JP2003110854A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2003110854A
JP2003110854A JP2001304831A JP2001304831A JP2003110854A JP 2003110854 A JP2003110854 A JP 2003110854A JP 2001304831 A JP2001304831 A JP 2001304831A JP 2001304831 A JP2001304831 A JP 2001304831A JP 2003110854 A JP2003110854 A JP 2003110854A
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JP
Japan
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correction circuit
pixel
gamma correction
image
output
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Application number
JP2001304831A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kirita
洋 桐田
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の背景に微小点からなる模様がある場合
に、読み取り後の印字で、背景に微小黒点が生じるのを
防止する。 【解決手段】 CCD21で読み取った原稿の画像信号
を、ガンマ補正回路25を通してガンマ補正し、2値化
出力し、その2値画像を印字するのに、ガンマ補正回路
25の特性を、ある入力値P(例:50%)までは出力
を0とし、その値P以上の入力の場合は、出力有りの特
性とし、原稿の背景模様の微小点のように、面積が1画
素面積に比して小さい場合は、その画素を白として出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、ファク
シミリ装置、複写機能・ファクシミリ機能等の多機能を
有する複合機などの画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像読取装置において、原稿を
読み取る場合、CCDなどの読み取りセンサで、原稿の
画像を画素毎の濃度として検出し、ほぼ入力と出力が比
例的であるガンマ補正回路を経て、その出力に基づいて
2値化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】原稿には、車検証や住
民票のように、背景に微小点からなる背景模様が付され
ているものがある。これらを200dpi程度の解像度
のスキャナで読み取った時、画素中に微小点が多く含ま
れていると、その画素を黒(灰)と判定してしまう。そ
して、原稿の画像データに黒画素が多く含まれ、それを
プリンタでプリントしたり、ディスプレイに表示した時
に黒っぽくなり、文字や図形が読みづらくなったり、読
めなくなってしまうという問題があった。
【0004】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、背景が黒っぽくなり、文字が読みにくく
なるのを防止し、文字や図形の見やすい画像読取装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の画像読取装置
は、原稿上の画像を光電変換し、電気信号に変換する画
像読取素子と、この画像読取素子からの画像信号を画素
毎にガンマ補正するガンマ補正回路とを備え、前記ガン
マ補正回路は読み取りの1画素中の濃度が所定以下の場
合には、白に置き換える特性を有する。
【0006】この画像読取装置では、画素読取素子で原
稿画像が読み取られ、光/電変換により得られた電気信
号は、原稿の極小点の場合、若干の濃度(例:1画素の
49%)の信号が出力される。この出力は、ガンマ補正
回路に入力される。ガンマ補正回路では、入力がある濃
度以下(例:50%)であると白出力とされ、黒印字あ
るいは黒表示されない。
【0007】また、ガンマ補正回路の出力をエッジ強調
回路に通して出力しても良い。エッジ強調により、文字
や図形をより見やすくすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0009】この実施形態ファクシミリ装置は、図1に
示すように、NCU1と、モデム2と、ROM3と、R
AM4と、画像メモリ5と、MPU6と、表示部7と、
操作部8と、画像読取部9と、CODEC10と、プリ
ンタ11と、バス12とを備えている。NCU1は、電
話回線13との接続を制御するとともに、相手先の電話
番号(=対応したダイヤル信号)の送出機能、及び着信
を検出するための機能を備えている。モデム2は、IT
U−T勧告T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順
に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に
従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。
ROM3は装置全体を制御するためのプログラムを記憶
する。RAM4は、ファクシミリ装置に関する各種情報
を一時的に記憶する。また、RAM4には指定発信元と
転送番号、指定転送時間帯と転送先番号をテーブルとし
て記憶している。画像メモリ5は受信画像データや読み
取り部9で読み取られた画像データを一時的に記憶す
る。MPU6は、ROM3に記憶されたプログラムに従
い、装置を構成する各部を制御する。表示部7は装置の
動作状態等の各種情報、転送時間帯表示等の表示を行
う。操作部8はテンキー、ワンタッチキー、スタートキ
ー、その他のキーで構成される。画像読取部9は原稿上
の画像データを読み取って、白黒2値のイメージデータ
を出力する。CODEC10は、送信すべき画データを
符号化し、また受信した画データを復号する。プリンタ
11は、電子写真式のプリンタよりなり、受信画像デー
タやコピー動作において、画像読取部10で読み取られ
た原稿の画像データを記録紙上に記録する。もっとも、
ここに示す実施形態ファクシミリ装置のハード構成は、
特に新規なものではなく、各回路構成自体は、既によく
知られたものである。この実施形態ファクシミリ装置の
新規な特徴事項は、後述するように、画像読取部9の処
理にある。
【0010】画像読取部9は、図2に示すように、CC
D21と、アナログフロントエンド22と、シェーディ
ング補正回路23と、シェーディングRAM24と、ガ
ンマ補正回路(RAM)25と、2値化回路26と、エ
ッジ強調回路27とを備えている。
【0011】CCD21は、ここでは解像度200dp
iのものを使用しており、原稿の1走査線の画像を読み
取り、所定間隔をおいて次の走査線画像を順次に読み取
る。アナログフロントエンド22は、CCD21の出力
をアナログ増幅するとともに、多値化出力する。シェー
ディングRAM24は、原稿が白用紙の場合のアナログ
フロントエンド22の出力をシェーディング補正用に記
憶している。シェーディング補正回路23は、原稿読み
取り時のアナログフロントエンド22の出力をシェーデ
ィングRAM24に記憶してあるシェーディング補正デ
ータにより、シェーディング補正し、出力する。ガンマ
補正回路25は、ここでは図3の特性(b)に示すガン
マ補正を行う。特性(b)は、入力が所定の値Pまでは
出力が0であり、その値以上は入力値に応じた出力を出
す。2値化回路26は、所定のしきい値でガンマ補正回
路25の出力を2値化する。この2値化回路26は、ガ
ンマ補正回路25に含むものであっても良い。また、図
3の(b)の特性は、ここで示すものより傾斜が立って
いても良い。
【0012】今、この実施形態装置において、CCD2
1の解像度を200dpiとする。そうすると、1画素
の大きさは、0.127mm×0.127mmとなる。
これに対し、車検証、住民票などの背景の極小点の大き
さがφ0.05〜0.10mmであり、記載文字の太さ
が0.2mm〜0.25mmとする。
【0013】上記のCCD21で、車検証の極小点を読
み取ると、1画素と極小点の面積比は、 (0.05)2 ×π/(0.127)2=0.0785
/0.016129≒0.49 つまり、49%となる。この極小点を含む画素の黒比率
は49%である。それゆえ、この1画素分を読み取った
CCD21の出力を、アナログフロントエンド22、シ
ェーディング補正回路23を経て、ガンマ補正回路25
に入力すると、ガンマ補正回路25の特性が、図3の
(a)に示す従来特性の場合を想定すると、49%濃度
の1画素分が出力される。この場合、2値化回路26の
しきい値によっては、図4に示すように、1画素が黒の
出力となっている。そのため、車検証を読み取り、印字
すると、極小点が黒点印字され、文字が見えなかった
り、背景が汚くなる。
【0014】これに対し、本発明の実施形態では、ガン
マ補正回路25の入力/出力特性が、図3の(b)に示
す特性であり、2値化回路26のしきい値、あるいは特
性(b)の点Pを50%とすることにより、図4に示す
ように、極小点(微小孤立点)を含む画素は1画素が白
の出力となる。これに対し、文字部の黒画素は入力が5
0%以上が多く、図4に示すように、1画素が黒の出力
となる。そのため、車検証を読み取り印字すると、極小
点は黒印字されないので、背景が白地となり、文字が見
えやすい。
【0015】なお、上記の図3の特性(b)による画像
処理方法に加えて、エッジ強調回路27でエッジ強調処
理を行うと、文字が更にはっきりと見え、原稿の認識性
が向上する。更に、上記の方法に加え、1画素あるいは
2画素程度の孤立点の除去を行うようにしても良い。こ
れによって、原稿汚れ等を除去することができる。これ
は、証明書などで必要な文字には200dpiで1また
は2画素相当の孤立点はほとんどない、からであるこの
実施形態は、ファクシミリ装置なので、ガンマ補正され
た画像信号を2値化する。ファクシミリ装置の場合に
は、孤立点が減るとデータ量も減り、通信時間が減少す
るという効果がある。
【0016】また、上記実施形態では、画像読取素子と
して、CCDを用いているが、これに代えて、密着型イ
メージセンサ(CIS)を用いても良い。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、画像読取素子からの
画像信号を画素毎にガンマ補正するガンマ補正回路を備
え、このガンマ補正回路を読み取りの1画素中の濃度が
所定以下の場合には、白に置き換える特性を有するよう
にしているので、原稿の文字背景の極小点を白にした画
像データを生成でき、この画像データを再生したとき、
背景が黒っぽくなり、文字が読みにくくなることを防止
することができる。
【0018】また、上記ガンマ補正後に、エッジ強調す
れば、文字や図形を見やすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるファクシミリ装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】同ファクシミリ装置の画像読取部の構成を示す
ブロック図である。
【図3】ガンマ補正回路の入力/出力特性を示す図であ
る。
【図4】ガンマ補正回路の従来の特性と、実施形態の特
性を用いた場合の画素の説明をする図である。
【符号の説明】
1 NCU 2 MODEM 3 ROM 4 RAM 5 画像メモリ 6 MPU 7 表示部 8 操作部 9 画像読取部 10 CODEC 11 プリンタ 12 バス 21 CCD 22 アナログフロントエンド 23 シェーディング補正回路 24 シェーディングRAM 25 ガンマ補正回路 26 2値化回路 27 エッジ強調回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿上の画像を光電変換し、電気信号に変
    換する画像読取素子と、 この画像読取素子からの画像信号を画素毎にガンマ補正
    するガンマ補正回路とを備え、 前記ガンマ補正回路は読み取りの1画素中の濃度が所定
    以下の場合には、白に置き換える特性を有することを特
    徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記ガンマ補正回路の出力にエッジ強調回
    路を備え、ガンマ補正された画像信号をエッジ強調する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
JP2001304831A 2001-10-01 2001-10-01 画像読取装置 Pending JP2003110854A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7991231B2 (en) 2005-09-22 2011-08-02 Sharp Kabushiki Kaisha Method and apparatus for determining whether image characters or graphics are handwritten

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7991231B2 (en) 2005-09-22 2011-08-02 Sharp Kabushiki Kaisha Method and apparatus for determining whether image characters or graphics are handwritten

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