JP2003113799A - 空気移動アセンブリ - Google Patents

空気移動アセンブリ

Info

Publication number
JP2003113799A
JP2003113799A JP2002201065A JP2002201065A JP2003113799A JP 2003113799 A JP2003113799 A JP 2003113799A JP 2002201065 A JP2002201065 A JP 2002201065A JP 2002201065 A JP2002201065 A JP 2002201065A JP 2003113799 A JP2003113799 A JP 2003113799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
fan
assembly
air
blades
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002201065A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003113799A5 (ja
JP4167861B2 (ja
Inventor
Roy M Zeighami
エム ツァイクハミ ロイ
Christian L Belady
エル ビレイディ クリスチャン
Mike Devon Giraldo
デボン ヒラルド マイク
Glenn C Simon
シー サイモン グレン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JP2003113799A publication Critical patent/JP2003113799A/ja
Publication of JP2003113799A5 publication Critical patent/JP2003113799A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4167861B2 publication Critical patent/JP4167861B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D25/00Pumping installations or systems
    • F04D25/16Combinations of two or more pumps ; Producing two or more separate gas flows
    • F04D25/166Combinations of two or more pumps ; Producing two or more separate gas flows using fans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D19/00Axial-flow pumps
    • F04D19/007Axial-flow pumps multistage fans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D25/00Pumping installations or systems
    • F04D25/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D25/06Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
    • F04D25/0606Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the electric motor being specially adapted for integration in the pump
    • F04D25/0613Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the electric motor being specially adapted for integration in the pump the electric motor being of the inside-out type, i.e. the rotor is arranged radially outside a central stator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/52Casings; Connections of working fluid for axial pumps
    • F04D29/54Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/541Specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/542Bladed diffusers
    • F04D29/544Blade shapes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで高性能な空気移動アセンブリを
提供する。 【解決手段】 空気移動アセンブリは、少なくとも1つ
の空気移動装置および固定子380を有する。固定子
は、アセンブリを通過中の空気流の1つの膨張および/
または1つの収縮を少なくとも減少させるように機能し
得る。固定子380は好ましくは、固定子を通過中の空
気流の渦370を与えるまたは調節するようにも機能し
得る。少なくとも1つの実施の形態では、与えられたま
たは調節された渦370は、空気移動装置のインペラの
回転とは反対向きに回転する。その結果、少なくとも1
つの実施の形態では、空気アセンブリを抜け出ている空
気流は回転成分を全く有しない。空気移動アセンブリ
は、空気移動装置および/または固定子を追加で有して
も良い。少なくとも1つの実施の形態では、空気移動ア
センブリは、共有の支材アセンブリ620に連結された
第1および第2の空気移動アセンブリを備える。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、空気動力学的流れ
に関するシステムおよび方法に関し、更に詳細には、高
性能空気移動アセンブリおよびその構成要素に関する。 【0002】 【従来の技術】ファン(扇風機)および送風機(ブロ
ワ)のような空気移動装置は、現在の電子装置(たとえ
ば、中央処理装置(CPU)のようなコンピュータ装
置、記憶装置、サーバ装置、ビデオカード)に採用され
ている冷却システムのような冷却システムの重要な一面
である。電子装置の場合には、このような空気移動装置
は通常、熱溜め(ヒートシンク)を横断するように空気
を押したり、または引出したりするほかに、電子装置の
構成要素から廃熱を除去するのにも使用されている。そ
の上、電子装置を通過する空気流を発生する他に、ファ
ン、送風機などは、システムの背圧にも打ち勝たなけれ
ばならない。背圧は、装置での空気動力学的抵抗によっ
て失われる圧力である。システムの背圧は、装置にある
熱溜めの数の他に、装置内の他の構成要素の数、のよう
な事項によって決まる。 【0003】一つのファンが故障すると、残りのファン
が機能しないファンを補償するのに十分な流れを与える
ことができないことが通常なので、上述の冷却設備に採
用されているファン、送風機などにとって、特に上位モ
デルの電子装置用の場合には、信頼性が必要である。残
念ながら、これらのファンなどの故障率は高く、その最
も多い原因は軸受故障である。このため、ほとんどのシ
ステム設計者は、単一のファンの故障を補償するために
N+1ファン構成を採用している。N+1システム設計
の例を図1Aおよび図1Bに示してある。 【0004】N+1構成には二つの期待される恩恵があ
る。第1に、N+1構成では、一つのファンが故障する
と、冗長ファンがシステムを通じて空気を押し込み続
け、それによって冷却システムの信頼性が増大する。第
2に、N+1直列構成では、特に図1Bの構成では、N
および+1のファンの両方が動作すれば、理論的に、単
一のファンによって与えられるものに比較して直列を成
す二つのファンによって(圧力は加算的であると仮定し
て)2倍の圧力が与えられるはずである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、たとえあった
としても、期待される第2の恩恵が生ずることはめった
に無い。この一つの理由は、第1のファンを出る空気流
に通常幾らかの「渦」があるということであり、これ
は、空気流の速度に回転成分がある他に、軸方向成分も
あることを意味する。この現象を図2に示してある。図
2で見ることができるように、ファン210に入る空気
流は、図2に速度ベクトル200で表わした速度を有し
ている。ファン210を通過してから、速度ベクトル2
00は、軸方向成分220および回転成分230の両方
を発生する。第1のファン210によって与えられる渦
は通常、第2のファン240の性能を低下させる。この
一つの理由は、通常第1のファン210を出る空気流は
第2のファン240の羽根の回転と同じ方向に旋回しな
がら進むことである。その結果、第2のファン240の
羽根の回転速度が実質的に減少する。 【0006】上記に加えて、N+1構成には別の顕著な
短所があり、それは、N+1構成を組み込むのにかなり
な空間が必要であることである。多くの場合、電子装置
および/または冷却システムに対する望ましい構成は、
N+1構成に十分な空間を残さない。その結果、冷却シ
ステムの構成および/または電子装置の構成をN+1構
成を収容するように妥協しなければならない。 【0007】従来技術の空気移動アセンブリの別の短所
は、空気がアセンブリを通過するときの空気流の膨張お
よび収縮による損失である。 【0008】また、N+1構成の短所には、一つのファ
ンが故障すると、機能しないファンが冷却システムに大
きいインピーダンス(すなわち、空気流の妨害)を発生
するということが含まれる。したがって、一つのファン
が機能していない状態で直列に構成されている二つのフ
ァンは、冷却システムにとって、一つのファンのみの場
合よりも悪い。 【0009】N+1構成の他の望ましくない副作用は、
音響うなり周波数を含む、望ましくない雑音である。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明は、高性能空気移
動アセンブリを対象としている。一実施形態では、空気
移動アセンブリは、第1の空気移動装置(たとえば、フ
ァン、送風機)および固定子を備えており、固定子はア
センブリを通過する空気流の一つの膨張および/または
収縮を少なくとも減らすように機能する。好適には、固
定子は、前記固定子を通過する空気流に渦を与えるよう
に、または渦を調節するようにも機能できる。少なくと
も一つの実施形態では、固定子は何らかの渦を与えるか
または調節することによって、空気移動アセンブリを出
るや否や空気流には渦がほとんどまたは全く無いように
なる。更に、本発明の空気移動アセンブリのさまざまな
実施形態は、二つ以上の空気移動装置および/または二
つ以上の固定子を備えている。少なくとも一つの実施形
態では、本発明の空気移動アセンブリは、電子装置の冷
却用に採用されている。 【0011】その上、少なくとも一つの実施形態では、
空気移動アセンブリは、第1の空気移動装置の他に、支
材アセンブリに結合された第2の空気移動装置をも備え
ている。これらの実施形態のうちの少なくとも一つで
は、支材アセンブリは、第1の空気移動装置を出る空気
流の渦の方向を逆にするように機能できる固定子を備え
ている。 【0012】本発明の少なくとも一つの実施形態の一側
面の一つの技術的長所は、従来技術の空気移動装置の効
率を通常妨害する望ましくない渦が打ち消され、その結
果性能の高い空気移動装置となることを認識すべきであ
る。加えて、膨張および収縮のような、従来技術のシス
テムに生ずる特定の損失が本発明のさまざまな実施形態
では減少している(および特定の場合には、除去されて
いる)。その上、本発明の少なくとも一つの実施形態で
は、貴重な装置スペースが構成要素を空気移動装置間で
共有すること(たとえば、共有支材アセンブリ)によっ
て節約される。更に、少なくとも一つの実施形態では、
本発明の空気移動アセンブリは、機能しないファン(す
なわち、故障したファンの状態)から生ずるインピーダ
ンスを、少なくとも部分的に補償するのに役立ってい
る。他に、少なくとも一つの実施形態では、音響うなり
周波数が本発明によって制限されている。 【0013】 【発明の実施の形態】図3Aは、本発明の空気移動アセ
ンブリの例示の実施形態を示す。図3Aの実施形態で
は、図3Aに速度ベクトル310によって表してある一
定の速度を有する空気流がファンアセンブリ300のフ
ァン320を通過する。ファン320を通過する結果、
速度ベクトル310は軸方向成分340および回転成分
350(「渦」または半径方向速度ともいう)を共に発
達させる。図3Aの実施形態では、ファン320の羽根
は時計回りに回転している。したがって、回転成分35
0は時計回り回転成分である。 【0014】ファン320を通過した後の或る時点で、
空気流は、固定子(ステータ)380を通過して変化す
る。好適な実施形態では、回転成分の方向が反転する。
したがって、固定子380を通過してから、空気流の速
度ベクトル310は、軸方向成分360および反時計回
り回転成分370を有する。 【0015】固定子380を通過してから、空気流はフ
ァン330を通過する。図3の実施形態では、ファン3
30の羽根がファン320の方向と同じ方向に回転す
る。好適な実施形態では、ファン330を通過した後の
空気流の速度は、軸方向成分390だけを有しており、
すなわち、回転成分を持たない。ファン330に入る空
気流とファン330の羽根との間の、回転方向における
差によって、少なくとも部分的に空気流の回転成分が除
去されることが促進されることが望ましい。というの
は、空気流の回転成分を除去することによって、渦に付
随する運動エネルギが、圧力の所望の増加という観点に
おいて位置エネルギに変換されるからである。 【0016】図3Bは、ファン320および330の他
に固定子380がアセンブリ300を通過する空気流に
どう影響するかを、上から見た斜視図で示している。図
3Bで、ファン320に入る空気流は速度ベクトル31
0で表した速度を有している。理解できるように、ファ
ン320に入る際には、空気流の速度は軸方向成分V a
だけを有する。しかし、ファン320を通過している
間、回転羽根325−1、325−2、および325−
n(ファン320の羽根を表す)が空気流をら旋運動す
るように偏向し、それによって速度を加速し、空気流が
ファン320の羽根を出るとき、空気流の速度がVa
らVtotalまで増大しているようになる。V totalは、軸
方向成分Vaの他に、回転成分(Vr)および所定の渦巻
き角(角度θ)(渦巻き角は空気流の回転角である)を
有している。図示したように、羽根325−1、325
−2、および325−n(ファン320の羽根を表す)
は時計回りに回転している。したがって、図3Bの実施
形態では、Vrは時計回りである。 【0017】ファン320の羽根を出た後の或る時点
で、空気流は固定子380を通過し、その結果、空気流
に対するVrが変化する。特に、固定子380を通過す
る間、空気流は固定子羽根385−1、385−2、お
よび385−n(固定子380の固定子羽根を表す)の
等高線(contour line)に従い、空気流が
固定子380を出るとき、Vrの方向が逆転している。 【0018】図3Bの実施形態では、固定子380を出
てから、空気流は、羽根335−1、335−2、およ
び335−n(ファン330の羽根を表す)を通過す
る。理解できるように、羽根335−1、335−2、
および335−nは時計回りに回転している。したがっ
て、ファン330が回転すると、空気流が多かれ少なか
れ軸方向に戻り、それによって空気速度がVtotalから
aまで減少する(すなわち、空気流は軸方向成分だけ
を有する状態でファン330の羽根を出る)。先に説明
したように、空気流の速度は減少するが、全圧力は増大
する。 【0019】図3Aに話を戻すと、ファン320および
330を、プロペラファン、チューブ軸流ファン、ベー
ン軸流ファン、遠心ファン、軸流ファン、前曲型車輪送
風機、後曲型車輪送風機、かご型送風機、などを含め
て、現在公知の、または将来開発される幾つかのファン
または他の空気移動装置のどんなものとしてもよい。フ
ァンアセンブリ300の少なくとも一つの実施形態で
は、ファン330の構造はファン320の構造と同一で
ある。しかし、ファン330の構造をファン320の構
造と違えてよいことが認識されよう。 【0020】図4は、ファン320および/または33
0として採用できるファン400の例示実施形態を示
す。ファン400は、モータアセンブリ470を備えて
いる。モータアセンブリ470にインペラ480が結合
している。少なくとも一つの実施形態では、インペラ4
80は、ハブ410およびそれと一体化されたまたはそ
れに取り付けられた一つ以上の羽根(図4で羽根420
−1および420−2で表した一つ以上の羽根)を備え
ている。少なくとも一つの実施形態では、アセンブリ4
70は、インペラ480と共に、支材490がかけ渡さ
れており開放された内部領域を備えている基体440内
に設置され、好適にはそれに固定されている。支材49
0は、アセンブリ470の他にインペラ480も取付け
られている中心位置430を支持している。少なくとも
一つの実施形態では、基体440は更に、既知のやり方
で、通常はハブ410を中心として回転対称を成すエー
ロフォイルに似た内面を有する静止(固定)ベンチュリ
(図示せず)を備えている。静止ベンチュリは回転羽根
420−1および420−nの遠端を越えた部分で半径
方向に密接して設置されている。その上、好適には、基
体440に取付けられるかまたは基体440と一体化さ
れているのは、第1のフィンガーガード450および第
2のフィンガーガード460である。更に、羽根420
−1および420−nは、合衆国特許出願09/86
7,194号に説明されているようにウィングレットを
備えることができる。 【0021】図5Aおよび図5Bは、固定子380の例
示の実施形態を示す。図5Aの実施形態では、固定子3
80は枠520を備え、枠520自身は、長方形外面5
30および長方形内面540を備えている。また図5A
の実施形態が備えているのは固定子ハブ500である。
ハブ500および枠520に結合した(たとえば、それ
と一体化された)羽根510−1および510−nのよ
うな一つ以上の固定子羽根(案内羽根(ベーン)ともい
う)がある。ハブ500および羽根510−1および5
10−nは静止しており、すなわち、ハブ500の中心
軸の周りを回転しない。更に、固定子羽根は真っすぐな
羽根であり、各羽根の弦線(chordline)が真
っすぐであることを意味している(弦線は羽根の前縁の
中心と後縁の中心とを結ぶ線である)。少なくとも一つ
の実施形態では、羽根510−1および510−nの縁
の一つ以上が丸められて空気動力学特性を向上させてい
る。その上、少なくとも一つの実施形態では、固定子羽
根はエーロフォイル形状をしている。 【0022】図5Bの実施形態では、図5Aと同様に、
固定子380は枠550を備えている。しかし、枠52
0と異なり、枠550は、長方形外面560および円形
内面570を備えている。また、固定子380(図5
B)は固定子ハブ580を備えている。ハブ580およ
び枠550と結合されおよび/または一体化されている
のは、羽根590−1および590−nのような、一つ
以上の固定子羽根である。ハブ580ならびに羽根59
0−1および590−nは静止して(固定されて)お
り、すなわち、ハブ580の中心軸の周りを回転しな
い。その上、図5Aの固定子と異なり、図5Bの固定子
羽根は曲がり(カーブの付けられた)羽根であり、羽根
に対する弦線が曲線になっていることを意味する。 【0023】少なくとも一つの実施形態では、固定子3
80は、アセンブリ300を通過する空気流の一つの膨
張および/または一つの収縮を少なくとも減らす(好適
には無くす)ように作用することが可能である。一実施
形態では、固定子380は、その環状域がファン320
および/またはファン330の表面と合致する表面を備
えることによって、一つの膨張および/または一つの収
縮を少なくとも減らして(好適には無くして)いる。加
えて、少なくとも一つの実施形態では、固定子380の
ハブの環状域は、ファン320および/またはファン3
30の環状域と合致させられて膨張および/または収縮
を十分に減らし、または好適には解消している。その
上、少なくとも一つの実施形態では、固定子380の厚
さは、ファン320および330の厚さと同程度であ
る。 【0024】加えて、少なくとも一つの実施形態では、
固定子380の第1の表面の環状域はアセンブリ300
の一方の構成要素の表面の環状域と合致するが、固定子
380の第2の表面の環状域は、アセンブリ300の他
方の構成要素の表面の環状域と合致し、後者の構成要素
の表面は、前者の構成要素の表面の環状域とは異なる環
状域を備えている。たとえば、図5Cは、ファン330
と空気ダクト395との間に設置された固定子380の
一実施形態の側面図を示す。ファン330をダクト39
5の入口または出口に置いてよい。理解できるように、
ファン330の少なくとも一つの表面の環状域は、空気
ダクト395の少なくとも一つの表面の環状域とは異な
っている。アセンブリ300を通過する空気流の少なく
とも一つの膨張および/または少なくとも一つの収縮を
減らす(好適には無くす)には、固定子380の少なく
とも一方の表面の環状域がファン330の少なくとも一
方の表面の環状域と合致するが、固定子380の少なく
とも他方の表面の環状域が空気ダクト395の少なくと
も他方の表面の環状域と合致する。この合致の一部とし
て、図5Cの実施形態では、固定子380の内面がファ
ン330の表面の環状域から空気ダクト395の表面の
環状域まで先細になっている。図5Dの実施形態では、
固定子380の内面が先細になっているばかりでなく、
外面も同様に先細になっている。固定子380の固定子
羽根(図5Cおよび図5Dには示してない)は、先細内
面が広がっている内部領域のどこかに設置されている。
図5Cおよび図5Dでは固定子380の内面がファン3
30の右の構成要素の表面の環状域からその左にある構
成要素の表面の環状域まで先細になっているが、或る実
施形態では、その反対も成り立つことが認識されよう。 【0025】好適には、固定子380が備えている固定
子羽根の数は、ファン320および/または330が備
えているファン羽根の数よりも多い。固定子380の特
定の実施形態に対する羽根の好適な数は、固定子380
がそこを通過する空気流に与える所要の影響(効果)に
よって決まる。羽根の好適数を決定する一つの方法は、
所要の影響が得られるまで羽根の数について実験するこ
とである。 【0026】同様に、固定子380の一つ以上の羽根に
対する羽根角は、固定子380の一実施形態がそれを通
過する空気流に及ぼす所要の影響によって決まる(羽根
角は、羽根の弦線と空気流の軸方向の平面との間の角度
である)。たとえば、上に説明したように、少なくとも
一つの実施形態では、固定子380がそれを通過する空
気流の速度の回転成分の方向を逆転することが望まし
い。したがって、このような実施形態では、固定子38
0の一つ以上の羽根に対する好適な羽根角は、回転成分
の方向を逆転しやすくする羽根角となる。 【0027】上記を達成する適切な羽根角は、一つ以上
の方法で決定できる。限定を目的としない例として、固
定子380が空気流に所要の影響を与えやすい適切な羽
根角を、以下のように決定し得る。 ・固定子380の羽根のさまざまな羽根角について繰り
返して固定子380および/もしくはファンアセンブリ
300を出る空気流の実験的測定(コンピュータ・シミ
ュレーションを含んでよい)を行なう ・ファンアセンブリ300の機械的モックアップの実験
的測定(コンピュータ・シミュレーションを含んでよ
い)を行なう ・空気流ネットワーク法を使用する羽根角の計算、なら
びに/または、 ・流体動力学のコンピュータ・ソフトウェアを使用する
羽根角の計算。 一実施形態では、上の方法または全く異なる一つ以上の
他の方法の一部として、固定子380に入る空気流の渦
巻き角を以下の公式を使用して決定する。 【0028】 【数1】 【0029】 【数2】 【0030】 【数3】 次に渦巻き角を使用して、回転成分に与える所要影響を
達成する適切な羽根角度を決定する。更に、少なくとも
一つの実施形態では、所要の羽根角の決定には、少なく
とも部分的に、ファン320および/またはファン33
0の動作点の決定が関わってくる。 【0031】その上、固定子380の一つ以上の羽根の
曲率は、固定子380の一実施形態がそこを通過する空
気流に及ぼす所要の影響によって決まる。記したとお
り、少なくとも一つの実施形態について、固定子380
がそこを通過する空気流の速度の回転成分の方向を逆転
させることが望ましい。したがって、このような実施形
態では、固定子380の一つ以上の羽根の好適な曲率
は、回転成分の方向の逆転を促進する曲率である。 【0032】更に、先の説明と同様であるが、固定子3
80の一つ以上の羽根の適切な曲率を、 ・固定子380の一つ以上の羽根の曲率についてさまざ
まに繰り返して固定子380および/もしくはファンア
センブリ300を出る空気流を実験的に測定(コンピュ
ータ・シミュレーションを含むことがある)することに
よって、 ・ファンアセンブリ300の機械的モックアップの実験
的測定(コンピュータ・シミュレーションを含むことが
ある)によって、 ・空気流ネットワーク法を使用する曲率の計算によっ
て、ならびに/または、 ・流体動力学のコンピュータ・ソフトウェアを使用する
曲率の計算によって、決定できる。更に、少なくとも一
つの実施形態では、所要の影響を発生させるために、固
定子380の羽根の曲率をファン320を出る空気流の
渦巻き角に合わせている。 【0033】一実施形態では、固定子380はシートメ
タルから製作されている。代わりの実施形態では、固定
子380は射出成形によって形成されている。これらの
実施形態のうちの一つでは、枠、ハブ、および羽根は、
別々の部品として形成された後に互いに結合されてい
る。別の実施形態では、枠、ハブ、および羽根は、一体
物として形成されている。少なくとも一つの実施形態で
は、固定子380を上述のいずれかの組合せで形成する
ことができる。 【0034】少なくとも一つの実施形態では、固定子3
80は、N+1直列ファン構成の性能を増すようにN+
1直列ファン構成の二つのファンの間に挿入できるドロ
ップイン・モジュールである。その上、少なくとも一つ
の実施形態では、固定子380を既知の空気移動装置に
採用して(たとえば、前または後で結合または挿入し
て)装置の性能を上げることができる。たとえば、固定
子380を管(チューブ)軸流ファンに採用して羽根
(ベーン)軸流ファンを有効に作ることができる。 【0035】図5Aおよび図5Bに示した固定子380
の構成は単なる例示であり、固定子380に多数の他の
構成を与えることができることが認識されよう。たとえ
ば、枠520は円形内面を有することができる。同様
に、枠550は長方形内面を有することができる。その
上、枠520および/または枠550が円形外面および
円形内面の双方を、または長方形もしくは円形以外の任
意の形状を有することができる。他に、図5Aおよび図
5Bに示したように、ハブ・羽根構成として組み込むの
ではなく、固定子380が代わりにハニカム(蜂の巣)
構成を有することができる。 【0036】図5Aおよび図5Bに示した固定子380
の構成が単なる例示というだけでなく、図3Aに示した
ファンアセンブリ300の構成も同様であり、というの
は、ファンアセンブリ300は幾つかの構成を有するこ
とができるからである。たとえば、ファンアセンブリ3
00は、図3Aに示したものよりも多くの数のファンお
よび固定子を備えることができる。たとえば、一実施形
態では、ファンアセンブリ300を通過する空気流は、
ファン320に入る前に固定子を通過できる。同様に、
一実施形態では、ファンアセンブリ300を通過する空
気流は、ファン300を出てから固定子を通過できる。
その上、ファンアセンブリ300は、図3Aに示すもの
以外の構成要素を備えることができる。 【0037】図3Aにおけるファン320と固定子38
0との間の距離および/または固定子380とファン3
30との間の距離は例に用いただけであり、ファン32
0、ファン330、および固定子380の間の距離につ
いて図3Aに示したより小さくまたは大きくしてよいこ
とに注目すべきである。事実、少なくとも一つの実施形
態では、固定子380は、ファン320および/または
ファン330のフィンガーガードに組み込まれている。
その上、一実施形態では、ファンアセンブリ300は、
一つ以上のスタンドアロン固定子と一つ以上のフィンガ
ーガード固定子との組合せを備えている。加えて、少な
くとも一つの実施形態では、固定子380はファン32
0および/またはファン330につながれている。 【0038】少なくとも一つの実施形態では、アセンブ
リ300は、図3Aに示したものよりも少ない数のファ
ンを備えている。たとえば、少なくとも一つの実施形態
では、アセンブリ300は、ファン320を備えていな
い。少なくとも一つの実施形態では、固定子380は、
その回転方向がファン330の羽根の回転方向とは反対
である空気流に渦をもたらす。その結果、好適な実施形
態では、ファン330を出る空気流はその速度に軸方向
成分しか有していない。その上、少なくとも一つの実施
形態では、アセンブリ300は、ファン330を備えて
いない。少なくとも一つの実施形態では、固定子380
は、ファン320から生ずる渦を減らしている(または
好適には除去している)。先に記したとおり、上述の構
成の一つの長所は、渦に関連する運動エネルギの位置エ
ネルギへの変換から生ずる圧力の増大である。 【0039】少なくとも一つの実施形態では、ファンア
センブリ300は固定子を備えていない。図6は、この
ような実施形態を示している。図6の実施形態では、フ
ァンアセンブリ300は、第1のモータアセンブリ61
0を備えている。図6の実施形態で第1のモータアセン
ブリ610に結合しているのは第1のインペラ625
で、このインペラ自身、第1のハブ630、およびこれ
に組み込まれたまたは取付けられた一つ以上の羽根(図
6では羽根635−1および635−nで表してある)
を備えている。図6の実施形態では、第1のモータアセ
ンブリ610、ひいては、それに結合している第1のイ
ンペラ625が支材アセンブリ620に結合している。
図6の実施形態では、支材アセンブリ620は支材67
5を備えている。支材675は、モータアセンブリ61
0およびインペラ625が取付けられている中心位置6
70を支持している。また、図6の実施形態で中心位置
670に取付けられているのは第2のモータアセンブリ
615である。好適には、第2のモータアセンブリ61
5に第2のインペラ640が結合し、インペラ640自
身が、第2のハブ645、およびそれに一体化されたま
たは取付けられた一つ以上の羽根(図6では650−1
および650−nで示してある)を備えている。図6の
実施形態では、第1のモータアセンブリ610、第1の
インペラ625、支材アセンブリ620、第2のモータ
アセンブリ615、および第2のインペラ640から成
るこの集合体(アセンブリ)がハウジング650の内部
に設置され、好適には、そこに固定されている。更に、
少なくとも一つの実施形態では、ハウジング650に第
1のフィンガーガード660および第2のフィンガーガ
ード665が取付けられるか、または一体化されてい
る。 【0040】図6の実施形態では、第1のインペラ62
5から生ずる渦を補償するために、第2のインペラ64
0を第1のインペラ625の回転方向とは逆の方向に回
転させることができる。その上、このような実施形態で
は、羽根650−1および650−nの寸法および向き
は羽根635−1および635−nの鏡像であるから、
第2のインペラ640から少なくとも部分的に生ずる空
気流は、第1のインペラ625から少なくとも部分的に
生ずる空気流と同じ方向である。 【0041】図6に示したファンアセンブリ300の実
施形態は別の構成を備えることができる。たとえば、図
6のファンアセンブリ300は、図6に示したものより
少ないかまたは多い数の構成要素を備えることができる
他に、図6に示したもの以外の一つ以上の構成要素をも
備えることができる。たとえば、少なくとも一つの実施
形態では、第1のモータアセンブリ610および第2の
モータアセンブリ615は、別々の支材アセンブリに結
合されている。更に、一実施形態では、第1のモータア
センブリ610および第2のモータアセンブリ615
は、電子回路を共有できる。更に、一実施態では、第1
のインペラ625および第2のインペラ640は、モー
タアセンブリを共有できる。加えて、ハウジング650
は更に、既知のやり方で、通常はハブ630および/ま
たはハブ645の周りに回転対称を成すエーロフォイル
に似た内面を有する静止ベンチュリ(図示せず)を備え
ることができる。このエーロフォイルは、回転羽根63
5−1および635−nおよび/または650−1およ
び650−nの遠端を越えた部分で半径方向に密接して
設置されている。更に、羽根635−1および635−
nおよび/または650−1および650−nは、アメ
リカ合衆国特許出願、出願番号09/867,194に
関して先に説明したようなウィングレットを備えること
ができる。更に、少なくとも一つの実施形態では、上述
の逆回転ではなく、図6のファンアセンブリを第1のイ
ンペラ625および第2のインペラ640が同じ方向に
回転するように構成できる。 【0042】ファンアセンブリ300の少なくとも一つ
の実施形態では、ファンアセンブリの組込み電子回路
を、第1のモータアセンブリ610または第2のモータ
アセンブリ615が故障すれば、残りの機能するモータ
アセンブリがそれに結合しているインペラの回転の速さ
を上げて故障したファンを補償するように設計できる。
その上、一実施形態では、第1のインペラ625および
第2のインペラ640の回転を、音響うなり周波数の数
を制限するように同期させることができる。 【0043】付け加えると、図6に示したファンアセン
ブリ300の実施形態は、固定子が存在しない構成に限
定されない。少なくとも一つの実施形態では、固定子
(たとえば、固定子380)は、第1のインペラ625
と第2のインペラ640との間に設置されている。その
上、少なくとも一つの実施形態では、固定子(たとえ
ば、固定子380)は、支材(ストラット)アセンブリ
620の一部(たとえば、支材690および/または中
心位置670の一部)として設けられている。少なくと
も一つの実施形態では、第1のインペラ625および第
2のインペラ640は同じ方向に回転できる。さらに、
第1のインペラ625と第2のインペラ640との間に
設置されている固定子に加えて、またはその代わりに、
ファンアセンブリ300が別の場所に一つ以上の固定子
を備えることができる。たとえば、固定子を第1のフィ
ンガーガード660および/または第2のフィンガーガ
ード665に取付けるか、またはそれと一体化させるこ
とができる。その上、ハウジング650に取付け、一体
化または内部に設置されてはいない固定子がファンアセ
ンブリに存在しても良い。 【0044】少なくとも一つの実施形態では、上述の空
気移動アセンブリ、またはその少なくとも幾つかの構成
要素を電子装置の冷却用に採用している。 【0045】 【発明の効果】本発明のさまざまな実施形態は従来技術
に付随する問題を克服している。たとえば、本発明のさ
まざまな実施形態は従来技術の装置の効率を阻害する不
必要な渦を打ち消すことができる。本発明の少なくとも
一つの実施形態では、不必要な渦が打ち消されているの
で、従来技術によって予想されている所要の圧力増加が
達成され、いくつかの実施形態では、それが予想を上回
った。その上、本発明の少なくとも一つの実施形態で
は、所要圧力増加が、従来技術では好ましくない渦と考
えられているものを意図的に与えることによって達成さ
れている。 【0046】更に、従来技術のシステムで生ずる、膨張
損失および収縮損失のような一定の損失が本発明のさま
ざまな実施形態では減っている(或る場合には、除去さ
れている)。少なくとも一つの実施形態では、固定子
は、固定子と空気移動装置との間の一つの膨張および/
または一つの収縮を少なくとも減らすのに十分な寸法を
備えている。たとえば、少なくとも一つの実施形態で
は、固定子の表面の環状域は、アセンブリの一つ以上の
他の構成要素(たとえば、空気移動装置)の表面の環状
域と同じである。 【0047】同様に、さまざまな実施形態において、本
発明の実施形態の固定子を、既知の空気移動装置および
/もしくはアセンブリに挿入するか、またはさもなくば
そのような装置および/もしくはアセンブリと共に使用
するかして、このような装置および/もしくはアセンブ
リの性能を増進させることができる。たとえば、一実施
形態では、固定子をN+1直列構成の二つのファンの間
に挿入してその構成の性能を増進させることができる。
他の例として、他の実施形態では、固定子を使用して、
あまり高価でない管軸流ファンを比較的高価な羽根軸流
ファンに変えることができる。 【0048】他に、本発明の少なくとも一つの実施形態
では、空気移動装置間で構成要素を共有することによっ
て(たとえば、共有支材アセンブリ、共有モータアセン
ブリ、共有電子回路、および/または共有ハウジン
グ)、貴重な装置スペースを節約している。したがっ
て、冷却システム設計および/または電子装置設計を、
従来技術で必要だったように、何らかの空気移動システ
ム構成(たとえば、N+1構成)に適応するように妥協
して設計する必要がない。 【0049】少なくとも一つの実施形態では、本発明の
空気移動アセンブリは、固定子および/または逆回転フ
ァンを用いて、実施の形態のファンアセンブリによって
生ずる全圧力を増大させることによって、機能しないフ
ァン(すなわち、故障したファンの状態)から生ずるイ
ンピーダンスを補償するのに役立っている。 【0050】その他に、少なくとも一つの実施形態で
は、音響うなり周波数の数を制限するようにファンの回
転を同期させている。以上のように本発明には様々な態
様が存在するが、例えば以下のような態様が可能であ
る。 【0051】[実施の態様1] 空気の流れを発生する
ように動作できる空気移動アセンブリであって、空気移
動装置と、固定子(380)とを備え、前記固定子が、
前記アセンブリを通過する空気流の一つの膨張または一
つの収縮を少なくとも減らすように機能できるアセンブ
リ。 【0052】[実施の態様2] 前記固定子(380)
が、前記アセンブリを通過する空気流の一つの膨張また
は一つの収縮を少なくとも減らすように機能できる実施
の態様1に記載のアセンブリ。 【0053】[実施の態様3] 前記固定子(380)
が、前記アセンブリを通過する空気流の一つの膨張およ
び一つの収縮を無くすように機能できる実施の態様2に
記載のアセンブリ。 【0054】[実施の態様4] 前記固定子(380)
の表面の環状域が、前記空気移動装置の表面の環状域に
合致する実施の態様1に記載のアセンブリ。 【0055】[実施の態様5] 前記固定子(380)
の別の表面の環状域が、前記空気移動アセンブリの別の
構成要素の表面の環状域に合致する実施の態様4に記載
のアセンブリ。 【0056】[実施の態様6] 前記空気移動装置の前
記表面の前記環状域が、該空気移動アセンブリの前記別
の構成要素の前記表面の前記環状域とは異なっている実
施の態様5に記載のアセンブリ。 【0057】[実施の態様7] 少なくとも別の空気移
動装置を更に備える実施の態様1に記載のアセンブリ。 【0058】[実施の態様8] 前記固定子が更に、前
記空気移動装置のインペラの回転方向とは反対の方向の
渦(370)を与える実施の態様1に記載のアセンブ
リ。 【0059】[実施の態様9] 前記固定子が前記空気
移動装置よりも多くの羽根を備える実施の態様1に記載
のアセンブリ。 【0060】[実施の態様10] 前記固定子が前記空
気移動装置のフィンガーガードの一部である実施の態様
1に記載のアセンブリ。
【図面の簡単な説明】 【図1】 例示のN+1並列ファンシステム構成(A)
と、例示のN+1直列ファンシステム構成(B)を示す
模式図である。 【図2】 例示のファンを通過する空気流によって生ず
る渦現象を示す模式図である。 【図3】 本発明による空気移動アセンブリの一つの例
示の実施形態を示す模式図(A)と、図3(A)の空気
移動アセンブリを通過する空気流によって生ずる変化を
示す模式図(B)である。 【図4】 図3(A)のファンアセンブリに採用できる
ファンの例示の実施形態を示す断面図である。 【図5】 本発明による固定子の第1および第2の例示
の実施形態を示す斜視図(A,B)と、本発明による固
定子の第3および第4の例示の実施形態を示す模式図
(C,D)である。 【図6】 本発明の空気移動アセンブリの第2の例示の
実施形態を示す断面図である。 【符号の説明】 300 ファンアセンブリ 370 渦 380 固定子 480,625,640 インペラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスチャン エル ビレイディ アメリカ合衆国 テキサス75070 マッキ ニー アンハーストサークル 2202 (72)発明者 マイク デボン ヒラルド アメリカ合衆国 テキサス75287 ダラス ティンバーグレンロード 4607 アパー トメント2536 (72)発明者 グレン シー サイモン アメリカ合衆国 カリフォルニア95603 オーバーン スノウウィオウルウェイ 10085 Fターム(参考) 3H034 AA02 AA11 BB02 BB08 CC03 DD05 EE08 5E322 BA04 BA05 BB03

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 空気の流れを発生するように動作できる
    空気移動アセンブリであって、 空気移動装置と、 固定子(380)とを備え、 前記固定子が、前記アセンブリを通過する空気流の一つ
    の膨張または一つの収縮を少なくとも減らすように機能
    できるアセンブリ。
JP2002201065A 2001-07-26 2002-07-10 空気移動アセンブリ Expired - Fee Related JP4167861B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/915857 2001-07-26
US09/915,857 US6508621B1 (en) 2001-07-26 2001-07-26 Enhanced performance air moving assembly

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003113799A true JP2003113799A (ja) 2003-04-18
JP2003113799A5 JP2003113799A5 (ja) 2005-04-21
JP4167861B2 JP4167861B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=25436352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002201065A Expired - Fee Related JP4167861B2 (ja) 2001-07-26 2002-07-10 空気移動アセンブリ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6508621B1 (ja)
JP (1) JP4167861B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007513279A (ja) * 2003-11-18 2007-05-24 ディストリビュテッド サーマル システムズ リミテッド 気流調節機器を用いた直列送風機
WO2008062835A1 (fr) * 2006-11-22 2008-05-29 Nidec Servo Corporation Ventilateur axial agencé en série
JP2010272704A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Fujitsu Ltd 送風機制御装置、送風機制御方法および送風機制御プログラム
KR101253201B1 (ko) 2011-10-13 2013-04-10 엘지전자 주식회사 공기조화장치

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW523652B (en) * 2001-08-01 2003-03-11 Delta Electronics Inc Combination fan and applied fan frame structure
US7011504B2 (en) * 2003-04-04 2006-03-14 Nidec America Corporation Fan, fan guard and related method
US20050008478A1 (en) * 2003-07-09 2005-01-13 Asia Vital Components Co., Ltd. Outlet airflow direction control device
US20050068729A1 (en) * 2003-09-25 2005-03-31 Lin Jen Cheng Dual-fan heat dissipator
TWI231172B (en) * 2003-11-20 2005-04-11 Delta Electronics Inc Heat-dissipating device and motor structure thereof
JP2006002762A (ja) * 2004-05-18 2006-01-05 Nippon Densan Corp 送風機
US20060034688A1 (en) * 2004-08-16 2006-02-16 Minel Kupferberg Axial fan assembly
US7168918B2 (en) * 2004-09-30 2007-01-30 General Electric Company High performance cooling fan
US7189061B2 (en) * 2004-09-30 2007-03-13 Valeo Electrical Systems, Inc. Cooling fan for vehicles
US7443670B2 (en) * 2005-01-07 2008-10-28 Intel Corporation Systems for improved blower fans
US20060237168A1 (en) * 2005-04-21 2006-10-26 Belady Christian L Air mover with thermally coupled guide vanes
US7326032B2 (en) * 2005-10-31 2008-02-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Cooling fan with adjustable tip clearance
US7447019B2 (en) * 2005-10-31 2008-11-04 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Computer having an axial duct fan
JP2007263004A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Japan Servo Co Ltd 多重配置ファン
US7558061B2 (en) * 2006-08-04 2009-07-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Cooling fan module
TW200826825A (en) * 2006-12-08 2008-06-16 Delta Electronics Inc Flow-guiding device and series fan
US7826222B2 (en) 2008-07-03 2010-11-02 Juniper Networks, Inc. Front-to-back cooling system for modular systems with orthogonal midplane configuration
US20110312264A1 (en) * 2009-03-12 2011-12-22 Lg Electronic, Inc. Outdoor unit for air conditioner
US8801374B1 (en) 2009-10-07 2014-08-12 Juniper Networks, Inc. Fan trays having stator blades for improving air flow performance
US8591449B2 (en) 2010-10-18 2013-11-26 Dennis Sheanne Hudson Vessel for storing fluid at a constant pressure across a range of internal deformations
FR3033501A1 (fr) * 2015-03-12 2016-09-16 Groupe Leader Ventilateur a jet d'air ovalise pour la lutte contre l'incendie
JP2017053295A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 送風機および室外機
JP6760225B2 (ja) * 2017-07-25 2020-09-23 株式会社デンソー 車両用空調ユニット
CN107956721A (zh) * 2017-11-24 2018-04-24 绍兴上虞普惠风机技术开发有限公司 多级轴流式通风机
TWI672989B (zh) * 2018-07-02 2019-09-21 宏碁股份有限公司 散熱模組
GB2592043A (en) * 2020-02-13 2021-08-18 Edwards Ltd Axial flow vacuum pump

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3084850A (en) * 1961-04-26 1963-04-09 Baltimore Aircoil Co Inc Multistage air moving device
US4219325A (en) * 1978-07-10 1980-08-26 Robinson Industries, Inc. Axial flow reversible fan for a heat treating furnace
US5246339A (en) * 1988-06-08 1993-09-21 Abb Flakt Ab Guide vane for an axial fan
US5927944A (en) 1997-05-30 1999-07-27 Hewlett Packard Company Fan with blades having integral rotating venturi
TW488497U (en) * 1999-03-02 2002-05-21 Delta Electronics Inc Supercharged fan stator for wind diversion

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007513279A (ja) * 2003-11-18 2007-05-24 ディストリビュテッド サーマル システムズ リミテッド 気流調節機器を用いた直列送風機
WO2008062835A1 (fr) * 2006-11-22 2008-05-29 Nidec Servo Corporation Ventilateur axial agencé en série
JP5259416B2 (ja) * 2006-11-22 2013-08-07 日本電産サーボ株式会社 直列配置軸流ファン
JP2010272704A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Fujitsu Ltd 送風機制御装置、送風機制御方法および送風機制御プログラム
KR101253201B1 (ko) 2011-10-13 2013-04-10 엘지전자 주식회사 공기조화장치
US9494358B2 (en) 2011-10-13 2016-11-15 Lg Electronics Inc. Air conditioner

Also Published As

Publication number Publication date
US6508621B1 (en) 2003-01-21
US20030021674A1 (en) 2003-01-30
JP4167861B2 (ja) 2008-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003113799A (ja) 空気移動アセンブリ
JP4911344B2 (ja) ターボファンエンジン
US6776578B2 (en) Winglet-enhanced fan
US6244818B1 (en) Fan guard structure for additional supercharging function
JP4943817B2 (ja) 軸流ファン
US10563513B2 (en) Variable inlet guide vane
US8186962B2 (en) Fan rotating blade for turbofan engine
JP3735116B2 (ja) ガスタービンのエアフォイルのクロッキング
TWI274814B (en) Blower
JP2008303889A (ja) ターボジェット用後退翼
JP2003056494A (ja) 空気移動装置および方法ならびに空気移動装置付システム
JP4374897B2 (ja) 軸流ファン
WO2014091804A1 (ja) 圧縮機
JP5813807B2 (ja) 軸流圧縮機
JP6821426B2 (ja) ディフューザ、タービン及びガスタービン
JP6151901B2 (ja) ターボ機械内での騒音低減およびその関連方法
WO2019102231A1 (en) A flow assembly for an axial turbomachine
JP7213714B2 (ja) ジェットファン
RU2792505C2 (ru) Лопатка газотурбинного двигателя, выполненная по правилу прогиба профиля пера, с большим запасом по флаттеру
JP2001193696A (ja) 軸流圧縮機の可変静翼装置
JP4389285B2 (ja) ジェットファン
US10787270B2 (en) Propulsor
JP3270845B2 (ja) 短離着陸機用境界層制御機構およびそれに用いる圧縮機
JP2001234889A (ja) 可逆用流体翼及び可逆用ファン
JP2004052739A (ja) 軸流式プロペラファン

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040609

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070925

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080111

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080715

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080804

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees