JP2003112488A - 暗号化情報を有する情報記録媒体 - Google Patents

暗号化情報を有する情報記録媒体

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JP2003112488A
JP2003112488A JP2001311083A JP2001311083A JP2003112488A JP 2003112488 A JP2003112488 A JP 2003112488A JP 2001311083 A JP2001311083 A JP 2001311083A JP 2001311083 A JP2001311083 A JP 2001311083A JP 2003112488 A JP2003112488 A JP 2003112488A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、抽選情報、個人情報等の関係者以外
には知られたくない情報が暗号化して記録してあると共
に、複写により忠実な再現ができない潜像を有する検証
パターンを検証部に設けてなる抽選券、個人情報記録カ
ード等の情報記録媒体の提供を目的とする。 【解決手段】基材上の一部には位置を離して配置してあ
る複数の暗号化情報形成部に暗号化情報をそれぞれ形成
すると共に、これらの暗号化情報形成部の間には基材を
分離するための分離部を形成し、かつ基材の同一面上の
他の部分には、複写による忠実な再現が困難な線の集合
からなる潜像を少なくとも有する検証パターンと一定方
向を向いた複数の線からなる万線とを前記分離部を挟ん
で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抽選情報、個人情
報等の関係者以外には知られたくない情報が暗号化して
記録してあると共に、複写により忠実な再現ができない
潜像を有する検証パターンを検証部に設けてなる抽選
券、個人情報記録カード等の情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、くじ、印鑑証明書等の個部情
報が記録してある情報記録媒体には、複写物が容易に得
られないようにするための対策や所望の光線を照射しな
いと情報が認識できないようにした対策等が偽造防止や
改ざん防止の観点から種々講じられており、様々な分野
で利用されている。これらの諸対策の中には、複写機を
利用した不正な複写や偽造への対策がある。一例とし
て、所定の情報を暗号化しかつ分離しておき、しかもこ
の分離したそれぞれの暗号化情報を複写しても忠実に再
現できないように淡色の情報記録材料で記録する方法が
ある。しかし、この方法では、暗号化情報が淡色である
ため、それぞれの暗号化情報を重ね合わせて復号しよう
としたときに顕現する情報が非常に認知しにくいという
欠点がある。また、所望の情報を復号させるとき、周辺
に施してあるトンボ等のガイドで見当合を合わせること
になるが、ガイドの色が淡いために見当合わせが難しい
という欠点もある。さらには、カラーコピー機で複写物
をとる場合、感度調整が標準の条件での複写であると、
複写物は本物より淡く複写されてしまい複写されたもの
であることが分かってしまうが、複写機の感度を上げて
複写を行うと全体的に濃い色に再現されしまうものの、
本物に非常に近いものに再現されてしまい、複写物が本
物と認識されて流通されてしまう危険性もあった。ま
た、複写機を使用した不正な複写や偽造への他の対策と
して、暗号化し、かつ分離してなる複数の暗号化情報を
構成する画素のサイズを複写機が再現可能なサイズより
も小さいものとし、その集合体である暗号化情報が複写
再現できないようにした技術もある。しかし、このよう
な技術においては、暗号化情報を構成する画素が非常に
小さいため、それらの集合体である暗号化情報の色が全
体に薄くなり、分離して設けてある暗号化情報を見当を
合わせて重ねたときに復号されるであろう情報の認知が
非常にしにくい欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に鑑みなされたものであり、関係者以外には知ら
れたくない情報を暗号化して内在させることにより、関
係者が必要としたときには簡便に情報の復号ができてそ
の情報内容が容易に目視で確認できるようにすると共
に、複写による忠実な再現が困難な潜像を有する検証パ
ターンをその一部に設けることにより、複写による不正
な使用ができないようにも配慮した暗号化情報を有する
情報記録媒体の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するためになされたものであり、請求項1に記載の
発明は、重ね合わせると所望の情報として復号・認識さ
れ得る暗号化情報を内在する情報記録媒体であり、基材
上の一部には位置を離して配置してある複数の暗号化情
報形成部に暗号化情報がそれぞれ形成してあると共に、
これらの暗号化情報形成部の間には基材を分離するため
の分離部が形成してあり、かつ基材の同一面上の他の部
分には、複写による忠実な再現が困難な線の集合からな
る潜像を少なくとも有する検証パターンと一定方向を向
いた複数の線からなるとが前記分離部を挟んで形成して
なり、前記分離部で基材を分離した後、分離した基材同
士を重ね合わせると、暗号化情報形成部においては所望
の情報が復号され、かつ検証パターンを設けた検証部か
らは潜像が顕現することを特徴とする暗号化情報を有す
る情報記録媒体である。
【0005】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の暗号化情報を有する情報記録媒体において、所
望の情報の復号化に際して上方に位置させる方の暗号情
報形成部は、その下部に位置させる暗号化情報形成部の
暗号化情報が確認できる程度の透明性を有することを特
徴とする。
【0006】さらにまた、請求項3に記載の発明は、請
求項1または請求項2に記載の暗号化情報を有する情報
記録媒体において、所望の情報の復号化に際して下部に
位置させる方の暗号化情報形成部は白色の隠蔽層上に設
けてあることを特徴とする。
【0007】さらにまた、請求項4に記載の発明は、請
求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の暗号化情
報を有する情報記録媒体において、前記検証パターンは
潜像と非潜像パターンとが組み合わされてなり、それぞ
れは長短の線および/または角度の異なる線或いはそれ
らの組み合わせにて構成されていることを特徴とする。
【0008】さらにまた、請求項5に記載の発明は、請
求項1に記載の暗号化情報を有する情報記録媒体におい
て、前記万線は、同一幅で同一間隔の線の集合からなる
ことを特徴とする。
【0009】さらにまた、請求項6に記載の発明は、請
求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の暗号化情
報を有する情報記録媒体において、前記検証部および万
線の形成箇所のどちらか一方は、前記分離部で分離した
後、分離した基材同士を重ねて検証部から潜像を顕現さ
せる際に、潜像が顕現できる程度の透明性を有すること
を特徴とする。
【0010】さらにまた、請求項7に記載の発明は、請
求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の暗号化情
報を有する情報記録媒体において、分離した基材を重ね
合わせて前記検証部から潜像を顕現させる際に下部に位
置させる基材上に形成してある検証パターンまたは万線
のいずれかは白色の隠蔽層上に設けてあることを特徴と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0012】図1には本発明の一実施形態による暗号化
情報を有する情報記録媒体1の概略が示してある。ま
た、図2には図1に示す情報記録媒体1に内在する暗号
化情報により所望の情報12を復号するときの様子が示
してある。一方、図3は暗号化情報による復号の原理を
示すもので、暗号化情報形成部3、4のそれぞれに設け
た暗号化情報8、9とこれらの暗号化情報の重ね合わせ
による情報12の復号の様子が示してある。
【0013】情報記録媒体1は重ね合わせると所望の情
報12が復号・認識され得る暗号化情報8、9を内在し
ており、基本的には、まず、基材2上の一部に位置を離
して配置してある暗号化情報形成部3、4のそれぞれ
に、重ね合わせると所望の情報12が復号・認識され得
る暗号化情報8、9が形成してあると共に、これらの暗
号化情報形成部3、4が分離できるように、分離部7が
形成してある。そして、基材2上の他の部分には複写機
による忠実な再現が困難な潜像を有する検証パターンが
設けてある検証部5と万線6が形成してある。(図1な
いし図3参照)
【0014】暗号化情報8と暗号化情報9は、図3に示す
ように、暗号化情報形成部3と暗号化情報形成部4のそ
れぞれに形成してある。これらの暗号化情報3、4とそ
の周辺部には、この例では、情報の内容が一見して認識
できないように地紋、細紋等の迷彩情報10、11が施
してある。図3においては、拡大して模式的に表現して
あるため、それぞれの暗号化情報3、4の内容を分かる
ように描いているが、実際に作成されるくじ等において
は、例えば、迷彩情報を構成する細紋の個々のドットを
網点換算で200乃至300dpi程度とし、迷彩情報
ならびに暗号化情報の色相、明度、彩度等を適宜組み合
わせて構成するため、それぞれの暗号化情報形成部にお
いては図1や図2のAに示すように暗号化情報は目視で
は認識されない。
【0015】このような構成の暗号化情報を有する情報
記録媒体において所望の情報を復号させるときには、図
2に示すように、まず分離部7により基材2を分離し
(図2のA参照)、次に分離した一方の基材2aをもう
一方の基材2bに見当を合わせて重ね合わせればよい。
そうすると、図2のBや図3に示すように、「EB」と
いう所期の情報12が復号され、認識されるようにな
る。
【0016】図示の例においては、たとえ暗号化情報の
一部が認識されたとしても、必要とされる情報は暗号化
情報8、9を重ね合わせた時のみにその内容が認識され
るようにしてあるため、特に問題は発生しない。すなわ
ち、図3に示す例では、暗号化情報形成部8、9はくじ
の抽選情報の形成部分の一部となっており、たとえ暗号
化情報形成部3、4に形成してある「三」、「3」と
「1」、「1」らしき情報が分かってしまったとして
も、何ら問題はない。このくじにおける真の抽選情報
は、図2のBや図3に示すように、暗号化情報形成部3
に暗号化情報形成部4を見当を合わせて重ね合わせた時
に復号され、認識される「EB」だからである。
【0017】もし、このような仕組みがあるだろうと予
想した者が抽選情報を抽選前に知るべく、暗号化情報形
成部同士を重ね合わせような不正行為を行う場合には、
まず分離部7で基材の一部を分離させなければならな
い。分離部7はその部分で基材を分離させると再び元の
一体化した状態に戻すことはできないため、上述のよう
な不正行為がなされた場合には、その行為は容易に発見
できることになる。
【0018】従って、暗号化情報形成部3、4はそこに
形成してある暗号化情報8、9による復号が基材2を分
離部7で分離してからでないとできないような位置に配
置してある。
【0019】本発明においては、さらに基材2の他の一
部に複写機等で複写しても忠実な再現ができないように
した潜像13を含んだ検証パターン14が検証部5にが
形成してある。図4は検証パターン14を構成する潜像
13と非潜像パターン15の状態を模式的に示してい
る。検証パターン14中の潜像13は、実際にくじ等に
おいて形成される場合は、目視しても多数の線が見える
だけでその内容を認識することはできないようになって
いる。
【0020】検証パターン14から潜像13を顕現させ
るときには、図2に示すように、まず分離部7により基
材2を分離し(図2のA参照)、次に分離した一方の基
材2aをもう一方の基材2bに見当を合わせて重ね合わ
せればよい。そうすると、図2のB示すように、「○」
という所期の潜像13が顕現し、認識されるようにな
る。
【0021】さらに検証パターン14中に隠蔽されてい
る潜像13を顕現する仕組みを図5ないし図6で説明す
る。まず、検証部5に形成された検証パターン14の潜
像13と非潜像パターン15は、図4のA部を拡大した
図5が示すように、基本的には同じ幅と同一ピッチの線
からなるが、潜像13または非潜像パターン15のどち
らか一方が半ピッチずれた位置にある。すなわち図5が
示すように、潜像13の黒い線のそれぞれは両側の非潜
像パターン15の黒い線のそれぞれの間に配置してあ
る。これらの線は、複写機で忠実な再現できない程度の
細い線幅とする。次に、万線6を検証部パターン5に重
ね合わせると、潜像が顕現する仕組みを図6により説明
する。図6は万線6と検証パターン14の部分拡大図で
ある。図が示すように万線6を検証部パターン14に重
ねると、万線6の線が潜像13の部分では白い部分(黒
い線と線の間)に、また非潜像パターン15の部分で
は、非潜像パターン15の黒い部分(黒い線の上)に重
なって位置する。そのため万線6の線と潜像13の線
が、この図では天地方向につながり、相対的に黒っぽく
なる。一方、非潜像パターン15の部分では万線6が非
潜像パターン15の線と重なり、白い部分は残るため白
っぽくなり、潜像13の部分は非潜像パターン15と比
較して黒っぽいので、非潜像パターン15とのコントラ
ストがつき、潜像13が顕現し、認識できる。具体的に
は、図2(B)がに示すように、「○」という潜像が顕
現し、情報記録媒体が本物であることが分かる。一方、
本物の情報記録媒体から複写された複写物は検証パター
ン、特に潜像が忠実に再現されないので、そこに万線を
重ねても潜像が顕現しないため、偽物であることが立所
に判明する。なお、暗号化情報形成部と検証部、万線
は、前述したように分離した基材を重ねたときにのみ、
暗号化情報と潜像がはっきり復号または顕現するような
位置関係に設計し配置してある。
【0022】また、検証パターンの潜像と非潜像パター
ンは、前述したもののほか、それぞれの線の長短や角度
を変えて構成したものであってもよい。但し、その際に
は万線もそれを検証パターンに重ね合わせたときに潜像
が顕現するように線の角度等を変える必要がある。
【0023】前記した基材2の材料としては、透明もし
くは半透明のポリエステル、塩化ビニル、ポリプロピレ
ン等から成るプラスチックフィルム、あるいは、トレー
シングペーパーなどの透明性を有する紙、さらには暗号
情報形成部、検証パターンの形成部、万線の形成部等が
少なくとも透明性を有するようになっている基材等が適
用され得る。その厚さは50〜200ミクロンメートル
程度で、適度の剛性と折り曲げ特性を持つものである。
【0024】また、暗号化情報8と暗号化情報9および
検証パターン14には、その上か周辺に、それらの存在
および内容をより分からなくするように、地紋や細紋等
の微細構成子から成る迷彩情報10、11を必要ならば
設けておけばよい。また、これらの各情報やパターンを
形成する情報記録材料や情報の記録方法は特に限定され
るものではなく、たとえば印刷インキや感熱記録インキ
等の情報記録材料や、オフセット印刷、シルク印刷、グ
ラビア印刷、感熱記録等の汎用の情報形成手段から適宜
なものを選択すればよい。
【0025】さらに、暗号化情報および検証パターン、
万線の記録に際しては、暗号化情報は黒色とし、所望の
情報を復号させる際に下部に位置させる暗号化情報は白
色の隠蔽層上に設けておくことが好ましい。このような
構成にしておくと、復号された情報が高いコントラスト
でより明確に認識できるようになる。
【0026】また、所望暗号化情報の復号や検証部での
潜像の顕現がより明瞭に認識できるよう、前記分離部で
分離された基材の中、下部に位置させる基材は反射率の
高い材料で形成するようにしてもよい。
【0027】さらにまた、所望の情報の復号および検証
部での潜像の顕現の際の基材の重ね合わせ順は特に限定
されるものではない。従って、前記した隠蔽層や反射率
の高い材料への暗号化情報形成部や検証パターンまたは
万線の形成は、暗号化情報の復号および検証部での潜像
の顕現の際の基材同士の重ね合わせ順を考慮して適宜選
択すればよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上であるので、基材の一部を
分離し、暗号化情報形成部同士や検証パターンと万線を
見当をあわせて重ね合わせるだけの簡単な操作で暗号化
情報の復号と潜像の顕現が可能となる。そして、検証パ
ターン中の潜像が顕現することを確認することにより情
報記録媒体の真偽判定が可能となる。また、検証パター
ンは、複写機では忠実な再現ができない細い線の集合か
らできているため、複写物上では線が薄くなったり、線
の形が崩れてしまうためにそこに万線を重ねても潜像が
顕現せず、偽造品であることが容易に判断できる。さら
に、情報の復号に際しては基材を分離しなければならな
いようにしてあるため、前記したような不正行為を働い
たときには、不正行為を容易に発見できる。さらにま
た、忠実な複写を困難にさせる部分と暗号化情報を復号
させる部分とを分離させたため、暗号化情報の一部を淡
色で形成したり、複写機で再現できない大きさや太さの
微細構成子や細線で形成した従来のこの種の情報記録媒
体と較べ、情報復号時の見当合わせがし易くなると共
に、復号情報がはっきりと認知されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による説明図である。
【図2】情報記録媒体に内在する暗号化情報の復号およ
び検証パターンからの潜像の顕現化を図るときの状態と
復号された情報と顕現した潜像を示す説明図である。
【図3】暗号化情報形成部のそれぞれに設けた暗号化情
報とこれらの暗号化情報による復号の状況を示す説明図
である。
【図4】検証パターンを構成する潜像と非潜像パターン
の形成状態の説明図である。
【図5】検証パターンの構成を示す部分拡大説明図であ
る。
【図6】検証パターンから潜像が顕現される仕組みを示
す説明図である。
【符号の説明】
1 情報記録媒体 2、2a、2b 基材 3、4 暗号化情報形成部 5 検証パターン 6 万線 7 分離部 8、9 暗号化情報 12 情報 13 潜像 14 検証パターン 15 非潜像パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B41M 3/14 H04L 9/00 673Z Fターム(参考) 2C005 HA04 HB12 JB19 2H113 AA06 BA03 BA05 BA09 BB02 BB08 BB22 CA34 CA40 CA44 3E041 AA01 AA03 BA14 BA16 BA20 BC06 CA01 DB01 EA03 5C076 AA36 BA02 BA06 5J104 AA12 AA14 EA22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重ね合わせると所望の情報として復号・認
    識され得る暗号化情報を内在する情報記録媒体であり、
    基材上の一部には位置を離して配置してある複数の暗号
    化情報形成部に暗号化情報がそれぞれ形成してあると共
    に、これらの暗号化情報形成部の間には基材を分離する
    ための分離部が形成してあり、かつ基材の同一面上の他
    の部分には、複写による忠実な再現が困難な線の集合か
    らなる潜像を少なくとも有する検証パターンと一定方向
    を向いた複数の線からなる万線とが前記分離部を挟んで
    形成してなり、前記分離部で基材を分離した後、分離し
    た基材同士を重ね合わせると、暗号化情報形成部におい
    ては所望の情報が復号され、かつ検証パターンを設けた
    検証部からは潜像が顕現することを特徴とする暗号化情
    報を有する情報記録媒体。
  2. 【請求項2】所望の情報の復号化に際して上部に位置さ
    せる方の暗号情報形成部は、その下部に位置させる暗号
    化情報形成部の暗号化情報が確認できる程度の透明性を
    有することを特徴とする請求項1に記載の暗号化情報を
    有する情報記録媒体。
  3. 【請求項3】所望の情報の復号化に際して下部に位置さ
    せる方の暗号化情報形成部は白色の隠蔽層上に設けてあ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の暗
    号化情報を有する情報記録媒体。
  4. 【請求項4】前記検証パターンは潜像と非潜像パターン
    とが組み合わされてなり、それぞれは長短の線および/
    または角度の異なる線或いはそれらの組み合わせにて構
    成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれか1項に記載の暗号化情報を有する情報記録媒
    体。
  5. 【請求項5】前記万線は、同一幅で同一間隔の線の集合
    からなることを特徴とする請求項1に記載の暗号化情報
    を有する情報記録媒体。
  6. 【請求項6】前記検証部および万線の形成箇所のどちら
    か一方は、前記分離部で基材を分離した後、分離した基
    材同士を重ねて検証部から潜像を顕現させる際に、潜像
    が顕現できる程度の透明性を有することを特徴とする請
    求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の暗号化情
    報を有する情報記録媒体。
  7. 【請求項7】分離した基材同士を重ね合わせて前記検証
    部から潜像を顕現させる際に下部に位置させる基材上に
    形成してある検証パターンまたは万線のいずれかは白色
    の隠蔽層上に設けてあることを特徴とする請求項1ない
    し請求項6のいずれか1項に記載の暗号化情報を有する
    情報記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011016247A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 National Printing Bureau 真偽判別形成体及び真偽判別形成体対並びにそれらの真偽判別方法
JP2012066472A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Dainippon Printing Co Ltd 不可視情報の重畳された印刷物
JP4996770B1 (ja) * 2011-12-27 2012-08-08 明比古 新谷 個人情報保護用の封筒セット及び配送伝票セット

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