JP2003114667A - 映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
装置に関し、変化に富んだ映像表示を行う。 【解決手段】映像を表示する映像表示画面20aと、映
像表示画面20a上にそれぞれ映像を表示する第1表示
枠201と第2表示枠202との2つの表示枠を表示す
るとともに映像表示画面20a上で第1表示枠201を
固定したまま映像表示画面20a上で第2表示枠202
を移動させることにより映像表示画面20a上の映像を
置換する表示映像置換部とを備え、その表示映像置換部
は、映像置換の度に、第1表示枠201に表示される映
像と第2表示枠202に表示される映像とを交替させな
がら映像表示画面20a上の映像を置換するものであ
る。
Description
に置換して表示する映像表示装置に関する。
は、上記のような映像表示装置を用いて、ダンス音楽の
テンポや楽曲のシーンに合わせたタイミングで、画面上
に表示される映像を、映像置換上の効果を付与しながら
置換する。映像置換上の効果として例えば、画面に表示
された映像の上に別の映像が画面の端から入ってきて、
画面に表示された映像の上にその別の映像が徐々に見え
てくるスライドインといった効果がある。
ンといった効果を付与しながら置換する映像表示装置で
は、スライドインの効果を付与した置換が終了した後に
続けて映像置換上の効果を付与する置換を行うと、スラ
イドインで入ってきた映像が画面の端へ出ていき、その
出ていく映像の下から元の映像が徐々に見えてくる。こ
のため、画面上では、同じ映像が画面内を進退している
ように見え、映像表示が単調になりやすく、楽曲に合わ
せたリズミカルな映像置換とはほど遠いものになってし
まう。
映像表示を行うことができる映像表示装置を提供するこ
とを目的とする。
明の映像表示装置は、2つの映像を交互に置換して表示
する映像表示装置において、映像を表示する映像表示画
面と、上記映像表示画面上にそれぞれ映像を表示する第
1表示枠と第2表示枠との2つの表示枠を表示するとと
もに上記映像表示画面上でその第1表示枠を固定したま
まその映像表示画面上で第2表示枠を移動させることに
より映像表示画面上の映像を置換する表示映像置換部と
を備え、上記表示映像置換部は、映像置換の度に、上記
第1表示枠に表示される映像と上記第2表示枠に表示さ
れる映像とを交替させながら上記映像表示画面上の映像
を置換するものであることを特徴とする。
示映像置換部によって、映像置換の度に上記映像表示画
面上を移動する映像が交替させられるため、変化に富ん
だ映像表示を行うことができる。
記映像表示画面上に表示される映像の置換を指示する置
換指示操作子を備え、上記表示映像置換部は、上記置換
指示操作子が操作を受けるごとに上記第1表示枠に表示
される映像と上記第2表示枠に表示される映像とを交替
させながら上記映像表示画面上の映像を置換するもので
あってもよい。
で、上記第1表示枠に表示される映像と上記第2表示枠
に表示される映像とが自動的に交替される。
記映像表示画面上に表示される映像の、置換開始から置
換終了までの時間を設定する置換時間設定手段を備え、
上記表示映像置換部は、上記映像表示画面上に表示され
る映像の置換にあたり、上記置換時間設定手段により設
定された時間をかけて上記映像表示画面上に表示される
映像を置換するものであってもよい。
ら置換終了までの時間を異なる時間に設定することで、
異なった印象の映像置換を行うことができる。
操作量に応じた制御信号を出力する制御操作子を備え、
上記表示映像置換部は、上記制御操作子の操作を受け
て、上記第2表示枠を制御操作子の操作量に応じた量だ
け移動させることにより上記映像表示画面上に表示され
る映像を置換するものである態様であってもよい。
を操作する者が、上記映像表示画面上における上記第2
表示枠の移動量を自由に決定することができるため、そ
の制御操作子を操作する者は、上記映像表示画面上で上
記第2表示枠を自由に移動させながら、映像置換を自分
の好みのタイミングで行わせることができる。
説明する。
態のハードウェア構成図である。
像を交互に置換して表示する装置であって、外観構成
上、本体部10と、その本体部からの指示に応じて表示
画面上に映像を表示する映像表示部20とを備えてい
る。
行するCPU110、CPU110で実行されるプログ
ラムで参照されるデータの格納領域やそのプログラムの
作業領域として使用されるRAM120、および各種の
プログラムやデータが格納されたROM130を備えて
いる。
41、映像入力第2端子142、フレームバッファRA
M150、FPGA(Field Programma
ble Gate Array)160、ビデオエンコ
ーダ170、および映像出力端子180を備えている。
映像入力第1端子141および映像入力第2端子142
それぞれには、映像を表す映像信号が入力される。フレ
ームバッファRAM150は、映像入力第1端子141
および映像入力第2端子142それぞれに入力された映
像信号を表すデータを一旦記憶するものである。FPG
A160は、フレームバッファRAM150から上記デ
ータを読み出し、後述する映像置換上の効果を付与しな
がら、映像入力第1端子141に入力された映像信号に
基づく映像(以下、A映像と称する)と映像入力第2端
子142に入力された映像信号に基づく映像(以下、B
映像と称する)とを置換する映像信号を生成するもので
ある。ビデオエンコーダ170は、FPGA160によ
って生成された映像信号を、映像表示部20に適した映
像信号に変換するものである。映像出力端子180は、
ビデオエンコーダ170で変換された映像信号を映像表
示部20に向けて出力するものである。
まりである操作子群190を備えている。
るうちの、CPU110、RAM120、ROM13
0、FPGA160、および操作子群190は、バス2
00により互いに接続されている。
部の正面図を示す図である。
には、映像入力第1端子141、映像入力第2端子14
2、および映像出力端子180が配備されており、映像
出力端子180には、図1の映像表示部20に一端を接
続された不図示のケーブルの他端が接続される。
面パネル10aには、図1に示す操作子群190の一部
が配備されている。正面パネル10aには、制御操作子
191と、切換スタート操作子192と、1組の切換順
指定操作子193と、6つのパターン選択操作子194
が配備されている。
1a内で左右に移動操作されるスライダー式の操作子で
あって、操作量に応じた制御信号を図1に示すFPGA
160に出力する。
ドと設定モードを有する。動作モードの中には、自動操
作モードと手動操作モードとの2つの映像置換モードが
用意されている。自動操作モードは、切換スタート操作
子192が押下されることで、後述する映像置換上の効
果を自動的に付与しながら、A映像とB映像とを置換す
るモードである。一方、手動操作モードは、映像置換上
の効果を制御操作子191の操作の操作量に応じた量だ
け付与しつつ、A映像とB映像とを置換するモードであ
る。設定モードは、映像置換上の条件を設定するモード
である。
と記された操作子と「B」と記された操作子との組から
なるものである。この「A」と記された操作子には、A
映像が割り当てられており、「B」と記された操作子に
は、B映像が割り当てられている。このような1組の切
換順指定操作子193は、映像置換上の一つの条件とし
て、置換開始時にまず、A映像をB映像に置換するの
か、あるいはB映像をA映像に置換するのかを指定する
操作子であって、「A」と記された操作子が押下される
と、置換開始時にB映像をA映像に置換することが指定
され、「B」と記された操作子が押下されると、反対
に、置換開始時にA映像をB映像に置換することが指定
される。
は、どのような映像置換上の効果を付与しながらA映像
とB映像とを置換するのかを指定する操作子であって、
1から6までの数字が記されている。本実施形態の映像
表示装置では、いずれの映像置換上の効果であっても、
映像表示部20の表示画面上には、その表示画面上に固
定された固定表示枠(本発明にいう第1表示枠)と、そ
の固定表示枠上を移動する移動表示枠(本発明にいう第
2表示枠)とが表示される。「1」が記されたパターン
選択操作子194もしくは「2」が記されたパターン選
択操作子194が押下されると、ともに真横からのスラ
イドインといった映像置換上の効果を付与しながらA映
像とB映像とを置換することが指定される。ここで、図
3を用いて、この映像表示装置1の手動操作モードにお
ける、真横からのスライドインといった映像置換上の効
果を説明する。
操作モードにおける、真横からのスライドインといった
映像置換上の効果を説明するための図である。
の合計8つの図が記されているが、各図はいずれも、図
2に示す制御操作子191と、その制御操作子191の
状態に応じて映像表示部の表示画面20a上に表示され
た映像とを示す図であって、表示画面20a上には、固
定表示枠201と、移動表示枠202とが示されてい
る。また、各図における制御操作子191の上に示され
た矢印Pは、その制御操作子191の操作方向を示すも
のである。なお、この矢印Pは後述の説明で用いる図4
から図7においてもこれと同様のことを示すものとす
る。また、制御操作子191の操作領域の、左端手前の
所定位置には左側所定位置P1が設けられているととも
に右端手前の所定位置には右側所定位置P2が設けられ
ており、この図3の各図における制御操作子191の操
作領域には、これらの左側所定位置P1および右側所定
位置P2が記されている。さらに、図3の(a)から
(h)までの各図の表示画面20aに表示された白地の
映像は、同じく表示された網かけの映像の上に表示され
ているように見えることを表している。このような白地
の映像と網かけの映像の関係は、後述の説明で用いる図
4から図7においても同様とする。
態が図番のアルファベット順に変化していく様子が示さ
れており、B映像がA映像に最初置換され、続いて、置
換されたA映像がまたもとのB映像に置換され、さらに
B映像がA映像に再び置換され始めるまでの様子が示さ
れている。B映像がA映像に置換される時には、固定表
示枠201にB映像が表示され、移動表示枠202にA
映像が表示される。反対に、A映像がB映像に置換され
る時には、固定表示枠201にA映像が表示され、移動
表示枠202にB映像が表示される。
1組の切換順指定操作子193のうちの「A」と記され
た切換順指定操作子が押下された後に制御操作子191
が右方向に操作された直後の表示画面20aが示されて
いる。図3に示す例では、操作される直前の制御操作子
191が、制御操作子191の操作領域の中央と左側の
所定位置P1との間に位置しており、(a)の表示画面
20aには、B映像の上にA映像の一部が表示されてい
るように見える。これは、操作される直前の制御操作子
191の位置に基づく表示であり、操作される直前の制
御操作子191の位置が左端であると、制御操作子19
1の操作直後には、表示画面20aの全面にB映像が表
示される。図3の上段中央の2つの(b)と(c)の各
図には、制御操作子191が右方向に操作されていると
きの表示画面20aが示されている。制御操作子191
からは操作量に応じた制御信号がFPGA160に出力
されており、これを受けたFPGA160では、移動表
示枠202を制御操作子191の操作量に応じた量だけ
移動させることにより表示画面20a上に表示される映
像を置換する。(a)から(c)にかけての表示画面2
0aには、B映像の上にA映像が画面の左横から入って
きて、B映像の上にA映像が徐々に見えてくる様子が示
されており、制御操作子191は、図示省略したが
(c)に示す位置から右方向にさらに操作されて操作領
域の右端まで移動させられる。制御操作子191が右端
まで移動されると、表示画面20aの全面にはA映像が
表示され、B映像との置換が完了する。図3の上段右端
の(d)には、操作領域の右端まで操作された制御操作
子191の操作方向が反転され、今度は左方向に操作さ
れ始めたときの表示画面20aが示されており、図3の
下段に示す(e)から(g)までは、制御操作子191
が左方向にさらに操作されているときの表示画面20a
が示されている。(d)から(g)にかけての表示画面
20aには、置換されたA映像の上に置換開始前のB映
像が画面の右横から入ってきて、A映像の上にB映像が
徐々に見えてくる様子が示されており、制御操作子19
1は、図示省略したが(g)に示す位置から左方向にさ
らに操作されて左端まで移動させられる。操作制御操作
子191が左端まで操作されると、表示画面20aの全
面にはB映像が表示され、A映像との置換が完了する。
さらに、図3の下段右端の(h)には、左端まで操作さ
れた制御操作子191の操作方向が再び反転され、再び
右方向に操作され始めたときの表示画面20aが示され
ている。(h)の表示画面20aではまだよくわからな
いが、この表示画面20aには、B映像の上にA映像が
画面の左横から入ってくるように見える様子が示されて
いる。
「2」が記されたパターン選択操作子はともに、FPG
A160に以上のような映像置換上の効果を付与しなが
らA映像とB映像とを置換することを設定する操作子で
あるが、映像の置換開始から置換終了までの時間は、手
動操作モードにおいては、制御操作子191の操作速度
に応じた時間となる。一方、自動操作モードにおいて
は、置換開始から置換終了までの時間は、「1」が記さ
れたパターン選択操作子が押下されている時の方が、
「2」が記されたパターン選択操作子が押下されている
時よりも短い。すなわち、自動操作モードにおいては、
「1」が記されたパターン選択操作子が押下されている
ときの方が、「2」が記されたパターン選択操作子が押
下されているときよりも、移動表示枠202の移動速度
が速く、映像置換上の同じ効果が付与された映像であっ
ても、視聴者が受ける印象は異なったものとなる。した
がって、自動操作モードにおいては、「1」が記された
パターン選択操作子と「2」が記されたパターン選択操
作子との組が、置換開始から置換終了までの時間を設定
する手段になる。また、手動操作モードにおいては、制
御操作子191の操作に応じて、何回でも映像置換が行
われるが、自動操作モードにおいては、連続して2回の
映像置換が行われると自動的に終了する。
下されると、上方もしくは下方からのスライドインとい
った映像置換上の効果を付与しながらA映像とB映像と
を置換することが指定される。また、「4」が記された
パターン選択操作子が押下されると、斜め方向からのス
ライドインといった映像置換上の効果を付与しながらA
映像とB映像とを置換することが指定される。ここで、
図4と図5を用いて、手動操作モードにおけるこれらの
映像置換上の効果をそれぞれ説明する。
操作モードにおける、上方からのスライドインといった
映像置換上の効果を説明するための図であり、図5は、
本実施形態の映像表示装置の手動操作モードにおける、
斜め左下からのスライドインといった映像置換上の効果
を説明するための図である。
1組の切換順指定操作子193のうちの「B」と記され
た切換順指定操作子が押下された後に、図2に示す制御
操作子191が右方向に操作されているときの表示画面
20aが示されている。これらの表示画面20aにも、
図3の各図と同じように固定表示枠201と移動表示枠
202が示されている。図4および図5ではともに、固
定表示枠201にA映像が表示され、移動表示枠202
にB映像が表示されている。
像の上にB映像が画面の上方から入ってくるように見え
る映像が示されている。また、図5に示された表示画面
20aには、A映像の上にB映像が画面の斜め左下から
入ってくるように見える映像が示されている。制御操作
子191が図4および図5中の矢印P方向に操作される
と、図4では、A映像がさらに下方に向かって入ってく
るように見え(図4中の矢印M参照)、図5では、A映
像がさらに斜め右上に向かって入ってくるように見え
(図5中の矢印M参照)、制御操作子191が右端まで
移動させられると、図4および図5それぞれに示された
表示画面20aの全面はともにB映像となる。すなわ
ち、いずれのスライドインであっても、表示画面20a
に表示される映像は、A映像からB映像へ置換されたこ
とになる。また、図示省略したが、右端まで移動させら
れた制御操作子191が、今度は左方向(図4および図
5中の矢印Pと反対の方向)に操作されると、固定表示
枠201にB映像が表示され、移動表示枠202にA映
像が表示され、置換されたB映像の上に置換開始前のA
映像が、図4の場合には画面の下方から、図5の場合に
は画面の斜め右上から入ってきて、いずれの場合にも、
B映像の上にA映像が徐々に表れてくるように見え、制
御操作子191が左端まで移動させられると、表示画面
20aの全面はA映像となる。すなわち、いずれのスラ
イドインであっても、表示画面20aに表示される映像
は、今度は、B映像からA映像へ置換されたことにな
る。
下されると、図3から図5を用いて説明した映像置換上
の効果とは少し異なる映像置換上の効果を付与しながら
A映像とB映像とを置換することが指定される。また、
「6」が記されたパターン選択操作子が押下されると、
上述した各映像置換上の効果とは大きく異なる、スイン
グといった3次元的な映像置換上の効果を付与しながら
A映像とB映像とを置換することが指定される。ここ
で、図6と図7を用いて、手動操作モードにおけるこれ
らの映像置換上の効果をそれぞれ説明する。
作子が押下されたときの、本実施形態の映像表示装置の
手動操作モードにおける映像置換上の効果を説明するた
めの図であり、図7は、本実施形態の映像表示装置の手
動操作モードにおける、スイングといった3次元的な映
像置換上の効果を説明するための図である。
に示す1組の切換順指定操作子193のうちの「B」と
記された切換順指定操作子が押下された後に、図2に示
す制御操作子191が右方向に操作されているときの表
示画面20aが示されている。これらの表示画面20a
にも図4や図5と同じように、固定表示枠201と移動
表示枠202が示されており、固定表示枠201にはA
映像が表示され、移動表示枠202にはB映像が表示さ
れているが、図6および図7それぞれに示された移動表
示枠202は、移動にあたって中央で左右に分割され
る。
像の、左半分が画面の左横に向かって出ていくとともに
右半分が画面の右横に向かって出ていき、B映像の下か
らA映像が徐々に表れてくるように見える映像が示され
ている。また、図7に示された表示画面20aには、B
映像の、左半分が画面の左端を回転軸として画面の奥に
向かって回転するとともに右半分が画面の右端を回転軸
として画面の奥に向かって回転し、B映像の下からA映
像が徐々に表れてくるように見える映像が示されてい
る。制御操作子191が図6および図7中の矢印P方向
に操作されると、図6では、B映像の左半分は左方に向
かってさらに出ていくとともに、右半分も右方に向かっ
てさらに出ていき(図6の矢印M参照)、図7では、B
映像の、左半分はさらに回転するとともに右半分もさら
に回転し(図6の矢印M参照)、両者ともA映像がさら
に表れてくる。そして、制御操作子191が右端まで移
動させられると、図6および図7それぞれに示された表
示画面20aの全面はともにA映像となる。すなわち、
いずれの場合にも、表示画面20aに表示される映像
は、A映像からB映像へ置換されたことになる。また、
図示省略したが、右端まで移動させられた制御操作子1
91が、今度は左方向(図6および図7中の矢印Pと反
対の方向)に操作されると、固定表示枠201にB映像
が表示され、移動表示枠202にA映像が表示され、図
6の場合には置換されたA映像の、左半分が画面の左横
に向かって出ていくとともに右半分が画面の右横に向か
って出ていき、図7の場合には、置換されたA映像の、
左半分が画面の左端を回転軸として画面の奥に向かって
回転するとともに右半分が画面の右端を回転軸として画
面の奥に向かって回転し、双方の場合ともA映像の下か
ら置換開始前のB映像が徐々に表れてくるように見え、
制御操作子191が左端まで移動させられると、表示画
面20aの全面はB映像となる。すなわち、いずれの場
合にも、表示画面20aに表示される映像は、今度は、
A映像からB映像へ置換されたことになる。
た映像置換上の効果は、手動操作モードにおけるもので
あるが、自動操作モードにおいても同様である。ただ
し、図3を用いて説明した真横からのスライドインと同
じく、手動操作モードにおいては、制御操作子191の
操作に応じて、何回でも映像置換が行われるが、自動操
作モードにおいては、連続して2回の映像置換が行われ
ると自動的に終了する。
のCPUで実行されるメインルーチンについて説明す
る。
Uで実行されるメインルーチンのフローチャートであ
る。
形態の映像表示装置1の主電源(不図示)が投入される
ことによりスタートする。
装置1の初期設定を行う(ステップS1)。次に、この
映像表示装置1が動作モードに移行したか否かを判定す
る(ステップS2)。この判定は、制御操作子191と
切換スタート操作子192のうちのいずれか一方の操作
子が操作されたか否かで判定する。いずれの操作子19
1,192も無操作の場合には、動作モードには移行し
ていないと判定して、今度は、設定モードに移行したか
否かを判定する(ステップS3)。このステップS3に
おける判定は、1組の切換順指定操作子193および6
つのパターン選択操作子194のうちのいずれか一つの
操作子でも操作されたか否かで判定する。いずれか一つ
の操作子でも操作された場合には、設定モードに移行し
たと判定して後述する設定モードの処理ルーチンを実行
し(ステップS4)、その後終了か否かを判定する(ス
テップS5)。このステップS5における判定では、主
電源が切られると終了し、主電源が投入されたままであ
るとステップS2に戻る。また、ステップS3における
判定で設定モードに移行していないと判定した場合、す
なわち、1組の切換順指定操作子193および6つのパ
ターン選択操作子194のうちのいずれの操作子も無操
作である場合にもステップS2に戻る。一方、ステップ
S2における判定で動作モードに移行したと判定した場
合、すなわち、制御操作子191と切換スタート操作子
192のうちのいずれか一方の操作子が操作された場合
には、今度は、動作モードのうちの自動操作モードであ
るか否かの判定を行う(ステップS6)。このステップ
S6における判定は、切換スタート操作子192が操作
されたか否かで判定する。切換スタート操作子192が
操作された場合には、自動操作モードに移行したと判定
して図1に示すFPGA160に後述する自動操作モー
ドの処理ルーチンを実行するように指示し(ステップS
7)、上述したステップS5に進む。反対に、切換スタ
ート操作子192が無操作の場合には、手動操作モード
に移行したと判定して図1に示すFPGA160に後述
する手動操作モードの処理ルーチンを実行するように指
示し(ステップS8)、ステップS5に進む。
ンのステップ4でCPU110によって実行される設定
モードの処理ルーチンについて説明する。
Uで実行される設定モードの処理ルーチンのフローチャ
ートである。
に示すCPU110は、切換順指定操作子193やパタ
ーン選択操作子194の操作に応じて、FPGA160
に映像置換上の条件を設定する(ステップS11)。す
なわち、1組の切換順指定操作子193のうちの「A」
と記された操作子が押下されると、CPU110はFP
GA160に、置換開始時にB映像をA映像に置換する
こと(図3(a)参照)を設定し、「B」と記された操
作子が押下されると、CPU110はFPGA160
に、置換開始時にA映像をB映像に置換すること(図4
〜図7参照)を設定する。また、6つのパターン選択操
作子194のうちのいずれか1つの操作子が押下される
と、CPU110はFPGA160に、図3から図7を
用いて説明したいずれかの映像置換上の効果を付与しな
がらA映像とB映像とを置換する映像を表す映像信号を
生成することを設定する。このようなステップS11が
実行されると、この設定モードの処理ルーチンは終了す
る。
ルーチンのステップ7において実行を指示される自動操
作モードの処理ルーチンについて説明する。
PGAで実行される自動操作モードの処理ルーチンのフ
ローチャートである。
0がこの自動操作モードの処理ルーチンを実行すると、
図1に示す映像表示部20の表示画面には続けて2回の
映像置換が自動的に表示される。まず、FPGA160
は、1回目の置換が行われる映像を表す映像信号を生成
する(ステップS21)。すなわち、パターン選択操作
子194の操作に応じた映像置換上の効果を付与しなが
ら、切換順指定操作子193の操作に応じていずれか一
方の映像をいずれか他方の映像に置換する映像を表す映
像信号を生成する。この映像信号の生成では、固定表示
枠にいずれか一方の映像を表示させ、移動表示枠にいず
れか他方の映像を表示させる。次に、固定表示枠に表示
された映像と移動表示枠に表示された映像とを交替させ
る(ステップS22)。続いて、2回目の置換が行われ
る映像を表す映像信号を生成する(ステップS23)。
すなわち、パターン選択操作子194の操作に応じた映
像置換上の効果を付与しながら、ステップS21が実行
されたことによって表示されている置換後の映像を置換
前の映像に置換する映像の映像信号を生成する。先のス
テップS22で固定表示枠の映像と移動表示枠の映像と
を交替させたため、ステップS23においては、1回目
の置換において移動させた映像は固定し、1回目の置換
において固定した映像は移動させることで表示画面上の
映像を置換する。したがって、1回目の映像置換と2回
目の映像置換とでは、表示画面上を移動する映像が異な
り、変化に富んだ映像表示を行うことができる。ステッ
プS23が実行されると、この自動操作モードの処理ル
ーチンは終了する。なお、このように2回の映像置換を
行うと自動操作モードの処理ルーチンを終了するのでは
なく、3回以上の映像置換を行えるようにしてもよい。
ルーチンのステップ8において実行を指示される手動操
作モードの処理ルーチンについて説明する。
PGAで実行される手動操作モードの処理ルーチンのフ
ローチャートである。
0が実行する、この手動操作モードの処理ルーチンで
は、図3の各図に示す、制御操作子191の操作領域の
左端手前に設けられた左側所定位置P1と、右端手前に
設けられた右側所定位置P2が用いられる。また、制御
操作子191の位置と、これらの左側所定位置P1およ
び右側所定位置P2との関係を示すものとして、Pフラ
グが用いられる。以下の説明では、図11を用いるとと
もに、必要に応じて図3を参照する。
れた結果、制御操作子191の位置が右側所定位置P2
を越えたか否かを判定する(ステップS31)。図3
(b)に示すように右側所定位置P2を未だ越えていな
かったり、あるいは図3(f)に示すように右側所定位
置P2を左方向に操作された結果越えている場合には、
今度は、制御操作子191が左方向に操作された結果、
制御操作子191の位置が左側所定位置P1を越えたか
否かを判定する(ステップS32)。図3(e)に示す
ように左側所定位置P1を未だ越えていなかったり、あ
るいは左側所定位置P1を右方向に操作された結果越え
ている場合には、さらに、制御操作子191の操作方向
が反転したか否かを判定する(ステップS33)。操作
方向が未反転ならば図9に示す設定モードの処理ルーチ
ンにおいて設定された映像置換上の効果を付与した映像
を表す映像信号を生成する(ステップS34)。このス
テップS34では、表示画面20a上で、制御操作子1
91の操作量に応じた量だけ移動表示枠202が移動す
る映像を表す映像信号を生成する。したがって、この映
像表示装置1における手動操作モードでは、制御操作子
191を操作する者が、表示画面20a上における第2
表示枠202の移動量を自由に決定することができる。
そのため、制御操作子191を操作する者は、表示画面
20a上で第2表示枠202を自由に移動させながら、
映像置換を自分の好みのタイミングで行わせることがで
きる。
御操作子191の位置が右側所定位置P2を越えた(図
3(c)参照)と判定されると、Pフラグをセットする
(ステップS35)。また、ステップS32における判
定で、制御操作子191の位置が左側所定位置P1を越
えた(図3(g)参照)と判定されたときにも、ステッ
プS35に進みPフラグをセットする。さらに、ステッ
プS33における判定で、制御操作子191の操作方向
が反転された(図3の(c)から(d),(g)から
(h)参照)と判定されると、このPフラグがセットさ
れているか否かが判定される(ステップS36)。セッ
トされていなければ、ステップS34に直接進む。反対
にPフラグがセットされていれば、固定表示枠201に
表示された映像と移動表示枠202に表示された映像と
を交替させ(ステップS37)、その後、Pフラグをリ
セットして(ステップS38)、ステップS34に進
む。したがって、この映像表示装置における手動操作モ
ードでは、映像の置換の度に固定表示枠201の映像と
移動表示枠202の映像とを交替させるため、変化に富
んだ映像表示を行うことができる。
では、図3から図7を用いて説明した5種類の映像置換
上の効果を付与することができるが、本発明は、この他
の様々な映像置換上の効果を付与することができる映像
表示装置にも適用することができる。
示装置によれば、変化に富んだ映像表示を行うことがで
きる。
ェア構成図である。
示す図である。
おける、真横からのスライドインといった映像置換上の
効果を説明するための図である。
おける、上方からのスライドインといった映像置換上の
効果を説明するための図である。
おける、斜め左下からのスライドインといった映像置換
上の効果を説明するための図である。
れたときの、本実施形態の映像表示装置の手動操作モー
ドにおける映像置換上の効果を説明するための図であ
る。
おける、スイングといった3次元的な映像置換上の効果
を説明するための図である。
るメインルーチンのフローチャートである。
る設定モードの処理ルーチンのフローチャートである。
される自動操作モードの処理ルーチンのフローチャート
である。
される手動操作モードの処理ルーチンのフローチャート
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 2つの映像を交互に置換して表示する映
像表示装置において、 映像を表示する映像表示画面と、 前記映像表示画面上にそれぞれ映像を表示する第1表示
枠と第2表示枠との2つの表示枠を表示するとともに前
記映像表示画面上で該第1表示枠を固定したまま該映像
表示画面上で第2表示枠を移動させることにより映像表
示画面上の映像を置換する表示映像置換部とを備え、 前記表示映像置換部は、映像置換の度に、前記第1表示
枠に表示される映像と前記第2表示枠に表示される映像
とを交替させながら前記映像表示画面上の映像を置換す
るものであることを特徴とする映像表示装置。 - 【請求項2】 前記映像表示画面上に表示される映像の
置換を指示する置換指示操作子を備え、 前記表示映像置換部は、前記置換指示操作子が操作を受
けるごとに前記第1表示枠に表示される映像と前記第2
表示枠に表示される映像とを交替させながら前記映像表
示画面上の映像を置換するものであることを特徴とする
請求項1記載の映像表示装置。 - 【請求項3】 前記映像表示画面上に表示される映像
の、置換開始から置換終了までの時間を設定する置換時
間設定手段を備え、 前記表示映像置換部は、前記映像表示画面上に表示され
る映像の置換にあたり、前記置換時間設定手段により設
定された時間をかけて前記映像表示画面上に表示される
映像を置換するものであることを特徴とする請求項1又
は2記載の映像表示装置。 - 【請求項4】 操作量に応じた制御信号を出力する制御
操作子を備え、 前記表示映像置換部は、前記制御操作子の操作を受け
て、前記第2表示枠を制御操作子の操作量に応じた量だ
け移動させることにより前記映像表示画面上に表示され
る映像を置換するものであることを特徴とする請求項1
記載の映像表示装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006009067A1 (ja) * | 2004-07-16 | 2006-01-26 | Pioneer Corporation | ビデオ信号切替装置、信号切替装置及びdj機器 |
-
2001
- 2001-10-03 JP JP2001307429A patent/JP4102048B2/ja not_active Expired - Fee Related
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