JP2003114403A - 画像表示素子及びこれを用いた投射表示装置 - Google Patents
画像表示素子及びこれを用いた投射表示装置Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダイクロプリズムや偏光ビームスプリッタを
用いない色合成を可能とする反射型あるいは透過型の液
晶表示方法を提供する。 【解決手段】 反射型表示素子101a、101b、1
01cが1枚の反射基板100上に構成されている。各
反射型表示素子は、2次元に配列された微小な液晶シャ
ッター群からなるバリア素子103と各液晶シャッター
に対応して2次元に配列されたマイクロレンズ素子10
4と反射基板100の反射面100aで構成されてお
り、反射面はマイクロレンズの焦点面に配置されてい
る。斜入射されたR(赤)、G(緑)、B(青)の平行
光線束110a及び110b、110cがそれぞれ各色
専用の反射型表示素子に入射し、表示素子から離れた平
面102で重なり色合成がなされる。投射レンズ120
は上記平面102にピントが合わされ、離れた位置に配
置されたスクリーン上に画像が投射される。
用いない色合成を可能とする反射型あるいは透過型の液
晶表示方法を提供する。 【解決手段】 反射型表示素子101a、101b、1
01cが1枚の反射基板100上に構成されている。各
反射型表示素子は、2次元に配列された微小な液晶シャ
ッター群からなるバリア素子103と各液晶シャッター
に対応して2次元に配列されたマイクロレンズ素子10
4と反射基板100の反射面100aで構成されてお
り、反射面はマイクロレンズの焦点面に配置されてい
る。斜入射されたR(赤)、G(緑)、B(青)の平行
光線束110a及び110b、110cがそれぞれ各色
専用の反射型表示素子に入射し、表示素子から離れた平
面102で重なり色合成がなされる。投射レンズ120
は上記平面102にピントが合わされ、離れた位置に配
置されたスクリーン上に画像が投射される。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、画像表示素子及び
これを用いた投射表示装置に関する。
これを用いた投射表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に3板式の透過型液晶表示素子を
示す。3板式の透過型表示素子を用いる場合はR
(赤)、G(緑)、B(青)の3原色に色分解された平
行光線束を、ダイクロプリズムの3面に設けたマイクロ
レンズ素子に垂直に入射し、マイクロレンズ素子の該焦
点位置に配置された液晶シャッターを有するバリア素子
面にスポット点を形成し、該スポット点の位置に対応す
る透過光量を制御する液晶シャッターを透過した各色
を、該ダイクロプリズムによって反射あるいは透過さ
せ、残る1面から射出していた。そして、各色の画像は
ダイクロプリズムによって重ね合わされ、該マイクロレ
ンズ素子面にピントを合わせた投射レンズによって、ス
クリーン上に画像表示を行っていた。
示す。3板式の透過型表示素子を用いる場合はR
(赤)、G(緑)、B(青)の3原色に色分解された平
行光線束を、ダイクロプリズムの3面に設けたマイクロ
レンズ素子に垂直に入射し、マイクロレンズ素子の該焦
点位置に配置された液晶シャッターを有するバリア素子
面にスポット点を形成し、該スポット点の位置に対応す
る透過光量を制御する液晶シャッターを透過した各色
を、該ダイクロプリズムによって反射あるいは透過さ
せ、残る1面から射出していた。そして、各色の画像は
ダイクロプリズムによって重ね合わされ、該マイクロレ
ンズ素子面にピントを合わせた投射レンズによって、ス
クリーン上に画像表示を行っていた。
【0003】図10では投射レンズはスクリーンとダイ
クロプリズムの間に配置され、マイクロレンズ表面にピ
ントが合わせられる。
クロプリズムの間に配置され、マイクロレンズ表面にピ
ントが合わせられる。
【0004】図11に単板式の透過型液晶表示素子を示
す。単板式の透過型表示素子を用いる場合はR(赤)、
G(緑)、B(青)の3原色に色分解された平行光線束
を、それぞれ角度をつけて、マイクロレンズ素子に入射
し、マイクロレンズ素子の該焦点位置に配置された液晶
シャッターを有するバリア素子面上の異なる3位置に各
原色のスポット点を形成し、該スポット点の位置に対応
する透過光量を制御する3箇所の液晶シャッターを透過
した各原色を、該マイクロレンズ素子面にピントを合わ
せた投射レンズによって、スクリーン上に画像表示を行
っていた。
す。単板式の透過型表示素子を用いる場合はR(赤)、
G(緑)、B(青)の3原色に色分解された平行光線束
を、それぞれ角度をつけて、マイクロレンズ素子に入射
し、マイクロレンズ素子の該焦点位置に配置された液晶
シャッターを有するバリア素子面上の異なる3位置に各
原色のスポット点を形成し、該スポット点の位置に対応
する透過光量を制御する3箇所の液晶シャッターを透過
した各原色を、該マイクロレンズ素子面にピントを合わ
せた投射レンズによって、スクリーン上に画像表示を行
っていた。
【0005】図11では投射レンズはスクリーンとバリ
ア素子の間に配置され、マイクロレンズ表面にピントが
合わせられる。
ア素子の間に配置され、マイクロレンズ表面にピントが
合わせられる。
【0006】図12に単板式の反射型液晶表示素子を示
す。それぞれ角度をつけて隣のマイクロレンズに入射し
たR,G,Bの3原色の平行光線束を反射基板上に設け
た各色専用の液晶シャッターにマイクロレンズのスポッ
ト点を形成し、そこを新たに発光点としてマイクロレン
ズから反射射出させ、該マイクロレンズ素子面にピント
を合わせた投射レンズによってスクリーン上に画像表示
を行っていた。この場合は、R,G,Bのうち1つに関
しては垂直入射でマイクロレンズに入射し垂直に反射さ
せ、射出させる場合もあった。垂直入射を含んだ反射型
表示素子では、各光束を、入射方向に射出させるため、
入射光と反射光の光路を分ける必要があり、偏光ビーム
スプリッタを用いる必要があった。また、マイクロレン
ズを単板平面上に配置する関係から、隣り合うマイクロ
レンズとの境界がなす形状が6角形のマイクロレンズ、
または4角のマイクロレンズを用いる場合に限られ、6
角形のマイクロレンズでは垂直入射の場合を含め4色ま
で、4角形のマイクロレンズで最高5色までしか対応で
きなかった。
す。それぞれ角度をつけて隣のマイクロレンズに入射し
たR,G,Bの3原色の平行光線束を反射基板上に設け
た各色専用の液晶シャッターにマイクロレンズのスポッ
ト点を形成し、そこを新たに発光点としてマイクロレン
ズから反射射出させ、該マイクロレンズ素子面にピント
を合わせた投射レンズによってスクリーン上に画像表示
を行っていた。この場合は、R,G,Bのうち1つに関
しては垂直入射でマイクロレンズに入射し垂直に反射さ
せ、射出させる場合もあった。垂直入射を含んだ反射型
表示素子では、各光束を、入射方向に射出させるため、
入射光と反射光の光路を分ける必要があり、偏光ビーム
スプリッタを用いる必要があった。また、マイクロレン
ズを単板平面上に配置する関係から、隣り合うマイクロ
レンズとの境界がなす形状が6角形のマイクロレンズ、
または4角のマイクロレンズを用いる場合に限られ、6
角形のマイクロレンズでは垂直入射の場合を含め4色ま
で、4角形のマイクロレンズで最高5色までしか対応で
きなかった。
【0007】図12では投射レンズはスクリーンと偏光
ビームスプリッタの間に配置され、マイクロレンズ表面
にピントが合わせられる。
ビームスプリッタの間に配置され、マイクロレンズ表面
にピントが合わせられる。
【0008】このような単板式では、1つのマイクロレ
ンズにR,G,B用の画素と、各画素の明るさを制御す
る液晶シャッターを対応させ構成する必要がある。配線
の複雑さや、波長による屈折率等の光路長の補正等が複
雑になっている。つまり1つのパネルにR,G,Bが混
在して配列されているため、それらの画素をつなぐ配線
が複雑となる。また1つのパネルにR,G,B用の画素
を形成するカラーフィルターを混在して配する必要があ
る。各色ごとに波長の屈折率の違いから厚みを変えて形
成する必要がある。
ンズにR,G,B用の画素と、各画素の明るさを制御す
る液晶シャッターを対応させ構成する必要がある。配線
の複雑さや、波長による屈折率等の光路長の補正等が複
雑になっている。つまり1つのパネルにR,G,Bが混
在して配列されているため、それらの画素をつなぐ配線
が複雑となる。また1つのパネルにR,G,B用の画素
を形成するカラーフィルターを混在して配する必要があ
る。各色ごとに波長の屈折率の違いから厚みを変えて形
成する必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、3
板式と従来の単板式とのよいところを併せ持った透過型
あるいは反射型の画像表示素子及びこれを用いた投射表
示装置を提供する。
板式と従来の単板式とのよいところを併せ持った透過型
あるいは反射型の画像表示素子及びこれを用いた投射表
示装置を提供する。
【0010】そして本発明は単板式での多色の表示方
法、や立体表示方法を容易に実現する画像表示素子及び
これを用いた投射表示装置を提供する。
法、や立体表示方法を容易に実現する画像表示素子及び
これを用いた投射表示装置を提供する。
【0011】本発明により、ダイクロプリズムや偏光ビ
ームスプリッタを用いない色合成を可能とする反射型あ
るいは透過型の表示が可能である。
ームスプリッタを用いない色合成を可能とする反射型あ
るいは透過型の表示が可能である。
【0012】偏光ビームスプリッタやダイクロプリズム
を用いる方式では、複数個の偏光ビームスプリッタある
いはダイクロプリズムを用いないと多色の液晶表示がで
きない。プリズムは面数が6面で一面は合成した色が出
射するため、残り5面からR,G,B原色及び残り2色
の5色を利用できる。但し、この場合複数の多板式とな
る。
を用いる方式では、複数個の偏光ビームスプリッタある
いはダイクロプリズムを用いないと多色の液晶表示がで
きない。プリズムは面数が6面で一面は合成した色が出
射するため、残り5面からR,G,B原色及び残り2色
の5色を利用できる。但し、この場合複数の多板式とな
る。
【0013】そして単板反射式では、異なる角度で原色
を入射する必要から、4角形のマイクロプリズムを用い
る場合は3原色、6角形の場合は4原色が利用できる。
を入射する必要から、4角形のマイクロプリズムを用い
る場合は3原色、6角形の場合は4原色が利用できる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、2次元マトリックス状に配列されたマイ
クロレンズ素子と、各マイクロレンズに対応して所定の
距離に配置し2次元マトリックス状に配列された微小発
光点群を有する照明手段と、該マイクロレンズ素子と該
照明手段との間またはマイクロレンズ素子表面側に配置
された各マイクロレンズの透過光量を制御する2次元マ
トリックス状に配列されたシャッターを有するバリア素
子から構成された画像表示素子において、マイクロレン
ズと微小発光点を結ぶ光軸が、画像表示素子全体にわた
って、画像表示素子表面の垂線に対し傾きを持ち、微小
発光点の実像群あるいは虚像群からなる画面表示を画像
表示画面から離れた所定の距離で所定量だけ横に平行移
動した場所に形成することを特徴とする画像表示素子を
提供する。
に、本発明は、2次元マトリックス状に配列されたマイ
クロレンズ素子と、各マイクロレンズに対応して所定の
距離に配置し2次元マトリックス状に配列された微小発
光点群を有する照明手段と、該マイクロレンズ素子と該
照明手段との間またはマイクロレンズ素子表面側に配置
された各マイクロレンズの透過光量を制御する2次元マ
トリックス状に配列されたシャッターを有するバリア素
子から構成された画像表示素子において、マイクロレン
ズと微小発光点を結ぶ光軸が、画像表示素子全体にわた
って、画像表示素子表面の垂線に対し傾きを持ち、微小
発光点の実像群あるいは虚像群からなる画面表示を画像
表示画面から離れた所定の距離で所定量だけ横に平行移
動した場所に形成することを特徴とする画像表示素子を
提供する。
【0015】また本発明は、2次元マトリックス状に配
列されたマイクロレンズ素子と、背後からマイクロレン
ズ素子を照明する平行光束の照明手段と、該マイクロレ
ンズ素子と該照明手段との間またはマイクロレンズ素子
の射出光側表面に配置された各マイクロレンズの透過光
量を制御する2次元マトリックス状に配列されたシャッ
ターを有するバリア素子から構成された画像表示素子に
おいて、マイクロレンズと平行光束を結ぶ光軸が、画像
表示素子全体にわたって、画像表示素子表面の垂線に対
し傾きを持ち、平行光束の微小スポット点の実像群ある
いは虚像群からなる画面表示を画像表示画面から離れた
所定の距離で所定量だけ横に平行移動した場所に形成す
ることを特徴とする画像表示素子を提供する。
列されたマイクロレンズ素子と、背後からマイクロレン
ズ素子を照明する平行光束の照明手段と、該マイクロレ
ンズ素子と該照明手段との間またはマイクロレンズ素子
の射出光側表面に配置された各マイクロレンズの透過光
量を制御する2次元マトリックス状に配列されたシャッ
ターを有するバリア素子から構成された画像表示素子に
おいて、マイクロレンズと平行光束を結ぶ光軸が、画像
表示素子全体にわたって、画像表示素子表面の垂線に対
し傾きを持ち、平行光束の微小スポット点の実像群ある
いは虚像群からなる画面表示を画像表示画面から離れた
所定の距離で所定量だけ横に平行移動した場所に形成す
ることを特徴とする画像表示素子を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明において、透過型手段を用
いる場合には、2次元マトリックス状に配列された第1
のマイクロレンズ素子と該焦点距離に配置され、マイク
ロレンズに対応した液晶シャッターを有するバリア素子
と微小発光点を配列し、微小発光点とマイクロレンズを
結ぶの光軸を全体に角度をつけて、横シフトされた微小
発光点の虚像または実像を無限大の距離に結ばせる。同
様に第2、第3のマイクロレンズ素子と微小発光点群を
構成し、これらのマイクロレンズから射出された光線束
あるいは光線束の射出方向とは反対側に延長した架空の
光線束が、1面で交わり、この面にピントが合わされた
投射レンズによって離れた距離のスクリーン上に画像を
投射する。各マイクロレンズ素子からの光線束はR,
G,Bの3原色である。また、これらは各マイクロレン
ズを透過する光線束をさえぎる位置に液晶シャッター素
子が配列された画像表示手段を配置し、3原色の透過光
量を制御しカラーの画像表示を得ている。
いる場合には、2次元マトリックス状に配列された第1
のマイクロレンズ素子と該焦点距離に配置され、マイク
ロレンズに対応した液晶シャッターを有するバリア素子
と微小発光点を配列し、微小発光点とマイクロレンズを
結ぶの光軸を全体に角度をつけて、横シフトされた微小
発光点の虚像または実像を無限大の距離に結ばせる。同
様に第2、第3のマイクロレンズ素子と微小発光点群を
構成し、これらのマイクロレンズから射出された光線束
あるいは光線束の射出方向とは反対側に延長した架空の
光線束が、1面で交わり、この面にピントが合わされた
投射レンズによって離れた距離のスクリーン上に画像を
投射する。各マイクロレンズ素子からの光線束はR,
G,Bの3原色である。また、これらは各マイクロレン
ズを透過する光線束をさえぎる位置に液晶シャッター素
子が配列された画像表示手段を配置し、3原色の透過光
量を制御しカラーの画像表示を得ている。
【0017】また、反射型手段を用いる場合には、2次
元マトリックス状に配列された第1のマイクロレンズ素
子と、該素子の焦点距離に反射基板を配置し、バリア素
子を反射基板上に構成したことからなる表示手段で構成
される。マイクロレンズ素子に斜入射で平行光線束を入
射し、隣のマイクロレンズが作ったスポット点を新たな
発光点としてマイクロレンズから平行光線束で射出させ
る。第2の第3のマイクロレンズ素子から射出された各
色の平行光線束あるいは平行光線束の射出方向とは反対
方向に延長した架空の光線束が1面で交わる面にピント
を合わせた投射レンズによって、離れた距離のスクリー
ン面上に画像を形成する。スポット点にはバリア素子の
液晶シャッターが配置してあり、反射光量を制御する。
また、液晶シャッターの配置個所として、マイクロレン
ズの表面側(反射面側の反対)に配置するときは、マイ
クロレンズ2個で1つの画素分を構成すればよい。すな
わち、液晶シャッターのない隣のマイクロレンズから斜
入射した平行光線束が、液晶シャッターがついたマイク
ロレンズから平行光線束として出て行き、また液晶シャ
ッターがついたマイクロレンズに斜入射した平行光線束
は隣の液晶シャッターのついていないバリア素子の透過
部から出て行く。
元マトリックス状に配列された第1のマイクロレンズ素
子と、該素子の焦点距離に反射基板を配置し、バリア素
子を反射基板上に構成したことからなる表示手段で構成
される。マイクロレンズ素子に斜入射で平行光線束を入
射し、隣のマイクロレンズが作ったスポット点を新たな
発光点としてマイクロレンズから平行光線束で射出させ
る。第2の第3のマイクロレンズ素子から射出された各
色の平行光線束あるいは平行光線束の射出方向とは反対
方向に延長した架空の光線束が1面で交わる面にピント
を合わせた投射レンズによって、離れた距離のスクリー
ン面上に画像を形成する。スポット点にはバリア素子の
液晶シャッターが配置してあり、反射光量を制御する。
また、液晶シャッターの配置個所として、マイクロレン
ズの表面側(反射面側の反対)に配置するときは、マイ
クロレンズ2個で1つの画素分を構成すればよい。すな
わち、液晶シャッターのない隣のマイクロレンズから斜
入射した平行光線束が、液晶シャッターがついたマイク
ロレンズから平行光線束として出て行き、また液晶シャ
ッターがついたマイクロレンズに斜入射した平行光線束
は隣の液晶シャッターのついていないバリア素子の透過
部から出て行く。
【0018】これらは各マイクロレンズからの平行光束
の光軸が平行としたが、勿論、光軸が平行でなく拡大ま
たは縮小して光線束を重ね合わせ、この面に投射レンズ
のピントを合わせ、離れた位置のスクリーンに投射表示
してもよい。また、反射型の液晶表示素子においても、
色合成された面が表示素子面から離れているため、ビー
ムスプリッタを用いる必要はなくなる。
の光軸が平行としたが、勿論、光軸が平行でなく拡大ま
たは縮小して光線束を重ね合わせ、この面に投射レンズ
のピントを合わせ、離れた位置のスクリーンに投射表示
してもよい。また、反射型の液晶表示素子においても、
色合成された面が表示素子面から離れているため、ビー
ムスプリッタを用いる必要はなくなる。
【0019】また、各色に分解された画像が別の個所
(離れた個所)に構成するため、各波長を補正する際に
厚み補正板を容易に挿入することができるので、あるい
はカラーフィルターの厚み容易に一括して変化づけられ
るので、色の波長による屈折率の違いによる焦点距離等
の補正も容易にできる。つまり平行及び拡大縮小でも同
じように可能である。以下に更に説明する。
(離れた個所)に構成するため、各波長を補正する際に
厚み補正板を容易に挿入することができるので、あるい
はカラーフィルターの厚み容易に一括して変化づけられ
るので、色の波長による屈折率の違いによる焦点距離等
の補正も容易にできる。つまり平行及び拡大縮小でも同
じように可能である。以下に更に説明する。
【0020】本発明に係る望ましい第1の実施形態は、
反射型表示素子として、2次元マトリックス状に配列さ
れたマイクロレンズからなるマイクロレンズ素子とマイ
クロレンズの焦点距離に配置した反射基板とマイクロレ
ンズの透過光量を制御するためのマイクロレンズに対応
して2次元に配列された液晶シャッターを持つバリア素
子とから構成され、R(赤)、G(緑)、B(青)の各
色用の表示素子を、反射基板上の3箇所に配置する。こ
の表示素子に外側の方向から平行光線束を各色ごとに角
度をつけて入射する。各色の画像情報を含んだ反射光線
束は、反射基板面から離れた1面の空間で重なり合う。
この面に投射レンズのピントを合わせ、離れたスクリー
ン上に画像を表示する。
反射型表示素子として、2次元マトリックス状に配列さ
れたマイクロレンズからなるマイクロレンズ素子とマイ
クロレンズの焦点距離に配置した反射基板とマイクロレ
ンズの透過光量を制御するためのマイクロレンズに対応
して2次元に配列された液晶シャッターを持つバリア素
子とから構成され、R(赤)、G(緑)、B(青)の各
色用の表示素子を、反射基板上の3箇所に配置する。こ
の表示素子に外側の方向から平行光線束を各色ごとに角
度をつけて入射する。各色の画像情報を含んだ反射光線
束は、反射基板面から離れた1面の空間で重なり合う。
この面に投射レンズのピントを合わせ、離れたスクリー
ン上に画像を表示する。
【0021】本発明に係る望ましい第2の実施形態は、
透過型表示素子として、2次元マトリックス状に配列さ
れたマイクロコンデンサーレンズからなるマイクロレン
ズ素子とマイクロレンズの焦点距離に配置したマイクロ
レンズの透過光量を制御するためのマイクロレンズに対
応して2次元に配列された液晶シャッターを持つバリア
素子とから構成され、R(赤)、G(緑)、B(青)の
各色用の表示素子を、透明基板の3箇所に配置する。こ
の表示素子に背後から平行光線束を各色ごとに角度をつ
けて入射する。各色の集光光線束は、画像情報を含ん
で、透明基板面から離れた1面の空間で重なり合う。こ
の面に投射レンズのピントを合わせ、離れたスクリーン
上に画像を表示する。光線束の重なり合う位置はスポッ
ト面とずらして構成する方が望ましい。また、透明基板
は新たに設ける必要はなく、バリア素子上にマイクロレ
ンズ素子を構成してもよい。その逆でもよい。
透過型表示素子として、2次元マトリックス状に配列さ
れたマイクロコンデンサーレンズからなるマイクロレン
ズ素子とマイクロレンズの焦点距離に配置したマイクロ
レンズの透過光量を制御するためのマイクロレンズに対
応して2次元に配列された液晶シャッターを持つバリア
素子とから構成され、R(赤)、G(緑)、B(青)の
各色用の表示素子を、透明基板の3箇所に配置する。こ
の表示素子に背後から平行光線束を各色ごとに角度をつ
けて入射する。各色の集光光線束は、画像情報を含ん
で、透明基板面から離れた1面の空間で重なり合う。こ
の面に投射レンズのピントを合わせ、離れたスクリーン
上に画像を表示する。光線束の重なり合う位置はスポッ
ト面とずらして構成する方が望ましい。また、透明基板
は新たに設ける必要はなく、バリア素子上にマイクロレ
ンズ素子を構成してもよい。その逆でもよい。
【0022】本発明に係る望ましい第3の実施形態は、
透過型表示素子として、2次元マトリックス状に配列さ
れたマイクロ凹面レンズ素子レンズからなるマイクロレ
ンズ素子とマイクロレンズ素子に密着して配置した、マ
イクロレンズの透過光量を制御するためのマイクロレン
ズに対応して2次元に配列された液晶シャッターを持つ
バリア素子とから構成され、R(赤)、G(緑)、B
(青)の各色用の表示素子を、透明基板の3箇所に配置
する。この表示素子に背後から平行光線束を各色ごとに
角度をつけて入射する。各色の発散光線束の延長は、画
像情報を含んで、透明基板面から離れた架空の1面の空
間で重なり合う。この面に投射レンズのピントを合わ
せ、離れたスクリーン上に画像を表示する。架空の光線
束が重なり合う位置は虚像面とずらして構成する方が望
ましい。また、透明基板は新たに設ける必要はなく、バ
リア素子上にマイクロレンズ素子を構成してもよい。そ
の逆でもよい。
透過型表示素子として、2次元マトリックス状に配列さ
れたマイクロ凹面レンズ素子レンズからなるマイクロレ
ンズ素子とマイクロレンズ素子に密着して配置した、マ
イクロレンズの透過光量を制御するためのマイクロレン
ズに対応して2次元に配列された液晶シャッターを持つ
バリア素子とから構成され、R(赤)、G(緑)、B
(青)の各色用の表示素子を、透明基板の3箇所に配置
する。この表示素子に背後から平行光線束を各色ごとに
角度をつけて入射する。各色の発散光線束の延長は、画
像情報を含んで、透明基板面から離れた架空の1面の空
間で重なり合う。この面に投射レンズのピントを合わ
せ、離れたスクリーン上に画像を表示する。架空の光線
束が重なり合う位置は虚像面とずらして構成する方が望
ましい。また、透明基板は新たに設ける必要はなく、バ
リア素子上にマイクロレンズ素子を構成してもよい。そ
の逆でもよい。
【0023】
【実施例】[実施例1]図1は本発明の光学素子を反射
型表示素子に適用した場合の実施例である。100は反
射基板で反射型表示素子101a、101b、101c
が1枚の反射基板100上に構成されている。
型表示素子に適用した場合の実施例である。100は反
射基板で反射型表示素子101a、101b、101c
が1枚の反射基板100上に構成されている。
【0024】各反射型表示素子101a〜101cは、
図2に示す2次元に配列された微小な液晶シャッター群
からなるバリア素子103と各液晶シャッターに対応し
て2次元に配列されたマイクロレンズからなるマイクロ
レンズ素子104と反射基板100の反射面100aで
構成されており、反射面はマイクロレンズの焦点面に配
置されている。本実施形態においてバリア素子とは対向
電極とその間に挟持された液晶とからなる画素を複数同
一平面状に配置している液晶素子(ライトバルブ)のこ
とである。
図2に示す2次元に配列された微小な液晶シャッター群
からなるバリア素子103と各液晶シャッターに対応し
て2次元に配列されたマイクロレンズからなるマイクロ
レンズ素子104と反射基板100の反射面100aで
構成されており、反射面はマイクロレンズの焦点面に配
置されている。本実施形態においてバリア素子とは対向
電極とその間に挟持された液晶とからなる画素を複数同
一平面状に配置している液晶素子(ライトバルブ)のこ
とである。
【0025】斜入射されたR(赤)、G(緑)、B
(青)の平行光線束110a及び110b、110cが
それぞれ各色対応の反射型表示素子に入射し、反射した
各平行光線束は表示素子から離れた平面102で重なり
そこで色合成がなされる。
(青)の平行光線束110a及び110b、110cが
それぞれ各色対応の反射型表示素子に入射し、反射した
各平行光線束は表示素子から離れた平面102で重なり
そこで色合成がなされる。
【0026】投射レンズ(図示せず)は上記平面102
にピントが合わされ、反射光束を取り込んで、離れた位
置に配置されたスクリーン上に画像が投射形成される。
投射レンズ120は色合成された平面102とスクリー
ン面(図示せず)の間に設けられるものである。
にピントが合わされ、反射光束を取り込んで、離れた位
置に配置されたスクリーン上に画像が投射形成される。
投射レンズ120は色合成された平面102とスクリー
ン面(図示せず)の間に設けられるものである。
【0027】図1において投射レンズはスクリーンと色
合成された平面102の間に配置され、平面102にピ
ントが合わせられる。
合成された平面102の間に配置され、平面102にピ
ントが合わせられる。
【0028】勿論、反射型表示素子の数は配置スペース
が許す範囲で増やせる。つまり太陽光に近づけた表示を
したい場合などは色の数を増やしたい。そのような場合
に反射型表示素子の数を増やすことができる。マイクロ
レンズが4角形配置の場合(色の数を増やした状態で立
体視をしたい)でも、マイクロレンズを斜に配列すれば
よい。
が許す範囲で増やせる。つまり太陽光に近づけた表示を
したい場合などは色の数を増やしたい。そのような場合
に反射型表示素子の数を増やすことができる。マイクロ
レンズが4角形配置の場合(色の数を増やした状態で立
体視をしたい)でも、マイクロレンズを斜に配列すれば
よい。
【0029】なお、R,G,Bの各平行光線束を斜め入
射する替わりに、各反射型表示素子を斜めに配置しても
よい。
射する替わりに、各反射型表示素子を斜めに配置しても
よい。
【0030】[実施例2]図2は実施例1で示す反射型
表示素子の構造を示す断面図である。100は反射基
板、100aは反射基板の反射面、103bは透過型の
バリア素子で液晶シャッター部以外は透過である。10
4はマイクロレンズ素子である。103aは微小液晶シ
ャッターで透過光量を制御でき画像を形成する。透過型
のバリア素子103bは2つのマイクロレンズごとに対
応して、交互に透過部分と液晶シャッター部分を有して
いる。
表示素子の構造を示す断面図である。100は反射基
板、100aは反射基板の反射面、103bは透過型の
バリア素子で液晶シャッター部以外は透過である。10
4はマイクロレンズ素子である。103aは微小液晶シ
ャッターで透過光量を制御でき画像を形成する。透過型
のバリア素子103bは2つのマイクロレンズごとに対
応して、交互に透過部分と液晶シャッター部分を有して
いる。
【0031】図2(a)では透過型のバリア素子103
bをマイクロレンズ素子104の表側(反射面100a
の反対側)に配置している。この場合は2つのマイクロ
レンズに対し1つの液晶シャッター103aが対応して
いる。
bをマイクロレンズ素子104の表側(反射面100a
の反対側)に配置している。この場合は2つのマイクロ
レンズに対し1つの液晶シャッター103aが対応して
いる。
【0032】隣のマイクロレンズから斜入射した1つの
色の平行光線束110aがマイクロレンズに入射し反射
面100aにスポット点を形成する。この点を微小発光
点100bとして反射しマイクロレンズから射出する。
この際液晶シャッターで透過光量が制御される。この液
晶シャッター103aに入射した光線束は同様にして隣
のバリア素子103bの透過部から射出される。
色の平行光線束110aがマイクロレンズに入射し反射
面100aにスポット点を形成する。この点を微小発光
点100bとして反射しマイクロレンズから射出する。
この際液晶シャッターで透過光量が制御される。この液
晶シャッター103aに入射した光線束は同様にして隣
のバリア素子103bの透過部から射出される。
【0033】一方平行光線束110aのうち液晶シャッ
ター103aが設けられていいない個所からマイクロレ
ンズへ入射した光はマイクロレンズ(液晶シャッター1
03aが設けられている個所に対応するマイクロレンズ
の隣のマイクロレンズ)により集光し符号100bで記
されている微小発光点の隣に別の微小発光点が形成され
る。そしてこの微小発光点から反射した光が先の液晶シ
ャッター103aを通過してバリア素子103bから射
出される。
ター103aが設けられていいない個所からマイクロレ
ンズへ入射した光はマイクロレンズ(液晶シャッター1
03aが設けられている個所に対応するマイクロレンズ
の隣のマイクロレンズ)により集光し符号100bで記
されている微小発光点の隣に別の微小発光点が形成され
る。そしてこの微小発光点から反射した光が先の液晶シ
ャッター103aを通過してバリア素子103bから射
出される。
【0034】図2(b)は従来例の反射型液晶表示素子
に適用したものである。大きな違いは液晶シャッター1
03aに大きさの制限が減り、広く形成できることであ
る。従来は1つのマイクロレンズにR,G,B用の、3
つの液晶シャッターを対応させ形成する必要があり、設
計製作上大きな制約となっていた。
に適用したものである。大きな違いは液晶シャッター1
03aに大きさの制限が減り、広く形成できることであ
る。従来は1つのマイクロレンズにR,G,B用の、3
つの液晶シャッターを対応させ形成する必要があり、設
計製作上大きな制約となっていた。
【0035】なお、本実施形態の場合、液晶シャッター
103bを広くすることが可能であるが、一方で図11
の構成と比べたら反射基板100を3つ設ける場合に
は、装置全体は大きくなる。
103bを広くすることが可能であるが、一方で図11
の構成と比べたら反射基板100を3つ設ける場合に
は、装置全体は大きくなる。
【0036】しかしR,G,Bで1画素とすると、従来
の素子は3倍の大きさが必要となるので(画素数を同
じ、1画素の面積を同じとする場合)、結局面積的には
同じである。
の素子は3倍の大きさが必要となるので(画素数を同
じ、1画素の面積を同じとする場合)、結局面積的には
同じである。
【0037】なお、図2(a)でも図2(b)でも全部
反射する。但し、マイクロレンズの境界の有無から、図
2(b)の方が効率性の面で望ましい。
反射する。但し、マイクロレンズの境界の有無から、図
2(b)の方が効率性の面で望ましい。
【0038】図2では投射レンズはスクリーンとマイク
ロレンズ素子104の間に配置され、マイクロレンズ素
子104表面にピントが合わされる(実際はピントが正
確にマイクロレンズ表面に合わされるとスクリーン上の
投影された画像にマイクロレンズの境界が黒くはっきり
と写るので、僅かにピントをずらし境界をぼかす)。
ロレンズ素子104の間に配置され、マイクロレンズ素
子104表面にピントが合わされる(実際はピントが正
確にマイクロレンズ表面に合わされるとスクリーン上の
投影された画像にマイクロレンズの境界が黒くはっきり
と写るので、僅かにピントをずらし境界をぼかす)。
【0039】[実施例3]図3は実施例1の色合成を行
う原理を示したものである。各表示素子から射出した平
行光線束110a、110bは離れた位置にある1つの
平面102上で色合成されている。105は迷光をカッ
トするための絞りである。
う原理を示したものである。各表示素子から射出した平
行光線束110a、110bは離れた位置にある1つの
平面102上で色合成されている。105は迷光をカッ
トするための絞りである。
【0040】この面に投射レンズのピントを合わせ、離
れた位置に置いたスクリーン上に画像を投射表示する。
れた位置に置いたスクリーン上に画像を投射表示する。
【0041】100bは微小発光点であり反射面100
a上に形成する。
a上に形成する。
【0042】反射型表示素子ではこの微小発光点100
bはマイクロレンズによって形成されたが、透過型表示
素子に適用する場合はマイクロレンズと光軸の向きを合
わせたマイクロコンデンサーレンズ104aによって形
成されてもよい。
bはマイクロレンズによって形成されたが、透過型表示
素子に適用する場合はマイクロレンズと光軸の向きを合
わせたマイクロコンデンサーレンズ104aによって形
成されてもよい。
【0043】図3では投射レンズはスクリーンと色合成
された平面102の間に配置され、平面102にピント
が合わせられる。
された平面102の間に配置され、平面102にピント
が合わせられる。
【0044】[実施例4]図4はマイクロコンデンサー
レンズ104aを用いた場合を示す実施例である。10
4はマイクロレンズ素子でマイクロコンデンサーレンズ
と光軸とが一致しており、光の集光効率を上げた場合を
示している。光は図4の紙面右側から符号104a→バ
リア素子103→マイクロレンズ素子104の順で紙面
左側の符号102aへ向かう。
レンズ104aを用いた場合を示す実施例である。10
4はマイクロレンズ素子でマイクロコンデンサーレンズ
と光軸とが一致しており、光の集光効率を上げた場合を
示している。光は図4の紙面右側から符号104a→バ
リア素子103→マイクロレンズ素子104の順で紙面
左側の符号102aへ向かう。
【0045】本実施例では微小発光点100b(バリア
素子103の液晶シャッター面103bの穴部)がバリ
ア素子103の液晶シャッター面に形成されている。こ
の微小発光点は照明ランプ(図示せず)の発光点の実像
となっているため、投射レンズ120のピントは微小発
光点の投射された実像102aからずらした面位置に合
わせる。
素子103の液晶シャッター面103bの穴部)がバリ
ア素子103の液晶シャッター面に形成されている。こ
の微小発光点は照明ランプ(図示せず)の発光点の実像
となっているため、投射レンズ120のピントは微小発
光点の投射された実像102aからずらした面位置に合
わせる。
【0046】図4では投射レンズはスクリーンと色合成
された実像102aの間に配置され、実像102a面に
ピントが合わせられる。
された実像102aの間に配置され、実像102a面に
ピントが合わせられる。
【0047】[実施例5]図5は本発明の光学素子を透
過型表示素子に適用した場合の実施例である。100’
は表示基板、101a〜101fは表示素子で表示基板
上に構成されていて表示素子の中心が同心円状に配置さ
れている。光源は紙面右側、スクリーンは紙面左側で投
射レンズは平面102にピントが合わせられている。
過型表示素子に適用した場合の実施例である。100’
は表示基板、101a〜101fは表示素子で表示基板
上に構成されていて表示素子の中心が同心円状に配置さ
れている。光源は紙面右側、スクリーンは紙面左側で投
射レンズは平面102にピントが合わせられている。
【0048】同心円状の場合には図示しない投射レンズ
との共軸関係が得られやすく、また各マイクロレンズ素
子の焦点距離を合わせやすいために配置している。1つ
の基板上に同じ条件のマイクロレンズを構成したとする
と、表示素子101a〜101fの各グループ間の違い
を補正しやすい。一方表示素子101a中のばらつきの
補正はできない。
との共軸関係が得られやすく、また各マイクロレンズ素
子の焦点距離を合わせやすいために配置している。1つ
の基板上に同じ条件のマイクロレンズを構成したとする
と、表示素子101a〜101fの各グループ間の違い
を補正しやすい。一方表示素子101a中のばらつきの
補正はできない。
【0049】102は各表示素子の光束が1つに重なっ
た面で、ここで図示しない投射レンズのピントが合わさ
れ、6色構成による3原色より自然色に近い色合成がな
される。110a〜110fはあたかも平面102から
射出されたように観察される。
た面で、ここで図示しない投射レンズのピントが合わさ
れ、6色構成による3原色より自然色に近い色合成がな
される。110a〜110fはあたかも平面102から
射出されたように観察される。
【0050】また、表示素子101a〜101cまでが
R,G,Bで第1の画像表示を行い、表示素子101d
〜101fまでが第2の画像表示を行うようにすること
もできる。
R,G,Bで第1の画像表示を行い、表示素子101d
〜101fまでが第2の画像表示を行うようにすること
もできる。
【0051】第1の画像に右目用画像、第2の画像に左
目用画像を用い互いに直交する偏光をかけて(例えば片
側画像にだけ1/2波長板を通す)投射レンズ120に
よって射出し、投射されたスクリーンに上の表示画像を
右目用と左目用の直交した偏光板からなる眼がねで観察
すれば立体画像を得ることができる。勿論、表示素子の
数は配置スペースが許す範囲でいくつでも増やせる。
目用画像を用い互いに直交する偏光をかけて(例えば片
側画像にだけ1/2波長板を通す)投射レンズ120に
よって射出し、投射されたスクリーンに上の表示画像を
右目用と左目用の直交した偏光板からなる眼がねで観察
すれば立体画像を得ることができる。勿論、表示素子の
数は配置スペースが許す範囲でいくつでも増やせる。
【0052】図5では投射レンズはスクリーンと基板1
00の間に配置され、平面102にピントが合わせられ
る。
00の間に配置され、平面102にピントが合わせられ
る。
【0053】[実施例6]図6は実施例5の原理を示す
断面図である。微小発光点100bとマイクロレンズ1
04は該焦点距離に配置されており、表示素子ごとに異
なる角度で平行光線束101a、101bを射出してお
り、平行光線束の射出方向とは逆に延長した102面で
1つに重なっている。
断面図である。微小発光点100bとマイクロレンズ1
04は該焦点距離に配置されており、表示素子ごとに異
なる角度で平行光線束101a、101bを射出してお
り、平行光線束の射出方向とは逆に延長した102面で
1つに重なっている。
【0054】130は微小発光点100bを作り出す照
明系である。通常、高輝度ランプを用いた光学系が用い
られる。
明系である。通常、高輝度ランプを用いた光学系が用い
られる。
【0055】120は投射レンズで102面にピントが
合わされる。105aはスクリーン上に投射された場合
の黒の画面枠を構成するためのものである。
合わされる。105aはスクリーン上に投射された場合
の黒の画面枠を構成するためのものである。
【0056】[実施例7]図7は発散光線束110a及
び110bが有限の距離に微小発光点100bの虚像1
02bを結んだ場合の実施例である。この場合、発散光
線束の射出方向と逆に延長した架空の光線束が虚像面と
は異なる1つの平面102で交わっている。
び110bが有限の距離に微小発光点100bの虚像1
02bを結んだ場合の実施例である。この場合、発散光
線束の射出方向と逆に延長した架空の光線束が虚像面と
は異なる1つの平面102で交わっている。
【0057】投射レンズ120は平面102にピントが
合わされる。130は微小発光点を作り出す各色の照明
光学系である。
合わされる。130は微小発光点を作り出す各色の照明
光学系である。
【0058】図7では投射レンズはスクリーンと微小発
光点103の間に配置され、平面102bにピントが合
わせられる。
光点103の間に配置され、平面102bにピントが合
わせられる。
【0059】[実施例8]図8はマイクロコンデンサー
レンズ104aを用いて光源の像102aを結像した場
合の実施例である。異なる角度で入射した、互いに色の
異なる平行光線束110aと110bがマイクロコンデ
ンサーレンズによって集光して、離れた位置102aに
スポットを結像している。
レンズ104aを用いて光源の像102aを結像した場
合の実施例である。異なる角度で入射した、互いに色の
異なる平行光線束110aと110bがマイクロコンデ
ンサーレンズによって集光して、離れた位置102aに
スポットを結像している。
【0060】各色の集光光線束は102面で交わってい
る。この平面102に投射レンズ120のピントを合わ
せ、離れた位置のスクリーン上に画像を投射表示してい
る。105は絞りでかつ画像枠となる。
る。この平面102に投射レンズ120のピントを合わ
せ、離れた位置のスクリーン上に画像を投射表示してい
る。105は絞りでかつ画像枠となる。
【0061】図8では投射レンズはスクリーンと平面1
02aの間に配置され、平面102a面にピントが合わ
せられる。
02aの間に配置され、平面102a面にピントが合わ
せられる。
【0062】[実施例9]図9はマイクロ凹面レンズ素
子レンズ104’を用い互いに異なる色の平行光線束を
入射して虚像を結ばせた場合の実施例である。発散光線
束110a及び110bが有限の距離に平行光束の虚像
102bを結んだ場合を示している。この場合、発散光
線束の射出方向と逆に延長した架空の光線束が虚像平面
102bとは異なる1つの平面102で交わっている。
投射レンズ120は平面102にピントが合わされる。
子レンズ104’を用い互いに異なる色の平行光線束を
入射して虚像を結ばせた場合の実施例である。発散光線
束110a及び110bが有限の距離に平行光束の虚像
102bを結んだ場合を示している。この場合、発散光
線束の射出方向と逆に延長した架空の光線束が虚像平面
102bとは異なる1つの平面102で交わっている。
投射レンズ120は平面102にピントが合わされる。
【0063】図9では投射レンズはスクリーンとバリア
素子103の間に配置され、平面102bにピントが合
わせられる。
素子103の間に配置され、平面102bにピントが合
わせられる。
【0064】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、透過型あ
るいは反射型の単板型液晶表示素子及びこれを用いた投
射表示装置では、ダイクロプリズムや偏光ビームスプリ
ッタを用いない色合成を可能とする反射型あるいは透過
型の液晶表示方法を提供することができる。
るいは反射型の単板型液晶表示素子及びこれを用いた投
射表示装置では、ダイクロプリズムや偏光ビームスプリ
ッタを用いない色合成を可能とする反射型あるいは透過
型の液晶表示方法を提供することができる。
【0065】また、本発明によれば、表示画像を表す2
次元に配列された液晶シャッターを有するバリア素子を
基板の別々の場所に複数構成し、これらからの画像を、
マイクロレンズを用いて基板面から離れた空間に横シフ
トさせ1つの画像を合成することで3原色以上の色を用
いたより自然な画面表示や立体画面表示が可能となる。
このようにマイクロレンズ素子を用いることで、平面状
に複数配置された各色構成の画像情報を横にシフトさせ
空間で重ねあわせることができ、投射表示装置を構成す
る上での自由度が増大する。
次元に配列された液晶シャッターを有するバリア素子を
基板の別々の場所に複数構成し、これらからの画像を、
マイクロレンズを用いて基板面から離れた空間に横シフ
トさせ1つの画像を合成することで3原色以上の色を用
いたより自然な画面表示や立体画面表示が可能となる。
このようにマイクロレンズ素子を用いることで、平面状
に複数配置された各色構成の画像情報を横にシフトさせ
空間で重ねあわせることができ、投射表示装置を構成す
る上での自由度が増大する。
【図1】本発明の光学素子を反射型表示素子に適用した
場合の実施例
場合の実施例
【図2】実施例1で示す反射型表示素子の構造を示す断
面図
面図
【図3】実施例1で示した色合成を行う原理を示す実施
例
例
【図4】マイクロコンデンサーレンズを用いた場合を示
す実施例
す実施例
【図5】本発明の光学素子を透過型表示素子に適用した
場合の実施例
場合の実施例
【図6】実施例5の原理を示す断面図
【図7】発散光線束が有限の距離に微小発光点の虚像を
結んだ場合の実施例
結んだ場合の実施例
【図8】マイクロコンデンサーレンズを用いて光源の像
を結像した場合の実施例
を結像した場合の実施例
【図9】マイクロ凹面レンズ素子レンズ用いて虚像を結
ばせた場合の実施例
ばせた場合の実施例
【図10】3板式の透過型液晶表示素子を示す従来例
【図11】単板式の透過型液晶表示素子を示す従来例
【図12】単板式の反射型液晶表示素子を示す従来例
100:反射基板、100a:反射面、100b:微小
発光点、101a、101b、101c、101d、1
01e、101f:表示素子、102:平面、102
a:実像、102b:虚像、103:バリア素子、10
3a:微小液晶シャッター、103b:透過型のバリア
素子、104:マイクロレンズ素子、104’:マイク
ロ凹面レンズ素子、104a:マイクロコンデンサーレ
ンズ、105:絞り、105a:画面枠、110a、1
10b、110c:(赤)、G(緑)、B(青)の平行
光線束、120:投射レンズ、130:照明光学系
発光点、101a、101b、101c、101d、1
01e、101f:表示素子、102:平面、102
a:実像、102b:虚像、103:バリア素子、10
3a:微小液晶シャッター、103b:透過型のバリア
素子、104:マイクロレンズ素子、104’:マイク
ロ凹面レンズ素子、104a:マイクロコンデンサーレ
ンズ、105:絞り、105a:画面枠、110a、1
10b、110c:(赤)、G(緑)、B(青)の平行
光線束、120:投射レンズ、130:照明光学系
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H088 EA14 EA16 HA14 HA25 HA28
MA20
2H091 FA14Z FA26X FA26Z FA29Z
FA34Z FA45Z LA12 LA30
MA07
2K103 AA01 AA05 AA11 AA14 AA16
AB10 BA11 BA13 BC26 CA13
CA18 CA46
Claims (15)
- 【請求項1】 2次元マトリックス状に配列されたマイ
クロレンズ素子と、 各マイクロレンズに対応して所定の距離に配置し2次元
マトリックス状に配列された微小発光点群を有する照明
手段と、 該マイクロレンズ素子と該照明手段との間またはマイク
ロレンズ素子表面側に配置された各マイクロレンズの透
過光量を制御する2次元マトリックス状に配列されたシ
ャッターを有するバリア素子から構成された画像表示素
子において、 マイクロレンズと微小発光点を結ぶ光軸が、画像表示素
子全体にわたって、画像表示素子表面の垂線に対し傾き
を持ち、 微小発光点の実像群あるいは虚像群からなる画面表示を
画像表示画面から離れた所定の距離で所定量だけ横に平
行移動した場所に形成することを特徴とする画像表示素
子。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像表示素子を複数個、
それぞれ所定の向きに合わせて1つの平面上に構成し、 かつ各画像表示素子の中心を通る傾きを持った直線が該
平面から離れた所定の1点を通ることを特長とする画像
表示素子。 - 【請求項3】 各画像表示素子の微小発光点の発光色を
変え、 微小発光点の実像群あるいは虚像群からなる、異なる色
の画面を該平面上から離れた所定の点を通る平面で重ね
合わせ、 色合成された1つの表示画面を形成することを可能とす
る請求項2記載の画像表示素子。 - 【請求項4】 各画像表示素子の微小発光点の発光色を
変え、 微小発光点の実像群あるいは虚像群を形成する光線束あ
るいは光線束の延長が該平面上から離れた所定点を通る
平面で、かつ実像面もしくは虚像面とは異なる位置の平
面で重ね合わせ、 色合成された1つの表示画面を形成することを可能とす
る請求項2記載の画像表示素子。 - 【請求項5】 微小発光点がマイクロレンズによって形
成された入射光線束のスポット点であることを特徴とす
る請求項1乃至4のいずれか記載の画像表示素子。 - 【請求項6】 2次元マトリックス状に配列されたマイ
クロレンズ素子と、 背後からマイクロレンズ素子を照明する平行光束の照明
手段と、 該マイクロレンズ素子と該照明手段との間またはマイク
ロレンズ素子の射出光側表面に配置された各マイクロレ
ンズの透過光量を制御する2次元マトリックス状に配列
されたシャッターを有するバリア素子から構成された画
像表示素子において、 マイクロレンズと平行光束を結ぶ光軸が、画像表示素子
全体にわたって、画像表示素子表面の垂線に対し傾きを
持ち、 平行光束の微小スポット点の実像群あるいは虚像群から
なる画面表示を画像表示画面から離れた所定の距離で所
定量だけ横に平行移動した場所に形成することを特徴と
する画像表示素子。 - 【請求項7】 請求項6記載の画像表示素子を複数個、
各所定の向きにそろえて1つの平面上に構成し、 かつ各画像中心を通る傾きを持った直線が該平面から離
れた所定の1点を通ることを特徴とする画像表示素子。 - 【請求項8】 各画像表示素子の該照明手段の色を変
え、 平行光束の微小スポット点の実像群あるいは虚像群から
なる画面表示を、該平面から離れた所定の点を通る平面
で重なった色合成された1つの表示画面を形成すること
を可能とする請求項7記載の画像表示素子。 - 【請求項9】 各画像表示素子の該照明手段の色を変
え、 平行光束の微小スポット点の実像群あるいは虚像群を形
成する光線束あるいは光線束の延長が、該平面から離れ
た所定点を通る平面で、実像面もしくは虚像面とは異な
る位置の平面で重なって、色合成された1つの表示画面
を形成することを可能とする請求項7記載の画像表示素
子。 - 【請求項10】 請求項8又は9記載の表示画面にピン
トを合わせた投射レンズを具備し、 該表示内容を離れた距離に配されたスクリーン上に拡大
投射することを可能とし、 1つの平面上に配置された画像表示素子の数が3個で、
各照明手段の色が3原色であることを特徴とする投射型
表示装置。 - 【請求項11】 請求項8又は9記載の表示画面にピン
トを合わせた投射レンズを具備し、 該表示内容を離れた距離に配されたスクリーン上に拡大
投射することを可能とし、 1つの平面上に配置された画像表示素子の数が3個で、
各照明手段の色が3原色であることを特徴とする投射型
表示装置。 - 【請求項12】 請求項8又は9記載の表示画面にピン
トを合わせた投射レンズを具備し、 該表示内容を離れた距離に配されたスクリーン上に拡大
投射することを可能とし、 1つの平面上に配置された画像表示素子の数が6個で、
各照明手段の色が6原色であることを特徴とする投射型
表示装置。 - 【請求項13】 請求項8又は9記載の表示画面にピン
トを合わせた投射レンズを具備し、 該表示内容を離れた距離に配されたスクリーン上に拡大
投射することを可能とし、 1つの平面上に配置された画像表示素子の数が6個で、
各照明手段の色が6原色であることを特徴とする投射型
表示装置。 - 【請求項14】 請求項8又は9記載の表示画面にピン
トを合わせた投射レンズを具備し、 該表示内容を離れた距離に配されたスクリーン上に拡大
投射することを可能とし、 1つの平面上に配置された画像表示素子の数が6個で、 うち3個の各照明手段の色が3原色で第1の画像を構成
し、 残り3個の各照明手段の色が3原色で第2の画像を構成
し、 第1と第2の画像が重なって構成したことを特徴とする
投射型表示装置。 - 【請求項15】 請求項8又は9記載の表示画面にピン
トを合わせた投射レンズを具備し、 該表示内容を離れた距離に配されたスクリーン上に拡大
投射することを可能とし、 1つの平面上に配置された画像表示素子の数が6個で、 うち3個の各照明手段の色が3原色で第1の画像を構成
し、 残り3個の各照明手段の色が3原色で第2の画像を構成
し、 第1と第2の画像が重なって構成したことを特徴とする
投射型表示装置。
Priority Applications (2)
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JP2001225060 | 2001-07-25 | ||
JP2002209319A JP2003114403A (ja) | 2001-07-25 | 2002-07-18 | 画像表示素子及びこれを用いた投射表示装置 |
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