JP2003116192A - 超指向性音響装置およびプログラム - Google Patents
超指向性音響装置およびプログラムInfo
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Abstract
域の中心に常に位置するように各音情報発生装置を該聴
取者の位置に追従させる。
Description
えた音響装置に関し、特に指向性を著しく向上させた超
指向性音響装置及びプログラムに関するものである。
動させ、この振動板から空気中に放出される音を聴取す
るように構成されたものが広く用いられている。この種
のスピーカ装置は、20Hz〜20KHz程度の可聴帯
域のオーディオ信号によって振動板を振動させ、この振
動板から直接空気中に音を放出するようになっている。
て空気中に拡がりを持って音が放出され、特定の聴取者
のみに向かって音を放出することができない。そのた
め、超音波振動素子を用い秘話機能を持って音の放出を
行うことができるスピーカ装置が提供されている。
者のみに向かって音を放出するスピーカ装置は、超指向
性を持って音を放出することができる。この種のスピー
カ装置は、聴取者がある特定の位置にいる場合に用いて
有用である。
は、指向性を示す先に一直線上に並ぶ複数の聴取者が可
聴音を聴取してしまい、秘話性が低い。また、振動子が
固定されている場合には、移動する聴取者の位置に向か
って音を放出することができない。
設定方式と新規な音源位置設定方式を用い、超指向性を
持って音を放出することにより、特定位置の聴取者のみ
が聴取可能となる秘話機能の超指向性音響装置を提供す
ることにある。
するために提案される本発明に係る超指向性音響装置
は、音源から出力されるオーディオ信号を変調手段によ
り少なくとも可聴帯域よりも高い周波数領域の信号に周
波数変調し、変調手段からの周波数変調された信号によ
って超音波振動子を駆動する。同時に、カメラを具備し
た画像認識装置によって、聴取者の位置を認識し、超音
波振動子によって放出される音波の方向を決定すること
で、可聴音を伝播する領域を聴取者の位置に合わせて自
動的に決定する。さらに、変調周波数を自動的に変更す
ることにより、可聴音伝播領域を制御することによっ
て、秘話機能が高くなるようにしたものである。
いて説明する。図1は、本発明の一実施の形態のシステ
ムの配置状態の概略図を示す。
情報処理装置、2はエージェントキャラクター、3及び
5は画像入力装置、6及び7は超音波振動子、8及び9
は角度制御装置をそれぞれ示し、本システムの聴取者1
0に対して、チャネルL及びRを構成する様に図示の如
くそれぞれ配置されている。また、11はワイヤレスマ
イクを示す。
ック構成図を示す。図2において、チャンネルLを構成
する画像入力装置3、超音波振動子6、角度制御装置
8、及び、チャンネルRを構成する画像入力装置5、超
音波振動子7、角度制御装置9が情報処理装置1の情報
処理部13にそれぞれ接続されている。また、情報処理
部13には、記憶部14が接続されている。該記憶部1
4には、登録された聴取者認識用の画像データ、本シス
テムの処理プログラム等が予め記憶されいる。
すフローチャートを示し、図4は図3のステップS3の
更に詳細なフローチャートを示し、図5は図3のステッ
プS4の更に詳細なフローチャートを示す。
ログラムが前記記憶部14に記憶されている。この様な
構成において本発明の一実施の形態の特徴ある動作を説
明する。まず、図3のステップS2(以下、単に「ステ
ップS2」と言う)によりシステムの初期設定が行わ
れ、超音波振動子6及び7、画像入力装置3及び5の角
度が予め設定される。
ントキャラクター2にワイヤレスマイク11を介して音
声入力を行うことにより、情報処理装置1を操作する。
聴取者10が、情報処理装置1の前に居ない時は、角度
制御装置8および角度制御装置9は、画像入力装置3、
超音波振動子6および画像入力装置5、超音波振動子7
を初期設定した角度に固定する。
に入ると、情報処理装置1は聴取者の認識を行い、予め
登録された聴取者であるかどうか確認する対象捕捉ステ
ップを実行する(ステップS3)。
に予め記憶した登録された聴取者10の顔画像データを
呼び出す(ステップS7)。更に、図6に示すように画
像入力装置3及び画像入力装置5からそれぞれ聴取者1
0のチャンネルL画像16およびチャンネルR画像17が
情報処理装置1に入力され、情報部14に頭部の画像1
8及び画像19が記憶される。予め記憶された聴取者1
0の顔画像データと、該記憶された画像18および画像
19の画像が類似していると判定された場合、聴取者が
情報処理装置1の前に居ると認識する(ステップS
8)。聴取者認識後、それぞれの画像18及び19か
ら、顔の輪郭の細部を認識し、登録されている聴取者1
0の顔画像の細部と照合し、登録された聴取者10か否
かを確認する(ステップS9)。
場合は、超音波振動子6及び7からの超音波の輻射は行
わず、登録された聴取者が出現するまでこのステップS
7〜S9を繰り返す。登録された聴取者であれば、聴取
者の追従を開始する(ステップS10、ステップS
4)。
場合は、情報処理部13が画像入力装置3及び5からの
入力画像データから聴取者の頭部を認識し、聴取者の超
音波輻射領域からのオフセットを聴取者頭部の画像中心
からのずれとして認識し(ステップS13)、例えばス
テッピングモータによる角度制御機構を具備した角度制
御装置8および9により、画像入力装置3及び5の角度
を調節して聴取者頭部が画像入力装置3及び5の画像の
中心に位置するように調整する(ステップS14)。こ
の聴取者追従動作が、聴取者10の情報処理装置1の使
用時は連続的に行なわれ、聴取者10は超音波輻射交差
領域の中心で超音波を聴取ることができる。
オーディオ信号を変調手段により少なくとも可聴帯域よ
りも高い周波数領域の信号に周波数変調し、変調手段か
らの周波数変調された信号によって超音波振動子6及び
7を駆動する。
である場合に、音圧レベルを上げることにより、周囲へ
の音漏れなく、聴取者に音声を届かせることができる。
或いは、この時、例えば登録された聴取者が登録した音
楽を輻射することにより、周囲への音漏れなく、聴取者
に登録した音楽を届かせることができる。
音波輻射交差領域、22は超音波振動子7からのRチャ
ンネルの輻射領域、23は超音波振動6からのLチャン
ネルの輻射領域をそれぞれ示す。
示す。超音波振動子7より輻射された音波23および超
音波振動子6から輻射された音波24の交差領域25
は、聴取者10には聴取可能だが聴取者26には聴取不
能である。これは、特定の聴取者以外に聴取される可能
性を阻害していることを示している。
を示す。超音波振動子30および超音波振動子31から
輻射された音波の交差領域32に、例えば聴取者33お
よび聴取者34の複数の聴取者が存在可能であり、特定
聴取者以外に聴取される。
追従するため、聴取者が聴取位置を気にすることなく、
また周囲への騒音を気にすることなく、また高い秘話機
能による可聴音を得ることができる。
取者を認識するため、高い秘話機能による可聴音を得る
ことができる。
置状態の概略図を示す。
構成図を示す。
ローチャートを示す。
チャートを示す。
チャートを示す。
に対する輻射状態を示す説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 予め登録された聴取者を認識するための
登録聴取者画像データを記憶した記憶部と、 聴取者の画像データを入力する少なくとも2個の撮像部
と、 音情報を発生する少なくとも2個の音情報発生部と、 該撮像部からの該入力画像データと該登録聴取者画像デ
ータとを識別し、聴取者の確認を行う情報処理部と、 該情報処理部が登録された聴取者を確認した場合に、各
々の撮像部からの各々の入力画像データと予め定められ
た基準位置との各々のずれに基づいて、該各々の音情報
発生部の音情報の指向方向を該登録された聴取者の位置
に追従させる指向位置調整部と、 を備えたことを特徴とする超指向性音響装置。 - 【請求項2】 前記各々の音情報発生部に前記登録され
た聴取者に適した音情報が予め登録された請求項1に記
載の超指向性音響装置。 - 【請求項3】 少なくとも2個の撮像部からの聴取者の
入力画像データと予め登録された聴取者を認識するため
の登録聴取者画像データとから聴取者の確認を行う第1
のステップと、 該第1のステップが登録された聴取者を確認した場合
に、各々の撮像部からの各々の入力画像データと予め定
められた基準位置とのずれを検出する第2のステップ
と、 該第2のステップで検出された各々のずれに基づいて音
情報の指向方向を該登録された聴取者の位置に追従させ
る第3のステップと、 少なくとも2個の各々の音情報発生部から該第3のステ
ップが決定した各々の指向方向に音情報を発生する第4
のステップと、 を備えた超指向性音響装置のコンピュータで読み取り可
能なプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001310941A JP4138287B2 (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 超指向性音響装置およびプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2003116192A5 JP2003116192A5 (ja) | 2005-06-23 |
JP4138287B2 JP4138287B2 (ja) | 2008-08-27 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090060235A1 (en) * | 2007-08-31 | 2009-03-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Sound processing apparatus and sound processing method thereof |
JP2012029093A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 携帯端末装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11175730A (ja) * | 1997-12-05 | 1999-07-02 | Omron Corp | 人間検出追跡システム |
JPH11262084A (ja) * | 1998-01-09 | 1999-09-24 | Sony Corp | スピーカ装置及びオーディオ信号送信装置 |
JP2000050387A (ja) * | 1998-07-16 | 2000-02-18 | Massachusetts Inst Of Technol <Mit> | パラメトリックオ―ディオシステム |
JP2001022670A (ja) * | 1999-07-07 | 2001-01-26 | Ikeda Shunichi | 楽曲配信サーバ、プロモーション戦略策定システムおよび楽曲のプロモーション方法 |
-
2001
- 2001-10-09 JP JP2001310941A patent/JP4138287B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4138287B2 (ja) | 2008-08-27 |
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