JP2003111170A - 家電機器、家電サーバ装置及び中継装置 - Google Patents

家電機器、家電サーバ装置及び中継装置

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JP2003111170A JP2001298259A JP2001298259A JP2003111170A JP 2003111170 A JP2003111170 A JP 2003111170A JP 2001298259 A JP2001298259 A JP 2001298259A JP 2001298259 A JP2001298259 A JP 2001298259A JP 2003111170 A JP2003111170 A JP 2003111170A
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健 斉藤
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圭一 寺本
Nobuyuki Kadoma
信行 門間
Hiroyuki Aizu
宏幸 会津
Shuichi Hisama
修一 久間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置環境が異なる家電機器の遠隔地からの管
理を容易に実現する。 【解決手段】 ユーザがTV装置12のWebブラウザ
124を操作し、サービスの利用を要求すると、サービ
スの提供を受ける家電機器(空調装置22)の家電ID
を含むサービス提供要求がルータ装置19,ネットワー
ク30を介して家電サーバ装置40に供給される。家電
サーバ装置40のHTTPd42aは、これに応じて当
該要求されたサービスの提供を受けるための制御プログ
ラムを、家電IDに対応する家電機器(空調装置22)
に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家電機器、公衆ネ
ットワーク経由で家電機器にサービスを提供する家電サ
ーバ装置及び家電装置と家電サーバ装置間の通信を中継
する中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、他の情報処理装置等との通信機能
を備えた家電機器が開発されている。例えばテレビジョ
ン装置,録画装置,音響装置等のいわゆる音響映像機器
間の通信プロトコルとして、IEEE1394が知られ
ている。このIEEE1394では、映像音響機器間の
通信手順等が規定されており、映像音響機器間の連携し
た動作が可能になっている。
【0003】また、例えば空調装置,給湯管理装置,照
明装置,洗濯機,冷蔵庫,電子レンジ等の電力系家電機
器(いわゆる白物家電機器)間のインターフェースで使
用し得るプロトコルとしてエコーネット(ECHONE
T)が知られている。このエコーネットでは、電波,赤
外線等の無線回線を用いて通信を行うものの他、電灯線
等の有線回線を用いて通信を行うものが規格化されてい
る。また、このエコーネットでは、各機器が有する機能
をオブジェクトとして定義しており、制御手順の統一が
図られている。このようなエコーネットを用いることに
より、家電機器間の連携動作,集中管理等が可能になっ
ている。
【0004】また、これらのプロトコルでは、そのまま
ではインターネット等のネットワークと直接通信するこ
とができないため、これらのネットワークで一般的に用
いられているTCP/IPプロトコルとの変換を行うゲ
ートウェイ装置が開発されている。このようなゲートウ
ェイ装置を用いることにより、ネットワークを介して接
続された複数の家電機器を遠隔地から制御することがで
きるようになっている。
【0005】ユーザ毎の環境の違いあるいはユーザ毎の
要求の違いを吸収するために、上述のような家電機器に
対して、ネットワーク経由で、遠隔地からの管理を受け
るプログラムをダウンロードしたり、予め家電機器に遠
隔地からの管理を受けるプログラムを格納しておき、ネ
ットワーク経由で遠隔地からの管理を受け入れる動作状
態とすることが望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように全ての家電機器で統一された通信プロトコルは確
立されていないため、家電機器で利用できる通信プロト
コルは、当該家電機器が設置される環境によって様々で
ある。
【0007】また、全ての設置環境に対応できるよう
に、全ての通信プロトコルに対応したプログラムを予め
各々の家電機器に実装しておくことは、コストの制約等
の観点から困難であった。
【0008】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、設置環境が異なる家電機器の遠隔地からの管
理を容易に実現することができる家電機器,家電サーバ
装置、ゲートウェイ装置及び家電制御システムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
めに、本発明の請求項1に係る家電機器は、公衆ネット
ワークを介してサービスを提供する家電サーバ装置にサ
ービスの利用を申し込む家電機器であって、複数のカテ
ゴリに属し,家電サーバ装置と通信を行い得る家電機器
間で重複のないように予め割り当てられた固有の識別情
報を保持する識別情報保持手段と、構内ネットワーク又
は公衆ネットワークを介して家電サーバ装置と通信を行
う通信手段と、同一の所有者の家電機器の識別情報を所
有者毎に保持し,所有者毎にサービスの提供を管理する
家電サーバ装置に,当該家電機器(第1の家電機器)の
識別情報と当該家電機器の所有者の家電機器(第2の家
電機器)に対するサービスの提供要求を送信するサービ
ス要求手段とを備えることを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項4に係る家電機器
は、公衆ネットワークを介してサービスを提供する家電
サーバ装置から提供されるサービスを利用する家電機器
であって、複数のカテゴリに属し,家電サーバ装置と通
信を行い得る家電機器間で重複のないように予め割り当
てられた固有の識別情報を保持する識別情報保持手段
と、構内ネットワーク又は公衆ネットワークを介して家
電サーバ装置と通信を行う通信手段と、同一の所有者の
家電機器の識別情報を所有者毎に保持し,所有者毎にサ
ービスの提供を管理する家電サーバ装置が,サービス要
求を送信する家電機器(第1の家電機器)が送信した家
電機器の識別情報と当該家電機器(第2の家電機器)に
対するサービスの提供要求に応じて送信するサービス利
用ソフトウェア又は当該家電機器に予め組み込まれたサ
ービス利用ソフトウェアの起動を指示するコマンドを通
信手段を介して受信する受信手段と、受信したサービス
利用ソフトウェア又はコマンドに応じて当該サービス利
用ソフトウェアを実行し,家電サーバからのサービスの
提供を受けるサービス利用手段とを備えることを特徴と
する。
【0011】家電機器とは、家庭等において用いられる
電子機器等を言い、例えば空調装置,給湯管理装置,照
明装置,洗濯機,冷蔵庫,電子レンジ等の電力系家電機
器いわゆる白物家電機器の他、テレビジョン装置,録画
装置,音響装置等のいわゆる音響映像機器が含まれる。
【0012】また、本発明の請求項12に係る家電サー
バ装置は、公衆ネットワークを介して家電機器に対する
サービスを提供する家電サーバ装置であって、複数のカ
テゴリに属し,当該家電サーバ装置と通信を行い得る家
電機器間で重複のないように予め割り当てられた固有の
識別情報を所有者毎に保持する識別情報保持手段と、サ
ービスの利用を要求する家電機器(第1の家電機器)か
ら送信された当該第1の家電機器の識別情報と,サービ
スを利用する家電機器(第2の家電機器)を示す情報を
含むサービスの利用要求を受信する受信手段と、識別情
報保持手段を参照して,受信した第1の家電機器の識別
情報に対応する所有者が受信した第2の家電機器を示す
情報に対応する家電機器を所有しているか否かを確認す
る確認手段と、確認手段が,サービスの利用要求に対応
する所有者が第2の家電機器を所有していることを確認
した場合に,第2の家電機器宛てにサービス利用ソフト
ウェア又は当該家電機器に予め組み込まれたサービス利
用ソフトウェアの起動を指示するコマンドを送信する送
信手段とを備えることを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項22に係る中継装置
は、公衆ネットワーク経由で接続された家電サーバ装置
が提供するサービスを利用する家電機器が接続された構
内ネットワークと前記家電サーバ装置間に設置される中
継装置であって、家電機器には、構内ネットワーク内で
のみ有効なアドレス(ローカルアドレス)が割り当てら
れており、構内ネットワークを介して家電装置から受信
した家電サーバ装置のアドレス又はアドレスを示す情報
を有する中継要求を受信する受信手段と、受信した中継
要求中の家電サーバ装置のアドレス又はアドレスを示す
情報に応じて、公衆ネットワークを介して家電サーバ装
置に対する送信を行う送信手段とを備えることを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、例えば家電機器を一括
して管理する家電制御システムに適用することができ
る。
【0015】第1の実施形態 (構成)本発明を適用した第1の実施形態に係る家電制
御システムは、例えば図1に示すように、例えば建物1
内に設置された第1の10,第2のネットワーク20等
のプライベートネットワークと、これらのネットワーク
10,20と建物1外部の第3のネットワーク(インタ
ーネット等の公衆ネットワーク)30を介して接続され
た家電サーバ装置40,端末装置50と、基地局65,
ゲートウェイ装置60を介してネットワーク30に接続
される携帯端末装置70とを備えている。
【0016】第1のネットワーク10は、例えば音響映
像(AV:Audio Visual)系の家電機器が接続されるネ
ットワークであり、例えば物理層としてIEEE139
4等のプロトコルを用いた有線ネットワークからなる。
このネットワーク10は、例えば有線回線11を介して
接続されたテレビジョン受像機(TV装置)12,磁気
テープ,磁気ディスク,光ディスク等の記録媒体を用い
て画像情報の記録/再生を行う録画装置13と、磁気テ
ープ,磁気ディスク,光ディスク,メモリ等の記録媒体
を用いて音楽等の音声情報の記録/再生を行う音響装置
14と、有線回線11とネットワーク30との物理層の
プロトコル変換,経路制御等を行うルータ装置19を備
えている。
【0017】TV装置12は、例えば有線回線11との
通信を行う通信I/F121と、例えばリモコン,本体
に設けられたスイッチ等を介してユーザからの指示を入
力する入力部122と、画像,データ等の放送を受信す
る受信部123と、HTTPd42aによって提供され
るコンテンツ等を取得するWebブラウザ124と、受
信部が受信した画像あるいはユーザに対する指示の要求
を示す画像等を表示する表示部125と、装置全体の動
作を制御する制御部126と、個々の機器毎に固有の家
電IDを保持する家電ID保持部129とを備えてい
る。
【0018】このTV装置12は、例えば家電サーバ装
置40によって提供されるサービス(例えばコンテンツ
配信)あるいは当該家電サーバ装置40によって提供さ
れるサービスの申し込みサービスを利用し得るようにな
っている。
【0019】ルータ装置19は、例えばネットワーク3
0との通信を行う通信I/F291と、ネットワーク1
0との通信を行う通信I/F292と、経路制御等の処
理を実行するルーティング制御部193とを備えてい
る。
【0020】また、第2のネットワーク20は、例えば
電力系の家電機器いわゆる白物家電機器が接続されるネ
ットワークであり、例えば物理層として無線通信プロト
コルを用いた無線ネットワークからなる。このネットワ
ーク20は、無線回線21を介して接続された空調装置
22,給湯管理装置23,冷蔵庫24,電子レンジ25
(一部図示せず)と、無線回線21とネットワーク30
との経路制御等を行うルータ装置29を備えている。な
お、このネットワーク20は、この無線ネットワークに
限られず、例えば電力線等を通信路として用いる有線ネ
ットワーク等としてもよい。
【0021】空調装置22は、例えば無線回線21を介
してルータ装置29との通信を行う無線通信I/F22
1と、例えばリモコン,本体に設けられたスイッチ等を
介してユーザからの指示を入力する入力部222と、例
えば赤外線,IEEE802.11あるいはBluet
ooth(商標)等を用いて上述のルータ装置29と無
線通信を行う無線通信I/F223と、室温を測定する
温度センサ224と、例えばコンプレッサー,熱交換機
等を有する室外機を制御する室外機制御部225と、家
電サーバ装置40を介して供給される指示等に応じて室
外機制御部225等の動作を制御する制御部226と、
個々の機器毎に固有の家電IDを保持する家電ID保持
部229とを備えている。
【0022】給湯管理装置23は、例えば例えば無線回
線21を介してルータ装置29と通信を行う通信I/F
231と、表示画面を有する表示部232と、ユーザか
らの指示を入力する入力部233と、表示部232,入
力部233等を制御する制御部234とを備えている。
【0023】冷蔵庫24は、例えば無線回線21を介し
てルータ装置29と通信を行う通信I/F241と、表
示画面を有する表示部242と、ユーザからの指示を入
力する入力部243と、表示部242,入力部243等
を制御する制御部244とを備えている。
【0024】電子レンジ25は、例えば無線回線21を
介してルータ装置29と通信を行う通信I/F251
と、表示画面を有する表示部252と、ユーザからの指
示を入力する入力部253と、表示部252,入力部2
53等を制御する制御部254とを備えている。
【0025】ルータ装置29は、例えばネットワーク3
0との通信を行う通信I/F291と、上述の通信I/
F221と無線通信を行う無線通信I/F292と、経
路制御等の処理を実行するルーティング制御部293と
を備えている。
【0026】ネットワーク30は、例えばISDN,C
ATV,ADSL,アナログ専用線等の伝送路としてメ
タルケーブルを用いたネットワークあるいはFTTH等
の伝送路として光ファイバを用いたネットワークからな
り、このネットワーク30では、例えばTCP/IPプ
ロトコル用いて通信を行うようになっている。あるい
は、ネットワーク30の内の建物1内の部分を、例えば
IEEE802.3等のネットワークを用い、建物1外
の部分を上述のようなネットワークによって構成するよ
うにしてもよい。
【0027】家電サーバ装置40は、例えばMPU,メ
モリ,HDD等の補助記憶装置を有する情報処理装置か
らなり、上述の各ネットワーク10,20に接続された
機器の動作の制御等の処理を実行する。この家電サーバ
装置40は、通信インタフェース(I/F)41と、端
末装置50あるいは携帯端末装置70からの指示に従っ
て、各ネットワーク10,20に接続されている機器の
制御等のサービスあるいは当該サービスの申し込みサー
ビス等を提供するサービス提供部42と、該サービス提
供部がサービスの提供のために用いるデータ等を保持す
るデータベース(DB)43とを備えている。
【0028】通信I/F41は、サービス提供部42に
よって提供するサービスをネットワーク30経由で利用
するための通信制御等を実行する。
【0029】サービス提供部42は、例えばTV装置1
2,端末装置50,70等で機能しているWebブラウ
ザをフロントエンドとしてサービスの提供を行うHTT
Pサーバ(HTTPd)42aと、DB43に対するア
クセス等の制御を行うDBエンジン42bとを備えてい
る。また、DB43は、個々のユーザ(顧客)について
の情報を保持する顧客DB42aと、個々の家電機器に
ついての機能等の情報を保持する家電DB42bとを備
えている。
【0030】なお、上述の構成では、ネットワーク10
とネットワーク20に各々ルータ装置19,29を設け
ているが、有線回線11と無線回線21各々に対応した
通信I/Fを有する1台のルータ装置のみを設けるよう
にしてもよく、あるいはネットワーク10又はネットワ
ーク20を細分化して3台以上のルータ装置を設ける構
成としてもよい。
【0031】上述のTV装置12,空調装置22,…
は、各々TCP/IPプロトコルを実装したいわゆる
「ネットワーク家電」である。これらのTV装置12,
空調装置22,…には、各々ネットワーク30に接続さ
れる全ての機器に対して重複のない固有のIPアドレス
(グローバルアドレス)が割り当てられている。このI
Pアドレスのバージョンは、IPv4であってもIPv
6であってもよいが、ネットワーク20に接続されてい
る各家電機器22,23とルータ装置29とで同じバー
ジョンのIPアドレスとする。
【0032】また、この家電制御システムでは、家電サ
ーバ装置40で管理する全ての機器に対して各々少なく
とも1つの固有の識別情報(家電ID)が割り当てられ
ている。この家電IDは、機器の製造業者が異なっても
重複がないように管理されている。この家電IDは、改
変できないように例えば製造時において家電ID保持部
129,229に埋め込まれて保持されている。さら
に、必要な場合には、暗号化等の方法により、家電ID
が直接知られることがないように保持されている。具体
的には、例えば制御部126、226を構成するICチ
ップ内等のレジスタ等として実装することができる。
【0033】家電IDとしては、IPアドレス(グロー
バルアドレス),Bluetooth−ID,IEEE
1394のEUI64等のMAC(Media Access Contr
ol)アドレスをそのまま用いることもできる。これらの
アドレスは、本来的に個々の機器毎で重複がないように
管理されているため、これらを家電IDとして流用する
ことにより、家電IDの管理負担の低減に寄与すること
ができる。なお、このように他のアドレスを家電IDと
して流用する場合であっても、これらのアドレスと家電
IDとは論理的に別の意味を有する独立した値として管
理され、家電サーバ装置40が個々の家電機器を識別す
るために用いられる。
【0034】顧客DB43aには、例えば図2に示すよ
うに、個々のユーザを識別するための情報(ユーザ
名)、当該ユーザについて情報(ユーザ情報)、当該ユ
ーザが所有する全ての家電機器の家電ID(所有家電の
家電ID)、当該家電機器の種別及び型番を示す情報
(種別・型番)、当該家電機器までの通信方法を示す情
報(アクセス:例えばIPv6かIPv4か等)、当該
所有家電機器のアドレス(アドレス)及び当該所有家電
機器の遠隔制御の可否を示す情報(遠隔制御可否)を対
応付ける対応テーブルが格納されている。
【0035】なお、前記家電機器のアドレスについて
は、IPアドレスの値そのものであっても良いし、家電
機器に割当てられるネーム(例えばDNSネーム)の値
であっても良い。ネームである場合には、まず家電サー
バ装置は、このネームの値をIPアドレスに変換する作
業を最初に行う必要がある。
【0036】ユーザ名は個々のユーザに固有の情報であ
れば足り、例えば顧客番号等の管理上の便宜的に付与す
る情報としてもよい。
【0037】ユーザについての情報は、例えば当該ユー
ザの住所、氏名、年齢、職業、電話番号、ネットワーク
接続サービスの提供者(プロバイダ)、電子メールアド
レス、当該ユーザの好み等を示す情報からなる。また、
ユーザについての情報の記述方法は、ある一人のユーザ
ではなく、例えば世帯主の情報を代表として、その一家
の機器を全て包含するようにしても良いし、ある会社が
保有する家電機器について、その会社名を所有者として
登録しておいても良い。
【0038】また、所有家電の家電IDは、上述の家電
ID保持部129、229に保持されている家電IDで
ある。この家電IDは、ユーザが家電機器を購入する際
に、当該ユーザの氏名等に対応付けてDBエンジン42
bに入力する。具体的には、例えばユーザが家電機器を
購入する際に、販売店等から住所、氏名等を記入する用
紙を提供し、ユーザが記入した内容を、例えば販売店の
店員等がネットワーク30経由で家電サーバ装置40に
接続された端末装置等を介して入力し、入力された情報
を当該端末装置がDBエンジン42bに供給する。
【0039】あるいは、この購入時に家電サーバを介し
た遠隔操作等のサービスの利用の申し込みを受け付けて
もよい。この場合、例えば住所、氏名等と共に利用する
サービスを特定する情報を記入する利用申込書をユーザ
に提供し、ユーザが利用申込書に記入した、住所、氏
名、年齢、職業、電話番号、電子メール、好み等の情報
と利用するサービスを示す情報及び購入した機器の家電
IDを、上述と同様に販売店の店員等が端末装置等を介
してDBエンジン42bに供給する。
【0040】上述のようにDBエンジン42bに供給さ
れた情報は、DBエンジン42bを介して顧客DB43
aに供給され、ユーザが購入した家電機器を示す家電I
D等の情報が、当該ユーザのユーザ名,ユーザ情報に対
応付けて顧客DB43a中の対応テーブルに記録され
る。
【0041】なお、利用申込書の各項目の記入は、サー
ビスの提供に必要なもののみ必須としておき、必ずしも
必要ないものはユーザの任意としておいてもよい。ま
た、ユーザの住所,氏名等の情報及び家電IDの登録
は、機器の購入時ではなく、購入後随時、あるいは家電
サーバが提供するサービスの利用を申し込む際等であっ
てもよい。この申し込みは、例えばユーザからの電話あ
るいはユーザから郵送されてきた申込用紙に応じて家電
サーバ装置40の操作者等がDB43に入力するように
してもよいが、ユーザがネットワーク10、20、また
はネットワーク30に接続された端末装置で実行されて
いるWebブラウザを操作してHTTPd42a経由で
入力するようにしてもよい。
【0042】この顧客DB43a中では、ユーザ名毎あ
るいは同一のユーザ名及び住所等のユーザ情報の少なく
とも一部が同一であるユーザ毎に、登録された機器の家
電ID等を管理する。この図2中では、ユーザ名、住所
等の条件が全て同一であるユーザ毎に、当該ユーザが所
有する家電機器についての情報を管理するようにしてい
る。
【0043】顧客DB43aをこのような構成とするこ
とにより、ユーザ名あるいはユーザ情報を検索キーとし
て当該ユーザが所有する家電機器の一覧を検索すること
ができるようになっている。
【0044】また、この顧客DB43aには、各々の機
器の家電IDに対応付けて、家電機器の種別(例えばT
V装置、録画装置、空調装置、給湯管理装置等の別)、
家電機器の製造者/型番、製造年月日、購入履歴、メン
テナンス記録等を示す情報が記録されている。
【0045】また、この顧客DB43aには、上述の図
2に示すように、家電サーバから当該家電機器までのア
クセス方法(図2中の「アクセス」:インターネット等
のネットワーク,電話あるいはその他の方法等の別を示
す情報、常時接続,必要時に接続を設定するいわゆるダ
イヤルアップあるいはその他の方法等の別を示す情報
と、途中にアドレス変換等が入ることがあるかを示す情
報等)、当該家電機器のアドレス(IPアドレス,電話
番号,プロキシサーバ等のアドレスを示す情報と、アク
セス方法を示す情報等)が各々の家電機器の家電IDに
対応付けて記録されている。
【0046】なお、家電機器の購入時あるいはサービス
の申し込み時には、家電IDに対応する情報の一部が空
欄になっている場合もあり得る。例えば家電機器のIP
アドレスは、当該家電機器をネットワークに接続する際
に設定するため、購入時には不明である場合が一般的で
あると考えられる。
【0047】この場合、サービスの提供が開始される前
に、上述の図2中のアクセス、アドレス等の情報を登録
する。具体的には、例えばユーザが購入した家電機器を
宅内のネットワーク20等に接続する際に、この家電機
器にIPアドレスが割り当てられる。この後、当該家電
機器は、ルータ装置29等を介してDBエンジン42b
宛てに、自機器の家電IDと割り当てられたIPアドレ
ス(IPv4アドレス、IPv6アドレス、DNSネー
ム等)及びアクセス方法を示す情報を供給して登録を要
求する。各家電機器は、予め家電サーバ装置40のアド
レス,家電サーバ装置40までのアクセス方法等を保持
しており、各家電機器は、これらに応じて家電サーバ装
置40に家電ID,IPアドレス等を供給する。
【0048】このように家電ID,IPアドレス等が供
給されると、家電サーバ装置40のDBエンジン42b
は、供給された家電ID,IPアドレス等を顧客DB4
3aに登録する。
【0049】なお、顧客DB43aは、この図2に示す
構成に限定されるものではなく、例えばこの顧客DB4
3aと同様な論理的な構造を有しているが、物理的には
複数のファイル等に分散されて格納されており、これら
をポインタで対応付けすることによって構成するように
してもよい。
【0050】また、家電DB43bには、例えば図3に
示すように、個々の家電機器毎に利用可能な機能が、こ
この家電機器を識別するための情報(種別,型番)に対
応付けられて保持されている。また、この家電DB43
bに、家電ID、または製品型番等に対応付けて家電機
器についての情報、例えば外形寸法,消費電力等の仕様
あるいは当該家電機器の概観を示す画像等を格納してお
くようにしてもよい。
【0051】(動作) (1)家電機器に対するプログラムの供給 ところで、上述のTV装置12,空調装置22等の家電
機器は、通信I/F121あるいは無線通信I/F22
1を介した外部との通信メッセージ等に応じて動作の管
理を行い得るように構成されている。このため、これら
の機器と家電サーバ装置40を接続し、家電サーバ装置
40から提供されるサービスを利用する動作状態とすれ
ば、例えば遠隔操作,リモートメンテナンスあるいはソ
フトウェア配信等の家電サーバ装置40が提供するサー
ビスを利用することができるようになる。
【0052】この実施形態では、各ネットワーク10,
20に接続される家電機器にはTCP/IPプロトコル
が実装されているため、ルータ装置19,29を介して
ネットワーク30に接続すれば家電サーバ装置40と通
信を行うことができるようになる。
【0053】各家電機器の制御部は、予め、例えばサー
ビスを提供する家電サーバ装置40のアドレスを示すU
RL(Unified Resource Locator)等の情報(例えば
「server.kaden.co.jp」等)を保持している。あるい
は、IPアドレス(例えば「Z」等)をそのまま保持し
ておくようにしてもよい。
【0054】あるいは、例えばTV装置12の受信部1
23等が受信したデータからサービスを提供する家電サ
ーバ装置40のアドレスを取得するようにしてもよい。
具体的には、例えばサービスを提供する家電機器(例え
ば空調装置22)のコマーシャル等の映像に対応付け
て、当該家電機器を識別するための情報と、当該家電機
器に対するサービスを提供する家電サーバ装置40のア
ドレスを供給する。
【0055】あるいは、ユーザが別途、家電サーバ装置
40のアドレスを取得し、取得したアドレスを例えばW
ebブラウザ124等を介して入力し、入力したアドレ
スを当該サービスの提供を受ける家電機器に供給するよ
うにしてもよい。
【0056】また、家電サーバ装置40が提供するサー
ビスをユーザが実際に利用するためには、家電機器に当
該サービスを利用するための処理を実行するためのプロ
グラムを提供するか、予め、家電機器に実装されている
当該プログラムを実行可能な状態にする必要がある。
【0057】ところで、家電サーバ装置40に対するサ
ービスの提供等の要求は、ユーザからの指示を入力する
入力機能とユーザに対する指示等を表示する表示機能を
有する端末装置50,携帯端末装置70あるいはTV装
置12等の機器を用いて行うようになっている。
【0058】例えば空調装置22に対する遠隔操作のサ
ービスの提供を受ける場合には、ユーザは、例えばTV
装置12を操作して、家電サーバ装置40に当該遠隔制
御のサービスの提供を要求する。
【0059】具体的には、例えば図4に示すように、ユ
ーザがTV装置12のWebブラウザ124が表示部1
25に表示させる申し込みフォーム等にユーザが上述の
住所,氏名等の情報等を入力して空調装置22の遠隔制
御サービスの申し込みを指示する(S1)。この申し込
みフォームは、例えば上述の家電IDと同様に、TV装
置12に予め格納しておいてもよい。あるいは、申し込
むフォームのURLのみTV装置12に格納しておき、
ユーザからの指示に応じてWebブラウザ124が当該
URLから申し込みフォームを取得するようにしてもよ
い。
【0060】ユーザが、申し込みフォームに入力された
住所,氏名等のユーザについての情報と家電ID(この
場合では、TV装置12の家電IDである”A”),提
供を要求するサービス(この場合では、空調装置22の
遠隔制御)を識別するための情報等を入力すると、We
bブラウザ124はこれらの情報を含む申し込みメッセ
ージを生成し、これを暗号化して家電サーバ装置40宛
てに送信する。具体的には、この申し込みメッセージ
は、例えばSSL(Secure Sockets Layer)等の手順に
よって暗号化されて送信される。送信された申し込みメ
ッセージは、通信I/F121,ルータ装置19及びネ
ットワーク30を介して家電サーバ装置40に供給され
る(S2)。なお、TV装置12の家電IDは、ユーザ
が入力しなくとも、自動的に家電サーバ装置40に渡さ
れるような構成となっていても良い。
【0061】供給された申し込みメッセージは、通信I
/F41,HTTPd42aを介してDBエンジン42
bに供給される。DBエンジン42bは、供給された申
し込みメッセージ中の家電IDを抽出し、DBエンジン
42bは、顧客DB43aを参照して、当該家電IDに
対応するユーザの情報(ユーザ名)及び家電機器の種別
・型番等を取得する(S3)。さらに、DBエンジン4
2bは、家電DB43bから当該家電機器の画像等の情
報を取得し、HTTPd42aに供給する。HTTPd
42aは、供給された画像データの表示指示,ユーザか
らの確認指示を入力するボタン等の定義等を含むサービ
スの提供の申し込みに対する確認画面を表示させるデー
タ(例えばHTML(Hyper Text Markup Language)形
式あるいはXML(eXtensible )Markup Language)形
式のデータ)を生成する。生成されたデータは、通信I
/F41を介してTV装置12に供給される(S4)。
【0062】このような確認画面のデータ中では、例え
ばDBエンジン42bが顧客DB43aから取得した、
購入履歴,メンテナンス履歴等の表示を定義しておいて
もよい。
【0063】ところで、このような確認画面のデータを
作成する前に、DBエンジン42bが家電DB43bに
格納されている対応テーブルを参照し、上述のS3にお
いて取得した家電機器の種別・型番に対応する家電機器
が利用可能な機能を確認し、ユーザが要求しているサー
ビスを現実に利用可能であるか否かを判定するようにし
てもよい。この場合、HTTPd42aは、ユーザが要
求したサービスが利用可能であればS4の処理を実行す
るが、利用可能でない場合には、別途利用可能でない旨
を示すデータを生成し、TV装置12宛てに送信する。
【0064】このような処理を行うことにより、ユーザ
がサービスの利用可否を認識して、サービスの提供の要
求処理を再度実行することができ、操作性の向上に寄与
することができる。
【0065】上述のような確認画面のデータが供給され
るとWebブラウザ124は、当該データに応じた画面
を表示部125に表示させ、ユーザに確認を要求する
(S5)。
【0066】このような確認画面を見たユーザが入力部
122を操作して、確認指示を入力すると、Webブラ
ウザ124は、確認応答のメッセージを生成して家電サ
ーバ装置40宛てに送信する(S6)。
【0067】このような確認応答が供給されると、HT
TPd42aは、例えばSSLによって空調装置22の
認証,鍵の交換等の処理を行った後(S7)、空調装置
22に対して所定のコマンドを送信して、空調装置22
をプログラムの受信を行う状態とした後、遠隔制御を受
けるプログラムを供給する(S8)。
【0068】このプログラムは、ルータ装置29,無線
通信I/F221を介して制御部225に供給され、制
御部225が備えるメモリ等に格納され、実行状態とな
る(S9)。
【0069】この状態で、例えば家電サーバ装置40か
ら空調装置22宛てに遠隔制御のコマンドが供給される
と、空調装置22が当該コマンドに応じて動作を制御し
得る状態となる。
【0070】プログラムの提供が成功すると、DBエン
ジン42bは、プログラムを提供した家電機器に対応す
る顧客DB43a中の情報(遠隔制御可否)を「否」か
ら「可」に変更する。
【0071】ところで、この家電制御システムでは、家
電サーバ装置40とサービスの提供を要求するTV装置
12あるいはサービスの提供を受ける空調装置22との
間では、同一のプロトコル(例えばTCP/IP)を用
いて、エンド・ツー・エンド(End to End)の関係で直
接通信することができるようになっている。このため、
上述のようにルータ装置19を介して申し込みメッセー
ジを家電サーバ装置40に供給し、これに応じて供給さ
れたプログラムをルータ装置29を介してそのままサー
ビスの提供を受ける空調装置22に供給することができ
る。
【0072】また、この家電制御システムでは、各々の
家電機器に固有の家電IDを保持しておき、個々のユー
ザが所有している家電機器の家電IDを管理している。
このため、サービスの提供の要求時に家電IDを提供す
るだけで、家電サーバ装置40側において、家電IDに
対応するユーザを特定することができる。
【0073】また、家電IDに対応する家電機器の種別
・型番,利用可能な機能を保持しておくことにより、家
電IDに対応する利用可能な機能を特定することがで
き、サービスの提供の申し込み時に確認することができ
る。
【0074】なお、上述の説明では、ユーザがTV装置
12を用いて家電サーバ装置40に空調装置22の遠隔
制御サービスの提供を要求する場合について示したが、
ユーザからの指示を入力する入力部とユーザに対する表
示を行う表示部を有していれば、例えば端末装置50,
携帯端末装置70等の他の端末装置あるいは他の家電機
器を用いて家電サーバ装置40にサービスの要求を行う
ようにしてもよい。
【0075】また、上述の説明では、申し込みメッセー
ジ中では、当該申し込みメッセージを送信する家電機器
の家電ID(上述の例ではTV装置12の家電IDであ
る”A”)のみを送信し、家電サーバ装置40が、顧客
DB43aを参照して当該申し込みメッセージを送信し
た家電機器のユーザが所有している家電機器の家電ID
のリストを取得し、これらの家電IDに対応する表示と
これらの選択を行うための処理の記述を含むデータ(例
えばHTML形式あるいはXML形式のデータ)を作成
し、HTTPd42aを介してWebブラウザ124に
供給し、これに応じてユーザが入力した指示に応じて家
電IDを選択するようにしてもよい。また、サービスの
提供を受ける家電機器の家電IDを、上述の申込みメッ
セージの中で指定するようにしても良い。
【0076】また、上述の説明では、ユーザが提供を受
けるサービスは、上述の申し込みメッセージ中で指定す
る場合について示したが、DBエンジン42bが、TV
装置12等から供給された家電IDに対応する家電機器
において利用可能な機能を、家電DB43bに保持され
ている対応テーブルから取得し、利用可能な機能の表示
とこれらの選択を行う処理の記述を含むデータを生成
し、これに応じてユーザから指示された機能を申し込み
対象のサービスとするようにしてもよい。あるいは、D
Bエンジン42bが家電DB43bから取得した機能等
に応じて、申し込み対象のサービスを推測し、推測した
サービスでいいか否かをユーザに確認するようにしても
よい。
【0077】(2)サービスの利用(遠隔制御) 上述のように、家電サーバ装置40からの遠隔制御サー
ビスを受けるためのプログラムが実行状態になると、空
調装置22は、入力部222からの指示入力の他に、家
電サーバ装置40から指示コマンドの入力を監視する状
態となる。
【0078】ユーザは、例えば端末装置50あるいは携
帯端末装置70のいずれを用いても遠隔制御サービスを
利用することができるようになっているが、以下の説明
では携帯端末装置70を用いた場合について説明する。
【0079】ユーザが遠隔制御サービスの利用を指示す
ると、携帯端末装置70は家電サーバ装置40に対する
ログイン処理を実行する(S11)。このログイン処理
では、携帯端末装置70が認証情報を家電サーバ装置4
0に送信する。認証情報が正当なものであると確認する
と、家電サーバ装置40は、携帯端末装置70との間で
例えばSSL等による暗号化通信のための鍵の交換を行
う。また、必要に応じて、ユーザに対して予め割当てら
れたユーザIDとパスワードの入力等、本人確認のため
の認証を行っても良い。
【0080】鍵の交換が終了すると、携帯端末装置70
のWebブラウザ74は、HTTPd42aに対して、
空調装置22の遠隔制御を指示するためのデータ(家電
制御ページ)の送信を要求する(S12)。
【0081】このような要求に対して、HTTPd42
aは、例えばコマンドを入力する入力欄あるいはコマン
ドの選択入力等が定義されたデータを家電制御ページの
データとしてWebブラウザ74に供給する(S1
3)。
【0082】このようなデータが供給されるとWebブ
ラウザ74は、表示部73に当該データに応じた画像を
表示させる。この画像中では、例えば設定する温度の入
力を促す表示が含まれており、この画像に対してユーザ
が、例えば入力部72に設けられた「2」と「5」のキ
ーを押して設定温度を25℃とすることを要求すると
(S14)、空調装置22の設定温度を25℃とする旨
のメッセージがWebブラウザ74によって生成され、
当該メッセージ(温度設定要求)を家電サーバ装置40
宛てに送信する(S15)。
【0083】このような温度設定要求を受信すると、D
Bエンジン42bは、顧客DB43a中の対応テーブル
から当該ユーザの空調装置22までのアクセス方法(図
2中のアクセス)、アドレス等の情報を取得する。サー
ビス提供部42は、取得したアクセス方法によって空調
装置22との間で認証処理、鍵の交換処理を実行する
(S16)。
【0084】これらの処理が成功すると、サービス提供
部42は、上述のWebブラウザ74からの温度設定要
求を暗号化し、デジタル署名を付して空調装置22に供
給する(S17)。
【0085】制御部225は、供給された温度設定要求
の署名の確認し、正当であれば温度設定要求を復号化し
(S18)、復号化したコマンドを解釈して実行する
(S19)。
【0086】さらに、このような遠隔制御が成功した場
合に、制御部225がその旨を示す情報を生成して家電
サーバ装置40宛てに送信し(S20)、家電サーバ装
置40がこれを携帯端末装置70に転送し(S21)、
表示部73によって、遠隔制御が成功した旨を通知する
ようにしてもよい(S22)。
【0087】(効果)以上説明したように、この第1の
実施形態の家電制御システムでは、携帯端末装置等の遠
隔地の端末装置から宅内のネットワークに接続された家
電機器の制御を容易に行うことができる。したがって、
設置環境が異なる家電機器であっても遠隔地からの管理
を容易に実現することができる。
【0088】(変形例)なお、上述の図4に示す処理中
のTV装置12と家電サーバ装置40間の通信あるいは
上述の図5に示す処理中の携帯端末装置70と家電サー
バ装置40間の通信において使用するプロトコルは、特
に制約されず、例えばHTTP等で定義されている標準
化されたコマンドでも、独自に規定したコマンドでもよ
い。
【0089】HTTPを用いる場合には、家電サーバ装
置40との間にファイアウォール,プロクシ等の装置が
配置されていた場合であっても、これらの装置の設定を
適宜変更することにより、容易に家電サーバ装置40と
の間の通信を可能にすることができる。
【0090】第2の実施形態 上述の第1の実施形態の家電制御システムでは、空調装
置22,給湯管理装置23等の第2のネットワーク20
に接続される家電機器に、各々TCP/IPプロトコル
が実装されており、各々の家電機器22,23には各々
IPアドレスが割り当てられていた。
【0091】しかし、エコーネットでは、各機器には、
必ずしもTCP/IP等のプロトコルを実装する必要は
ないため、エコーネットのプロトコルとTCP/IP等
のプロトコルの変換を行うゲートウェイ装置を介してネ
ットワーク30に接続するように構成することもでき
る。
【0092】(構成)本発明の第2の実施形態に係る家
電制御システムでは、例えば図6に示すように、上述の
図1中のネットワーク20の代わりに、ネットワーク8
0を備えている。このネットワーク80では、上述のネ
ットワーク20とは異なり、エコーネット独自のプロト
コルによって通信を行うようになっている。
【0093】このネットワーク80に接続される空調装
置22,給湯管理装置23には、上述の第1の実施形態
とは異なり、IPアドレスは割り当てられていない。な
お、家電IDは、上述の第1の実施形態と同様に、個々
の機器22,23、89に固有の値として割り当てられ
ている。
【0094】このため、このネットワーク80では、上
述のルータ装置29の代わりに、ネットワーク80内で
用いられているプロトコル(エコーネット)と、ネット
ワーク30で用いられているプロトコル(TCP/I
P)とを変換するゲートウェイ装置89を備えている。
【0095】このゲートウェイ装置89は、ネットワー
ク30と接続するための通信I/F891と、ネットワ
ーク80を構成する無線回線21を介して空調装置2
2,給湯管理装置23等と接続するためのエコーネット
I/F892と、プロトコル変換を行うプロトコル変換
部893とを備えている。このゲートウェイ装置は、ネ
ットワーク80とネットワーク30の間で、例えば家電
機器からの家電ID等を含む家電サーバ装置40宛ての
メッセージ等の中継を行うようになっている。具体的に
は、例えばDNSネームの解決や、メッセージ中継のた
めのプロトコル変換をし、家電サーバ装置40と空調装
置22等の家電機器間の通信を中継する。
【0096】ネットワーク80で用いられているエコー
ネットでは、データは、例えば図7に示すようなパケッ
ト(エコーネットパケット)単位で送受信される。この
エコーネットパケットは、ヘッダ部分(エコーネットヘ
ッダ)とペイロード部分(エコーネットデータ)とから
構成されている。
【0097】エコーネットヘッダには、送信先の機器を
識別するための情報(あて先エコーネットアドレス)
と、送信元の機器を識別するための情報(ソースエコー
ネットアドレス)等が格納されている。各々のアドレス
は、エコーネットにおいて各機器毎に割り当てられるエ
コーネットアドレスで表されている。
【0098】また、エコーネットデータには、送信元の
機器中のオブジェクトを示す情報(送信元オブジェク
ト)、送信先の機器中のオブジェクトを示す情報(送信
先オブジェクト)、プロパティ、サービス及びゲートウ
ェイ装置89によって家電サーバ装置40に転送しても
らうメッセージの宛て先URI(Unified Resource Ide
ntifier)や,本体の転送パラメータ等が格納されてい
る。
【0099】エコーネットでは、各々の機器に割り当て
られたエコーネットアドレスと、各機器内の機能を示す
オブジェクトとで、通信相手を特定するようになってい
る。例えば空調装置22においては、例えば室温を取得
するオブジェクト、設定温度の取得/変更等のオブジェ
クト等が規定されている。ゲートウェイ装置89では、
ネットワーク30に対する中継の要求を受け付ける中継
オブジェクトが規定されている。このゲートウェイ装置
89に対してネットワーク30宛ての中継を要求する必
要のある家電機器では、ゲートウェイ装置89の中継オ
ブジェクトに中継を要求する中継オブジェクトが規定さ
れている。
【0100】なお、この図7は、IPアドレスが”Z”
(家電サーバ装置40)でディレクトリ名が”/kad
en”であるURI宛てに、後述のポーリング要求を送
信したい場合に、ゲートウェイ装置89の中継オブジェ
クト宛てに送信するエコーネットパケットの例を示して
いる。
【0101】また、ネットワーク30で用いられている
TCP/IPパケットは、例えば図8に示すように、ヘ
ッダとペイロードとから構成されている。
【0102】ヘッダには、送信先の機器のIPアドレス
(あて先IPアドレス)、送信元の機器のIPアドレス
(ソースIPアドレス)、送信先のポート番号等が格納
されている。また、ペイロードには、例えばHTTPd
42a宛てのメッセージが格納される。
【0103】なお、この図8は、上述の図7に示すエコ
ーネットパケット(ポーリングのパケット)に応じて、
ゲートウェイ装置89が、家電サーバ装置40宛てに送
信するパケットの例を示している。
【0104】・パケットの中継 以上のようなエコーネットパケットとTCP/IPパケ
ットとの変換を行うため、ゲートウェイ装置89のプロ
トコル変換部893は、例えば図9に示すように、TC
P/IPパケットの送受信を行うTCP/IPパケット
送受信部301と、エコーネットパケットの送受信を行
うエコーネットパケット送受信部302と、パケットの
変換を行うパケット変換部303とを備えている。この
エコーネットパケット送受信部302あるいはパケット
変換部303が上述の中継オブジェクトに相当する。
【0105】この家電制御システムでは、上述の第1の
実施形態と同様に、家電サーバ装置40からネットワー
ク20に接続された家電機器に対する通信は、TCP/
IPプロトコル上の上位プロトコルであるHTTPプロ
トコルに従って行われる。
【0106】このため、パケット変換部303は、HT
TPパケットとエコーネットパケットの変換を行うため
のテーブルを保持する対応テーブル保持部310と、T
CP/IPパケット送受信部301から供給される家電
サーバ装置40からのHTTPパケットのヘッダからス
テータスラインヘッダを抽出するステータスラインヘッ
ダ抽出部311と、HTTPパケットのペイロードから
転送パラメータを抽出する転送パラメータ抽出部312
と、転送パラメータをエコーネットパケットに挿入する
転送パラメータ挿入部313と、エコーパケットを形成
してエコーネットパケット送受信部302に供給するエ
コーパケット形成部314とを備えている。
【0107】また、このパケット変換部303は、上述
のエコーパケットデータから宛て先URIを抽出するU
RI抽出部321と、エコーパケットデータから転送パ
ラメータを抽出する転送パラメータ抽出部322と、H
TTPパケットに転送パラメータを挿入する転送パラメ
ータ挿入部323と、家電サーバ装置40宛てのHTT
Pパケットを形成するHTTPパケット形成部324と
を備えている。
【0108】対応テーブル保持部310には、例えば図
10に示すように、HTTPパケットとエコーネットパ
ケットの変換のための対応テーブルが格納されている。
【0109】対応テーブル保持部310には、上述のエ
コーネットパケットによるコマンドと、HTTPパケッ
トによるコマンド(例えばHTTPd42aに対するH
TTPコマンド)間の対応関係を示す対応テーブルが保
持されている。この対応テーブルを参照することによ
り、エコーネットパケットによるコマンドとHTTPコ
マンドとの間の対応関係を知ることができる。
【0110】具体的には、この対応テーブルには、エコ
ーネットデータ中のあて先URI(例えばIPアドレス
[Z]と当該アドレスのHTTPd42aのディレクト
リ[/kaden])と当該URIと通信を行う家電機
器のエコーネットアドレス(例えば空調装置22のエコ
ーネットアドレス[E1])とが対応付けられて格納さ
れている。
【0111】この家電制御システムでは、このような構
成のゲートウェイ装置89により、ネットワーク80と
ネットワーク30との間のプロトコル変換が可能になっ
ている。これにより、家電サーバ装置40とネットワー
ク80に接続されている家電機器で実行されているアプ
リケーションレベル間で1対1(エンド・ツー・エン
ド)の通信を行うことができるようになっている。な
お、この場合、この通信にエンド・ツー・エンドの形で
暗号をかけても良い。このようにすることにより、ゲー
トウエイ装置に知られること無く、家電サーバ装置と家
電機器間で任意の通信を行うことが可能となる。
【0112】・ポーリング ところで、上述のようにネットワーク80とネットワー
ク30相互のパケットの変換は可能になっている。これ
により、ネットワーク80に接続された空調装置22,
給湯管理装置23からは家電サーバ装置40のURIを
指定して通信を開始できるようになっている。しかしな
がら、家電サーバ装置40側からはゲートウェイ装置8
9を介して接続されている空調装置22等の家電機器を
直接指定して通信を開始することはできない。なぜな
ら、家電機器は直接家電サーバ装置との間でIPでの通
信が出来るように設定されていないためである。
【0113】このため、この家電制御システムでは、遠
隔制御サービスの提供を受ける家電機器側から所定の時
間間隔毎に、家電サーバ装置40に対して送信を開始す
るようになっている。このような所定間隔毎の送信動作
をポーリングという。ポーリングを行った家電機器は、
ポーリングに対する家電サーバ装置40からの応答があ
れば当該受信を受信するが、所定時間内に応答がない場
合(該ポーリングの返答であるパケットに、家電サーバ
からの制御コマンド等が搭載されていない場合等)に
は、次のポーリングをすべき時刻まで待機する。
【0114】家電サーバ装置40は、家電機器に対する
送信の必要がなければポーリングを無視する(ヌルを返
答するのでもよい)が、当該家電機器に対する送信の必
要があれば、ポーリングに対する応答として送信を開始
する。
【0115】この家電制御システムでは、このようなポ
ーリング処理によって、実質的に家電サーバ装置40側
からの通信の開始を実現している。
【0116】なお、このポーリング周期については、デ
フォルト値が定められており、この値を家電サーバ装置
からの制御により、任意の値に変更が可能になっていて
も良い。
【0117】・顧客DBの構成 また、家電サーバ装置40は、このようなポーリング処
理を行う必要のある家電機器とTCP/IPプロトコル
で直接通信を行うことができる家電機器とが混在する環
境下でのサービスの提供を実現するために、例えば図1
1に示すように、顧客DB43a中の対応テーブル内の
各々の家電機器までの通信方法を示すアクセスとして、
TCP/IPによる直接通信が可能であるかポーリング
処理の必要があるか等を示す情報を保持しておくように
なっている。TCP/IPによる直接通信が可能である
場合には、アクセスとして、例えばTCP/IPのバー
ジョンを示す情報[IPv4,IPv6]が保持され、
ポーリング処理が必要である場合には、その旨を示す情
報と[機器からのポーリング]とポーリングの間隔を示
す情報[30秒毎]とが保持される。
【0118】また、TCP/IPによる通信が可能であ
る場合には、アドレスとしてIPアドレス(例えばTV
装置12のIPアドレス[X])が保持されるが、ポー
リング処理が必要な場合には、エコーネットアドレスが
保持される。なお、ポーリング前には家電機器のエコー
ネットアドレスは不明であるが、ポーリングがあると、
当該ポーリングのTCP/IPパケットのペイロード中
で定義されているエコーネットアドレスが抽出されアド
レスとして格納される。
【0119】また、上記のポーリングの中継等を行うホ
ームゲートウエイ装置やルータ装置へのアクセス方法
や、そのアドレス、またはネームについての情報も、こ
の顧客DBに記載されていても良い。もちろん、このホ
ームゲートウエイ装置そのものが家電IDを有してお
り、これらが顧客DBに登録をされていても良い。
【0120】(動作) (1)家電機器に対するプログラムの供給 上述のように構成された家電制御システムにおいて、家
電サーバ装置40にサービスの提供を申し込む際の動作
は、例えば図12に示すように、ユーザがTV装置12
を操作して、サービスの提供を申し込み、これに対する
家電サーバ装置40からの確認応答に対して確認応答を
送信するまでの処理(S31〜S36)は、上述の図4
中のS1〜S6までと同様であるが、この後の処理が異
なる。
【0121】TV装置12からの確認応答を受信したH
TTPd42aは、上述の図11に示す顧客DB43a
を確認し、サービスの提供対象である空調装置22に対
するアクセス方法を取得する。これにより、HTTPd
42aは、空調装置22に対する通信がポーリング処理
が必要なものであることを知り、当該空調装置22から
のポーリングを開始させるべく、ユーザに当該空調装置
22の電源の投入,ネットワーク80に対する接続を指
示するメッセージ(電源投入指示)を生成し、TV装置
12宛てに送信する(S37)。TV装置12は、この
ような電源投入指示を受信すると、ユーザに空調装置2
2の電源の投入等を指示する画像を表示部125に表示
させる(S38)。
【0122】この画像は、例えば「空調装置の電源スイ
ッチを入れ、ネットワーク接続(インターネット接続)
ができる状態にして下さい(必要なら、ゲートウエイ装
置の電源も投入してください)」といった内容を示すも
のであり、このような画像が、TV装置12の表示部1
25に表示されると、ユーザに空調装置22の電源投入
とネットワーク80に対する接続が促される。
【0123】ユーザはこれに応じて空調装置22の電源
を投入し、必要であれば空調装置22をネットワーク8
0に接続する(S39)。
【0124】これに応じて、空調装置22の電源が立ち
上がり(S40)、当該空調装置22のエコーネットの
設定が初期化され、例えばエコーネットアドレスが決定
される(S41)。
【0125】この後、空調装置22は、ネットワーク8
0上から「ネットワーク中継機能」を有するノード(他
の家電機器等)を検索する。具体的には、例えばネット
ワーク80に接続されたノード(他の家電機器等)に対
して属性通知の要求を順に出し、「ネットワーク中継機
能」を持ったノード(この場合はゲートウェイ装置8
9)を検出する。この後、検出したノードすなわちゲー
トウェイ装置89に対してその属性の通知を要求し(S
42)、これに対する応答(属性通知)が空調装置22
に供給される(S43)。これにより、ゲートウェイ装
置89がネットワーク30に対する中継機能(ネットワ
ーク中継機能)を有していることを知ると、空調装置2
2は、上述のポーリングのメッセージを家電サーバ装置
40宛てに中継することを要求するエコーネットパケッ
トをゲートウェイ装置89に送信する(S44)。この
パケットは、ゲートウェイ装置89によって中継され、
TCP/IPパケット(例えばHTTPd42aに対す
るHTTPパケット)として家電サーバ装置40宛てに
送信される(S45)。
【0126】具体的には、このポーリングのTCP/I
Pパケットとしては、例えばHTTPのプロトコル中で
規定されているPOSTメソッドのパケットを用いてい
る。このパケット中では、送信する家電サーバ装置40
宛てのメッセージとして、所定の型、例えば"X-echonet
-gateway"等のMIMEタイプが指定されている。これ
により、このようなパケットを受信した家電サーバ装置
40が、当該パケットがエコーネットノード(この場合
ではゲートウェイ装置89)からのコマンドであること
を知ることができる。また、メッセージ中には、送信元
の家電機器の家電IDの値が含まれており、家電サーバ
装置40は、受信したポーリングのパケットがどの家電
機器(家電IDを持つノード)からのものであるかにつ
いての情報を知ることができるようになっている。
【0127】上述のようなポーリングに応じてHTTP
d42aは、上述の図4中のS7〜S8と同様に、空調
装置22の認証,鍵の交換等の処理、空調装置22に対
する遠隔制御を受けるプログラムの供給等の処理を実行
する(S46〜S50)。この際、ゲートウェイ装置8
9によってプロトコルの変換が行われてパケットの中継
が行われる(S47,S50)。
【0128】これにより、空調装置22が遠隔制御を受
ける動作を実現するプログラムが、空調装置22の制御
部225が備えるメモリ等に格納され、実行状態となる
(S51)。
【0129】この状態で、例えば家電サーバ装置40か
ら空調装置22宛てに遠隔制御のコマンドが供給される
と、空調装置22が当該コマンドに応じて動作を制御し
得る状態となる。
【0130】プログラムの提供が成功すると、DBエン
ジン42bは、プログラムを提供した家電機器に対応す
る顧客DB43a中の情報(遠隔制御可否)を「否」か
ら「可」に変更する。
【0131】(2)サービスの利用(遠隔制御) 上述のように、家電サーバ装置40からの遠隔制御サー
ビスを受けるためのプログラムが実行状態になると、空
調装置22は、入力部222からの指示入力の他に、家
電サーバ装置40から指示コマンドの入力を監視する状
態となる。
【0132】ユーザは、例えば端末装置50あるいは携
帯端末装置70のいずれを用いても遠隔制御サービスを
利用することができるようになっているが、以下の説明
では携帯端末装置70を用いた場合について説明する。
【0133】この家電制御システムでは、例えば図13
に示すように、上述の図5中のS11からS15までの
処理と同様に、携帯端末装置70の認証・鍵交換(S6
0)、HTTPd42aに対する家電制御ページの送信
要求(S61)、家電制御ページの提供(S62)、指
示入力(S63)、設定要求の送信(S64)までの処
理が実行される。
【0134】この後、DBエンジン42bは、顧客DB
43a中の対応テーブルから当該ユーザの空調装置22
までのアクセス方法(図11中のアクセス)、アドレス
等の情報を取得する。
【0135】この場合、空調装置22までの通信には、
ポーリング処理が必要であるため、HTTPd42a
は、空調装置22からのポーリングパケット(S65)
が、プロトコル変換されて(S66)、提供される(S
66)まで待機する。ポーリングパケットが供給される
と、HTTPd42aは、このパケットに対する応答と
して空調装置22宛ての温度設定要求をゲートウェイ装
置89宛に送信する(S68)。この温度設定要求は、
ゲートウェイ装置89で中継されて(S69)、空調装
置22に供給される(S70)。
【0136】空調装置22の制御部225は、家電サー
バ装置40から供給された温度設定要求に応じて設定温
度を変更する(S71)。
【0137】(効果)この家電制御システムでは、上述
のように、家電サーバ装置40から空調装置22に対し
て遠隔制御を行う場合に、空調装置22から家電サーバ
装置40に対するポーリング(例えば30秒に1回)を
待って、このポーリングに対する応答として遠隔制御の
コマンドを送信する。
【0138】これにより、この家電制御システムでは、
インターネット等の外部のネットワークで用いられてい
るプロトコルで通信を行うことができないために家電サ
ーバ装置側から通信を開始することができない家電機器
に対しても遠隔制御等のサービスを提供することができ
る。
【0139】また、この家電制御システムでは、遅くと
も家電機器から家電サーバ装置40に対するポーリング
の周期での制御コマンドの発行を行うことができるた
め、ポーリング周期を適宜設定することにより容易に応
答性の向上に寄与することができる。
【0140】第3の実施形態 宅内のネットワークとインターネット等の外部のネット
ワークを接続する際には、セキュリティを向上させるた
めに、これらのネットワーク間のアクセスを制限するフ
ァイアーウォール(F/W)を設ける場合がある。
【0141】また、宅内のネットワークにおいてはロー
カルアドレスを用い、外部のネットワークと接続するた
めのルータ装置が、NAT(Network Address Translat
ion:ネットワークアドレス変換)あるいはIPマスカ
レード等のアドレス変換部を備えている場合がある。ま
た、宅内のネットワークと外部のネットワークのIPア
ドレスのバージョンが異なる場合にもアドレス変換部が
必要となる。
【0142】これらのF/W,アドレス変換部等を介在
させた場合、上述の第1の実施形態のように、家電サー
バ装置40と家電機器に共通の通信プロトコル(例えば
TCP/IP)が実装されていたとしても、そのままで
はこれらの間の通信を直接行うことができない場合があ
る。
【0143】(構成)本発明の第3の実施形態に係る家
電制御システムでは、例えば図14に示すように、上述
の図1中のネットワーク20の代わりに、ネットワーク
90を備えている。このネットワーク90では、上述の
ネットワーク20と同様に、例えばTCP/IPプロト
コルによって通信を行うようになっている。このため、
ネットワーク90に接続された家電機器には、各々IP
アドレスが割り当てられている。
【0144】この家電制御システムでは、上述の図1中
のルータ装置29の代わりにルータ装置99を設けてい
る。このルータ装置99は、例えばネットワーク30と
の通信を行う通信I/F991と、上述の通信I/F2
21と無線通信を行う無線通信I/F992と、経路制
御,必要な場合のアドレス変換等の処理を実行するルー
ティング制御部993とを備えている。
【0145】このルーティング制御部993は、外部の
ネットワーク30で用いられているアドレス体系(例え
ばグローバルアドレス,IPv4等)と内部のネットワ
ーク90で用いられているアドレス体系(例えばプライ
ベートアドレス,IPv6等)との変換を行ってパケッ
トの中継を行うようになっている。
【0146】具体的には、ルーティング制御部993に
おけるアドレスの変換は、例えばグローバルアドレスと
プライベートアドレスの変換であれば、上述のNATあ
るいはIPマスカレード等の処理によって行う。あるい
はネットワークアドレスよりも更に上位のプロトコル例
えばポート番号等の対応関係の変換をも行う処理によっ
てアドレス変換を行ってもよい。
【0147】アドレス変換の代わりに、あるいはアドレ
ス変換と共に、ルーティング制御部993に、例えばP
ROXY等のアプリケーションゲートウエイ機能を設け
ることもできる。
【0148】なお、NAT等のアドレス変換の機能,ア
プリケーションゲートウエイの機能等は、必ずしもルー
タ装置99内に設ける必要は無く、ネットワーク30側
に設けてもよい。また、これらの機能は、家電機器と家
電サーバ装置40の間に複数設けることもできる。
【0149】ところで、上述のアドレス変換あるいはア
プリケーションゲートウェイ等によってネットワーク3
0とネットワーク90との間での直接的なアクセスが制
限される。従って、この家電制御システムでは、上述の
第2の実施形態と同様に、家電サーバ装置40が、ネッ
トワーク90に接続された空調装置22等のIPアドレ
スを直接指定して通信を開始することができない。
【0150】このため、この家電制御システムでは、上
述の第2の実施形態と同様に、遠隔制御を受け得る家電
機器が、所定の時間間隔で家電サーバ装置40に対して
ポーリングを行うようになっている。
【0151】このためのパケット(ポーリングパケッ
ト)では、例えば図15にそのフォーマットを示すよう
に、ヘッダ中の宛て先アドレスとして家電サーバ装置4
0のアドレス”Z”が指定されて、宛て先ポート番号と
して所定のプロトコル(例えばHTTPd42aを示
す”HTTP”)が指定されている。また、このパケッ
トのペイロード中では、上述の図8と同様に、所定の命
令(POST命令)等が定義されている。
【0152】また、家電サーバ装置40は、上述のよう
なポーリング処理を行う必要のある家電機器と直接通信
を行うことができる家電機器とが混在する環境下でのサ
ービスの提供を実現するために、例えば図16に示すよ
うに、顧客DB43a中の対応テーブル内の各々の家電
機器までの通信方法を示すアクセスとして、TCP/I
Pによる直接通信が可能であるかポーリング処理の必要
があるか等を示す情報を保持しておくようになってい
る。TCP/IPによる直接通信が可能である場合に
は、アクセスとして、例えばTCP/IPのバージョン
を示す情報[IPv4,IPv6]が保持され、ポーリ
ング処理が必要である場合には、その旨を示す情報と
[機器からのポーリング]とポーリングの間隔を示す情
報[30秒毎]とが保持される。
【0153】また、TCP/IPによる通信が可能であ
る場合には、アドレスとしてIPアドレス(例えばTV
装置12のIPアドレス[X])が保持されるが、ポー
リング処理が必要な場合には、パケットが直接到達でき
ないためことを示す情報[到達不可能]が保持される。
【0154】また、上記のポーリングの中継等を行うル
ータ装置へのアクセス方法や、そのアドレス、またはネ
ームについての情報も、この顧客DBに記載されていて
も良い。もちろん、このルータ装置そのものが家電ID
を有しており、これらが顧客DBに登録をされていても
良い。
【0155】(動作) (1)家電機器に対するプログラムの供給 上述のように構成された家電制御システムにおいて、家
電サーバ装置40にサービスの提供を申し込む際の動作
は、例えば図17に示すように、ユーザがTV装置12
を操作して、サービスの提供を申し込み、これに対する
家電サーバ装置40からの確認応答に対して確認応答を
送信し、さらに、ユーザが空調装置22の電源を投入す
るまでの処理(S81〜S90)は、上述の図12中の
S31〜S40までと同様であるが、この後の処理が異
なる。
【0156】空調装置22の電源が立ち上がると(S9
0)、当該空調装置22は、無線通信I/F221によ
ってネットワーク90の設定が初期化され、例えば空調
装置22にはネットワーク90内で固有のプライベート
アドレスが決定される(S91)。
【0157】この後、空調装置22は、ルータ装置99
宛に上述のポーリングのパケットを送信する(S9
2)。このパケットは、ルータ装置99によってアドレ
ス変換等が施されて中継され(S93)、家電サーバ装
置40宛てに送信される(S94)。
【0158】このようなポーリングに応じてHTTPd
42aは、上述の図12中のS48〜S50と同様に、
空調装置22の認証,鍵の交換等の処理、空調装置22
に対する遠隔制御を受けるプログラムの供給等の処理を
実行する(S95〜S100)。この際、ルータ装置9
9によってアドレスの変換等が行われてパケットの中継
が行われる(S96,S99)。
【0159】これにより、空調装置22が遠隔制御を受
ける動作を実現するプログラムが、空調装置22の制御
部225が備えるメモリ等に格納され、実行状態となる
(S101)。
【0160】この状態で、例えば家電サーバ装置40か
ら空調装置22宛てに遠隔制御のコマンドが供給される
と、空調装置22が当該コマンドに応じて動作を制御し
得る状態となる。
【0161】プログラムの提供が成功すると、DBエン
ジン42bは、プログラムを提供した家電機器に対応す
る顧客DB43a中の情報(遠隔制御可否)を「否」か
ら「可」に変更する。
【0162】(2)サービスの利用(遠隔制御) 上述のように、家電サーバ装置40からの遠隔制御サー
ビスを受けるためのプログラムが実行状態になると、空
調装置22は、入力部222からの指示入力の他に、家
電サーバ装置40から指示コマンドの入力を監視する状
態となる。
【0163】この家電制御システムでは、例えば図18
に示すように、上述の図13中のS60からS64まで
の処理と同様に、携帯端末装置70の認証・鍵交換(S
110)、HTTPd42aに対する家電制御ページの
送信要求(S111)、家電制御ページの提供(S11
2)、指示入力(S113)、設定要求の送信(S11
4)までの処理が実行される。
【0164】この後、DBエンジン42bは、顧客DB
43a中の対応テーブルから当該ユーザの空調装置22
までのアクセス方法(図16中のアクセス)、アドレス
等の情報を取得する。
【0165】この場合、空調装置22までの通信には、
ポーリング処理が必要であるため、HTTPd42a
は、空調装置22からのポーリングパケット(S12
0)が、ルータ装置99によってアドレス変換等されて
(S121)、提供される(S122)まで待機する。
ポーリングパケットが供給されると、HTTPd42a
は、このパケットに対する応答として空調装置22宛て
の温度設定要求をルータ装置99宛に送信する(S12
3)。この温度設定要求は、ルータ装置99で中継され
て(S124)、空調装置22に供給される(S12
5)。
【0166】空調装置22の制御部225は、家電サー
バ装置40から供給された温度設定要求に応じて設定温
度を変更する(S126)。
【0167】(効果)この家電制御システムでは、上述
のように、家電サーバ装置40から空調装置22に対し
て遠隔制御を行う場合に、空調装置22から家電サーバ
装置40に対するポーリング(例えば30秒に1回)を
待って、このポーリングに対する応答として遠隔制御の
コマンドを送信する。
【0168】これにより、この家電制御システムでは、
インターネット等の外部のネットワーク側から通信を開
始することができない家電機器に対しても遠隔制御等の
サービスを提供することができる。
【0169】また、この家電制御システムでは、遅くと
も家電機器から家電サーバ装置に対するポーリングの周
期での制御コマンドの発行を行うことができるため、ポ
ーリング周期を適宜設定することにより容易に応答性の
向上に寄与することができる。
【0170】なお、上述の各実施形態においては、家電
IDとして「機器固有の識別情報」を用いた場合につい
て説明したが、世の中には、互いに独立した複数の識別
情報が同時に存在し得る。例えば、EUI64の値と、
IPアドレスの値と、電話番号の値と、製造番号等であ
る。このため、家電IDとしては、例えば「EUI64
の何番」、「電話番号の何番」、と言うように、「どの
ような属性の識別情報か」、「その識別情報の何番か」
という形で定義することも可能である。
【0171】
【発明の効果】本発明では、サービスの利用を要求する
家電機器(第1の家電機器)からサービスを提供する家
電サーバ装置に、当該第1の家電機器の識別情報と,サ
ービスを利用する家電機器(第2の家電機器)を示す情
報を含むサービスの利用要求を送信する。このような利
用要求を受信した家電サーバ装置は、識別情報保持手段
を参照して受信した第1の家電機器の識別情報に対応す
る所有者が受信した第2の家電機器を示す情報に対応す
る家電機器を所有しているか否かを確認し、所有してい
ることが確認された場合に,第2の家電機器宛てにサー
ビス利用ソフトウェア又は当該家電機器に予め組み込ま
れたサービス利用ソフトウェアの起動を指示するコマン
ドを送信する。このような、サービス利用ソフトウェア
又はコマンドを受信した第2の家電機器は、受信したサ
ービス利用ソフトウェア又はコマンドに応じて当該サー
ビス利用ソフトウェアを実行し,家電サーバからサービ
スの提供を受ける。
【0172】これにより、ユーザが所有している家電機
器に応じたサービスを提供することができ、例えば家電
機器の設置環境等に応じた制御プログラムを提供するこ
とができる。このため、設置環境が異なる家電機器の遠
隔地からの管理を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る家電制御システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】前記家電制御システムを構成する家電サーバ装
置の顧客DBに格納されている対応テーブルの例を示す
図である。
【図3】前記家電制御システムを構成する家電サーバ装
置の家電DBに格納されている対応テーブルの例を示す
図である。
【図4】前記家電制御システムにおけるプログラムの提
供処理を示すシーケンス図である。
【図5】前記家電制御システムにおける遠隔制御処理を
示すシーケンス図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る家電制御システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図7】前記家電制御システムにおいて送受信されるエ
コーネットパケットのフォーマットを示す図である。
【図8】前記家電制御システムにおいて送受信されるT
CP/IPパケットのフォーマットを示す図である。
【図9】前記家電制御システムを構成するゲートウェイ
装置の構成を示すブロック図である。
【図10】前記ゲートウェイ装置を構成する対応テーブ
ル保持部に保持される対応テーブルの例を示す図であ
る。
【図11】前記家電制御システムを構成する家電サーバ
装置の顧客DBに格納されている対応テーブルの例を示
す図である。
【図12】前記家電制御システムにおけるプログラムの
提供処理を示すシーケンス図である。
【図13】前記家電制御システムにおける遠隔制御処理
を示すシーケンス図である。
【図14】本発明の第3の実施形態に係る家電制御シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図15】前記家電制御システムにおいて送受信される
TCP/IPパケットのフォーマットを示す図である。
【図16】前記家電制御システムを構成する家電サーバ
装置の顧客DBに格納されている対応テーブルの例を示
す図である。
【図17】前記家電制御システムにおけるプログラムの
提供処理を示すシーケンス図である。
【図18】前記家電制御システムにおける遠隔制御処理
を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1…建物、10…第1のネットワーク(AV系)、11
…有線回線、12…TV装置、121…通信I/F、1
22…入力部、123…受信部、124…Webブラウ
ザ、125…表示部、126…制御部、129…家電I
D保持部、13…録画装置、14…音響装置、19…ル
ータ装置、191…通信I/F、192…通信I/F、
193…ルーティング制御部、20…第2のネットワー
ク(白物系)、21…無線回線、22…空調装置、22
1…無線通信I/F、222…入力部、223…温度セ
ンサ、224…室外機制御部、225…制御部、229
…家電ID保持部、23…給湯管理装置、24…冷蔵
庫、25…電子レンジ、26…洗濯機、29…ルータ装
置、291…通信I/F、292…無線通信I/F、2
93…ルーティング制御部、30…第3のネットワーク
(インターネット系)、40…家電サーバ装置、41…
通信I/F、42…サービス提供部、42a…HTTP
d、42b…DBエンジン、43…DB、43a…顧客
DB、43b…家電DB、50…端末装置、51…通信
I/F、52…入力部、53…表示部、54…Webブ
ラウザ、60…ゲートウェイ装置、65…基地局70…
携帯端末装置、71…通信I/F、72…入力部、73
…表示部、74…Webブラウザ、80…ネットワー
ク、89…ゲートウェイ装置、891…通信I/F、8
92…エコーネットI/F、893…プロトコル変換
部、90…ネットワーク、99…ルータ装置、991…
通信I/F、992…無線通信I/F、993…ルーテ
ィング制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 (72)発明者 門間 信行 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 会津 宏幸 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 久間 修一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5B085 BE07 BG02 CA01 CA06 5B089 GA11 GA23 GA31 GB01 GB04 HB05 HB10 JA34 JA35 JB07 JB10 KA13 KB06 KF05 5K048 BA02 BA12 DC07 EA14 EB01 EB02 FB10 FC01 HA01 HA02 5K101 KK11 LL01

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆ネットワークを介してサービスを提
    供する家電サーバ装置にサービスの利用を申し込む家電
    機器であって、 複数のカテゴリに属し,前記家電サーバ装置と通信を行
    い得る家電機器間で重複のないように予め割り当てられ
    た固有の識別情報を保持する識別情報保持手段と、 構内ネットワーク又は公衆ネットワークを介して前記家
    電サーバ装置と通信を行う通信手段と、 同一の所有者の家電機器の識別情報を所有者毎に保持
    し,所有者毎にサービスの提供を管理する家電サーバ装
    置に,当該家電機器(第1の家電機器)の識別情報と当
    該家電機器の所有者の家電機器(第2の家電機器)に対
    するサービスの提供要求を送信するサービス要求手段と
    を備えることを特徴とする家電機器。
  2. 【請求項2】 前記サービス要求手段は、 前記第1の家電機器の識別情報又はサービスの提供要求
    に対して前記家電サーバ装置から供給される前記第2の
    家電機器に関するデータに応じた画像を表示する確認表
    示手段と、 該確認表示手段による表示に応じたユーザからの確認入
    力があった場合に,確認入力があった旨を示す確認情報
    を,当該確認情報に応じて前記第2の家電機器にサービ
    ス利用ソフトウェア又は当該家電機器に予め組み込まれ
    たサービス利用ソフトウェアの起動を指示するコマンド
    を送信する前記サーバ装置に送信する確認送信手段とを
    備えることを特徴とする請求項1記載の家電機器。
  3. 【請求項3】 前記サービス要求手段は、 前記第1の家電機器の識別情報又は前記サービスの提供
    要求に応じて,前記家電サーバ装置から供給されるユー
    ザに対する、第2の家電機器についての電源入力又はネ
    ットワーク接続の指示に応じた画像を表示させる指示表
    示手段と、 該指示表示手段による表示に応じたユーザからの完了入
    力があった場合に,完了入力があった旨を示す完了情報
    を,当該完了情報に応じて前記第2の家電機器に対する
    サービスの提供を開始する前記サーバ装置に送信する完
    了送信手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の
    家電機器。
  4. 【請求項4】 公衆ネットワークを介してサービスを提
    供する家電サーバ装置から提供されるサービスを利用す
    る家電機器であって、 複数のカテゴリに属し,前記家電サーバ装置と通信を行
    い得る家電機器間で重複のないように予め割り当てられ
    た固有の識別情報を保持する識別情報保持手段と、 構内ネットワーク又は公衆ネットワークを介して前記家
    電サーバ装置と通信を行う通信手段と、 同一の所有者の家電機器の識別情報を所有者毎に保持
    し,所有者毎にサービスの提供を管理する家電サーバ装
    置が,サービス要求を送信する家電機器(第1の家電機
    器)が送信した該家電機器の識別情報と当該家電機器
    (第2の家電機器)に対するサービスの提供要求に応じ
    て送信するサービス利用ソフトウェア又は当該家電機器
    に予め組み込まれたサービス利用ソフトウェアの起動を
    指示するコマンドを前記通信手段を介して受信する受信
    手段と、 前記受信したサービス利用ソフトウェア又はコマンドに
    応じて当該サービス利用ソフトウェアを実行し,前記家
    電サーバからのサービスの提供を受けるサービス利用手
    段とを備えることを特徴とする家電機器。
  5. 【請求項5】 前記第1の家電機器と前記第2の家電機
    器は、各々異なる構内ネットワークに接続されているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の家電機
    器。
  6. 【請求項6】 前記第1の家電機器が接続されている構
    内ネットワークと前記第2の家電機器が接続されている
    構内ネットワークは、各々前記公衆ネットワークとの中
    継を行う異なるルータ装置を介して前記公衆ネットワー
    クに接続されていることを特徴とする請求項5記載の家
    電機器。
  7. 【請求項7】 前記第1の家電機器及び第2の家電機器
    には、前記公衆ネットワークに接続される機器毎に固有
    のアドレス(グローバルアドレス)が割り当てられてお
    り、 前記家電サーバ装置からのパケットが公衆ネットワーク
    を介して直接第2の家電機器に直接到達可能であり、 前記家電サーバ装置は、前記家電機器の識別情報に対応
    させて前記アドレス又はネームを保持することを特徴と
    する請求項1又は請求項4に記載の家電機器。
  8. 【請求項8】 前記第2の家電機器には、該第2の家電
    機器が接続されている前記構内ネットワーク内でのみ有
    効なアドレス(ローカルアドレス)が割り当てられてお
    り、 前記家電サーバ装置は、前記家電機器の識別情報に対応
    させて前記ローカルアドレスが割り当てられている旨を
    示す情報を保持しており、 前記第2の家電機器と前記家電サーバ装置間の通信は、 前記第2の家電機器が,該第2の家電機器が接続されて
    いる前記構内ネットワークと前記公衆ネットワークの間
    に設けられた中継手段に,前記家電サーバ装置のアドレ
    ス又はアドレスを示す情報を有する中継要求を送信し,
    該中継装置が中継要求中のアドレス又はアドレスを示す
    情報に応じて中継を行うことによって行うことを特徴と
    する請求項1又は請求項4に記載の家電機器。
  9. 【請求項9】 前記第2の家電機器には、前記公衆ネッ
    トワーク側から到達不可能なアドレス(プライベートア
    ドレス)が割り当てられており、 前記第2の家電機器と前記家電サーバ装置間の通信は、 前記第2の家電機器が,該第2の家電機器と前記家電サ
    ーバ装置の間に設けられた中継手段に,前記家電サーバ
    装置のアドレス又はアドレスを示す情報を有する中継要
    求を送信し,該中継装置が中継要求中のアドレス又はア
    ドレスを示す情報に応じて中継を行うことによって行う
    ことを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の家電機
    器。
  10. 【請求項10】 前記家電サーバ装置から第2の家電機
    器への通信は、所定時間毎の前記第2の家電機器から前
    記家電サーバ装置に対する送信に対する応答として行わ
    れることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の家
    電機器。
  11. 【請求項11】 前記第2の家電機器と前記家電サーバ
    装置間の通信のプロトコルとして、HTTP(Hyper Tex
    t Transfer Protocol)プロトコルを用いることを特徴と
    する請求項7乃至請求項9に記載の家電機器。
  12. 【請求項12】 公衆ネットワークを介して家電機器に
    対するサービスを提供する家電サーバ装置であって、 複数のカテゴリに属し,当該家電サーバ装置と通信を行
    い得る家電機器間で重複のないように予め割り当てられ
    た固有の識別情報を所有者毎に保持する識別情報保持手
    段と、 サービスの利用を要求する前記家電機器(第1の家電機
    器)から送信された当該第1の家電機器の識別情報と,
    サービスを利用する家電機器(第2の家電機器)を示す
    情報を含むサービスの利用要求を受信する受信手段と、 前記識別情報保持手段を参照して,前記受信した前記第
    1の家電機器の識別情報に対応する所有者が前記受信し
    た第2の家電機器を示す情報に対応する家電機器を所有
    しているか否かを確認する確認手段と、 該確認手段が,前記サービスの利用要求に対応する所有
    者が前記第2の家電機器を所有していることを確認した
    場合に,前記第2の家電機器宛てにサービス利用ソフト
    ウェア又は当該家電機器に予め組み込まれたサービス利
    用ソフトウェアの起動を指示するコマンドを送信する送
    信手段とを備えることを特徴とする家電サーバ装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の家電機器に関するデータを
    保持する機器データ保持手段と、 前記受信手段が受信したサービスの利用要求に応じて前
    記第2の家電機器を示すデータを前記第1の家電機器に
    送信する機器データ送信手段とを備えることを特徴とす
    る請求項12記載の家電サーバ装置。
  14. 【請求項14】 前記サービスの提供要求に応じて、前
    記第1の家電機器にユーザに対する指示を送信する指示
    送信手段と、 該送信したユーザに対する指示に応じた完了情報を前記
    第1の家電機器から受信した場合に、前記第2の家電機
    器に対するサービスの提供を開始するサービス提供制御
    手段とを備えることを特徴とする請求項12記載の家電
    サーバ装置。
  15. 【請求項15】 前記第1の家電機器と前記第2の家電
    機器は、各々異なる構内ネットワークに接続されている
    ことを特徴とする請求項12記載の家電サーバ装置。
  16. 【請求項16】 前記第1の家電機器が接続されている
    構内ネットワークと前記第2の家電機器が接続されてい
    る構内ネットワークは、各々前記公衆ネットワークとの
    中継を行う異なるルータ装置を介して前記公衆ネットワ
    ークに接続されていることを特徴とする請求項15記載
    の家電サーバ装置。
  17. 【請求項17】 前記第1の家電機器及び第2の家電機
    器には、前記公衆ネットワークに接続される機器毎に固
    有のアドレス(グローバルアドレス)が割り当てられて
    おり、 当該家電サーバ装置からのパケットが前記公衆ネットワ
    ークを介して直接第2の家電機器に直接到達可能であ
    り、 前記識別情報保持手段は、前記家電機器の識別情報に対
    応させて前記アドレスを保持することを特徴とする請求
    項12記載の家電サーバ装置。
  18. 【請求項18】 前記第2の家電機器には、該第2の家
    電機器が接続されている前記構内ネットワーク内でのみ
    有効なアドレス(ローカルアドレス)が割り当てられて
    おり、 前記識別情報保持手段は、前記家電機器の識別情報に対
    応させて前記ローカルアドレスが割り当てられている旨
    を示す情報を保持しており、 前記第2の家電機器と当該家電サーバ装置間の通信は、 前記第2の家電機器が,該第2の家電機器が接続されて
    いる前記構内ネットワークと前記公衆ネットワークの間
    に設けられた中継手段に,当該家電サーバ装置のアドレ
    ス又はアドレスを示す情報を有する中継要求を送信し,
    該中継装置が中継要求中のアドレス又はアドレスを示す
    情報に応じて中継を行うことによって行うことを特徴と
    する請求項12記載の家電サーバ装置。
  19. 【請求項19】 前記第2の家電機器には、前記公衆ネ
    ットワーク側から到達不可能なアドレス(プライベート
    アドレス)が割り当てられており、 前記第2の家電機器と当該家電サーバ装置間の通信は、 前記第2の家電機器が,該第2の家電機器と当該家電サ
    ーバ装置の間に設けられた中継手段に,前記家電サーバ
    装置のアドレス又はアドレスを示す情報を有する中継要
    求を送信し,該中継装置が中継要求中のアドレス又はア
    ドレスを示す情報に応じて中継を行うことによって行う
    ことを特徴とする請求項12記載の家電サーバ装置。
  20. 【請求項20】 前記家電サーバ装置から第2の家電機
    器への通信は、所定時間毎の前記第2の家電機器から当
    該家電サーバ装置に対する送信に対する応答として行わ
    れることを特徴とする請求項18又は請求項19に記載
    の家電サーバ装置。
  21. 【請求項21】 前記第2の家電機器と当該家電サーバ
    装置間の通信のプロトコルとして、HTTP(Hyper Tex
    t Transfer Protocol)プロトコルを用いることを特徴と
    する請求項17乃至請求項19に記載の家電サーバ装
    置。
  22. 【請求項22】 公衆ネットワーク経由で接続された家
    電サーバ装置が提供するサービスを利用する家電機器が
    接続された構内ネットワークと前記家電サーバ装置間に
    設置される中継装置であって、 前記家電機器には、前記構内ネットワーク内でのみ有効
    なアドレス(ローカルアドレス)が割り当てられてお
    り、 前記構内ネットワークを介して前記家電装置から受信し
    た前記家電サーバ装置のアドレス又はアドレスを示す情
    報を有する中継要求を受信する受信手段と、 該受信した中継要求中の前記家電サーバ装置のアドレス
    又はアドレスを示す情報に応じて、前記公衆ネットワー
    クを介して前記家電サーバ装置に対する送信を行う送信
    手段とを備えることを特徴とする中継装置。
  23. 【請求項23】 前記第2の家電機器と前記家電サーバ
    装置間の通信は、 所定時間毎の前記第2の家電機器から前記家電サーバ装
    置に対する送信と、その応答として行われることを特徴
    とする請求項22記載の中継装置。
  24. 【請求項24】 本中継装置と前記家電サーバ装置間の
    通信のプロトコルとして、HTTP(Hyper Text Transf
    er Protocol)プロトコルを用いることを特徴とする請求
    項22記載の中継装置。
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