JP2003112070A - 植物性廃棄物の処理装置及び処理方法 - Google Patents

植物性廃棄物の処理装置及び処理方法

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JP2003112070A
JP2003112070A JP2001309048A JP2001309048A JP2003112070A JP 2003112070 A JP2003112070 A JP 2003112070A JP 2001309048 A JP2001309048 A JP 2001309048A JP 2001309048 A JP2001309048 A JP 2001309048A JP 2003112070 A JP2003112070 A JP 2003112070A
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plant waste
discharge chamber
pulverized
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Kazuo Hirata
和男 平田
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Shinko Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 剪定枝や刈り草等の植物性廃棄物の合理的な
処理装置と処理方法を提供する。 【解決手段】本装置1は、植物性廃棄物をスクリュー3
の回転によって加圧混練粉砕して先端の排出孔6を有す
るトップカバー7から排出する様にしたスクリュー式圧
縮混練粉砕装置Aと、該装置Aで生成した粉砕物を貯蔵
する粉砕物コンテ3と、前トップカバー7の前面に形成
された粉砕物排出室46と、該粉砕物排出室46内に送
風して前記トップカバー7から排出された粉砕物を前記
粉砕物コンテナに空気搬送する粉砕物搬送装置Bとを有
し、該装置Bの搬送用空気は、送風機42から前記粉砕
物排出室46内の前記トップカバー7の表面に向けて側
方から斜めに噴射される様に構成され、これにより前記
トップカバー7から排出された前記粉砕物を吹き飛ばし
て前記粉砕物コンテナ43に空気搬送する様にしてなる
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剪定枝や刈り取っ
た雑草等の植物性廃棄物を粉砕処理して資源化するため
の合理的な処理装置と処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、公園の樹木や街路樹の剪定枝
或いは河川の土手の刈り草等の植物性廃棄物は、一部で
は該廃棄物の発生場所或いは河川敷等に集められて野焼
きする方式が取られていたが、ダイオキシン発生の問題
から野焼きが原則禁止されるに至り、可燃性廃棄物とし
て焼却炉で焼却処分される方式が一般的に行われている
方式である。
【0003】一方、近年の地球環境問題の顕在化に伴
い、これら植物性廃棄物を堆肥化して資源として有効活
用する動きもあり、各方面での実用化も鋭意進められて
いる。係る資源化の方式としては、植物性廃棄物をチッ
パーで破砕して堆肥化する方式が汎用技術として存在す
るが、堆肥化までに長期間を要する事及び雨水に濡れて
着色水を発生させたり悪臭を発生したりする事から、そ
の改善が望まれている。
【0004】そこで、更に有効な方式として、植物性廃
棄物を好気性醗酵し易い構造に粉砕し短期間で堆肥化可
能な処理装置が提案されている。係る植物性廃棄物の処
理装置は、特開平8−253385号公報或いは特開平
8−337985号公報等に記載されている如く、スク
リューの回転によって、剪定枝や新聞紙等の繊維質廃棄
物を圧縮しつつ混練破砕して先端から押し出す様にして
なる装置である。この装置は、図8に示す様に、ケーシ
ング2と、該ケーシング2内に回転自在に挿入されたス
クリュー3と、該ケーシング先端部にボルト23aによ
って固定されたトップカバー7と、該トップカバー7の
中央部に配置され前記スクリュー3の先端12を回転自
在に支持する支持部材11と、前記トップカバー7の内
面に摺接するカッター9とを有しており、前記ケーシン
グ2の後端側には、ロート状の被処理物投入用のホッパ
ー10が、その下部開口である投入口13が前記ケーシ
ング内に開口する様に設けられている。更に、前記トッ
プカバー7には、粉砕物を排出するための多数の排出孔
6が設けられた構成となっている。
【0005】前記カッター9は、前記トップカバー7の
内側表面を摺接して回転する様に配置されており、前記
スクリュー3の回転軸20の先端に取り付けられて該回
転軸20と共に回転する様になっている。又、前記トッ
プカバー7の中心には、前記スクリュー支持部材11が
設けられており、スクリュー3の先端12は、スクリュ
ー支持部材11に回転自在に支持されている。更に、ス
クリュー3の回転軸20は、前記ケーシング2にボルト
23bで固着されたリアカバー8に回転自在に保持さ
れ、その後端は、コネクタを介して適宜の駆動源22に
取り付けら、該回転軸20をケーシング2内で回転自在
に支持する構造となっている。又、前記ケーシング2の
内側前方側には、該ケーシング2の長手方向に沿って複
数の剪断刃部材4がボルト5によって固着されている。
【0006】係る構成のスクリュー式圧縮混練粉砕装置
A(以下単に「スクリュー式粉砕装置」と記載する場合
がある)では、スクリューの回転力によって被処理物を
スクリュー3とケーシング2の内面とによって粉砕しつ
つ混練し、更に、該スクリュー3の羽根3aの間隔が先
端に行くに従って狭くなる様に形成されているので、こ
れにより被処理物をスクリュー3の回転力によって前方
に圧送し、前記トップカバー7の排出孔6から押し出す
様になっている。この押し出しの直前で、前記ケーシン
グ2内の排出孔6の手前に設けられたカッター9によ
り、被処理体の繊維質を切断し、これにより排出孔6か
らの円滑な排出と排出孔6の目詰まりを防止する様にな
っている。
【0007】尚、ケーシング2の内側には、該ケーシン
グ2の長手方向に沿って複数の剪断刃部材4が形成され
ており、図9に概念的に示している要領で被処理物の剪
断による粉砕を行う。即ち、先ず、同図(a)に示して
いる様に、スクリューの回転によって圧送されてきた被
処理物30は、スクリュー羽根3aの外周縁と前記剪断
刃部材4とに挟まれる状態となる。次に、同図(b)に
示している様に、被処理物30は、スクリュー3の回転
(図中矢印方向)によってスクリュー羽根3aの外周縁
と前記剪断刃部材4のテーパ状剪断刃面4aとの間で剪
断力を受け、同図(c)に示している様に、スクリュー
羽根3aの外周縁と前記テーパ状剪断刃面4aとの間に
存在する被処理物30は、両部材の相対運動によって擦
り潰し作用を受け、これによって被処理物中の繊維質は
ほぐされつつ剪断されて粉砕されていく事になる。
【0008】以上の様にして、ケーシング2内に投入さ
れた被処理物30は、次第に小片30a,30bに剪断
されつつ混練され、擦り潰されて、より小さな粒子へと
粉砕されてゆく事になる。特に、スクリュー3の羽根ピ
ッチは、前方ほど狭くなっているので、スクリューの前
方に行くほどスクリューの回転力によって被処理物は圧
縮されて圧密化され、その状態で更に混練作用による擦
り潰しと粉砕作用を受けて、一層細かな粒子へと粉砕さ
れてゆく事になる。
【0009】上記構成のスクリュー式粉砕装置によって
粉砕処理された植物性廃棄物は、繊維質がほぐされ切断
されて通気性に富む、あたかも綿花やもぐさの如き状態
となっているので、適度の水分と温度の環境下におい
て、短期間で容易に好気性醗酵して堆肥化が進行する状
態になっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】係るスクリュー粉砕装
置を用いる方式において、従来は、自治体等が係る装置
を処理センターに設置し、剪定枝や刈り草等の植物性廃
棄物を、その発生現場からトラックで前記処理センター
に移送し、該センターで一括して粉砕処理して堆肥化さ
せ、生成した堆肥を、有償又は無償で需要者に頒布する
方式が採用されており、需要者は、該堆肥をトラック等
で自己の耕作地まで輸送して散布する事になる。
【0011】この方式の場合には、嵩密度の低い剪定枝
や刈り草を処理センターに搬送するには、搬送用トラッ
クが幾度も往復する必要があり、搬送のための燃料消費
の増加をもたらし、堆肥化処理コストが高くなる問題が
ある。又、燃料使用量の増加が炭酸ガス発生量の増加を
もたらす事も最近では新たな問題として浮上している。
一方、生成した堆肥についても、堆肥の需要者は、該堆
肥を自己の耕作地までトラックで搬送する必要があり、
同様に、搬送のための燃料の消費と炭酸ガス発生量の増
加をもたらす事になる。
【0012】又、剪定枝や刈り草等の植物性廃棄物は、
植物が土壌から吸収した栄養分や炭酸同化作用によって
形成された栄養素の集合物であり、これを生育地から他
に搬送する事は、植物性廃棄物発生地からは栄養分が収
奪する事に他ならず、従って剪定枝や刈り草等の植物性
廃棄物が回収された土地には、新たに他の有機肥料や化
学肥料を散布して地力の回復を図る必要が生じる。
【0013】又、比較的少量の植物性廃棄物を扱う一般
農家の場合には、上記スクリュー式粉砕装置を該廃棄物
発生場所に搬送し、その場で該廃棄物を粉砕処理して、
同時にその場に散布する方式も行われている。この場合
には、上記スクリュー式粉砕装置の前記トップカバー7
の排出孔6から粉砕物が排出されるので、該トップカバ
ー7の下方に受け槽を配置し、該受け槽に溜まった粉砕
物を、その都度人力でその場に散布する方式が取られて
おり、結構煩雑な作業となっている。
【0014】本発明は、係る従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであって、先ず、嵩密度の低い植物性廃棄
物自体の搬送を止めて、スクリュー式粉砕装置で粉砕処
理して得られた粉砕物のみの輸送を可能となし、これに
より植物性廃棄物の輸送コストの低減と炭酸ガス発生量
を抑制する事のできる処理装置の提供を第1の目的とす
る。
【0015】更に、植物性廃棄物の粉砕処理を行いつ
つ、同時に、その粉砕物を当該廃棄物の発生場所に戻
し、これにより、当該廃棄物発生場所から養分を収奪し
たり他所に移動させたりする事なく当該土壌に養分を還
元し、化学肥料やその他の肥料の散布が抑制できる処理
装置及び処理方法の提供を第2の目的とする。
【0016】又、上記目的達成のために、植物性廃棄物
の粉砕処理と同時に生成した粉砕物の散布を容易に行う
事のできる処理装置を提供する事を第3の目的とするも
のである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、その特徴とすると
ころは、前記スクリュー式縮混練粉砕装置と、該スクリ
ュー式圧縮混練粉砕装置で処理された粉砕物を貯蔵する
粉砕物コンテナと、前記スクリュー式圧縮混練粉砕装置
から排出された粉砕物を前記粉砕物コンテナに空気搬送
する搬送装置とを有し、該粉砕物搬送装置の搬送用空気
は、前記スクリュー式圧縮混練粉砕装置のトップカバー
の表面に向けて側方から斜めに噴射される様に構成さ
れ、これにより、前記粉砕物をトップカバー表面から吹
き飛ばして前記コンテナに空気搬送する様にした点にあ
る。これにより、植物性廃棄物の発生現場で粉砕し、粉
砕物のみを粉砕物コンテナに収容して搬送する事が可能
となるので、剪定枝や刈り草等の植物性廃棄物を嵩密度
の低い状態で搬送する場合に比して、搬送効率が高ま
り、環境保全に寄与する事になる。
【0018】尚、前記粉砕物の空気輸送に当り、トップ
カバー表面に空気を斜めに吹き付けて粉砕物を吹き飛ば
す様に、送風ダクトをトップカバー面に指向させておく
のが好ましく、これにより、粉砕物を落下させる事なく
確実に吹き飛ばして極めて効率良く空気搬送する事が可
能となる。
【0019】又、前記粉砕物を前記粉砕物コンテナに搬
送する搬送ダクトを可撓性ホースで形成し、且つ前記粉
砕物コンテナと分離可能に構成しておくのが好ましい。
この場合には、該可撓性ホースを粉砕物コンテナから外
し、剪定を行った街路樹の根元に剪定枝の粉砕物を該ホ
ースから散布する事が可能となり、植物性廃棄物の発生
場所に該廃棄物を粉砕物、即ち生肥料として還元できる
ので、土壌の劣化が無くなり、肥料の散布が不要又は削
減可能となる利点がある。
【0020】又、前記粉砕物コンテナを、傾動して内部
の粉砕物を排出可能にしておけば、粉砕物の処理現場に
おける粉砕物の取り出し作業が容易になる。更に、植物
性廃棄物を予め所定の大きさに破砕する破砕機を配置
し、破砕されたチップを前記スクリュー式圧縮混練粉砕
装置に供給する様になすのが好ましく、これにより、処
理対象となる植物性廃棄物の範囲を拡大する事が可能と
なる。
【0021】尚、前記処理装置をトラックに搭載した形
態となせば、街路樹の剪定場所等の廃棄物発生場所に容
易に装置を移動させる事が可能となり、作業効率が向す
る。
【0022】尚、上記処理装置の変形例としては、前記
処理装置から粉砕物コンテナを外してスクリュー式粉砕
装置の前面に粉砕物の空気搬送装置を付設した構造のも
のとなす事も可能である。これにより、スクリュー式粉
砕装置を果樹園等の処理現場に移送し、その場で果樹の
剪定枝を粉砕処理し、同時に空気搬送装置によって果樹
園内に空気散布する事が可能となり、果樹園で発生した
剪定枝は生肥料として還元されるので、当該果樹園の土
壌劣化が防止されると共に、有機肥料による肥沃化が達
成される事になる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、本発明に係る植物性廃棄物の
処理装置をトラックに搭載した場合に側面図であり、図
2は、図1の処理装置の平面図である。両図に示されて
いる通り、本発明の植物性廃棄物処理装置1は、植物性
廃棄物を適当な大きさに破砕して前記スクリュー式粉砕
装置Aのホッパー10に供給する破砕機50と、該破砕
機50で生成したチップを前述の要領で圧縮,混練,粉
砕するスクリュー式粉砕装置Aと、該スクリュー式粉砕
装置Aのトップカバー7の前面に該トップカバー7が露
出する様に形成された粉砕物排出室46と、該粉砕物排
出室46に排出された粉砕物を空気輸送するための粉砕
物搬送装置Bと、該搬送装置Bから空気輸送された粉砕
物を貯蔵する粉砕物コンテナ43と、これらの各機器の
操作盤44とからなり、前記破砕機50、スクリュー式
粉砕装置A及び粉砕物搬送装置Bは、安全上の観点から
カバー51によって覆われており、これらの各機器がト
ラック40に搭載されて搬送可能に構成されている。
尚、スクリュー式粉砕装置Aの駆動源22は、トラック
40のエンジンに連結する事により、トラックのエンジ
ン自体を駆動源となす事もできるが、別途専用発電機と
駆動モーターを搭載する事も可能である。
【0024】上記構成の処理装置1により、剪定枝等の
植物性廃棄物は、先ず破砕機50に供給されて5〜10
cm程度に破砕されて前記スクリュー式粉砕装置Aのホ
ッパ10に投入され、該スクリュー式粉砕装置A内で前
述の要領で粉砕されてトップカバー7から排出される。
該トップカバー7の前面には、前記粉砕物排出室46が
形成されており、該室内に排出された粉砕物は、粉砕物
搬送装置Bによって粉砕物コンテナ43に空気輸送され
る様になっている。
【0025】次に、粉砕物を空気輸送するための粉砕物
搬送装置Bについて、該搬送装置の側面図である図3及
び同上面図である図4を用いて説明する。これらの図面
において、搬送装置Bは、スクリュー式粉砕装置Aのト
ップカバー7の前面周囲を囲む様に形成された粉砕物排
出室46に搬送用空気を供給する送風機(ブロア)42
と、該送風機42と前記粉砕物排出室46とを連結する
送風ダクト45と、前記粉砕物排出室46と粉砕物コン
テナ43とを連結する搬送ダクト47とからなり、該搬
送ダクト47は、前記粉砕物排出室46の出側に形成さ
れた先細りのコーン部46aと前記コンテナ43とフラ
ンジ48a,48bで取外し可能に接続されている。
【0026】ここで特筆すべき事は、図4に示されてい
る様に、前記粉砕物排出室46に送風機42から空気を
供給する送風ダクト45は、前記スクリュー式粉砕装置
Aのトップカバー7の前面に斜め方向から搬送用空気を
吹き付ける様に、該送風ダクト45を前記トップカバー
7に側方から斜めに指向させている点である。該トップ
カバー7から排出される粉砕物を前記粉砕物排出室46
内に落下させ、これに向けて空気を吹き付ける事によっ
て粉砕物を流動化させ、排出空気に載せて粉砕物を空気
輸送する事も可能ではあるが、一旦落下した物を舞い上
がらせるには大きな空気の流動化力が必要となるのに対
し、本発明の如く、搬送空気をトップカバー7に向けて
側方から斜めに噴出させる様にしておけば、該トップカ
バー7の排出孔6から粉砕物が落下する前に吹き飛ばさ
れて舞い上がり、そのまま先細りのコーン部46aで加
速されて流動化した状態で搬送ダクト47に流入する事
になるので、粉砕物排出室46内に粉砕物が滞留する事
なく、特に該粉砕物排出室46底部に堆積する事なく、
粉砕物コンテナ43に円滑に空気輸送される事になる。
【0027】特に、前述の通り、本発明で使用する記ス
クリュー式粉砕装置Aにおいては、被処理物はスクリュ
ー3の回転力によって先端程圧縮されており、粉砕物は
この圧力でトップカバー7の排出孔6内に押し出され、
該トップカバー7の内側のカッター9によって植物繊維
が切断されてシリンダ2内の粉砕物との繋がりが絶たれ
て排出される様になっている。換言すると、シリンダ2
内の粉砕物とトップカバー7の排出孔6内の粉砕物と
は、前記カッター9で植物繊維が切断されるまでは該繊
維によって繋がった状態であり、この繊維が切断される
事によってトップカバー内外の圧力差を押出力として疑
似ペレット状に押し出される様になっている。従って、
内外圧力差が大きい程、粉砕物の押し出し能力は高くな
る。前述の通り、本発明においては、送風機42からの
空気を、トップカバー7に向けて側方から斜めに噴射す
る様にしているので、トップカバー7の表面側の圧力は
負圧となり、通常の大気開放状態に比べて前記シリンダ
2の内外差圧が大きくなって粉砕物の排出能力も向上さ
せる効果もある。
【0028】次に、図5〜図7は、前記粉砕物コンテナ
43の正面図,右側面図及び該コンテナの傾動状態を示
す作動図であり、これら各図面に示されている様に、粉
砕物コンテナ43は、底辺の下端部にはピン結合部53
を介して回動可能に基台55に装着され、ピストンシリ
ンダ装置52の一端部52aを前記基台55に回動可能
に装着し、他端部52bを前記粉砕物コンテナ43の適
所に装着しており、該ピストンシリンダ装置52を作動
させる事によって図7に示した如く、該粉砕物コンテナ
43を傾動可能に構成している。尚、該粉砕物コンテナ
43の前記ピン結合部53が形成された側の壁部には、
下開きの扉49が配置されており、図7に示した如く粉
砕物コンテナ43を傾斜させて扉49を開くと、内部に
貯蔵された粉砕物が重力で排出される様になっている。
【0029】尚、植物性廃棄物には刈り草に代表される
様な細いものから伐採木や伐採枝に代表される太いもの
まであるが、特に河川の刈り草を対象とした専用処理装
置として使用する場合には、前記破砕機50の搭載を省
略して装置の簡略化を図る事も可能である。
【0030】以上の説明は、本発明の一実施例について
の説明であり、本発明は、特許請求の範囲に記載した思
想に基づき、種々の変形例が存在する事は言うまでもな
い。特に、図1〜図7の例は、本発明に係る植物性廃棄
物処理装置1をトラックに搭載した場合の例であるが、
大型装置の場合には、該処置装置1をトレーラに搭載し
て牽引車で牽引して移送できる様になす方式もある。
又、基台に搭載した状態で地上でも使用可能となし、必
要に応じて基台ごとトラックに搭載して処理現場に移送
できる様になす事も可能である。
【0031】又、前記粉砕物搬送装置Bの前記搬送ダク
ト47を前記粉砕物コンテナ43と分離可能となし、且
つ該ダクト47を可撓性ホースで形成する事も可能であ
る。係る構成を採用すると、植物性廃棄物の発生現場で
前記スクリュー式粉砕装置1によって粉砕処理しつつ、
生成した粉砕物を粉砕物搬送装置Bで空気輸送して前記
可撓性ホース47の先端から空気と共に地面に向けて放
出散布する事が可能となる。係る処置は、植物性廃棄物
の発生現場に粉砕物を直ちに戻してやる事になり、換言
すると、その土壌が生育させた樹木を粉砕して好気性醗
酵し易い状態の通気性に富んだ粉砕物として、即ち有機
生肥料として元の土壌に還元する事になる。従って、従
来の如く、その土壌が育成した植物を取り去る事は、そ
の土壌から養分を収奪する事になるが、本発明の如くそ
の土壌に還元してやれば、その土壌の地力を維持する事
が可能となり、化学肥料の散布を軽減或いは省略できる
ので、特に有機農法と称される分野には極めて有効な処
置となる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の植物性廃棄
物の処理装置によれば、スクリュー式粉砕装置の先端に
粉砕物排出室46を形成し、該粉砕物排出室46に露出
しているトップカバー7に向けて側方から空気を噴出さ
せて該トップカバー7から排出される粉砕物を空気輸送
により隣接した粉砕物コンテナ43に搬送する様にして
いるので、粉砕物は前記粉砕物排出室46に滞留する事
なく確実に前記粉砕物コンテナ43に空気輸送される事
になり、従来の如く、前記トップカバー7の前部下方に
配置された粉砕物容器に溜めて、一杯になると、その都
度人力で搬送する方式に比して、合理化と省人化が図ら
れる。又、前記トップカバー7の下方にコンベアを配置
して所定の粉砕物容器等に搬送する場合に比して、設備
の簡素化とコスト低減が可能となる。
【0033】又、係る装置を車両に搭載して搬送可能に
しておけば、該装置を剪定枝等の植物性廃棄物の発生現
場に搬送し、該発生現場で粉砕処理して前記コンテナ4
3内に貯蔵し、堆肥化工場等の粉砕物の処理現場に搬送
する事が可能となるので、従来の嵩密度の低い剪定枝等
を発生現場から処理工場にトラック輸送する場合に比し
て搬送効率が高まり、輸送のためのトラックの燃料消費
量削減が可能となり、炭酸ガス発生量の抑制等、地球環
境保全に寄与する事ができる。
【0034】又、前記粉砕物排出室46と粉砕物コンテ
ナ43とを連結する空気輸送のための搬送ダクト47を
可撓性ホースとなせば、該可撓性ホースを作業員が把持
して任意の方向に指向させる事が可能となるので、剪定
枝や刈り草をその現場で前記スクリュー式粉砕装置によ
って粉砕処理しつつ前記可撓性ホースの先端から粉砕物
を空気散布する事が可能となる。この場合には、その土
壌が生育させた樹木や草を粉砕して好気性醗酵し易い状
態の通気性に富んだ粉砕物として、即ち有機生肥料とし
て元の土壌に還元する事になるので、従来の如く、その
土壌が育成した植物を取り去る事による土壌養分の収奪
が阻止され、その土壌の地力を維持する事が可能とな
り、化学肥料の散布を軽減或いは省略できるので、有機
農法による果樹園や菜園には極めて有効な処置となる。
【0035】特に、本発明では前述のスクリュー式粉砕
装置を用いて植物性廃棄物を粉砕処理しているので、該
廃棄物は、ケーシング内ではスクリューの回転によって
粉砕過程で加圧され混練されて高温になっているので、
該廃棄物中に含まれていた雑草の種子は殺種されてい
る。従って、セイタカアワダチ草やタンポポの如く繁殖
力の強い雑草の場合でも、その粉砕物の種子は完全に殺
種されているので、これらの雑草の粉砕物をそのまま有
機生肥料として散布しても、これによる雑草の繁茂は生
じる事はない。
【0036】以上の通り、本発明は、自然環境の維持に
最適な植物性廃棄物処理装置と処理方法を提供するもの
であるので、有機農法による果樹園では、果樹の剪定枝
や下草刈りをした刈り草を、その場で好気性醗酵し易い
状態に粉砕処理して散布したり、河川の土手の雑草刈を
した刈り草を、同様にその場で粉砕処理して散布した
り、街路樹の剪定枝を剪定しながら粉砕処理して街路樹
の根元に散布したり、公園の樹木の剪定枝や刈り草を、
同様にその場で粉砕処理して散布する等、剪定枝や刈り
草の輸送が不要となり、又、これらを焼却処分するため
の燃料も不要となるので、地球環境維持改善の観点から
も、極めて有効な技術であり、その社会的貢献は大なる
ものが期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る植物性廃棄物処理装置の1実施例
を示す車載型処理装置の側面図である。
【図2】図1の車載型処置装置本体の平面図である。
【図3】図1の装置に使用した粉砕物搬送装置の右側面
図である。
【図4】図3の粉砕物搬送装置の平面図である。
【図5】図1の装置に使用した粉砕物コンテナの正面図
である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】図5の粉砕物コンテナの作動状態を示す正面図
である。
【図8】本発明で使用する植物性廃棄物のスクリュー式
圧縮混練粉砕装置の要部断面図である。
【図9】図8のスクリュー式圧縮混練粉砕装置の要部縦
断面図である。
【符号の説明】
A スクリュー式圧縮混練粉砕装置 B 粉砕物搬送装置 1 植物性廃棄物処理装置 2 ケーシング 3 スクリュー 6 排出孔 7 トップカバー 9 カッター 10 ホッパー 30 被処理物 40 トラック 42 送風機 43 粉砕物コンテナ 44 操作盤 45 送風ダクト 46 粉砕物排出室 47 搬送ダクト 50 破砕機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA01 AA12 AC07 BA04 CA04 CA15 CB12 CB13 CB47 CB50 4D065 CA18 CB10 CC01 DD20 DD24 EB20 ED03 ED14 ED18 ED27 4D067 DD03 DD04 DD06 GA11 GA20 GB03 GB07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剪定枝や刈り草等の植物性廃棄物を粉砕
    処理する植物性廃棄物の処理装置であって、 後端部に被処理物を投入するホッパー(10)を備え先
    端に該被処理物の粉砕物を排出する排出孔(6)を有す
    るトップカバー(7)を備えてなるケーシング(2)
    と、該ケーシング(2)内に設けられ前記ホッパー(1
    0)から投入された前記被処理物を圧縮混練粉砕しなが
    ら前記ケーシング(2)の先端のトップカバー(7)側
    に圧送するスクリュー(3)と、該スクリューの回転駆
    動装置(22)と、を有するスクリュー式圧縮混練粉砕
    装置(A)と、 該スクリュー式圧縮混練粉砕装置(A)で処理された粉
    砕物を貯蔵する粉砕物コンテナ(43)と、 前記スクリュー式圧縮混練粉砕装置(A)のトップカバ
    ー(7)の前面に該トップカバー(7)の外面が露出す
    る様に形成された粉砕物排出室(46)と、該粉砕物排
    出室(46)内に送風して前記スクリュー式圧縮混練粉
    砕装置(A)から該粉砕物排出室(46)に排出された
    粉砕物を前記粉砕物コンテナ(43)に空気搬送する粉
    砕物搬送装置(B)と、を有し、 該粉砕物搬送装置(B)の搬送用空気は、送風機(4
    2)から前記粉砕物排出室(46)内に露出している前
    記トップカバー(7)の表面に向けて側方から斜めに噴
    射される様に構成され、これにより、前記トップカバー
    (7)の表面に排出された前記粉砕物を吹き飛ばして前
    記粉砕物排出室(46)から前記粉砕物コンテナ(4
    3)に粉砕物を空気搬送する様にしてなる事を特徴とす
    る植物性廃棄物の処理装置。
  2. 【請求項2】 前記送風機(42)と前記粉砕物排出室
    (46)とを連結する送風ダクト(45)が、前記トッ
    プカバー(7)の表面に向けて側方から指向する様に配
    置されてなる請求項1に記載の植物性廃棄物の処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記粉砕物排出室(46)と前記粉砕物
    コンテナ(43)とを連結する搬送ダクト(47)は可
    撓性ホースで形成され、且つ前記粉砕物コンテナ(4
    3)と連結部(48b)において分離可能に構成されて
    いる請求項1又は2に記載の植物性廃棄物の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記粉砕物コンテナ(43)は、傾動し
    て内部の粉砕物を排出可能に構成されている請求項1乃
    至3のいずれかに記載の植物性廃棄物の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記植物性廃棄物を所定の大きさに破砕
    する破砕機(50)が設けられており、該破砕機(5
    0)で破砕されて生成したチップを前記スクリュー式圧
    縮混練粉砕装置(A)のホッパー(10)に供給する様
    にしてなる請求項1乃至4のいずれかに記載の植物性廃
    棄物の処理装置。
  6. 【請求項6】 前記植物性廃棄物の処理装置を車両に搭
    載してなる請求項1乃至5のいずれかに記載の植物性廃
    棄物の処理装置。
  7. 【請求項7】 剪定枝や刈り草等の植物性廃棄物を粉砕
    処理する植物性廃棄物の処理装置であって、 後端部に被処理物を投入するホッパー(10)を備え先
    端に該被処理物の粉砕物を排出する排出孔(6)を有す
    るトップカバー(7)を備えてなるケーシング(2)
    と、該ケーシング(2)内に設けられ前記ホッパー(1
    0)から投入された前記被処理物を圧縮混練粉砕しなが
    ら前記ケーシング(2)の先端のトップカバー(7)側
    に圧送するスクリュー(3)と、該スクリューの回転駆
    動装置(22)と、を有するスクリュー式圧縮混練粉砕
    装置(A)と、 前記トップカバー(7)の前面に該トップカバー(7)
    の外面が露出する様に形成された粉砕物排出室(46)
    と、該粉砕物排出室(46)内に送風して前記スクリュ
    ー式圧縮混練粉砕装置(A)から該粉砕物排出室(4
    6)に排出された粉砕物を空気搬送する粉砕物搬送装置
    (B)と、を有し、 該粉砕物搬送装置(B)の搬送用空気は、送風機(4
    2)から前記粉砕物排出室(46)内に露出している前
    記トップカバー(7)の表面に向けて側方から斜めに噴
    射される様に構成され、これにより、前記トップカバー
    (7)の表面に排出された前記粉砕物を吹き飛ばして、
    前記粉砕物排出室(46)から搬送ダクト(47)を通
    して空気搬送する様にしてなる事を特徴とする植物性廃
    棄物の処理装置。
  8. 【請求項8】 前記送風機(42)と前記粉砕物排出室
    (46)とを連結する送風ダクト(45)が、前記トッ
    プカバー(7)の表面に向けて側方から指向する様に配
    置されてなる請求項7に記載の植物性廃棄物の処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記搬送ダクト(47)は、可撓性ホー
    スで形成されている請求項7又は8に記載の植物性廃棄
    物の処理装置。
  10. 【請求項10】 剪定枝や刈り草等の植物性廃棄物の処
    理方法であって、 後端部に被処理物を投入するホッパー(10)を備え先
    端に該被処理物の粉砕物を排出する排出孔(6)を有す
    るトップカバー(7)を備えてなるケーシング(2)
    と、該ケーシング(2)内に設けられ前記ホッパー(1
    0)から投入された前記被処理物を圧縮混練粉砕しなが
    ら前記ケーシング(2)の先端のトップカバー(7)側
    に圧送するスクリュー(3)と、該スクリューの回転駆
    動装置(22)と、を有するスクリュー式圧縮混練粉砕
    装置(A)と、 前記トップカバー(7)の前面に該トップカバー(7)
    の外面が露出する様に形成された粉砕物排出室(46)
    と、該粉砕物排出室(46)内に送風して前記スクリュ
    ー式圧縮混練粉砕装置(A)から該粉砕物排出室(4
    6)に排出された粉砕物を空気搬送する粉砕物搬送装置
    (B)と、を有し、 且つ、該粉砕物搬送装置(B)の搬送用空気は、送風機
    (42)から前記粉砕物排出室(46)内に露出してい
    る前記トップカバー(7)の表面に向けて側方から斜め
    に噴射される様に構成され、 これにより、前記トップカバー(7)の表面に排出され
    た前記粉砕物を吹き飛ばして可撓性搬送ホース(47)
    を通して前記粉砕物排出室(46)から空気搬送する様
    にしてなる植物性廃棄物処理装置(1)を使用し、 該植物性廃棄物処理装置(1)を剪定枝発生場所或いは
    刈り草発生場所等の植物性廃棄物発生場所に搬送し、当
    該場所にて前記処理装置(1)を用いて処理して得られ
    た前記植物性廃棄物の粉砕物を、前記搬送ホース(4
    7)から当該場所に空気散布する事を特徴とする植物性
    廃棄物の処理方法。
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