JP2003115948A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JP2003115948A
JP2003115948A JP2001310807A JP2001310807A JP2003115948A JP 2003115948 A JP2003115948 A JP 2003115948A JP 2001310807 A JP2001310807 A JP 2001310807A JP 2001310807 A JP2001310807 A JP 2001310807A JP 2003115948 A JP2003115948 A JP 2003115948A
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low power
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JP2001310807A
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English (en)
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Akitoshi Kikuchi
明年 菊池
Tetsuo Ujihara
哲郎 氏原
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線を容易に増設することができ、しかも、
低消費電力へ容易に移行することができ、また復帰する
ことができる通信制御装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 回線に接続する回線部をカスケード接続
することによって、複数の互いに異なる回線に接続する
回線接続装置と、カスケード接続された上記回線接続装
置を制御するコントローラ手段とを有し、上記コントロ
ーラ手段と上記回線部の1つとの間、上記回線部同士の
間が、パラレルI/FまたはシリアルI/Fによって、
カスケード接続されている通信制御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線の増設が可能
であり、さらに、低消費電力モードへの移行復帰が容易
であるファクシミリ等の通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数回線を接続したファクシミリ
装置が普及しつつあり、電話網以外にも、ファクシミリ
通信網(Fネット)やISDN等を接続し、異なった相
手先との同時通信ができる。
【0003】たとえば、2回線に接続しているファクシ
ミリ装置であれば、メモリ送信機能とメモリ受信機能と
を利用し、一方の回線でファクシミリ送信を行っている
最中に、他方の回線からファクシミリ受信を行ったり、
双方の回線において、ファクシミリ受信とファクシミリ
送信とを、同時に並行して実行することができる。
【0004】また、このような増設回線の低消費電力を
実現するには、増設する回線部自身の電源をOFFする
ことが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ファクシミリ装置は、接続できる回線数は、予め製造時
に決まっているので、必要に応じて回線を増設すること
ができない。したがって、接続回線を増やそうとする
と、この装置自体を、複数回線が接続可能な装置に交換
する必要がある。
【0006】また、低消費電力を実現するために、回線
部自身の電源をOFFする場合、呼出信号等の着呼応答
や電話機のオフフック検知等、常時通電を維持する電源
が必要であり、2系統の電源系統を設けざるを得ないと
いう問題がある。
【0007】上記問題は、ファクシミリ装置以外の通信
制御装置においても生じる問題である。
【0008】本発明は、回線を容易に増設することがで
き、しかも、低消費電力へ容易に移行することができ、
また復帰することができる通信制御装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、回線に接続す
る回線部をカスケード接続することによって、複数の互
いに異なる回線に接続する回線接続装置と、カスケード
接続された上記回線接続装置を制御するコントローラ手
段とを有し、上記コントローラ手段と上記回線部の1つ
との間、上記回線部同士の間が、パラレルI/Fまたは
シリアルI/Fによって、カスケード接続されている通
信制御装置である。
【0010】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であるファクシミリ装置FS1を示すブロック図
である。
【0011】ファクシミリ装置本体1に、複数の回線接
続装置106、113、…がカスケード接続され、それ
ぞれの通信回線網112、119、…に、回線L1、L
2を接続することによって、ファクシミリ通信する。
【0012】ファクシミリ装置本体1は、原稿の画像を
読取走査する画像読取部102と、本体制御と増設回線
接続装置とのI/F(インタフェース)制御を行うコン
トローラ部103と、記録紙にファクシミリ受信した画
像等を記録する記録部105とを有する。コントローラ
部103は、I/F104を有する。
【0013】回線接続装置106、113は、パラレル
I/FやシリアルI/F等のI/F107、111、1
14、118と、ファクシミリ通信の制御と、ファクシ
ミリ装置とのデータ転送の制御と、回線接続装置同士の
データ転送の制御とを実行する通信制御部108、11
5と、通信網と回線接続装置とを繋ぐ回線部110、1
17と、回線部110、117を制御する回線制御部1
09、116とを有する。
【0014】上記通信制御部108、115は、ファク
シミリ通信手順を制御する通信制御部と、モデムと、画
像データを一時的に蓄積するメモリと、画像データの符
号化/復号化手段とを含む。
【0015】回線接続装置106がファクシミリ受信す
る場合、通信網112から受信要求を受けたら、回線制
御部109が回線部110を制御し、回線部110を通
信網112に接続する。回線が接続されたら、通信制御
部108内のモデムが、相手端末との間でファクシミリ
通信し、この通信によって得られた受信データを、通信
制御部108内のメモリに一旦蓄積する。メモリに収め
られた受信データは、I/F104、107を介して、
順次、ファクシミリ装置本体1のコントローラ部103
に送られ、記録部105で記録される。
【0016】回線接続装置106がファクシミリ送信す
る場合、画像読取部102が読取走査した原稿の送信デ
ータは、コントローラ部103内のメモリに一旦蓄積さ
れる。メモリに収められた送信データは、I/F10
4、107を介して、回線接続装置106の通信制御部
内のメモリに順次、蓄積される。回線制御部が回線を制
御し、通信網112と回線とを接続し、相手端末の着信
を確認したら、通信制御部108内のモデムが、メモリ
に蓄積された送信データを相手端末に送信する。
【0017】回線接続装置113がファクシミリ受信す
る場合、通信網119から受信要求を受けると、回線制
御部116が回線部117を制御し、回線部117を通
信網119に接続する。回線が接続されたら、通信制御
部115内のモデムが、相手端末とファクシミリ通信を
行い、通信によって得られる受信データは、通信制御部
115内のメモリに一旦蓄積される。メモリに収められ
た受信データは、I/F114、111を介して、回線
接続装置106の通信制御部108内のメモリに順次、
蓄積される。さらにI/F107、104を介して、順
次ファクシミリ装置本体1のコントローラ部103に送
られ、記録部で記録される。
【0018】回線接続装置113がファクシミリ送信を
行う場合、画像読取部102で読取走査された原稿の送
信データは、コントローラ部103内のメモリに一旦蓄
積される。メモリに収められた送信データは、I/F1
04、107を介して、回線接続装置106の通信制御
部108内のメモリに順次、蓄積される。さらに、I/
F111、114を介して、順次回線接続装置113の
通信制御部115内のメモリに蓄積される。回線制御部
116が回線を制御し、通信網119と回線とを接続
し、相手端末の着信を確認したら、通信制御部115内
のモデムが、メモリに蓄積されている送信データを相手
端末に送信する。
【0019】回線接続装置が、さらに複数接続されてい
る場合も、上記と同様に、データが転送される。
【0020】図2は、ファクシミリ装置本体1側のI/
F104と回線接続装置106のI/F107とが、I
EEE1284で定められたI/Fで接続される場合
に、低消費電力モード時の割り込み制御の一例を示すブ
ロック図である。
【0021】つまり、図2は、ファクシミリ装置本体1
と、回線接続装置106とが、それぞれIEEE128
4I/FのHOST205とPeripheral20
6で接続されている様子を示している。
【0022】ファクシミリ装置本体1のI/F104
は、IEEE1284のHOSTと呼ばれるI/Fを有
し、回線接続装置106には、IEEE1284のHO
STとPeripheralと呼ばれるI/Fの両方を
有している。
【0023】ファクシミリ装置本体1と回線接続装置1
06とは、それぞれ低消費電力からの復帰を制御するE
SS解除割込みコントローラ203と、ESS解除割込
みコントローラ204とを有している。
【0024】IEEE1284で定めるI/FのHos
tと、Peripheralとには、Hostが駆動す
る制御線nSelectIn201と、Periphe
ralが駆動する制御線Select202とがある。
【0025】nSelectInは、回線接続装置10
6内で分岐し、ESS解除割込みコントローラ204に
接続され、Selectは、ファクシミリ装置FS1内
で分岐され、ESS解除割込みコントローラ203に接
続される。
【0026】ファクシミリ装置FS1が回線接続装置の
低消費電力を移行させたいときに、ファクシミリ装置本
体1のコントローラ部103は、nSelectInを
制御し、その信号が、ESS解除割込みコントローラ2
04に入力される。ESS解除割込みコントローラ20
4は、低消費電力モードに移行している回線接続装置の
構成部を、通常モードに復帰させる。
【0027】回線接続装置106が、ファクシミリ装置
本体1の低消費電力を移行させたいときに、回線接続装
置106の通信制御部108は、Selectを制御
し、その信号が、ESS解除割込みコントローラ203
に入力される。ESS解除割込みコントローラ203
は、低消費電力モードに移行しているファクシミリ装置
本体1の構成部を、通常モードに復帰させる。
【0028】次に、上記実施例において、回線増設と低
消費電力制御とを可能にする動作について説明する。
【0029】図3は、本発明の第1の実施例であるカス
ケード接続可能なファクシミリ装置FS1において、E
SS(低消費電力モード)へ移行する動作の一例を示す
フローチャートである。
【0030】ファクシミリ装置本体1と、複数の回線接
続装置106、113、…との低消費電力モード(以下
ESS…Energy Save Standby)へ
移行する手順を開始する。まず、ESSへ移行するため
のESS移行条件を判定し(S1)、ESS移行条件を
満足した場合、コントローラ部103側から最前段の回
線接続装置106に、ESS移行コマンドを送信する
(S2)。ESS移行条件を満足しない場合(S1)、
ESS移行条件判定を繰り返す。
【0031】次に、最前段の回線接続装置106が、コ
ントローラ部103からESS移行コマンドを受信する
(S3)と、最前段の回線接続装置106から後段の回
線接続装置113へ、ESS移行コマンドを送信する
(S4)。コントローラ部103からESS移行コマン
ドを受信しない場合(S3)、ESS移行コマンドの受
信判定を繰り返す。
【0032】次に、後段の回線接続装置113が、前段
の回線接続装置106から、ESS移行コマンドを受信
する(S5)と、上記後段の回線接続装置113が、最
終段であるか否かを判定し(S6)、最終段でない場
合、ステップS4に戻り、後段へのESS移行コマンド
送信を繰り返す。前段の回線接続装置106からESS
移行コマンドを受信しない場合(S5)、ESS移行コ
マンドの受信判定を繰り返す。
【0033】次に、上記後段の回線接続装置113が最
終段である場合(S6)、最終段の回線接続装置113
から、前段の回線接続装置106へESSを移行する旨
のACKコマンドを送信する(S7)。
【0034】次に、上記前段の回線接続装置106がE
SSACKコマンドを受信すると(S9)、上記最終段
の回線接続装置113のESSを実行する(S9)。後
段の回線接続装置113から、ESSACKコマンドを
受信しない場合(S8)、ESSACKコマンドの受信
判定を繰り返す。
【0035】上記最終段の回線接続装置113のESS
を実行すると(S9)、上記前段の回線接続装置106
が最前段であるか否かを判定し(S10)、最前段でな
い場合、ステップS7に戻り、前段へのESSACKコ
マンド送信を繰り返す。
【0036】次に、上記後段の回線接続装置113が最
前段である場合(S10)、最前段の回線接続装置10
6から、コントローラ部103へESSACKコマンド
を送信する(S11)。そして、上記コントローラがE
SSACKコマンドを受信した場合(S12)、ファク
シミリ装置本体1と複数の回線接続装置106、11
3、…とがESSへの移行が完了する。上記コントロー
ラがESSACKコマンドを受信しない場合(S1
2)、ESSACKコマンドの受信判定を繰り返す。
【0037】上記動作によって、カスケード接続された
最終段の回線接続装置113から、最前段の回線接続装
置106、コントローラ部103へ、ESS(低消費電
力モード)移行が順次、行われる。
【0038】図4は、本発明の第1の実施例であるカス
ケード接続可能なファクシミリ装置FS1が、ESS
(低消費電力モード)を解除する手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【0039】ファクシミリ装置本体1と、複数の回線接
続装置106、113、…とのESS移行解除を開始す
る。
【0040】まず、ESS解除のためのESS解除要因
を判定し(S21)、ESS解除要因を満足した場合、
ESS解除要因を検出した回線接続装置のESS解除を
実行する(S22)。ESS解除要因を満足しない場合
(S21)、ESS解除要因判定を繰り返す。
【0041】次に、復帰した回線接続装置から前段の回
線接続装置(またはコントローラ部103の場合も含
む)と、後段の回線接続装置とへ、図2に示す、セント
ロI/Fの制御線の兼用端子Select202、nS
electIn201を使用し、ESSからの解除割り
込み信号を出力する(S23)。
【0042】次に、上記ESS解除割り込み信号を受け
て、上記前段の回線接続装置(またはコントローラ部1
03の場合も含む)と、後段の回線接続装置とのESS
解除処理を実行する(S24)。
【0043】上記接続されている全回線接続装置のES
S解除処理が完了していない場合(S25)場合、ステ
ップS23に戻り、前後段またはコントローラへのES
S解除割り込み信号出力を繰り返す。接続される全回線
接続装置のESS解除処理が完了した場合(S25)、
ファクシミリ装置本体1と、複数の回線接続装置10
6、113、…とのESS解除が完了する。
【0044】上記動作によって、カスケード接続された
回線接続装置のESS解除要因を検出した回線制御装置
から、前段の回線制御装置と後段の回線制御装置または
コントローラ部103へ順次、ESS(低消費電力モー
ド)解除が確実に行われる。
【0045】図5は、本発明の第1の実施例であるカス
ケード接続可能なファクシミリ装置FS1が、ESSへ
の移行条件を判定する手順の一例を示すフローチャート
である。
【0046】図3に示すステップS1において、ファク
シミリ装置本体1と複数の回線接続装置106、11
3、…とのESS移行条件判定手順を実行する。次に、
ESS移行方法として、ESS移行するまでの時間を制
御するタイマを初期化およびセットする(S31)。次
に、ESS移行要因がOKであるかを、たとえば、フラ
グ(Standby_flag=0?)等で監視し(S
32)、ESS移行要因を満足していない場合、ステッ
プS31に戻り、ESS移行タイマの初期化とセットと
を繰り返す。
【0047】ESS移行要因を満足している場合(S3
2)、ESS移行タイマカウントをスタートし、継続す
る(S33)。上記ESS移行タイマカウンタの設定値
がタイムアウトしたか否かを判断し(S34)、タイム
アウトしていない場合、ステップS32に戻り、ESS
移行要因判定から繰り返す。上記ESS移行タイマカウ
ンタの設定値がタイムアウトした場合(S34)、ES
S移行条件判定を完了する。これは、図3に示すステッ
プS2に移行することを意味する。
【0048】以上によって、ESS移行要因とESS移
行タイマ値のAND条件によって、ESS(低消費電力
モード)移行条件判定が確実に行われる。もちろん、ど
ちらか一方の条件を判定するようにしてもよい。
【0049】図6は、本発明の第1の実施例に係るカス
ケード接続可能なファクシミリ装置FS1のESS解除
要因判定手順の一例を示すフローチャートである。
【0050】図4に示すステップS21において、ファ
クシミリ装置本体1と複数の回線接続装置106、11
3、…のESS解除要因判定手順を実行する。待機時に
消費電力を低減する低消費電力モードESS状態時に、
通信網112、119、…から呼出信号を通信制御部で
検出する(S41)と呼出信号検出処理(S42)をし
た後、たとえばスタンバイ状態への移行のフラグをセッ
ト(Standby_flag=1)する(S43)。
【0051】続いて、操作部からキー入力が検出される
と(S44)、キー入力動作処理(S45)後、上記フ
ラグをセットする(S46)。続いて、読取部102の
原稿センサが読取原稿を検出すると(S47)、読取原
稿検出処理後に(S48)、上記フラグをセットする
(S49)。
【0052】続いて、上記ファクシミリ装置の通信部に
接続される電話機またはハンドセットからオフフックを
検出する(S50)と、オフフック検出処理(S51)
後、上記フラグをセットする(S52)。
【0053】次に上記フラグが1である(Standb
y_flag=1)か否かを判断し(S53)、上記フ
ラグを0にし(Standby_flag=0)(S5
4)、スタンバイ状態への移行を完了する。上記フラグ
が1でなければ(または0)(S53)、ステップS4
1へ戻り、上記と同様の検出を繰り返す。
【0054】これは、図4に示すステップS22に移行
することを意味する。
【0055】以上によって、ESS解除要因フラグのO
R条件によって、ESS(低消費電力モード)解除要因
判定が確実に行われる。もちろん、上記条件の何れかま
たは、上記条件以外の要因が含まれる場合も、上記と同
様である。
【0056】図7は、本発明の第2の実施例に係るカス
ケード接続可能なファクシミリ装置のESS(低消費電
力モード)移行手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【0057】ファクシミリ装置本体1と複数の回線接続
装置106、113、…とのESS移行手順を開始す
る。
【0058】まず、ESSへ移行するためのESS移行
条件を判定し(S61)、ESS移行条件を満足した場
合、コントローラ部103側から最前段の回線接続装置
106にESS移行コマンドを送信する(S62)。E
SS移行条件を満足しない場合(S61)、ESS移行
条件判定を繰り返す。
【0059】次に、上記前段の回線接続装置がESSA
CKコマンドを受信すると(S63)、上記最前段の回
線接続装置のESSを実行する(S64)。後段の回線
接続装置からESSACKコマンドを受信しない場合
(S63)、ESSACKコマンドの受信判定を繰り返
す。
【0060】続いて、上記後段の回線接続装置が最終段
であるか否かを判定し(S65)、最終段でない場合、
上記回線接続装置から後段の回線接続装置へESS移行
コマンドを送信する(S66)。
【0061】続いて、上記後段の回線接続装置がESS
ACKコマンドを受信すると(S67)、上記前段の回
線接続装置のESSを実行する(S68)。後段の回線
接続装置からESSACKコマンドを受信しない場合
(S67)、ESSACKコマンドの受信判定を繰り返
す。
【0062】上記前段の回線接続装置のESSを実行し
た後に、ステップS65に戻り、次の回線部の最終段判
定を行う。上記後段の回線接続装置が最終段である場合
(S65)、ファクシミリ装置本体1と複数の回線接続
装置106、113、…とのESS移行が完了する。
【0063】以上によって、カスケード接続された回線
接続装置の最前段から最終段へ順次、ESS(低消費電
力モード)移行が、第1の実施例と同様に、確実に行わ
れる。
【0064】また、複写機等、ファクシミリ装置以外の
通信制御装置に、上記実施例を適用するようにしてもよ
い。
【0065】上記実施例によれば、回線に接続する手段
を有し、上記回線部をカスケード接続することによっ
て、複数のそれぞれ異なる回線に接続する回線接続装置
を有し、カスケード接続された回線接続装置を制御する
コントローラ手段を有し、上記コントローラ手段と回線
部の1つ、および上記回線部同士が、それぞれパラレル
I/FまたはシリアルI/Fでカスケード接続されるの
で、必要に応じて回線を増設することができる。また、
回線増設装置のホスト側とペリフェラル側とのI/Fを
共通にすることによって、同一ユニットの構成にするこ
とができる。また、ファクシミリ装置本体と回線接続装
置との切り口を1つにすることができるので、複数回線
が接続できるように、装置自体を準備する必要がない。
【0066】また、上記実施例によれば、上記回線部の
それぞれは、少なくとも、回線の接続切換制御を行う回
線制御部と、モデムと、ファクシミリ通信手順を制御す
る通信制御部とを備えるので、回線の増設が容易にでき
る。
【0067】さらに、上記実施例によれば、上記カスケ
ード接続された回線部の1つと上記コントローラ手段と
が、パラレルI/FまたはシリアルI/Fで接続され、
コントローラおよびコントローラからのコマンドによっ
て、上記複数の回線部が低消費電力モードに移行し、上
記複数の回線部の何れかに低消費電力モードからの復帰
要因があった場合、上記回線接続装置からコントローラ
手段およびその他の回線部への復帰信号によって、低消
費電力モードから復帰するので、増設した回線におい
て、低消費電力モードからの移行復帰が確実且つ容易で
ある。
【0068】そして、上記実施例によれば、上記カスケ
ード接続された回線部の1つと上記コントローラ手段と
が、パラレルI/FまたはシリアルI/Fで接続され、
コントローラおよびコントローラからのコマンドによっ
て上記複数の回線部が低消費電力モードに移行し、上記
コントローラ手段に低消費電力モードからの復帰要因が
あった場合、コントローラ手段から上記複数のカスケー
ド接続される回線部への復帰信号によって、低消費電力
モードから復帰するので、増設した回線での低消費電力
モードからの移行復帰が確実且つ容易になる。
【0069】また、上記実施例によれば、上記回線接続
装置からの復帰信号が、パラレルI/F規格上の制御信
号の1つであるので、ファクシミリ装置本体と回線接続
装置間、および回線接続装置同士のI/F上の信号線を
追加することなく割り込み処理を行うことができ、した
がって、I/F上のハーネス、基板上のパターンと物理
的スペースを減らすことができ、コストメリットもあ
る。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、回線を容易に増設する
ことができ、しかも、低消費電力へ容易に移行すること
ができ、また復帰することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の一実施例であるファクシミリ装置FS1
を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置本体1側のI/F104と回
線接続装置106のI/F107とが、IEEE128
4で定められたI/Fで接続される場合に、低消費電力
モード時の割り込み制御の一例を示すブロック図であ
る。
【図3】発明の第1の実施例であるカスケード接続可能
なファクシミリ装置FS1において、ESS(低消費電
力モード)へ移行する動作の一例を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の第1の実施例であるカスケード接続可
能なファクシミリ装置FS1が、ESS(低消費電力モ
ード)を解除する手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の第1の実施例であるカスケード接続可
能なファクシミリ装置FS1が、ESSへの移行条件を
判定する手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例に係るカスケード接続可
能なファクシミリ装置FS1のESS解除要因判定手順
の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例に係るカスケード接続可
能なファクシミリ装置のESS(低消費電力モード)移
行手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置本体、 102…画像読取部、 103…コントローラ部、 104…I/F、 105…記録部、 106、113…回線接続装置、 108、115…通信制御部、 109、116…回線制御部、 110、117…回線部、 112、119…通信回線網。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA30 AB38 AB49 AB53 AC21 AC39 AE15 BA01 5C075 AB90 CD09 FF02 5K034 AA15 AA20 CC04 FF02 FF04 FF05 GG02 5K101 KK01 MM06 PP03 QQ20 TT05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線に接続する回線部をカスケード接続
    することによって、複数の互いに異なる回線に接続する
    回線接続装置と;カスケード接続された上記回線接続装
    置を制御するコントローラ手段と;を有し、上記コント
    ローラ手段と上記回線部の1つとの間、上記回線部同士
    の間が、パラレルI/FまたはシリアルI/Fによっ
    て、カスケード接続されていることを特徴とする通信制
    御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記回線接続装置は、 回線の接続切換制御を行う回線制御部と;モデムと;フ
    ァクシミリ通信手順を制御する通信制御部と;を有する
    手段であることを特徴とする通信制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記カスケード接続された回線部の1つと上記コントロ
    ーラ手段とは、パラレルI/FまたはシリアルI/Fと
    で接続され、 コントローラとコントローラからのコマンドとによっ
    て、上記複数の回線部が低消費電力モードに移行し、 上記複数の回線部の何れかに、低消費電力モードからの
    復帰要因があった場合、上記回線接続装置からコントロ
    ーラ手段とその他の回線部とへの復帰信号によって、低
    消費電力モードから復帰することを特徴とする通信制御
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記カスケード接続された回線部の1つと、上記コント
    ローラ手段と、バラレルI/FまたはシリアルI/Fで
    接続され、コントローラと、コントローラからのコマン
    ドとによって、上記複数の回線部が、低消費電力モード
    に移行し、 上記コントローラ手段に低消費電力モードからの復帰要
    因があった場合、上記コントローラ手段から上記複数の
    カスケード接続される回線部への復帰信号によって、低
    消費電力モードから復帰することを特徴とする通信制御
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4において、 上記回線接続装置からの復帰信号は、パラレルI/F規
    格上の制御信号の1つであることを特徴とする通信制御
    装置。
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