
させているから、一旦調節すると、狂いが生じない。ま
た、フレーム側板16に設けたブラシ回転軸6を挿通す
る挿通孔17は、回転軸8を中心とする円弧形状に形成
すると、ブラシ回転軸6の上下を円滑にして好適であ
る。以上のように、フレーム側板16とブラシ回転軸6
との間に、高さ調節装置15を設け、高さ調節装置15
は連結軸21とダイヤル22とバネ25とフレーム側板
16の上縁に設けた複数の切替用係合段部26により構
成される。
【0017】
【作用】次に作用を述べる。育苗容器Aを移送する移送
台1の上方に左右一対のフレーム側板16を設け、一対
のフレーム側板16に回転ブラシ3を軸装し、回転ブラ
シ3には、ブラシ回転軸6に取付けた牽引支持部材18
と、牽引支持部材18を上下させるダイヤル22を有す
る調節螺子軸19と、左右の調節螺子軸19を連結した
連結軸21と、移送台1に設けたフレーム側板16に形
成した連結軸21を係合支持する切替用係合段部26と
を有する高さ調節装置15を設けているから、何れかの
切替用係合段部26に連結軸21を係合させた状態で、
左右の調節螺子軸19を回転させて回転ブラシ3の下端
を育苗容器Aの前壁27の上面に接触させ、掻取り量を
「零」にし、次ぎに、ダイヤル22または連結軸21を
持って、上方に持ち上げて前記切替用係合段部26より
低い他の切替用係合段部26に連結軸21を係合させる
と、最初の切替用係合段部26と次ぎの切替用係合段部
26の高さ分だけ、牽引支持部材18は下降し、これに
よりブラシ回転軸6も下降し、回転ブラシ3は所定高さ
に設定される。
【0018】この状態で、床土を供給した育苗容器Aを
移送台1に供給すると、移送ロール2により移送され
て、回転ブラシ3の下方を通過するとき、所定量掻き取
られる。しかして、掻取り量を変更するときは、連結軸
21を複数ある切替用係合段部26のうち他の切替用係
合段部26に係合させると、これにより連結軸21は調
節螺子軸19を上下させ、調節螺子軸19は牽引支持部
材18を上下させ、牽引支持部材18はブラシ回転軸6
を上下させて、回転ブラシ3の高さを変更し、掻取り量
を変更する。また、高さの相違する育苗容器Aを使用す
るときは、前記したように、何れかの切替用係合段部2
6に連結軸21を係合させた状態で、左右の調節螺子軸
19を回転させて回転ブラシ3の下端を育苗容器Aの前
壁27の上面に接触させ、掻取り量を「零」にし、次ぎ
に、ダイヤル22または連結軸21を持って、上方に持
ち上げて前記切替用係合段部26より低い他の切替用係
合段部26に連結軸21を係合させて、回転ブラシ3を
所定高さに設定する。
【0019】前記の場合、切替用係合段部26は、移送
台1に設けた左右一対のフレーム側板16の上縁に円弧
上に複数配置しているから、切替用係合段部26を形成
するスペースが多くなって、それだけ、変更範囲を広く
できる。即ち、固定側のフレーム側板16に、切替用係
合段部26を設けているので、スペースを広くできる。
しかして、図7以下の実施例では、回転ブラシ3を前後
に並設し、回転ブラシ3のブラシ回転軸6の左右何れか
一端には伝動機構Tを設けるが、他端側には伝動機構T
を設けず保護キャップ35、35Rのみを設け、前後の
回転ブラシ3において伝動機構Tは夫々反対側となるよ
うに配置しているから、回転ブラシ3の前後設置間隔を
短くすると共に、伝動機構Tの周囲を広くして組立て・
組み付け等の作業を容易にする。
【0020】即ち、前側の回転ブラシ3のブラシ回転軸
6の左端に前側ブラシ用アーム31と伝動機構Tを設
け、前側のブラシ回転軸6の右端には保護キャップ35
を取付け、一方、後側の回転ブラシ3Rのブラシ回転軸
6Rの右端(前側の回転ブラシ3の左端基準)に後側ブ
ラシ用アーム31Rと伝動機構Tを設け、後側のブラシ
回転軸6の左端には後側保護キャップ35Rを取付けて
いるから、前後の保護キャップ35、35Rの周辺を作
業空間にでき、回転ブラシ3の前後設置間隔を短くして
も、回転ブラシ3の組立て・組み付け等の作業を容易に
する。
【0021】
【効果】本発明は、育苗容器Aを移送する移送台1の上
方に、該移送台1に左右一対のフレーム側板16を前後
に所定間隔をおいて並設し、各フレーム側板16には回
転ブラシ3のブラシ回転軸6を上下動自在に夫々軸装
し、前記前側の回転ブラシ3のブラシ回転軸6の左右何
れか一端には前記移送台1からの回転を伝達する伝動機
構Tを、他端には保護キャップ35を夫々設け、後側の
回転ブラシ3Rのブラシ回転軸6Rの他端に前記移送台
1からの回転を伝達する伝動機構Tを、一端に後側保護
キャップ35Rを夫々設けた育苗容器用回転ブラシとし
たものであるから、回転ブラシ3の前後設置間隔を短く
しても、回転ブラシ3の組立て・組み付け等の作業を容
易にする。本発明は、前記伝動機構Tは、ブラシ回転軸
6にブラシ歯車32または後側ブラシ歯車32Rを設
け、ブラシ歯車32または後側ブラシ歯車32Rには前
記移送台1の回転軸8に設けたブラシ用歯車との間にチ
エン34を掛け回して構成した育苗容器用回転ブラシと
したものであるから、回転ブラシ3の組立て・組み付け
等の作業を容易にする。本発明は、前後のブラシ回転軸
6の両端に一対の牽引支持部材18を夫々取付け、各牽
引支持部材18はダイヤル22を有する調節螺子軸19
に上下自在に取付け、左右の調節螺子軸19は連結軸2
1により連結し、前記フレーム側板16の上部に前記連
結軸21を上方から係合させて支持する高さの相違する
切替用係合段部26を前後方向に複数設けた高さ調節装
置15を設けた育苗容器用回転ブラシとしたものである
から、回転ブラシ3の前後設置間隔を短くして回転ブラ
シ3の組立て・組み付け等の作業を容易にしつつ、変更
精度を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 理解を容易にするために単独の回転ブラシの
側面図。
【図2】 同正面図。
【図3】 同フレーム側板の側面図。
【図4】 同高さ調節装置の一部正面図。
【図5】 同調節状態断面図。
【図6】 同高さ調節装置の一部斜視図。
【図7】 回転ブラシを前後に並設した側面図。
【図8】 同展開状態の平面図。
【符号の説明】
1…移送台、2…移送ロール、3…回転ブラシ、4…床
土、6…ブラシ回転軸、7…取付アーム、8…回転軸、
9…歯車、15…高さ調節装置、16…フレーム側板、
17…挿通孔、18…牽引支持部材、19…調節螺子
軸、20…螺合用ナット、21…連結軸、22…ダイヤ
ル、23…係合用ナット、24…ロック用ナット、25
…バネ、26…切替用係合段部、27…前壁、30…ブ
ラシカバー、31…前側ブラシ用アーム、32…前側ブ
ラシ歯車、33…前側ブラシ用歯車33、34…チエ
ン、35…保護キャップ、3R…後側回転ブラシ、6R
…後側ブラシ回転軸、32R…後側ブラシ歯車、33R
…後側ブラシ用歯車、34R…後側ブラシ用チエン、3
5R…後側保護キャップ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育苗容器Aを移送する移送台1の上方
    に、該移送台1に左右一対のフレーム側板16を前後に
    所定間隔をおいて並設し、各フレーム側板16には回転
    ブラシ3のブラシ回転軸6を上下動自在に夫々軸装し、
    前記前側の回転ブラシ3のブラシ回転軸6の左右何れか
    一端には前記移送台1からの回転を伝達する伝動機構T
    を、他端には保護キャップ35を夫々設け、後側の回転
    ブラシ3Rのブラシ回転軸6Rの他端に前記移送台1か
    らの回転を伝達する伝動機構Tを、一端に後側保護キャ
    ップ35Rを夫々設けた育苗容器用回転ブラシ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記伝動機構Tは、
    ブラシ回転軸6にブラシ歯車32または後側ブラシ歯車
    32Rを設け、ブラシ歯車32または後側ブラシ歯車3
    2Rには前記移送台1の回転軸8に設けたブラシ用歯車
    との間にチエン34を掛け回して構成した育苗容器用回
    転ブラシ。育苗容器用回転ブラシ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前後
    のブラシ回転軸6の両端に一対の牽引支持部材18を夫
    々取付け、各牽引支持部材18はダイヤル22を有する
    調節螺子軸19に上下自在に取付け、左右の調節螺子軸
    19は連結軸21により連結し、前記フレーム側板16
    の上部に前記連結軸21を上方から係合させて支持する
    高さの相違する切替用係合段部26を前後方向に複数設
    けた高さ調節装置15を設けた育苗容器用回転ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007110948A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Suzutec Co Ltd 育苗容器用土均平装置
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