JP2003111153A - 操作装置及び給湯装置 - Google Patents
操作装置及び給湯装置Info
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- JP2003111153A JP2003111153A JP2001302456A JP2001302456A JP2003111153A JP 2003111153 A JP2003111153 A JP 2003111153A JP 2001302456 A JP2001302456 A JP 2001302456A JP 2001302456 A JP2001302456 A JP 2001302456A JP 2003111153 A JP2003111153 A JP 2003111153A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作機能の異なる複数台の操作装置が設置さ
れた場合でも、最適な操作プログラムが自動的に選択さ
れる操作装置を提供することにある。 【解決手段】給湯機、あるいは給湯機と、この給湯機と
ともに設置される一つまたは二つ以上の端末機器を遠隔
操作する操作装置１４において、タッチパネルセンサを
表面に有したドットマトリックスタイプの表示パネルで
構成された表示部兼操作部１８を備えるとともに、複数
の操作プログラムが記憶されたプログラム記憶部１６
と、操作装置の取付け方向を検出する取付方向検出部１
７とを備え、前記給湯機や端末機器より送信されてくる
機種を表す識別コード及び前記取付方向検出部１７の結
果をもとに前記プログラム記憶部１６に記憶された複数
の操作プログラムの中から前記給湯機や端末機器を操作
するために最適な操作プログラムを選択する。
れた場合でも、最適な操作プログラムが自動的に選択さ
れる操作装置を提供することにある。 【解決手段】給湯機、あるいは給湯機と、この給湯機と
ともに設置される一つまたは二つ以上の端末機器を遠隔
操作する操作装置１４において、タッチパネルセンサを
表面に有したドットマトリックスタイプの表示パネルで
構成された表示部兼操作部１８を備えるとともに、複数
の操作プログラムが記憶されたプログラム記憶部１６
と、操作装置の取付け方向を検出する取付方向検出部１
７とを備え、前記給湯機や端末機器より送信されてくる
機種を表す識別コード及び前記取付方向検出部１７の結
果をもとに前記プログラム記憶部１６に記憶された複数
の操作プログラムの中から前記給湯機や端末機器を操作
するために最適な操作プログラムを選択する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯機、あるいは
給湯機と、この給湯機とともに設置される一つまたは二
つ以上の端末機器を遠隔操作する操作装置に関する。
給湯機と、この給湯機とともに設置される一つまたは二
つ以上の端末機器を遠隔操作する操作装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、給湯機等の浴槽機器を操作する操
作装置は、特開平９−３１８１４９に見られるように機
種の異なる浴槽機器に対して共用出来る汎用性の高い操
作装置を提供するために、浴槽機器の種々の組合せに応
じた種々の表示処理プログラムを蓄積しておき、各浴槽
機器から与えられる識別コードを読み込んで、浴槽機器
の組合せに適合した表示処理プログラムを自動的に選択
するようにしていた。
作装置は、特開平９−３１８１４９に見られるように機
種の異なる浴槽機器に対して共用出来る汎用性の高い操
作装置を提供するために、浴槽機器の種々の組合せに応
じた種々の表示処理プログラムを蓄積しておき、各浴槽
機器から与えられる識別コードを読み込んで、浴槽機器
の組合せに適合した表示処理プログラムを自動的に選択
するようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
操作装置では、設置される操作装置が１台の場合は問題
がなかったが、台所や浴室に夫々の操作装置が設置され
る場合には、台所に設置される操作装置と浴室に設置さ
れる操作装置とで操作出来る機能が異なる（例えば、浴
室用の操作装置には浴槽に一定量の足し湯を行うための
スイッチがあるが台所用の操作装置にはない等）ことが
あるため、表示処理プログラムの自動選択には対応が困
難であるという問題があった。
操作装置では、設置される操作装置が１台の場合は問題
がなかったが、台所や浴室に夫々の操作装置が設置され
る場合には、台所に設置される操作装置と浴室に設置さ
れる操作装置とで操作出来る機能が異なる（例えば、浴
室用の操作装置には浴槽に一定量の足し湯を行うための
スイッチがあるが台所用の操作装置にはない等）ことが
あるため、表示処理プログラムの自動選択には対応が困
難であるという問題があった。
【０００４】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、操作機能の異なる複数台
の操作装置が設置された場合でも、最適な操作プログラ
ムが自動的に選択される操作装置を提供することにあ
る。
れたもので、本発明の目的は、操作機能の異なる複数台
の操作装置が設置された場合でも、最適な操作プログラ
ムが自動的に選択される操作装置を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために請求項１は、被制御機器と、前記
被制御機器を遠隔操作するための操作盤からなる操作装
置において、前記操作盤には取付方向を判別するための
取付方向検出部と、前記取付方向検出部により検出され
た取付方向により定められたレイアウトに表示部及び操
作部を形成する表示制御部を備えることにより、取付方
向が異なる操作盤を１つの操作盤で兼ねることができ
る。
目的を達成するために請求項１は、被制御機器と、前記
被制御機器を遠隔操作するための操作盤からなる操作装
置において、前記操作盤には取付方向を判別するための
取付方向検出部と、前記取付方向検出部により検出され
た取付方向により定められたレイアウトに表示部及び操
作部を形成する表示制御部を備えることにより、取付方
向が異なる操作盤を１つの操作盤で兼ねることができ
る。
【０００６】また、請求項２では、給湯機と、前記給湯
機を遠隔操作するためのリモコンからなる給湯装置にお
いて、前記リモコンには取付方向を判別するための取付
方向検出部と、接続された給湯機及び水栓部から送信さ
れる識別信号により必要な機能を選択する機能選択部
と、前記取付方向検出部により検出された取付方向及び
機能選択部により定められたレイアウトに表示部及び操
作部を形成する表示制御部を備えたので、操作機能の異
なる複数台の操作装置が設置された場合でも、その取付
け方向が横の場合は浴室用操作装置と判断し、縦方向の
場合は台所用操作装置と判断し、夫々の操作装置に最適
な操作プログラムが自動的に選択される。
機を遠隔操作するためのリモコンからなる給湯装置にお
いて、前記リモコンには取付方向を判別するための取付
方向検出部と、接続された給湯機及び水栓部から送信さ
れる識別信号により必要な機能を選択する機能選択部
と、前記取付方向検出部により検出された取付方向及び
機能選択部により定められたレイアウトに表示部及び操
作部を形成する表示制御部を備えたので、操作機能の異
なる複数台の操作装置が設置された場合でも、その取付
け方向が横の場合は浴室用操作装置と判断し、縦方向の
場合は台所用操作装置と判断し、夫々の操作装置に最適
な操作プログラムが自動的に選択される。
【０００７】請求項３は、給湯機と、前記給湯機を制御
するとともに動作状態を表示するための少なくとも一つ
以上のリモコンからなる給湯装置において、前記給湯機
は、搭載する機能を識別するための給湯機識別信号を記
憶している給湯機識別信号記憶部とリモコンとの通信制
御部とリモコンからの作動指令信号に基き負荷を制御す
る負荷制御部を備え、前記リモコンは、動作状態を表示
するための表示部と、給湯機に作動指令信号を送信する
ための操作部と、取付場所を判定するための取付方向検
出部と、前記給湯機識別信号から該給湯機に搭載してい
る機能を判定し操作部にその機能を表示する表示制御部
とを備えることにより、操作機能の異なる複数台の操作
装置が設置された場合でも、その取付け方向が横の場合
は浴室用操作装置と判断し、縦方向の場合は台所用操作
装置と判断し、夫々の操作装置に最適な操作プログラム
が自動的に選択される。
するとともに動作状態を表示するための少なくとも一つ
以上のリモコンからなる給湯装置において、前記給湯機
は、搭載する機能を識別するための給湯機識別信号を記
憶している給湯機識別信号記憶部とリモコンとの通信制
御部とリモコンからの作動指令信号に基き負荷を制御す
る負荷制御部を備え、前記リモコンは、動作状態を表示
するための表示部と、給湯機に作動指令信号を送信する
ための操作部と、取付場所を判定するための取付方向検
出部と、前記給湯機識別信号から該給湯機に搭載してい
る機能を判定し操作部にその機能を表示する表示制御部
とを備えることにより、操作機能の異なる複数台の操作
装置が設置された場合でも、その取付け方向が横の場合
は浴室用操作装置と判断し、縦方向の場合は台所用操作
装置と判断し、夫々の操作装置に最適な操作プログラム
が自動的に選択される。
【０００８】請求項４は、給湯機と、少なくとも一つ以
上の浴室機器と、該給湯機を制御するとともに動作状態
を表示するための少なくとも一つ以上のリモコンからな
る給湯装置において、該給湯機は、搭載する機能を識別
するための給湯機識別信号を記憶している給湯機識別信
号記憶部とリモコンとの通信制御部とリモコンからの作
動指令信号に基き負荷を制御する負荷制御部を備え、前
記リモコンは、動作状態を表示するための表示部と、給
湯機に作動指令信号を送信するための操作部と、取付場
所を判定するための取付方向検出部と、前記給湯機識別
信号から該給湯機に搭載している機能を判定し操作部に
その機能を表示する表示制御部とを備えることにより、
操作機能の異なる複数台の操作装置が設置された場合で
も、その取付け方向が横の場合は浴室用操作装置と判断
し、縦方向の場合は台所用操作装置と判断し、夫々の操
作装置に最適な操作プログラムが自動的に選択される。
上の浴室機器と、該給湯機を制御するとともに動作状態
を表示するための少なくとも一つ以上のリモコンからな
る給湯装置において、該給湯機は、搭載する機能を識別
するための給湯機識別信号を記憶している給湯機識別信
号記憶部とリモコンとの通信制御部とリモコンからの作
動指令信号に基き負荷を制御する負荷制御部を備え、前
記リモコンは、動作状態を表示するための表示部と、給
湯機に作動指令信号を送信するための操作部と、取付場
所を判定するための取付方向検出部と、前記給湯機識別
信号から該給湯機に搭載している機能を判定し操作部に
その機能を表示する表示制御部とを備えることにより、
操作機能の異なる複数台の操作装置が設置された場合で
も、その取付け方向が横の場合は浴室用操作装置と判断
し、縦方向の場合は台所用操作装置と判断し、夫々の操
作装置に最適な操作プログラムが自動的に選択される。
【０００９】請求項５では、請求項３乃至４記載の前記
給湯機識別信号は機種判定信号であることにより、操作
機能の異なる給湯装置が接続された場合でも、夫々の操
作装置に最適な操作プログラムが自動的に選択される。
給湯機識別信号は機種判定信号であることにより、操作
機能の異なる給湯装置が接続された場合でも、夫々の操
作装置に最適な操作プログラムが自動的に選択される。
【００１０】請求項６では、請求項３乃至４記載の前記
給湯機識別信号は搭載機能識別信号であることにより、
操作機能の異なる給湯装置が接続された場合でも、夫々
の操作装置に最適な操作プログラムが自動的に選択され
る。
給湯機識別信号は搭載機能識別信号であることにより、
操作機能の異なる給湯装置が接続された場合でも、夫々
の操作装置に最適な操作プログラムが自動的に選択され
る。
【００１１】請求項７では、請求項１乃至４記載の取付
場所判定部は、浴室や台所等のリモコン設置場所設定を
設定するリモコン設置位置設定ボタンであるので、取付
方向が異なる操作盤を１つの操作盤で兼ねることができ
る。
場所判定部は、浴室や台所等のリモコン設置場所設定を
設定するリモコン設置位置設定ボタンであるので、取付
方向が異なる操作盤を１つの操作盤で兼ねることができ
る。
【００１２】請求項８では、請求項１乃至４記載の取付
場所判定部は、筐体と、筐体内に設けた一定の絶縁距離
を設けた二つの電極と、通常状態では二つの電極に接し
ている導電性球体としたので、取付方向が異なる操作盤
を１つの操作盤で兼ねることができる。
場所判定部は、筐体と、筐体内に設けた一定の絶縁距離
を設けた二つの電極と、通常状態では二つの電極に接し
ている導電性球体としたので、取付方向が異なる操作盤
を１つの操作盤で兼ねることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図１は、本発明の一実施形態
に係る給湯装置の構成図であり、給湯機本体１には浴室
用操作装置２及び台所用操作装置３が有線又は無線で接
続されている。
面により詳細に説明する。図１は、本発明の一実施形態
に係る給湯装置の構成図であり、給湯機本体１には浴室
用操作装置２及び台所用操作装置３が有線又は無線で接
続されている。
【００１４】また、浴室用操作装置２及び台所用操作装
置３は、タッチパネルセンサを表面に有したドットマト
リックスタイプのＬＣＤパネルで構成されており、夫々
給湯機本体１の給湯設定温度等の設定値や作動状態等の
運転情報を表示する運転情報表示部４、５と、給湯機本
体１への運転指令を受け付けるスイッチ名称の表示され
たスイッチ部６、７で構成されている。
置３は、タッチパネルセンサを表面に有したドットマト
リックスタイプのＬＣＤパネルで構成されており、夫々
給湯機本体１の給湯設定温度等の設定値や作動状態等の
運転情報を表示する運転情報表示部４、５と、給湯機本
体１への運転指令を受け付けるスイッチ名称の表示され
たスイッチ部６、７で構成されている。
【００１５】さらに、操作装置の形状は取付場所の制約
等により、一般的に浴室用操作装置２は横長の形状をし
ており、台所用操作装置３は縦長の形状をしている。
等により、一般的に浴室用操作装置２は横長の形状をし
ており、台所用操作装置３は縦長の形状をしている。
【００１６】図２は、本発明の一実施形態に係るブロッ
ク図である。給湯機本体の制御部８には、給湯機本体１
に設けられた各種センサの入力値を取り込むセンサ入力
部９と、その入力値をもとに各種負荷を制御する負荷制
御部１０と、給湯機本体の制御部８と有線または無線で
接続された操作装置１４との情報通信を行うための通信
回路１２と、給湯機本体１の機種を特定するための機種
コードを記憶している機種コード記憶部１３と、それら
をコントロールするマイクロコンピュータ１１とが備え
られている。
ク図である。給湯機本体の制御部８には、給湯機本体１
に設けられた各種センサの入力値を取り込むセンサ入力
部９と、その入力値をもとに各種負荷を制御する負荷制
御部１０と、給湯機本体の制御部８と有線または無線で
接続された操作装置１４との情報通信を行うための通信
回路１２と、給湯機本体１の機種を特定するための機種
コードを記憶している機種コード記憶部１３と、それら
をコントロールするマイクロコンピュータ１１とが備え
られている。
【００１７】一方、操作装置１４には、給湯機本体の制
御部８との情報通信を行うための通信回路１５と、複数
の操作プログラムが記憶されたプログラム記憶部１６
と、操作装置１４の取付け方向を検出する取付方向検出
部１７と、タッチパネルセンサを表面に有したドットマ
トリックスタイプのＬＣＤパネルで構成された表示部兼
操作部１８と、それらをコントロールするマイクロコン
ピュータ１９とが備えられている。
御部８との情報通信を行うための通信回路１５と、複数
の操作プログラムが記憶されたプログラム記憶部１６
と、操作装置１４の取付け方向を検出する取付方向検出
部１７と、タッチパネルセンサを表面に有したドットマ
トリックスタイプのＬＣＤパネルで構成された表示部兼
操作部１８と、それらをコントロールするマイクロコン
ピュータ１９とが備えられている。
【００１８】ここで、取付方向検出部１７の構造例を図
５を用いて説明する。（１）は、導電性球体を用いたも
のであり、筐体２０の中に、一定の絶縁距離を設けた２
つの電極２２が配置され、その上に導電性球体２１が乗
る構造となっており、筐体２０の傾きによって、導電性
球体２１が電極２２を短絡させたり、開放させたりす
る。さらに、電極２２には、マイクロコンピュータ１９
へ接続するための端子２３が設けられている。（２）
は、導電性液体を用いたものであり、筐体２０の中に、
導電性液体２５が封入されるとともに、２つの電極が設
けられており、筐体２０の傾きによって、導電性液体２
５が電極２６を短絡させたり、開放させたりする。
５を用いて説明する。（１）は、導電性球体を用いたも
のであり、筐体２０の中に、一定の絶縁距離を設けた２
つの電極２２が配置され、その上に導電性球体２１が乗
る構造となっており、筐体２０の傾きによって、導電性
球体２１が電極２２を短絡させたり、開放させたりす
る。さらに、電極２２には、マイクロコンピュータ１９
へ接続するための端子２３が設けられている。（２）
は、導電性液体を用いたものであり、筐体２０の中に、
導電性液体２５が封入されるとともに、２つの電極が設
けられており、筐体２０の傾きによって、導電性液体２
５が電極２６を短絡させたり、開放させたりする。
【００１９】図３は、本発明の一実施形態に係るフロー
チャート図である。ステップＳ１で、接続された給湯機
本体の識別コードが受信されたか否かを判断し、識別コ
ードが受信された場合は、操作装置が横方向に設置され
ているか否かを判断する（ステップＳ２）。また、ステ
ップＳ１で識別コードが受信されない場合は、ステップ
Ｓ１０で操作装置１４の表示部兼操作部１８に機種名が
表示されるので、接続されている機種名を選択してステ
ップＳ２へ進む。ステップＳ２で、操作装置が横方向に
設置されていると判断した場合には浴室用操作装置と判
断し、プログラム記憶部１６に記憶されている操作プロ
グラムの中から前記識別コードの機種又はステップＳ１
０で選択された機種の浴室用操作装置の操作プログラム
を選択する（ステップＳ３）。そして、横方向の表示レ
イアウトとする（ステップＳ４）。また、ステップＳ２
で、操作装置が縦方向に設置されていると判断した場合
には、縦方向レイアウト表示とする（ステップＳ５）。
そして、ステップＳ６で、縦方向に設置された操作装置
の台数を判断し、１台であれば、プログラム記憶部１６
に記憶されている操作プログラムの中から前記識別コー
ドの機種又はステップＳ１０で選択された機種の台所用
操作装置の操作プログラムを選択する（ステップＳ
７）。ステップＳ６で、縦方向に設置された操作装置が
２台以上であると判断すると、操作装置の表示部兼操作
部１８に台所用操作装置及び補助用操作装置の区分が表
示され、このいずれかを選択することで、台所用操作装
置と補助用操作装置の別が選択され（ステップＳ８）、
夫々の操作プログラムが選択される（ステップＳ９）。
なお、ステップＳ３、Ｓ７、Ｓ９で一度選択された操作
プログラムは永久にその選択が記憶され、その解除には
所定の操作が必要である。さらに、ここでは、給湯機の
みが接続されている場合を記載したが、給湯機と、この
給湯機とともに設置される一つまたは二つ以上の端末機
器が接続されている場合も同様に、給湯機と端末機器の
両方からの識別コードを受けて、最適な操作プログラム
が選択される。なお、ここでは浴室用操作装置と台所用
操作装置の区別を取付方向検出部１７を用いて行った
が、取付方向検出部１７の代わりに、浴室用操作装置と
台所用操作装置の選択を表示部兼操作部１８を操作する
ことで行ってもよい。
チャート図である。ステップＳ１で、接続された給湯機
本体の識別コードが受信されたか否かを判断し、識別コ
ードが受信された場合は、操作装置が横方向に設置され
ているか否かを判断する（ステップＳ２）。また、ステ
ップＳ１で識別コードが受信されない場合は、ステップ
Ｓ１０で操作装置１４の表示部兼操作部１８に機種名が
表示されるので、接続されている機種名を選択してステ
ップＳ２へ進む。ステップＳ２で、操作装置が横方向に
設置されていると判断した場合には浴室用操作装置と判
断し、プログラム記憶部１６に記憶されている操作プロ
グラムの中から前記識別コードの機種又はステップＳ１
０で選択された機種の浴室用操作装置の操作プログラム
を選択する（ステップＳ３）。そして、横方向の表示レ
イアウトとする（ステップＳ４）。また、ステップＳ２
で、操作装置が縦方向に設置されていると判断した場合
には、縦方向レイアウト表示とする（ステップＳ５）。
そして、ステップＳ６で、縦方向に設置された操作装置
の台数を判断し、１台であれば、プログラム記憶部１６
に記憶されている操作プログラムの中から前記識別コー
ドの機種又はステップＳ１０で選択された機種の台所用
操作装置の操作プログラムを選択する（ステップＳ
７）。ステップＳ６で、縦方向に設置された操作装置が
２台以上であると判断すると、操作装置の表示部兼操作
部１８に台所用操作装置及び補助用操作装置の区分が表
示され、このいずれかを選択することで、台所用操作装
置と補助用操作装置の別が選択され（ステップＳ８）、
夫々の操作プログラムが選択される（ステップＳ９）。
なお、ステップＳ３、Ｓ７、Ｓ９で一度選択された操作
プログラムは永久にその選択が記憶され、その解除には
所定の操作が必要である。さらに、ここでは、給湯機の
みが接続されている場合を記載したが、給湯機と、この
給湯機とともに設置される一つまたは二つ以上の端末機
器が接続されている場合も同様に、給湯機と端末機器の
両方からの識別コードを受けて、最適な操作プログラム
が選択される。なお、ここでは浴室用操作装置と台所用
操作装置の区別を取付方向検出部１７を用いて行った
が、取付方向検出部１７の代わりに、浴室用操作装置と
台所用操作装置の選択を表示部兼操作部１８を操作する
ことで行ってもよい。
【００２０】図４は、本発明の第２の実施形態に係るフ
ローチャート図である。ステップＳ１１で、接続された
給湯機本体の識別コードが受信されたか否かを判断し、
識別コードが受信された場合は、設置された操作装置の
台数が１台か否かを判断する（ステップＳ１２）。ステ
ップＳ１２で、設置された操作装置の台数が１台である
と判断された場合には、ステップＳ１３で、前記識別コ
ードをもとに接続された給湯機本体が追焚付給湯機か否
かを判断し、追焚付給湯機であれば、プログラム記憶部
１６に記憶されている操作プログラムの中から前記識別
コードの機種の浴室用操作装置の操作プログラムを選択
する（ステップＳ１４）。ステップＳ１３で、追焚付給
湯機ではないと判断されると、プログラム記憶部１６に
記憶されている操作プログラムの中から前記識別コード
の機種の台所用操作装置の操作プログラムを選択する
（ステップＳ１５）。また、ステップＳ１２で設置され
た操作装置の台数が２台以上であると判断されると、操
作装置１４の表示部兼操作部１８に台所用操作装置、浴
室用操作装置及び補助用操作装置の区分が表示され、こ
のいずれかを選択することで、台所用操作装置、浴室用
操作装置及び補助用操作装置の別が選択され（ステップ
Ｓ１６）、夫々の操作プログラムが選択される（ステッ
プＳ１７）。また、ステップＳ１１で識別コードが受信
されない場合は、ステップＳ１８で操作装置１４の表示
部兼操作部１８に機種名が表示されるので、接続されて
いる機種名を選択してステップＳ１６へ進む。なお、こ
の実施例は台所用操作装置と浴室用操作装置の形状が同
じ場合において特に有効である。仮に、形状が異なる場
合には、操作装置の取付け方向を検出して、その取付方
向によって表示レイアウトを変更するようにしてもよ
い。
ローチャート図である。ステップＳ１１で、接続された
給湯機本体の識別コードが受信されたか否かを判断し、
識別コードが受信された場合は、設置された操作装置の
台数が１台か否かを判断する（ステップＳ１２）。ステ
ップＳ１２で、設置された操作装置の台数が１台である
と判断された場合には、ステップＳ１３で、前記識別コ
ードをもとに接続された給湯機本体が追焚付給湯機か否
かを判断し、追焚付給湯機であれば、プログラム記憶部
１６に記憶されている操作プログラムの中から前記識別
コードの機種の浴室用操作装置の操作プログラムを選択
する（ステップＳ１４）。ステップＳ１３で、追焚付給
湯機ではないと判断されると、プログラム記憶部１６に
記憶されている操作プログラムの中から前記識別コード
の機種の台所用操作装置の操作プログラムを選択する
（ステップＳ１５）。また、ステップＳ１２で設置され
た操作装置の台数が２台以上であると判断されると、操
作装置１４の表示部兼操作部１８に台所用操作装置、浴
室用操作装置及び補助用操作装置の区分が表示され、こ
のいずれかを選択することで、台所用操作装置、浴室用
操作装置及び補助用操作装置の別が選択され（ステップ
Ｓ１６）、夫々の操作プログラムが選択される（ステッ
プＳ１７）。また、ステップＳ１１で識別コードが受信
されない場合は、ステップＳ１８で操作装置１４の表示
部兼操作部１８に機種名が表示されるので、接続されて
いる機種名を選択してステップＳ１６へ進む。なお、こ
の実施例は台所用操作装置と浴室用操作装置の形状が同
じ場合において特に有効である。仮に、形状が異なる場
合には、操作装置の取付け方向を検出して、その取付方
向によって表示レイアウトを変更するようにしてもよ
い。
【００２１】また、メンテナンス時に操作装置を交換し
た際、例えば、既に浴室用操作装置と台所用操作装置が
設置されていると判断した場合には、新たに交換した操
作装置は、補助用操作装置であると自動的に認識される
ようにしてもよい。
た際、例えば、既に浴室用操作装置と台所用操作装置が
設置されていると判断した場合には、新たに交換した操
作装置は、補助用操作装置であると自動的に認識される
ようにしてもよい。
【図１】本発明の一実施形態に係る給湯装置の構成図
【図２】本発明の一実施形態に係るブロック図
【図３】本発明の一実施形態に係るフローチャート図
【図４】本発明の第２の実施形態に係るフローチャート
図
図
【図５】取付方向検出部の構造を示す図
１…給湯機本体
２…浴室用操作装置
３…台所用操作装置
４、５…運転情報表示部
６、７…スイッチ部
８…給湯機本体の制御部
９…センサ入力回路
１０…負荷制御回路
１１、１９…マイクロコンピュータ
１２、１５…通信回路
１３…機種コード記憶部
１４…操作装置
１６…プログラム記憶部
１７…取付方向検出部
１８…表示部兼操作部
２０、２４…筐体
２１…導電性球体
２２、２６…電極
２３…端子
２５…導電性液体
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 橋井 伸治
兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番１号 日
本ユプロ株式会社内
Ｆターム(参考） 3L024 CC30 DD50 EE03 GG50 HH60
5K048 AA04 AA05 BA14 DC04 EB02
FB10 FB15 FC01 HA01 HA02
HA23
Claims (9)
- 【請求項１】 被制御機器と、前記被制御機器を遠隔操
作するための操作盤からなる操作装置において、前記操
作盤には取付方向を判別するための取付方向検出部と、
前記取付方向検出部により検出された取付方向により定
められたレイアウトに表示部及び操作部を形成する表示
制御部を備えたことを特徴とする操作装置。 - 【請求項２】 給湯機と、前記給湯機を遠隔操作するた
めのリモコンからなる給湯装置において、前記リモコン
には取付方向を判別するための取付方向検出部と、接続
された給湯機及び水栓部から送信される識別信号により
必要な機能を選択する機能選択部と、前記取付方向検出
部により検出された取付方向及び機能選択部により定め
られたレイアウトに表示部及び操作部を形成する表示制
御部を備えたことを特徴とする給湯装置。 - 【請求項３】 給湯機と、前記給湯機を制御するととも
に動作状態を表示するための少なくとも一つ以上のリモ
コンからなる給湯装置において、前記給湯機は、搭載す
る機能を識別するための給湯機識別信号を記憶している
給湯機識別信号記憶部とリモコンとの通信制御部とリモ
コンからの作動指令信号に基き負荷を制御する負荷制御
部を備え、前記リモコンは、動作状態を表示するための
表示部と、給湯機に作動指令信号を送信するための操作
部と、取付場所を判定するための取付方向検出部と、前
記給湯機識別信号から該給湯機に搭載している機能を判
定し操作部にその機能を表示する表示制御部とを備えた
ことを特徴とする給湯装置。 - 【請求項４】 給湯機と、少なくとも一つ以上の浴室機
器と、該給湯機を制御するとともに動作状態を表示する
ための少なくとも一つ以上のリモコンからなる給湯装置
において、該給湯機は、搭載する機能を識別するための
給湯機識別信号を記憶している給湯機識別信号記憶部と
リモコンとの通信制御部とリモコンからの作動指令信号
に基き負荷を制御する負荷制御部を備え、前記リモコン
は、動作状態を表示するための表示部と、給湯機に作動
指令信号を送信するための操作部と、取付場所を判定す
るための取付方向検出部と、前記給湯機識別信号から該
給湯機に搭載している機能を判定し操作部にその機能を
表示する表示制御部とを備えたことを特徴とする給湯装
置。 - 【請求項５】 請求項３乃至４記載の前記給湯機識別信
号は機種判定信号であることを特徴とする給湯装置。 - 【請求項６】 請求項３乃至４記載の前記給湯機識別信
号は搭載機能識別信号であることを特徴とする給湯装
置。 - 【請求項７】 請求項１乃至４記載の取付方向検出部
は、浴室や台所等のリモコン設置場所を設定するリモコ
ン設置位置設定ボタンであることを特徴とする給湯装
置。 - 【請求項８】 請求項１記載の取付場所検出部は、筐体
と、筐体内に設けた一定の絶縁距離を設けた二つの電極
と、通常状態では二つの電極に接している導電性球体と
からなることを特徴とする操作装置。 - 【請求項９】 請求項２乃至４記載の取付場所検出部
は、筐体と、筐体内に設けた一定の絶縁距離を設けた二
つの電極と、通常状態では二つの電極に接している導電
性球体とからなることを特徴とする給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001302456A JP2003111153A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 操作装置及び給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001302456A JP2003111153A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 操作装置及び給湯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003111153A true JP2003111153A (ja) | 2003-04-11 |
Family
ID=19122692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001302456A Pending JP2003111153A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 操作装置及び給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003111153A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005090849A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Rinnai Corp | 給湯システム |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001302456A patent/JP2003111153A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005090849A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Rinnai Corp | 給湯システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040823 |