JP2003114604A - 免震体験装置 - Google Patents

免震体験装置

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JP2003114604A
JP2003114604A JP2001310661A JP2001310661A JP2003114604A JP 2003114604 A JP2003114604 A JP 2003114604A JP 2001310661 A JP2001310661 A JP 2001310661A JP 2001310661 A JP2001310661 A JP 2001310661A JP 2003114604 A JP2003114604 A JP 2003114604A
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JP
Japan
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seismic isolation
movable table
movable
experience device
isolation experience
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JP2001310661A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Hannaka
啓良 伴仲
Toshihiko Okuda
俊彦 奥田
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Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 免震機構による揺れの低減を実際に体験させ
ることができる免震体験装置を提供する。 【構成】 免震体験装置50は、床上に置かれるベース
台1と、このベース台1上に可動に設けられた第1の可
動台2と、前記第1の可動台2上に免震装置3を介して
載置され、体験者が乗ることとなる第2の可動台4とか
ら成る。第1の可動台2の側面には枠体14Bが設けら
れ、これと対応する箇所の第2の可動台4の側面位置に
は枠体14Aが設けられている。角筒状の切替ピン13
を枠体14A・14Bに差し込むと、第1の可動台2と
第2の可動台4とが連結固定された状態となる。一方、
切替ピン13を枠体14A・14Bから離脱させると、
第1の可動台2と第2の可動台4との互いの位置移動を
許容する状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、免震装置の作用を体
験できる免震体験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、建屋に適用される免震機構と
して、例えば、地盤側と家屋本体側との間に鋼球を介在
させる機構が知られている。かかる免震機構は、地震に
よって地盤が揺れても、前記鋼球が回転することで揺れ
を家屋本体側に伝達しないように作用し、免震機能を発
揮する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記免震機
構を備える家屋を実際に建てて、これをモデルハウスと
して購入希望者に見せたとしても、免震機構による揺れ
の低減を実感させることはできない。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑み、免震機構
による揺れの低減を実際に体験させることができる免震
体験装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の免震体験装置
は、上記の課題を解決するために、可動に設けられた第
1の可動台と、前記第1の可動台上に免震装置を介して
載置され、体験者が乗ることとなる第2の可動台と、前
記第1の可動台と第2の可動台とを連結固定する状態及
び互いの位置移動を許容する状態を選択的に採ることが
できる連結/非連結選択手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0006】上記の構成であれば、前記第1の可動台と
第2の可動台とを連結固定する状態を形成することで、
免震装置を機能させないで大きな揺れを体験させること
ができると共に、第1の可動台と第2の可動台との位置
移動を許容する状態を形成することで、免震装置を機能
させて揺れが小さくなることを体験させることができる
ことになる。
【0007】前記第1の可動台には人が当該台を揺り動
かすように力を加えるための把持部が設けられていても
よいし、前記第1の可動台を揺り動かすように力を発生
するアクチュエータを備えていてもよい。
【0008】連結/非連結選択手段は、前記第1の可動
台に固定された第1の枠部材と、前記第2の可動台に固
定された第2の枠部材と、前記第1の枠部材及び第2の
枠部材に対して着脱自在に嵌合する部材と、から成って
いてもよい。
【0009】前記第2の可動台には部屋壁に相当する壁
部が設けられており、この壁部に形成した窓部から固定
配置の景色パネルが見えるように構成されていてもよ
い。これによれば、第2の可動台と前記窓部から見える
景色パネルとの関係で、揺れの大きさ及び揺れの小ささ
を視覚的に体験させることができる。
【0010】前記第1の可動台に固定されたポール部が
第2の可動台上に乗っている体験者から見えるようにし
てもよい。これによれば、免震装置を効かせている状態
において、地盤に相当する第1の可動台が大きくゆれて
も体験者側では揺れが小さいことを前記ポール部の動き
で視覚的に体験することができる。
【0011】前記第2の可動台上には椅子が設けられて
いてもよい。また、前記椅子はキャスターが設けられて
いない椅子であるのがよい。また、前記椅子は第2の可
動台に設けた支柱にて支持されており、当該支柱の軸に
対して略直交する方向に揺動可能に設けられていてもよ
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態の免震
体験装置を図1乃至図3に基づいて説明していく。図1
は免震体験装置の全体構成を示した斜視図であり、図2
は景色パネルの斜視図であり、図3は免震装置の断面図
である。
【0013】免震体験装置50は、床上に置かれるベー
ス台1と、このベース台1上に可動に設けられた第1の
可動台2と、前記第1の可動台2上に免震装置3(実際
の家屋において用いられるものである)を介して載置さ
れ、体験者が乗ることとなる第2の可動台4とから成
る。第1の可動台2の下面には、コロや車輪やベアリン
グ等が設けられ、これによって移動が行えるようになっ
ている。移動方向は図において、左右方向又は前後方向
のいずれか一つのみでもよいし、前後左右方向とするよ
うにしてもよい。
【0014】前記免震装置3は、図3に示すように、円
弧状凹部を上側に向け、地盤側となる第1の可動台2上
に設けられた支持盤部3bと、円弧状凹部を下側に向
け、家屋本体側となる第2の可動台4の下面側に設けら
れた支持盤部3cと、これら支持盤部3b・3c間に設
けられた鋼球3aとから成る。
【0015】第1の可動台2の側面には枠体14Bが設
けられ、これと対応する箇所の第2の可動台4の側面位
置には枠体14Aが設けられている。これら枠体14A
・14Bはその開口が上下方向に貫通するように配置さ
れており、角筒状の切替ピン13を枠体14A・14B
に差し込むと、第1の可動台2と第2の可動台4とが連
結固定された状態となる。一方、切替ピン13を枠体1
4A・14Bから離脱させると、第1の可動台2と第2
の可動台4との互いの位置移動を許容する状態となる。
枠体14A・14Bと切替ピン13のセット(連結/非
連結選択手段)は、2カ所以上設けてもよいものであ
る。連結/非連結選択手段としては、上記のものに限ら
ず、ソレノイド等にピンを取り付けたものを例えば第1
の可動台2に設け、第2の可動台4には前記ピンが入り
込む穴を設けておき、ボタン操作で連結と非連結を実現
できる構成としてもよい。
【0016】第1の可動台2には人が当該可動台2を揺
り動かすように力を加えるための把持部15が設けられ
ている。この把持部15は反対側にも設けてもよい。な
お、このような人力による揺れ動かしでなく、第1の可
動台2を電動や空圧又は液圧で揺り動かすように力を発
生するアクチュエータを備えていてもよい。
【0017】第2の可動台4上には、椅子11が設けら
れており、体験者は第2の可動台4上に乗って上記椅子
11に座る。前記連結/非連結選択手段において、切替
ピン13を枠体14A・14Bに差し込み、第1の可動
台2と第2の可動台4とを連結固定する状態を形成し、
把持部15にて揺り動かす力を加えることにより、免震
装置3を機能させないで大きな揺れを体験させることが
できる。一方、切替ピン13を枠体14A・14Bから
離脱させ、第1の可動台2と第2の可動台4との位置移
動を許容する状態を形成することで、免震装置3を機能
させて揺れが小さくなることを体験させることができる
ことになる。
【0018】第2の可動台4には部屋壁に相当する壁部
6が設けられており、この壁部6に形成した窓部7から
固定配置の景色パネル8が見えるように構成されてい
る。これにより、第2の可動台4と前記窓部7から見え
る景色パネル8との関係で、第2の可動台4上に乗って
いる体験者は揺れの大きさ及び揺れの小ささを視覚的に
も体験することができる。
【0019】第1の可動台2に固定されたポール部15
が第2の可動台4上に乗っている体験者から見えるよう
になっている。これにより、免震装置3を効かせている
状態において、地盤に相当する第1の可動台2が大きく
ゆれても体験者側では揺れが小さいことを前記ポール部
15の動きで視覚的にも体験することができることにな
る。
【0020】第2の可動台4上に設ける椅子11は、キ
ャスターが設けられていない椅子としており、キャスタ
ーによる移動で免震装置3を効かせないときの揺れの大
きさが小さく感じられてしまうのを防止できる。また、
前記椅子は第2の可動台2に設けた支柱にて支持するこ
ととし、当該支柱の軸に対して直交する方向に揺動可能
に設けられていてもよいものである。勿論、キャスター
付きの椅子を用いることを排除するものではない。
【0021】なお、第1可動台2と第2可動台4の各々
に三角状のマーク体12を設けているので、体験者を見
ている見学者も、第1可動台2と第2可動台4との相対
的な揺れを視覚的に見ることができる。また、紐でつる
した照明器具9の揺れによっても免震体験装置50で起
きている揺れを視覚的に知ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、免震装置を機能させないで大きな揺れを体験させる
ことができると共に、免震装置を機能させて揺れが小さ
くなることを体験させることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の免震体験装置の斜視図で
ある。
【図2】図1の免震体験装置で用いた背景パネルの斜視
図である。
【図3】図1の免震体験装置で用いた免震装置の一例を
示す断面図である。
【符号の説明】 1 ベース台 2 第1の可動台 3 免震装置 4 第2の可動台 5 把持部 6 壁部 7 窓部 8 景色パネル 50 免震体験装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動に設けられた第1の可動台と、前記
    第1の可動台上に免震装置を介して載置され、体験者が
    乗ることとなる第2の可動台と、前記第1の可動台と第
    2の可動台とを連結固定する状態及び互いの位置移動を
    許容する状態を選択的に採ることができる連結/非連結
    選択手段と、を備えたことを特徴とする免震体験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の免震体験装置におい
    て、前記第1の可動台には人が当該台を揺り動かすよう
    に力を加えるための把持部が設けられていることを特徴
    とする免震体験装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の免震体験装置におい
    て、前記第1の可動台を揺り動かすように力を発生する
    アクチュエータを備えたことを特徴とする免震体験装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の免震体験装置において、前記連結/非連結選択手段
    は、前記第1の可動台に固定された第1の枠部材と、前
    記第2の可動台に固定された第2の枠部材と、前記第1
    の枠部材及び第2の枠部材に対して着脱自在に嵌合する
    部材と、から成ることを特徴とする免震体験装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の免震体験装置において、前記第2の可動台には部屋壁
    に相当する壁部が設けられており、この壁部に形成した
    窓部から固定配置の景色パネルが見えるように構成され
    たことを特徴とする免震体験装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の免震体験装置において、前記第1の可動台に固定され
    たポール部が第2の可動台上に乗っている体験者から見
    えるようにしたことを特徴とする免震体験装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の免震体験装置において、前記第2の可動台上には椅子
    が設けられていることを特徴とする免震体験装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の免震体験装置におい
    て、前記椅子はキャスターが設けられていない椅子であ
    ることを特徴とする免震体験装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の免震体験装置におい
    て、前記椅子は第2の可動台に設けた支柱にて支持され
    ており、当該支柱の軸に対して略直交する方向に揺動可
    能に設けられていることを特徴とする免震体験装置。
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