JPH1196483A - 情報システム - Google Patents

情報システム

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JPH1196483A
JPH1196483A JP25452897A JP25452897A JPH1196483A JP H1196483 A JPH1196483 A JP H1196483A JP 25452897 A JP25452897 A JP 25452897A JP 25452897 A JP25452897 A JP 25452897A JP H1196483 A JPH1196483 A JP H1196483A
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JP
Japan
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data
database
information
calendar
information system
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25452897A
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English (en)
Inventor
Teruo Yamamoto
照夫 山本
Toru Kobayashi
徹 小林
Takako Shiraishi
孝子 白石
Yoshihiro Ishizaki
祥浩 石嵜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、主として住宅内で扱われる多様な
種類の情報を容易に扱うための情報システムに関するも
のであり、多様な種類のデータを統一的に扱い、容易な
管理を実現する環境を提供することである。 【解決手段】 情報サーバ2と、機器4と、機器4に受
発信機能を持たせるための機器用通信手段5と、データ
入力手段101、情報サーバ2および機器用通信手段5
とデータをやりとりする情報端末用通信手段104、デ
ータベース108、情報サーバ2からのデータとデータ
入力手段101による入力データと機器4からのデータ
のデータ形式を変換してデータベース108に登録する
データ変換登録手段109を設けた顧客用情報端末1と
を設け、すべてのデータを変換してデータベース108
に蓄積することにより、統一的なデータ管理を容易にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として住宅内で
扱われる多様な種類の情報を容易に扱うための情報シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報システムは、たとえ
ば特開昭63−502150号公報や特開平7−225
886号公報に記載されているようなものが一般的であ
った。これらのシステムは図26に示されているよう
に、情報端末1と、情報サービスを提供する機関のセン
ター装置2と、これらの間で情報をやりとりするための
公衆電話網等の通信回線3と、住宅側に機器4として給
湯機器4a,空調機器4b,ガスメータ4cと、機器4
側に設けられた機器用通信手段5a,5b,5cと情報
端末1側に設けられた情報端末用通信手段5dとから構
成されている。この構成において、給湯機器4a,空調
機器4b,ガスメータ4cの出力を情報端末1が受け、
その情報を通信回線3を通じてセンター装置2に送るこ
とによって、情報サービス提供機関は遠隔から機器4の
運転状況やガスの使用量を検出することができる。ま
た、情報端末1がその情報を表示して使用者に伝えるこ
とができるのでリアルタイムで使用量や料金を知らせる
サービスがおこなえる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成における情報端末1の機能として、機器4のデ
ータをセンター装置2に送信するとともに使用量や料金
を表示するということのほかに、顧客が任意にデータを
入力して情報サービス提供機関に連絡したり、情報サー
ビス提供機関からさまざまなデータを得るという使い方
がなされることが一般的である。その際、さまざまに異
なる形式のデータをこの情報端末1で扱うことになる
が、データの表示や保管などをしたいときに、それぞれ
のデータ形式に応じたアプリケーションプログラムが必
要になり、都度、顧客がそれを選択して、データを参照
しなければならず、使い勝手が悪いという課題を有して
いた。また、データを保管しておく場合にも異なるデー
タ形式が混在する場合、管理が複雑になるという課題も
有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、通信回線を通じて顧客に情報サービスをお
こなう少なくともひとつの情報サーバと、空気調和設
備,給湯設備,家事・調理器具,照明器具等の設備機
器、ガスメータ,電力メータ,水道メータ等の資源使用
量検出器、温湿度計等の環境検出器、体温計,体重計等
の生理量検出器、地震計等の災害時の物理量検出器のう
ち少なくともひとつの機器と、前記機器のそれぞれにデ
ータの受発信機能を持たせるために設けられた機器用通
信手段と、顧客が任意のデータを入力するデータ入力手
段、前記情報サーバおよび前記機器用通信手段とデータ
をやりとりする情報端末用通信手段、データを蓄積する
データベース、前記情報サーバからのデータと前記デー
タ入力手段による入力データと前記機器からのデータの
データ形式を変換して前記データベースに登録するデー
タ変換登録手段を設けた顧客用情報端末とから構成した
ものである。
【0005】上記構成によれば、顧客が入力したデー
タ、情報サーバから送られてきたデータ、機器からのデ
ータといった生成時には形式の異なる多様なデータが、
顧客用情報端末で扱われるときにデータ変換登録手段に
より変換されてデータベースに蓄積されていく。したが
って、データベース内のデータを参照する場合に、顧客
は統一されたユーザインタフェースで顧客用情報端末を
操作することができるので、たいへん使い勝手に優れた
情報システムを実現できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、通信回線を通じて顧客
に情報サービスをおこなう少なくともひとつの情報サー
バと、空気調和設備,給湯設備,家事・調理器具,照明
器具等の設備機器、ガスメータ,電力メータ,水道メー
タ等の資源使用量検出器、温湿度計等の環境検出器、体
温計,体重計等の生理量検出器、地震計等の災害時の物
理量検出器のうち少なくともひとつの機器と、前記機器
のそれぞれにデータの受発信機能を持たせるために設け
られた機器用通信手段と、顧客が任意のデータを入力す
るデータ入力手段、前記情報サーバおよび前記機器用通
信手段とデータをやりとりする情報端末用通信手段、デ
ータを蓄積するデータベース、前記情報サーバからのデ
ータと前記データ入力手段による入力データと前記機器
からのデータのデータ形式を変換して前記データベース
に登録するデータ変換登録手段を設けた顧客用情報端末
とを有するものである。
【0007】そして、顧客が入力したデータ、情報サー
バから送られてきたデータ、機器からのデータといった
生成時には形式の異なる多様なデータが、顧客用情報端
末で扱われるときにデータ変換登録手段により変換され
てデータベースに蓄積されていく。
【0008】また、データ変換登録手段は、情報サーバ
からの情報とデータ入力手段による入力データと機器か
らのデータを同一のデータ形式に変換する構成としたも
のである。
【0009】そして、この構成では、データベースには
同じ形式で日々のデータが蓄積されていくので、データ
ベース内のデータを参照する場合に、ひとつの読み出し
ソフトがあればよく、顧客は統一されたユーザインタフ
ェースで顧客用情報端末を操作できる。
【0010】さらに、データ変換登録手段は、変換後の
データをデータベースに蓄積し、変換前の形式のデータ
を破棄する構成としたものである。
【0011】そして、この構成では、変換されたデータ
だけをデータベースに蓄積していくので、データベース
の大きさを小さくすることができ、より多くのデータを
保管できる。
【0012】さらに、データ変換登録手段は、変換後の
データと変換前のデータの両方をデータベースに蓄積す
る構成としたものである。
【0013】そして、この構成では、変換されたデータ
とともに、変換される前の元データもデータベースに保
管しておくので、そのデータがもともと扱われたアプリ
ケーションプログラムで参照することも同時に可能にな
る。
【0014】さらに、表示手段と、時間を計時する時計
手段と、年月日時分秒のうちの一部または全部と曜日と
からなるカレンダーを生成するカレンダー生成手段と、
前記時計手段による計時に基づき前記カレンダー生成手
段によって生成されるカレンダーを前記表示手段に表示
させるカレンダー表示制御手段と、前記表示手段に表示
されたカレンダー上にデータベースに登録された個々の
データの全部または一部を表示するデータ表示制御手段
を設けた構成としたものである。
【0015】そして、この構成では、データベースに蓄
積されたデータを表示手段に表示されたカレンダーの所
定の日時の位置にデータの内容全部またはタイトル程度
の内容についての情報といったものを表示させる。これ
によって、顧客にデータの管理をしやすくさせる。
【0016】さらに、表示手段と、時間を計時する時計
手段と、年月日時分秒のうちの一部または全部と曜日と
からなるカレンダーを生成するカレンダー生成手段と、
前記時計手段による計時に基づき前記カレンダー生成手
段によって生成されるカレンダーを前記表示手段に表示
させるカレンダー表示制御手段と、前記表示手段に表示
されたカレンダー上にデータベースに登録された個々の
データをそれぞれ代表するアイコンを表示するデータ表
示制御手段を設けた構成としたものである。
【0017】そして、この構成では、データベースに蓄
積されたデータを表示手段に表示されたカレンダーの所
定の日時の位置にデータの内容をわかりやすく表わした
アイコンを表示させる。これによって、顧客にデータの
管理をしやすくさせるとともに、表示面積に制限のある
表示手段でも、データを一覧しやすい。
【0018】さらに、ポインティングデバイスを設け、
データベースに登録された個々のデータをそれぞれ代表
するアイコンへの操作により、該当するデータの内容の
全部または一部を表示するデータ内容表示手段を設けた
構成としたものである。
【0019】そして、この構成では、マウスやタッチペ
ンなどでアイコンをクリックしたり、タッチしたりした
ときにはじめてデータの内容そのものを表示させる。こ
れにより、表示面積に制限のある表示手段でもカレンダ
ー上の複数のデータの一覧性と個々のデータの内容の閲
覧性が両立できる。
【0020】さらに、データ表示制御手段は、データベ
ースに蓄積されたデータのうちカレンダー表示制御手段
によって表示手段に表示されたカレンダーの期間中のす
べてのデータを表示する構成としたものである。
【0021】そして、この構成では、データベースに蓄
積されたデータはすべてカレンダーの所定の日時の位置
に表示される。したがって、顧客が見失うことがない。
【0022】さらに、データ表示制御手段は、データベ
ースに蓄積されたデータのうちカレンダー表示制御手段
によって表示手段に表示されたカレンダーの期間中のデ
ータからあらかじめ設定された条件を満たすものについ
てだけ表示する構成としたものである。
【0023】そして、この構成では、たとえば機器から
のデータのうち平常運転時の記録など、顧客が特別に参
照する必要のないデータや、すでにカレンダー以外のア
プリケーションで使うデータとして顧客が指定したもの
については、表示させない設定にしておくことで画面が
繁雑になって、見にくくなることを防ぐことができる。
【0024】さらに、データ入力手段により顧客が入力
したデータは、表示手段中の未分類を示す領域に表示さ
れ、その他のものはデータベースに登録された日時に基
づき、カレンダー上に表示される構成としたものであ
る。
【0025】そして、この構成では、顧客が任意に作成
したデータについてだけ、表示手段に表示されるカレン
ダーの日時表示以外のところに設けた未分類領域に、い
ったん表示される。顧客が入力するデータは、たとえば
予定のデータのように必ずしも作成当日に表示すべきも
のとは限らないので、後で任意の場所に表示する方が使
い勝手がよい。
【0026】さらに、データベースに登録された個々の
データの全部または一部あるいはデータを代表するアイ
コンは、顧客がポインティングデバイスによりカレンダ
ー上の任意の日時に移動することにより、登録されたデ
ータに該当日時の属性を付与する日時属性付与手段を設
けたものである。
【0027】そして、この構成では、カレンダー上に表
示されたデータを、マウスやタッチペンなどのポインテ
ィングデバイスで表示されている日時から別の日時に移
動させることで、移動された先の日時が新たに付与さ
れ、以降そのデータはその日時に表示される。これによ
り、機器からのデータや情報サーバからのデータもカレ
ンダー上の任意の場所に表示することができるようにな
るため、顧客による柔軟なデータ管理が可能になる。た
とえば、情報サーバからのデータがイベント情報であっ
た場合も、データベースへの登録時は、そのデータを受
けた日時の情報しかないのでカレンダー上にもその日時
情報にしたがって表示されるが、そのイベントが開かれ
る日時に顧客が移動させることで、スケジュール管理に
利用することが可能になる。
【0028】さらに、データ変換登録手段は、データベ
ースへのデータの登録時にそのデータを保持しておく期
限を設定するデータ保持期限設定手段を設け、その保持
期限をデータとともにデータベースに登録し、データベ
ースに登録された以降、時計手段による現在日時と比較
してそのデータの保持期限に至った時点で、そのデータ
をデータベースから削除する構成としたものである。
【0029】そして、この構成では、データベースに蓄
積される個々のデータの保持期限が設定され、期限が来
れば自動的に削除される。したがって、データベース中
のデータが無制限に増大して、新たなデータを保管でき
なくなる不都合を防止する。また、データの保持期限は
データとともにデータベースに登録されるので、個々の
データそれぞれが独自のデータ保持期限を持つことがで
きる。
【0030】さらに、データ保持期限設定手段は、デー
タ変換登録手段がデータをデータベースに登録する際に
そのデータの種類に応じてあらかじめ設定された値を自
動的に生成し、そのデータとともにデータベースに登録
する構成としたものである。
【0031】そして、この構成では、たとえば機器から
送られるデータのうち平常運転時の記録など保管してお
く必要度の低いものについては短い保持期限とし、顧客
が任意に入力したデータは長い保持期限としておくなど
により、必要度に応じて自動的に保持期限が設定され
る。
【0032】さらに、データ保持期限設定手段は、デー
タ変換登録手段がデータをデータベースに登録する際に
顧客が任意の期限を設定し、そのデータとともにデータ
ベースに登録する構成としたものである。
【0033】そして、この構成では、データの必要度に
応じて、そのデータを使用する顧客が任意に保持期限を
設定するので、安全性が高い。
【0034】さらに、データ変換登録手段は、データの
種類に応じてデータベースに保持される期限があらかじ
め設定され、データ生成日時と現在日時とを比較して保
持期限を超過したデータをデータベースから削除するデ
ータ削除手段を設けたものである。
【0035】そして、この構成では、データ削除手段は
データベースに蓄積されたデータの生成日時と時計手段
による現在日時を定期的に監視し、そのデータの種類が
たとえば機器から送られるデータのうち平常運転時の記
録など保管しておく必要度の低いものについては短い期
間で削除し、顧客が任意に入力したデータであれば長い
期間持っておくということがプログラムされている。こ
れによれば、データベースに保持期限を記憶しておく必
要がないので記憶容量が節約できる。
【0036】さらに、データ削除手段は、データの種類
に応じたデータベースへのデータの保持期限を顧客が任
意に設定する構成としたものである。
【0037】そして、この構成では、データの種類に応
じて保持期限をそれぞれ設定するだけで個々のデータに
対して設定する必要はないので、操作性とデータ管理の
柔軟性を両立できる。
【0038】さらに、データ変換登録手段は、データの
削除期限に到達した時点で顧客に対して保持期限更新か
削除を選択させるデータ削除手段を設けた構成としたも
のである。
【0039】そして、この構成では、削除される期限が
来たデータについては、そのまま削除するか、さらに保
持期限を延長するかを顧客に選択させる。したがって、
顧客にとっては、いつのまにかデータがなくなるという
不都合を防止することができる。
【0040】さらに、データ削除手段は、保持期限更新
が選択されたとき自動的にそれまでの保持期間をそのま
ま新たな保持期限とする構成としたものである。
【0041】そして、この構成では、保持期限延長を選
択した場合の操作を最小限にすることができる。
【0042】さらに、データ削除手段は、保持期限更新
が選択されたとき顧客が任意に新たな保持期限を設定す
る構成としたものである。
【0043】そして、この構成では、保持期限更新が選
択されたとき、任意の保持期限を設定できるので、デー
タの重要度が変化したときなど、保持期限を長くとった
りするというような柔軟度の高いデータ管理ができる。
【0044】さらに、機器用通信手段を通じて顧客用情
報端末が受信する機器からの情報のうち、あらかじめ設
定された種類の情報について情報端末用通信手段と通信
回線を通じて情報サーバにデータを送信する機器データ
制御手段を設けたものである。
【0045】そして、この構成では、たとえば機器の異
常な運転状態や故障などの情報が発生したときに、情報
サーバにデータを送信し、それによって適切な処置をと
ることができる。
【0046】さらに、機器からのデータに基づいて情報
サーバのデータを検索する外部データ検索手段を設け、
データ変換登録手段は前記外部データ検索手段によって
検索されたデータをデータベースに登録する構成とした
ものである。
【0047】そして、機器の運転状態や機器のセンシン
グ情報に基づいて、それに応じたデータを外部の情報サ
ーバから検索してくるので、顧客は機器の状態などに応
じた適切な情報を速やかに得ることができる。
【0048】さらに、情報サーバ上に機器からのデータ
に基づいて情報サーバのデータを検索する外部データ検
索手段を設けた構成としたものである。
【0049】そして、この構成では、情報サーバの状況
に応じて検索手段の機能の更新が可能なので、顧客に対
してよりきめこまかいサービスが実現できる。
【0050】さらに、データ変換登録手段は、すべての
データをイメージデータに変換する構成としたものであ
る。
【0051】そして、この構成では、データベースにデ
ータを登録する際に、イメージデータに変換する。これ
により、顧客が作成するデータがペン入力装置で作成さ
れた場合に作成しやすいイメージデータと同じ形式とな
る利点がある。
【0052】さらに、データ変換登録手段は、すべての
データをHTML言語で記述されたデータに変換する構
成としたものである。
【0053】そして、この構成では、データベースに登
録したデータをWWWプラウザで閲覧することができる
ので、一般のWWWプラウザを持つ情報機器とデータの
互換性ができ、たとえば顧客用情報端末にサーバ機能を
持たせた場合、外部から通信回線を用いて、データの内
容を参照したりすることができる。
【0054】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
【0055】(実施例1)図1は本発明の実施例の情報
システムの構成図である。本システムは、外部の情報サ
ービス機関に設置された情報サーバ2と、家庭に設置さ
れた顧客用情報端末1と、機器として給湯機器4a,空
調機器4b,ガスメータ4cと、これらの機器4a,4
b,4cのデータを顧客用情報端末1に送信する機器用
通信手段5a,5b,5cとで構成される。そして、顧
客用情報端末1は、ポインティングデバイス兼用のデー
タ入力手段101としてペン入力装置102、およびこ
れを制御する入力制御手段103と、情報サーバ2およ
び機器用通信手段5a,5b,5cとデータをやりとり
する情報端末用通信手段104としてモデム部105、
機器I/F部106と、機器4a,4b,4cからのデ
ータの通信を制御する機器データ通信手段107と、デ
ータを蓄積するデータベース108と、データ入力手段
101、情報サーバ2、機器4a,4b,4cからのデ
ータを変換してデータベース108に登録するデータ変
換登録手段109と、このデータ変換登録手段109の
一部の構成要素としてデータベース108内のデータの
保持期限を登録時に設定するデータ保持期限設定手段1
10およびデータ保持期限設定手段110の情報に基づ
いてデータベース108内のデータを削除するデータ削
除手段111を有し、さらに、時間を計時するクロック
112と、クロック112の計時に基づきカレンダーを
生成するカレンダー生成手段113と、表示手段として
のLCD114と、このLCD114にカレンダーを表
示するカレンダー表示制御手段115と、データベース
108内のデータをLCD114に表示するデータ表示
制御手段116と、機器4a,4b,4cからのデータ
に基づいて外部の情報サーバ2上のデータを検索する外
部データ検索手段117とを設けている。
【0056】なお、機器4a,4b,4cと、顧客用情
報端末1との通信については、たとえばホームバスシス
テム(日本電子機械工業会規格、電波技術協会規格、E
T−2101「ホームバスシステム」、1988年9
月)などの有線通信手段や、あるいは無線通信手段など
既存の技術により実現できる。
【0057】図2は、図1の顧客用情報端末1のハード
ウェア構成を示す図で、CPU201、メモリ202、
ハードディスク203、モデム部105と機器I/F部
106を持つ情報端末用通信手段104、LCD制御部
204、LCD114、入力制御手段103、ペン入力
装置102を備える。ペン入力装置102はLCD11
4上に装着されたタッチパネル204と、このタッチパ
ネル204に手書き入力の要領で操作するペン105と
から構成され、ポインティングデバイスとしても動作す
る。これらは、従来の一般的なパーソナルコンピュータ
のハードウェア構成に相当するので、ハードウェアの詳
細については説明を省略する。
【0058】図3は、データベース108の内容の一例
を示したテーブルである。ひとつのデータは、レコード
番号,作成日時,タイトル,アイコン番号,カレンダー
上の日時,表示状態,表示位置,データ内容ファイル名
の各項目により管理される。
【0059】ここで、「レコード番号」とはデータベー
ス108中でのデータの管理番号である。
【0060】「作成日時」は、情報サーバ2、機器4
a,4b,4c、ペン入力装置102によってデータが
作成された日である。
【0061】「タイトル」は、それがつくられた機器の
名称や、さらにその種類、あるいは顧客が任意に入力す
るデータにつけられた名前などである。
【0062】「アイコン番号」は、データの種類に応じ
てカレンダー上に表示されるそのデータを代表するアイ
コンの番号であり、その番号に応じたアイコンがロード
される。
【0063】「カレンダー上の日時」は、LCD114
に表示されているデータ表示用のカレンダー上のどの日
にデータが置かれているかを示すものである。
【0064】「表示状態」は、データを表示するとき
に、アイコン表示されているか、拡大して表示されてい
るかを示すものである。アイコン表示する意味は、多く
のデータがカレンダー上に存在する場合に、およそどん
なデータがあるかということを一覧するときに用いる表
示状態である。つまり、面積に制約のあるLCD114
の上に多くのデータが表示されても、アイコンの絵柄に
よってそれぞれの種類を見分けることができる。逆に拡
大の場合は、ある特定のデータを選択してその内容を詳
細に閲覧したいときに用いる表示状態である。
【0065】「表示位置」は、LCD114上での座標
位置である。「データ内容ファイル名」は、レコード番
号に対応したデータの本体が格納されたファイルの名前
である。
【0066】以上の構成において、動作を図4から図1
8に示すフローチャートおよびLCD114への表示画
面を用いて説明する。
【0067】図4は、全体の動作を示している。まず、
プログラムが起動されると、クロック112の計時によ
り、当日を含む週のカレンダーが、LCD114上に表
示される(ステップ401)。続いて、表示中の週のデ
ータを、ハードディスク203に格納されたデータベー
ス108からメモリ202にロードされ、図3のテーブ
ルを参照して、カレンダー上にアイコン表示する(ステ
ップ402)。このときのLCD114への表示を図5
に示し、一週間のカレンダー501と、アイコン502
a,502b,502cが表示されている。また、50
3a,503bは、カレンダーに表示される週をスクロ
ールさせるスクロールボタンである。さらに、顧客がペ
ン入力装置102を用いてデータ入力するときの起動ボ
タンとして「メモ作成」ボタン504が設けられてい
る。
【0068】以降、一連の処理手順を説明する。まず、
LCD114上に表示されたアイコン502a,502
b,502cに対して、ペン502で顧客がクリック操
作すると(ステップ403)、タッチパネル204がそ
れを感知するのに応じて、CPU201、LCD制御部
204等の働きでLCD114上のデータの表示状態を
変化させる(ステップ404)。この動作については、
後述する。
【0069】次に、図6に示すように、2月3日に表示
されているアイコン502aを、ペン205でタッチし
て、そのままペン205を2月6日の位置にずらすとい
うドラッグ&ドロップの操作がされると(ステップ40
5)、このアイコン502aが2月6日の位置に移動す
るとともに、図3のデータベース108のテーブルにお
ける「カレンダー上での日時」と、「表示位置」とが書
き換えられる(ステップ406)。
【0070】さらに、一日一回、データ削除管理時刻に
なると(ステップ407)、データベース中のデータを
参照して、データ削除管理の処理をおこなう(ステップ
408)。この処理についても詳細は後述する。
【0071】次に、モデム部105または機器I/F部
106がデータを受信したか、または、顧客がデータの
入力をおこなおうとしたとき(ステップ409)、デー
タの作成処理をおこなう(ステップ410)。この処理
についても詳細は後述する。
【0072】さらに、表示されるカレンダー501の週
を次週にスクロールするための図5,図6に示されたス
クロールボタン503bがペン205でタッチされると
(ステップ411)、カレンダー501の表示週を、次
の週にし(ステップ412)、そして、新たにその週に
表示すべきデータをロードして、アイコン表示する(ス
テップ402)。スクロールボタン503aが押された
ときには、逆に表示週を前週とし、同様の動作をおこな
う。
【0073】以上が、全体の処理のフローであるが、次
に、データ表示処理(ステップ404)のフローを図7
を用いて説明する。
【0074】たとえば、図5の状態からスケジュールデ
ータをあらわすアイコン502bをペン205でクリッ
クすると(図4のステップ403)、データの内容をカ
レンダー501に重ねて拡大表示する(ステップ70
1)。このときの状態を図8に示している。そして、デ
ータベース108中のテーブル(図3)の該当部分の
「表示状態」を“拡大”に書き換える(ステップ70
2)。さらに、拡大表示中のデータ502b’をもう一
度クリックすると(ステップ703)、拡大表示中のデ
ータ502b’をアイコン表示に戻し(ステップ70
4)、データベース108中のテーブル(図3)の該当
部分の「表示状態」を“アイコン”に戻す(ステップ7
02)。このとき、ふたたび図5の状態になる。
【0075】次に、データベース108中のデータの削
除管理の処理について図9のフローチャートを中心に説
明する。
【0076】データ削除管理は、たとえば一日の決めら
れた時刻に定期的に実施される。図4のステップ407
で、削除管理時刻になった場合、データ削除手段110
は、まず、データベース108中のテーブル(図3)の
すべてのデータの「保持期限」を走査し、クロック11
2による現在日時と比較して、削除すべきデータとして
保持期限を過ぎているものを抽出する(ステップ90
1)。次に、ここで抽出されたデータをそれぞれLCD
114に表示し、顧客に削除するか、保持期限を延長す
るかの選択をさせるための画面を表示する(ステップ9
02)。この画面を図10に示し、801と802のク
リックにより、顧客に選択させる。ここで、一定時間表
示して顧客が操作しないときは、顧客がその場にいない
など、操作可能な状態でないと判断して、そのままデー
タ削除管理を終わる(ステップ903)。顧客が削除を
選択すれば(ステップ904)、表示中のデータをデー
タベース108から削除し(ステップ905)、延長を
選択すれば(ステップ904)、データ作成時にあらか
じめ設定されている保持期間を保持期限に加算して、つ
まり、削除すべきときが来ている現在の保持期限を作成
時とみなして、その日時を起点に新たな保持期限を設定
し、データベース108に登録しなおす(ステップ90
6)。最後に、削除すべきデータが複数あり、まだ残っ
ているときにはステップ902に戻り、以上の動作を繰
り返す。
【0077】次に、図4におけるモデム部105または
機器I/F部106がデータを受信したか、または、顧
客がデータの入力をおこなおうとしたとき(ステップ4
09)のデータ作成処理について説明する。図11は、
この全体のフローであり、まず、情報端末用通信手段1
04のモデム部105または機器I/F部106がデー
タを受信すると(ステップ1101)、どこからそれを
受信したかを判断し(ステップ1102,1104,1
106,1108)、それぞれに応じた処理をおこなう
(ステップ1103,1105,1107,110
9)。この後、顧客によるデータ入力かどうかが判断さ
れるが(ステップ1110)、この場合は、顧客による
入力ではないので、データ変換登録手段109により得
られたすべてのデータはイメージデータに変換される
(ステップ1112)とともに、LCD114に表示さ
れたカレンダー501にアイコンで表示される(ステッ
プ1113)。このアイコンは、顧客が入力する際には
任意のアイコンを指定可能にしてあり、その他はデータ
の送信先別に既定値が決まっていて自動的に付与され
る。そして、変換前のデータはここで破棄され(ステッ
プ1114)、最後に、データベース108に登録して
(ステップ1115)終了する。なお、データベース1
08に登録する際には、そのデータに関しての情報が図
3に示したテーブルに同時に登録されることになる。
【0078】顧客によるデータ作成のときには(ステッ
プ1110)、データ入力処理(ステップ1111)を
おこなって、以降、データベース108への登録まで上
述の動作となる。
【0079】次に、データが送られてくる機器4a,4
b,4cと情報サーバ2別のデータの受信処理について
説明する。
【0080】図12は、給湯機器4aからデータを受信
した場合の処理である。機器用通信手段5aおよび情報
端末用通信手段104の機器I/F部106を経てデー
タを受信すると、その内容に基づいてデータ変換登録手
段109は、レポートを作成する(ステップ120
1)。次に、機器データ制御手段107によって、この
データが機器の異常を示すものかどうかが判断され(ス
テップ1202)、もし、機器の異常であればこのデー
タを情報端末用通信手段104のモデム部105、通信
回線3を通じて、外部の情報サーバ2に送信する(ステ
ップ1203)。この後、情報サーバ2からの回答を待
つが、一定時間経過毎に再度データを送出する(ステッ
プ1204)。情報サーバ2から、対応についてのデー
タを受信すると、その内容に基づいてレポートを作成す
る(ステップ1205)。このレポートは、情報サーバ
2で作られたもののイメージそのままの場合もあれば、
いくつかのデータを組み合わせて、データ変換登録手段
109により作る場合もある。
【0081】この後、図11に戻って、データの変換お
よび登録処理をする。なお、このときに作成されるレポ
ートは、図13に示すようなもので、給湯機器4aの異
常を知らせるもの1301と、これに基づいて情報サー
バ2から送信されてくる対応についてのもの1302で
ある。
【0082】次に、空調機器4bからのデータ受信であ
るが、給湯機器4aに準じるので説明は省略する。
【0083】続いて、ガスメータ4cからの受信処理に
ついて説明する。図1において、前半は給湯機器4aと
同様である。ガスメータ4cの場合には、地震によりガ
スの遮断弁が動作したなどのデータを受信し、情報サー
バ2からはその解除方法などの情報が提供されたりもす
る。
【0084】検針データを受信すると(ステップ140
6)、機器データ制御手段107が情報サーバ2へ送信
する情報であると判断して、モデム部105、通信回線
3を通じて情報サーバ2にデータを送出し(ステップ1
407)、それに基づいて情報サーバ2は、料金データ
を算出するのでその情報を取得する(ステップ140
8)。その後、検針データに基づいて外部データ検索手
段117が外部のデータを検索し(ステップ140
9)、サーバ情報サーバ2からデータが送信され、ガス
利用についてのサービスやこれまでのガス使用の記録、
それに基づくガス器具の利用方法についてのアドバイス
などを受信できる(ステップ1410)。
【0085】図15は、検針データを情報サーバに送信
したレポート1501と、1501は、そのデータに基
づく情報サーバ2から受信した料金と、関連する情報を
LCD114上に表示した例である。
【0086】なお、この実施例では、外部データ検索手
段117は、顧客用情報端末1にある例を示している
が、外部の情報サーバ2に設けてもよい。
【0087】次に、図11のステップ1111の、顧客
によりデータが入力される場合について図16フローチ
ャートを中心に説明する。
【0088】顧客は、図5に示された「メモ作成」ボタ
ン504でデータ入力を起動し、データ入力処理(図1
1のステップ1111)をおこなう。まず、図17に示
された入力画面1701が表示される(ステップ160
1)。この画面には、手書きデータ入力領域1702、
付与するアイコン候補を表示させるアイコン付与ボタン
1703とデータ入力の終了ボタン1704が設けられ
ている。手書きデータ入力領域1702に、ペン205
を押し当てると(ステップ1602)、図17のように
その領域に手書きの線画が描画される(ステップ160
3)。つぎに、ペン205でアイコン付与ボタン170
3が押されると(ステップ1604)、図18に示すよ
うに、付与アイコンの候補パレット1801が表示され
る(ステップ1605)。任意のアイコン候補として1
802を選択するとそのアイコンが現在作成中のデータ
に付与される(ステップ1606)。この後、終了ボタ
ン1704がペン205で押されると(ステップ160
7)、データ入力を終了して(ステップ1608)、画
面を閉じ(ステップ1609)、カレンダー501が表
示されている画面に戻り、作成したデータは当日のとこ
ろにアイコンで表示される。
【0089】(実施例2)次に、第2の実施例につい
て、図19から図22を用いて説明する。実施例2につ
いては実施例1と重複する部分が多いので異なる点だけ
説明する。
【0090】図19は、データ作成部分の動作のフロー
チャートであるが、実施例1の動作と異なる点は図11
のフローチャートにおいて、イメージデータに変換した
以降である。つまり、作成されようとしているデータを
保持期限を顧客が設定する(ステップ1901)。その
後カレンダー501にデータを表示する前に、データの
種類に応じてあらかじめ設定してある表示か非表示かを
判断し(ステップ1902)、表示する設定になってい
る種類のデータの場合には、カレンダー上に表示する
(ステップ1903)。また、この際、データはアイコ
ン表示ではなく、データの内容をそのまま縮小して表示
し、およそどのような内容かが顧客にわかるような表示
としている。図20にこの表示状態を示している。顧客
の入力した手書きデータ2001と、ガスメータ4aの
検針データに基づく情報サーバ2からのデータ2002
の例である。そして最後に、データベース108にイメ
ージデータに変換する前のオリジナルの形式のデータと
イメージデータに変換した後のデータとをともに記憶す
る。したがって、この実施例の場合のデータベース10
8のテーブルは図21のようになる。
【0091】また、図22は、データ削除管理部分のフ
ローチャートであるが、図9と異なる点として、自動的
に保持期限の設定がなされるのではなく、顧客が任意の
期限を設定できるようにしてある(ステップ220
1)。
【0092】(実施例3)次に、第3の実施例につい
て、図23から図25を用いて説明する。実施例2と同
様に実施例1との共通部分が多いので、異なる部分だけ
説明する。
【0093】顧客によるデータ入力がおこなわれたデー
タについては、カレンダー501に表示する際に、その
作成日に表示するのではなく、図23のように、カレン
ダー501の外側に日付とは関係のない部分2301を
設けておき、とりあえず、その部分に作成した新規デー
タ2302を表示させた後、顧客によって任意の日付に
移動させてもよいし、そのまま、その位置に置いておい
てもよい。この場合、顧客としては2301に置いてお
くことで、他の家族への一時的な伝言メモとして使うこ
とができる。
【0094】また、データ削除管理について図24と図
25を用いて説明する。データ削除手段111は、あら
かじめ想定されるデータの種類に応じてそれぞれ保持期
間の設定がプログラムされている。具体的にはアイコン
がデータの種類を表わすこととしているので、図3のテ
ーブルに示したアイコン番号と対応させてそれぞれ保持
期間を設定してある。手順としては、作成日がデータベ
ース108のテーブルに登録されているので、それを参
照し(ステップ2401)、そのアイコン番号に割り当
てられた保持期間と、クロック112から算出される現
在時刻とを比較して保持期限を計算し(ステップ240
2)、削除対象のデータかどうかを判断する(ステップ
2403)。削除対象データの場合は、データベース1
08から削除する(ステップ2404)。その後、まだ
データが残っているならば(ステップ2405)、次の
データのアイコン番号を参照に行くというプロセスを繰
り返す。データをすべて走査すれば、この処理を終了す
る。
【0095】さらに、それぞれのアイコンに割り当てら
れている保持期間の設定を、顧客がおこなう場合の構成
について説明する。図25は、その設定画面である。ア
イコン別データ保持期間設定画面2501がLCD11
4に表示されている。2502は、その設定領域で、何
年何月何日間の保持期間かを設定できるようになってい
る。ここで設定された保持期間にしたがって、図24に
示したデータ削除管理の動作がおこなわれる。
【0096】なお、以上の実施例において、データベー
ス108に格納するときにデータ変換登録手段109
は、受けたデータをイメージデータに統一して変換する
構成としたが、これに限らず、HTML文書のようなW
WWプラウザで扱える形式としてもよい。この場合に
は、データベースに登録したデータをWWWプラウザで
閲覧することができるので、一般のWWWプラウザを持
つ情報機器とデータの互換性ができ、たとえば顧客用情
報端末1にサーバ機能を持たせた場合、通信回線3を用
いて、外部からデータの内容を参照したりすることがで
きる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報システ
ムによれば、通信回線を通じて顧客に情報サービスをお
こなう少なくともひとつの情報サーバと、空気調和設
備,給湯設備,家事・調理器具,照明器具等の設備機
器、ガスメータ,電力メータ,水道メータ等の資源使用
量検出器、温湿度計等の環境検出器、体温計,体重計等
の生理量検出器、地震計等の災害時の物理量検出器のう
ち少なくともひとつの機器と、前記機器のそれぞれにデ
ータの受発信機能を持たせるために設けられた機器用通
信手段と、顧客が任意のデータを入力するデータ入力手
段、前記情報サーバおよび前記機器用通信手段とデータ
をやりとりする情報端末用通信手段、データを蓄積する
データベース、前記情報サーバからのデータと前記デー
タ入力手段による入力データと前記機器からのデータの
データ形式を変換して前記データベースに登録するデー
タ変換登録手段を設けた顧客用情報端末とを有するの
で、顧客が入力したデータ、情報サーバから送られてき
たデータ、機器からのデータといった生成時には形式の
異なる多様なデータが、顧客用情報端末で扱われるとき
にデータ変換登録手段により変換されてデータベースに
蓄積されることになる。したがって、顧客用情報端末で
扱いやすいデータ形式を採用することにより、データの
表示や加工など、活用がしやすくなるという有利な効果
を有する。
【0098】また、データ変換登録手段を情報サーバか
らの情報とデータ入力手段による入力データと機器から
のデータを同一のデータ形式に変換する構成としたもの
においては、データベースには同じ形式で日々のデータ
が蓄積されていくので、データベース内のデータを参照
する場合に、ひとつの読み出しソフトがあればよく、効
率的なシステムを実現できるとともに、顧客は統一され
たユーザインタフェースで顧客用情報端末を操作できる
という有利な効果を有する。
【0099】さらに、データ変換登録手段を変換後のデ
ータをデータベースに蓄積し、変換前の形式のデータを
破棄する構成としたものにおいては、変換されたデータ
だけをデータベースに蓄積していくので、データベース
の大きさを小さくすることができ、より多くのデータを
保管できるという有利な効果を有する。
【0100】さらに、データ変換登録手段を変換後のデ
ータと変換前のデータの両方をデータベースに蓄積する
構成としたものにおいては、変換されたデータととも
に、変換される前の元データもデータベースに保管して
おくので、そのデータがもともと扱われたアプリケーシ
ョンプログラムで参照することも同時に可能になり、各
アプリケーションプログラムの特長を活かすことができ
るという有利な効果を有する。
【0101】さらに、表示手段と、時間を計時する時計
手段と、年月日時分秒のうちの一部または全部と曜日と
からなるカレンダーを生成するカレンダー生成手段と、
前記時計手段による計時に基づき前記カレンダー生成手
段によって生成されるカレンダーを前記表示手段に表示
させるカレンダー表示制御手段と、前記表示手段に表示
されたカレンダー上にデータベースに登録された個々の
データの全部または一部を表示するデータ表示制御手段
を設けた構成としたものにおいては、データベースに蓄
積されたデータを表示手段に表示されたカレンダーの所
定の日時の位置にデータの内容全部またはタイトル程度
の内容についての情報といったものを表示させるので、
時系列のデータの参照と管理をおこなうことができ、顧
客にデータの管理をいっそうしやすくさせるという有利
な効果を有する。
【0102】さらに、表示手段と、時間を計時する時計
手段と、年月日時分秒のうちの一部または全部と曜日と
からなるカレンダーを生成するカレンダー生成手段と、
前記時計手段による計時に基づき前記カレンダー生成手
段によって生成されるカレンダーを前記表示手段に表示
させるカレンダー表示制御手段と、前記表示手段に表示
されたカレンダー上にデータベースに登録された個々の
データをそれぞれ代表するアイコンを表示するデータ表
示制御手段を設けた構成としたものにおいては、データ
ベースに蓄積されたデータを表示手段に表示されたカレ
ンダーの所定の日時の位置にデータの内容をわかりやす
く表わしたアイコンを表示させる。これによって、表示
面積に制限のある表示手段でも、多くのデータを一覧し
やすくなり、多種類のデータの管理を容易にするという
有利な効果を有する。
【0103】さらに、ポインティングデバイスを設け、
データベースに登録された個々のデータをそれぞれ代表
するアイコンへの操作により、該当するデータの内容の
全部または一部を表示するデータ内容表示手段を設けた
構成としたものにおいては、マウスやタッチペンなどで
アイコンをクリックしたり、タッチしたりしたときには
じめてデータの内容そのものを表示させるので、表示面
積に制限のある表示手段でもカレンダー上の複数のデー
タの一覧性と個々のデータの内容の閲覧性が両立できる
という有利な効果を有する。
【0104】さらに、データ表示制御手段を、データベ
ースに蓄積されたデータのうちカレンダー表示制御手段
によって表示手段に表示されたカレンダーの期間中のす
べてのデータを表示する構成としたものにおいては、デ
ータベースに蓄積されたデータはすべてカレンダーの所
定の日時の位置に表示されるので、行方がわからなくな
ってしまうことを防ぐ効果が大きい。
【0105】さらに、データ表示制御手段を、データベ
ースに蓄積されたデータのうちカレンダー表示制御手段
によって表示手段に表示されたカレンダーの期間中のデ
ータからあらかじめ設定された条件を満たすものについ
てだけ表示する構成としたものにおいては、たとえば機
器からのデータのうち平常運転時の記録など、顧客が特
別に参照する必要のないデータや、すでにカレンダー以
外のアプリケーションで使うデータとして顧客が指定し
たものについては、表示させない設定にしておくことで
画面が繁雑になって、見にくくなることを防ぐことがで
きる。
【0106】さらに、データ入力手段により顧客が入力
したデータは、表示手段中の未分類を示す領域に表示さ
れ、その他のものはデータベースに登録された日時に基
づき、カレンダー上に表示される構成としたものにおい
ては、顧客が任意に作成したデータについてだけ、表示
手段に表示されるカレンダーの日時表示以外のところに
設けた未分類領域にいったん表示される。顧客が入力す
るデータは、予定のデータのように必ずしも作成当日に
表示すべきものとは限らず、後で任意の場所に表示する
方が使い勝手がよい場合も多かったり、一時的に作成す
る覚えのためのメモや、家族への伝言などもあって、表
示位置の自由度を認識しやすい方法として有利な効果を
有する。
【0107】さらに、データベースに登録された個々の
データの全部または一部あるいはデータを代表するアイ
コンは、顧客がポインティングデバイスによりカレンダ
ー上の任意の日時に移動することにより、登録されたデ
ータに該当日時の属性を付与する日時属性付与手段を設
けたので、カレンダー上に表示されたデータを、マウス
やタッチペンなどのポインティングデバイスで表示され
ている日時から別の日時に移動させることで、移動され
た先の日時が新たに付与され、以降そのデータはその日
時に表示される。これにより、機器からのデータや情報
サーバからのデータもカレンダー上の任意の場所に表示
することができるようになるため、顧客による柔軟なデ
ータ管理が可能になる。たとえば、情報サーバからのデ
ータがイベント情報であった場合も、データベースへの
登録時は、そのデータを受けた日時の情報しかないので
カレンダー上にもその日時情報にしたがって表示される
が、そのイベントが開かれる日時に顧客が移動させるこ
とで、スケジュール管理に利用することが可能になると
いう有利な効果を有する。
【0108】さらに、データ変換登録手段は、データベ
ースへのデータの登録時にそのデータを保持しておく期
限を設定するデータ保持期限設定手段を設け、その保持
期限をデータとともにデータベースに登録し、データベ
ースに登録された以降、時計手段による現在日時と比較
してそのデータの保持期限に至った時点で、そのデータ
をデータベースから削除する構成としたものにおいて
は、データベースに蓄積される個々のデータの保持期限
が設定され、期限が来れば自動的に削除されるので、デ
ータベース中のデータが無制限に増大して、新たなデー
タを保管できなくなる不都合を防止する。また、データ
の保持期限はデータとともにデータベースに登録される
ので、個々のデータそれぞれが独自のデータ保持期限を
持つことができるという有利な効果を有する。
【0109】さらに、データ保持期限設定手段は、デー
タ変換登録手段がデータをデータベースに登録する際に
そのデータの種類に応じてあらかじめ設定された値を自
動的に生成し、そのデータとともにデータベースに登録
する構成としたものにおいては、たとえば機器から送ら
れるデータのうち平常運転時の記録など保管しておく必
要度の低いものについては短い保持期限とし、顧客が任
意に入力したデータは長い保持期限としておくなどによ
り、必要度に応じて自動的に保持期限が設定することが
できるという有利な効果を有する。
【0110】さらに、データ保持期限設定手段は、デー
タ変換登録手段がデータをデータベースに登録する際に
顧客が任意の期限を設定し、そのデータとともにデータ
ベースに登録する構成としたものにおいては、データの
必要度に応じて、そのデータを使用する顧客が任意に保
持期限を設定するので、安全でかつ信頼性が高くなると
いう効果を有する。
【0111】さらに、データ変換登録手段は、データの
種類に応じてデータベースに保持される期限があらかじ
め設定され、データ生成日時と現在日時とを比較して保
持期限を超過したデータをデータベースから削除するデ
ータ削除手段を設けたものにおいては、データ削除手段
がデータベースに蓄積されたデータの生成日時と時計手
段による現在日時を定期的に監視し、そのデータの種類
がたとえば機器から送られるデータのうち平常運転時の
記録など保管しておく必要度の低いものについては短い
期間で削除し、顧客が任意に入力したデータであれば長
い期間持っておくということがプログラムされているの
で、データベースに保持期限を記憶しておく必要がな
く、記憶容量が節約できるという有利な効果を有する。
【0112】さらに、データ削除手段は、データの種類
に応じたデータベースへのデータの保持期限を顧客が任
意に設定する構成としたものにおいては、データの種類
に応じて保持期限をそれぞれ設定するだけで個々のデー
タに対して設定する必要はないので、操作性とデータ管
理の柔軟性を両立できるという有利な効果を有する。
【0113】さらに、データ変換登録手段は、データの
削除期限に到達した時点で顧客に対して保持期限更新か
削除を選択させるデータ削除手段を設けた構成としたも
のにおいては、削除される期限が来たデータについて
は、そのまま削除するか、さらに保持期限を延長するか
を顧客に選択させるので、顧客にとっては、いつのまに
かデータがなくなるという不都合を防止することができ
るという有利な効果を有する。
【0114】さらに、データ削除手段は、保持期限更新
が選択されたとき自動的にそれまでの保持期間をそのま
ま新たな保持期限とする構成としたものにおいては、保
持期限延長を選択した場合の操作を最小限にすることが
でき、顧客にとってデータの扱いが簡単になるという有
利な効果を有する。
【0115】さらに、データ削除手段は、保持期限更新
が選択されたとき顧客が任意に新たな保持期限を設定す
る構成としたものにおいては、保持期限更新が選択され
たとき、任意の保持期限を設定できるので、データの重
要度が変化したときなど、保持期限を長くとったりする
というような柔軟度の高いデータ管理ができるという有
利な効果を有する。
【0116】さらに、機器用通信手段を通じて顧客用情
報端末が受信する機器からの情報のうち、あらかじめ設
定された種類の情報について情報端末用通信手段と通信
回線を通じて情報サーバにデータを送信する機器データ
制御手段を設けたものにおいては、たとえば機器の異常
な運転状態や故障などの情報が発生したときに、情報サ
ーバにデータを送信し、即座に適切な処置をとることが
可能になることや、ガスや電力の使用量を送信して利用
料金をすぐに知ることができるといった有利な効果を有
する。
【0117】さらに、機器からのデータに基づいて情報
サーバのデータを検索する外部データ検索手段を設け、
データ変換登録手段は前記外部データ検索手段によって
検索されたデータをデータベースに登録する構成とした
ものにおいては、機器の運転状態や機器のセンシング情
報に基づいて、それに応じたデータを外部の情報サーバ
から検索してくるので、顧客は機器の状態などに応じた
適切な情報を速やかに得ることができる。
【0118】さらに、情報サーバ上に機器からのデータ
に基づいて情報サーバのデータを検索する外部データ検
索手段を設けた構成としたものにおいては、情報サーバ
の状況に応じて検索手段の機能の更新が可能なので、顧
客に対してよりきめこまかいタイムリーなサービスが実
現できるという有利な効果を有する。
【0119】さらに、データ変換登録手段は、すべての
データをイメージデータに変換する構成としたものにお
いては、データベースにデータを登録する際に、イメー
ジデータに変換するので、顧客が作成するデータがペン
入力装置で作成された場合に作成しやすいイメージデー
タと同じ形式となる利点があるという有利な効果を有す
る。
【0120】さらに、データ変換登録手段は、すべての
データをHTML言語で記述されたデータに変換する構
成としたものにおいては、データベースに登録したデー
タをWWWプラウザで閲覧することができるので、一般
のWWWプラウザを持つ情報機器とデータの互換性がで
き、たとえば顧客用情報端末にサーバ機能を持たせた場
合、外部から通信回線を用いて、データの内容を参照し
たりすることもできるという有利な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の情報システムの構成図
【図2】同情報システムのハードウェアの構成図
【図3】同情報システムのデータベースの構成図
【図4】同情報システムの動作を示すフローチャート
【図5】同情報システムのデータの表示画面を示した図
【図6】同情報システムのデータの日付移動操作を示し
た図
【図7】同情報システムのデータ表示処理の動作を示す
フローチャート
【図8】同情報システムのデータ表示の画面を示した図
【図9】同情報システムのデータ削除管理の動作を示す
フローチャート
【図10】同情報システムのデータ削除管理の画面を示
した図
【図11】同情報システムのデータ作成処理の動作を示
すフローチャート
【図12】同情報システムの給湯機器からの受信処理の
動作を示すフローチャート
【図13】同情報システムの給湯機器に関するデータを
表示した画面を示した図
【図14】同情報システムのガスメータからの受信処理
の動作を示すフローチャート
【図15】同情報システムのガスメータに関するデータ
を表示した画面を示した図
【図16】同情報システムのデータ入力処理の動作を示
すフローチャート
【図17】同情報システムのデータ入力方法を示した図
【図18】同情報システムのデータ入力におけるアイコ
ン付与方法を示した図
【図19】本発明の実施例同2の情報システムのデータ
作成処理の動作を示した図
【図20】同情報システムのカレンダー上のデータの表
示画面を示した図
【図21】同情報システムのデータベースの構成図
【図22】同情報システムのデータ削除管理の動作を示
すフローチャート
【図23】同情報システムのデータの表示画面を示した
【図24】同情報システムのデータ削除管理の動作を示
すフローチャート
【図25】同情報システムのデータの保持期間設定画面
を示した図
【図26】従来の情報システムの構成図
【符号の説明】
1 顧客用情報端末 2 情報サーバ 3 公衆電話網 4a 給湯機器 4b 空調機器 4c ガスメータ 5 機器用通信手段 101 データ入力手段 104 情報端末用通信手段 107 機器データ制御手段 108 データベース 109 データ変換登録手段 110 データ保持期限設定手段 111 データ削除手段 112 時計手段としてのクロック 113 カレンダー生成手段 114 表示手段としてのLCD(液晶ディスプレイ) 115 カレンダー表示制御手段 116 データ表示制御手段 117 外部データ検索手段
フロントページの続き (72)発明者 石嵜 祥浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を通じて顧客に情報サービスを
    おこなう少なくともひとつの情報サーバと、空気調和設
    備,給湯設備,家事・調理器具,照明器具等の設備機
    器、ガスメータ,電力メータ,水道メータ等の資源使用
    量検出器、温湿度計等の環境検出器、体温計,体重計等
    の生理量検出器、地震計等の災害時の物理量検出器のう
    ち少なくともひとつの機器と、前記機器のそれぞれにデ
    ータの受発信機能を持たせるために設けられた機器用通
    信手段と、顧客が任意のデータを入力するデータ入力手
    段、前記情報サーバおよび前記機器用通信手段とデータ
    をやりとりする情報端末用通信手段、データを蓄積する
    データベース、前記情報サーバからのデータと前記デー
    タ入力手段による入力データと前記機器からのデータの
    データ形式を変換して前記データベースに登録するデー
    タ変換登録手段を設けた顧客用情報端末とから構成され
    た情報システム。
  2. 【請求項2】 データ変換登録手段は、情報サーバから
    の情報とデータ入力手段による入力データと機器からの
    データを同一のデータ形式に変換する請求項1記載の情
    報システム。
  3. 【請求項3】 データ変換登録手段は、変換後のデータ
    をデータベースに蓄積し、変換前の形式のデータを破棄
    する構成とした請求項1または請求項2記載の情報シス
    テム。
  4. 【請求項4】 データ変換登録手段は、変換後のデータ
    と変換前のデータの両方をデータベースに蓄積する構成
    とした請求項1または請求項2記載の情報システム。
  5. 【請求項5】 表示手段と、時間を計時する時計手段
    と、年月日時分秒のうちの一部または全部と曜日とから
    なるカレンダーを生成するカレンダー生成手段と、前記
    時計手段による計時に基づき前記カレンダー生成手段に
    よって生成されるカレンダーを前記表示手段に表示させ
    るカレンダー表示制御手段と、前記表示手段に表示され
    たカレンダー上にデータベースに登録された個々のデー
    タの全部または一部を表示するデータ表示制御手段を設
    けた構成とした請求項1から請求項4のうちいずれか一
    項記載の情報システム。
  6. 【請求項6】 表示手段と、時間を計時する時計手段
    と、年月日時分秒のうちの一部または全部と曜日とから
    なるカレンダーを生成するカレンダー生成手段と、前記
    時計手段による計時に基づき前記カレンダー生成手段に
    よって生成されるカレンダーを前記表示手段に表示させ
    るカレンダー表示制御手段と、前記表示手段に表示され
    たカレンダー上にデータベースに登録された個々のデー
    タをそれぞれ代表するアイコンを表示するデータ表示制
    御手段を設けた構成とした請求項1から請求項4のうち
    いずれか一項記載の情報システム。
  7. 【請求項7】 ポインティングデバイスを設け、データ
    ベースに登録された個々のデータをそれぞれ代表するア
    イコンへの操作により、該当するデータの内容の全部ま
    たは一部を表示するデータ内容表示手段を設けた構成と
    した請求項6記載の情報システム。
  8. 【請求項8】 データ表示制御手段は、データベースに
    蓄積されたデータのうちカレンダー表示制御手段によっ
    て表示手段に表示されたカレンダーの期間中のすべての
    データを表示する請求項5から請求項7のうちいずれか
    一項記載の情報システム。
  9. 【請求項9】 データ表示制御手段は、データベースに
    蓄積されたデータのうちカレンダー表示制御手段によっ
    て表示手段に表示されたカレンダーの期間中のデータか
    らあらかじめ設定された条件を満たすものについてだけ
    表示する請求項5から請求項7のうちいずれか一項記載
    の情報システム。
  10. 【請求項10】 データ入力手段により顧客が入力した
    データは、表示手段中の未分類を示す領域に表示され、
    その他のものはデータベースに登録された日時に基づ
    き、カレンダー上に表示される請求項5から請求項7の
    うちいずれか一項記載の情報システム。
  11. 【請求項11】 データベースに登録された個々のデー
    タの全部または一部あるいはデータを代表するアイコン
    は、顧客がポインティングデバイスによりカレンダー上
    の任意の日時に移動することにより、登録されたデータ
    に該当日時の属性を付与する日時属性付与手段を設けた
    請求項6から請求項10のうちいずれか一項記載の情報
    システム。
  12. 【請求項12】 データ変換登録手段は、データベース
    へのデータの登録時にそのデータを保持しておく期限を
    設定するデータ保持期限設定手段を設け、その保持期限
    をデータとともにデータベースに登録し、データベース
    に登録された以降、時計手段による現在日時と比較して
    そのデータの保持期限に至った時点で、そのデータをデ
    ータベースから削除する構成とした請求項1から請求項
    11のうちいずれか一項記載の情報システム。
  13. 【請求項13】 データ保持期限設定手段は、データ変
    換登録手段がデータをデータベースに登録する際にその
    データの種類に応じてあらかじめ設定された値を自動的
    に生成し、そのデータとともにデータベースに登録する
    構成とした請求項12記載の情報システム。
  14. 【請求項14】 データ保持期限設定手段は、データ変
    換登録手段がデータをデータベースに登録する際に顧客
    が任意の期限を設定し、そのデータとともにデータベー
    スに登録する構成とした請求項12記載の情報システ
    ム。
  15. 【請求項15】 データ変換登録手段は、データの種類
    に応じてデータベースに保持される期限があらかじめ設
    定され、データ生成日時と現在日時とを比較して保持期
    限を超過したデータをデータベースから削除するデータ
    削除手段を設けた請求項1から請求項11のうちいずれ
    か一項記載の情報システム。
  16. 【請求項16】 データ削除手段は、データの種類に応
    じたデータベースへのデータの保持期限を顧客が任意に
    設定する構成とした請求項15記載の情報システム。
  17. 【請求項17】 データ変換登録手段は、データの削除
    期限に到達した時点で顧客に対して保持期限更新か削除
    を選択させるデータ削除手段を設けた構成とした請求項
    12から請求項14のうちいずれか一項記載の情報シス
    テム。
  18. 【請求項18】 データ削除手段は、保持期限更新が選
    択されたとき自動的にそれまでの保持期間をそのまま新
    たな保持期限とする構成とした請求項17記載の情報シ
    ステム。
  19. 【請求項19】 データ削除手段は、保持期限更新が選
    択されたとき顧客が任意に新たな保持期限を設定する構
    成とした請求項17記載の情報システム。
  20. 【請求項20】 機器用通信手段を通じて顧客用情報端
    末が受信する機器からの情報のうち、あらかじめ設定さ
    れた種類の情報について情報端末用通信手段と通信回線
    を通じて情報サーバにデータを送信する機器データ制御
    手段を設けた請求項1から請求項19のうちいずれか一
    項記載の情報システム。
  21. 【請求項21】 機器からのデータに基づいて情報サー
    バのデータを検索する外部データ検索手段を設け、デー
    タ変換登録手段は前記外部データ検索手段によって検索
    されたデータをデータベースに登録する構成とした請求
    項1から請求項20のうちいずれか一項記載の情報シス
    テム。
  22. 【請求項22】 情報サーバ上に機器からのデータに基
    づいて情報サーバのデータを検索する外部データ検索手
    段を設けた構成とした請求項20記載の情報システム。
  23. 【請求項23】 データ変換登録手段は、すべてのデー
    タをイメージデータに変換する構成とした請求項1から
    請求項22のうちいずれか一項記載の情報システム。
  24. 【請求項24】 データ変換登録手段は、すべてのデー
    タをHTML言語で記述されたデータに変換する構成と
    した請求項1から請求項22のうちいずれか一項記載の
    情報システム。
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