JP2003115346A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003115346A
JP2003115346A JP2001306354A JP2001306354A JP2003115346A JP 2003115346 A JP2003115346 A JP 2003115346A JP 2001306354 A JP2001306354 A JP 2001306354A JP 2001306354 A JP2001306354 A JP 2001306354A JP 2003115346 A JP2003115346 A JP 2003115346A
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JP2001306354A
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Tomoyuki Miyagawa
知之 宮川
Naoto Sugie
直人 杉江
Seiji Kozono
誠二 小園
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て易いコネクタを提供する。 【解決手段】 コネクタ1はコネクタハウジング2とス
ペーサ4とを備えている。コネクタハウジング2は端子
金具を収容する。スペーサ4はコネクタハウジング2に
取り付けられる。スペーサ4はコネクタハウジング2に
取り付けられると端子金具がコネクタハウジング2から
抜け出ることを防止する。スペーサ4は面部30を備え
ている。コネクタハウジング2の周壁20bには孔24
が設けられている。孔24は面部30より十分に大き
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線の接続等に使
用されるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】移動体としての自動車には、多種多様な
電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器に
電力や制御信号などを伝えるために、ワイヤハーネスを
配索している。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネ
クタと、を備えている。電線は、導電性の芯線と、該芯
線を被覆する絶縁性の被覆部と、を備えた所謂被覆電線
である。
【0003】コネクタは、導電性の端子金具と、絶縁性
のコネクタハウジングと、を備えている。端子金具は、
導電性の板金を折り曲げて得られる。コネクタハウジン
グは、箱状に形成されかつ端子金具を収容する。コネク
タは、前記電子機器のコネクタとコネクタ結合する。前
述した構成のワイヤハーネスは、前記コネクタが電子機
器のコネクタにコネクタ結合して、これらの電子機器に
前述した電力や制御信号を伝える。
【0004】前述したコネクタとして、前記端子金具が
コネクタハウジングから抜け出ることを防止するスペー
サを備えたものを用いることがある。この種のコネクタ
は、端子金具と、該端子金具を収容するコネクタハウジ
ングと、スペーサと、を備えている。コネクタハウジン
グは、端子金具を収容する本体部と、筒状の筒部と、を
一体に備えている。筒部は、内側に本体部を収容してい
る。
【0005】また、コネクタは、筒部の外壁を貫通した
孔を備えている。スペーサは、前記孔を通してコネクタ
ハウジング内に挿入されて、本体部に係止する。スペー
サは、本体部に係止する係止片と、前記係止片が本体部
に係止すると前記本体部内に侵入する抜け防止片と、前
記係止片が本体部に係止すると前記孔が設けられた外壁
と平行になる面部と、を備えている。面部と孔との大き
さは、互いに略等しい。また、スペーサは、係止片が本
体部に係止して、抜け防止片が本体部への端子金具の侵
入を許容する許容位置と、抜け防止片が本体部から端子
金具が抜け出ることを防止する抜け防止位置と、に亘っ
て変位自在である。
【0006】係止片をコネクタハウジングの本体部に係
止させて、スペーサを許容位置に位置させる。そして、
本体部内に端子金具を挿入する。本体部内に端子金具を
収容した後、スペーサを抜け防止位置に変位する。こう
して、前述したコネクタが組み立てられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したコネクタで
は、スペーサを許容位置から抜け防止位置に変位させる
際に、作業員が指先などで、前記孔を通して面部をコネ
クタハウジングの奥に向かって押し込んでいた。前記孔
の大きさと面部の大きさとが等しいため、作業員が面部
を押し込みにくかった。このため、前述したコネクタ
は、作業員が組み立てにくかった。
【0008】したがって、本発明の目的は、組み立て易
いコネクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し目
的を達成するために、請求項1に記載の本発明のコネク
タは、端子金具を収容するコネクタハウジングと、該コ
ネクタハウジングに取り付けられるとともに該コネクタ
ハウジングに取り付けられると前記端子金具がコネクタ
ハウジング内から抜け出ることを防止するスペーサと、
前記コネクタハウジングの外壁を貫通した孔と、を備え
たコネクタにおいて、前記スペーサは、前記孔内に侵入
して前記コネクタハウジングに取り付けられるととも
に、該コネクタハウジングに取り付けられると前記外壁
と平行になる面部を備えており、前記孔は、前記面部よ
り大きいことを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の本発明のコネクタは、請
求項1に記載のコネクタにおいて、前記孔は、前記面部
の平面形状に沿ったスペーサ収容部と、前記スペーサ収
容部と連通しかつ前記スペーサ収容部の内縁部を切り欠
いた切欠き部と、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項3に記載の本発明のコネクタは、請
求項2に記載のコネクタにおいて、前記スペーサ収容部
は、平面形状が矩形状に形成されているとともに、前記
切欠き部は、前記スペーサ収容部の互いに隣り合う二つ
の隅に連なっているとともに、該二つの隅から離れるの
にしたがって、前記内縁部を切り欠いた切欠き量が増加
していることを特徴としている。
【0012】請求項4に記載の本発明のコネクタは、請
求項3に記載のコネクタにおいて、前記切欠き部は、前
記隅に連なりかつ前記スペーサ収容部の全ての内縁部に
交差する傾斜縁を二つ備えていることを特徴としてい
る。
【0013】請求項5に記載の本発明のコネクタは、請
求項3に記載のコネクタにおいて、前記切欠き部は、前
記隅に連なる円弧状の円弧縁を二つ備えていることを特
徴としている。
【0014】請求項1に記載した本発明のコネクタによ
れば、孔が、スペーサの面部より大きい。このため、孔
を通して、スペーサの面部をコネクタハウジングの奥に
向かって押し込み易くなる。
【0015】請求項2に記載した本発明のコネクタによ
れば、切欠き部がスペーサ収容部と連通しかつスペーサ
収容部の内縁部を切り欠いている。このため、孔は、ス
ペーサの面部より確実に大きくなる。このため、孔を通
して、スペーサの面部をコネクタハウジングの奥に向か
って、確実に押し込み易くなる。
【0016】請求項3に記載した本発明のコネクタによ
れば、切欠き部が、スぺーサ収容部の二つの隅から離れ
るのにしたがって、内縁部の切欠き量が徐々に増加して
いる。このため、孔は、スペーサの面部より確実に大き
くなる。このため、孔を通して、スペーサの面部をコネ
クタハウジングの奥に向かって、より確実に押し込み易
くなる。
【0017】また、スぺーサ収容部の二つの隅から離れ
るのにしたがって、切欠き部の内縁部の切欠き量が徐々
に増加している。このため、コネクタハウジングの機械
的な強度が低下することを防止できる。
【0018】請求項4に記載した本発明のコネクタによ
れば、切欠き部が、スぺーサ収容部の全ての内縁部に交
差する傾斜縁を二つ備えている。このため、孔は、スペ
ーサの面部より一層確実に大きくなる。このため、孔を
通して、スペーサの面部をコネクタハウジングの奥に向
かって、より一層確実に押し込み易くなる。また、傾斜
縁が、スペーサ収容部の内縁部に交差している。このた
め、コネクタハウジングの機械的な強度が低下すること
を防止できる。
【0019】請求項5に記載した本発明のコネクタによ
れば、切欠き部が、円弧状の円弧縁を二つ備えている。
このため、孔は、スペーサの面部より一層確実に大きく
なる。このため、孔を通して、スペーサの面部をコネク
タハウジングの奥に向かって、より一層確実に押し込み
易くなる。また、円弧縁が、スペーサ収容部の内縁部に
交差する。このため、コネクタハウジングの機械的な強
度が低下することを防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態にかかる
コネクタを図1ないし図5を参照して説明する。図1な
どに示すコネクタ1は、自動車などに配索されるワイヤ
ハーネスを構成する。コネクタ1は、図1などに示すよ
うに、端子金具3(図2及び図3に示す)と、コネクタ
ハウジング2と、スペーサ4とを備えている。
【0021】端子金具3は、導電性の板金などを折り曲
げて得られる。端子金具3は、ワイヤハーネスを構成す
る電線5(図2及び図3に示す)の端部などに取り付け
られる。端子金具3は、電線5の芯線と電気的に接続さ
れる。コネクタハウジング2は、合成樹脂からなる。コ
ネクタハウジング2は、本体部10と、筒状の筒部11
と、を備えている。
【0022】本体部10は、箱状に形成されている。本
体部10は、電線5の端部などが取り付けられた端子金
具3を収容する。本体部10は、互いに並設された端子
収容室12を複数備えている。端子収容室12は、それ
ぞれ、直線状に延びており、前述した端子金具3を収容
する。
【0023】本体部10の外表面10aには、一対の第
1の溝13と、一対の第2の溝14とが、設けられてい
る。これらの溝13,14は、それぞれ、外表面10a
から凹に形成されている。また、これらの溝13,14
は、本体部10内に収容する端子金具3の長手方向に沿
って延びている。これらの溝13,14は、それぞれ、
図1中上側と下側に位置する本体部10の外表面10a
に一つずつ設けられている。第1の溝13は、第2の溝
14より後述する孔24寄りに配されている。また、本
体部10の後述する孔24と相対する外表面10aに
は、通し孔15が開口している。通し孔15は、本体部
10の外側と内側とを連通している。
【0024】筒部11は、本体部10の外縁に連なる周
壁20a,20b,20c,20dを複数備えて、箱状
(筒状)に形成されている。なお、周壁20a,20
b,20c,20dは、本明細書に記した外壁をなして
いる。即ち、筒部11は、本体部10に連なっている。
筒部11は、内側に本体部10を収容している。周壁2
0a,20b,20c,20dの図1中手前側に位置す
る縁部は、図示しない相手側のコネクタハウジングを受
け入れるための開口部21を形成している。また、開口
部21内に相手側のコネクタハウジングが侵入すると、
前記本体部10は、前記相手側のコネクタハウジング内
に侵入する。
【0025】筒部11の図1中上側に位置する一つの周
壁20aには、ロックアーム22と、解除アーム23と
が取り付けられている。ロックアーム22と解除アーム
23とは、周壁20aに一体に形成されている。ロック
アーム22は、相手側のコネクタハウジングの図示しな
いロック突起に係合可能である。解除アーム23は、端
部23aを図1中下側に押されることによって、ロック
突起に係合したロックアーム22を弾性変形させて、該
ロックアーム22のロック突起への係合を解除する。
【0026】また、筒部11の図1中手前側に位置する
他の周壁20bには、孔24が設けられている。即ち、
コネクタ1は、孔24を備えている。孔24は、周壁2
0bを貫通しており、筒部11の内外を連通している。
孔24は、図1ないし図3に示すように、スペーサ収容
部25と、該スペーサ収容部25と連通する切欠き部2
6と、を備えている。スペーサ収容部25は、直線状の
内縁部25a,25b,25c,25dを四つ備えて、
平面形状が略矩形状に形成されている。スペーサ収容部
25は、平面形状がスペーサ4の後述する面部30と同
形状である。スペーサ収容部25は、スペーサ4の面部
30の平面形状に沿っている。
【0027】切欠き部26は、スペーサ収容部25の一
つの内縁部25bに位置する周壁20bの母材を切り欠
いている。こうして、切欠き部26は、スペーサ収容部
25の内縁部25bを切り欠いている。図示例では、切
欠き部26は、四つの内縁部25a,25b,25c,
25dのうち最も開口部21寄りの内縁部25bを切り
欠いている。なお、図中には、スペーサ収容部25と切
欠き部26との境界即ち内縁部25bを点線で示してい
る。しかし、実際には、スペーサ収容部25と切欠き部
26とは連通しており、前述した境界即ち内縁部25b
を目視できない。切欠き部26は、スペーサ収容部25
の互いに隣り合う二つの隅25eに連なっている。切欠
き部26は、スペーサ収容部25の二つの隅25eから
離れるのにしたがって、内縁部25bの切欠き量が徐々
に増加している。切欠き部25bは、前記隅25eに連
なる一対の傾斜縁27と、一つの連結縁28とを備えて
いる。
【0028】傾斜縁27は、それぞれ、一端が前記隅2
5eに連なっている。傾斜縁27は、それぞれ、前記隅
25eから離れるのにしたがって徐々に開口部21に近
づく方向に傾斜している。一対の傾斜縁27は、スペー
サ収容部25の全ての内縁部25a,25b,25c,
25dと交差している。連結縁28は、一対の傾斜縁2
7の他端を互いに連結している。連結縁28は、スペー
サ収容部25の切欠き部26が形成された内縁部25b
と平行である。前述したように、孔24は、スペーサ収
容部25と切欠き部26とを備えて、スペーサ4の面部
30より十分に大きく形成されている。
【0029】スペーサ4は、図1に示すように、面部3
0と、一対の係止片31と、一つの抜け防止片32と、
を一体に備えている。面部30は、略平坦な平板状であ
る。面部30は、平面形状が矩形状である。面部30
は、スペーサ収容部25を塞ぐ格好で孔24内に挿入さ
れる。一対の係止片31は、面部30の互いに逆側に位
置する一対の外縁に連なっている。一対の係止片31
は、面部30の外縁から立設している。
【0030】係止片31は、面部30の外縁から互いに
同方向に延びている。係止片31は、前記面部30から
最も離れた先端部に、係止爪33を設けている。係止爪
33は、第1の溝13と第2の溝14との双方に係止可
能である。スペーサ4は、面部30と一対の係止片31
とで、コ字状に形成されている。
【0031】抜け防止片32は、一対の係止片31の相
互間に配されている。抜け防止片32は、面部30の中
央部から立設している。抜け防止片32は、面部30か
ら一対の係止片31と同方向に延びている。抜け防止片
32は、通し孔15を通って、本体部10内に侵入可能
である。抜け防止片32は、通し孔15を通って、本体
部10内に侵入すると、本体部10内に収容された端子
金具3が、本体部10から抜け出ることを防止可能であ
る。
【0032】前述した構成のスペーサ4は、周壁20b
と平行な状態で面部30がスペーサ収容部25を塞ぐ格
好で、孔24内に挿入される。そして、一対の係止片3
1それぞれの係止爪33が、第1の溝13に係止する。
面部30は、周壁20bと平行になる。係止爪33が第
1の溝13に係止した状態では、抜け防止片32即ちス
ペーサ4は、本体部10内に端子金具3が侵入すること
を許容する。なお、係止爪33が第1の溝13に係止し
た位置(図4に示す)を、許容位置と呼ぶ。
【0033】面部30が本体部10に向かって即ちコネ
クタハウジング2の奥に向かって押されると、係止爪3
3が、第2の溝14に係止する。係止爪33が第2の溝
14に係止した状態では、抜け防止片32即ちスペーサ
4は、本体部10内に収容した端子金具3が該本体部1
0から抜け出ることを防止する。なお、係止爪33が第
2の溝14に係止した位置(図5に示す)を、抜け防止
位置と呼ぶ。こうして、スペーサ4は、前述した許容位
置と抜け防止位置とに亘って、変位自在となっている。
【0034】前述した構成のコネクタ1は、以下のよう
に組み立てられる。コネクタハウジング2の孔24内に
スペーサ4が挿入される。そして、該スペーサ4は、許
容位置に保たれる。そして、本体部10内に端子金具3
が挿入される。コネクタハウジング2に前記端子金具3
などが取り付けられる。その後、作業員の指先などによ
って、孔24を通して面部30を本体部10即ちコネク
タハウジング2の奥に向かって押す。
【0035】そして、スペーサ4を前述した抜け防止位
置に変位させる。端子金具3のコネクタハウジング2か
らの脱落が防止されるとともに、係止爪33が第2の溝
14に係止してスペーサ4のコネクタハウジング2から
の脱落が防止される。こうして、前述した構成のコネク
タ1が組み立てられる。
【0036】本実施形態によれば、孔24が、スペーサ
収容部25と、切欠き部26とを備えている。切欠き部
26がスペーサ収容部25と連通しかつスペーサ収容部
25の内縁部25bを切り欠いている。このため、孔2
4は、スペーサ4の面部30より十分に大きく形成され
ている。このため、孔24を通して、スペーサ4の面部
30をコネクタハウジング2の奥に向かって押し込み易
くなる。したがって、コネクタ1は、組み立て易くな
る。
【0037】スぺーサ収容部25の二つの隅25eから
離れるのにしたがって、切欠き部26の内縁部25bの
切欠き量が徐々に増加している。切欠き部26がスぺー
サ収容部25の全ての内縁部25a,25b,25c,
25dに交差する傾斜縁27を二つ備えている。このた
め、孔24は、スペーサ4の面部30より確実に大きく
なる。このため、孔24を通して、スペーサ4の面部3
0をコネクタハウジング2の奥に向かって、より確実に
押し込み易くなる。したがって、コネクタ1は、より確
実に組み立て易くなる。
【0038】また、スぺーサ収容部25の二つの隅25
eから離れるのにしたがって、切欠き部26の内縁部2
5bの切欠き量が徐々に増加している。また、傾斜縁2
7が、スペーサ収容部25の内縁部25a,25b,2
5c,25dに交差している。このため、図1中の上下
方向にコネクタ1を圧縮しても、スペーサ収容部25の
隅25eなどからコネクタハウジング2が破損すること
を防止できる。したがって、コネクタハウジング2の機
械的な強度が低下することを防止できる。
【0039】次に本発明の第2の実施形態にかかるコネ
クタ1を図6及び図7を参照して説明する。なお、前述
した第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説
明を省略する。本実施形態では、図6及び図7に示すよ
うに、孔24は、円弧縁34を二つ備えている。円弧縁
34は、それぞれ円弧状に形成されているとともに、一
端が隅25eに連なっている。また、円弧縁34に他端
には、連結縁28が連なっている。
【0040】本実施形態においても、孔24がスペーサ
4の面部30より十分に大きいので、孔24を通してス
ペーサ4の面部30をコネクタハウジング2の奥に向か
って押し込み易くなる。したがって、コネクタ1は、組
み立て易くなる。また、円弧縁34がスペーサ収容部2
5の隅25eに連なっているので、図6中の上下方向に
コネクタ1を圧縮しても、スペーサ収容部25の隅25
eなどからコネクタハウジング2が破損することを防止
できる。したがって、コネクタハウジング2の機械的な
強度が低下することを防止できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明は、孔が、スペーサの面部より大きい。このた
め、孔を通して、スペーサの面部をコネクタハウジング
の奥に向かって押し込み易くなる。したがって、組み立
て易くなる。
【0042】請求項2に記載の本発明は、切欠き部がス
ペーサ収容部と連通しかつスペーサ収容部の内縁部を切
り欠いている。このため、孔は、スペーサの面部より確
実に大きくなる。このため、孔を通して、スペーサの面
部をコネクタハウジングの奥に向かって、確実に押し込
み易くなる。したがって、確実に組み立て易くなる。
【0043】請求項3に記載の本発明は、スぺーサ収容
部の二つの隅から離れるのにしたがって、切欠き部の内
縁部の切欠き量が徐々に増加している。このため、孔
は、スペーサの面部より確実に大きくなる。このため、
孔を通して、スペーサの面部をコネクタハウジングの奥
に向かって、より確実に押し込み易くなる。したがっ
て、より確実に組み立て易くなる。
【0044】また、スぺーサ収容部の二つの隅から離れ
るのにしたがって、切欠き部の内縁部の切欠き量が徐々
に増加している。このため、コネクタハウジングの機械
的な強度が低下することを防止できる。
【0045】請求項4に記載の本発明は、切欠き部がス
ぺーサ収容部の全ての内縁部に交差する傾斜縁を二つ備
えている。このため、孔は、スペーサの面部より一層確
実に大きくなる。このため、孔を通して、スペーサの面
部をコネクタハウジングの奥に向かって、より一層確実
に押し込み易くなる。したがって、より一層確実に組み
立て易くなる。また、傾斜縁が、スペーサ収容部の内縁
部に交差している。このため、コネクタハウジングの機
械的な強度が低下することを防止できる。
【0046】請求項5に記載の本発明は、切欠き部が、
円弧状の円弧縁を二つ備えている。このため、孔は、ス
ペーサの面部より一層確実に大きくなる。このため、孔
を通して、スペーサの面部をコネクタハウジングの奥に
向かって、より一層確実に押し込み易くなる。したがっ
て、より一層確実に組み立て易くなる。また、円弧縁
が、スペーサ収容部の内縁部に交差する。このため、コ
ネクタハウジングの機械的な強度が低下することを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるコネクタを分
解して示す斜視図である。
【図2】図1に示されたコネクタのコネクタハウジング
の側面図である。
【図3】図1に示されたコネクタの側面図である。
【図4】図1に示されたコネクタのスペーサを許容位置
に位置させた状態を示す正面図である。
【図5】図1に示されたコネクタのスペーサを抜け防止
位置に位置させた状態を示す正面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかるコネクタの側
面図である。
【図7】図6に示されたコネクタのコネクタハウジング
の側面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 コネクタハウジング 3 端子金具 4 スペーサ 20a,20b,20c,20d 周壁(外壁) 24 孔 25 スペーサ収容部 25a,25b,25c,25d 内縁部 25e 隅 26 切欠き部 27 傾斜縁 30 面部 34 円弧縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小園 誠二 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 Fターム(参考) 5E087 EE14 FF13 GG26 GG32 MM05 QQ04 RR25 RR26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子金具を収容するコネクタハウジング
    と、該コネクタハウジングに取り付けられるとともに該
    コネクタハウジングに取り付けられると前記端子金具が
    コネクタハウジング内から抜け出ることを防止するスペ
    ーサと、前記コネクタハウジングの外壁を貫通した孔
    と、を備えたコネクタにおいて、 前記スペーサは、前記孔内に侵入して前記コネクタハウ
    ジングに取り付けられるとともに、該コネクタハウジン
    グに取り付けられると前記外壁と平行になる面部を備え
    ており、 前記孔は、前記面部より大きいことを特徴とするコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記孔は、前記面部の平面形状に沿った
    スペーサ収容部と、 前記スペーサ収容部と連通しかつ前記スペーサ収容部の
    内縁部を切り欠いた切欠き部と、を備えたことを特徴と
    する請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記スペーサ収容部は、平面形状が矩形
    状に形成されているとともに、 前記切欠き部は、前記スペーサ収容部の互いに隣り合う
    二つの隅に連なっているとともに、該二つの隅から離れ
    るのにしたがって、前記内縁部を切り欠いた切欠き量が
    増加していることを特徴とする請求項2記載のコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記切欠き部は、前記隅に連なりかつ前
    記スペーサ収容部の全ての内縁部に交差する傾斜縁を二
    つ備えていることを特徴とする請求項3記載のコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 前記切欠き部は、前記隅に連なる円弧状
    の円弧縁を二つ備えていることを特徴とする請求項3記
    載のコネクタ。
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