JP2003111158A - ホームコントローラ - Google Patents

ホームコントローラ

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JP2003111158A
JP2003111158A JP2001300837A JP2001300837A JP2003111158A JP 2003111158 A JP2003111158 A JP 2003111158A JP 2001300837 A JP2001300837 A JP 2001300837A JP 2001300837 A JP2001300837 A JP 2001300837A JP 2003111158 A JP2003111158 A JP 2003111158A
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JP2001300837A
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Yoshiaki Ito
善朗 伊藤
Noriyuki Kushiro
紀之 久代
Shigeki Suzuki
繁樹 鈴木
Noriyuki Komiya
紀之 小宮
Shigenori Nakada
成憲 中田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

(57)【要約】 【課題】 宅外から宅内に様々なサービス情報をユー
ザの要望に応じて適切なコストで提供し、ホームシステ
ムに対する高コスト感を解消し、ホームシステムの普及
を促進する。 【解決手段】 住戸内に設置された機器を接続し、相
互の情報交換を可能とする設備ネットワークと、住戸内
に設置されたパーソナルコンピュータ等の情報表示端末
を接続する宅内情報ネットワークとに接続され、少なく
ともセキュリティ、省エネなどの機器の遠隔監視制御に
係るプログラムを備え、住戸外のインターネット等に接
続される宅外情報ネットワークと宅内情報ネットワーク
を接続するルータを介し、宅内にサービス提供を行うサ
ービスプロバイダと、情報表示端末と、機器との間で構
造化データ記述言語を用いて機器に係る情報を交換する
ように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅内の家電機器を
ホームネットワークで接続してホームシステムを構築
し、さらにこれらを宅外のネットワークと接続すること
で、宅外から宅内に様々なサービスを提供するホームコ
ントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、近年提案されているホームゲー
トウェイ装置を介して宅内に設置された家電機器や設備
機器などの機器に係る情報(以下、サービス情報と称す
る)を提供するホームシステムのブロック図である。図
において1はサービスプロバイダ、2は住戸、3はイン
ターネット等の宅外情報ネットワーク、4は宅内に設置
された機器を接続する設備ネットワーク、5は宅外ネッ
トワーク3と設備ネットワーク4との間に位置するホー
ムゲートウェイ装置、6は家電機器や設備機器などの機
器である。
【0003】7はサービスプロバイダ1からホームゲー
トウェイ装置5に対してダウンロードされ、サービス情
報が提供される時に実行されるプログラム(以下、サー
ビスプログラムと称する)、8は宅内に設置され、宅外
情報ネットワーク3を介して電子メールやホームページ
へのアクセスを行うためのパーソナルコンピュータなど
からなる情報表示端末、9は宅内に設置されたインター
ネットアクセス用の宅内情報ネットワーク、10は宅外
情報ネットワーク3と接続するためのモデム、ルータな
どの中継装置である。また、サービス情報を享受する住
戸2の居住者をユーザと称する。
【0004】次に動作について説明する。サービスプロ
バイダ1は、各住戸2に提供するサービスに対応したサ
ービスプログラム7をホームゲートウェイ装置5にダウ
ンロードする。ダウンロードされたサービスプログラム
7は、ホームゲートウェイ装置5上で動作する。
【0005】この時、サービスプログラム7は、例えば
設備ネットワーク4を利用して機器6の運転状態や、宅
内のセンサ計測値などの情報を収集し、住戸2の機器6
のメンテナンスや、効率的な運転アドバイスなど運用に
関するサービスを提供するとともに、宅外情報ネットワ
ーク3を使用してサービスプロバイダ1に住戸2の運用
状況を送信する。
【0006】このようなサービス情報の提供は、複数の
サービスプロバイダ1によって併行して行われる。ま
た、サービスプロバイダ1は、ホームゲートウェイ装置
5から送信された情報をもとに、有益なサービス情報が
他にあれば、適宜ユーザに対して提供する。さらにま
た、サービスプログラム7が更新された場合には、更新
に伴う新しいサービス情報を提供する。
【0007】このようにして、住宅2では、ホームゲー
トウェイ装置5上で、複数のサービスプロバイダ1によ
る様々なサービスプログラム7が併行して動作し、ユー
ザはユーザ自身に有益な様々なサービス情報を享受する
ことが出来る。
【0008】なお、宅外情報ネットワーク3を利用した
電子メールやホームページへのアクセスは、サービスプ
ロバイダ1から提供されたサービスプログラム7とは、
まったく別にユーザ自ら設置したり、使用したりするも
のである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術では、ホームゲートウェイ装置の購入・設
置や宅外情報ネットワークの運用に係る高いコストを、
ユーザが全て負担しなければならず、利用は裕福なユー
ザに限られてしまい、普及を難しくしていた。
【0010】また、宅外から提供されるサービス情報
は、ユーザインターフェイスのような簡単なハードウェ
アで入手できる設備機器の集中監視や省エネ、セキュリ
ティに係るものから、高性能なCPUやメモリが不可欠
な動画やグラフィカルな操作画面を活用したものまでと
幅広く、ハードウェアのコストダウンを図ると、ホーム
ゲートウェイ装置の性能・機能が制限されてしまい、ユ
ーザが魅力的な動画を活用したサービス情報を利用する
ことが難しくなっていた。
【0011】こうした幅広いサービス情報の提供に対処
するため、パーソナルコンピュータ自体をホームゲート
ウェイ装置に活用する例があるが、24時間稼動可能な
ものを使わなければならず、信頼性を確保するためコス
トアップする他、消費電力が大きいなどの課題があっ
た。
【0012】また、このようなデメリットを踏まえたう
えで、ユーザが所有しているパーソナルコンピュータを
利用するケースも考えられるが、パーソナルコンピュー
タに機器6を監視するための特殊なソフトウェアをイン
ストールしなければならず、ユーザのパーソナルコンピ
ュータ利用に制限を与えて利便性を損ない、システムの
運用保守を難しくするという課題があった。
【0013】一方では、このような高性能なCPUやメ
モリを備えたハードウェアを必要とするサービス情報
を、必ずしも必要としないユーザも多数存在し、広く普
及させるためにはホームシステムに対する様々なユーザ
の要望に柔軟に対応することが必要であった。
【0014】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、宅内の機器6を宅内のネットワーク
で接続してホームシステムを構築し、これらをさらに、
宅外のネットワークと接続することで、宅外から宅内に
様々なサービス情報をユーザの要望に応じて適切なコス
トで提供し、ホームシステムに対する高コスト感を解消
し、ホームシステムの普及を促進することを目的とした
ものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るホームコン
トローラは、住戸内に設置された機器を接続し、相互の
情報交換を可能とする設備ネットワークと、住戸内に設
置されたパーソナルコンピュータ等の情報表示端末を接
続する宅内情報ネットワークとに接続され、少なくとも
セキュリティ、省エネなどの機器の遠隔監視制御に係る
プログラムを備え、住戸外のインターネット等に接続さ
れる宅外情報ネットワークと宅内情報ネットワークを接
続するルータを介し、宅内にサービス提供を行うサービ
スプロバイダと、情報表示端末と、機器との間で構造化
データ記述言語を用いて機器に係る情報を交換するよう
に構成したものである。
【0016】また、宅内情報ネットワーク経由、もしく
は予めインストールされた表示形式にしたがって機器情
報、もしくはサービスプロバイダから提供された情報を
表示する表示手段を具備するように構成したものであ
る。
【0017】さらに、ホームコントローラ自身もしく
は、宅内情報ネットワーク、設備ネットワークのいずれ
かに接続されたカメラ子機による撮影情報を表示、蓄
積、再生する機能を具備するように構成したものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明のホ
ームコントローラを含むホームシステムの構成図であ
る。図はADSL(非対称デジタル加入者線 Asym
metric Digital Subscriber
Lineの略)や光ファイバなどの宅外情報ネットワ
ーク3が普及し、これを利用したインターネット常時接
続サービスが低コストで利用できるようになっている現
状を踏まえたもので、宅内に宅内情報ネットワーク9が
敷設され、パーソナルコンピュータなどの情報表示端末
8が複数設置されているケースを想定している。
【0019】従来例と同一もしくは相当部分には、同じ
符号を付して説明を省略する。図において11は宅内情
報ネットワーク9と設備ネットワーク4に接続されてい
るホームコントローラである。ホームコントローラ11
は、ホームシステムにおいて最も基本的な、機器6の監
視制御による省エネやセキュリティなどのサービスを、
ユーザへ提供するサービスプログラム7を具備してい
る。このサービスプログラム7は、サービスプロバイダ
1によって予めインストール、あるいは宅外情報ネット
ワーク3、ルータ10、宅内情報ネットワーク9を介し
て遠隔からインストール、あるいは図示されていないメ
モリカードなどの補助記憶装置を介してインストールさ
れたものである。
【0020】また、図2(a)、(b)は、それぞれ本
実施の形態における電力使用量履歴データと、これを構
造化データ記述言語によって記述した電力使用量履歴デ
ータの一例である。
【0021】次に動作について説明する。機器6は、エ
アコンや、電子レンジなどの家電機器や、人感センサ
や、温度センサなどのセンサ類、制御用のリレーなどの
アクチュエータである。これらは、電灯線通信や、無線
通信の方式で実現された設備ネットワーク4に接続さ
れ、設備ネットワーク4から所定のプロトコルでアクセ
スすることで、機器6の運転状態や、センサの計測値な
どを取得、あるいは機器6の運転状態や、設定値を変更
することが可能である。こうした宅内情報ネットワーク
9として、例えばエコーネット(ECHONET)など
が知られている。
【0022】また、ホームコントローラ11は設備ネッ
トワーク4を介し、所定のプロトコルによって機器6を
アクセスし、運転状態やセンサ計測値などの機器情報を
取得する。そしてサービスプログラム7を稼動し、取得
した情報をもとに機器情報を更新したり、家電機器を操
作制御したりして機器の監視制御を行う。
【0023】こうした制御の例としては、例えば設備ネ
ットワーク4に接続された人感センサの出力に対応し
て、照明器を点灯、消灯するなどの制御があり、人が不
在の時には照明を消灯することで、消し忘れによる無駄
を防ぎ、省エネ制御を実現する。
【0024】また、他には設備ネットワーク4に接続さ
れた電力量センサによって、宅内の電力使用量を測定
し、これを例えば図2(a)に示すような履歴データとし
て一定期間ホームコントローラ11で蓄積、保持管理す
る例があげられる。図2(a)の例では、現在から12時
間前までのデータが、1時間毎に履歴番号01〜12番
として採番され、履歴データとして毎時の積算量が保存
されている。ホームコントローラ11はこの履歴データ
を、宅内情報ネットワーク9を介して情報表示端末8に
送信し、情報表示端末8では、電力使用量の履歴データ
として表示する。
【0025】この際、ホームコントローラ11は、前記
電力使用量の履歴データを、図2(b)に示すようなXM
L(eXtensible Markup Langu
age の略)などの標準化され、一般に広く普及して
いる構造化データ記述言語を用いて記述する。こうする
ことにより、情報表示端末8は別途表示形式のデータの
みを、例えばサービスプロバイダ1から取得すれば、特
に新規のプログラムをインストールする必要も無く、表
示可能であり、また、情報表示端末8としてユーザのパ
ソコンを利用することが可能となる。なお、ここではX
MLについて説明したが、これに限るものではない。S
GML(Standard Generalized
Markup Language の略)、XHTML
(eXtensible HyperText Mar
kup Language の略)などXML以外の構
造化データ記述言語であっても構わない。
【0026】さらに、この構造化データ記述言語で記述
された履歴データを、ルータ10、宅外情報ネットワー
ク3を介してサービスプロバイダ1に提供すると、サー
ビスプロバイダ1では、電力使用量の履歴情報を用い
て、住戸2に電力使用や、電気料金契約のアドバイスを
サービスとして実施する。こうした場合も、履歴データ
を、標準化され一般に広く普及している構造化データ記
述言語を用いて記述しているので、サービスプロバイダ
1は、自己の環境で特殊なツールなど必要とせずに、自
由にこのデータを扱い、加工、表示することが可能であ
る。また、これを当該住戸2向けホームページ用のデー
タとして開示すれば、情報表示端末8から閲覧すること
も可能となる。
【0027】一方、サービスプロバイダ1から提供され
る様々なサービスプログラムのうち、高性能なハードウ
ェアやソフトウェア資源を必要とするサービスについて
は、宅内情報ネットワーク9に接続されているパーソナ
ルコンピュータ(情報表示端末8)を利用する。
【0028】ここで、前述のようにホームコントローラ
11が監視、制御する機器情報は、構造化データ記述言
語で記述されたデータとして取得されるため、パーソナ
ルコンピュータでのデータ処理において、特別なソフト
ウェアを必要としない構成をとることが可能となる。こ
の結果、ユーザ所有のパーソナルコンピュータであって
も特殊なプログラムをインストールする必要が無いの
で、ユーザの利便性を損なうことなく、ホームシステム
に活用することができる。
【0029】以上のように本実施の形態では、ホームコ
ントローラ11とパーソナルコンピュータでシステムを
構成し、ホームコントローラ11のインタフェースを構
造化データ記述言語などの標準的な仕様のインタフェー
スとし、機器6を高い信頼性で24時間監視、制御する
遠隔監視制御などの基本的なサービスは、ホームコント
ローラ11のみで対処するようにした。このため、基本
的なサービスのみで十分なユーザは、ホームコントロー
ラ11のみを設置すれば良く、低コストでサービスを享
受することができるようになる。
【0030】また、高性能なハードウェアやソフトウェ
ア資源を必要とするサービスにおいても、特殊なプログ
ラムをインストールする必要なしに、パーソナルコンピ
ュータで対処できるようした。このため高度なサービス
を希望するユーザは、所有しているパーソナルコンピュ
ータ、もしくは新たにパーソナルコンピュータを追加す
ることにより利用できるようになる。このようにしてユ
ーザの要望に合わせて柔軟にシステムを構成し、サービ
スを提供することが可能となり、これによってサービス
を提供するコストを低減することができ、ホームシステ
ムの普及を促進することができる。
【0031】実施の形態2.図3は、本発明のホームコ
ントローラを含むホームシステムの別の構成図である。
実施の形態1と同一もしくは相当部分には、同じ符号を
付し、説明を省略する。図において12はホームコント
ローラ11が具備するLCD(LiquidCryst
al Device)などの表示手段である。
【0032】次に動作について説明する。サービスプロ
バイダ1は、各住戸2に提供するサービスに関する情報
を、構造化データ記述言語を用いて記述し、宅外情報ネ
ットワーク3、ルータ10、宅内情報ネットワーク9を
介して、情報表示端末8、あるいはホームコントローラ
11に送信する。これらを受信したコントローラ11
は、構造化データ記述言語にて記述した情報を表示する
ブラウザを具備しており、表示手段12にて表示する。
【0033】一方、情報表示端末8でも、搭載している
ブラウザなどを使用して表示する。ホームコントローラ
11が具備するブラウザの構造化データ記述言語による
データ記述の表現機能を、一般のパソナルコンピュータ
などで使える機能に比べ、限られた機能のみを使用可能
とする。これにより24時間高信頼性で稼動することが
必要なコントローラ11をできるだけ安価に構成でき、
低コストのサービスだけで十分なユーザの要望に応える
ことができる。また、この時サービスプロバイダ1は、
コントローラ11に送信する際は、限られた資源のみで
動作し、限られた表現能力にあった情報を送信する。
【0034】一方、情報表示端末8に送信する際は、さ
まざまな表現力を駆使して、ユーザによりわかりやす
い、情報量の多いものを送信し、質の高いサービスを提
供することを可能とする。例えば、サービスプロバイダ
1から送信する情報に、オブジェクト指向プログラム言
語であるJava(登録商標)などのプラットフォーム
非依存のプログラムを使用することで、サービスのニー
ズに合った情報やプログラムを送信することも可能であ
る。
【0035】また、ホームコントローラ11にて実行す
るサービスプログラム7において、当該住戸2のユーザ
による設備運用の希望や、設置されている家電機器など
の設備の状況に合わせた設定を必要とする場合、表示手
段12を利用してホームコントローラ11に設定情報を
入力することが可能である。
【0036】以上のように本実施の形態によれば、ホー
ムコントローラ11に表示手段12を設けたので、基本
的なサービスを提供する際に、表示手段12を活用し
て、省エネ効果をユーザに提示したり、住戸2の設備機
器の環境や、ユーザの運用の希望に合わせて設定、操作
することが可能となり、一層サービスの効果を高めるこ
とが可能となる。さらに、この表示手段12を使用し
て、サービスプロバイダ1から、例えばお知らせ情報
や、伝言メールなど簡単なサービス情報の提供を表示さ
せることが可能となり、ユーザに対するサービス向上と
なり、ホームシステムの普及を促進させる効果がある。
【0037】実施の形態3.図4は、本発明のホームコ
ントローラ11を含むホームシステムの別の構成図であ
る。実施の形態1もしくは2と、同一もしくは相当部分
には同じ符号を付し、説明を省略する。図において13
はホームコントローラ11に接続されたカメラ、14は
インターホン機能付カメラ、15はホームコントローラ
11とインターホン機能付カメラ14を接続する専用線
である。16はユーザの携帯電話である。
【0038】次に動作について説明する。図においてサ
ービスプロバイダ1によるサービスや設備機器の管理動
作などホームコントローラ11及び他の装置の動作は、
実施の形態1もしくは2と同じであるので、説明を省略
する。実施の形態1もしくは2に対して追加された特長
的なカメラの動作につき説明する。
【0039】本実施の形態では、例えばカメラ13は高
齢者あるいは、乳幼児の在室する部屋に設置されたも
の、あるいは住戸2の外周などに設置されたものであ
り、カメラ13にて撮影した画像は、静止画、動画いず
れの場合もJPEG(静止画面保存方式の標準規格 J
oint Photograph Expert Gr
oupの略)やMPEG(マルチメディアの標準規格
Moving Picture Expert Gro
upの略)などの標準化されたデータ形式でエンコード
された画像データとして生成され、これを宅内情報ネッ
トワーク9を介してホームコントローラ11に転送す
る。
【0040】ホームコントローラ11では、受信した画
像データを、先の所定のデータ形式でデコードし、表示
手段12に表示する。通常、ホームコントローラ11は
ダイニングやキッチンなど、主婦がよく在場する場所に
設置され、ここで主婦などが表示手段12に表示された
画像より、高齢者や乳幼児に異常が起きてないかどうか
を確認したり、外周への侵入者を監視したりする。
【0041】また、インターホン付きカメラ14は、カ
メラ接続方法のもうひとつの例である。例えばこれはカ
メラドアホンの用途で使用され、インターホン付きカメ
ラ14のインターホン機能によって来訪者と通話するほ
かに、表示手段12に表示された画像データにより来訪
者を確認する。インターホン付きカメラ14で撮像され
た画像信号と、インターホン機能のマイクで取り込まれ
た音声信号は専用線15を介してホームコントローラ1
1に取り込まれ、表示手段12に表示される。また図示
されていないが、ホームコントローラ11が具備するス
ピーカを通して音声を再生する。
【0042】カメラ13や、インターホン付きカメラ1
4で撮像した画像データは、ホームコントローラ11に
取り込まれ、例えば居住者が留守で有る場合は宅内情報
ネットワーク9、ルータ10、宅外情報ネットワーク3
を介してサービスプロバイダ1に転送される。サービス
プロバイダ1に転送された画像データは、例えば当該住
戸2のユーザで、外出している場合には携帯電話16に
転送される。このような、来訪者連絡サービスや、安否
確認サービス、セキュリティサービスなどをユーザに提
供することができる。
【0043】以上のようにホームシステムにカメラ1
3、14を収容することで、ホームコントローラ11の
表示手段12にてカメラ画像を表示することが可能とな
り、ドアホン機能を提供したり、高齢者の健康状態の確
認や、セキュリティ用の監視画像を表示することが可能
となり、ユーザに対するメリットが向上し、このような
システムの普及を促進する効果がある。また、サービス
プロバイダ1と接続する手段を活用して、画像データを
宅外に転送し、外出先での来訪者の確認や安否の確認を
可能にすることにより、さらに付加価値が向上し、さら
に普及を促進させる効果がある。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明のホームコントロ
ーラは構成されており、以下のような効果を奏する。
【0045】ホームコントローラは、宅内情報ネットワ
ークと、設備ネットワークに接続し、24時間稼動で、
機器の監視、制御を実施し、さらに、機器情報を構造化
データ記述言語にて記述したデータ形式で、宅内情報ネ
ットワークを介してパーソナルコンピュータなどの情報
表示端末や、さらにルータ、宅外情報ネットワークを介
して宅外のサービスプロバイダに送信することで、機器
情報を活用したサービスを提供するようにしたので、高
信頼が要求される機器の遠隔監視制御などの基本的なサ
ービスは、ホームコントローラを利用することで、安価
に提供できるため、こうした基本的なサービスのみを必
要とするユーザには、安価にサービスを提供できる効果
がある。
【0046】また、パーソナルコンピュータでのデータ
処理に特別なソフトウェアを必要としない構成をとるこ
とが可能となり、ユーザのパーソナルコンピュータを活
用することも可能となる。こうしたことにより、基本的
なサービスのみを希望するユーザには、ホームコントロ
ーラのみを設置し、高度なサービスを希望するユーザに
は、パーソナルコンピュータを追加するというように、
ユーザの要望に合わせて柔軟にシステムを構成し、提供
することが可能となり、これによりサービスを提供する
コストを低減することが可能となり、ホームシステムの
普及に効果がある。
【0047】また、ホームコントローラに表示手段を設
けたので、サービスを提供する際に、この表示手段を活
用して、例えば省エネの効果をユーザに提示したり、住
戸2の設備機器の環境や、ユーザの運用の希望に合わせ
て設定、操作することが可能となり、一層サービス効果
を高めることが可能となる。さらに、この表示手段12
を使用して、サービスプロバイダ1から、たとえば、お
知らせ情報や伝言メールなど簡単なサービス情報を表示
することが可能となり、ユーザに対するサービスが向上
し、このようなホームシステムの普及を容易にする効果
がある。
【0048】さらにまた、ホームシステムにカメラを収
容することで、ホームコントローラの表示手段にて、カ
メラ画像を表示することが可能となり、ドアホン機能を
提供したり、高齢者の安否確認や、セキュリティ用の監
視画像を表示することが可能となり、ユーザに対するメ
リットが向上し、このようなシステムの普及を容易にす
る効果がある。また、サービスプロバイダと接続する手
段を活用して、画像データを宅外に転送し、外出先で来
訪者の確認や、安否の確認を可能とすれば付加価値が向
上し、さらにシステムの普及を容易にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るホームコントロ
ーラを含むホームシステムの構成を示したブロック図で
ある。
【図2】 本発明のホームコントローラが使用する、構
造化データ記述言語によるデータ記述例を示した図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態2に係るホームコントロ
ーラを含むホームシステムの別の構成を示したブロック
図である。
【図4】 本発明の実施の形態3に係るホームコントロ
ーラを含むホームシステムの別の構成を示したブロック
図である。
【図5】 従来のホームシステムの構成を示したブロッ
ク図である
【符号の説明】
1 サービスプロバイダ 2 住戸 3 宅外情報ネットワーク 4 設備ネットワーク 5 ホームゲートウェイ 6 機器 7 サービスプログラム 8 情報表示端末 9 宅内情報ネットワーク 10 ルータ 11 ホームコントローラ 12 表示手段 13 カメラ 14 インターホン付きカメラ 15 専用線 16 携帯電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 (72)発明者 鈴木 繁樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小宮 紀之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中田 成憲 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA11 GA31 GB02 JA35 JB02 KA13 KA17 MC02 5K048 BA10 BA12 DC07 EB02 FC01 HA01 HA02 5K101 KK11 LL01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住戸内に設置された機器を接続し、相互
    の情報交換を可能とする設備ネットワークと、前記住戸
    内に設置されたパーソナルコンピュータ等の情報表示端
    末を接続する宅内情報ネットワークとに接続され、少な
    くともセキュリティ、省エネなどの前記機器の遠隔監視
    制御に係るプログラムを備え、前記住戸外のインターネ
    ット等に接続される宅外情報ネットワークと前記宅内情
    報ネットワークを接続するルータを介し、宅内にサービ
    ス提供を行うサービスプロバイダと、前記情報表示端末
    と、前記機器との間で構造化データ記述言語を用いて前
    記機器に係る情報を交換するように構成されたことを特
    徴とするホームコントローラ。
  2. 【請求項2】 宅内情報ネットワーク経由、もしくは予
    めインストールされた表示形式にしたがって前記機器情
    報、もしくは前記サービスプロバイダから提供された情
    報を表示する表示手段を具備したことを特徴とする請求
    項1記載のホームコントローラ。
  3. 【請求項3】 ホームコントローラ自身もしくは、前記
    宅内情報ネットワーク、前記設備ネットワークのいずれ
    かに接続されたカメラ子機による撮影情報を表示、蓄
    積、再生する機能を具備していることを特徴とする請求
    項1または2に記載のホームコントローラ。
JP2001300837A 2001-09-28 2001-09-28 ホームコントローラ Pending JP2003111158A (ja)

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