JP2003113671A - 住宅品質管理およびメンテナンス計画作成システム - Google Patents

住宅品質管理およびメンテナンス計画作成システム

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JP2003113671A
JP2003113671A JP2001308273A JP2001308273A JP2003113671A JP 2003113671 A JP2003113671 A JP 2003113671A JP 2001308273 A JP2001308273 A JP 2001308273A JP 2001308273 A JP2001308273 A JP 2001308273A JP 2003113671 A JP2003113671 A JP 2003113671A
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Taiko Uzawa
泰功 鵜澤
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Original Assignee
BUILDERS SYSTEM KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅が、住宅としての性能・機能・デザイン
を保ち続けることができるように、適切なメンテナンス
を行うための計画を作成する住宅品質管理およびメンテ
ナンス計画作成システムを提供することである。 【解決手段】 メンテナンス対象となる住宅の情報を記
憶した住宅データ記憶部と、住宅の仕様や工法に応じた
メンテナンス部位とメンテナンス作業方法とメンテナン
スサイクルとを記憶したメンテナンス情報データベース
と、データ処理部とを備え、上記データ処理部は、特定
の住宅の工法および仕様に基づいて、上記メンテナンス
情報データベースからメンテナンス部位を抽出し、この
メンテナンス部位のメンテナンスサイクルに基づいて、
メンテナンス部位ごとにメンテナンス時期を特定したメ
ンテナンス計画を作成し、作成したメンテナンス計画を
上記住宅データ記憶部の住宅に対応づけて記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築した住宅
の、住宅性能・機能・デザインを長期に渡って保つため
の住宅品質管理とメンテナンス計画作成システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】住宅を新規に建築する場合、施主が、工
務店などと相談しながら、自分の家のデザイン、必要性
能、仕様、部材などを決め、設計図および仕様書が完成
する。工事中に、いくつかの工程に応じた現場検査が行
われる。現場検査のタイミングとしては、例えば、基礎
配筋が完了した時点、躯体が完成した時点などである。
何回かの現場検査を行い、その時点で、設計図および仕
様書通りに工事が進んでいるかということを確認するこ
とになる。上記現場検査において、問題が発生した場合
には、工事業者は、検査に合格するまで、その工事をや
り直して、設計図および仕様書通りの住宅を完成させ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】完成後、その住宅は、
年月とともに劣化してゆく。例えば、窓のサッシががた
付いたり、ドアの開閉がスムーズにできなくなったりす
ることがある。また、雨漏りしたり、すきま風が多くな
ったり、外壁の塗装が剥がれてきたり、配管が錆びてき
たりと、とにかく、時間が経つにつれてあちこちに、不
具合が発生するようになる。上記のような不具合が発生
したときには、その都度、業者を探したり、建築工事を
請け負った工務店に相談したりして修理を行う。
【0004】ただし、上記のような不具合の発見は、一
般住宅の場合、住人が行うのがほとんどである。住人
は、建築物のメンテナンスに関する知識を持っていない
素人である。そのため、不具合の程度がかなり大きくな
ってからでなければ、そのことに気付かなかったり、気
付いても、すぐに修理をしないことが多かった。そのた
め、住宅性能・機能・デザインがどんどん落ちて、気が
付いたときには、修理をしても元通りには戻らない状態
になっている。結局、修理をしないで解体してしまうこ
とになる。
【0005】一方で、完成した住宅を、適切なタイミン
グで、メンテナンスすることによって、完成時に近い状
態を長く保つことができるのも事実である。すなわち、
現状では、適切なメンテナンスをしないために、住宅が
速く劣化して、一般住宅の寿命が短くなってしまうこと
が多かった。そして、どの部分をいつメンテナンスする
かということを決める基準がはっきりしていないので、
きちんとしたメンテナンス計画を立てることができなか
った。そのために、現実には後追い的なメンテナンスし
かできなくて、住宅の寿命を最大限に延ばすことができ
ないことが多かった。
【0006】この発明の目的は、住宅が、住宅としての
性能・機能・デザインを保ち続けることができるよう
に、適切なメンテナンスを行うための計画を作成する住
宅品質管理およびメンテナンス計画作成システムを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、メンテナ
ンス対象となる住宅の情報を記憶した住宅データ記憶部
と、住宅の仕様や工法に応じたメンテナンス部位とメン
テナンス作業方法とメンテナンスサイクルとを記憶した
メンテナンス情報データベースと、データ処理部とを備
え、上記データ処理部は、特定の住宅の工法および仕様
に基づいて、上記メンテナンス情報データベースからメ
ンテナンス部位を抽出し、このメンテナンス部位のメン
テナンスサイクルに基づいて、メンテナンス部位ごとに
メンテナンス時期を特定したメンテナンス計画を作成
し、作成したメンテナンス計画を上記住宅データ記憶部
の住宅に対応づけて記憶させる機能を備えた点に特徴を
有する。
【0008】第2の発明は、データ処理部が、住宅デー
タ記憶部に記憶されたメンテナンス計画に従って実行さ
れたメンテナンス点検結果およびメンテナンス作業結果
を、上記メンテナンス計画に対応づけて記憶させる。
【0009】第3の発明は、データ処理部は、メンテナ
ンス点検結果に応じてメンテナンス作業が必要であると
の判定結果が入力された場合には、上記メンテナンス情
報で特定されるメンテナンス部位および作業内容を記載
した、メンテナンス工事依頼書を作成する。
【0010】第4の発明は、データ処理部が、メンテナ
ンス点検結果に応じてメンテナンス作業が不要であると
の判定結果が入力された場合には、対応するメンテナン
ス項目の次回のメンテナンス時期を特定するとともに、
メンテナンス情報データベースに記憶されたメンテナン
スサイクルに基づいてメンテナンス計画を再作成する。
【0011】第5の発明は、住宅の立地条件などの環境
と、その環境によってメンテナンスサイクルが変化する
部位とを関連づけた環境−メンテナンス対応テーブルを
記憶させた環境要素記憶部を備え、データ処理部は、住
宅および住宅部位の劣化に影響を与える環境が入力され
た場合、その環境に対応する部位をサイクル修正部位と
して表示させる。
【0012】第6の発明は、データ処理部が、住宅の設
計情報に基づいて、現場検査項目を抽出し、各項目に対
する現場検査結果を住宅に対応づけて住宅データ記憶部
に記憶させる機能を備えた。上記設計情報には、設計図
のほか仕様や工法、用いた部材や設備の情報などが含ま
れる。
【0013】第7の発明は、住宅データ記憶部に記憶さ
れた住宅の情報に対応した工事業者を登録した業者デー
タベースを備え、処理部は、特定の部位に関する現場検
査およびメンテナンス点検結果を、その部位の工事を担
当した業者名に対応づけて上記業者データベースに記憶
させる機能を備えた点に特徴を有する。
【0014】第8の発明は、データ処理部が、現場検査
結果に応じて処理が必要かどうかを判定する機能を備え
るとともに、処理が必要と判定した場合には業者データ
ベースから担当業者を特定してその業者宛の処置依頼書
を自動作成する機能を備えた点に特徴を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図6に、この発明の第1実
施例を示す。図1に示すように、このシステムは、例え
ば、工務店などの住宅メンテナンスを監視する業者側に
設けたコンピュータC1のデータ処理部1に、個々の住
宅に関するデータを記憶した住宅データ記憶部2と、メ
ンテナンス情報データベース3と、現場検査情報記憶部
4と、データ入出力部5と、業者データベース7とを接
続している。
【0016】上記住宅データ記憶部2には、上記工務店
で取り扱う住宅に関するデータが記憶されている。住宅
データとは、例えば、邸別にその住宅の場所や、施主、
設計情報などである。そして、上記設計情報は、設計図
のほか仕様や工法、用いた部材や設備の情報などであ
る。また、住宅の建築中に、現場検査を行った場合に
は、その検査結果も、上記住宅データに含まれ、各住宅
に対応づけて記憶される。なお、上記現場検査結果に
は、工事業者名も記録される。工事業者には、工務店の
担当者のほか、その部位の工事を請け負った業者名、実
際に作業を行った業者および担当者名など、その部位に
かかわる全ての業者名である。さらに、完成した住宅の
場合、完成後の、その住宅に関するメンテナンス情報
も、上記住宅データとして記憶される。上記メンテナン
ス情報とは、いつ、どの部位をメンテナンスするべきで
あるという、メンテナンス計画と、それに基づいて行っ
た点検の結果や、メンテナンス結果である。
【0017】上記メンテナンス情報データベース3に
は、住宅の工法や仕様に対応させたメンテナンス情報が
記憶されている。メンテナンス情報とは、メンテナンス
を必要とする部位と、メンテナンスの作業内容と、それ
を行うサイクルとを特定したものである。例えば、外壁
の場合、メンテナンス方法は、「5年ごとに特定の塗料
を再塗装する」であったり、ある浴室設備の場合は、
「10年ごとに全部交換する」というようなことが、設
定されている。
【0018】また、上記現場検査情報データベース4
は、現場検査の情報を記憶しているところである。現場
検査とは、建築中に、その工程に応じて行う検査のこと
である。この検査も、工法によってその部位や、検査方
法が異なるが、どのような工法でも、建築開始から完成
までの間に、数回行うようにしている。そして、この検
査のタイミングは、例えば、基礎配筋工事完了時、躯体
完成時、というように、工程に基づいて決められてい
る。つまり、上記現場検査情報データベース4には、工
法に対応した検査タイミングと、その時点で検査すべき
部位と、検査方法とが記憶されている。
【0019】また、データ入出力部5は、外部からデー
タを入力したり、データを出力する機能を有する部分で
あり、キーボードなどを介してデータを手入力したり、
処理したデータをディスプレイ表示したり、プリントア
ウトしたりすることもできる。さらに業者データベース
7には、このシステムで管理する全ての住宅の建築やメ
ンテナンスにかかわる業者が登録されている。そして、
各業者には、自身が担当した住宅の部位に関する現場検
査結果やメンテナンス点検結果などが対応づけられてい
る。つまり、上記住宅データ記憶部2の個々の住宅の情
報から、各部位の工事担当者を特定することができると
ともに、上記業者データベース7からは、業者別に担当
箇所の検査結果を抽出することもできる。
【0020】以下に、ある住宅の建設着工から完成後の
メンテナンスを行うまでの流れを説明する。着工から、
完成までの流れを図2に示し、完成後のメンテナンス計
画を図4に示す。図2は、工事の段階と、現場検査のタ
イミングと、施主の立ち会いタイミングを示したもので
ある。施主の立ち会いタイミングは、特に決めるもので
はないが、例えば、この第1実施例は、図2に示すよう
に、着工時と、上棟時、竣工時に、施主が立ち会い、現
場検査を4回行う場合である。ただし、検査回数は4回
に限る必要はなく、状況に応じて決めればよい。
【0021】第1回現場検査は、基礎配筋工事の完了時
に行い、第2回現場検査は、上棟完了時、第3回現場検
査は屋根工事完了時、第4回は完成時の検査である。こ
の4回の現場検査のタイミングは、上記現場検査情報デ
ータベース4に記憶されている。そして、現場検査情報
には、具体的な検査項目も含まれる。例えば、第1回現
場検査では、基礎部分の検査を行うが、具体的な検査項
目としては、鉄筋の種類や本数のほか、基礎に用いられ
た材料や、床下換気の方法、床下換気孔の開口寸法な
ど、基礎部分に関する様々な項目を検査する。これらの
検査項目は、上記現場検査情報データベース4に記憶さ
れていて、上記コンピュータC1のディスプレイに表示
させることもできるし、図3に示す検査表として出力す
ることもできるようにしている。
【0022】図3に示すのは、基礎検査時に検査結果を
記入する検査票の一部である。ここでは、施工業者によ
る検査と、外部の検査員による検査とを行った場合に、
それぞれに結果を記入できるように記入欄を分けてい
る。そして、この検査票に入力した検査結果を、上記コ
ンピュータC1に入力すると、上記データ処理部1が、
そのデータを住宅データ記憶部2に記憶させる。この検
査結果データには、現場写真を貼付することもできる。
【0023】また、上記現場検査の結果、工事が設計図
および仕様書通りに行われていない場合には、工事のや
り直しや、修理の指示が、業者の検査担当者や検査員か
ら出され、その指示に従って処置が行われる。この指示
内容も、コンピュータC1に入力される。処置終了後、
再検査を行うが、その検査結果も、コンピュータC1に
入力される。上記処置は、検査に合格するまで繰り返し
行われ、そのたびに、担当業者名と処置内容と、検査結
果が入力され、上記住宅データ記憶部2に、住宅情報と
して記憶される。
【0024】なお、1つの部位または工程に関しても、
様々な検査項目が有るがそれらの検査結果を総合した総
合判定結果を出すようにしても良い。この総合判定結果
は、検査担当者の判断で入力するようにしても良いし、
個々の検査項目の検査結果からデータ処理部1が自動的
に決定するようにしてもよい。この総合判定結果を、そ
の部位または工程の担当業者に対応づけて、上記業者デ
ータベース7に記憶させることができる。
【0025】また、検査に合格しないで処置の指示が出
された場合には、その処置回数も、担当業者に対応づけ
て、上記業者データベース7に記憶させるようにしても
よい。このようにしておけば、各業者ごとに、工事のや
り直し回数や、上記判定結果を抽出することができ、そ
れによって、各業者の評価を行うことができる。例え
ば、再処理指示が多く出される業者と、すぐに検査に合
格する業者とをランク分けして、低ランクの業者には注
意を促したり、工事を発注しないようにしたりすること
ができる。
【0026】上記のようにして、住宅の完成時に行われ
る第4回目の現場検査まで、全ての検査に合格して住宅
は完成する。ただし、検査の段階で、設計変更が必要な
場合には、変更して処置を行い、設計変更したというデ
ータも入力しておく。
【0027】住宅が完成したら、上記データ処理部1
が、完成後に行われるメンテナンスの計画を作成する。
データ処理部1は、メンテナンス情報データベース3か
ら、その住宅の工法と仕様に対応したメンテナンス必要
部位を抽出し、その部位に対するメンテナンスサイクル
から、各メンテナンスの時期を特定して、計画を作成す
る。上記メンテナンス情報データベース3には、メンテ
ナンスすべき部位ごとに、メンテナンスサイクルが対応
づけられているが、この第1実施例では、メンテナンス
サイクルが、2年のものと、4年のものと、10年のも
のが有ることにする。
【0028】そして、メンテサイクルが2年のメンテナ
ンス項目をA、4年のメンテナンス項目をB、10年の
メンテナンス項目をCとした場合、上記データ処理部1
は、各項目A〜Cのメンテナンス時期を特定して、図4
に示すようなメンテナンス計画を作成する。図4の計画
は、住宅の完成時をスタート時点として50年後までの
メンテナンス計画で有り、50年間の時間軸上に、メン
テナンス時期を○印で示し、その時に行う項目を、時間
軸の下に表している。つまり、2年目には、Aのメンテ
ナンスを行い、4年目にはAとBのメンテナンス、10
年目には、AとC、20年目には、A,B,Cのメンテ
ナンスを行う、という計画を立てることができる。つま
り、50年の間、2年ごとに、何らかのメンテナンスを
行うことになるが、その年によって、メンテナンス項目
は異なる。
【0029】実際には、メンテナンス必要部位は、この
実施例のように3つだけということはなく、もっと多
い。そして、複数の項目が、同じメンテナンスサイクル
である場合がほとんどである。ただし、ここでは、簡単
のため、3つのメンテナンス項目A,B,Cについて、
計画を作成した場合を説明する。
【0030】そして、上記データ処理部1は、図4のよ
うに作成した50年間の計画をそのまま、表示させるこ
ともできるし、各時期を特定して、その時点で行わなけ
ればならないメンテナンス項目を抽出して、出力するこ
ともできる。例えば、10年目に、必要なメンテナンス
項目を検索すると、データ処理部1は、作成済みのメン
テナンス計画の中から、10年目のメンテナンス項目を
特定して、それを出力するようにしている。この第1実
施例の場合には、項目A、Cである。
【0031】このように、いつでも、そのときに必要な
メンテナンス項目を検索することができるので、必要な
メンテナンスをやり損なうことがない。ただし、ここで
いうメンテナンスには、メンテナンス点検と、修理や交
換などのメンテナンス作業とを含んでいる。つまり、メ
ンテナンス時期が来たら、対応する部位の検査を行っ
て、必要がないと判断した場合には、修理や交換をしな
い場合もある。メンテナンス情報データベースに設定さ
れているメンテナンスサイクルは、標準的なものであ
り、現場の環境によっては、特定の部位の劣化が標準よ
り遅い場合もある。そのようなときには、検査だけを行
って、メンテナンス作業を行わない。
【0032】このように、予定通りのメンテナンス作業
を行わなかった場合には、メンテナンス計画を修正しな
ければならないことがある。そのような場合について、
以下に説明する。まず、図4に示す計画に従って、メン
テナンスを実行する。具体的には、工務店で、その時期
に必要なメンテナンス項目を抽出し、各業者に検査およ
び改修などのメンテナンス作業を依頼する。
【0033】例えば、住宅完成後4年目では、図4から
明らかなように、その年に必要なメンテナンス項目はA
とBである。そこで、これらの項目について、メンテナ
ンス点検を行った結果、項目Bの部分は、まだ劣化して
いないので、改修の必要がないと判断したとする。その
場合、項目Bに関するメンテナンス結果として、改修の
必要がなかったので、メンテナンス作業を行わなかった
ことをコンピュータC1に入力する。すると、上記デー
タ処理部1が、項目Bの次回メンテナンス時期を設定
し、その後の計画を修正する。
【0034】ここでは、住宅完成後4年目に項目Bのメ
ンテナンスを計画通りに行わなかった場合には、その項
目Bは、次のメンテナンス時期である2年後に設定する
ようにしている。すなわち、項目Bの次回のメンテナン
ス時期は、図5に示すように完成後6年目に設定され
る。さらに、データ処理部1は、項目Bに関して、上記
6年目から4年ごとのメンテナンス時期を設定し、新た
なメンテナンス計画を自動生成する。この修正されたメ
ンテナンス計画が、上記住宅データ記憶部2に記憶さ
れ、以後は、これにしたがったメンテナンスが行われる
ことになる。
【0035】ただし、上記のように、計画されたメンテ
ナンス項目を省略する場合には、その項目に関するメン
テナンスを、次回メンテナンス時期、この第1実施例で
は、2年後まで、行わなくても大丈夫であるということ
をメンテナンス点検担当者が判断しなければならない。
一方、メンテナンス点検によって、やはりメンテナンス
作業が必要であると判定された場合には、その判定結果
をコンピュータC1に入力する。すると、上記データ処
理部1が、そのメンテナンス項目に対応する、作業依頼
書を自動的に作成して、出力するようにしている。この
とき作成される作業依頼書は、業者データベースに登録
されている業者の中から、工事担当者として抽出された
業者に対するものである。
【0036】上記のように、計画を修正できるようにし
ておけば、不必要な改修や、設備の交換などに余分なコ
ストをかけることがなくなる。また、初めの計画に従わ
なかった場合でも、適切なメンテナンス計画への修正が
自動的に行われるので、その後のメンテナンスをやり損
なうようなことがない。ただし、全ての項目に付いて、
検査を行う必要はなく、項目によっては、例えば、定期
的に再塗装をするとか、部品を交換するといように設定
しておくこともできる。上記第1実施例のシステムを利
用することによって、住宅完成後から、必要なメンテナ
ンス項目を抽出して、計画的に、的確なメンテナンスを
行うことができるようになる。そのため、完成時の状態
を長期に渡って保つことができるようになる。
【0037】従来のように、最適なメンテナンス時期
や、必要なメンテナンス手段などがわからなかったため
に、適切なメンテナンスを行わなかった場合と、第1実
施例のシステムによって作成された計画に従ってメンテ
ナンスを実行した場合とで、住宅の寿命には、図6に示
すような差が生じる。図6は、住宅性能の経時変化を表
したグラフである。新築時の性能を初期性能Q1とし、
住宅としての限界性能をQ2とし、適切なメンテナンス
を行わないで使い続けた時の性能変化を実線で示し、
適切なメンテナンスを行った場合の性能変化を点線で
示している。ただし、ここに示しているのは、メンテナ
ンスは、10年後から、5年ごとに行った場合である。
【0038】このグラフからも明らかなように、メンテ
ナンスを行うことによって、一旦下がった性能をある程
度初期性能Q1に近づけることができるので、メンテナ
ンスを実施しなかった場合と比べて、住宅性能の劣化を
緩やかにすることができる。その結果、住宅の限界性能
Q2に達するまでの時間、つまり、住宅の寿命をL1か
らL2まで、延ばすことができるのである。このこと
は、住宅性能だけでなく、機能・デザインについても同
様のことが言える。したがって、適切なメンテナンスを
行うことによって、住宅の性能・機能デザインを維持す
ることができる。
【0039】図7、図8に、示す第2実施例では、環境
要素記憶部6を備えた点が、上記第1実施例と異なる。
その他の構成は、第1実施例と同じである。上記環境要
素記憶部6には、メンテナンスサイクルに影響しそうな
環境と、その部位とを関連づけた環境−メンテナンス対
応テーブルを記憶している。上記メンテナンスサイクル
に影響しそうな環境とは、例えば図8に示すように、塩
害が発生しそうな場所、風害が発生しそうな場所、通気
性が悪い場所などである。
【0040】そして、実際の住宅の環境が、上記環境−
メンテナンス対応テーブルに設定されている環境だった
場合、そのデータを、現場検査の結果として、データ処
理部1に入力する。上記環境条件が入力されると、デー
タ処理部1は、その環境条件に対応する部位を表示させ
る。例えば、住宅が、塩害が発生しそうな環境にたてら
れている場合には、対応する「金属を用いている部位」
が、メンテナンスサイクルを見直す項目として表示され
る。メンテナンスサイクルを見直さなければならないの
は、塩害が発生しそうな環境下では、「金属を用いてい
る部位」が、標準よりも早く劣化してしまう可能性があ
るからである。
【0041】そのため、このような環境では、金属利用
部位は、上記メンテナンス情報データベースに設定され
ている標準メンテナンスサイクルより短いサイクルで、
メンテナンスを実行することが好ましい。上記のよう
に、メンテナンスサイクルを見直す項目が表示された
ら、担当者が、実状にあったメンテナンスサイクルを入
力できるようにしている。メンテナンスサイクルが修正
されたら、その修正後のメンテナンスサイクルに基づい
て、上記データ処理部1が、メンテナンス計画を作成す
る。なお、図8の環境−メンテナンス対応テーブルで
は、簡単のため、対応部位を、「金属を用いている部
位」としているが、金属を用いている部位を具体的に示
すようにすることもできる。
【0042】また、上記環境−メンテナンス対応テーブ
ルに、メンテナンスサイクルの修正を行うための係数を
記憶させておいて、特定の環境条件が入力された場合
に、対応する項目の標準メンテナンスサイクルにその係
数をかけて、メンテナンスサイクルを算出するようにす
ることもできる。そして、この第2実施例のように、住
宅の環境条件に応じて、メンテナンスサイクルの修正を
考慮すべき項目が、表示されれば、実態にマッチしたメ
ンテナンスサイクルを設定しやすくなり、より実態にマ
ッチしたメンテナンス計画が作成されるようになる。
【0043】また、上記のようにメンテナンスサイクル
を変更するために、建築中の現場検査結果を利用するこ
ともできる。例えば、現場検査結果を合格レベルの中に
も複数のレベルを設けて判定するようにした場合、その
レベルに応じて係数を設定し、上記メンテナンスサイク
ルを決めるようにする。このように、より実態にあった
メンテナンスサイクルを設定することは、必要な磁気に
確実にメンテナンスができるということだけでなく、必
要以上にメンテナンス作業をしなくてもよくなると言う
ことである。
【0044】また、上記第1、第2実施例では、住宅が
完成し、完成検査が終了した時点で、メンテナンス計画
を作成するようにしているが、上記データ処理部1が、
メンテナンス計画を作成するタイミングはこれに限らな
い。設計データが入力され、その住宅の仕様や工法が特
定できる状態になれば、いつでも、計画を作成すること
はできる。さらに、上記コンピュータC1をインターネ
ットなどの通信手段に接続し、そこに工事担当者や、検
査担当者などのパソコンなどの端末を接続することがで
きる。このようにすれば、住宅の建築および保守に係わ
る全ての者が、ウエブ上で自分が係わる住宅のデータを
閲覧することができるようになる。また、メンテナンス
作業担当者に、通信を介して作業依頼書を送信すること
もできる。
【0045】
【発明の効果】第1〜第8の発明によれば、住宅の完成
時の性能・機能・デザインを長期に渡って維持できるよ
うな、的確なメンテナンス計画を、簡単に作成すること
ができる。第2の発明では、住宅完成後のメンテナンス
実行結果を保存することによって、その時々の住宅の状
態を把握しやすく、その情報を、その後のメンテナンス
に役立てることができるようになる。
【0046】第3の発明によれば、メンテナンス作業が
必要な場合には、メンテナンス作業の依頼書を自動的に
作成することができる。第4の発明によれば、不要なメ
ンテナンス作業を行わないようにすることができ、その
場合に、以降のメンテナンス計画を自動的に修正でき
る。そのため、初めの計画通りにメンテナンスを行わな
かった場合にも、新たに作成されたメンテナンス計画に
したがって、適切なメンテナンスができるようになる。
【0047】第5の発明によれば、現場環境によって、
標準的なメンテナンスサイクルを採用しない方が好まし
い場合にも対応することができる。つまり、環境条件に
マッチしたメンテナンス計画を作成することができる。
第6の発明によれば、住宅建築中の検査結果から、実際
の工事が適切におこなわれたかどうかを後から知ること
ができるし、その現場工事のデータを、メンテナンス時
に参考にすることもできる。また、例えば、現場検査に
合格するために、何回も作業をやり直さなければならな
かったというような記録が残っていた場合、そのことか
ら、担当業者の評価をすることもできる。
【0048】第7の発明によれば、工事およびメンテナ
ンス業者ごとに、その業者が担当した作業について評価
することができる。それにより、各業者の格付けを行う
こともできる。第8の発明によれば、現場検査結果に応
じて必要な処置を確実に依頼することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のシステムの全体図である。
【図2】第1実施例の工事スケジュールと、現場検査タ
イミングを示した図である。
【図3】第1実施例の現場チェック票を示す図である。
【図4】第1実施例のメンテナンス計画を表した図であ
る。
【図5】図4のメンテナンス計画を修正した計画を表し
た図である。
【図6】住宅性能の経時変化を示したグラフである。
【図7】第2実施例のシステムの全体図である。
【図8】第2実施例の、環境−メンテナンス対応テーブ
ルである。
【符号の説明】
C1 コンピュータ 1 データ処理部 2 住宅データ記憶部 3 メンテナンス情報データベース 6 環境要素記憶部 7 業者データベース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メンテナンス対象となる住宅の情報を記
    憶した住宅データ記憶部と、住宅の仕様や工法に応じた
    メンテナンス部位とメンテナンス作業方法とメンテナン
    スサイクルとを記憶したメンテナンス情報データベース
    と、データ処理部とを備え、上記データ処理部は、特定
    の住宅の工法および仕様に基づいて、上記メンテナンス
    情報データベースからメンテナンス部位を抽出し、この
    メンテナンス部位のメンテナンスサイクルに基づいて、
    メンテナンス部位ごとにメンテナンス時期を特定したメ
    ンテナンス計画を作成し、作成したメンテナンス計画を
    上記住宅データ記憶部の住宅に対応づけて記憶させる機
    能を備えた住宅品質管理およびメンテナンス計画作成シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 データ処理部は、住宅データ記憶部に記
    憶されたメンテナンス計画に従って実行されたメンテナ
    ンス点検結果およびメンテナンス作業結果を、上記メン
    テナンス計画に対応づけて記憶させる機能を備えた請求
    項1に記載の住宅品質管理およびメンテナンス計画作成
    システム。
  3. 【請求項3】 データ処理部は、メンテナンス点検結果
    に応じてメンテナンス作業が必要であるとの判定結果が
    入力された場合には、上記メンテナンス情報で特定され
    るメンテナンス部位および作業内容を記載した、メンテ
    ナンス工事依頼書を作成する機能を備えた請求項1また
    は2に記載の住宅品質管理およびメンテナンス計画作成
    システム。
  4. 【請求項4】 データ処理部は、メンテナンス点検結果
    に応じてメンテナンス作業が不要であるとの判定結果が
    入力された場合には、対応するメンテナンス項目の次回
    のメンテナンス時期を特定するとともに、メンテナンス
    情報データベースに記憶されたメンテナンスサイクルに
    基づいてメンテナンス計画を再作成する機能を備えた請
    求項2または3のいずれか1に記載の住宅品質管理およ
    びメンテナンス計画作成システム。
  5. 【請求項5】 住宅の立地条件などの環境と、その環境
    によってメンテナンスサイクルが変化する部位とを関連
    づけた環境−メンテナンス対応テーブルを記憶させた環
    境要素記憶部を備え、データ処理部は、住宅および住宅
    部位の劣化に影響を与える環境が入力された場合、その
    環境に対応する部位をサイクル修正部位として表示させ
    る機能を備えた請求項1〜4のいずれか1に記載の住宅
    品質管理およびメンテナンス計画作成システム。
  6. 【請求項6】 住宅の情報には設計情報を含み、データ
    処理部は、住宅の設計情報に基づいて、現場検査項目を
    抽出し、各項目に対する現場検査結果を住宅に対応づけ
    て住宅データ記憶部に記憶させる機能を備えたことを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1に記載の住宅品質管
    理およびメンテナンス計画作成システム。
  7. 【請求項7】 住宅データ記憶部に記憶された住宅の情
    報に対応した工事業者を登録した業者データベースを備
    え、処理部は、特定の部位に関する現場検査およびメン
    テナンス点検結果を、その部位の工事を担当した業者名
    に対応づけて上記業者データベースに記憶させる機能を
    備えた請求項2〜6のいずれか1に記載の住宅品質管理
    およびメンテナンス計画作成システム。
  8. 【請求項8】 データ処理部は、現場検査結果に応じて
    処置が必要かどうかを判定する機能を備えるとともに、
    処理が必要と判定した場合には業者データベースから担
    当業者を特定してその業者宛の処置依頼書を自動作成す
    る機能を備えた請求項7に記載の住宅品質管理およびメ
    ンテナンス計画作成システム。
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